JP2505427B2 - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気制御装置

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JP2505427B2
JP2505427B2 JP61239624A JP23962486A JP2505427B2 JP 2505427 B2 JP2505427 B2 JP 2505427B2 JP 61239624 A JP61239624 A JP 61239624A JP 23962486 A JP23962486 A JP 23962486A JP 2505427 B2 JP2505427 B2 JP 2505427B2
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美伸 城戸
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Matsuda KK
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Mitsubishi Electric Corp
Matsuda KK
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内燃機関の吸気量または吸気管圧力を目
標とする値にオーバーシュートおよびアンダーシュート
することなく増減制御するための吸気制御装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、内燃機関の増減制御において、特に減速時には
吸気量または吸気管圧力の緩減制御が行なわれている。
かかる緩減制御の目的は減速時においてスロツトルバル
ブが急に閉じることにより吸気量または吸気管圧力が急
減し、いわゆる減速シヨツクが生じるのを和らげるこ
と、および空燃比がリツチ側にシフトすることによる排
気ガス特性の悪化を防止することにある。
第1図にこの種の内燃機関の吸気制御装置を示す。図
において、1は内燃機関、2は吸気管、3は回転数を負
荷に対応して制御するためのスロツトルバルブ、4はこ
のバルブ3が閉位置にあることを判定するアイドルスイ
ツチ、5aは機関1の回転に連動する歯車、5bはこの歯車
5aの回転を検出して機関回転数を出力する回転数セン
サ、6は上記アイドルスイツチ4や回転数などで内燃機
関1が非アイドル状態であることを判断する判定回路、
7はこの判定回路6の信号により吸気量の目標値を発生
する目標吸気量発生器、8はこの目標吸気量発生器7の
出力を受けて駆動信号を発生する駆動装置、9は駆動信
号に応じて開口面積が増減制御される吸気制御弁であつ
て、例えばリニアソレノイド弁あるいはDCモータ制御弁
などが使用される。10a,10bはバイパス通路で、スロツ
トルバルブ3の前後で吸気管2をバイパスする。
次に動作について説明する。車を走行させるためにア
クセルペダルを踏むと、スロツトルバルブ3が開いて内
燃機関1へ送り込まれる空気量が増え回転数が上昇す
る。一方、スロツトルバルブ3が閉位置を脱したために
アイドルスイツチ4よりスロツトル開の信号が判定回路
6に送られる。この判定回路6は回転数センサ5bによる
回転数とアイドルスイツチ4により車は走行状態または
スロツトルバルブ3が閉でない(すなわち、非アイドル
状態)と判断し、減速時の吸気緩減動作の前処理を行な
う。すなわち、第3図に示す回転数に対する目標吸気量
または目標吸気管圧力を吸気制御弁9を通じて内燃機関
1に送り込んでいるので、吸気量または吸気管圧力の急
減は避けられる。さらにその後、直ちに所定の割合で吸
気制御弁9を絞り込んでいくので減速感が損われること
はない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の制御装置では、スロツトルバルブ
3を開けたとき、その時の回転数に応じた吸気量または
吸気管圧力が増やされ、さらにそれが回転数の上昇を招
き、またさらに吸気量または吸気管圧力が増やされると
いう正帰還になる。一方、内燃機関1の温度や経年変化
などの諸条件によつて吸気量または吸気管圧力対回転数
特性が異なつてくるために、例えば減速時の吸気緩減動
作の前処理を行なうと回転数は増々上昇し、最悪の状態
ではいわゆるオーバーランすることになる。
なお、機関がアイドル運転状態に切り換わったときの
アンダーシュートを防止した制御方法として、例えば特
開昭59−122759号公報に記載されたものが参照される。
しかし、この公報に記載された技術は、アイドル切り換
え直後の一定時間だけデューティを見込み値に固定する
ものであり、固定値が回転数に関連していないため信頼
性が低いうえ、非アイドル時の増減速制御に適用するこ
とはできない。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、吸気緩減動作の前処理で、車の走行状態ま
たはスロツトルバルブが閉でないときにバイパス通路を
流す空気により回転数が際限なく上昇するのを防止する
ことのできる内燃機関の吸気制御装置を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る吸気制御装置は、スロットルバルブに
応動するアイドルスイッチと機関に連動する回転数セン
サとの少なくとも一方の信号を受けて機関の非アイドル
状態を判断する判定回路と、スロットルバルブをバイパ
スするバイパス通路に設けられた吸気制御弁と、判定回
路の信号を受けて機関の目標吸気量(または、目標吸気
量に相当する目標吸気管圧力)を発生する目標吸気量発
生器と、目標吸気量を受けて機関の吸気量を増減するよ
うに吸気制御弁を駆動する駆動装置とを備え、目標吸気
量発生器で発生する目標吸気量または目標吸気管圧力を
所定回転数の範囲で一定量となるようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明における吸気制御装置は、上記のようにした
ので、目標吸気量の増減制御において、特に減速時の吸
気緩減動作の前処理で車の走行状態またはスロットルバ
ルブが閉でないときにバイパス通路を流す空気により回
転数が際限なく上昇するようなことがない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。こ
の発明による吸気制御装置の構成は第1図に示した従来
の場合と同一であるが、目標吸気量発生器7で発生する
目標吸気量または目標吸気管圧力を第2図に示すように
所定回転数の範囲で一定となるように定めたものであ
る。なお、目標吸気量(目標吸気管圧力)は、機関の回
転数のみならず、機関の冷却水温(図示せず)およびス
ロットルバルブ3の状態に基づいて定められているもの
とする。
すなわち、今、判定回路6が車が走行状態またはスロ
ツトルバルブ3が閉でないと判断し、内燃機関1の回転
数に応じた吸気量または吸気管圧力を第3図に応じて吸
気制御弁9によつて与えたとき、回転数N1が0<N<Na
であると回転数に応じ吸気量または吸気管圧力はQ1とな
り、この結果、回転数はN2となり、吸気量または吸気管
圧力はQ2となる。これにより回転数が更に上昇するとい
う循環となる。しかし、Na<N<Na′においては吸気量
または吸気管圧力がQaに一定となり回転数はNa<N<N
a′で安定する。もし、スロツトルバルブ3をさらに開
くことによつて回転数がNa′<N<Nbとなつたときでも
回転数はNb<N<Nb′で安定する。かくして、車が減速
状態またはスロツトルバルブ3が閉になつたときは、そ
れ以前スロツトルバルブ3を通じて流れていた空気量が
吸気制御弁9を流れている空気量まで減少する。つま
り、吸気量または吸気管圧力が急減するが、いわゆる減
速シヨツクや空燃比シフトは上記の制御により抑えら
れ、その後、吸気制御弁9を所定の割合で絞つていくの
で減速感は損なわれない。
また、目標吸気量(目標吸気管圧力)は、機関の回転
数、冷却水温およびスロットルバルブ3の状態に基づい
て定められているので、内燃機関1の温度や経年変化な
どの諸条件にも対応して、オーバーシュートおよびアン
ダーシュートを防止することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、スロットルバ
ルブに応動するアイドルスイッチと機関に連動する回転
数センサとの少なくとも一方の信号を受けて機関の非ア
イドル状態を判断する判定回路と、スロットルバルブを
バイパスするバイパス通路に設けられた吸気制御弁と、
判定回路の信号を受けて機関の目標吸気量(または、目
標吸気量に相当する目標吸気管圧力)を発生する目標吸
気量発生器と、目標吸気量を受けて機関の吸気量を増減
するように吸気制御弁を駆動する駆動装置とを備え、目
標吸気量発生器で発生する目標吸気量または目標吸気管
圧力を所定回転数の範囲で一定量となるように定めたの
で、目標吸気量の増減制御中において、特に減速時にお
ける吸気緩減動作の前処理で車の走行状態またはスロツ
トルバルブが閉でないときにバイパス通路を流す空気に
より機関の回転数が際限なく上昇するのを防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例が適用される一般的な内燃
機関の吸気制御装置の接続図、第2図はこの発明による
回転数に対する目標吸気量または目標吸気管圧力の特性
図、第3図は従来の内燃機関の吸気制御装置による回転
数に対する目標吸気量または目標吸気管圧力の特性図で
ある。 1…内燃機関、2…吸気管、3…スロツトルバルブ、5b
…回転数センサ、6…判定回路、7…目標吸気量発生
器、8…駆動装置、9…吸気制御弁、10a,10b…バイパ
ス通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 恵 姫路市千代田町840番地 三菱電機株式 会社姫路製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−122759(JP,A) 特開 昭59−162340(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットルバルブに応動するアイドルスイ
    ッチと機関に連動する回転数センサとの少なくとも一方
    の信号を受けて前記機関の非アイドル状態を判断する判
    定回路と、 前記スロットルバルブをバイパスするバイパス通路に設
    けられた吸気制御弁と、 前記判定回路の信号を受けて前記機関の目標吸気量を発
    生する目標吸気量発生器と、 前記目標吸気量を受けて前記機関の吸気量を増減するよ
    うに前記吸気制御弁を駆動する駆動装置と を備えた吸気制御装置であって、 前記目標吸気量は、少なくとも前記機関の回転数に関連
    して定められ、かつ所定回転数の範囲で一定量となるよ
    うに定められたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記目標吸気量は、前記機関の冷却水温お
    よび前記スロットルバルブの状態に基づいて定められた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内燃機関
    の吸気制御装置。
JP61239624A 1986-10-07 1986-10-07 内燃機関の吸気制御装置 Expired - Lifetime JP2505427B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59122759A (ja) * 1982-12-29 1984-07-16 Toyota Motor Corp アイドル回転数制御方法

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