JP2505504Y2 - 流体混合装置 - Google Patents

流体混合装置

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JP2505504Y2
JP2505504Y2 JP1991034432U JP3443291U JP2505504Y2 JP 2505504 Y2 JP2505504 Y2 JP 2505504Y2 JP 1991034432 U JP1991034432 U JP 1991034432U JP 3443291 U JP3443291 U JP 3443291U JP 2505504 Y2 JP2505504 Y2 JP 2505504Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/10Mixing by creating a vortex flow, e.g. by tangential introduction of flow components

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、流体処理装置の分野に
関し、特に改良された流体混合装置に関し、さらに特に
自動化された臨床化学分析への使用に適用することがで
きる流体混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体処理システムにおいて共通する必要
条件は、第1および第2の流体流を、第3の流体流を形
成すべく混合することである。たとえば、自動化された
臨床化学分析機では、分析のために2つの流体流を互い
に混合させることにより第3の流体流を形成することが
しばしば必要となる。第1の流体は、たとえば、血清、
血しょう、尿、脊髄液(CSF)のような患者試料とす
ることができる。これに対し、第2の流体は、第1の流
体と混合されたとき、混合物の、pH、イオン強度、お
よび界面活性剤を主として調整する緩衝剤とすることが
できる。
【0003】2種の流体流の結合を必要とするこの種の
システムの1つとして、ベックマン・インスツルメンツ
社(米国 92621 カリホルニア州 グルー)から
購入することができる、自動化された臨床化学分析機で
あるシンクロン・シー・エックス・3(SYNCHRO
N CX 3)がある。このシステムにおいて、患者試
料を収容したプローブは、試料注入セルの上方に整列さ
れる。このプローブは、プローブ先端部を混合用チャン
バー内に入れるべくセルに向けて下げられる。試料は、
緩衝剤が別個の導管部を介して混合用チャンバーに送ら
れる間、プローブから混合用チャンバーへ送られる。混
合物は、ナトリウム、カリウム、塩化物、および二酸化
炭素を測定すべく、混合用チャンバーから出口用導管部
を介して電界測定流用セルへ供給される。本質的に同じ
システムは、1989年12月26日に許可された米国
特許第4,888,998号明細書に記載されている。
【0004】このような市販のシステムにおける混合用
チャンバーの縦断側面図を図5に示す。図5から明らか
なように、混合用チャンバー100は、先端部104を
有するプローブ102を受けるように適合された縦導管
部108を含む。導管部106は、導管部108ととも
にT字状の流路を形成すべく導管部108から導管部1
08の側方へ直角に分岐されている。導管部106は、
プローブ先端部104から注入された試料と混合される
緩衝剤用源に接続されている。出口用導管部110は、
試料と緩衝剤との混合物を混合用チャンバー100から
排出させるべく導管部108と直角に形成されている。
【0005】しかし、公知のシステムにおけるT字形の
導管部は、いくつかの理由から試料と緩衝剤との混合を
妨げる。先端部104からの試料流が導管部106から
流入する緩衝剤と合流すると、両流れは、混合すること
なしに単に層状に結合され、導管部108および110
内を分離して流れる。層状に分離した流れの度合は導管
部108内における先端部104の垂直位置により影響
され、したがってたとえば、システムは、正常な損耗、
プローブ102の日常的な交換等により生じるプローブ
先端部の位置の日常的な変化に感応することになる。さ
らに、気泡が先端部104の下方において先端部104
からの試料の流れの中に生じる。このような気泡は、導
管部108内で急速に振動し、緩衝剤の流れの中で試料
を脈動または飛散させる結果となる。また、導管部10
8の上部に溜められた空気は、合流した流れに脈動また
は飛散を生じないが、徐々に分散され、分配された空気
を収集する流れセルに流れ、測定に逆の影響を与える。
【0006】流体用の流路を混合チャンバーの軸線に関
して変位させた流体混合装置が提案されている(米国特
許第3867195号明細書)。しかし、この混合装置
は、ジュースを連続的に混合する装置であって、臨床化
学分析に用いる混合装置ではない。このため、この混合
装置では、混合用チャンバーの上部に溜まる空気につい
て考慮していないから、臨床化学分析用の流体混合装置
に適用しても、混合用チャンバーの上部に溜まる空気の
量が多いから、自動化された臨床化学分析機の試料注入
セルとして使用すると、測定精度が低下してしまう。
【0007】
【解決しようとする課題】これらの制限および欠点の1
つは、電界測定に矛盾を生じ、また平均精度が逆に低下
する。このため、測定システムの性能を改良しかつ安定
にすることが改良された流体混合のために必要である。
【0008】本考案の目的は、自動化された臨床化学分
析に適用いる従来の流体混合装置における上記の制限お
よび欠点を改善することにある。
【0009】
【解決手段、作用、効果】本考案の改良された流体混合
装置は、円筒状の側壁と、複数の端壁と、円筒状側壁と
平行かつ同軸の主軸線とを有する混合用チャンバーを含
む。流体用第1の導管部は、混合用チャンバーの一端に
形成された第1のポートで混合用チャンバーに接続され
ている。流体用第2の導管部は、円筒状側壁に形成され
た第2のポートで混合用チャンバーに接続されている。
第2の導管部と第2のポートとは、第2の導管部からの
流体流を第2のポートを介して混合用チャンバーの壁に
沿っておよび混合用チャンバーの主軸線の周りに指向さ
せ、混合用チャンバー内において渦巻作用を生じさせる
べく、主軸線に関して変位されている。流体用第3の導
管部は、混合用チャンバーの他端にある第3のポートで
混合用チャンバーに接続されており、混合用チャンバー
内で混合された流体用の出口用導管部を構成している。
排出用導管部は、混合用チャンバーの一端付近の排出用
ポートで混合用チャンバーに接続されている。
【0010】第2の導管部と第2のポートとが混合用チ
ャンバーに関して変位されているから、第2の導管部か
らの流体流は、第2のポートを介して混合用チャンバー
の壁に沿っておよび混合用チャンバーの軸線の周りに指
向さされる。これにより、混合用チャンバー内の流体に
渦巻作用が生じる。この渦巻き作用は、第1および第2
のポートから混合用チャンバーに流入した流体を完全か
つ充分に混合させるのみならず、排出用導管部を混合用
チャンバーの一端付近で混合用チャンバーに接続する排
出用ポートと共同して、混合用チャンバーの上部に溜ま
る空気の量を効果的に少なくする。
【0011】本考案によれば、第2の導管部と第2のポ
ートとを混合用チャンバーに関して変位させ、排出用導
管部を第1のポートの付近で排出用ポートにより混合用
チャンバーに接続したから、混合用チャンバーに供給さ
れる2つの流体流が完全かつ充分に混合し、混合用チャ
ンバーの上部に溜まる空気の量が効果的に少なくなる、
という総合的な効果を有する。これらの結果、本考案の
混合装置は、これを自動化された臨床化学分析機の試料
注入セルとして使用すると、電界測定においてより調和
しかつよりよい平均精度になる。
【0012】図示の実施例において、混合用チャンバー
は、混合構造すなわち混合装置の第1のステージを形成
している。第2のステージは、第2の端部において偏心
された第3のポートを位置決めかつ主軸線を有する第3
の導管部と整列させることを含む。混合装置の第3のス
テージは、第3の導管部と交差する第4の導管部を含
む。第3および第4の導管部の中心線は、偏心されてい
るが、交差しない。
【0013】本考案の流体混合装置は、試料注入セルに
直接形成することができるし、また特に、公知の試料注
入セルにおける混合用チャンバーと置換してもよい。
【0014】
【実施例】図1を参照するに、試料注入セル10は、本
考案の改良された流体混合構造すなわち流体混合装置1
2を含む。試料注入セル10は、垂直な筒の形をしてお
り、また成形されたアクリル樹脂から形成されている。
セル10は、上方部位14と下方部位16とを含む。上
方部位14は、開放端18と、垂直な中央の円筒状穴2
2へ導かれたテーパー面20とを含む。水平導管部24
は、穴22へ導かれているとともに穴22に連通されて
いる。下方部位16は、図2〜4を参照して詳細に説明
する混合装置12を含む。上方部位14および下方部位
16は、たとえば、複数のねじ26(それらの1つを図
1に示す)により連結されている。
【0015】試料用プローブ組立体28は、流体搬送用
導管部すなわちプローブ導管部30を含む。導管部30
は、たとえば、試料容器(図示せず)から試料を吸引
し、吸引した試料をセル10に放出するためにポンプ作
用をさせるべくホース32を介して取り付けられる。プ
ローブ組立体28は、公知のプローブ組立体用位置決め
装置に連結されたアーム33を含む。プローブ組立体2
8とセル10とは、本考案の混合装置12を構成せず、
また前記した市販のシンクロン・シー・エックス・3の
化学システムに使用されており、また公知である。
【0016】図2に示すように、流体混合装置12は、
混合用チャンバー34を含む。チャンバー34は、円筒
状の側壁36と、上端38と、下端40とを有する。混
合用チャンバー34の円筒状の側壁36は、主要な共軸
線37を含む。軸線37は、垂直に対してわずかに、図
示の例ではほぼ8.5度傾斜されている。下端40は軸
線37に対して直角であり、上端38は図2に示すよう
にほぼ水平となるように軸線37に対しわずかに傾斜さ
れている。特に、上端38は、これが前記のようにほぼ
水平となるように、軸線37に対しほぼ81.5度に向
けられる。
【0017】上端38の真上には、精密なワッシャー4
4を受けかつ支持するわずかに拡大された穴42が形成
されている。穴42の真上には、込物用リング48を受
けかつ維持するわずかに拡大された穴46が形成されて
いる。リング48は、上方部位14を介して作用される
クランプ用圧力により穴46内に維持されている。リン
グ48は、上方部位14と下方部位16との間のシール
材として作用するとともに、以下に記載するように、取
外し可能のプローブ導管部30と混合装置12との間の
シール材として作用する。
【0018】プローブ導管部30は、プローブが図2に
示すようにリング48に受けられたとき、第1の流体導
管部すなわち流体用第1の導管部を構成する。プローブ
導管部すなわち第1の導管部30は、上端38を経て混
合用チャンバー34内に入り、図示の実施例においては
軸線37に関してほぼ8.5度に合わせられる。
【0019】図2および3に示すように、第2の流体導
管部すなわち流体用第2の導管部50は、混合用チャン
バー34に連通されている。第2の導管部50は、混合
用チャンバー34に最も近い減径部56において狭くさ
れており、またポート58を経て混合用チャンバー34
に連通されている。減径部56を含む第2の導管部50
は、軸線37に関してずれており、また図3に示すよう
にポート58を通る流体流が直接かつ本質的に軸線37
の周りを側壁36に沿うように偏心して混合用チャンバ
ー34に連通されている。
【0020】第3の流体導管部すなわち流体用第3の導
管部52は、下端40を通るポート60を介して混合用
チャンバー34に連ねられている。第3の導管部52の
中心線は、混合用チャンバー34の軸線37とほぼ平行
である。
【0021】第4の流体導管部すなわち流体用第4の導
管部62は、第2の導管部52の下端に連通されてい
る。第4の導管部62の中心線は、図4に示すように、
第2の導管部52の中心線に関してずれており、また第
4の導管部62の中心線が第2の導管部52の壁に関し
て接線であるかまたは表面から実質的に外れるように、
わずかに変位されている。両導管部52,62は、符号
64で示す交差部で接続されている。
【0022】図2および図3に示す排出用導管部66
は、排出用ポート68で混合用チャンバー34に連通さ
れている。排出用導管部66は、軸線37に関してずら
されており、また図2に示すように一般に水平である。
ポート68は、混合用チャンバー34の頂部に溜まる空
気の減少を助けるべく上端38の近くに配置されてい
る。
【0023】操作において、プローブ組立体28は、プ
ローブ先端部70が混合用チャンバー34内に存するよ
うに、セル10内に挿入される。導管部30の外側にあ
って先端部70の近くに形成された傾斜面72は、リン
グ48に対して押圧されて先端部70を混合用チャンバ
ー34に対し密閉している。患者の流状血清の形の流体
試料は、導管部30内に維持される。導管部50は、前
記したような液状の緩衝剤のような流体源に連通され
る。
【0024】血清試料を、導管部30から、混合用チャ
ンバー34内に配置されたプローブ先端部70を介し
て、混合用チャンバー34に取り出すべく図示しないポ
ンプ手段が作動される。これと同時に、稀釈剤すなわち
緩衝剤は、ポンプ手段により、導管部50およびポート
58を通して混合用チャンバー34に供給される。混合
用チャンバー34に入り込む緩衝剤の流れは、混合用チ
ャンバー34内で軸線37の周りの高速流体渦巻作用を
生じる。導管部50およびポート58からの流れにおい
て導管部30による干渉は、干渉性の渦巻すなわちサイ
クロンが混合用チャンバー34内に形成されることを防
止し、試料が渦巻の中心部内にトラップされることを妨
げることを助けるべく渦巻に乱流を導入する。一般的に
ポート58とワッシャー44との間に集まる気泡は、混
合用チャンバー34内における高速の流体渦巻作用によ
り、直ちに吹き流される。
【0025】図2に示すように、第1の導管部であるプ
ローブ導管部30は、一般に垂直であり、したがって軸
線37に関してわずかに(図示の連では、約8.5度)
傾斜されている。角度差は、導管部30からの流体流
を、混合用チャンバー34の底角部に向けて、および、
混合用チャンバー34内に生じた流体渦の側または高速
回転または旋回壁に導く。導管部30からの流体流は、
混合用チャンバー34内に生じた渦巻の、混合作用を減
少させる中心に注入されない。その結果、混合用チャン
バー34内の2つの流体が完全かつ高速に混合される。
【0026】両流体は、渦巻作用を継続し、またポート
60を経て流体導管部52に押し込まれる。混合用チャ
ンバー34と導管部52との間にポート60により形成
された境界には、さらに乱流が生じる。ポート60は、
混合用チャンバー34内の前進する高速渦巻流を薄く切
り取る効果を生じる。この切取り回転誘導作用は、混合
作用をさらに生じ、したがって導管部52内において渦
巻または回転流作用または移動を生じさせる。交差部6
4では、流体導管部52を経て移動する流体の回転柱の
方向が変化するだけでなく回転も変化し、前進する流体
は導管部62内においてさらに他の回転または渦巻作用
を生じる。
【0027】換言すれば、混合装置12は、異なる3つ
の混合ステージを含むものとして考慮することができ
る。第1のステージは、高速の渦巻導入作用が第1およ
び第2の流体流間に生じる混合用チャンバー34を含
む。第2の混合ステージは薄切り作用をするポート60
を含み、集合体としての高速回転流体流は混合用チャン
バー34から導管部52へ前進する。交差部64と導管
部62とは、さらに第3の混合ステージを形成し、ここ
で流体流の方向が変化し、導管部62内にさらに他の渦
巻または回転効果が生じ、混合装置12の混合作用がさ
らに向上する。
【0028】一回の試料注入混合作業が終了すると、導
管部30が僅かに上げられ、洗浄用流体が導管部24か
ら供給され、排出用導管部66は洗浄用流体を試料セル
10から吸引または排出すべく作用する。
【0029】本考案は、従来の技術の項で説明した公知
の装置を越える意義深い改良を提供する。上端38付近
におけるポート58と、上端38に平行なポート58か
らの流体流との配置状態は、混合用チャンバー34に止
められる空気の量を本質的に減少させる。混合用チャン
バー34内に生じた高速渦巻作用は、溜められた空気を
混合用チャンバー34から高速かつ完全に拭き払う。こ
の作用は、捕獲された空気を、測定前に電界測定流セル
を介して通し、導管部30からの流れの中に溜められた
空気を除去し、緩衝用流体に乗せられた試料にバースト
または脈動を導入する。さらに、混合用チャンバー34
内の高速渦巻作用は、ポート60と交差部64とで生じ
る混合とともに、公知の装置で生じていた層流を除去す
る。混合距離は、図5に示す公知の装置の場合は流体が
セルを通りすぎる前に混合が生じる導管部108,11
0内の流体流路の直線距離であるが、混合装置12の場
合はこれにより生じる渦巻、分割および回転作用により
何倍にも増大される。
【0030】したがって、本考案の混合装置12は、高
価になることなしにまたは余分な部品を必要とすること
なしに、公知技術の制限を解決し、高速かつ確実で効果
な混合を提供する。
【0031】本考案を各種の流体の粘性および流量に適
用すべく変更することができることを考察すべきであ
る。たとえば、ポート58からの流体の流量は減径部5
6の直径に依存させてもよく、また混合用チャンバー内
での流体の回転速度は軸線37からのポート58の偏心
量により変えることができる。さらに、導管部30と端
部70とは、端部に形成されたポートを介して混合用チ
ャンバー34に入る導管部に置換えることができる。こ
のような例において、ポートおよび導管部は、流体流
を、流体壁にまたは混合を通して高速に達成すべく旋回
流体渦巻の側に指向させる。このような変更は、その評
価に高シャッタ速度のビデオ記録を利用する日常の実験
を通して展開される。
【0032】本考案は図示の実施例に限定されず、当業
者であれば適宜に変更し得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】試料用プローブと本考案の混合装置とを含む試
料注入セル全体的な外観図である。
【図2】図1の注入セルの改良された混合装置の一部を
拡大して示す断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿って得た部分的な断面図で
あってプローブを除去して示す図である。
【図4】図2の4−4線に沿って得た部分的な断面図で
ある。
【図5】従来の試料セルの混合用チャンバーを示す部分
的な断面図である。
【符号の説明】
10 セル 12 混合装置 24 導管部 28 プローブ組立体 30 プローブ導管部(流体用第1の導管部) 34 混合用チャンバー 36 円筒状の側壁 37 軸線 50 流体用第2の導管部 52 流体用第3の導管部 56 減径部 58,60,68 ポート 62 流体用第4の導管部 66 排出用導管部 70 プローブ先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ジャック ジェイムズ キーガン アメリカ合衆国 90631 カリフォルニ ア州 ラ アブラ サンドルウッド 751 (56)参考文献 特開 昭61−78426(JP,A) 米国特許3867195(US,A) 英国特許出願公開2096911(GB,A)

Claims (17)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端壁、円筒状側壁および該円筒状
    側壁と同軸の軸線を有する混合用チャンバーと、前記混
    合用チャンバーの一端にある第1のポートで前記混合用
    チャンバーに接続された流体用第1の導管部と、前記円
    筒状側壁に形成された第2のポートで前記混合用チャン
    バーに接続された流体用第2の導管部であって該第2の
    導管部からの流体流を前記第2のポートを介して前記混
    合用チャンバーの壁に沿っておよび前記混合用チャンバ
    ーの軸線の周りに向け、前記第2の導管部から前記混合
    用チャンバーに注入された流体に渦巻作用を生じさせる
    べく前記混合用チャンバーに関して変位された流体用第
    2の導管部と、前記混合用チャンバーの他端にある第3
    のポートで前記混合用チャンバーに接続された流体用第
    3の導管部と、前記混合用チャンバーの前記一端付近の
    排出用ポートで前記混合用チャンバーに接続された排出
    用導管部とを含む、流体混合装置。
  2. 【請求項2】 前記第3の導管部は、前記混合用チャン
    バーの軸線と平行である、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第3のポートは、前記混合用チャン
    バーの他端の軸線に関して変位されている、請求項1に
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第3の導管部と交差する第
    4の導管部を含み、前記第3および第4の導管部の中心
    線は変位されている、請求項1,2または3に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の導管部は前記混合用チャンバ
    ー内を伸びる延長部を含み、前記第1のポートは前記延
    長部の端部である、請求項1,2,3または4に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の導管部は、流体を前記第1の
    導管部から前記側壁に向けて指向させるべく、前記混合
    用チャンバーに関して傾けられている、請求項5に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の導管部は、流体を前記第1の
    導管部から前記側壁に向けて指向させるべく前記混合用
    チャンバーに関して傾けられている、請求項1,2,3
    または4に記載の装置。
  8. 【請求項8】 複数の端壁、円筒状側壁および前記円筒
    状側壁の軸線と同軸の軸線を有する混合用チャンバー
    と、第1のポートを有する流体用第1の導管部を前記混
    合用チャンバーの一端において受ける受け手段と、前記
    円筒状側壁に形成された第2のポートで前記混合用チャ
    ンバーに接続された流体用第2の導管部であって該第2
    の導管部からの流体流を前記第2のポートを介して前記
    混合用チャンバーの壁に沿っておよび前記混合用チャン
    バーの軸線の周りに指向させ、前記第2の導管部から前
    記混合用チャンバーに注入された流体に渦巻作用を生じ
    させるべく前記混合用チャンバーに関して変位された流
    体用第2の導管部と、前記混合用チャンバーの他端にあ
    る第3のポートで前記混合用チャンバーに接続された流
    体用第3の導管部と、前記混合用チャンバーの前記一端
    付近の排出用ポートで前記混合用チャンバーに接続され
    た排出用導管部とを含む、混合装置。
  9. 【請求項9】 前記第3の導管部は、前記混合用チャン
    バーの軸線に平行である、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記第3のポートは、前記混合用チャ
    ンバーの他端の軸線に関して変位されている、請求項8
    に記載の装置。
  11. 【請求項11】 さらに、前記第3の導管部と交差する
    第4の導管部を含み、前記第3および前記第4の導管部
    の軸線は変位されている、請求項8,9または10に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の導管部は、流体を前記混合
    用チャンバーから前記側壁に向けて指向させるべく前記
    混合用チャンバーの軸線に関して傾けられている、請求
    項8,9,10または11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 先端部を有するプローブを受ける試料
    注入用セルにおいて前記プローブの先端部を受けるよう
    に適合された開口と、複数の壁、円筒状側壁および該側
    壁と同軸の軸線を有する混合用チャンバーと、流体用第
    1のポートを含む前記プローブの先端部を前記混合用チ
    ャンバーの一端に受ける手段と、前記円筒状側壁に形成
    された第2のポートで前記混合用チャンバーに接続され
    た流体用第2の導管部であって第2の導管部からの流体
    流を前記第2のポートを介して前記混合用チャンバーの
    壁に沿っておよび前記混合用チャンバーの軸線の周りに
    指向させ、前記第2の導管部から前記混合用チャンバー
    に注入された流体に渦巻作用を生じさせるべく前記混合
    用チャンバーに関して変位された流体用第2の導管部
    と、前記混合用チャンバーの他端にある第3のポートで
    前記混合用チャンバーに接続された流体用第3の導管部
    と、前記混合用チャンバーの前記一端付近の排出用ポー
    トで前記混合用チャンバーに接続された排出用導管部と
    を含む、試料注入セル。
  14. 【請求項14】 前記第3の導管部は、前記混合用チャ
    ンバーに関して平行である、請求項13に記載のセル。
  15. 【請求項15】 前記第3のポートは、前記混合用チャ
    ンバーの他端の軸線に関して変位されている、請求項1
    3に記載のセル。
  16. 【請求項16】 さらに、前記第3の導管部と交差する
    第4の導管部を含み、前記第3および第4の導管部の中
    心線は変位されている、請求項13,14または15に
    記載のセル。
  17. 【請求項17】 前記第1の導管部は、流体を前記第1
    の導管部から前記側壁に向けて指向させるべく前記混合
    用チャンバーの軸線に関して傾けられている、請求項1
    3,14,15または16に記載のセル。
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