JP2506355Y2 - 光輝性発泡シ―ト - Google Patents

光輝性発泡シ―ト

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JP2506355Y2
JP2506355Y2 JP5243390U JP5243390U JP2506355Y2 JP 2506355 Y2 JP2506355 Y2 JP 2506355Y2 JP 5243390 U JP5243390 U JP 5243390U JP 5243390 U JP5243390 U JP 5243390U JP 2506355 Y2 JP2506355 Y2 JP 2506355Y2
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JP
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resin layer
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正和 遠藤
井上  徹
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、床材,壁装材等の建装材や包装材等に用い
られる光輝性発泡シートに関する。
(従来の技術) 従来、例えばポリプロピレンを低発泡させることによ
り、クッション性を有するとともにパールの感じを出し
た、いわゆるパールフィルムが知られており、床材,壁
装材等の建装材や包装材等の種々の用途に用いられてい
る。また、このようなパールフィルムの表面に蒸着加工
を施すことにより、意匠性をより向上させるようにした
ものも知られている。
(考案が解決しようとする課題) パールフィルムの表面に蒸着加工を施すと、パールフ
ィルムが本来有するパールの感じと、蒸着フィルムの有
する金属光沢とが組み合わさって、意匠性を向上させる
ことが可能となる。ところが、このようなものでは、今
一つ高級感が出せず、また、使用中に表面の蒸着加工面
にクラックが生じて見栄えを損なってしまうという不都
合を生じることがあった。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、
光輝性に優れるとともにクラックが生じることのない発
泡シートを得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案に係る光輝性発泡
シートは、基材の片面に凹凸を施した熱溶融樹脂層を設
け、この熱溶融樹脂層の凹凸面の全面に金属蒸着層を設
け、この金属蒸着層の表面にクッション性を有する発泡
シート材層を設けるよう構成した。
上記金属蒸着層に代えて金属含有インキの印刷による
インキ層とすることもできる。
(作用) 凹凸を施した熱溶融樹脂層の表面に設けられた金属蒸
着層もしくは金属含有インキの印刷によるインキ層での
光の屈折による金属光沢の強弱と、その裏面に設けられ
た発泡シート材層のパールの感じとが組み合わさって、
基材層側から見ると、光輝性に富んだ高級感のある意匠
を得ることができる。
また、熱溶融樹脂層の表面に金属蒸着もしくは金属含
有インキ層が設けられ、この金属蒸着もしくは金属含有
インキ層の表面が発泡シート材で覆われているため、金
属蒸着もしくは金属含有インキ層にクラックが生じるこ
とがなく、しかも、クッション性に富んだシートを得る
ことができる。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
添付の図は本考案の一実施例に係る光輝性発泡シート
の積層構成図である。
この実施例において、光輝性発泡シート1は、ポリエ
ステル(PET35)よりなる基材層2の表面に、アンカー
コート層(図示せず)を介して表面に凹凸を施したポリ
エチレン(PE20)よりなる熱溶融樹脂層3を設け、この
熱溶融樹脂層3の全面に金属蒸着層4を形成し、さら
に、その表面に、粘着剤層5を介してクッション性を有
する発泡シート材層6を設けることによって形成され
る。ここで、発泡シート材層6を構成する材質として
は、例えば、積水化学製ソフトロンが用いられる。
このような構成の光輝性発泡シート1は、基材層2を
表にして、一般家庭の台所または店舗の床材や壁装材等
の建装材として用いられる。
上記実施例の光輝性発泡シート1においては、中間層
である金属蒸着層4に凹凸柄が形成されているので、表
面側から入射された光が上記金属蒸着層4において屈折
されることにより、強弱のある金属光沢が得られ、しか
も、この金属光沢と、その裏面に設けられた発泡シート
材層6の持つパールの感じとが組み合わさって、高級感
のある意匠を得ることができる。
また、最裏面に発泡シート材層6が形成されているた
め、クッション性に富んだシートとすることができる。
さらに、熱溶融樹脂層3の表面に金属蒸着層4が設けら
れ、この金属蒸着層4の表面が発泡シート材層6で覆わ
れているため、使用中に金属蒸着層4にクラックを生じ
ることがなく、見栄えを損なうことがない。
上記実施例において、金属蒸着層の代わりに、例えば
大日本インキ化学製ファインラップなどの金属含有イン
キを用いて印刷によりインキ層を形成するようにしても
よい。
また、上記実施例では、発泡シートを床材,壁装材等
の建装材に用いたものを説明したが、このような発泡シ
ートは、包装材として用いることもできる。その場合、
基材層としてのポリエステルの厚みを12〜15μmとし、
粘着剤層に代えて、ドライラミもしくはポリエチレンラ
ミによる接着剤層を用いると好適である。
また、上記熱溶融樹脂層の凹凸柄のパターンは、平面
視において、正方形の凸部が縦横に並べられ、これらの
凸部間に互いに連通した凹部が碁盤目状に形成されるよ
うなパターンにしてもよいし、あるいは、上記正方形を
菱形や三角形に置き換えたパターンとしたり、また、平
行に配置した複数本の線上凸部と線上凹部とにより繰り
返しパターンを形成するなど、種々のパターンを採用す
ることが可能である。
本考案は、その他いろいろな態様で実施することがで
きる。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されているので、金属光沢
の強弱とパールの感じとが組み合わさって、光輝感に優
れ、しかも、クラックを生じることのないクッション性
のある発泡シートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係る光輝性発泡シートの積層構
成図である。 1:光輝性発泡シート、2:基材層、3:熱溶融樹脂層、4:金
属蒸着層、6:発泡シート材層。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材の片面に凹凸を施した熱溶融樹脂層を
    設け、該熱溶融樹脂層の凹凸面の全面に金属蒸着層を設
    け、該金属蒸着層の表面にクッション性を有する発泡シ
    ート材層を設けたことを特徴とする光輝性発泡シート。
  2. 【請求項2】基材の片面に凹凸を施した熱溶融樹脂層を
    設け、該熱溶融樹脂層の凹凸面の全面に金属含有インキ
    の印刷によるインキ層を設け、該耐熱性樹脂層の表面に
    クッション性を有する発泡シート材層を設けたことを特
    徴とする光輝性発泡シート。
JP5243390U 1990-05-18 1990-05-18 光輝性発泡シ―ト Expired - Lifetime JP2506355Y2 (ja)

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JPH0411626U JPH0411626U (ja) 1992-01-30
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