JPS6040857Y2 - リコイルスタ−タ−の牽引ひも係止装置 - Google Patents
リコイルスタ−タ−の牽引ひも係止装置Info
- Publication number
- JPS6040857Y2 JPS6040857Y2 JP6144980U JP6144980U JPS6040857Y2 JP S6040857 Y2 JPS6040857 Y2 JP S6040857Y2 JP 6144980 U JP6144980 U JP 6144980U JP 6144980 U JP6144980 U JP 6144980U JP S6040857 Y2 JPS6040857 Y2 JP S6040857Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tow
- recoil starter
- tow string
- piece
- locking
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は胴部の両端にフランジ部を備えたリールに牽引
ひもを巻回するリフィルスターターの牽引ひも係止装置
に係るものである。
ひもを巻回するリフィルスターターの牽引ひも係止装置
に係るものである。
従来、この種のりコイルスターターにおいては、フラン
ジ部を軸方向に貫通する係合孔に嵌合する係合片を設け
、この係合片に設けた係止孔を貫通する牽引ひもの端部
を結んで、この結び目によって係合片に係止せしめてい
た。
ジ部を軸方向に貫通する係合孔に嵌合する係合片を設け
、この係合片に設けた係止孔を貫通する牽引ひもの端部
を結んで、この結び目によって係合片に係止せしめてい
た。
しかるにこの方法では、牽引ひもを結ぶ作業と、この結
び目を固く結ぶために結び目の両側の牽引ひもを強く引
張る作業が厄介で、作業能率の障害となっていた。
び目を固く結ぶために結び目の両側の牽引ひもを強く引
張る作業が厄介で、作業能率の障害となっていた。
本考案は、この牽引ひもの端部に押圧、係止する係止片
を設け、この係止片を、U字形の線材の両端を内方に折
り曲げた形状に形成するとともに、この折り曲げ部を、
牽引ひもの横断面に対して傾斜して互に平行方向に並設
した形状を備えることにより、牽引ひもを係合片に確実
に係止し、しかも係止片を牽引ひもに係止する作業を容
易に行なわしめようとするものである。
を設け、この係止片を、U字形の線材の両端を内方に折
り曲げた形状に形成するとともに、この折り曲げ部を、
牽引ひもの横断面に対して傾斜して互に平行方向に並設
した形状を備えることにより、牽引ひもを係合片に確実
に係止し、しかも係止片を牽引ひもに係止する作業を容
易に行なわしめようとするものである。
以下、図面により本考案の1実施例について詳細な説明
を行なつ。
を行なつ。
図において、1はエンジンの回転軸3の端部にナツト5
によって固着されたフライホイル、7はフライホイル1
に胴材ボルト9等により固着された冷却ファンである。
によって固着されたフライホイル、7はフライホイル1
に胴材ボルト9等により固着された冷却ファンである。
11はリコイルスタータ−で、つぎのように構成されて
いる。
いる。
すなわち、13はファンケース15に設けた支軸17に
回転自在に設けたリールで、胴部19の両端にフランジ
部21.21が設けられ、端部にラチェット部23が設
けられている。
回転自在に設けたリールで、胴部19の両端にフランジ
部21.21が設けられ、端部にラチェット部23が設
けられている。
25は座金27を介して、リール13の軸方向の移動を
規制するねじである。
規制するねじである。
29は胴材ボルト9の胴部に回転自在に支持された係合
爪で、弾機31の付勢力によりラチェット部23に係合
し、回転軸3の回転による遠心力により弾機31に抗し
てラチェット部23から離脱するよう構成されている。
爪で、弾機31の付勢力によりラチェット部23に係合
し、回転軸3の回転による遠心力により弾機31に抗し
てラチェット部23から離脱するよう構成されている。
33はリール13を1方向に回動するよう付勢する渦巻
ばねである。
ばねである。
35はフランジ部21.21を軸方向に貫通する係合孔
、37は係合孔35に嵌合する係合片で係止孔39が貫
通して設けられている。
、37は係合孔35に嵌合する係合片で係止孔39が貫
通して設けられている。
41は係止孔39を貫通する牽引ひもで、1端は固着さ
れた係止片43により係合片37に係止し、リール13
の胴部19に巻回されて他端はスターターハンドル(図
示せず)に固着されている。
れた係止片43により係合片37に係止し、リール13
の胴部19に巻回されて他端はスターターハンドル(図
示せず)に固着されている。
係止片43は、第5図、第6図に示すごとく、U字形の
線材の両端を内方に折り曲げた形状に形成され、この折
り曲げ部45.45は牽引ひも41の横断面に対して傾
斜して互に平行方向に並設した形状を備えて設けられて
いる。
線材の両端を内方に折り曲げた形状に形成され、この折
り曲げ部45.45は牽引ひも41の横断面に対して傾
斜して互に平行方向に並設した形状を備えて設けられて
いる。
すなわち、第7図、第8図に示すようなU字形の鋼製の
線材47をプレスの下型49の凹部51に設けた溝部5
3に嵌合、保持せしめ、この凹部51に牽引ひも41を
挿入、載置し、牽引ひも41の軸線に対して傾斜して互
に平行方向に設けた案内溝55.55を備えた上型57
で、線材47の両端部を押圧すれば、線材47の両端は
案内溝55.55に沿って折り曲げられ、牽引ひも41
に押圧、固着され、係止片43が形成されるものである
。
線材47をプレスの下型49の凹部51に設けた溝部5
3に嵌合、保持せしめ、この凹部51に牽引ひも41を
挿入、載置し、牽引ひも41の軸線に対して傾斜して互
に平行方向に設けた案内溝55.55を備えた上型57
で、線材47の両端部を押圧すれば、線材47の両端は
案内溝55.55に沿って折り曲げられ、牽引ひも41
に押圧、固着され、係止片43が形成されるものである
。
なお、牽引ひも41の端部を折り返して、その折り返し
部分に係止片43を押圧、固着してもよい。
部分に係止片43を押圧、固着してもよい。
以上の構成において、エンジンを始動するにあたっては
、スターターハンドル(図示せず)を強く引くと、リー
ル13が渦巻ばね33に抗して回動し、ラチェット部2
3に係合する係合爪29を介して、冷却ファン7、フラ
イホイル1、回転軸3が回転してエンジンが始動する。
、スターターハンドル(図示せず)を強く引くと、リー
ル13が渦巻ばね33に抗して回動し、ラチェット部2
3に係合する係合爪29を介して、冷却ファン7、フラ
イホイル1、回転軸3が回転してエンジンが始動する。
エンジンが始動して回転軸3が回転すると、遠心力によ
り係合爪29がラチェット部23から離脱する。
り係合爪29がラチェット部23から離脱する。
エンジンが停止すると係合爪29は弾機31により回動
してラチェット部23に係合し、元の姿勢に復帰するも
のである。
してラチェット部23に係合し、元の姿勢に復帰するも
のである。
以上のように本考案は、胴部の両端にフランジ部を備え
たリールに牽引ひもを巻回するリコイルスタータ−にお
いて、前記フランジ部を軸方向に貫通する係合孔に嵌合
する保合片を設け、前記係合片に設けた係止孔を貫通す
る前記牽引ひもの端部に押圧、係止する係止片を設け、
前記係止片を、U字形の線材の両端を内方に折り曲げた
形状に形成するとともに、前記折り曲げ部を、前記牽引
ひもの横断面に対して傾斜して互に平行方向に並設した
形状を備えたりコイルスターターの牽引ひも係止装置で
あるから、折り曲げ部が2重に平行に設けられて係止片
を牽引ひもに強固に押圧、固着することができ、しかも
、係止片を牽引ひもに固着する作業を容易に、迅速に行
なうことを可能とし、作業能率を向上することができる
ものである。
たリールに牽引ひもを巻回するリコイルスタータ−にお
いて、前記フランジ部を軸方向に貫通する係合孔に嵌合
する保合片を設け、前記係合片に設けた係止孔を貫通す
る前記牽引ひもの端部に押圧、係止する係止片を設け、
前記係止片を、U字形の線材の両端を内方に折り曲げた
形状に形成するとともに、前記折り曲げ部を、前記牽引
ひもの横断面に対して傾斜して互に平行方向に並設した
形状を備えたりコイルスターターの牽引ひも係止装置で
あるから、折り曲げ部が2重に平行に設けられて係止片
を牽引ひもに強固に押圧、固着することができ、しかも
、係止片を牽引ひもに固着する作業を容易に、迅速に行
なうことを可能とし、作業能率を向上することができる
ものである。
第1図は本考案の1実施例の側断面図、第2図は要部の
正面図、第3図は第2図の■−■線視の断面図、第4図
は要部の正面図、第5図、第6図はそれぞれ要部の正断
面図、平面図、第7図は係止片の折り曲げ作業の状態を
示す正面図、第8図は第7図の■−■線の断面図である
。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、13・・・・・
・リール、19・・・・・・胴部、21・・・・・・フ
ランジ部、35・・・・・・係合孔、37・・・・・・
係合片、39・・・・・・係止孔、41・・・・・・牽
引ひも、43・・・・・・係止片、45・・・・・・折
り曲げ部。
正面図、第3図は第2図の■−■線視の断面図、第4図
は要部の正面図、第5図、第6図はそれぞれ要部の正断
面図、平面図、第7図は係止片の折り曲げ作業の状態を
示す正面図、第8図は第7図の■−■線の断面図である
。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、13・・・・・
・リール、19・・・・・・胴部、21・・・・・・フ
ランジ部、35・・・・・・係合孔、37・・・・・・
係合片、39・・・・・・係止孔、41・・・・・・牽
引ひも、43・・・・・・係止片、45・・・・・・折
り曲げ部。
Claims (1)
- 胴部19の両端にフランジ部21.21を備えたリール
13に牽引ひも41を巻回するリコイルスタータ−にお
いて、前記フランジ部21.21を軸方向に貫通する係
合孔35に嵌合する係合片37を設け、前記保合片37
に設けた係止孔39を貫通する前記牽引ひも41の端部
に押圧、係止する係止片43を設け、前記係止片43を
、U字形の線材の両端を内方に折り曲げた形状に形成す
るとともに、前記折り曲げ部45.45は、前記牽引ひ
も41の横断面に対して傾斜して互に平行方向に並設し
た形状を備えたことを特徴とする・リコイルスタータ−
の牽引ひも係止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6144980U JPS6040857Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | リコイルスタ−タ−の牽引ひも係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6144980U JPS6040857Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | リコイルスタ−タ−の牽引ひも係止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56163669U JPS56163669U (ja) | 1981-12-04 |
JPS6040857Y2 true JPS6040857Y2 (ja) | 1985-12-10 |
Family
ID=29655835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6144980U Expired JPS6040857Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | リコイルスタ−タ−の牽引ひも係止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040857Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-07 JP JP6144980U patent/JPS6040857Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56163669U (ja) | 1981-12-04 |
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