JP2505548Y2

JP2505548Y2 - 毛髪結束具

Info

Publication number: JP2505548Y2
Application number: JP1993060178U
Authority: JP
Inventors: しづゑ生明
Original assignee: しづゑ生明
Priority date: 1993-10-03
Filing date: 1993-10-03
Publication date: 1996-07-31
Anticipated expiration: 2006-07-31
Also published as: JPH0724204U

Description

【考案の詳細な説明】【考案の目的】

【０００１】女性が行うスポーツ、殊に、テニス、ラン
ニング、ないし、マラソン等に於ては身体的な活動と連
れて毛髪も動揺し、これがスポーツの活動を阻害し、な
いし、少なくとも精神的に不快感を招来し、これに付い
ては従来毛髪の抑止帯を使用したが、スポーツ活動中ず
り下がる缺陥が存する等使用に種種の障害が現出する弊
害があったが、本考案の構成はこれ等の弊害を払拭する
とともに、独り上記スポーツ等に限定されることなく、
家庭に於て炊事、掃除等をなし、買物等、近隣へ外出す
るような場合、これを装着すれば、軽快な服装感を発揮
する目的を達成する。

【産業上の利用分野】

【０００２】前項

【０００１】考案の目的に示した通り。

【従来の技術】

【０００３】本考案は請求項１に表示した考案であっ
て、従来全くない。

【０００４】本考案は上記

【０００１】考案の目的に示した通りこれを着装すれ
ば、スポーツ活動中ずり下がる、ないし、ずり落ちる障
害が現出する弊害がなく、本考案毛髪結束具がしっかり
と頭部に密着し、したがって毛髪を確固と頭部に保持し
得るのみならず、家庭に於て炊事、掃除等をなし、買物
等、近隣へ外出するような場合、これを着装すれば服装
全体としても軽快な服装感に転換し得る価値を発揮し、
殊に、若い女性の使用する用具として適切である。

【考案の構成】

【０００５】請求項１に示す通り額から項（うなじ）に
かけて頭部側面を布、羅紗、網地等を以て構成した結束
帯を以て覆持可能になし、結束帯の項部に対応する個所
に毛髪挿入孔を設け、これに挿入した毛髪を結束帯の結
着その他止め具を以て定着した毛髪結束具。

【課題を解決するための手段】

【０００６】請求項１、及び、実施例に表示する通り。

【実施例】

【０００７】図は本考案実施の複数例を示すものであ
る。第１実施例図１、ないし、図４に示した対象であっ
て、（１）は結束帯であり、適宜の布地、羅紗地を以て
一重、ないし、二重に（袋状）に構成する。（２）は結
束帯（１）の上下縁辺を折曲げた縁、（１ａ）は縫い目
を示す。また、結束帯（１）の両端部は延長し結着して
リボンを構成する部分とする。この延長部にも縁（２）
を設ける。上記延長は左右不平等の長さにして結着をな
し易くする。上記延長を不平等にすることによって結着
後は平等の大きさに観取し得る蝶結びの如きが構成され
る。（３）は結束帯（１）の項部に対応する個所に穿設
した毛髪挿入孔、（４）はその毛髪挿入孔に連続して設
けた舌片で、その部にマジックテープ（５）を定着し、
かつ、これに対応するマジックテープ（６）（（６）は
第２実施例を以て示す。）を毛髪挿入孔（４）の縁辺に
定着する。マジックテープ（５）、及び、同（６）は接
着、離脱自在である。第２実施例（７）は網地を以て構
成した結束帯を示し、（８）は止め具であって、毛髪挿
入孔（３）に挿入した毛髪の結束をピン止めにより確固
と、ないし、動揺することのない状態に定着させる止め
具である。そしてこの定着させた上に結着したリボン
（９）を着装することを妨げない。その余は第１実施例
に同じ。第３実施例結束帯（１）に鍔（１０）（ひさ
し）を定着する。その定着は縫着等を以て行う。その余
は上記第１実施例、あるいは、第２実施例に同じ。な
お、第３実施例は図示してない。その他図８は結束帯の
延長部を蝶結びになし、図９は同延長部をリボンを垂れ
さがり状態にした各表示の斜面図を示す。なお、図４、
図５に於て（１１）はピン止めの際使用することのある
「５」である。

【作用】

【０００８】本考案の作用を実施例に依拠して説述する
に、毛髪を適宜の手段により揃え、結束帯（１）を毛髪
を抑える如くして額から項にかけて頭部側面に接着し、
ないし、抑圧し、その結集した毛髪を毛髪挿入項（４）
中へ挿入し、その挿出された毛髪の結束をそのままお下
げ髪の状態になし、あるいは、束髪の状態、ないし、ア
ップの状態にする等適宜の手段を施す。

【考案の効果】

【０００８】上記

【０００１】考案の目的に記載した事項を達成し得る効
果がある。（注）考案の詳細な説明中マジックテープは
登録商標である。

【図面の簡単な説明】

図は本考案実施の複数例を示すものであって、図１は本
考案の平面図、図２は同左側面図、図３は結束帯の延長
部を結着した一例を示す斜面図、図４はマジックテープ
（登録商標）を使用した状態を示す結束帯の斜面図であ
って、図１、ないし、図４を以て第１実施例を示し、図
５は網地を以て構成した結束帯を示し、これを第２実施
例とし、図６は止め具、図７は止め具等に取付けるリボ
ンを示し、図８、及び、図９は各使用状態を示す図であ
る。

Claims

(57)【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】額から項にかけて頭部側面を、布羅紗、網
地等を以て構成した結束帯を以て覆持可能になし、結束
帶の項部に対応する個所にも毛髪挿入孔を設け、これに
挿入した毛髪を結束帯の結着その他止め具を以て定着
し、この定着部に蝶結び等に結着したリボン、あるい
は、垂れ下がり状態のリボンを各着脱自在に取付けた毛
髪結具。