JP2505370Y2 - 自動洗浄・殺菌機能を備えた公衆トイレ - Google Patents

自動洗浄・殺菌機能を備えた公衆トイレ

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JP2505370Y2
JP2505370Y2 JP2224590U JP2224590U JP2505370Y2 JP 2505370 Y2 JP2505370 Y2 JP 2505370Y2 JP 2224590 U JP2224590 U JP 2224590U JP 2224590 U JP2224590 U JP 2224590U JP 2505370 Y2 JP2505370 Y2 JP 2505370Y2
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JP
Japan
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toilet
booth
turntable
wall
public toilet
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Application number
JP2224590U
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JPH03113061U (ja
Inventor
邦博 河内
浩一郎 赤司
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は公衆トイレに関する。
(従来の技術) 不特定多数の人が利用する公衆トイレは、汚れ易いも
のであるため、利用者側から常に清潔に保つことを望ま
れている。海外にあっては、大便器を使用した人がその
トイレブースから出た後、洗浄、殺菌のための各種の装
置が壁や天井などから出てきてその大便器を自動的に洗
浄、殺菌する公衆トイレがあるが、日本国内にはこのよ
うな公衆トイレは見られない。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこの公衆トイレの場合、大便器使用後各
種装置が洗浄、殺菌を行なっている間は、待っている次
の人は使用することができないという不都合がある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案は、公衆トイレ1の
壁5の内側にモータ23,27によって駆動されるターンテ
ーブル29を設け、このターンテーブル29上をその回転中
心から放射状に上下別体の3組の仕切壁35,37で仕切っ
て3つのブース39,41,43を画成し、夫々の下側の仕切壁
33はターンテーブル29側に固定して各ブース39,41,43内
に夫々大便器37…を設置し、又夫々の上側の仕切壁35は
前記壁5側に固定すると共に、大便器37の利用ブース39
を除く他の2つのブース41,43の上側の仕切壁35に夫々
洗浄用の器具45又は殺菌、乾燥用の器具53を設けた。
(作用) 上記手段によれば、大便器は利用後ターンテーブル毎
所定の角度だけ回転して1つずつ隣りのブースに移動
し、夫々のブース内で洗浄と、殺菌、乾燥が行なわれ、
同時に洗浄及び殺菌、乾燥の済んだ大便器が利用ブース
に移動してくるので、次の利用者は自動洗浄中の待時間
なしに利用できる。
(実施例) 次に本考案の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の公衆トイレの正断面図、第2図は第
1図のII-II線平断面図である。
公園の隅などに設置される公衆トイレ1は、図示せざ
る基礎の上に土台3が設けられ、この土台3の上に平面
視円形に壁5が建巡らされ、壁5に連続して一対の平行
な壁7,7を間隔をおいて立設してアプローチ9が形成さ
れ、壁7と7の間にドア11が設けられている。又、壁5
及び7,7の上部間には天井13が載置され、更に天井13の
上には中央部が上方に膨出した屋根15が載置されてい
る。
この円形の壁5の内側中心部に軸17が立設され、軸17
は下半部がこれと一体に回転するカバー19で被覆され
て、その下端部が土台3に軸支されている。土台3の中
心部には凹部21が形成され、この凹部21内に設置された
モータ23に軸17の下端部が連結されている。又、軸17の
上半部は軸17と別体で天井13側に固定されたカバー25で
被覆され、軸17の上端部は天井13に軸支され、天井13裏
に設置されたモータ27に連結されている。後述するよう
に軸17とカバー19には荷重がかかるため、軸17の下端部
と上端部に夫々モータ23及び27を連結し、この2つのモ
ータ23及び27でこれを駆動するようにしている。
円形の壁5の内側には、この壁5の径よりも多少小径
のターンテーブル29が設けられている。ターンテーブル
29は、その中心部がカバー19の下部に固定されて、軸17
及びカバー19と一体に回転する。又、ターンテーブル29
の外周部下面は、壁5に沿って土台3側に間隔をおいて
設置された複数のローラ31…にその荷重が支持されると
同時に、このローラ31…によって回転がスムーズに行な
われるようになっている。
ターンテーブル29をカバー19及び25から120°の間隔
の放射状に上下別体の3組の仕切壁33,35で仕切って3
つのブースを画成する。このうち下側の仕切壁33…は、
ターンテーブル29及びカバー19に固定されてターンテー
ブル29と一体に回動する。そして下側の仕切壁33によっ
て画成されたターンテーブル29上の3つのブースには、
夫々腰掛便器37…が設置されている。又上側の仕切壁35
…は、夫々壁5及びカバー25に固定されている。そして
ターンテーブル29が停止して上下の仕切壁33…,35…が
面一になった時アプローチ9に面したブースを利用ブー
ス39とし、時計まわりに隣りのブースを洗浄ブース41と
し、更に隣りのブースを乾燥・殺菌ブース43とする。
洗浄ブース41の上側の仕切壁35には、洗浄装置45が設
けられている。洗浄装置45内には、トイレ用の洗剤を混
入した洗浄水を貯めた図示せざるタンクが設けられ、こ
のタンクから上下動自在のパイプ47及び49が下方に延出
され、夫々腰掛便器37及びターンテーブル29を臨んでい
る。又、洗浄ボックスから下方にモータで駆動され上下
動及び水平動自在のタービンブラシ51が延出され、腰掛
便器37の内外を臨めるようになっている。そして両パイ
プ47及び49とタービンブラシ51は、ターンテーブル29回
動の際には下側の仕切壁33よりも上に引き上げられ、回
動の邪魔にならないようになっている。
尚、53は、洗浄装置45内のタンクに洗浄水を供給する
供給パイプである。
乾燥・殺菌ブース43の上側の仕切壁35には、乾燥・殺
菌装置55が設けられ、その内には図示せざる温風発生
器、紫外線照射器及び香り噴霧器が設けられている。
温風発生器からは上下動自在のダクト57,59が下方に
延出され、夫々洗浄ブース39で洗浄の済んだ腰掛便器37
及びターンテーブル29を臨んでいる。そしてダクト57及
び59は、ターンテーブル29回動の際には下側の仕切壁33
よりも上に引き上げられ、回動の邪魔にならないように
なっている。又、紫外線照射器の下端部には、パイプ61
が下方に延出され、乾燥の済んだ腰掛便器37及びターン
テーブル29に紫外線を照射して殺菌を行なう。更に香り
噴霧器からも上下動自在のパイプ63が下方に延出され、
殺菌の済んだ腰掛便器37及びターンテーブル29に向けて
ラベンダーなどの香りを噴霧し、利用ブース39に回動さ
れた際快適な雰囲気になるようにしている。
尚、利用ブース39の腰掛便器37の真下の土台3には、
図示せざる汚物排出管が配設され、腰掛便器37の排出管
と水密に接続されるものとする。又、汚物を排出する給
水管は、カバー19及び25内に配管してフラッシュバルブ
付のものを設けるか、あるいは各腰掛便器37…ごとにロ
ータンクを設置しても良い。
次に本考案の公衆トイレ1の動作について説明する。
利用者はドア11を開けて、中に入り、利用ブース39に
ある腰掛便器を使用する。使用後は水を流して汚物を排
出し、利用ブース39を出ると、自動的にターンテーブル
29が時計まわりに120°回転して停止する。次いで洗浄
ブース41では、上からパイプ47及び49が下りてきて使用
後の腰掛便器37の内外及びターンテーブル29に洗剤入り
の洗浄水を噴射し、同時にタービンブラシ51が高速で上
下動及び水平動しながら、洗浄してゆく。この作業が終
了すると、再び時計まわりに120°回転して停止する。
次の乾燥・殺菌ブース43では洗浄の済んだ腰掛便器37
及びターンテーブル29に上から下りてきたダクト57及び
59から温風が吹き付けられて乾燥が行なわれる。これが
終ると、パイプ61から紫外線が照射されて殺菌が行なわ
れ、最後にパイプ63からラベンダーなどの香りが噴霧さ
れる。こうして洗浄、乾燥、殺菌及び香り付けが終ると
更に時計まわりに120°回転して利用ブース39に戻る。
このように利用ブース39では常に利用可能状態の腰掛
便器37があるので、利用者は待つことなく、常に洗浄、
乾燥、殺菌の済んだ腰掛便器37を使用することができ
る。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、利用者は待つこ
となく常に洗浄、乾燥及び殺菌の済んだ大便器でき、清
潔な公衆トイレを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動洗浄・殺菌機能を備えた公衆トイ
レの正断面図、第2図は第1図のII-II線平断面図であ
る。 尚、図面で1は公衆トイレ、5は壁、15は屋根、17は
軸、23,27はモータ、29はターンテーブル、33は下側の
仕切壁、35は上側の仕切壁、37は大便器、39は利用ブー
ス、41は洗浄ブース、43は乾燥・殺菌ブース、45は洗浄
装置、55は乾燥・殺菌装置である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁を建巡らし、この壁の上部間に屋根を載
    置して内部に大便器の設置された公衆トイレにおいて、 前記壁の内側にモータによって駆動されるターンテーブ
    ルを設け、このターンテーブル上をその回転中心を通り
    上下別体の3組の仕切壁で仕切って3つのブースを画成
    し、夫々の下側の仕切壁はターンテーブル側に固定して
    各ブース内に夫々前記大便器を設置し、又夫々の上側の
    仕切壁は前記壁側に固定すると共に、大便器の利用ブー
    スを除く他の2つのブースの上側の仕切壁に夫々洗浄用
    の器具又は殺菌、乾燥用の器具を設けたことを特徴とす
    る自動洗浄・殺菌機能を備えた公衆トイレ。
JP2224590U 1990-03-06 1990-03-06 自動洗浄・殺菌機能を備えた公衆トイレ Expired - Lifetime JP2505370Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH03113061U JPH03113061U (ja) 1991-11-19
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