JPS6341516Y2 - - Google Patents

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JPS6341516Y2
JPS6341516Y2 JP12166182U JP12166182U JPS6341516Y2 JP S6341516 Y2 JPS6341516 Y2 JP S6341516Y2 JP 12166182 U JP12166182 U JP 12166182U JP 12166182 U JP12166182 U JP 12166182U JP S6341516 Y2 JPS6341516 Y2 JP S6341516Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cam
clutch
spring
cam groove
approximately
Prior art date
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Expired
Application number
JP12166182U
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English (en)
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JPS5926192U (ja
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロールブラインドのフリーストツプ機
構の改良に関するものである。
ロールブラインドのスクリーンを任意の位置に
停止させるフリーストツプ機構は、遠心力を利用
するものと利用しないものがあり、遠心力を利用
するものは停止を解除してスクリーンを巻き上げ
るときのスクリーンの引き方にちよつとしたコツ
を必要とするが、遠心力を利用しないものは停止
解除の操作に全くコツを必要としないので操作し
やすいといえる。しかし、遠心力を利用しないフ
リーストツプ機構はクラツチばねでロールの回転
を制止するため、クラツチばねが破損しやすいと
いう問題があつた。
本考案の課題はクラツチばねが破損しにくいフ
リーストツプ機構を提供して上記問題を解消する
ことにある。
前記課題を達成するため本考案の特徴とする手
段は、第3図に示すように、フリーストツプ機構
のクラツチばね15の一方の突出端部を接線方向
に半円状にUターンさせてその先端をクラツチカ
ム16の端面の軸方向の孔24に遊嵌して係止端
部22を形成し、他方の突出端部22をカム溝の
下端部の長孔の内側に配置して自由端部23を形
成し、クラツチカムの端面に係止端部22のUタ
ーン部を掛けるピン18を設けたことにある。ク
ラツチばね15の係止端部22がクラツチカム1
6の端面に設けたピン18を半周しているため、
クラツチばね15がクラツチドラムに締着してロ
ールパイプの回転を制止するときには係止端部2
2に加わるに荷重は、ピン18を介してクラツチ
ばね16の巻き方向すなわちばねを線方向に引張
る作用をする。ばね線の引張り強度は非常に大き
いので、ロールの回転を制止するときの荷重が衝
撃的であつてもばねの係止端部22の破損は防止
される。
本考案の機構を図面に示す実施例に基づいて説
明する。第1図に示すように、ロールパイプ1の
一端にエンドブロツク2を固定し、そのブロツク
に丸軸3を植設する。丸軸3は図外のブラケツト
に回転自在に支持される。ロールパイプ1の他端
にクラツチケース4を一体に嵌着し、そのクラツ
チケースをベアリング受け5とベアリングボール
6を介して固定軸7に回転自在にはめる。固定軸
7の先端にリベツト8でばね芯9を固定し、その
ばね芯にリベツト10でスプリングマウント25
を固定する。そのばね芯にカバー11をかぶせ、
カラー12で位置を決める。スプリング13の両
端をクラツチケース4とスプリングマウント25
にそれぞれ係止する。
固定軸7にクラツチドラム14を軸方向に摺動
自在に嵌着し、そのクラツチドラムにクラツチば
ね15と締着弛緩自在に巻く。クラツチドラム1
4にカム16とカムカバー17を回転自在には
め、その間にクラツチばね15の係止端部22を
挟む。カムカバー17はねじピン18,19でカ
ム16に固定される。カム16の周上のカム溝2
0にカム突起21をはめ、そのカム突起をロール
パイプ1に固定する。カム突起21はカム溝20
を介してカム16、カムカバー17、クラツチば
ね15、クラツチドラム14を軸方向に摺動させ
る。
第2図及び第3図に示すように、クラツチばね
15の自由端23は半径方向に突出して軸方向に
鋭角的に曲がるが、係止端部22は接線方向に突
出して半円状にUターンし、ついで軸方向に曲が
る。そのUターン部分はねじピン18を巻き、カ
ム16とカムカバー17に挟まれる。係止端部2
2の先端はカム16の端面に開口する軸方向の孔
24に遊嵌される。第4図に示すように、カム1
6の周面に設けられたカム溝20は外輪郭とその
中央付近に隆起した内輪郭を有し、その外輪郭は
二又上端部と下端部がそれぞれ相反する周方向に
延長するY字形であり、内輪郭は外輪郭の二又上
端部と下端部にそれぞれ対応する二又上端部と下
端部を持つV字形である。カム溝の外輪郭はカム
突起21を入れるため軸方向に一部開口する。カ
ム溝20下端部のd点付近より上方は底のある溝
であるが、d点より下方は底のない長孔に形成さ
れる。d点を含むカム溝20下端部に相当するカ
ム16の円周部分は、第3図に示すように、内側
の肉がぬすまれた薄肉に形成され、その薄肉の長
孔部分にクラツチばね15の自由端部23が配置
される。クラツチばね15は係止端部22を矢印
A方向に押すか、又は、自由端部23を矢印A方
向とは逆の方向に押すと緩むように巻かれる。
ロールブラインドのスクリーンを引出すと、第
1図のロールパイプ1が回わり、カム突起は第4
図のa点においてカム16すなわち係止端部22
を第3図の矢印Aの方向に押すから、クラツチば
ね15は弛緩する。したがつて、クラツチばね1
5はクラツチドラム14上を滑りカム16と共に
ロールパイプ1と一体になつて回転する。このと
きの荷重はコイルばね15を弛緩させるので、係
止端部22に無理な荷重は加わらない。
ついで、スクリーンを放すと、第1図のスプリ
ング13の反発力が直ちにロールパイプ1に作用
してロールパイプ1を逆転させるから、カム突起
21は第4図のb点に移行しカムをAとは逆の方
向に急転させようとする。カム16が逆転する
と、係止端部22の先端は孔24に遊嵌している
ので、孔24が係止端部22の先端を押す前にカ
ム16に取付けたねじピン18が先に係止端部2
2のUターン部分に当接する。その結果、ねじピ
ン18が係止端部22の半円部を押し、クラツチ
ばね15をクラツチドラム14に締着させる。こ
のとき、係止端部22に衝撃的な荷重が加わる
が、係止端部22は荷重を円弧接触で受け、荷重
の方向はばね線が最大の強度を示す引張り方向で
あるから、係止端部は十分にその衝撃荷重に耐え
ることが可能であり折損することはない。
ここで、スクリーンを少し引いて放すと、カム
突起21は引かれたときに第4図のc点に入り、
ついで、放されたときに、ロールパイプ1の逆転
によつてd点に至る。d点付近のカム16は薄肉
でその内側にはクラツチばね15の自由端部23
が配置されている。そこで、カム突起21は自由
端部23を矢印Aとは逆の方向に押してクラツチ
ばね15を弛緩させるから、スプリング13の反
発力でロールパイプ1とカム16は一体となつて
逆転しスクリーンを巻き上げる。
上記の通り、本考案の機構によりクラツチばね
の係止端部はロールパイプの制止時に衝撃的な荷
重が作用しても折損する恐れはほとんどないとい
える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の機構を備えたロー
ルブラインドの断面図、第2図は第1図の要部を
拡大して示す部分断面図、第3図は第2図の−
線に沿う端面図、第4図は第1図のカムの展開
図である。 1:ロールパイプ、14:クラツチドラム、1
5:クラツチばね、16:クラツチカム、17:
カムカバー、18:ピン、20:カム溝、21:
カム突起、22:係止端部、23:自由端部、2
2:孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定軸に軸方向に摺動自在にはめた円筒形の
    クラツチドラムと、前記クラツチドラムに締着
    弛緩自在にはめたクラツチばねと、前記クラツ
    チドラムに回転自在にはめたクラツチカムと、
    前記クラツチカムの周面に形成されたカム溝
    と、前記カム溝に係合するロールパイプと一体
    のカム突起とからなるフリーストツプ機構であ
    つて、前記カム溝は周方向に二又上端と下端が
    延長する略Y字形の外輪郭とその略Y字形の中
    央付近に位置する内輪郭を備え、前記カム溝の
    少なくとも略Y字形下端側は底がなく、前記ブ
    レーキばねの一端は前記カム溝略Y字形下端側
    に遊嵌され他端は前記カムに一体回転するよう
    に取付けられ、前記カム突起は前記ロールパイ
    プがスクリーン巻上げ方向に回転すると前記カ
    ム溝略Y字形外輪郭の下端側に達して前記ブレ
    ーキばねの一端を押しスクリーン巻下げ方向に
    回転すると前記カム溝略Y字形二又上端のいず
    れか一方に達して前記ブレーキばねの他端を前
    記カムと共に押し、前記ブレーキばねはスクリ
    ーン巻上げ時に前記カム突起によつてその一端
    が押されるときもスクリーン巻下げ時にその他
    端が前記カムと共に押されるときも弛緩して前
    記カムと共に回転するがスクリーンが巻下げ後
    に放置されると前記ブレーキシヤフトに締着す
    ると共にその弾発力で前記カムを押し戻すよう
    に巻かれ、前記カム溝内輪郭は前記カムが前記
    ブレーキばねによつて押し戻されると前記カム
    突起がそこにはまり込むように前記略Y字形二
    又上端側が凹んだ略V字形に形成されたものに
    おいて、前記クラツチばねの一方の突出端部を
    接線方向に半円状にUターンさせてその先端を
    前記クラツチカムの端面の軸方向の孔に遊嵌し
    て係止端部を形成し他方の突出端部を前記カム
    溝の下端部に設けた長孔の内側に配置して自由
    端部を形成し、前記クラツチカムの端面に前記
    係止端部のUターン部分を掛けるピンを設けた
    ことを特徴としてなるロールブラインドのフリ
    ーストツプ機構。 2 クラツチカムの端面にカムカバーを固定して
    クラツチばねの係止端部を挟むことを特徴とし
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載のロ
    ールブラインドのフリーストツプ機構。
JP12166182U 1982-08-12 1982-08-12 ロ−ルブラインドのフリ−ストツプ機構 Granted JPS5926192U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12166182U JPS5926192U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 ロ−ルブラインドのフリ−ストツプ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12166182U JPS5926192U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 ロ−ルブラインドのフリ−ストツプ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926192U JPS5926192U (ja) 1984-02-18
JPS6341516Y2 true JPS6341516Y2 (ja) 1988-10-31

Family

ID=30278361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12166182U Granted JPS5926192U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 ロ−ルブラインドのフリ−ストツプ機構

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JP (1) JPS5926192U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4666579B2 (ja) * 2004-12-07 2011-04-06 立川ブラインド工業株式会社 ロールブラインドと、巻取部材の回転規制装置
JP4602826B2 (ja) * 2005-04-19 2010-12-22 株式会社長浜合成工業所 ロールスクリーンの回転規制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5926192U (ja) 1984-02-18

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