JP2506475B2 - デ―タベ―ス更新処理方法 - Google Patents

デ―タベ―ス更新処理方法

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JP2506475B2
JP2506475B2 JP2052036A JP5203690A JP2506475B2 JP 2506475 B2 JP2506475 B2 JP 2506475B2 JP 2052036 A JP2052036 A JP 2052036A JP 5203690 A JP5203690 A JP 5203690A JP 2506475 B2 JP2506475 B2 JP 2506475B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 データベース更新手段(11)により更新された更新用
のデータベース(A)(1)と,検索サービス専用のサ
ービス用のデータベース(B)(2)とを備え、データ
ベース(A)(1)の更新終了後この両者を切り替えよ
うとした時点で、該サービス用のデータベース(B)
(2)に検索端末(5)からのアクセスがない時、該サ
ービス用のデータベース(B)(2)から該更新用のデ
ータベース(A)(1)に切り替えるデータベース切り
替え手段(10)を持った計算機システムにおいて、 或る利用者がデータベースを検索中でも、以降の新規
の他利用者の検索を一時中断させるといった排他制御を
行うことなくデータベースの切り替えを行い、利用者に
対するサービスを低下させず、切り替え後、直ちに利用
者が最新の情報を検索することができるようにすること
を目的とし、 データベース領域確保手段と,データベース領域解放
手段を設け、サービス用のデータベース(B)に検索端
末(5)からのアクセスがある時、その処理は続行しつ
つ以降の新規の検索端末(5)からデータベース(B)
へのアクセスは中止し、一方で該新規の検索端末(5)
からのアクセスは、サービス用のデータベース(B)か
ら更新用のデータベース(A)に切り替え、データベー
ス(A)を新サービス用として使用すると同時に、デー
タベース領域確保手段(12)により新規にデータベース
(C)(4)を創成し更新用のデータベース(A)の内
容と同等に復元した後、以降の更新用のデータベースと
し、サービス用データベース(B)は、データベース切
り替え手段が、現仕掛かり中の処理のアクセス終了を検
出したとき、データベース領域解放手段(13)により、
該サービス用のデータベース(B)を他利用に解放する
ことを特徴とするデータベース更新処理方法である。
〔産業上の利用分野〕
近年、情報化社会と言われる中で、利用者への最新の
情報の提供が要求されている。このため、情報媒体の一
つであるデータベースでは、既存のデータベースに、最
新情報でのデータ更新、修正や削除等をメンテナンスの
一環として更新処理する必要がある。
この場合、或る利用者がデータベースを検索中でも、
他の利用者の検索を一時中断させるといった排他制御を
行うことなく、データベースの切り替えを行い、利用者
に対するサービスを低下させず、切り替え後、直ちに利
用者が最新の情報を検索することができるようにする必
要がある。
本発明は、更新用のデータベースと,サービス用のデ
ータベースとを備え、サービスの運用中でも、利用者へ
のサービス低下、中断を来すことなく、最新の情報を提
供するデータベース更新サービスに関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕 第2図は従来のデータベース更新処理方式を説明する
図であり、(a)はデータベース検索中の検索端末がな
い場合を示し、(b)はデータベース検索中の検索端末
がある場合を示している。
先ず、(a)図によって、データベース検索中の検索
端末5がない場合の、従来のデータベース更新処理方法
を説明する。
更新用のデータベース(A)1に対して、データベ
ース更新手段11が該データベースの更新処理を行い、最
新データを、補助記憶装置、例えば、磁気テープ装置
(磁気テープ)3に吸い上げる。
該更新処理の終了を確認したデータベース切り替え
手段10はサービス用のデータベース(B)2に検索端末
5が接続されているかを確認する。
検索端末5が接続されていないことを確認したデー
タベース切り替え手段10は、サービス用として、サービ
ス用データベース(B)2から更新用のデータベース
(A)1に切り替える。
更新用となったデータベース(B)2に、最新デー
タを、上記磁気テープ装置3からインストールする。
上記〜の処理を繰り返し行っている。
次に、(b)図によって、データベース検索中の検索
端末5がある場合の、従来のデータベース更新処理方法
を説明する。
更新用のデータベース(A)1に対して、データベ
ース更新手段11が該データベースの更新処理を行い、最
新データを、補助記憶装置、例えば、磁気テープ装置
(磁気テープ)3に吸い上げる。
該更新処理の終了を確認したデータベース切り替え
手段10はサービス用のデータベース(B)2に検索端末
5が接続されているかを確認する。
検索端末5が接続されていることを確認したデータ
ベース切り替え手段10は、該検索端末5が切断され、サ
ービス用データベース(B)2がフリー状態になる迄、
以降の処理を中断し、他の利用者のサービス要求を待た
せる。
検索端末5が切断され、該サービス用データベース
(B)2がフリー状態になったことを確認した該データ
ベース切り替え手段10は、該フリー状態となったサービ
ス用データベース(B)2から更新用データベース
(A)1に切り替え、検索処理を再開する。
更新用となったデータベース(B)2に、最新デー
タを磁気テープ装置3からインストールする。
上記〜を繰り返し行っている。
このように、従来のデータベース更新処理方法は、検
索サービス中の場合、一時検索を中断しなければならな
いので、現実的には更新を行うことは不可能であり、例
えば、サービスの終了後に更新処理を行っていた。とこ
ろが、サービス終了後というと、例えば、夜間に更新処
理を行わなければならなくなる。従って、日中に更新処
理をすることができず、利用者の負担も重く、又、更新
処理後の最新の情報が翌日にならないと検索できないと
いった問題があった。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、或る利用者がデータ
ベースを検索中でも、以降の新規の他利用者の検索を一
時中断させるといった排他制御を行うことなくデータベ
ースの切り替えを行い、利用者に対するサービスを低下
させず、切り替え後、直ちに利用者が最新の情報を検索
することができるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点は下記の如くに構成したデータベース更
新処理方法によって解決される。
更新用のデータベース(A)(1)と、該データベー
ス(A)(1)を更新するデータベース更新手段(11)
と、検索サービス専用のサービス用データベース(B)
(2)とを備えた計算機システムにおいて、 該サービス用のデータベース(B)(2)から該更新
用のデータベース(A)(1)に切り替えるデータベー
ス切り替え手段(10)と、データベース領域を生成する
データベース領域確保手段(12)と、データベース領域
を削除するデータベース領域解放手段(13)とを設け、 上記更新用データベース(A)(1)の更新が終了し
た時点で、上記データベース切り替え手段により該サー
ビス用のデータベース(B)(2)から該更新用のデー
タベース(A)(1)に切り替えると共に、それ以降は
データベース(A)(1)をサービス用データベースと
し、上記データベース領域確保手段(12)により、サー
ビス用となったデータベース(A)(1)を複製して新
たな更新用データベース(C)(4)を生成すると共
に、以降の更新要求は上記データベース更新手段(11)
により、該データベース(C)(4)を更新対象とし、
データベース(B)(2)は、上記データベース(A)
(1)をサービス用に切り替えた時点以降のサービス要
求を中止すると共に、この切り替え時点で継続中のサー
ビス要求が終了したら上記データベース領域解放手段
(13)によりデータベース(B)(2)領域を解放する
ように構成する。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、或る利用者がデータベースを
検索中でも、他の利用者に対する検索を一時中断させる
といった排他制御を行うことなく、データベースの切り
替えを行い、利用者に何ら迷惑を掛けることなく、利用
者は切り替え処理後、直ちに、最新の情報を検索するこ
とができる効果がある。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
第1図は本発明の一実施例を示す図であって、(a)
はデータベース検索中の検索端末がない場合を示し、
(b)はデータベース検索中の検索端末がある場合を示
しており、先ず、(a)図によって、データベース検索
中の検索端末5がない場合のデータベース更新処理方法
を説明する。
データベース更新手段11が更新用データベース
(A)1に対して、データベース更新処理を行い、その
最新データを、補助記憶装置、例えば、磁気テープ装置
(磁気テープ)3に吸い上げる。
該更新処理の終了を確認したデータベース切り替え
手段10は、サービス用のデータベース(B)2に検索端
末5が接続されているかを確認する。
上記において、検索端末5が接続されていないこと
を確認したデータベース切り替え手段10は、サービス用
として、上記サービス用データベース(B)2から更新
用データベース(A)1に切り替える。
更新用となったデータベース(B)2に、最新のデ
ータを磁気テープ装置(磁気テープ)3からインストー
ルする。
上記〜の処理を繰り返す。
尚、本実施例での磁気テープ装置(磁気テープ)3
の吸い上げを行わず、の磁気テープ装置(磁気テー
プ)3からのインストールに変わってデータベース
(A)1からデータベース(B)2への複製でも良い。
次に、(b)図によって、データベース検索中の検索
端末5がある場合のデータベース更新処理方法を説明す
る。
このときの動作が本発明による特徴的な動作である。
データベース更新手段11が更新用データベース
(A)1に対して、データベース更新処理を行い、その
最新データを、補助記憶装置、例えば、磁気テープ装置
(磁気テープ)3に吸い上げる。
該更新処理の終了を確認したデータベース切り替え
手段10は、サービス用のデータベース(B)2に検索端
末5が接続されているかを確認する。
上記において検索端末5が接続されていることを確
認したデータベース切り替え手段10は、サービス用とし
て、上記サービス用データベース(B)2から更新用の
データベース(A)1に切り替え、サービス用データベ
ース(B)2での仕掛かり中の処理は、そのまま続行す
るが、以降の新規のサービス要求はサービス用データベ
ース(B)2では受け付けず、該新規のサービス要求は
切り替えられた更新用のデータベース(A)1により最
新情報のサービスを受ける。
と同時にデータベース切り替え手段10は、本発明
によるデータベース確保手段12に、更新用データベース
(C)4を作成するように依頼する。
データベース切り替え手段10からデータベース作成
依頼を受けたデータベース領域確保手段12は、空き領域
から、新たに、更新用のデータベース(C)4を創成す
る。
更新用となったデータベース(C)4に、最新のデ
ータを、上記磁気テープ装置(磁気テープ)3からイン
ストールする。
データベース切り替え手段10は上記の処理を終了
した後、サービス用データベース(B)2に接続されて
いる検索端末5を監視する。
該検索端末5がサービス用データベース(B)2か
ら切断されたことを確認したデータベース切り替え手段
10は、本発明のデータベース解放手段13に、該データベ
ース(B)2の領域を解放するように依頼する。
データベース切り替え手段10から領域の解放の依頼
を受けたデータベース解放手段13は、上記サービス用の
データベース(B)2を解放する。
上記〜の処理を繰り返す。
尚、本実施例での磁気テープ装置(磁気テープ)3
の吸い上げを行わず、の磁気テープ装置(磁気テー
プ)3からのインストールに変わって、データベース
(A)1からデータベース(B)2への複製でも良い。
以上のようにして、データベースの切り替え処理を行
うことにより、切り替え処理後は、直ちに、最新のデー
タを利用者に提供することができるようになる。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明のデータベース
更新処理方法によれば、サービス時間中にデータベース
をアクセスしている時でも、切り替え処理が可能となる
効果を奏し、且つ、切り替え処理後は更新された最新デ
ータを即検索でき、データベース更新処理方法の性能向
上に寄与することが大きいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した図, 第2図は従来のデータベース更新処理方法を説明する
図, である。 図面において、 1は更新用データベース(A), 2はサービス用データベース(B), 3は磁気テープ装置(磁気テープ), 4はサービス用データベース(C), 5は検索端末, 10はデータベース切り替え手段, 11はデータベース更新手段, 12はデータベース領域確保手段, 13はデータベース領域解放手段, 〜はデータベース更新処理の各内容, をそれぞれ示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】更新用のデータベース(A)(1)と、 該データベース(A)(1)を更新するデータベース更
    新手段(11)と、 検索サービス専用のサービス用データベース(B)
    (2)と、 を備えた計算機システムにおいて、 サービス用として、データベース(B)(2)から更新
    用のデータベース(A)(1)に切り替えるデータベー
    ス切り替え手段(10)と、 データベース領域を生成するデータベース領域確保手段
    (12)と、 データベース領域を削除するデータベース領域解放手段
    (13)とを設け、 上記更新用データベース(A)(1)の更新が終了した
    時点で、上記データベース切り替え手段(10)により、
    更新用のデータベース(A)(1)をサービス用データ
    ベースとし、 上記データベース領域確保手段(12)により、サービス
    用となったデータベース(A)(1)の内容を複製して
    新たな更新用データベース(C)(4)を生成すると共
    に、以降上記データベース更新手段(11)は、このデー
    タベース(C)(4)を更新用データベースとし、 上記でデータベース(A)(1)をサービス用に切り替
    えた時点以降のデータベース(B)(2)に対するサー
    ビス要求を中止すると共に、この切り替え時点でデータ
    ベース(B)(2)への継続中の検索サービスが終了し
    たら上記データベース領域解放手段(13)によりデータ
    ベース(B)(2)領域を解放することを特徴とするデ
    ータベース更新処理方法。
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