JP2507225Y2 - コンベア等における対向ガイドレ―ルの巾調節装置 - Google Patents

コンベア等における対向ガイドレ―ルの巾調節装置

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JP2507225Y2
JP2507225Y2 JP1989121268U JP12126889U JP2507225Y2 JP 2507225 Y2 JP2507225 Y2 JP 2507225Y2 JP 1989121268 U JP1989121268 U JP 1989121268U JP 12126889 U JP12126889 U JP 12126889U JP 2507225 Y2 JP2507225 Y2 JP 2507225Y2
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明男 米山
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株式会社東邦製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、搬送路枠の両側へ設置したガイドレール
を離接調節することを目的としたコンベア等における対
向ガイドレールの巾調節装置に関する。
(従来の技術) 従来、搬送路枠の両側に設けるガイドレールは定位置
に固定されており、その開き巾調節の必要を生じた際
は、取付ボルト、ナットを外したり、締付けたりしてい
た。
(考案により解決すべき課題) 前記従来の装置においては、巾が僅少差の物品を移送
する場合には、ガイドレールの開き巾が同一であっても
支障がないけれども、屡搬送物品の巾が大きく異なる場
合には、ガイドレールの開き巾を当該物品の巾に合わせ
る為に調節しなければならない。この場合にボルト、ナ
ット使用の構造においては、調節作業が繁多となり、か
つ作業中搬送路枠を停止させなければならないなどの問
題点があった。
また、搬送路枠が高い場所にあり、その一側に添って
足場があるような場合には、搬送路枠の一側で巾調節を
しなければならないが、従来の構造では作業が困難でっ
た。
(課題を解決する為の手段) 然るにこの考案は、ガイドレールを支承する対向ブラ
ケットの位置をカム板の回転によって同時に摺動させる
ようにして、開き巾調節を簡単容易にしたものである。
即ちこの考案は、搬送路枠の両側へブラケットで支承
したガイドレールを対向設置し、前記ブラケットを移動
することにより、ガイドレールを離接調節する装置にお
いて、ブラケットは対向立設され、夫々離接方向のスト
ッパーを有しており、前記ブラケットの下部は共通の支
軸に取付けられ、前記支軸が搬送路枠に固定した軸受け
に摺動可能に架設され、前記支軸端にその摺動手段を付
与したコンベア等における対向ガイドレールの巾調節装
置である。
またストッパーは、搬送路枠にブラケットと対向して
立設した板体としたものである。
次に、支軸の摺動手段は、支軸にスプリングを嵌装
し、該スプリングの一端は支軸に固定した止環に当接
し、他端は一側のブラケットに当接し、前記支軸の一端
には前記スライダーの外端面に外周面を当接するカム板
を偏心して取付けたものである。
更に、カム板には回転力を付与する為に、ハンドルを
植設し、又は入力伝導用ギヤーを連結したものである。
前記のように、この考案によればカム板を回転するの
みでガイドレールを離接摺動できると共に、運転中の調
節も可能であり、稼動効率の低下のおそれなく、作業性
も良好である。
(作用) この考案はガイドレールをブラケットで支承し、ブラ
ケットを支軸摺動手段、例えばカム板の回動により移動
させるように構成したので、対向するガイドレールは一
側におけるカム板の回動で平均的に離接摺動してガイド
レールの開き巾を広狭調節する。
(実施例) 次にこの考案の実施例について説明する。
ベルトコンベア1を敷設する搬送路枠2の両側へブラ
ケット3、3aの基部を移動可能に対向設置し、ブラケッ
ト3、3aの上部内側へ夫々ガイドレール4、4aを取付片
13、13aを介して設置し、前記ブラケット3、3aを移動
することにより、ガイドレール4、4aを離接できるよう
にしてある。前記ブラケット3、3aの下部には、共通の
支軸5が横方向に貫通し、支軸5の先端にブラケット3a
の下部を固定し、支軸5の基端側にスライダー6を嵌装
し、このスライダー6に前記ブラケット3の下部を嵌装
してある。前記支軸5の中間部に止環7をビス8で固定
し、前記スライダー6の内端と止環7との間の支軸5に
スプリング9を嵌装し、該スプリング9はブラケット3
を常時加圧している。前記支軸5の基端には、ピン10で
カム板11を偏心して取付け、カム板11の側壁を前記スラ
イダー6の外端に当接してある。前記ブラケット3、3a
の外側には夫々ストッパーとなる板体12、12aが取付片1
3、13aを介して、搬送路枠2の側壁へ固定してある。ま
た、前記支軸5の一側は軸受け14aにより、他側はスラ
イダー6を介して軸受け14により夫々支持しており、前
記軸受け14とストッパー12aは夫々搬送路枠2に横設し
た取付杆15、15aにより搬送路枠2に固定してある。ま
た、軸受14aとストッパー12は夫々搬送路枠2に固定し
てある。更に、前記ブラケット3、3aは、前記取付杆1
5、15aに摺動自在に嵌装してある。
前記実施例について、その動作を説明する。
先づ第2図はガイドレール4、4aの間隔が最も広い場
合である。第2図において、カム板11のハンドル16を矢
示17の方向へ180度回転すると、カム板11も同方向へ回
動して、ピン10に対し偏心量が最も大きくなるので、ス
ライダー6に対し、支軸5は矢示18の方向へ移動し、止
環7によりスプリング9を圧縮する。この場合にブラケ
ット3、3aは夫々矢示19、20の方向へ移動する。そこで
ブラケット3、3aは板体12及び軸受け14aに当接し、ガ
イドレール4、4aの開き巾を最も狭い位置に安定保持す
る(第3図)。
次に、第3図中、ハンドル16を矢示21の方向へ180度
回転すると、スライダー6はスプリング9により矢示22
の方向へ移動すると共に、支軸5もスプリング9により
矢示23の方向へ移動するので、結局ブラケット3、3aの
開きは最大巾になり、そのまま安定保持される(第2
図)。
前記のように、カム板11の回転によりブラケット3、
3aを同時に移動し、ガイドレール4、4aを広狭2通りに
制御することができる。
(実施例2) 次に第4図の実施例は、カム板11の中心部へ軸24を突
出し、軸24にギヤー25を固定し、ギヤー25にギヤー26を
咬み合せてある。ブラケット3、3a、その他の構造は総
て前記実施例1と同一であるから、動作の説明を省略す
る。そこで、カム板11の動作についてのみ説明する。
第5図は実施例1の第2図に相当するのであるが、第
4図中ギヤー25を右又は左の方向に回動し、カム板11を
180度回動すると、前記実施例1と同様にブラケット
3、3aは最狭の位置になる(第3図と同一)。
また、カム板11を更に180度回動すると、カム板11は
旧位置(第4図)になり、ブラケット3、3aの開きは最
も広い巾となる。従って前記実施例1のハンドルに代え
てギヤー25を回転すれば、ブラケット3、3aを介してガ
イドレール4、4aの開き巾を広狭2通りに制御できる。
この場合には、ギヤー25を回転させて調節するので、遠
隔制御ができると共に、ブラケットの設置数に関係な
く、ガイドレールの全長に亘り同時制御が可能である。
(考案の効果) 即ちこの考案によれば、ブラケットで支承したガイド
レールを対向設置し、前記ブラケットを広狭調節する手
段を設置したので、ガイドレールの開き巾はブラケット
を介し簡単、確実に広狭調節し得る効果がある。また、
搬送路枠の一側において調節作業ができる効果もある。
然して構造簡単であり、搬送路枠の使用中も調節でき
るので、ガイドレールの調節作業の為に稼動効率を損す
るおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の一部を切断した拡大側面
図、第2図は同じくガイドレールの開き巾を広くした場
合の一部拡大平面図、第3図は同じくガイドレールの開
き巾を狭くした場合の一部拡大平面図、第4図は同じく
他の実施例の一部を切断した拡大側面図、第5図は同じ
く拡大平面図、第6図はこの考案の使用状態における一
部正面図、第7図は同じく平面図である。 1…ベルトコンベア、2…搬送路枠 3、3a…ブラケット 4、4a…ガイドレール 5…支軸、6…スライダー 9…スプリング、11…カム板 12、12a…板体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路枠の両側へブラケットで支承したガ
    イドレールを対向設置し、前記ブラケットを移動するこ
    とにより、ガイドレールを離接調節する装置において、
    ブラケットは対向設置され、夫々離接方向に板体のスト
    ッパーを搬送路枠にブラケットと対向して立設し、前記
    ブラケットの下部は共通の支軸に取付けられ、前記支軸
    が搬送路枠に固定した軸受けに摺動可能に架設され、前
    記支軸にスプリングを嵌装し、該スプリングの一端は支
    軸に固定した止環に当接し、他端は一側ブラケットの支
    軸に嵌装したスライダーの内端面に当接し、前記支軸の
    一端には前記スライダーの外端面に外周面を当接するカ
    ム板を偏心して取付けたコンベア等における対向ガイド
    レールの巾調節装置
  2. 【請求項2】カム板には回転力を付与する為に、ハンド
    ルを植設し、又は入力伝導用ギヤーを連結した請求項1
    記載のコンベア等における対向ガイドレールの巾調節装
JP1989121268U 1989-10-17 1989-10-17 コンベア等における対向ガイドレ―ルの巾調節装置 Expired - Fee Related JP2507225Y2 (ja)

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