JP2507180B2 - 電気的に加熱可能な透明体及びこれに対する電流をモニタ―する方法 - Google Patents
電気的に加熱可能な透明体及びこれに対する電流をモニタ―する方法Info
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気的に加熱することのできる透明体に及び
この透明体に対する電流をモニターする方法に係り、特
に、加熱することのできる風防ガラス、即ち、加熱式風
防ガラス、と共に使用され、母線バーに通じるリード線
にブレークが生じて電力供給が遮断されてしまう可能性
のある加熱式風防ガラスに於ける電気的加熱コーティン
グの電圧変化を検出して、アークの発生を防止すると共
にその加熱式風防ガラスの付随的な損傷を防止するよう
になすための検出器に関する。
この透明体に対する電流をモニターする方法に係り、特
に、加熱することのできる風防ガラス、即ち、加熱式風
防ガラス、と共に使用され、母線バーに通じるリード線
にブレークが生じて電力供給が遮断されてしまう可能性
のある加熱式風防ガラスに於ける電気的加熱コーティン
グの電圧変化を検出して、アークの発生を防止すると共
にその加熱式風防ガラスの付随的な損傷を防止するよう
になすための検出器に関する。
従来技術 透明体の表面に配置されている母線バーおよび透明な
導電性のコーティングを通して他側の母線バーに電流を
流し、これによりその温度を高めることは知られてい
る。自動車の透明部材、特に加熱式風防ガラスはその主
面上に導電性のコーティングを備えており、このコーテ
ィングは一対の両側に配置された母線バーと接続されて
いる。典型的な加熱式風防ガラスの構造は母線バーに対
してシングルリード線の構造と、デュアルリード線の構
造とを含んでいる。シングルリード線の構造に於いて
は、両側の母線バーは1本の電源リード線にそれぞれ接
続される。デュアルリード線の構造に於いては、2本の
リード線によって少なくとも1つの母線バーは電力が供
給される。各々のリード線は母線バーの反対両端に取付
けられる。この構成に於いては、例え一方のリード線が
断線しても、他方のリード線が引き続き母線バーに電力
を供給することができ、風防ガラスの作動を持続するこ
とができる。
導電性のコーティングを通して他側の母線バーに電流を
流し、これによりその温度を高めることは知られてい
る。自動車の透明部材、特に加熱式風防ガラスはその主
面上に導電性のコーティングを備えており、このコーテ
ィングは一対の両側に配置された母線バーと接続されて
いる。典型的な加熱式風防ガラスの構造は母線バーに対
してシングルリード線の構造と、デュアルリード線の構
造とを含んでいる。シングルリード線の構造に於いて
は、両側の母線バーは1本の電源リード線にそれぞれ接
続される。デュアルリード線の構造に於いては、2本の
リード線によって少なくとも1つの母線バーは電力が供
給される。各々のリード線は母線バーの反対両端に取付
けられる。この構成に於いては、例え一方のリード線が
断線しても、他方のリード線が引き続き母線バーに電力
を供給することができ、風防ガラスの作動を持続するこ
とができる。
加熱式風防ガラスの欠陥の1つの態様は、母線バーお
よび/又はリード線の局部的な過熱である。これは欠陥
を生じた電源リード線や母線バーを通して電流が流れる
ときにアークを発生することの結果として生じる。透明
体が積層された風防ガラスである場合には、アークの発
生によって引き起こされた過熱はプラスチックの内部層
を損傷してしまう。或いは、甚だしい場合には、積層さ
れた透明体を損傷して、その取付け保持能力に悪い影響
を及ぼす。
よび/又はリード線の局部的な過熱である。これは欠陥
を生じた電源リード線や母線バーを通して電流が流れる
ときにアークを発生することの結果として生じる。透明
体が積層された風防ガラスである場合には、アークの発
生によって引き起こされた過熱はプラスチックの内部層
を損傷してしまう。或いは、甚だしい場合には、積層さ
れた透明体を損傷して、その取付け保持能力に悪い影響
を及ぼす。
センサーリード線を使用することによって母線バーリ
ード線に於ける電力断絶状態を検出することによること
が示唆されてきた。このセンサーは母線バーリード線に
沿って延在されるか、或いは電源リード線と母線バーと
の間の結合部又は母線バーに沿うその他の位置にて母線
バー系統に接続される。電源リード線を通して母線バー
に流れる電流はセンサーラインを介してモニターされ、
そのセンサーラインに近いリード線が損傷されたことを
示すであろう予め定めた電圧降下に関して調べられる。
しかしながら、このようなセンサー構造は他の母線バー
に至るリード線に於ける断絶を検出することはできな
い。何故ならば、このセンサーラインは母線バーの一方
に対する電流のみをモニターするからである。更に、デ
ュアルフィード母線バー構造と組み合わされて使用され
るこのセンサー構造は、デュアルフィード構造の利点の
1つを実際上打ち消してしまう、即ち、デュアルフィー
ド母線バー構造に通じる一方の電源リード線に近いセン
サーラインのブレークは例え母線バーに通じる他方のリ
ード線が風防ガラスを継続して作動させている場合でさ
えもその風防ガラスに対する電力供給を停止してしまう
のである。
ード線に於ける電力断絶状態を検出することによること
が示唆されてきた。このセンサーは母線バーリード線に
沿って延在されるか、或いは電源リード線と母線バーと
の間の結合部又は母線バーに沿うその他の位置にて母線
バー系統に接続される。電源リード線を通して母線バー
に流れる電流はセンサーラインを介してモニターされ、
そのセンサーラインに近いリード線が損傷されたことを
示すであろう予め定めた電圧降下に関して調べられる。
しかしながら、このようなセンサー構造は他の母線バー
に至るリード線に於ける断絶を検出することはできな
い。何故ならば、このセンサーラインは母線バーの一方
に対する電流のみをモニターするからである。更に、デ
ュアルフィード母線バー構造と組み合わされて使用され
るこのセンサー構造は、デュアルフィード構造の利点の
1つを実際上打ち消してしまう、即ち、デュアルフィー
ド母線バー構造に通じる一方の電源リード線に近いセン
サーラインのブレークは例え母線バーに通じる他方のリ
ード線が風防ガラスを継続して作動させている場合でさ
えもその風防ガラスに対する電力供給を停止してしまう
のである。
過熱を生じるような形式の加熱式風防ガラスの電気的
加熱装置に於ける何れかの母線バーの電源リード線に生
じた欠陥を検出して、風防ガラスが永続的な損傷を受け
る前に母線バーに対する電流の流れを停止させる能力を
有することが有利である。
加熱装置に於ける何れかの母線バーの電源リード線に生
じた欠陥を検出して、風防ガラスが永続的な損傷を受け
る前に母線バーに対する電流の流れを停止させる能力を
有することが有利である。
ニューマンその他に付与された米国特許明細書第3,87
6,862号は電気的に付勢されるガラスパネルの回路ブレ
ーカーを教示している。導電性コーティングが一対の反
対両側に配置された母線バーを相互に接続しており、脆
性のストリップがこの母線バーおよびコーティングの周
囲を延在されている。この脆いストリップが破壊される
と、パネルに通じる電源は遮断されるのである。
6,862号は電気的に付勢されるガラスパネルの回路ブレ
ーカーを教示している。導電性コーティングが一対の反
対両側に配置された母線バーを相互に接続しており、脆
性のストリップがこの母線バーおよびコーティングの周
囲を延在されている。この脆いストリップが破壊される
と、パネルに通じる電源は遮断されるのである。
ストレングホルトに付与された米国特許明細書第3,89
2,947号は耐震導電性ストリップを備えた電気的に加熱
されるパネルを教示している。母線バーとして機能する
導電性のストリップは、パネル表面上の導電性のコーテ
ィングの何れの部分が接触される前にパネル周囲の回り
に延在される。ストリップの1度のブレーク即ち破壊が
コーティングに電流が流れるのを防止する。
2,947号は耐震導電性ストリップを備えた電気的に加熱
されるパネルを教示している。母線バーとして機能する
導電性のストリップは、パネル表面上の導電性のコーテ
ィングの何れの部分が接触される前にパネル周囲の回り
に延在される。ストリップの1度のブレーク即ち破壊が
コーティングに電流が流れるのを防止する。
シュープに付与された米国特許明細書第4,057,671
号、グリスその他に付与された米国特許明細書第4,323,
726号、およびラマスに付与された米国特許明細書第4,5
43,466号および第4,668,270号は加熱積層された窓を教
示している。この窓は一対の間隔を隔てた母線バーの間
を延在する導電性のコーティング又はワイヤー格子を備
えている。一方の母線バーからコーティング又はワイヤ
ー格子を通して反対側の母線バーへ電流が流れてこの窓
を加熱する。
号、グリスその他に付与された米国特許明細書第4,323,
726号、およびラマスに付与された米国特許明細書第4,5
43,466号および第4,668,270号は加熱積層された窓を教
示している。この窓は一対の間隔を隔てた母線バーの間
を延在する導電性のコーティング又はワイヤー格子を備
えている。一方の母線バーからコーティング又はワイヤ
ー格子を通して反対側の母線バーへ電流が流れてこの窓
を加熱する。
ビッターその他に付与された米国特許明細書第4,565,
919号は加熱式風防ガラスの導電性のコーティングに生
じる亀裂を検出する亀裂検出回路を教示している。この
回路は一方の母線バーを通して導電性のコーティングに
与えられた電圧を反対側の母線バーを通るコーティング
からの出力電圧に比較することによって、コーティング
の抵抗をモニターする。制御スイッチはこの比例関係に
てコーティングに亀裂が生じたことを示す許容できない
値が推測されたときにコーティングに対する電力供給を
停止させる。
919号は加熱式風防ガラスの導電性のコーティングに生
じる亀裂を検出する亀裂検出回路を教示している。この
回路は一方の母線バーを通して導電性のコーティングに
与えられた電圧を反対側の母線バーを通るコーティング
からの出力電圧に比較することによって、コーティング
の抵抗をモニターする。制御スイッチはこの比例関係に
てコーティングに亀裂が生じたことを示す許容できない
値が推測されたときにコーティングに対する電力供給を
停止させる。
シェーブに付与された米国特許明細書第4,808,799号
およびラウシェその他に付与された米国特許明細書第4,
829,163号は一対の反対両側に配置された母線バーを電
気的に接続する導電性のコーティングを有する。加熱式
風防ガラスのための亀裂検出器を教示している。亀裂検
出器は頂部の母線バーに通じるリード線に沿って延在さ
れ、頂部の母線バーとリード線との連結部にてその何れ
か一方へ電気的に接続されている。リード線又は頂部の
母線バーに於ける電圧はこの亀裂検出器を介してモニタ
ーされ、この検出器はリード線又は頂部の母線バーに於
けるモニター電圧が予め定めた値だけ基準電圧から相違
したならば風防ガラスに対する電力供給を停止させる。
およびラウシェその他に付与された米国特許明細書第4,
829,163号は一対の反対両側に配置された母線バーを電
気的に接続する導電性のコーティングを有する。加熱式
風防ガラスのための亀裂検出器を教示している。亀裂検
出器は頂部の母線バーに通じるリード線に沿って延在さ
れ、頂部の母線バーとリード線との連結部にてその何れ
か一方へ電気的に接続されている。リード線又は頂部の
母線バーに於ける電圧はこの亀裂検出器を介してモニタ
ーされ、この検出器はリード線又は頂部の母線バーに於
けるモニター電圧が予め定めた値だけ基準電圧から相違
したならば風防ガラスに対する電力供給を停止させる。
発明の概要 本発明によれば、電気的に加熱可能な透明体であっ
て、 非導電性の基体と、 前記基体の表面上に配置された第1の母線バーと、 前記基体の表面上にて前記第1の母線バーから間隔を
隔てて配置された第2の母線バーと、 前記第1および第2の母線バーを相互に接続し且つ前
記基体上に配置された導電性の加熱部材と、 前記導電性の加熱部材の電圧を検出するための少なく
とも1つの導電性の検出部材であって、前記第1及び第
2の母線バー及び前記導電性の加熱部材から電気的に絶
縁されているものと、 前記第1及び第2の母線バーが前記導電性の加熱部材
と電気的に接続されている位置の間の予め定めた位置に
おいて、前記検出部材の一端部を前記導電性の加熱部材
に電気的に相互接続する接続手段とを含み、 前記加熱部材が前記基体の表面上に備えられた導電性
のコーティングであり、前記第1の母線バーが該コーテ
ィングと接触して前記基体の第1の縁部に沿って配置さ
れ、前記第2の母線バーが前記コーティングと接触して
前記基体の反対側の第2の縁部に沿って配置され、これ
により一方の母線バーから前記コーティングを通して他
方の母線バーへ電流を流せるようにされており、更に、 前記導電性のコーティング及び前記第2の母線バーか
ら電気的に絶縁された第1及び第2の導電性のリード線
を含み、 前記第1の導電性のリード線の一端は前記第1の母線
バーに接続され且つ前記基体の第3の縁部に沿って延び
ており、 前記第2の導電性のリード線の一端は前記第1の母線
バーに接続され且つ前記基体の第4の縁部に沿って延び
ていることを特徴とする電気的に加熱可能な透明体が提
供される。
て、 非導電性の基体と、 前記基体の表面上に配置された第1の母線バーと、 前記基体の表面上にて前記第1の母線バーから間隔を
隔てて配置された第2の母線バーと、 前記第1および第2の母線バーを相互に接続し且つ前
記基体上に配置された導電性の加熱部材と、 前記導電性の加熱部材の電圧を検出するための少なく
とも1つの導電性の検出部材であって、前記第1及び第
2の母線バー及び前記導電性の加熱部材から電気的に絶
縁されているものと、 前記第1及び第2の母線バーが前記導電性の加熱部材
と電気的に接続されている位置の間の予め定めた位置に
おいて、前記検出部材の一端部を前記導電性の加熱部材
に電気的に相互接続する接続手段とを含み、 前記加熱部材が前記基体の表面上に備えられた導電性
のコーティングであり、前記第1の母線バーが該コーテ
ィングと接触して前記基体の第1の縁部に沿って配置さ
れ、前記第2の母線バーが前記コーティングと接触して
前記基体の反対側の第2の縁部に沿って配置され、これ
により一方の母線バーから前記コーティングを通して他
方の母線バーへ電流を流せるようにされており、更に、 前記導電性のコーティング及び前記第2の母線バーか
ら電気的に絶縁された第1及び第2の導電性のリード線
を含み、 前記第1の導電性のリード線の一端は前記第1の母線
バーに接続され且つ前記基体の第3の縁部に沿って延び
ており、 前記第2の導電性のリード線の一端は前記第1の母線
バーに接続され且つ前記基体の第4の縁部に沿って延び
ていることを特徴とする電気的に加熱可能な透明体が提
供される。
また、本発明によれば、透明体の基体表面上に備えら
えた導電性の加熱部材と、該加熱部材の反対両側の縁部
に沿って配置された第1の母線バー及び該第1の母線バ
ーから隔置された第2の母線バーとを有する形式の加熱
可能な透明体に対する電流をモニターする方法であっ
て、 前記透明体を加熱するために前記加熱部材に電流を供給
し、 前記第1及び第2の母線バーの間の予め定めた位置にて
前記加熱部材の電圧をモニターし、 前記電圧が予め定めた電圧に対して所定の関係を有する
ときに前記透明体に対する電流の供給を停止し、 予め定めた位置において前記加熱部材に導電性の検出部
材を電気的に相互接続し、 前記検出部材を前記加熱部材と前記第1及び第2の母線
とから電気的に絶縁する諸段階を含み、 電力は前記第1の母線の両端に対して供給され、 前記第1及び第2の母線間の前記加熱部材の両側の縁部
に沿った該加熱部材の電圧がモニターされることを特徴
とするモニター方法が提供される。
えた導電性の加熱部材と、該加熱部材の反対両側の縁部
に沿って配置された第1の母線バー及び該第1の母線バ
ーから隔置された第2の母線バーとを有する形式の加熱
可能な透明体に対する電流をモニターする方法であっ
て、 前記透明体を加熱するために前記加熱部材に電流を供給
し、 前記第1及び第2の母線バーの間の予め定めた位置にて
前記加熱部材の電圧をモニターし、 前記電圧が予め定めた電圧に対して所定の関係を有する
ときに前記透明体に対する電流の供給を停止し、 予め定めた位置において前記加熱部材に導電性の検出部
材を電気的に相互接続し、 前記検出部材を前記加熱部材と前記第1及び第2の母線
とから電気的に絶縁する諸段階を含み、 電力は前記第1の母線の両端に対して供給され、 前記第1及び第2の母線間の前記加熱部材の両側の縁部
に沿った該加熱部材の電圧がモニターされることを特徴
とするモニター方法が提供される。
実施例 本発明は2つのガラスプライがプラスチックの内部層
によって互いに結合されて構成された積層透明体、特に
風防ガラス、と組み合わせて説明される。しかし、当業
者には明白となるように、本発明は透明体の温度がモニ
ターされる場所に於けるあらゆる種類の加熱式風防ガラ
スに組み込むことができる。
によって互いに結合されて構成された積層透明体、特に
風防ガラス、と組み合わせて説明される。しかし、当業
者には明白となるように、本発明は透明体の温度がモニ
ターされる場所に於けるあらゆる種類の加熱式風防ガラ
スに組み込むことができる。
本発明は加熱式風防ガラスのための電界検出器を教示
する。本発明はギレリーに付与された米国特許明細書第
4,820,902号に記載されたようなデュアルリード母線バ
ー構造とを組み合わせに於いて説明され、その特許の教
示は参照することでここに組み入れられる。しかし、本
発明はラムスに付与された米国特許明細書第4,543,466
号に開示されたようなシングルリード母線バー構造との
組み合わせに於いても使用することができる。本発明に
より教示される検出器は、デュアルリード母線バーに於
ける2つの母線の中の一方の母線だけに欠陥があるなら
ばデュアルリードの加熱式風防ガラスの作動を維持する
ことができるが、風防ガラスの導電コーティングを通る
電流の変化を検出して、デュアルリード母線バーに通じ
るリード線の両方および/又は反対側の母線バーに通じ
るリード線に欠陥があることを示すときは、母線バーに
対する電力供給を遮断する。
する。本発明はギレリーに付与された米国特許明細書第
4,820,902号に記載されたようなデュアルリード母線バ
ー構造とを組み合わせに於いて説明され、その特許の教
示は参照することでここに組み入れられる。しかし、本
発明はラムスに付与された米国特許明細書第4,543,466
号に開示されたようなシングルリード母線バー構造との
組み合わせに於いても使用することができる。本発明に
より教示される検出器は、デュアルリード母線バーに於
ける2つの母線の中の一方の母線だけに欠陥があるなら
ばデュアルリードの加熱式風防ガラスの作動を維持する
ことができるが、風防ガラスの導電コーティングを通る
電流の変化を検出して、デュアルリード母線バーに通じ
るリード線の両方および/又は反対側の母線バーに通じ
るリード線に欠陥があることを示すときは、母線バーに
対する電力供給を遮断する。
第1図、第2図および第3図を参照すれば、透明体10
は外側ガラスプライ12、即ち乗物内部から最も外側に位
置するプライと、積層風防ガラスとして一般に使用され
ているようにポリビニルブチラル(polyvinylbutyral)
とされ得るプラスチック内部層14(第2図および第3図
にのみ示されている)と、内側ガラスプライ16(第2図
および第3図にのみ示されている)とを含んで構成され
ている。加熱構造がこの透明体10を加熱するために備え
られている。本発明で限定するものではないが、この加
熱構造は導電コーティング18を含み、これは外側ガラス
プライ12の内面20上に配備されるのが好ましい。各種の
コーティングはこの透明体10の熱部材として働くために
必要とらえる不可欠な透明度と導電性との組み合わせを
表しているが、好ましいコーティングはギレリーに付与
された米国特許明細書第4,610,771号に開示されたもの
と同じコーティングである。この特許の教示は参照する
ことでここに組み入れられる。このコーティングは亜鉛
錫酸塩のフィルムの間に銀フィルムを配して構成されて
おり、これらのフィルムは何れも磁電スパッタリングに
よって順次に付与されることができる。銀フィルムは導
電層として働き、亜鉛錫酸塩フィルムは銀の反射率をマ
スクするように働く。本発明の好ましい実施例では、こ
のコーティングは銀層が約110オングストロームの厚さ
を有しているときに1平方センチメートル当り約7〜8
オームの電気固有抵抗を一般に示す。
は外側ガラスプライ12、即ち乗物内部から最も外側に位
置するプライと、積層風防ガラスとして一般に使用され
ているようにポリビニルブチラル(polyvinylbutyral)
とされ得るプラスチック内部層14(第2図および第3図
にのみ示されている)と、内側ガラスプライ16(第2図
および第3図にのみ示されている)とを含んで構成され
ている。加熱構造がこの透明体10を加熱するために備え
られている。本発明で限定するものではないが、この加
熱構造は導電コーティング18を含み、これは外側ガラス
プライ12の内面20上に配備されるのが好ましい。各種の
コーティングはこの透明体10の熱部材として働くために
必要とらえる不可欠な透明度と導電性との組み合わせを
表しているが、好ましいコーティングはギレリーに付与
された米国特許明細書第4,610,771号に開示されたもの
と同じコーティングである。この特許の教示は参照する
ことでここに組み入れられる。このコーティングは亜鉛
錫酸塩のフィルムの間に銀フィルムを配して構成されて
おり、これらのフィルムは何れも磁電スパッタリングに
よって順次に付与されることができる。銀フィルムは導
電層として働き、亜鉛錫酸塩フィルムは銀の反射率をマ
スクするように働く。本発明の好ましい実施例では、こ
のコーティングは銀層が約110オングストロームの厚さ
を有しているときに1平方センチメートル当り約7〜8
オームの電気固有抵抗を一般に示す。
底部の母線バー22および頂部の母線バー24は第1図お
よび第2図に示されるようにガラスプライ12上に配置さ
れてコーティング18と接続されるようになされている。
コーティング18の周縁26は透明体10の縁部から間隔を隔
てられている。この被覆されていない縁面積部分はコー
ティング工程の間に透明体10の選択されたこれらの面積
部分をマスキングすることによって形成される。任意で
あるが、このガラスシート全体をコーティングし、しか
る後にそれらの面積部分にてコーティングを削除するこ
ともできる。この被覆されていない縁面積部分はコーテ
ィング18又は底部の母線バー22に接することなく頂部の
母線バー24に対する電気的な接続を可能にしている。風
防ガラス10の頂部の母線バー24に対する接続は一対のリ
ード線28および30を含んでいる。これらのリード線はそ
れぞれ、風防ガラス10の底部縁に沿ってターミナル面積
部分36から互いに反対方向に延在する導電ストリップ32
および34と、反対両側部に沿って延在しストリップ32お
よび34をそれぞれ頂部の母線バー24の両端部に対して接
続する導電側部38および40を含んでいる。このようなデ
ュアルリード構造によれば、電力は頂部の母線バー24の
両方の端部に供給され、これにより母線バー24の長さ部
分を横断し、そして導電コーティング18を通して一層均
等に分布される。更に、一方のリード線に於けるブレー
クは頂部の母線バー24に対する電力供給を止めることに
はならず、残るリード線を通して電力供給が行われるこ
とになる。リード線42は底部の母線バー22をターミナル
面積部分36に接続している。第1図に示されるように、
頂部の母線バー24に対するリード線28および30のストリ
ップ32,34,38および40、そして底部の母線バー22に対す
るリード線42の全ては風防ガラス10に於ける被覆されて
いない縁面積部分に配置されている。本発明に於いて限
定するものではないが、リード線42を介しての底部の母
線バー22に対する電気的な接続、そしてリード線28およ
び30を介しての頂部の母線バー24に対する電気的な接続
は、第1図に示されたようにターミナル面積部分36にて
風防ガラス10の底縁に沿って形成されるのが好ましい
が、これらの接続は風防ガラス10の周縁に沿って何れの
箇所でも行なえることは認識されねばならない。
よび第2図に示されるようにガラスプライ12上に配置さ
れてコーティング18と接続されるようになされている。
コーティング18の周縁26は透明体10の縁部から間隔を隔
てられている。この被覆されていない縁面積部分はコー
ティング工程の間に透明体10の選択されたこれらの面積
部分をマスキングすることによって形成される。任意で
あるが、このガラスシート全体をコーティングし、しか
る後にそれらの面積部分にてコーティングを削除するこ
ともできる。この被覆されていない縁面積部分はコーテ
ィング18又は底部の母線バー22に接することなく頂部の
母線バー24に対する電気的な接続を可能にしている。風
防ガラス10の頂部の母線バー24に対する接続は一対のリ
ード線28および30を含んでいる。これらのリード線はそ
れぞれ、風防ガラス10の底部縁に沿ってターミナル面積
部分36から互いに反対方向に延在する導電ストリップ32
および34と、反対両側部に沿って延在しストリップ32お
よび34をそれぞれ頂部の母線バー24の両端部に対して接
続する導電側部38および40を含んでいる。このようなデ
ュアルリード構造によれば、電力は頂部の母線バー24の
両方の端部に供給され、これにより母線バー24の長さ部
分を横断し、そして導電コーティング18を通して一層均
等に分布される。更に、一方のリード線に於けるブレー
クは頂部の母線バー24に対する電力供給を止めることに
はならず、残るリード線を通して電力供給が行われるこ
とになる。リード線42は底部の母線バー22をターミナル
面積部分36に接続している。第1図に示されるように、
頂部の母線バー24に対するリード線28および30のストリ
ップ32,34,38および40、そして底部の母線バー22に対す
るリード線42の全ては風防ガラス10に於ける被覆されて
いない縁面積部分に配置されている。本発明に於いて限
定するものではないが、リード線42を介しての底部の母
線バー22に対する電気的な接続、そしてリード線28およ
び30を介しての頂部の母線バー24に対する電気的な接続
は、第1図に示されたようにターミナル面積部分36にて
風防ガラス10の底縁に沿って形成されるのが好ましい
が、これらの接続は風防ガラス10の周縁に沿って何れの
箇所でも行なえることは認識されねばならない。
母線バー並びにリード線は、当分野で知られているよ
うな銀を含有するセラミックのフリット材料で作られる
のが好ましい。又、ガラスプライ12の表面20上にスクリ
ーンプリントするように、何れかの都合の良い方法で付
与することができる。プリントの後、このフリット材料
は加熱され、即ち「炎熱加熱」されて溶融され、ガラス
表面に融着される。任意であるが、不透明なセラミック
エナメル境界部44(第2図および第3図にのみ示されて
いる)がガラスプライ12の表面20上に付与されて、母線
バー22および24並びにリード線28,30および42を覆い隠
すようにすることができる。母線バーおよびリード線の
導電性はコーティングの導電性よりもかなり高い値とな
るように選択され、母線バーに沿って非常に均等な電力
分布を形成すると共に、母線バーが過熱することを防止
するようになされる。
うな銀を含有するセラミックのフリット材料で作られる
のが好ましい。又、ガラスプライ12の表面20上にスクリ
ーンプリントするように、何れかの都合の良い方法で付
与することができる。プリントの後、このフリット材料
は加熱され、即ち「炎熱加熱」されて溶融され、ガラス
表面に融着される。任意であるが、不透明なセラミック
エナメル境界部44(第2図および第3図にのみ示されて
いる)がガラスプライ12の表面20上に付与されて、母線
バー22および24並びにリード線28,30および42を覆い隠
すようにすることができる。母線バーおよびリード線の
導電性はコーティングの導電性よりもかなり高い値とな
るように選択され、母線バーに沿って非常に均等な電力
分布を形成すると共に、母線バーが過熱することを防止
するようになされる。
第1図を参照すれば、電荷検出器46はコーティング18
と電気的に相互接続され、母線バー22および24の間の予
め定めた位置にてコーティング電圧をモニターするよう
になされる。第1図に示した本発明の特定の実施例に於
いては、検出器46は導電線、即ち検出ライン48を含む。
この検出ライン48は、ターミナル面積部分36から、頂部
の母線バー24に至るリード線30とコーティング18の周縁
26との間で導電性コーティング18の少なくとも一部を回
って延在している。検出ライン48は、母線バー22および
24の間にて間隔を隔てて配置されたタブ50を含む。この
タブ50は両母線バーに対して予め定めた位置でコーティ
ング18へ向けて延在し、検出ライン48をコーティング18
に電気的に相互接続している。本発明に於いて限定する
ものではないが、第1図に示した本発明の特定の実施例
ではタブ50は頂部の母線バー24の近くに間隔を隔てて配
置され、第3図に示すようにセラミックバンド即ち境界
部44の上に完全に配置されている。これにより、外側の
ガラスプライ12を通して風防ガラス10を見てもこのタブ
50は見えないようになされている。しかしながら、タブ
50は母線バー22および24の間の他の位置に配置されるこ
とができ、又、許されるならば風防ガラス10の視界面積
部分の中に延在されることができる。検出ライン48およ
びタブ50は母線バー並びにリード線と同じ材料で作られ
るのが好ましい。又、同じスクリーンプリント工程の間
に付与されるのが好ましい。
と電気的に相互接続され、母線バー22および24の間の予
め定めた位置にてコーティング電圧をモニターするよう
になされる。第1図に示した本発明の特定の実施例に於
いては、検出器46は導電線、即ち検出ライン48を含む。
この検出ライン48は、ターミナル面積部分36から、頂部
の母線バー24に至るリード線30とコーティング18の周縁
26との間で導電性コーティング18の少なくとも一部を回
って延在している。検出ライン48は、母線バー22および
24の間にて間隔を隔てて配置されたタブ50を含む。この
タブ50は両母線バーに対して予め定めた位置でコーティ
ング18へ向けて延在し、検出ライン48をコーティング18
に電気的に相互接続している。本発明に於いて限定する
ものではないが、第1図に示した本発明の特定の実施例
ではタブ50は頂部の母線バー24の近くに間隔を隔てて配
置され、第3図に示すようにセラミックバンド即ち境界
部44の上に完全に配置されている。これにより、外側の
ガラスプライ12を通して風防ガラス10を見てもこのタブ
50は見えないようになされている。しかしながら、タブ
50は母線バー22および24の間の他の位置に配置されるこ
とができ、又、許されるならば風防ガラス10の視界面積
部分の中に延在されることができる。検出ライン48およ
びタブ50は母線バー並びにリード線と同じ材料で作られ
るのが好ましい。又、同じスクリーンプリント工程の間
に付与されるのが好ましい。
第1図を更に参照すれば、電気リード線52が底部の母
線バー22を電源54の一方の電極に接続している。頂部の
母線バー24に至るリード線28および30は跳越し線、即ち
ジャンパー線、56、とリード線58とによって電源54の他
方の電極に対して共通して配線されている。電圧比較器
60が配線62によって電源54に接続されている。検出ライ
ン48のターミナル面積部分36に於ける端部64は配線66に
よって電圧比較器60に接続されている。
線バー22を電源54の一方の電極に接続している。頂部の
母線バー24に至るリード線28および30は跳越し線、即ち
ジャンパー線、56、とリード線58とによって電源54の他
方の電極に対して共通して配線されている。電圧比較器
60が配線62によって電源54に接続されている。検出ライ
ン48のターミナル面積部分36に於ける端部64は配線66に
よって電圧比較器60に接続されている。
基本的に、電気的に加熱可能な風防ガラスに電力が供
給されると、電界が母線バーの間の導電性コーティング
に発生される。この電界内の電圧はほとんど直線的に分
配され、コーティングに於ける特定位置の電圧は母線バ
ーに対する特定位置の物理的な位置に比例するようにな
る。与えられた位置に関しては、付与される電圧が変化
すると、その与えられた位置の電圧は比較的に変化す
る。この結果、電界検出器がコーティングに於ける予め
定めた電圧変化を検出したならば、母線バーの一方に対
するリード線に欠陥が生じた、即ちブレークした、こと
と見做すことができる。このようにして、本発明の電界
検出器46は検出ライン48を経てタブ50の位置でコーティ
ング18の電圧をモニターすることによってリード線28お
よび30、および/又はリード線42に於けるブレークを検
出するように作動するのである。本発明に於いて限定す
るものではないが、以下の論述の目的に関して、頂部の
母線バー24から底部の母線バー22へとコーティング18を
通して電流が流れ、コーティング18に於ける電圧低下は
頂部の母線バーから底部の母線バーへ向けて生じるよう
になされることが推測される。第1図に示した特定の実
施例では、基準電圧は電源54から電圧比較器60に与えら
れる。リード線28および30を通し、コーティング18を通
して底部の母線バー22およびリード線42へ向けて電流が
流れる。検出ライン48はタブ50によって母線バー22およ
び24の間の予め定めた位置にてコーティング18にてきて
に相互接続されている。コーティング18に於ける電圧は
第1図に示すように比較器60を含む回路68によってモニ
ターされる。比較器60は連続的に電源64からの基準電圧
と検出ライン48および配線66を介して測定したコーティ
ング18の電圧を比較する。検出ライン48からの測定電圧
が予め定めた値につき基準電圧から相違すると、その値
はリード線28および32の両方、或いはリード線42のブレ
ークを示すことになる。或いは、他の場合として予め定
めた電圧基準値を超えるか又はそれより下がると、その
基準電圧はリード線28および32の両方、或いはリード線
42のブレークを示すことになる。回路68からの出力信号
はリード線70を通して与えられる。これは風防ガラス10
に対する電力供給を停止させ、風防ガラス10にアークを
生じるのを防止する共に、それにより生じる局部的な過
熱を防止する。
給されると、電界が母線バーの間の導電性コーティング
に発生される。この電界内の電圧はほとんど直線的に分
配され、コーティングに於ける特定位置の電圧は母線バ
ーに対する特定位置の物理的な位置に比例するようにな
る。与えられた位置に関しては、付与される電圧が変化
すると、その与えられた位置の電圧は比較的に変化す
る。この結果、電界検出器がコーティングに於ける予め
定めた電圧変化を検出したならば、母線バーの一方に対
するリード線に欠陥が生じた、即ちブレークした、こと
と見做すことができる。このようにして、本発明の電界
検出器46は検出ライン48を経てタブ50の位置でコーティ
ング18の電圧をモニターすることによってリード線28お
よび30、および/又はリード線42に於けるブレークを検
出するように作動するのである。本発明に於いて限定す
るものではないが、以下の論述の目的に関して、頂部の
母線バー24から底部の母線バー22へとコーティング18を
通して電流が流れ、コーティング18に於ける電圧低下は
頂部の母線バーから底部の母線バーへ向けて生じるよう
になされることが推測される。第1図に示した特定の実
施例では、基準電圧は電源54から電圧比較器60に与えら
れる。リード線28および30を通し、コーティング18を通
して底部の母線バー22およびリード線42へ向けて電流が
流れる。検出ライン48はタブ50によって母線バー22およ
び24の間の予め定めた位置にてコーティング18にてきて
に相互接続されている。コーティング18に於ける電圧は
第1図に示すように比較器60を含む回路68によってモニ
ターされる。比較器60は連続的に電源64からの基準電圧
と検出ライン48および配線66を介して測定したコーティ
ング18の電圧を比較する。検出ライン48からの測定電圧
が予め定めた値につき基準電圧から相違すると、その値
はリード線28および32の両方、或いはリード線42のブレ
ークを示すことになる。或いは、他の場合として予め定
めた電圧基準値を超えるか又はそれより下がると、その
基準電圧はリード線28および32の両方、或いはリード線
42のブレークを示すことになる。回路68からの出力信号
はリード線70を通して与えられる。これは風防ガラス10
に対する電力供給を停止させ、風防ガラス10にアークを
生じるのを防止する共に、それにより生じる局部的な過
熱を防止する。
先に述べたように、第1図に示すように頂部の母線バ
ーに対する電力デュアルリード構造は一方のリード線の
ブレークを許容できるようにして、残るリード線を介し
て電力を供給して風防ガラス10を引き続き付勢できるよ
うになす。本発明によって教示された電界検出器46はこ
の利点を認め、一方のリード線がブレークしたときのみ
風防ガラス10に対する電源供給を遮断しないのである。
更に詳しくは、電力は頂部の母線バー24、コーティング
18および検出ライン48へと導電径路、即ちリード線28お
よび30を経て供給される。この結果、何れか一方のリー
ド線、例えばリード線28、がブレークして頂部の母線バ
ー24に対する全ての電力がリード線30を介して供給され
るようになされるならば、測定されたコーティング電圧
は目に見える程の変化を生じない。何故ならば、この電
力はコーティング18およびタブ50を介して検出ライン48
へ与えられ、頂部の母線バー24に対する一方のリード線
が作動しない場合であっても電界検出器46は風防ガラス
10が引き続き機能できるようになすからである。両方の
リード線に欠陥が生じて頂部の母線バー24にはもはや全
く電力が供給されず且つコーティング18を流れないとき
は、電圧レベルは上昇し、その電力はリード線に於ける
ブリレークをブリッジする試みを果たす。このようにし
て、アークを生じることで局部的な過熱を生じ、このよ
うな過熱は風防ガラス10を損傷してしまう。頂部の母線
バーに対する電力レベルが低下すると、コーティング18
を流れる電流が減少すると、タブ50に於いてモニターさ
れているコーティング電圧で低下する。検出ライン48か
らの測定されたコーティング電圧が基準電圧から予め定
めた値以上に変化すると、このことはリード線28および
30の両方にブレークを生じたことを示し、回路68は風防
ガラス10に対する電力供給を停止させる信号を発生す
る。
ーに対する電力デュアルリード構造は一方のリード線の
ブレークを許容できるようにして、残るリード線を介し
て電力を供給して風防ガラス10を引き続き付勢できるよ
うになす。本発明によって教示された電界検出器46はこ
の利点を認め、一方のリード線がブレークしたときのみ
風防ガラス10に対する電源供給を遮断しないのである。
更に詳しくは、電力は頂部の母線バー24、コーティング
18および検出ライン48へと導電径路、即ちリード線28お
よび30を経て供給される。この結果、何れか一方のリー
ド線、例えばリード線28、がブレークして頂部の母線バ
ー24に対する全ての電力がリード線30を介して供給され
るようになされるならば、測定されたコーティング電圧
は目に見える程の変化を生じない。何故ならば、この電
力はコーティング18およびタブ50を介して検出ライン48
へ与えられ、頂部の母線バー24に対する一方のリード線
が作動しない場合であっても電界検出器46は風防ガラス
10が引き続き機能できるようになすからである。両方の
リード線に欠陥が生じて頂部の母線バー24にはもはや全
く電力が供給されず且つコーティング18を流れないとき
は、電圧レベルは上昇し、その電力はリード線に於ける
ブリレークをブリッジする試みを果たす。このようにし
て、アークを生じることで局部的な過熱を生じ、このよ
うな過熱は風防ガラス10を損傷してしまう。頂部の母線
バーに対する電力レベルが低下すると、コーティング18
を流れる電流が減少すると、タブ50に於いてモニターさ
れているコーティング電圧で低下する。検出ライン48か
らの測定されたコーティング電圧が基準電圧から予め定
めた値以上に変化すると、このことはリード線28および
30の両方にブレークを生じたことを示し、回路68は風防
ガラス10に対する電力供給を停止させる信号を発生す
る。
同様に、底部の母線バーに対するリード線42がブレー
クを生じると、コーティング18および出力リード線42を
通して電流は殆どもしくは全く流れないことになる。コ
ーティング18を通して流れる電流の値が著しく低減する
ので、母線バーの間の電圧低下は殆ど又は全く無くな
り、コーティング18の全体は頂部の母線バー24の電圧と
殆ど等しくなると推測される。この結果、検出器46によ
って測定されたコーティング電圧は予想されるコーティ
ング電圧の推定値よりも高くなる。コーティング電圧の
このような上昇は回路68によって測定され、この回路は
必要ならば風防ガラス10に対する電力供給を遮断させ
る。
クを生じると、コーティング18および出力リード線42を
通して電流は殆どもしくは全く流れないことになる。コ
ーティング18を通して流れる電流の値が著しく低減する
ので、母線バーの間の電圧低下は殆ど又は全く無くな
り、コーティング18の全体は頂部の母線バー24の電圧と
殆ど等しくなると推測される。この結果、検出器46によ
って測定されたコーティング電圧は予想されるコーティ
ング電圧の推定値よりも高くなる。コーティング電圧の
このような上昇は回路68によって測定され、この回路は
必要ならば風防ガラス10に対する電力供給を遮断させ
る。
本発明で限定するものではないが、上述した検出器46
の作動の特定モードを説明するために、コーティング18
に於ける電圧が端部の母線バー24と底部の母線バー22と
の間で100〜0ボルトにわたってほぼ直線的に変化する
ものと仮定する。又、タブ50はこれらの母線バーの間の
中央に隔てて配置されていると仮定する。電圧分布は通
常の作動状況の下で利用母線バーの間でほぼ直線的に変
化するので、タブ50に於ける電圧は両母線バーの間の全
電圧低下、即ち50ボルトとならねばならない。風防ガラ
ス10に対する電力変動を考慮して、回路68はタブ50に於
けるモニター電圧が予め定めた許容電圧範囲内にあるな
らば風防ガラス10が作動するようになす。この予め定め
た範囲が10ボルトと仮定すれば、風防ガラス10はタブ50
に於けるモニター電圧が40〜60ボルトの範囲内であれば
引き続き作動する。先に説明したように、頂部の母線バ
ー24に対するリード線28および30の両方がブレークした
場合には、頂部の母線バー24に於ける電圧レベルは極端
に低下する。この例に於ける目的として、全電圧の60
%、即ち60ボルト、が頂部の母線バー24に存在すると仮
定する。この結果生じたコーティング18を流れる減少し
た電流は頂部の母線バー24に於ける60ボルトから底部の
母線バーに於ける0ボルトに迄電圧が低下する。タブ50
に於けるモニターしたコーティング電圧は30ボルトとな
り、予め定めた許容作動範囲から外れることになる。こ
の結果、回路68は風防ガラス10に対する電力供給を停止
する信号を発生する。図示した目的に関して再び説明す
るが、両母線バーの間にたったの10ボルトの低下が見ら
れると仮定する。即ち、頂部の母線バー24での電圧レベ
ルが100ボルトで、底部の母線バー22での電圧レベルが9
0ボルトと仮定する。この結果、タブ50に於けるモニタ
ーされたコーティング電圧は95ボルトとなり、この電圧
値は予め定めた許容作動範囲から外れている。従って、
回路68は風防ガラス10に対する電力供給を停止する信号
を発生する。
の作動の特定モードを説明するために、コーティング18
に於ける電圧が端部の母線バー24と底部の母線バー22と
の間で100〜0ボルトにわたってほぼ直線的に変化する
ものと仮定する。又、タブ50はこれらの母線バーの間の
中央に隔てて配置されていると仮定する。電圧分布は通
常の作動状況の下で利用母線バーの間でほぼ直線的に変
化するので、タブ50に於ける電圧は両母線バーの間の全
電圧低下、即ち50ボルトとならねばならない。風防ガラ
ス10に対する電力変動を考慮して、回路68はタブ50に於
けるモニター電圧が予め定めた許容電圧範囲内にあるな
らば風防ガラス10が作動するようになす。この予め定め
た範囲が10ボルトと仮定すれば、風防ガラス10はタブ50
に於けるモニター電圧が40〜60ボルトの範囲内であれば
引き続き作動する。先に説明したように、頂部の母線バ
ー24に対するリード線28および30の両方がブレークした
場合には、頂部の母線バー24に於ける電圧レベルは極端
に低下する。この例に於ける目的として、全電圧の60
%、即ち60ボルト、が頂部の母線バー24に存在すると仮
定する。この結果生じたコーティング18を流れる減少し
た電流は頂部の母線バー24に於ける60ボルトから底部の
母線バーに於ける0ボルトに迄電圧が低下する。タブ50
に於けるモニターしたコーティング電圧は30ボルトとな
り、予め定めた許容作動範囲から外れることになる。こ
の結果、回路68は風防ガラス10に対する電力供給を停止
する信号を発生する。図示した目的に関して再び説明す
るが、両母線バーの間にたったの10ボルトの低下が見ら
れると仮定する。即ち、頂部の母線バー24での電圧レベ
ルが100ボルトで、底部の母線バー22での電圧レベルが9
0ボルトと仮定する。この結果、タブ50に於けるモニタ
ーされたコーティング電圧は95ボルトとなり、この電圧
値は予め定めた許容作動範囲から外れている。従って、
回路68は風防ガラス10に対する電力供給を停止する信号
を発生する。
上述した説明に基づいて、タブ50が一方の母線バーに
接近して配置された通常の作動状況の下で予想されるモ
ニターされるコーティング電圧がその接近した母線バー
の電圧レベルに近いならば、モニターされるコーティン
グ電圧に関する予め定められる許容作動範囲は、リード
線28および30の両方又はリード線42の何れかのブレーク
を検出する検出器能力を保持するために低減されねばな
らないということが明白となろう。特に、第1図を参照
して、タブ50が頂部の母線バー24に接近して配置されて
通常の作動状況の下でタブ50に於けるモニターされるコ
ーティング電圧が95ボルトであると仮定する。先に説明
したように、底部の母線バーのリード線42でプレークし
た状況の下で、モニターされるコーティング電圧は低下
する。しかしながら、予め定めた許容作動範囲が10ボル
トであるならば、検出器46は風防ガラス10に対する電力
供給を停止するようには作動しないのである。何故なら
ば、タブ50に於けるモニターされるコーティング電圧の
上昇が100ボルトを超えることはなく、許容作動範囲内
にあるからである。この結果、電圧に於ける許容できる
上昇は低下される一方、電圧に於ける許容できる低下は
同じ値に維持されるのである。同様に、タブ50が第6図
(更に詳細に後述する)に示すように底部の母線バー22
に接近して配置され、タブ50に於けるモニターされるコ
ーティング電圧が5ボルトであり且つ予め定めた許容作
動範囲が10ボルトであるならば、頂部の母線バーのリー
ド線28および30の両方がブレークしてタブ50に於けるモ
ニターされるコーティング電圧が0ボルトに近い電圧と
なる状況の下で、検出器は風防ガラス10に対する電力供
給を停止させない。何故ならば、0ボルトであるモニタ
ーされたコーティング電圧は許容作動範囲に含まれるか
らである。このような状態の下に、電圧の許容できる低
下は下がる一方、電圧の許容できる上昇は同じ値に維持
されねばならない。
接近して配置された通常の作動状況の下で予想されるモ
ニターされるコーティング電圧がその接近した母線バー
の電圧レベルに近いならば、モニターされるコーティン
グ電圧に関する予め定められる許容作動範囲は、リード
線28および30の両方又はリード線42の何れかのブレーク
を検出する検出器能力を保持するために低減されねばな
らないということが明白となろう。特に、第1図を参照
して、タブ50が頂部の母線バー24に接近して配置されて
通常の作動状況の下でタブ50に於けるモニターされるコ
ーティング電圧が95ボルトであると仮定する。先に説明
したように、底部の母線バーのリード線42でプレークし
た状況の下で、モニターされるコーティング電圧は低下
する。しかしながら、予め定めた許容作動範囲が10ボル
トであるならば、検出器46は風防ガラス10に対する電力
供給を停止するようには作動しないのである。何故なら
ば、タブ50に於けるモニターされるコーティング電圧の
上昇が100ボルトを超えることはなく、許容作動範囲内
にあるからである。この結果、電圧に於ける許容できる
上昇は低下される一方、電圧に於ける許容できる低下は
同じ値に維持されるのである。同様に、タブ50が第6図
(更に詳細に後述する)に示すように底部の母線バー22
に接近して配置され、タブ50に於けるモニターされるコ
ーティング電圧が5ボルトであり且つ予め定めた許容作
動範囲が10ボルトであるならば、頂部の母線バーのリー
ド線28および30の両方がブレークしてタブ50に於けるモ
ニターされるコーティング電圧が0ボルトに近い電圧と
なる状況の下で、検出器は風防ガラス10に対する電力供
給を停止させない。何故ならば、0ボルトであるモニタ
ーされたコーティング電圧は許容作動範囲に含まれるか
らである。このような状態の下に、電圧の許容できる低
下は下がる一方、電圧の許容できる上昇は同じ値に維持
されねばならない。
検出器46のライン48がブレークを生じたならば、回路
68は風防ガラス10が例え作動していてもそれに対する電
力供給を停止することができることは明白である。例え
ば、風防ガラス10の周縁に於いて亀裂が生じ、これがラ
イン48を通って延在するならば、比較器60は例え一方の
リード線が機能しているときでも両方のリード線28およ
び30に於けるブレーク発生を示す電圧読み値を受け取る
のである。
68は風防ガラス10が例え作動していてもそれに対する電
力供給を停止することができることは明白である。例え
ば、風防ガラス10の周縁に於いて亀裂が生じ、これがラ
イン48を通って延在するならば、比較器60は例え一方の
リード線が機能しているときでも両方のリード線28およ
び30に於けるブレーク発生を示す電圧読み値を受け取る
のである。
欠陥を生じた、即ちブレークを生じた検出ライン48が
風防ガラス10の状況に係わる誤った指示を与える可能性
は、第2の検出ラインを追加することで低減することが
できる。第4図を参照すれば、電界検出器146は2つの
別々のライン148aおよび148bを含んでいる。これらのラ
イン148aおよび148bの各々はリード線28および30とコー
ティング周縁26との間を延在している。タブ150aおよび
150bはそれぞれライン148aおよび148bを頂部母線バー24
と底部母線バー22との間の予め定めた位置にてコーティ
ング18に電気的に相互接続している。ターミナル面積部
分36に於いて、ライン148aおよび148bのそれぞれの端部
164aおよび164bはジャンパー線72によって共通して配線
され、リード線74によって比較器60に接続されている。
このような検出器の構造によれば、ライン148a又は148b
の何れかのラインに欠陥が生じ得ることになり、検出器
146が前述したように作動して風防ガラスを機能させ
る。例えば、リード線28および/又はライン148aが風防
ガラス10の周縁に発生した亀裂によって欠陥を生じてい
るがリード線30は機能しているならば、母線バー24、コ
ーティング18およびライン148bに対する電力供給は依然
として続けられ、検出器146が風防ガラス10を作動状態
に維持するのである。リード線28および30の両方に欠陥
が生じて頂部の母線バー24に電力が殆どもしくは全く供
給されないならば、ライン148aおよび148bからの信号が
この欠陥状況を示すのである。
風防ガラス10の状況に係わる誤った指示を与える可能性
は、第2の検出ラインを追加することで低減することが
できる。第4図を参照すれば、電界検出器146は2つの
別々のライン148aおよび148bを含んでいる。これらのラ
イン148aおよび148bの各々はリード線28および30とコー
ティング周縁26との間を延在している。タブ150aおよび
150bはそれぞれライン148aおよび148bを頂部母線バー24
と底部母線バー22との間の予め定めた位置にてコーティ
ング18に電気的に相互接続している。ターミナル面積部
分36に於いて、ライン148aおよび148bのそれぞれの端部
164aおよび164bはジャンパー線72によって共通して配線
され、リード線74によって比較器60に接続されている。
このような検出器の構造によれば、ライン148a又は148b
の何れかのラインに欠陥が生じ得ることになり、検出器
146が前述したように作動して風防ガラスを機能させ
る。例えば、リード線28および/又はライン148aが風防
ガラス10の周縁に発生した亀裂によって欠陥を生じてい
るがリード線30は機能しているならば、母線バー24、コ
ーティング18およびライン148bに対する電力供給は依然
として続けられ、検出器146が風防ガラス10を作動状態
に維持するのである。リード線28および30の両方に欠陥
が生じて頂部の母線バー24に電力が殆どもしくは全く供
給されないならば、ライン148aおよび148bからの信号が
この欠陥状況を示すのである。
第5図は他の検出回路68を示す。この回路68は風防ガ
ラス10に対する電力供給を停止せずにリード線28および
30の何れかに於ける欠陥を検出して指示することを可能
にする。ライン148aの端部164aはリード線76aによって
比較器160aに接続され、ライン148bの端部164bはリード
線76bによって比較器160bに接続されている。比較器160
aおよび160bからの信号は制御装置78によって受け入れ
られる。この制御装置78はこれらの比較器の一方又は両
方がブレークを指示するならば風防ガラス10に対する電
力供給を停止させることができる。何れか一方のリード
線のブレークは例えば光による等の好ましい方法によつ
て運転者に表示される。この構造によれば、何れか一方
に於けるブレークは、2つのリード線の一方のみのブレ
ークであることから風防ガラス10に対する電力の供給を
停止せず、風防ガラスを作動状態に維持して検出するこ
とができるのである。
ラス10に対する電力供給を停止せずにリード線28および
30の何れかに於ける欠陥を検出して指示することを可能
にする。ライン148aの端部164aはリード線76aによって
比較器160aに接続され、ライン148bの端部164bはリード
線76bによって比較器160bに接続されている。比較器160
aおよび160bからの信号は制御装置78によって受け入れ
られる。この制御装置78はこれらの比較器の一方又は両
方がブレークを指示するならば風防ガラス10に対する電
力供給を停止させることができる。何れか一方のリード
線のブレークは例えば光による等の好ましい方法によつ
て運転者に表示される。この構造によれば、何れか一方
に於けるブレークは、2つのリード線の一方のみのブレ
ークであることから風防ガラス10に対する電力の供給を
停止せず、風防ガラスを作動状態に維持して検出するこ
とができるのである。
検出ライン48がブレークを生じる可能性を低減するた
めに、ライン48は短くされ、ストリップ40の僅かな部分
だけに沿って延在するようになされる。第6図を参照す
れば、風防ガラス10の内側部分からリード線30のストリ
ップ40へ向けて走る亀裂は検出器246の検出ライン248を
ブレークすることはない。タブ250はライン248の端部か
ら延在し、底部の母線バー22に近い位置でコーティング
18と接触する。
めに、ライン48は短くされ、ストリップ40の僅かな部分
だけに沿って延在するようになされる。第6図を参照す
れば、風防ガラス10の内側部分からリード線30のストリ
ップ40へ向けて走る亀裂は検出器246の検出ライン248を
ブレークすることはない。タブ250はライン248の端部か
ら延在し、底部の母線バー22に近い位置でコーティング
18と接触する。
当業者にはこの開示による教示に基づいて、検出ライ
ン48が第1図および第4図に示したように頂部の母線バ
ー24に至るリード線とコーティング18の周縁26との間に
配置されねばならない必要のないことが認識されよう。
第7図を参照すれば、検出器346の検出ライン348は、リ
ード線30と風防ガラス10の外側ガラスシート12の周縁と
の間にてリード線、特にリード線30に沿って延在するこ
とができ、タブ350がリード線30を横断して延在するが
両者間には電気的絶縁が維持されて形成されている。タ
ブ350は技術的に好ましい何れかの方法でストリップ40
から電気的に絶縁されている。本発明で限定するもので
はないが、絶縁テープやセラミックエナメル80をタブ35
0とその下側に位置するストリップ40の部分との間に配
置することができる。
ン48が第1図および第4図に示したように頂部の母線バ
ー24に至るリード線とコーティング18の周縁26との間に
配置されねばならない必要のないことが認識されよう。
第7図を参照すれば、検出器346の検出ライン348は、リ
ード線30と風防ガラス10の外側ガラスシート12の周縁と
の間にてリード線、特にリード線30に沿って延在するこ
とができ、タブ350がリード線30を横断して延在するが
両者間には電気的絶縁が維持されて形成されている。タ
ブ350は技術的に好ましい何れかの方法でストリップ40
から電気的に絶縁されている。本発明で限定するもので
はないが、絶縁テープやセラミックエナメル80をタブ35
0とその下側に位置するストリップ40の部分との間に配
置することができる。
ここに説明し示した本発明の形態は、図解した実施例
を示すもので、様々な変化および変更がここに説明し且
つ特許請求の範囲の欄に記載した本発明の範囲から逸脱
することなくなし得るということは理解されよう。
を示すもので、様々な変化および変更がここに説明し且
つ特許請求の範囲の欄に記載した本発明の範囲から逸脱
することなくなし得るということは理解されよう。
第1図は、本発明の特徴を組み込んだ加熱可能な風防ガ
ラスの概略図。 第2図は、第1図の線2−2に沿う分解横断面図であ
り、導電コーティング、頂部および底部の母線バー、頂
部の母線バーのリード線および本発明の電界検出ライン
を示している横断面図。 第3図は、第1図の線3−3に沿う分解横断面図であ
り、電界検出ラインと導電コーティングとの間の接続を
示す横断面図。 第4図は、本発明の他の実施例の概略図。 第5図は、第4図に示した本発明の実施例のための他の
検出回路の概略図。 第6図および第7図は、本発明の更に他の実施例の部分
的な概略図。 10……透明体、12……ガラスプライ、14……内部層、16
……ガラスプライ、18……導電コーティング、20……ガ
ラスプライ12の内面、22……底部の母線バー、24……頂
部の母線バー、26……コーティングの周縁、28,30……
頂部の母線バーのリード線、32,34……ストリップ、36
……ターミナル面積部分、38,40……ストリップ、42…
…底部の母線バーのリード線、44……境界部,46……電
界検出器、48……検出ライン、50……タブ、54……電
源、60……比較器、68……回路、78……制御装置、80…
…絶縁テープ、148a,148b……検出ライン、150a,150b…
…タブ、160a,160b……比較器、246……検出器、248…
…検出ライン、250……タブ、346……検出器、348……
検出ライン、350……タブ。
ラスの概略図。 第2図は、第1図の線2−2に沿う分解横断面図であ
り、導電コーティング、頂部および底部の母線バー、頂
部の母線バーのリード線および本発明の電界検出ライン
を示している横断面図。 第3図は、第1図の線3−3に沿う分解横断面図であ
り、電界検出ラインと導電コーティングとの間の接続を
示す横断面図。 第4図は、本発明の他の実施例の概略図。 第5図は、第4図に示した本発明の実施例のための他の
検出回路の概略図。 第6図および第7図は、本発明の更に他の実施例の部分
的な概略図。 10……透明体、12……ガラスプライ、14……内部層、16
……ガラスプライ、18……導電コーティング、20……ガ
ラスプライ12の内面、22……底部の母線バー、24……頂
部の母線バー、26……コーティングの周縁、28,30……
頂部の母線バーのリード線、32,34……ストリップ、36
……ターミナル面積部分、38,40……ストリップ、42…
…底部の母線バーのリード線、44……境界部,46……電
界検出器、48……検出ライン、50……タブ、54……電
源、60……比較器、68……回路、78……制御装置、80…
…絶縁テープ、148a,148b……検出ライン、150a,150b…
…タブ、160a,160b……比較器、246……検出器、248…
…検出ライン、250……タブ、346……検出器、348……
検出ライン、350……タブ。
Claims (15)
- 【請求項1】電気的に加熱可能な透明体であって、 非導電性の基体と、 前記基体の表面上に配置された第1の母線バーと、 前記基体の表面上にて前記第1の母線バーから間隔を隔
てて配置された第2の母線バーと、 前記第1および第2の母線バーを相互に接続し且つ前記
基体上に配置された導電性の加熱部材と、 前記導電性の加熱部材の電圧を検出するための少なくと
も1つの導電性の検出部材であって、前記第1及び第2
の母線バー及び前記導電性の加熱部材から電気的に絶縁
されているものと、 前記第1及び第2の母線バーが前記導電性の加熱部材と
電気的に接続されている位置の間の予め定めた位置にお
いて、前記検出部材の一端部を前記導電性の加熱部材に
電気的に相互接続する接続手段とを含み、 前記加熱部材が前記基体の表面上に備えられた導電性の
コーティングであり、前記第1の母線バーが該コーティ
ングと接触して前記基体の第1の縁部に沿って配置さ
れ、前記第2の母線バーが前記コーティングと接触して
前記基体の反対側の第2の縁部に沿って配置され、これ
により一方の母線バーから前記コーティングを通して他
方の母線バーへ電流を流せるようにされており、更に、 前記導電性のコーティング及び前記第2の母線バーから
電気的に絶縁された第1及び第2の導電性のリード線を
含み、 前記第1の導電性のリード線の一端は前記第1の母線バ
ーに接続され且つ前記基体の第3の縁部に沿って延びて
おり、 前記第2の導電性のリード線の一端は前記第1の母線バ
ーに接続され且つ前記基体の第4の縁部に沿って延びて
いることを特徴とする電気的に加熱可能な透明体。 - 【請求項2】請求項1に記載された透明体であって、前
記検出部材の電圧を測定する測定手段、およびこの測定
した電圧の変化に応答して前記透明体に付与される電流
供給を停止させるようになす応答手段、を更に含んで構
成されたことを特徴とする電気的に加熱可能な透明体。 - 【請求項3】請求項2に記載された透明体であって、前
記応答手段が測定した電圧を予め定めた電圧と比較する
比較手段と、該比較手段に応答し、測定した電圧が前記
予め定めた電圧と予め定めた関係を有しているときに前
記透明体に対する電流供給を停止させる停止手段と、を
含んで構成されていることを特徴とする電気的に加熱可
能な透明体。 - 【請求項4】請求項3に記載された透明体であって、前
記第2の母線バー、前記第1及び第2の導電性のリード
線および前記検出部材が前記透明体の前記第2の縁部に
沿って互いに接近されたターミナル部分を備えているこ
とを特徴とする電気的に加熱可能な透明体。 - 【請求項5】請求項3に記載された透明体であって、前
記基体が第1のガラスシートであり、又、少なくとも1
つの追加のガラスシートを含み、前記第1のガラスシー
トの前記表面に配置された前記コーティング、母線バ
ー、導電性のリード線および検出部材が両ガラスシート
の間に位置決めされている、ことを特徴とする電気的に
加熱可能な透明体。 - 【請求項6】請求項3に記載された透明体であって、前
記コーティングが前記基体の周縁から間隔を隔てた端部
を有しており、前記検出部材が前記基体の周縁の一部と
前記コーティングの前記端部との間で基体の前記表面に
沿って延在している、ことを特徴とする電気的に加熱可
能な透明体。 - 【請求項7】請求項6に記載された透明体であって、前
記検出部材が前記コーティングの前記端部と前記導電性
のリード線の少なくとも一部との間で前記基体の前記表
面に沿って延在している、ことを特徴とする電気的に加
熱可能な透明体。 - 【請求項8】請求項6に記載された透明体であって、前
記検出部材が前記第3の縁部と前記第1の導電性のリー
ド線の少なくとも一部との間で前記基体の前記表面に沿
って延在しており、また、タブが前記第1の導電性のリ
ード線の一部と重ねられており、また、前記第1の導電
性のリード線の前記一部から前記タブを電気的に絶縁す
る絶縁手段を更に含んでいる、ことを特徴とする電気的
に加熱可能な透明体。 - 【請求項9】請求項6に記載された透明体であって、前
記検出部材が前記第3の縁部と前記コーティングの前記
端部との間にて前記基体の前記表面に沿って延在してい
て、前記両母線バー間の予め定めた第1の位置にて前記
コーティングと電気的に相互接続されており、また、前
記コーティングおよび両母線バーから電気的に絶縁され
且つ前記第4の縁部と前記コーティングの前記端部との
間にて前記基体の前記表面に沿って延在する第2の導電
性の検出部材を更に含み、また、前記接続手段が前記第
2の検出部材を両母線バーの間の予め定めた第2の位置
で前記導電性のコーディング線に接続している、ことを
特徴とする電気的に加熱可能な透明体。 - 【請求項10】請求項9に記載された透明体であって、
前記電圧測定手段が前記検出部材のそれぞれの電圧を測
定する測定手段を含み、前記応答手段が前記検出部材か
らの測定した電圧の各々を予め定めた電圧値と比較する
比較手段、および該比較手段に応答し、測定した両電圧
が前記予め定めた電圧に対して予め定めた関係を有する
ときに前記透明体に対する電流供給を停止するようにな
す停止手段、を含んでいる、ことを特徴とする電気的に
加熱可能な透明体。 - 【請求項11】請求項9に記載された透明体であって、
前記電気的な接続手段が更に第1および第2のタブを含
み、該タブは前記第1および第2の検出部材の各端部を
それぞれ前記第1および第2の位置にて前記導電性のコ
ーティングに接続している、ことを特徴とする電気的に
加熱可能な透明体。 - 【請求項12】請求項11に記載された透明体であって、
前記第1の検出部材が前記コーティングの前記端部と前
記第1の導電性のリード線の少なくとも一部との間で前
記基体の前記表面に沿って延在し、前記第2の検出部材
が前記コーティングの前記端部と前記第2の導電性のリ
ード線の少なくとも一部との間で前記基体の前記表面に
沿って延在している、ことを特徴とする電気的に加熱可
能な透明体。 - 【請求項13】請求項11に記載された透明体であって、
前記第1の検出部材が前記第3の縁部と前記第1の導電
性のリード線の少なくとも一部との間で前記基体の前記
表面に沿って延在しており、前記第2の検出部材が前記
第4の縁部と前記第2の導電性のリード線の少なくとも
一部との間で前記基体の前記表面に沿って延在してお
り、前記第1および第2のタブが前記第1および第2の
導電性のリード線の選択された部分の上にそれぞれ重な
っており、これらタブを前記第1および第2の導電性の
リード線のそれぞれの前記選択された部分から電気的に
絶縁する絶縁手段を更に含んでいる、ことを特徴とする
電気的に加熱可能な透明体。 - 【請求項14】透明体の基体表面上に備えらえた導電性
の加熱部材と、該加熱部材の反対両側の縁部に沿って配
置された第1の母線バー及び該第1の母線バーから隔置
された第2の母線バーとを有する形式の加熱可能な透明
体に対する電流をモニターする方法であって、 前記透明体を加熱するために前記加熱部材に電流を供給
し、 前記第1及び第2の母線バーの間の予め定めた位置にて
前記加熱部材の電圧をモニターし、 前記電圧が予め定めた電圧に対して所定の関係を有する
ときに前記透明体に対する電流の供給を停止し、 予め定めた位置において前記加熱部材に導電性の検出部
材を電気的に相互接続し、 前記検出部材を前記加熱部材と前記第1及び第2の母線
とから電気的に絶縁する諸段階を含み、 電力は前記第1の母線の両端に対して供給され、 前記第1及び第2の母線間の前記加熱部材の両側の縁部
に沿った該加熱部材の電圧がモニターされることを特徴
とするモニター方法。 - 【請求項15】請求項14に記載された方法であって、前
記導電性の加熱部材が導電性のコーティングであること
を特徴とするモニター方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US444206 | 1989-12-01 | ||
US07/444,206 US4994650A (en) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | Electric field detector for a heatable windshield |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03182857A JPH03182857A (ja) | 1991-08-08 |
JP2507180B2 true JP2507180B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=23763936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2328785A Expired - Fee Related JP2507180B2 (ja) | 1989-12-01 | 1990-11-28 | 電気的に加熱可能な透明体及びこれに対する電流をモニタ―する方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4994650A (ja) |
EP (1) | EP0430119B1 (ja) |
JP (1) | JP2507180B2 (ja) |
KR (1) | KR950006629B1 (ja) |
CA (1) | CA2028521C (ja) |
DE (1) | DE69015789T2 (ja) |
Families Citing this family (41)
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---|---|---|---|---|
US5089687A (en) * | 1990-10-02 | 1992-02-18 | Ppg Industries, Inc. | Bus bar jumper for heatable windshield |
US5208444A (en) * | 1990-11-01 | 1993-05-04 | Ppg Industries, Inc. | Electrical connectors for electrically heated vehicle windows |
US5543601A (en) * | 1990-11-01 | 1996-08-06 | Ppg Industries Inc. | Multiple connection terminal assembly for an electrically heated transparency |
US5434384A (en) | 1991-07-22 | 1995-07-18 | Ppg Industries, Inc. | Coated windshield with special heating circuit for wiper arm storage area |
US5824993A (en) * | 1995-05-04 | 1998-10-20 | Ford Motor Company | Arrangement for heating an automobile glazing unit |
US5973294A (en) * | 1998-08-17 | 1999-10-26 | Schatt; Michael | Heated windshield scraper device |
DE10022409C1 (de) * | 2000-05-09 | 2002-04-04 | Saint Gobain Sekurit D Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Verbundscheibe mit einer transparenten korrosionsgeschützten Flächenbeschichtung sowie Verbundscheibe |
EP1174910A3 (en) * | 2000-07-20 | 2010-01-06 | Applied Materials, Inc. | Method and apparatus for dechucking a substrate |
DE10126869A1 (de) * | 2001-06-01 | 2002-12-19 | Saint Gobain Sekurit D Gmbh | Elektrisch beheizbare Scheibe |
US6794882B2 (en) | 2002-07-30 | 2004-09-21 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Rupture detector for windshield assembly |
US20060042076A1 (en) * | 2004-08-24 | 2006-03-02 | Fry's Metals, Inc. | Bus bar system for heatable glass |
US7180031B1 (en) * | 2005-09-19 | 2007-02-20 | Automotive Components Holdings, Llc | Electrical connection in glazing operations |
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