JP2505331Y2 - コンベア装置 - Google Patents

コンベア装置

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JP2505331Y2
JP2505331Y2 JP1993031884U JP3188493U JP2505331Y2 JP 2505331 Y2 JP2505331 Y2 JP 2505331Y2 JP 1993031884 U JP1993031884 U JP 1993031884U JP 3188493 U JP3188493 U JP 3188493U JP 2505331 Y2 JP2505331 Y2 JP 2505331Y2
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Japan
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conveyor
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downstream
conveyed
plate
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JP1993031884U
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均 中村
一則 竹内
英子 好士
かおる 三原
正美 矢代
絵里 湯浅
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三井製薬工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンベア装置に関し、詳
しくは搬送経路上において搬送物の特定面を確認するた
めに該搬送物の載置面を変更するコンベア装置に関す
る。
【0002】
【考案の背景】図4に示すような二以上のコンベア群か
らなるコンベア装置によりケース等の搬送物を移送する
際に、搬送経路上において搬送物の上面以外の面に刻印
又は印刷等されたマーク類を確認するために該搬送物の
載置面を変更して前記マーク類を上面にする必要がある
ことがある。この場合、従来では搬送経路上において搬
送物を反転させるという極めて単純な作業のために人員
をあてて人手により行っていた。即ち、図4に基づき説
明すると、従来のコンベア装置では、上流側コンベア1
及び下流側コンベア2の何れのコンベア上の搬送物3も
同じ面イを上面として搬送されるので、下流側コンベア
2の経路上ないしは後経路上において、面ロが上面とな
るように搬送物3を人手によって反転させることによ
り、上方から面ロのマーク類4の確認を行っている。
【0003】このような人手による反転作業では、反転
後のコンベア載置位置にばらつきが生じ易く、後工程へ
の搬送に悪影響が出るという欠点を有していた。
【0004】
【考案の目的】従って本考案の目的は、人手による反転
作業をなくして省力化を図ると共に、コンベア載置位置
のばらつきが生じることなく搬送物の反転を行うことが
できるコンベア装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案者は、上記目的を
達成するため、鋭意検討を重ねた結果、本考案に至った
ものである。
【0006】即ち、本発明に係るコンベア装置は、上流
側コンベアの後端部に連続して任意の角度で下流側コン
ベアを接続し、該下流側コンベアは前記上流側コンベア
の搬送面よりも低い位置に搬送面が設定されており、そ
の前端部には、前記上流側コンベアの搬送面の高さより
低くなるように上面高さが調節可能な板状体が前記上流
側コンベアの搬送方向に等しい方向で配置されており、
搬送物を前記上流側コンベアから下流側コンベアに移設
する際に、搬送物を前記板状体に乗り上げさせると共
に、前記板状体の上面による搬送物の底部の支持が搬送
物の重心位置より上流側で行われるように前記板状体の
位置を調節し、前記板状体に乗り上げた搬送物を反転さ
せる反転機構を配置し、搬送物を上流側コンベアから下
流側コンベアに移設させる際に下流側コンベアにおける
載置面の変更を行う構成を有することを特徴とする。
【0007】
【考案の作用】本考案によれば、上流側コンベアから下
流側コンベアに搬送物を移設するときに、搬送物が下流
側コンベアに設けられた反転機構にいったん乗り上げる
が、この際に搬送物はその重心位置よりも上流側部分の
下面が反転機構に乗り上げるために、該搬送物は下流側
に反転して下流側コンベア上に移設されて搬送される。
従って、載置面が容易に変更可能である。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例について添付図面に基
づき説明する。図1は本考案に係るコンベア装置の一実
施例を示す要部説明図、図2は図1のコンベア装置によ
る搬送物の搬送状態を示す斜視図、図3は反転機構の一
実施例を示す斜視図、図4は従来の二以上のコンベア群
からなるコンベア装置である。
【0009】図において、1は上流側コンベア、2は下
流側コンベア、3は搬送物、4は該搬送物3の特定面に
刻印又は印刷等されたマーク類、5は反転機構、であ
る。
【0010】本考案は、図2に示すように上流側コンベ
ア1の後端部より下方に下流側コンベア2の前端部が位
置すると共に、上流側コンベア1に対して下流側コンベ
ア2が任意の角度を有して配設された二以上のコンベア
群からなるコンベア装置によって、検品や包装等のその
他の後工程を行うための作業台6等へ搬送物3を搬送す
るものであり、その搬送経路上において、搬送物3の上
面以外の面に刻印又は印刷等されたマーク類4を目視又
はセンサー等により確認するために該搬送物3の載置面
を変更して前記マーク類を上面(或いは所望の面)にす
るものである。
【0011】搬送物3は、上流側コンベア1において
は、面イを上面とし、マーク類4を有する面ロを側面と
して搬送されている。
【0012】搬送物3が上流側コンベア1のコンベアベ
ルト10上を搬送し、下流側コンベア2に移設される
際、搬送物3は、下流側コンベア2の前端部上方に設け
られた下記構成の反転機構5上にいったん乗り上げた状
態(図1のa及びb参照)となった後、反転して(図1
のc参照)下流側コンベア2上へ移設される(図1のd
参照)。
【0013】反転機構5は、図3に示すように上流側コ
ンベア1からの搬送物移設地点である下流側コンベア2
の前端部上方に設けられ、高さが上流側コンベア1のコ
ンベアベルト10の搬送面の高さ以下の板状部材50か
らなり、乗り上げた際に搬送物3の重心位置より上流側
の下面に当接するように位置調整可能に構成されてい
る。該反転機構5の位置調整は下流側コンベア2の枠体
21に取り付けられる位置調整部51により行い、ま
た、高さ調整は高さ調整部52により行う。該反転機構
5の材質としては、搬送物3の重量に耐え得るものであ
ればよく、例えば、ステンレスやアルミ等の金属製の
他、樹脂製や木製によって形成される。
【0014】以上、本考案に係るコンベア装置の一実施
例について説明したが、本考案は上記に限定されず、種
々の態様、例えば、下記するような態様を採ることがで
きる。
【0015】反転機構5は、上記実施例の板状部材50
からなるものに限らず、搬送物3の重心位置より上流側
の下面に当接して該搬送物3を反転可能な構成を有して
いれば、棒状、針金状、紐状のものでもよい。
【0016】また、コンベア群の数は、上記実施例の二
つに限らず、三つ以上でもよく、各コンベア間に反転機
構5を配設することで、複数回の反転を行って所望の面
を上面として搬送してもよい。
【0017】さらに複数回の反転、または逆回転を行
い、元の面イが上面となるようにしてもよい。
【0018】さらに反転機構5の配設向きを変えること
により、面イから面ロへの反転方向に直交する方向に反
転方向を変えて、面ハを載置面又は上面となるように反
転させてもよい。
【0019】さらに上流側コンベア1に対する下流側コ
ンベア2の角度も上記実施例の略直角に限らず、鋭角や
鈍角でもよい。尚、上流側コンベアに対して下流側コン
ベアが任意の角度を有して配設とは、0度、即ち、直線
状に配設された場合を排除するものではないことを付言
する。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、上流側コンベアから下
流側コンベアに搬送物が移設するときに搬送物がその重
心位置よりも上流側部分の下面が反転機構にいったん乗
り上げた後、下流側に反転して下流側コンベア上に移設
されて搬送される構成を有するので、搬送経路上におい
て、搬送物の上面以外の面に刻印又は印刷等されたマー
ク類を目視又はセンサー等により確認するために該搬送
物の載置面を変更して前記マーク類を上面(或いは所望
の面)にすることが容易に変更可能である。また、この
反転は、定位置において行われるため、反転後の搬送物
のコンベア載置位置にばらつきがない。
【0021】従って、人手による反転作業がなく省力化
を図ることができると共に、コンベア載置位置のばらつ
きが生じることなく搬送物の反転を行うことができると
いう効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコンベア装置の一実施例を示す要
部説明図である。
【図2】図1のコンベア装置による搬送物の搬送状態を
示す斜視図である。
【図3】反転機構の一実施例を示す斜視図である。
【図4】従来の二以上のコンベア群からなるコンベア装
置である。
【符号の説明】
1 上流側コンベア 2 下流側コンベア 3 搬送物 4 マーク類 5 反転機構 6 作業台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 湯浅 絵里 千葉県茂原市萩原町1−119 (56)参考文献 実開 平4−26928(JP,U) 実公 昭57−6423(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流側コンベアの後端部に連続して任意の
    角度で下流側コンベアを接続し、該下流側コンベアは前
    記上流側コンベアの搬送面よりも低い位置に搬送面が設
    定されており、その前端部には、前記上流側コンベアの
    搬送面の高さより低くなるように上面高さが調節可能な
    板状体が前記上流側コンベアの搬送方向に等しい方向で
    配置されており、搬送物を前記上流側コンベアから下流
    側コンベアに移設する際に、搬送物を前記板状体に乗り
    上げさせると共に、前記板状体の上面による搬送物の底
    部の支持が搬送物の重心位置より上流側で行われるよう
    に前記板状体の位置を調節し、前記板状体に乗り上げた
    搬送物を反転させる反転機構を配置し、搬送物を上流側
    コンベアから下流側コンベアに移設させる際に下流側コ
    ンベアにおける載置面の変更を行う構成を有することを
    特徴とするコンベア装置。
JP1993031884U 1993-05-21 1993-05-21 コンベア装置 Expired - Lifetime JP2505331Y2 (ja)

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JPH0683630U JPH0683630U (ja) 1994-11-29
JP2505331Y2 true JP2505331Y2 (ja) 1996-07-31

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ID=12343469

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JPS6132019Y2 (ja) * 1980-06-13 1986-09-18
JPH0426928U (ja) * 1990-06-29 1992-03-03

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