JP2506520Y2 - ケ―ブル巻き取りドラム - Google Patents

ケ―ブル巻き取りドラム

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JP2506520Y2
JP2506520Y2 JP1989152378U JP15237889U JP2506520Y2 JP 2506520 Y2 JP2506520 Y2 JP 2506520Y2 JP 1989152378 U JP1989152378 U JP 1989152378U JP 15237889 U JP15237889 U JP 15237889U JP 2506520 Y2 JP2506520 Y2 JP 2506520Y2
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JP
Japan
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drum
cable
winding drum
collar
winding
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勝也 小谷
秀顕 田村
博之 城戸
信行 新井
祐一 吉沢
高 長谷川
明夫 佐藤
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Aichi Corp
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Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一本の回転シャフトに対して巻胴の片側に
鍔を取り付けたドラム半体を順次挿通し、かつ最後に一
枚の鍔を挿通することによって複数のドラムが連続して
組み立てられ、かつケーブル巻き取り後の分解も容易に
なし得るようにしたケーブル巻き取りドラムに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来のケーブル巻き取りドラム10は第4図に示す如
く、巻胴10aの左右に一対の鍔10b、10bをねじ10c、10c
で取り付けて構成され、ケーブル巻き取りドラム10を複
数連続させる場合は、回転シャフト11に同じケーブル巻
き取りドラム10、10を順次挿通することにより構成して
いるのが実情である。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の様な、従来のケーブル巻き取りドラム10は、巻
胴10aに対して左右一対の鍔10b、10bをねじ10c、10cで
取り付けなければならないから、その組み立てが非常に
煩雑であり、しかも工数がかかりコスト的にも高価とな
っていた。また、ケーブル12を巻胴10aに巻回するに当
たり、ケーブル12の先端に結束されている細目のロープ
13がケーブル12に先行して巻胴10aに巻回されるのであ
るが、ロープ13の巻回が巻胴10aの片側に偏って巻回さ
れるためにロープ13に連続するケーブル12の巻回に凹凸
乃至乱巻きが発生し易く、トラバーサーでもって左右に
シフトしながら巻回しても整然と巻回することが極めて
困難であり、かつ巻胴10aに巻回したケーブル12を巻胴1
0aより抜き取る場合も、その手順として片方の鍔10bを
取り外し、しかる後に結束用の針金でロープ13及びケー
ブル12の結束をするのであるが針金が掛け難く、そのた
めにロープ13及びケーブル12がバラバラに崩れてしまっ
て効率の良い作業が実施できない等種々の問題を有して
いた。
〔考案の目的及び課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、一本の回転シャフトに対
して巻胴の片側に鍔を取り付けたドラム半体を順次挿通
し、かつ最後に一枚の鍔を挿通することによって複数の
ドラムが連続して組み立てられ、かつケーブル巻き取り
後の分解も容易になし得るようにしたケーブル巻き取り
ドラムを提供することにあり、そのために、「巻胴の片
側に鍔を取り付けた複数のドラム半体を同一方向に向け
て回転シャフトに順次挿通すると共に、最後に一枚の鍔
を挿通し、該鍔の外側に突出する回転シャフトの端部に
ハンドルを取り付け、該ハンドルを締め付けることによ
って連続する複数のドラムを構成する。
〔作用〕
本考案は上記の構成を採用したので、ケーブル巻き取
りドラムの構成が非常に簡単となり、しかも従来のドラ
ムの構成に比べ、各巻胴に対して一枚の鍔が省略される
ため、その分組み立てが非常に簡単となり、かつコスト
面でも安価で、軽量となる。また、作業に必要な数のド
ラムを容易に組み立てることが可能で、しかもケーブル
の取り外しが極めて容易で、巻き取ったケーブルの運搬
が極めて容易である。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第3図に基づいて本考案に係るケー
ブル巻き取りドラムの一実施例を詳細に説明する。
図中、1はケーブル巻き取りドラムであり、該ケーブ
ル巻き取りドラム1は、巻胴1aの片側(本実施例では右
側)に鍔1bを一体的に取り付けた複数個のドラム半体2
を同一方向へ向けて回転シャフト3に対して順次挿通
し、かつ最後に鍔4を挿通して構成され、これら各ドラ
ム半体2同士の連結は各ドラム半体2の巻胴1aの左側に
突出させて設けた複数の突起1cを次に挿通して接するド
ラム半体2の鍔1bに設けた対応する孔1dに嵌合すること
によりなされ、最後のドラム半体2と単体の鍔4の連結
は最後のドラム半体2の巻胴1aの突起1cを鍔4に設けた
孔4aに嵌合することにより連結されるように構成されて
いる。
ところで、前記各ドラム半体2の巻胴1aはテーパー状
に形成され、かつ端部は周方向に沿って段部5が形成さ
れ隣のドラム半体2の鍔1bが当接することにより第2図
に示す如く溝部6が形成されるようになっている。
又、前記各鍔1b及び単体の鍔4の周縁近傍には結束用
の針金7を挿通する透孔8が設けられている。
9は駆動装置(図では省略)に噛合して回転される歯
車、9aは回転シャフト3に取り付けられ、ケーブル巻き
取りドラム1に回転シャフト3の回転を伝達する駆動ク
ランクであり、該駆動クランク9aは鍔1bの外側に設けた
突起1eに嵌合するようになっている。
Hは回転シャフト3の端部に装着して各ドラム半体2
が回転シャフト3より抜けるのを防止するために各ドラ
ム半体2を締め付けるハンドルである。
以下、上記の実施例に基づいて本考案に係るケーブル
巻き取りドラムの作用及び使用要領を説明する。
本考案に係るケーブル巻き取りドラム1は、巻胴1aの
片側に鍔1bを一体的に取り付けた複数個のドラム半体2
を同一方向へ向けて回転シャフト3に対して順次挿通
し、かつ最後に鍔4を挿通し、各ドラム半体2同士の連
結は各ドラム半体2の巻胴1aの左側に突出させて設けた
複数の突起1cを、次に挿通するドラム半体2の鍔1b及び
単体の鍔4に設けた対応する孔1d、4aに嵌合せしめ、最
後にハンドルHを回転シャフト3に装着して連結一体化
するように構成したので、ケーブル巻き取りドラム1の
組み立て、分解が非常に簡単であるから、ケーブルWを
巻き取る作業が効率良く行え、コスト的にも安価とな
る。また、各ドラム半体2の巻胴1aの形状をテーパー状
になし、その端部に周方向に沿う段部5を形成して隣接
するドラム半体2の鍔1bが当接することにより溝部6が
構成されるように形成したので、ケーブルWを巻胴1aに
巻き取るに当たって、ケーブルWの先端に連結されてい
る細目の引出しロープRは、巻胴1aの片側に形成した溝
部6に嵌合して巻回されるために、従来のケーブル巻き
取りドラムに見られたように片側に偏って巻回されるこ
とが無くなり、整然としたケーブルWの巻き取りが容易
にできる。また、各ドラム半体2が連結された状態に於
いて、前記各鍔1b及び単体の鍔4の周縁近傍に設けた透
孔8を介して結束用の針金7を挿通してドラム半体2の
全体に沿わせたので、各ドラム半体2に巻回したケーブ
ルWを巻胴1aから抜き取る前提で、前記針金7を鍔1b及
び4aの周縁でカットし、該カットした針金7によりケー
ブルWを強固に結束するものであるから、結束作業と巻
胴1aからのケーブルWの抜き取り作業が非常に簡単とな
る。
〔考案の効果〕
本考案は、以上詳細に説明した如く、巻胴の片側に鍔
を取り付けた複数のドラム半体を同一方向に向けて回転
シャフトに順次挿通すると共に、最後に一枚の鍔を挿通
し、該鍔の外側に突出する回転シャフトの端部にハンド
ルを取り付け、該ハンドルを締め付けることによって連
続する複数のドラムを構成したので、ケーブル巻き取り
ドラムの構成が非常に簡単となり、しかも従来のドラム
の構成に比べ、各巻胴に対して一枚の鍔が省略されるた
め、その分組み立てが非常に簡単となり、かつコスト面
でも安価で、軽量となる。また、作業に必要な数のドラ
ムを容易に組み立てることが可能で、しかもケーブルの
取り外しが極めて容易で、巻き取ったケーブルの運搬が
極めて容易である等種々の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るケーブル巻き取りドラムの構成を
示す説明図、第2図は組み立て後の説明図、第3図はケ
ーブル巻き取り状態を示す説明図、第4図は従来のケー
ブル巻き取りドラムの構成を示す説明図である。 1……ケーブル巻き取りドラム、1a……巻胴、1b……
鍔、1c……突起、1d……孔、1e……突起、2……ドラム
半体、3……回転シャフト、4……鍔、4a……孔、5…
…段部、6……溝部、7……針金、8……透孔、9……
歯車、9a……クランク、H……ハンドル、W……ケーブ
ル、R……ロープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新井 信行 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の 10 愛知車輌株式会社上尾工場内 (72)考案者 吉沢 祐一 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の 10 愛知車輌株式会社上尾工場内 (72)考案者 長谷川 高 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の 10 愛知車輌株式会社上尾工場内 (72)考案者 佐藤 明夫 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の 10 愛知車輌株式会社上尾工場内 (56)参考文献 実開 昭58−34857(JP,U) 実開 昭63−130493(JP,U) 実開 昭51−162863(JP,U) 実公 昭40−3872(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻胴の片側に鍔を取り付けた複数のドラム
    半体を同一方向に向けて回転シャフトに順次挿通すると
    共に、最後に一枚の鍔を挿通し、該鍔の外側に突出する
    回転シャフトの端部にハンドルを取り付け、該ハンドル
    を締め付けることによって連続する複数のドラムを構成
    するようにしたことを特徴とするケーブル巻き取りドラ
    ム。
JP1989152378U 1989-12-27 1989-12-27 ケ―ブル巻き取りドラム Expired - Lifetime JP2506520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989152378U JP2506520Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 ケ―ブル巻き取りドラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989152378U JP2506520Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 ケ―ブル巻き取りドラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0389064U JPH0389064U (ja) 1991-09-11
JP2506520Y2 true JP2506520Y2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=31698645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989152378U Expired - Lifetime JP2506520Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 ケ―ブル巻き取りドラム

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JP (1) JP2506520Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834857U (ja) * 1981-09-02 1983-03-07 新名 源太郎 マルチフランジボビン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0389064U (ja) 1991-09-11

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