JP2506300B2 - エポキシ樹脂硬化剤 - Google Patents

エポキシ樹脂硬化剤

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JP2506300B2 JP33368692A JP33368692A JP2506300B2 JP 2506300 B2 JP2506300 B2 JP 2506300B2 JP 33368692 A JP33368692 A JP 33368692A JP 33368692 A JP33368692 A JP 33368692A JP 2506300 B2 JP2506300 B2 JP 2506300B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エポキシ樹脂硬化剤に
関するものであり、特に使用時、エポキシ樹脂と硬化剤
の組成物を乳化、可溶化あるいは分散化などの水系状態
で使用することのできるエポキシ樹脂硬化剤に関する。
更に詳しくはエポキシ樹脂系の塗料や接着剤を使用する
際、有機溶剤を全く使用しないかあるいは低減して、代
わりに水を使用することにより作業性を良くし、且つ硬
化物の性能を損なうことがないエポキシ樹脂硬化剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、塗料や接着剤等において使用され
ている有機溶剤は火災の危険性、省資源、有機溶剤の毒
性および中毒等の点でこれに替わり水を媒体とする系に
すべく数多くの検討がされてきている。
【0003】エポキシ樹脂系の塗料や接着剤等において
も、エポキシ樹脂と界面活性剤とで強制的に機械乳化し
た状態で、水溶性のポリアミン系硬化剤を用いる方法や
ポリアミド系硬化剤を用いる方法が提唱されてきた。し
かしこれらの方法では硬化物が完全に硬化完了せず、表
面が粘着性をもっていたり、エポキシ樹脂硬化物の優れ
ている特徴である耐水性、耐薬品性、接着性等を発揮し
なかったりなど、性能が悪くなり、このため有機溶剤か
ら水に代替することができなかった。
【0004】この改良のため、ポリエポキシド化合物、
ポリアルキレンポリオール(通常ポリエチレングリコー
ルをもちいる)、ポリアミン化合物およびアクリロニト
リル等の不飽和化合物より成る反応生成物を硬化剤と
し、エポキシ樹脂とこの硬化剤を所定量配合し、混合攪
拌後に水を加えて乳化物を生ずる方法が提案されている
(特開昭54−56700号公報)。この方法によると
乳化安定性が良くかつ硬化物は比較的耐水性の良いもの
が得られる。すなわちエポキシ樹脂をその硬化剤の持つ
界面活性剤的な機能で乳化する方法であり、耐水性の低
下要因であるエポキシ樹脂の乳化剤が省かれた効果があ
り、硬化物中の乳化剤含量(すなわち親水性成分)を低
減できることにより耐水性を向上できる方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法においても有機溶剤使用による硬化物に比べて、光
沢、耐水性、耐薬品性、接着性等が劣り、あまり耐久性
のいらない用途に限定して使用せざるを得ない状況であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の問題
点を解決すべく鋭意検討した結果、ある種の変性ポリア
ミンをスルファミン酸により部分中和したものをエポキ
シ樹脂の硬化剤とすると容易に乳化物が出来、かつその
硬化物は高光沢および良好なる耐水性、耐薬品性を発揮
し、有機溶剤系に匹敵する性能を持つことを見い出し、
本発明に到った。すなわち本発明は、ポリアミン化合物
(A)とエポキシ化合物(B)との反応物(1)を、ス
ルファミン酸で部分中和してなるエポキシ樹脂硬化剤で
ある。
【0007】本発明において、ポリアミン化合物(A)
としては、モノアルキレンジアミン(エチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミンおよびヘキ
サメチレンジアミン等)、ポリアルキレンポリアミン
(A1){エチレンアミン類(ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、
ペンタエチレンヘキサミンおよびアミノエチルピペラジ
ン等)、プロピレンアミン類(ジプロピレントリアミン
およびトリプロピレンテトラミン等)およびヘキサメチ
レンアミン類(ジヘキサメチレントリアミンおよびトリ
ヘキサメチレンテトラミン等)等}、メタキシリレンジ
アミン、イソホロンジアミン、1,3−ビスアミノメチ
ルシクロヘキサン、ポリアルキレンポリアミンと脂肪酸
および/または重合脂肪酸との反応物であるポリアミド
ポリアミン樹脂[商品名{ポリマイドL−45−
(3)、ポリマイドL−55−(3)、ポリマイドL−
4051およびポリマイドL−75(いずれも三洋化成
工業製)}等]およびこれらの混合物等があげられる。
【0008】これらのうち好ましいものはポリアルキレ
ンポリアミン(A1)(トリエチレンテトラミン、テト
ラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ジ
プロピレントリアミン、トリプロピレンテトラミン
等)、イソホロンジアミン、メタキシリレンジアミンお
よび1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサンである。
特に好ましいものはポリアルキレンポリアミン(A1)
であるトリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、ペンタエチレンヘキサミン、ジプロピレントリア
ミンである。
【0009】本発明においてエポキシ化合物(B)とし
ては、2価フェノール類のグリシジルエーテル(B1)
[2価フェノール(レゾルシン、ビスフェノールA、ビ
スフェノールFおよびビスフェノールS等)とエピクロ
ルヒドリンより得られるグリシジルエーテル、2価フェ
ノールのアルキレンオキサイド付加物のグリシジルエー
テル{2価フェノールのエチレンオキサイド付加物(平
均付加モル数2〜8)(ビスフェノールAのエチレンオ
キサイド2〜8モル付加物等)のグリシジルエーテル、
2価フェノールのプロピレンオキサイド付加物(平均付
加モル数2〜20)(ビスフェノールAのプロピレンオ
キサイド2〜20モル付加物等)のグリシジルエーテル
(b1)等}等]、1価フェノール類のグリシジルエー
テル(B2){フェニルモノグリシジルエーテル、o−
クレゾールモノグリシジルエーテル、m,p−クレゾー
ルモノグリシジルエーテル、p−ターシャリーブチルフ
ェニルグリシジルエーテル、アルキルフェノールモノグ
リシジルエーテル(エピコートYE−122:油化シェ
ルエポキシ社製、デナコールEX−192:ナガセ化成
工業社製等)、フェノールのエチレンオキサイド5モル
付加物のモノグリシジルエーテル(デナコールEX−1
45:ナガセ化成工業社製等)およびノニルフェノール
グリシジルエーテル等の1価フェノールのグリシジルエ
ーテル(b2)等}、1価アルコール類のグリシジルエ
ーテル(B3){アリルアルコールモノグリシジルエー
テル、ブチルアルコールモノグリシジルエーテル、2−
エチルヘキシルアルコールモノグリシジルエーテル、ラ
ウリルアルコールのエチレンオキサイド15モル付加物
のモノグリシジルエーテル(デナコールEX−171:
ナガセ化成工業社製等)、ドデシルアルコールモノグリ
シジルエーテルおよびオレイルアルコールモノグリシジ
ルエーテル等の1価アルコールのグリシジルエーテル
(b3)等}、フェノールあるいはアルキルフェノール
ノボラック樹脂のグリシジルエーテル(エピコート15
2、エピコート154、エピコート180S65:いず
れも油化シェルエポキシ社製等)、多価アルコールなら
びにこの多価アルコールのアルキレンオキサイド付加物
より得られる多価アルコール類系エポキシ樹脂(デナコ
ールEX−212、デナコールEX−321、デナコー
ルEX−614、デナコールEX−512、デナコール
EX−421、デナコールEX−314、デナコールE
X−411:いずれもナガセ化成工業社製等)、アミン
系エポキシ樹脂(GOT、GAN:いずれも日本化薬社
製等)、ポリカルボン酸類系エポキシ樹脂(フタル酸ジ
グリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジ
ルエステル、アジピン酸ジグリシジルエステル等)およ
びこれらの混合物が挙げられる。
【0010】これらのうち好ましいものは2価フェノー
ル類のグリシジルエーテル(B1)1価フェノール類の
グリシジルエーテル(B2)、1価アルコール類のグリ
シジルエーテル(B3)である。特に好ましいものは2
価フェノールのプロピレンオキサイド付加物(平均付加
モル数2〜20)のグリシジルエーテル(b1)、1価
フェノールのグリシジルエーテル(b2)、1価アルコ
ールのモノグリシジルエーテル(b3)である。
【0011】なお、2価フェノールのプロピレンオキサ
イド付加物(平均付加モル数2〜20)のグリシジルエ
ーテル(b1)において、グリシジルエーテル化の割合
は2価フェノールの1モルに対し、1.2個以上がグリ
シジルエーテル化された化合物であればよい。1.2個
未満の場合は硬化物の耐水性が劣る。
【0012】また、その製法は特に限定しないが例示す
るとビスフェノール類にアルカリ触媒存在下、所定量の
プロピレンオキサイドを反応させることによって該ジオ
ールが得られる。反応温度は通常50〜180℃、反応
時間は通常1〜20時間である。その後にグリシジルエ
ーテル化する。グリシジルエーテル化の製法を例示する
と、従来知られている1段法および2段法のどちらの方
法でもよい。例えば1段法では、該付加物を苛性ソーダ
の存在下に、通常30〜100℃でエピクロルヒドリン
と反応させることにより、グリシジルエーテル化するこ
とができる。2段法では、触媒の存在下、該付加物とエ
ピクロルヒドリンを付加反応させ、ついで苛性アルカリ
を加え、脱塩化水素化することによりグリシジルエーテ
ル化することができる。
【0013】また、エポキシ化合物(B)において、B
1とB2ならびに/もしくはB3を併用する場合、その
比率は、通常B1:B2:B3=1:(0.2〜2.
0):(0.2〜2.0)(モル比率)である。この比
率以外では製品の粘度が高くなったり、硬化物の耐水性
および耐薬品性が低下する。
【0014】ポリアミン化合物(A)とエポキシ化合物
(B)との割合は(A)中の活性水素1個に対し、
(B)中のエポキシ基0.10〜0.60個の割合で反
応させるのが好ましい。その製法は特に限定しないが通
常、(A)と(B)とを一括で反応させる一括反応方
法、予め(A)と(B)中の1価のグリシジルエーテ
ルを反応後にそれに残りの(B)を反応させる分割反応
方法がある。その反応条件は特に限定しないが通常25
〜150℃でエポキシ基が完全に消失するまで反応させ
る。
【0015】つぎに得られた反応物(1)をスルファミ
ン酸で部分中和して本発明の硬化剤を得るが、スルファ
ミン酸以外の酢酸、乳酸、蟻酸などの有機酸類、塩酸、
硫酸、硝酸などの無機酸類を硬化物の耐水性、耐薬品性
が低下させない範囲で併用することができる。その部分
中和の割合は(1)中の全てのアミノ基1個に対しスル
ファミン酸0.01〜0.60個であり、好ましくは
0.03〜0.30個である。0.01以下の場合は水
に対し分散性が劣り、0.60以上では硬化物の耐水
性、耐薬品性を低下させる。この中和する方法はとくに
限定しないが通常(1)中に所定量のスルファミン酸を
投入し、温度0〜90℃で0.5〜10時間攪拌するこ
とによって中和できる。このとき中和しやすいように水
を使用することもできる。通常(1)に水を入れたあと
スルファミン酸を入れる方法あるいは水で予めスルファ
ミン酸を溶解し、それを(1)に入れる方法で中和を行
うことができる。
【0016】このようにして得た本発明の硬化剤に作業
性を考慮して、必要に応じて水を加えることによって希
釈した状態で保存することもできる。その他、必要によ
り、水溶性溶剤(たとえばエチルセロソルブ、ブチルセ
ロソルブなどのセロソルブ類、エチルアルコール、イソ
プロピルアルコール、ブチルアルコールなどのアルコー
ル類、エチルカルビトール、ブチルカルビトールなどの
カルビトール類)、骨材や体質顔料および着色顔料、添
加剤(消泡剤、レベリング剤、防かび剤、防菌剤などの
通常のエマルション塗料に使用されているもの)等を加
えることができる。
【0017】本発明の硬化剤を使用する場合はエポキシ
樹脂およびその他のものと共に使用する。対象となるエ
ポキシ樹脂はビスフェノールA型、ビスフェノールF
型、フェノールあるいはクレゾールノボラック型、ブロ
ム化ビスフェノール型、ポリアルキレングリコール型な
どのジまたはポリグリシジルエーテル型、アジピン
酸、ダイマー酸、ヘキサヒドロフタル酸などのカルボン
酸より得られるジまたはポリグリシジルエステル型、
ジアミノジフェニルメタン、キシリレンジアミン、イソ
シアヌル酸などより得られるポリグリシジルアミン型、
エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化植物油などの
脂肪族ポリエポキサイド型、3,4エポキシ−6メチ
ルシクロヘキシルメチルカルボキシレート、3,4エポ
キシシクロヘキシルメチルカルボキシレートなどの脂環
族ポリエポキサイド型などおよびこれらの2種以上が例
示出来る。これらのうち好ましいものはエポキシ当量が
150〜340の液状のビスフェノールA型エポキシ樹
脂、エポキシ当量が155〜250の液状のビスフェノ
ールF型エポキシ樹脂、分子量が250〜550のポリ
プロピレングリコールのジグリシジルエーテルおよびこ
れらの混合物である。
【0018】このほかに作業性を良くするため稀釈剤を
使用できる。希釈剤としてはモノエポキシ化合物と溶媒
などがあげられる。モノエポキシ化合物としてはブチル
グリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエ
ーテル、フェニルグリシジルエーテル、m,p−あるい
はo−クレゾールグリシジルエーテルなどが例示でき
る。溶媒としては低級アルコール類(メタノール、イソ
プロパノール、ブタノールなど)、芳香族炭化水素類
(トルエン、キシレンなど)、ケトン類(メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトンなど)、セロソルブ類
(メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソ
ルブなど)、カルビトール類(エチルカルビトール、ブ
チルカルビトールなど)などのような有機溶媒、水およ
びこれらの混合物が例示できる。これらのうち好ましい
ものはイソプロパノール、ブタノール、トルエン、キシ
レン、メチルイソブチルケトン、メチルセロソルブ、エ
チルセロソルブである。
【0019】稀釈剤を併用できる比率は対象のエポキシ
樹脂100重量部に対し0〜400重量部であり、好ま
しくは0〜150重量部である。
【0020】そのほか必要に応じて可塑剤、顔料、充填
剤、消泡剤、レベリング剤、分散剤なども併用して使用
出来る。可塑剤としてはジブチルフタレート、ジオクチ
ルフタレートなどが例示できる。顔料としては酸化チタ
ン、硫酸バリュウム、ベンガラなどの無機系顔料が例示
できる。充填剤としては炭酸カルシュウム、タルク、シ
リカなどが例示できる。
【0021】本発明の硬化剤を使用する場合は、相手の
エポキシ樹脂およびその他をあらかじめ界面活性剤で
強制乳化したものに本発明の硬化剤を加えて使用する方
法と相手のエポキシ樹脂およびその他のものに本発明
の硬化剤を加え、このあと混合攪拌しながら水を加えて
乳化物として使用する方法のどちらでも使用できる。す
なわち本発明の硬化剤はエポキシ樹脂を硬化する硬化剤
の機能とエポキシ樹脂等を水に安定に分散させる乳化剤
の機能の両機能を有している。
【0022】本発明の硬化剤を使用することにより、安
定に水に分散したエポキシ樹脂乳化物となり、その硬化
物は表面光沢があり、耐水性および耐薬品性に優れてお
り、従来の溶剤使用のエポキシ樹脂の用途(たとえば塗
料、接着剤等)に適用できるとともに、溶剤が使用でき
なかった密閉内での使用および無溶剤系エポキシ樹脂の
一部(たとえば塗料、接着剤)にも適用でき、また使用
した器具の作業後の水による洗浄が容易であり、作業者
に付着した際は流水で洗い落とすことができる。すなわ
ち本発明の硬化剤を使用することにより溶剤系エポキシ
樹脂硬化物並の性能を発揮するとともに溶剤による毒性
問題および火気に対する危険性、作業者および使用器具
類が容易に洗浄できることことにより極めて利用範囲が
広い。
【0023】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明を更
に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。なお、以下において、平均粒子径は超遠心式自動粒
度分布測定機(CAPA−700:堀場製作所製)、粘
度はBL型粘度計、鏡面光沢は塗料一般試験法(JIS
K−5400)の60度鏡面光沢度、ゴバン目試験は
塗料一般試験法(JIS K−5400)の碁盤目試験
による方法で測定した。
【0024】実施例1 内容量2Lのステンレス製の反応槽にポリアミン化合物
(A)としてテトラエチレンペンタミン189g、エポ
キシ化合物(B)の中の(B2)としてm,p−クレゾ
ールグリシジルエーテル90gを入れた。これを攪拌混
合しながら加熱し、65〜75℃に保ちながら4時間反
応しエポキシ基を消失させた。次いで、エポキシ化合物
(B)の中の(B1)としてビスフェノールAのプロピ
レンオキサイド5モル付加物をグリシジルエーテル化し
たエポキシ化合物(エポキシ当量:435)435gを
入れ、80〜85℃でさらに2時間反応して反応物
(1)である変性ポリアミン化合物(活性水素当量:1
30)を作成した。この変性ポリアミン化合物125g
にあらかじめ13%に溶解したスルファミン酸の水溶液
を75g加え45℃で1時間混合中和し(全アミノ基中
和率:10.4%)、本発明の硬化剤(イ)(硬化剤含
量:67%、粘度:58ps)を得た。つぎにエピート
828(油化シェルエポキシ社製:エポキシ当量18
5)100gに前記で得た硬化剤(イ)100gを加
え、攪拌しながら水125gを加え、乳化物を得た。こ
の乳化物は乳白色の外観で平均粒子径0.75ミクロ
ン、粘度5.8psであった。これをガラス板に250
ミクロンのフィルムアプリケーターで塗布し2日間室温
で放置し硬化させた。なお、使用した器具は水道水で容
易に洗浄することが出来た。得られた硬化塗膜は鏡面光
沢が87で、コバン目試験も10点であり、更に水およ
び5%硫酸の液滴を表面上に落し3日間覆いしたあとで
も全く表面が変わらず、高光沢、良接着性で耐水、耐薬
品性のある塗膜であった。
【0025】実施例2 実施例1のポリアミン化合物(A)をイソホロンジアミ
ン170gを用いた以外は実施例1同様の方法で硬化剤
(ロ)(硬化剤含量:68%、粘度:89ps、硬化剤
分の活性水素当量:278、全アミノ基中和率:22.
2%)を得た。つぎにエピート828(油化シェルエポ
キシ社製:エポキシ当量185)100gに前記で得た
硬化剤(ロ)200gを加え、攪拌しながら水225g
を加え乳化物を得た。この乳化物は乳白色の外観で平均
粒子径0.95ミクロン、粘度7.8psであった。こ
れをガラス板に250ミクロンのフィルムアプリケータ
ーで塗布し2日間室温で放置し硬化させた。得られた硬
化塗膜は鏡面光沢が91で、コバン目試験も10点であ
り、更に水および5%硫酸の液滴を表面上に落し3日間
覆いしたあとでも全く表面が変わらず、高光沢、良接着
性で耐水、耐薬品性のある塗膜であった。
【0026】実施例3 実施例1のエポキシ化合物(B)のなかの(B2)を
(B3)である2−エチルヘキシルグリシジルエーテル
109gに代えた以外は実施例1と同様の方法で硬化剤
(硬化剤含量:67%、粘度:21ps、硬化剤分の活
性水素当量:134、全アミノ基中和率:10.7%)
を得た。更に70〜80℃で減圧脱水し流去した水と同
量のエチルセロソルブで希釈して溶媒で置換した硬化剤
(ハ)を得た。つぎにエピート828(油化シェルエポ
キシ社製:エポキシ当量185)100gに前記で得た
硬化剤(ハ)100gを加え、攪拌しながら水125g
を加え乳化物を得た。この乳化物は乳白色の外観で平均
粒子径0.55ミクロン、粘度6.3psであった。こ
れをガラス板に250ミクロンのフィルムアプリケータ
ーで塗布し2日間室温で放置し硬化させた。得られた硬
化塗膜は鏡面光沢が90で、コバン目試験も10点であ
り、更に水および5%硫酸の液滴を表面上に落し3日間
覆いしたあとでも全く表面が変わらず、高光沢、良接着
性で耐水、耐薬品性のある塗膜であった。
【0027】実施例4 実施例1のエポキシ化合物(B)の中の(B2)をo−
クレゾールグリシジルエーテル90g、(B1)をビス
フェノールAのプロピレンオキサイド3モル付加物のエ
ポキシ化物(エポキシ当量:344)344gに代えた
以外は実施例1と同様の方法で硬化剤(ニ)(硬化剤含
量:68%、粘度:85ps、硬化剤分の活性水素当
量:113、全アミノ基中和率:9.3%)を得た。つ
ぎにエピート828(油化シェルエポキシ社製:エポキ
シ当量185)100gにノニオン系界面活性剤のノニ
ポール700(三洋化成工業製)5gを混練しながら水
95gを加えて乳化した乳化物200gに前記で得た硬
化剤(ニ)90gを加えて、硬化剤含有の乳化物を得
た。この乳化物は乳白色の外観で平均粒子径0.90ミクロ
ン、粘度8.2psであった。これをガラス板に250
ミクロンのフィルムアプリケーターで塗布し2日間室温
で放置し硬化させた。得られた硬化塗膜は鏡面光沢が9
1で、コバン目試験も10点であり、更に水および5%
硫酸の液滴を表面上に落し3日間覆いしたあとでも全く
表面が変わらず、高光沢、良接着性で耐水、耐薬品性の
ある塗膜であった。
【0028】実施例5 実施例1のポリアミン化合物(A)をトリエチレンテト
ラミン146g、エポキシ化合物(B)の中の(B2)
を(B3)の2−エチルヘキシルグリシジルエーテル1
09g、(B1)をビスフェノールAのプロピレンオキ
サイド2.3モル付加物のエポキシ化物(エポキシ当
量:255)255gに代えた以外は実施例1と同様の
方法で硬化剤(ホ)(硬化剤含量:67%、粘度:11
5ps、硬化剤分の活性水素当量:113、全アミノ基
中和率:9.5%)を得た。つぎにエピート828(油
化シェルエポキシ社製:エポキシ当量185)100g
にノニオン系界面活性剤のノニポール700(三洋化成
工業製)5gを混練しながら水95gを加えて乳化した
乳化物200gに前記で得た硬化剤(ホ)90gを加え
て、硬化剤含有の乳化物を得た。この乳化物は乳白色の
外観で平均粒子径0.75ミクロン、粘度7.0psで
あった。これをガラス板に250ミクロンのフィルムア
プリケーターで塗布し2日間室温で放置し硬化させた。
得られた硬化塗膜は鏡面光沢が95で、コバン目試験も
10点であり、更に水および5%硫酸の液滴を表面上に
落し3日間覆いしたあとでも全く表面が変わらず、高光
沢、良接着性で耐水、耐薬品性のある塗膜であった。
【0029】実施例6 実施例1のポリアミン化合物(A)をトリエチレンテト
ラミン146g、エポキシ化合物(B)の中の(B2)
をエピコートYED122(油化シェルエポキシ社製、
エポキシ当量:227)114g、(B1)をビスフェ
ノールAのエポキシ化合物(商品名:エピコート82
8、油化シェルエポキシ社製、エポキシ当量:185)
185gに代えた以外は実施例1と同様の方法で硬化剤
(ヘ)(硬化剤含量:55%、粘度:255ps、硬化
剤分の活性水素当量:99、全アミノ基中和率:9.3
%)を得た。つぎにエピート828(油化シェルエポキ
シ社製:エポキシ当量185)100gにノニオン系界
面活性剤のノニポール700(三洋化成工業製)5gを
混練しながら水95gを加えて乳化した乳化物200g
に前記で得た硬化剤(ヘ)180gを加えて、硬化剤含
有の乳化物を得た。この乳化物は乳白色の外観で平均粒
子径0.75ミクロン、粘度9.0psであった。これ
をガラス板に250ミクロンのフィルムアプリケーター
で塗布し2日間室温で放置し硬化させた。得られた硬化
塗膜は鏡面光沢が95で、コバン目試験も10点であ
り、更に水および5%硫酸の液滴を表面上に落し3日間
覆いしたあとでも全く表面が変わらず、高光沢、良接着
性で耐水、耐薬品性のある塗膜であった。
【0030】実施例7 実施例1のポリアミン化合物(A)をイソホロンジアミ
ン170g、エポキシ化合物(B)の中の(B2)を
(B3)のブチルグリシジルエーテル65g、(B1)
をビスフェノールAのプロピレンオキサイド3モル付加
物のエポキシ化物(エポキシ当量:344)344gに
代えた以外は実施例1と同様の方法で硬化剤(ト)(硬
化剤含量:67%、粘度:24ps、硬化剤分の活性水
素当量:232、全アミノ基中和率:21.5%)を得
た。つぎにエピート828(油化シェルエポキシ社製:
エポキシ当量185)100gにノニオン系界面活性剤
のノニポール700(三洋化成工業製)5gを混練しな
がら水95gを加えて乳化した乳化物200gに前記で
得た硬化剤(ト)125gを加えて、硬化剤含有の乳化
物を得た。この乳化物は乳白色の外観で平均粒子径0.
55ミクロン、粘度95psであった。これをガラス板
に250ミクロンのフィルムアプリケーターで塗布し2
日間室温で放置し硬化させた。得られた硬化塗膜は鏡面
光沢が91で、コバン目試験も10点であり、更に水お
よび5%硫酸の液滴を表面上に落し3日間覆いしたあと
でも全く表面が変わらず、高光沢、良接着性で耐水、耐
薬品性のある塗膜であった。
【0031】実施例8 実施例1のポリアミン化合物(A)をアミノエチルピペ
ラジン142g、エポキシ化合物(B)の中の(B2)
をフェニルグリシジルエーテル88g、(B1)をビス
フェノールAのプロピレンオキサイド10モル付加物の
エポキシ化物(エポキシ当量:576)576gに代え
た以外は実施例1と同様の方法で硬化剤(チ)(硬化剤
含量:67%、粘度:11ps、硬化剤分の活性水素当
量:534、全アミノ基中和率:19.8%)を得た。
つぎにエピート828(油化シェルエポキシ社製:エポ
キシ当量185)100gにノニオン系界面活性剤のノ
ニポール700(三洋化成工業製)5gを混練しながら
水95gを加えて乳化した乳化物200gに前記で得た
硬化剤(チ)250gを加えて、硬化剤含有の乳化物を
得た。この乳化物は乳白色の外観で平均粒子径0.75
ミクロン、粘度2.6psであった。これをガラス板に
250ミクロンのフィルムアプリケーターで塗布し2日
間室温で放置し硬化させた。得られた硬化塗膜は鏡面光
沢が89で、コバン目試験も10点であり、更に水およ
び5%硫酸の液滴を表面上に落し3日間覆いしたあとで
も全く表面が変わらず、高光沢、良接着性で耐水、耐薬
品性のある塗膜であった。
【0032】実施例9 実施例1のポリアミン化合物(A)をジプロピレントリ
アミン131g、エポキシ化合物(B)の中の(B2)
をブチルグリシジルエーテル65g、(B1)をビスフ
ェノールAのプロピレンオキサイド6.4モル付加物の
エポキシ化物(エポキシ当量:438)438gに代え
た以外は実施例1と同様の方法で硬化剤(リ)(硬化剤
含量:68%、粘度:82ps、硬化剤分の活性水素当
量:181、全アミノ基中和率:15.6%)を得た。
つぎにエピート828(油化シェルエポキシ社製:エポ
キシ当量185)100gにノニオン系界面活性剤のノ
ニポール700(三洋化成工業製)5gを混練しながら
水95gを加えて乳化した乳化物200gに前記で得た
硬化剤(リ)100gを加えて、硬化剤含有の乳化物を
得た。この乳化物は乳白色の外観で平均粒子径0.45
ミクロン、粘度5.4psであった。これをガラス板に
250ミクロンのフィルムアプリケーターで塗布し2日
間室温で放置し硬化させた。得られた硬化塗膜は鏡面光
沢が95で、コバン目試験も10点であり、更に水およ
び5%硫酸の液滴を表面上に落し3日間覆いしたあとで
も全く表面が変わらず、高光沢、良接着性で耐水、耐薬
品性のある塗膜であった。
【0033】実施例10 実施例1のポリアミン化合物(A)をポリマイドL−4
051(三洋化成工業製:テトラエチレンペンタミンと
トール油脂肪酸とのアミドポリアミン)460gを用い
た以外は実施例1同様の方法で硬化剤(ヌ)(硬化剤含
量:68%、粘度:157ps、硬化剤分の活性水素当
量:290、全アミノ基中和率:20.7%)を得た。
つぎにエピート828(油化シェルエポキシ社製:エポ
キシ当量185)100gに前記で得た硬化剤(ヌ)1
60gを加え、攪拌しながら水225gを加え乳化物を
得た。この乳化物は乳白色の外観で平均粒子径0.42
ミクロン、粘度17.3psであった。これをガラス板
に250ミクロンのフィルムアプリケーターで塗布し5
日間室温で放置し硬化させた。得られた硬化塗膜は鏡面
光沢が87で、コバン目試験も10点であり、更に水お
よび5%硫酸の液滴を表面上に落し3日間覆いしたあと
でも全く表面が変わらず、高光沢、良接着性で耐水、耐
薬品性のある塗膜であった。
【0034】比較例1 実施例1のスルファミン酸に代えて酢酸で部分中和した
比較の硬化剤(Y)(硬化剤含量:67%、全アミノ基
中和率:10.2%)を得た。つぎにエピート828
(油化シェルエポキシ社製:エポキシ当量185)10
0gに前記で得た硬化剤(Y)100gを加え、攪拌し
ながら水125gを加えたが相分離し乳化物がえられな
かった。(Y)を減圧脱水しエチルセロソルブで溶媒置
換したあと、エピコート828と同量で混合し、これを
ガラス板に250ミクロンのフィルムアプリケーターで
塗布し2日間室温で放置し硬化させた。得られた硬化塗
膜は鏡面光沢が53で、ゴバン目試験も2点であり、水
および5%硫酸の液滴を表面に落すとすぐにフクレが発
生した。光沢、接着性、耐水、耐薬品性ともに不十分な
硬化塗膜であった。
【0035】比較例2 反応容器に数平均分子量1000のポリエチレングリコ
ール(商品名:PEG1000、三洋化成工業製)10
0gとエピコート828(油化シェルエポキシ社製)7
4gと触媒として弗化ホウ素アミン錯塩1gを入れて1
70℃で6時間反応した。このあとイソホロンジアミン
102gを入れ70〜80℃で3時間反応したあとアク
リロニトリル31.8gを入れて反応し比較の硬化剤
(Z)(エポキシ当量:194)を得た。つぎにエピー
ト828(油化シェルエポキシ社製:エポキシ当量18
5)100gにノニオン系界面活性剤のノニポール70
0(三洋化成工業製)5gを混練しながら水95gを加
えて乳化した乳化物200gに前記で得た硬化剤(Z)
100gを加えて、硬化剤含有の乳化物を得た。この乳
化物は乳白色の外観で平均粒子径5.6ミクロン、粘度
2.8psであった。これをガラス板に250ミクロン
のフィルムアプリケーターで塗布し5日間室温で放置し
硬化させた。得られた硬化塗膜は鏡面光沢が52で、ゴ
バン目試験が4点であり、水および5%硫酸の液滴を表
面に落し3日間覆いしたあとの状態は水を落とした表面
は白化しており、5%硫酸を落とした表面は白化とフク
レが全面に発生していた。硬化物の光沢、接着性、耐水
性、耐薬品性ともに不十分な塗膜であった。
【0036】
【発明の効果】本発明は下記の効果を奏する。 (1)水系でありながら硬化物はエポキシ樹脂の特徴で
ある良接着性、耐久性を保持している。 (2)有機溶剤を全く使用しないことが可能であり、作
業者および周辺に対し安全なる作業が可能となる。 (3)水が溶媒となるため容易に濃度調整ができ、付着
物の洗浄もきわめて容易である。
【0037】上記効果を奏することから本発明の硬化剤
を使用することにより従来有機溶剤を使用していたエポ
キシ樹脂系下塗塗料、中塗り塗料および床材の上塗り塗
料、エポキシ樹脂接着剤の使用時の安全性が極度に良く
なり、密閉系での作業、火気付近での作業、乳化系のた
めコンクリートやモルタル表面の保護塗料など極めて作
業に支障のあった箇所へのコーティング材、ライニング
材、接着剤等の適用が可能となった。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミン化合物(A)とエポキシ化合
    物(B)との反応物(1)を、スルファミン酸で部分中
    和してなるエポキシ樹脂硬化剤。
  2. 【請求項2】 ポリアミン化合物(A)が、ポリアルキ
    レンポリアミン(A1)である請求項1記載の硬化剤。
  3. 【請求項3】 エポキシ化合物(B)が、2価フェノー
    ル類のグリシジルエーテル(B1)、および1価フェノ
    ール類のグリシジルエーテル(B2)ならびに/もしく
    は1価アルコール類のグリシジルエーテル(B3)であ
    る請求項1または2記載の硬化剤。
  4. 【請求項4】 エポキシ化合物(B)が、2価フェノー
    ルのプロピレンオキサイド付加物(平均付加モル数2〜
    20)のグリシジルエーテル(b1)、および1価フェ
    ノールのグリシジルエーテル(b2)ならびに/もしく
    は1価アルコールのグリシジルエーテル(b3)である
    請求項1〜3のいずれか記載の硬化剤。
  5. 【請求項5】 反応物(1)が、ポリアミン化合物
    (A)とエポキシ化合物(B)を、(A)中の活性水素
    1個に対し(B)中のエポキシ基0.20〜0.50個
    の割合で反応させたものである請求項1〜4のいずれか
    記載の硬化剤。
  6. 【請求項6】 反応物(1)のアミノ基1個に対し、ス
    ルファミン酸0.03〜0.30個で中和してなる請求
    項1〜5のいずれか記載の硬化剤。
  7. 【請求項7】 水系である請求項1〜6のいずれか記載
    の硬化剤。
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