JP2507058Y2 - バイトホルダ - Google Patents

バイトホルダ

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JP2507058Y2
JP2507058Y2 JP1991088468U JP8846891U JP2507058Y2 JP 2507058 Y2 JP2507058 Y2 JP 2507058Y2 JP 1991088468 U JP1991088468 U JP 1991088468U JP 8846891 U JP8846891 U JP 8846891U JP 2507058 Y2 JP2507058 Y2 JP 2507058Y2
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JP
Japan
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tool
clearance angle
bite
general
mounting groove
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JP1991088468U
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見 力 男 鶴
本 功 松
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、旋盤や平削盤
(プレーナ)等の工作機械の研削に使用される総形バイ
トのような研削バイトのバイトホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図8に示されるように、旋盤a
の刃物台bには、バイトホルダCが複数の取付ボルトd
で着脱自在に取付けられており、このバイトホルダCに
おける本体cには、断面がコ字状のバイト取付溝c1 が
形成されており、このバイト取付溝c1 には、総形バイ
トeが複数の押しねじfで着脱自在に取付けられてい
る。従って、上記総形バイトeは、ワークの研削時、回
転しているワークに当接することにより所望の形状に研
削するようになっている。
【0003】一方、この種のバイトホルダCは、図9及
び図10に示されるように構成されている。
【0004】即ち、図9及び図10において、バイトホ
ルダCの本体cには、断面がコ字状をなすバイト取付溝
c1 が形成されており、このバイト取付溝c1 内には、
総形バイトeが挿着されており、この総形バイトeは複
数の固定ボルト(押しねじ)fで上記バイト取付溝c1
内に固定されている。又、上記バイト取付溝c1 の反対
側の上記本体cには、扁平固定部c2 が形成されてお
り、この扁平固定部c2は上記旋盤aの刃物台bに複数
の取付ボルトdで着脱自在に取付けられている。
【0005】特に、図9に示されるように、上記バイト
取付溝c1 は、上記総形バイトeを平行に取付けるよう
に形成されており、上記バイト取付溝c1 の反対側の上
記扁平固定部c2 はバイト取付溝c1 に平行して形成さ
れている。
【0006】又一方、図9に示されるように、上記総形
バイトeの切削部には、第1逃げ角面e1 と第2逃げ角
面e2 及び刃先面e3 が形成されており、上記総形バイ
トeの切削部は、図11に示されるような研削盤gの研
削砥石(グラインダー)g1で研削して再生している。
【0007】即ち、上記研削盤gのマグネットチャツク
g2 には、上記バイトホルダCから取り外された上記総
形バイトeが摩耗した切削部を研削し得るように載置し
て固定されており、上記研削砥石(グラインダー)g1
が摩耗した切削部を研削して再生している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たバイトホルダCは、上記総形バイトeの切削部の研削
作業をする際、上記旋盤aの刃物台bから複数の取付ボ
ルトdを緩めて取り外し、さらに、上記バイトホルダC
から上記総形バイトeを押しねじfを緩めて取り外し、
この総形バイトeを上記研削盤gのマグネットチャツク
g2 に直接に載置して固定し、これを所定の傾斜角度に
上記研削砥石g1 で研削して再生している関係上、上記
総形バイトeの第1逃げ角面e1 、第2逃げ角面e2 及
び刃先面e3 をそれぞれの傾斜角に合わせながら研削し
なければならないから、研削時の取扱い操作が面倒であ
るばかりでく、時間と労力を費やし、生産性の向上を図
ることが困難である。
【0009】又一方、上記研削盤gの上記研削砥石(グ
ラインダー)g1 は、上記総形バイトeの第1逃げ角面
e1 、第2逃げ角面e2 及び刃先面e3 をそれぞれの傾
斜角に合わせながら研削する時、上記総形バイトeの第
1逃げ角面e1 、第2逃げ角面e2 及び刃先面e3 の傾
斜角度に合わせて研削しなければならないから、場合に
よっては、上記研削砥石g1 の研削面を第1逃げ角面e
1 、第2逃げ角面e2及び刃先面e3 の各傾斜角度に合
わせて予め整形しなければならない等の問題がある。
【0010】本考案は、上述した問題を解消するため
に、予め、バイトホルダの形状を総形バイトの第1逃げ
角面、第2逃げ角面及び刃先面をそれぞれの傾斜角に合
わせて整形しておくことにより、上記バイトホルダに総
形バイトを取付けたまま研削盤のマグネットチャツクの
取付けて、摩耗した切削部を研削砥石で正確にして敏速
に研削再生できるようにしたバイトホルダを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、本体に断面が
コ字状をなすバイト取付溝を形成し、このバイト取付溝
内に総形バイトを挿着して固定ボルトで固定し、上記バ
イト取付溝の反対側に上記本体に扁平固定部を形成し、
摩耗した総形バイトの切削部を研削盤で研削再生するバ
イトホルダにおいて、上記扁平固定部の端面を上記総形
バイトの第1逃げ角面と同じように水平にして第1逃げ
角面を研削するように形成し、上記バイト取付溝の端面
を上記総形バイトの第2逃げ角面と同じように水平にし
て第2逃げ角面を研削するように形成し、上記本体の尾
端部を上記総形バイトの刃先面と同じように水平にして
刃先面を研削するように形成したものである。
【0012】
【作用】本考案は、予め、バイトホルダの形状を総形バ
イトの第1逃げ角面、第2逃げ角面及び刃先面をそれぞ
れの傾斜角に合わせて整形しておくことにより、上記総
形バイトを上記バイトホルダに取付たまま研削盤のマグ
ネットチャツクに取付け、上記研削盤の上記研削砥石を
水平にした状態で総形バイトの第1逃げ角面、第2逃げ
角面及び刃先面をそれぞれの各傾斜角に合わせて整形
し、総形バイトの取付けや研削動作を簡素化し、摩耗し
た切削部を研削砥石で正確にして敏速に研削再生できる
ものである。
【0013】
【実施例】以下、本考案を図示のー実施例について説明
する。
【0014】図1乃至図7において、符号1は、例え
ば、旋盤の刃物台に取付けられるバイトホルダの本体で
あって、この本体1には、断面がコ字状をなすバイト取
付溝2が形成されており、このバイト取付溝2内には、
総形バイト3が挿着されて複数の固定ボルト4で固定さ
れている。又、上記バイト取付溝2の反対側の上記本体
1には、扁平固定部5が形成されており、この扁平固定
部5の端面5aは上記総形バイト3の第1逃げ角面3a
と同じように水平にして第1逃げ角面3aを研削するよ
うに形成されている(図2参照)。さらに、上記バイト
取付溝側2の端面2aは上記総形バイト3の第2逃げ角
面3bと同じように水平にして第2逃げ角面3bを研削
するように形成されており(図3参照)、上記本体1の
尾端部1aは総形バイト3の刃先面3cと同じように水
平にして刃先面3cを研削するように形成されている
(図4参照)。
【0015】以下、本考案の作用について説明する。
【0016】予め、バイトホルダにおける本体1の形状
は総形バイト3の第1逃げ角面3a、第2逃げ角面3b
及び刃先面3cをそれぞれの傾斜角1a、2a、5aに
合わせて整形されている。
【0017】次に、総形バイト3の第1逃げ角面3aを
再研削する場合、図5に示されるように、上記総形バイ
ト3を上記バイトホルダにおける本体1に取付たまま研
削盤gのマグネットチャツクg2 に取付ける。即ち、上
記本体1における扁平固定部5の端面5aをマグネット
チャツクg2 の水平な頂面に取付けることにより、上記
扁平固定部5の端面5aと総形バイト3の第1逃げ角面
3aとは水平な状態に保持されて直ちに研削することが
できる。
【0018】又一方、総形バイト3の第2逃げ角面3b
を再研削する場合、図6に示されるように、上記総形バ
イト3を上記バイトホルダにおける本体1に取付たまま
研削盤gのマグネットチャツクg2 に取付ける。即ち、
上記本体1における上記バイト取付溝側2の端面2aを
マグネットチャツクg2 の水平な頂面に取付けることに
より、上記バイト取付溝側2の端面2aと総形バイト3
の第2逃げ角面3bとは水平な状態に保持されて直ちに
研削することができる。
【0019】他方、総形バイト3の刃先面3cを再研削
する場合、図7に示されるように、上記総形バイト3を
上記バイトホルダにおける本体1に取付たまま研削盤g
のマグネットチャツクg2 に取付ける。即ち、上記本体
1における上記本体1の尾端部1aを総形バイト3の刃
先面3cと同じように水平にしてマグネットチャツクg
2 の水平な頂面に取付けることにより、上記本体1の尾
端部1aと総形バイト3の刃先面3cとは水平な状態に
保持されて直ちに研削することができる。
【0020】このようにして本考案は、バイトホルダに
おける本体1の形状を総形バイト3の第1逃げ角面3
a、第2逃げ角面3b及び刃先面3cをそれぞれの傾斜
角1a、2a、5aに合わせて整形しているため、バイ
トホルダにおける本体1の傾斜角をマグネットチャツク
g2 の水平な頂面に取付けることにより、直ちに摩耗し
た切削部を研削砥石g1 で正確にして敏速に研削再生で
きる。
【0021】
【考案の効果】以上述べたように本考案は、本体1に断
面がコ字状をなすバイト取付溝2を形成し、このバイト
取付溝2内に総形バイト3を挿着して固定ボルト4で固
定し、上記バイト取付溝2の反対側に上記本体1に扁平
固定部5を形成し、摩耗した総形バイト3の切削部を研
削盤で研削再生するバイトホルダにおいて、上記扁平固
定部5の端面5aを上記総形バイト3の第1逃げ角面3
aと同じように水平にして第1逃げ角面3aを研削する
ように形成し、上記バイト取付溝2の端面2aを上記総
形バイト3の第2逃げ角面3bと同じように水平にして
第2逃げ角面3bを研削するように形成し、上記本体1
の尾端部1aを上記総形バイト3の刃先面3cと同じよ
うに水平にして刃先面3cを研削するように形成してあ
るので、総形バイトの取付けや研削作業を簡素化して研
削再生能率を上げることができるばかりでなく、摩耗し
た総形バイトの切削部を研削砥石で正確にしかも敏速に
研削再生できると共に、取扱い操作も熟練を要すること
なくできる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバイトホルダの斜面図。
【図2】本考案のバイトホルダの一部を破截すると共に
総形バイトを取付けた状態を示す図。
【図3】本考案のバイトホルダの作用を説明するための
図。
【図4】本考案のバイトホルダの作用を説明するための
図。
【図5】本考案のバイトホルダを使用して研削盤で研削
するのを説明するための図。
【図6】本考案のバイトホルダを使用して研削盤で研削
するのを説明するための図。
【図7】本考案のバイトホルダを使用して研削盤で研削
するのを説明するための図。
【図8】従来のバイトホルダを使用した旋盤の一部を示
す正面図。
【図9】従来のバイトホルダの斜面図。
【図10】総形バイトの斜面図。
【図11】バイトホルダを使用してバイトを研削する研
削盤の正面図。
【符号の説明】
1 本体 1a 尾端部 2 バイト取付溝 2a 端面 3 総形バイト 3a 第1逃げ角面 3b 第2逃げ角面 3c 刃先面 5 扁平固定部 5a 端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−179709(JP,U) 実開 昭58−196049(JP,U) 実開 平3−1747(JP,U) 特公 昭42−15176(JP,B2) 実公 平2−36687(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体1に断面がコ字状をなすバイト取付溝
    2を形成し、このバイト取付溝2内に総形バイト3を挿
    着して固定ボルト4で固定し、上記バイト取付溝2の反
    対側に上記本体1に扁平固定部5を形成し、摩耗した総
    形バイト3の切削部を研削盤で研削再生するバイトホル
    ダにおいて、上記扁平固定部5の端面5aを上記総形バ
    イト3の第1逃げ角面3aと同じように水平にして第1
    逃げ角面3aを研削するように形成し、上記バイト取付
    溝2の端面2aを上記総形バイト3の第2逃げ角面3b
    と同じように水平にして第2逃げ角面3bを研削するよ
    うに形成し、上記本体1の尾端部1aを上記総形バイト
    3の刃先面3cと同じように水平にして刃先面3cを研
    削するように形成したことを特徴とするバイトホルダ。
JP1991088468U 1991-10-02 1991-10-02 バイトホルダ Expired - Lifetime JP2507058Y2 (ja)

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JPH0531806U JPH0531806U (ja) 1993-04-27
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JP6120648B2 (ja) * 2013-04-05 2017-04-26 Ntn株式会社 修正部材製造装置および修正部材の製造方法

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