JP2505318Y2 - ダボ付板材のディスタック装置 - Google Patents

ダボ付板材のディスタック装置

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JP2505318Y2 JP6598692U JP6598692U JP2505318Y2 JP 2505318 Y2 JP2505318 Y2 JP 2505318Y2 JP 6598692 U JP6598692 U JP 6598692U JP 6598692 U JP6598692 U JP 6598692U JP 2505318 Y2 JP2505318 Y2 JP 2505318Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ダボ付板材を1枚ずつ
上方に取出すディスタック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プレス機械のブランク供給装置
の一つとして利用されるダボ付板材のディスタック装置
の一般的構造を図7に示す。10は貫通口12Hを有す
る基材とこれに立設された複数のガイドバー11とから
なるタック容器で、複数の板材PLを積重ね収容する。
下方に配設されたリフター30はシリンダ31とピスト
ンロッド32とからなり、ピストンロッド32の上端に
は貫通口12Hを通過可能なリフトプレート20が取付
けられている。また、上方に配設された吸着手段40
は、バキュームカップ43とこれを昇降させるシリンダ
装置(図示省略)とからなる。
【0003】かかるディスタック装置では、リフター3
0によってリフトプレート20を徐々に上昇させ積重ね
られた複数の板材PLの最上位を所定位置に位置づけし
つつバキュームカップ43を所定のタイミングで昇降さ
せれば、最上位のダボ付板材PLを1枚ずつ上方所定に
取出すことができる。
【0004】ところで、ダボPLbは、板材PLを1枚
ずつ正確に取出すために、設けられている。つまり、油
脂が付着したままの板材PLをそのままの状態でスタッ
ク容器10(11,11,…)内に積重ね収容させる
と、上下の板材表裏面が密着してしまい2枚以上の板材
PLが同時に吸着取出しされてしまうことを防止するた
めの策である。したがって、ダボPLbは、図8に示す
ように、板材PLのうち製品として残らない部位(隅)
に設けられる。
【0005】かくして、ダボPLb付の板材PLを積重
ね収容させると、図9に示す如く上層側の板材PLが次
第に傾斜して来る。なお、図7では簡易的概念的に表示
している。この板材PL傾斜に対して、従来はバキュー
ムカップ43をシリンダ装置(ピストンロッドの先端)
に自由度を設けて取付け、その自由度とバキュームカッ
プ43のリップの染み性を利用して板材PLを吸着する
ものとしていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、各種の
ダボ付板材PLを用いる多様化、スタック容器10内に
多数(例えば500枚)のダボ付板材PLを収容させて
長時間の自動運転を行わせる一層の省力化、および短イ
ンターバルでかつ早い速度で取出すという高速化の要請
が強くなるにしたがって、上記バキュームカップ43の
取付自由度とリップの染み性による従来対処方法では、
吸着そのものが難しくなって来た。例えば、板材PLの
形状・寸法とダボPLbの形態によっては500枚を積
重ねた場合、最上位の板材PLが45度も傾斜してしま
うことがあるからである。
【0007】本考案の目的は、ダボ付板材を1枚ずつ正
確かつ迅速に取出すことのできるダボ付板材のディスタ
ック装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、板材PLに設
けるダボPLbの配設位置やその形状の選択には一定の
限度があることから、常に積重ねられた複数板材の傾斜
角度を所定範囲内に規制することは至難であるとの実験
則に基づき、積重ねられたダボ付板材の傾斜については
これを是認し、その最上位の板材が水平となるように積
重ねられた板材全体を強制的に姿勢調整して水平とする
ことのできる構成としたものである。
【0009】すなわち、本考案に係るダボ付板材のディ
スタック装置は、積重ね収容された複数枚のダボ付板材
をリフターに連結されたリフトプレートによって徐々に
上昇させかつその最上位のダボ付板材を吸着手段によっ
て1枚ずつ上方の所定位置へ取出すように形成されたタ
ボ付板材のディスタック装置において、前記リフトプレ
ートを前記リフターに傾斜回動可能に取付けるとともに
リフトプレートを強制的に傾斜回動可能に形成された強
制回動手段を設け、かつリフトプレートの高さ方向位置
を検出する位置検出手段と、積重ねられた最上位の前記
ダボ付板材の姿勢を水平とするために必要とするリフト
プレートの傾斜角とリフトプレートの位置とを対応させ
た位置別傾斜角データを記憶する記憶手段と、検出され
たリフトプレートの位置によってリフトプレートの傾斜
角を位置別傾斜角データに基づく記憶傾斜角とするよう
に該強制回動手段を駆動制御する制御手段と、を設けた
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成による本考案では、リフターを駆動し
てリフトプレートを徐々に上昇させると、位置検出手段
がリフトプレートの当該時における高さ方向位置を検出
する。すると、制御手段が記憶手段から当該リフトプレ
ート位置に対応するリフトプレートの傾斜角を読出して
強制回動手段を駆動制御し、積重ねられたダボ付板材の
最上位の姿勢を水平とする。したがって、板材の形状・
寸法,ダボの形態・配設位置等に適合させた位置別傾斜
角データを予め記憶手段にメモリさせておけば、リフト
プレートの高さ方向位置つまり積重ねられたダボ付板材
の現在枚数が増減してもその最上位の板材を常に水平姿
勢とすることができるから、1枚ずつ正確に取出すこと
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。本ディスタック装置は、図1〜図3に示す如く、
基本的構成(10,20,30,40)が従来例(図
7)と同様とされ、かつ強制回動手段50と位置検出手
段60と記憶手段(83)と制御手段(81,82)と
を設け、タック容器10内に積重ね収容された多数のダ
ボ付板材PLの最上位の姿勢を水平に自動調整すること
ができる構成とされている。
【0012】図1において、タック容器10は基材12
(貫通口12H)とこれに立設された複数のガイドバー
11とからなり、全体として台車13に搭載されてい
る。台車13は、機枠1のレール1Rに案内された車輪
14によって移動可能である。このタック容器10は、
ダボPLbが一体形成された板材PLを最大500枚だ
け積重ね収容できる。
【0013】上方配設された吸着手段40は、シリンダ
41とピストンロッド42とバキュームカップ43とか
らなり、タック容器10内に積重ね収容された多数のダ
ボ付板材PLのうちの最上位の板材PLを吸着し、図1
に点線で示す所定位置に取出すことができる。
【0014】なお、本ダボ付板材PLのディスタック装
置はプレス機械の材料供給装置の一つの構成要素として
利用するものとされている。したがって、上記所定位置
に持上げられたダボ付板材PLは、クランプ・アンクラ
ンプ(X方向)動作する一対のフィードバー100,1
00に取付けられたフィンガー101,101によって
挟持されプレス機械側に搬送される。
【0015】タック容器10の下方に配設されたリフタ
ー30は、横木2に装着されたシリンダ31とピストン
ロッド32の先端に固着されたブラケット33とからな
り、リフトプレート20を貫通口12Hを通して上昇・
下降させることができる。このブラケット33は、強制
回動手段50と位置検出手段60との関係で設けられた
ものであり、リフトプレート20の左端をピン34を介
して回転可能に保持する。
【0016】さて、強制回動手段50は、リフトプレー
ト20を強制的に傾斜回動させる手段で、図1,図6に
示す如く、ブラケット33の突出部35にピン36で回
転可能に支持されたシリンダ装置51から形成され、そ
のピストンロッド52の先端はピン53でリフトプレー
ト20の右端に回転可能に連結されている。したがっ
て、ピストンロッド52を図1で上方に突出させれば、
リフトプレート20をピン34を回転中心として左回動
させつつ強制的に図6に示すように傾斜させることがで
きる。
【0017】この強制回動手段50(シリンダ装置5
1,52)は、この実施例の場合、図2に示す油圧駆動
装置70で駆動される。同図において、71は油圧切替
機構で、ソレノイドバルブ72と一対の逆止弁73,7
4とからなる。ソレノイドバルブ72は、3ポート
(A,N,B)とからなり、ソレノイド72S1を励磁
することによってポートAに切替えピストンロッド52
を上方に突出することができる。ソレノイド72S2を
励磁すればポートBに切替わり、ピストンロッド52を
下方に没入できる。
【0018】このソレノイドバルブ72への油圧は、往
復定量供給機構75によって供給される。すなわち、2
ポート(A,B)のソレノイドバルブ76のソレノイド
76SをON−OFFさせることにより空気源92(レ
ギュレータ93)からの圧搾空気を往復定量ポンプ77
のピストン78を挟む左右のシリンダ室77L,77R
に交互に供給する。すると、油タンク91内の油が油圧
室79に吸引された後に、ソレノイドバルブ72の方向
へ加圧供給される。この加圧供給量は、ピストンロッド
78Rの往復動回数を回数検出器66で計数することに
より求められる。つまり、所定回数だけ往復動させれ
ば、シリンダ51への供給量つまりピストンロッド52
の突没量(リフトプレート20の傾斜角度)を所望値と
することができる。
【0019】次に、位置検出手段60は、リフトプレー
ト20の高さ方向位置を段階的または無段階連続的に検
出する手段であり、この実施例の場合、図1,図3に示
す段階的検出構造とされている。すなわち、上端がブラ
ケット33に固着されかつブッシュ2Bに摺動自在に案
内された可動バー61の下端に被検知体62を取付け、
その右側に複数の検知センサー65A〜65Fを所定高
さに配設した構成とされている。リフトプレート20が
下降限となると一番下の検知センサー65AがONし、
上昇限となると一番上の検知センサー65FがONとな
る。
【0020】ここにおいて、下降限から2番目の位置P
0に配設された検知センサー65Bまでの高さをl0、
位置P0から各検知センサー65C,65D,65E,
65Fが配設された各位置P1,P2,P3,P4まで
の各高さをl1,l2,l3,H0とする。下降限から
上昇限までの高さはLである。すなわち、リフトプレー
ト20が図1に実線で示す水平状態にある場合が下降限
で、これから上方に高さl0だけ上昇させるとリフトプ
レート20がスタック容器10内に収容されたダボ付板
材PLの最下位に触れ全体を持上可能となる。そして、
高さLだけ上昇させた場合、リフトプレート20上には
1枚のダボ付板材PLが残るものとされている。この残
り1枚のダボ付板材PLもバキュームカップ43で吸着
することができる。
【0021】さらに、図1において、ガイドバー11,
11の間隔をW0、スタック容器10(11,11)に
収容された最大枚数(500枚)の最上位の板材PLの
傾斜角つまりダボPLd側の左端と右端との最大落差を
hm、ピン34,53間の間隔をWとすると、この最大
落差(最上位板材PLの最大傾斜角)を打消して最上位
の板材PLを水平姿勢とするために必要なリフトプレー
ト20の傾斜角つまり強制回動手段50のピストンロッ
ド52の最大突出量h0は、図4に示す如く、h0=
(hm/w0)×Wとして表わせる。
【0022】次に、記憶手段は、スタック容器10内に
積重ねられた最上位のダボ付板材PLの姿勢を水平とす
るために必要とするリフトプレート20の傾斜角(h
i)とリフトプレート20の高さ方向の位置(Pi)と
を対応させた位置別傾斜角データを記憶するもので、こ
の実施例ではバッテリーバックアップされた図3のRA
M83から形成されている。位置別傾斜角データは、図
4に示す位置P0,P1,P2,P3,P4とピストン
ロッド52の傾斜角相当突出量h0,h1,h2,h
3,h4とを対応させたものである。位置P2における
l2がH0/2であればh2はh0/2となる。また、
h0が最大で、h4が最小(0)である。なお、h1〜
h3は、機械的構成上定数とされているH0,l1〜l
3を用いて予め算出されRAM83に書込記憶されてい
る。但し、リフト位置Piを変数として各傾斜角相当突
出量hiをその都度に算出するように形成してもよい。
位置検出手段60とともに無段階連続式としてリフトプ
レート20の傾斜角度を調整する場合に一層都合がよ
い。
【0023】続いて、制御手段は、検出されたリフトプ
レート20の高さ方向位置Piによってリフトプレート
20の傾斜角を位置別傾斜角データに基づく当該記憶傾
斜角(hi)とするように強制回動手段50を駆動制御
する手段で、この実施例では図5の傾斜角調整プログラ
ムを格納したROM82とこれを実行するCPU81と
から形成されている。
【0024】なお、説明が前後するが、図3に示す駆動
制御ユニット80は、本ディスタック装置全体を適時に
適量だけ駆動制御するもので、CPU81,ROM8
2,RAM83,入力ポート85,出力ポート84,操
作パネル87等を備えてなる。87は傾斜角自動調整指
令スイッチである。
【0025】次に、この実施例の作用を説明する。スタ
ック容器10には、図1に示す如く、最大枚数のダボ付
板材PLが収容され所定位置(ディスタックセンター)
にセットされているものとする。この場合、最上位の板
材PLの傾斜角(落差)は図1に示す最大のhmとなっ
ている。また、リフトプレート20(リフター30のピ
ストンロッド32)は、下降限にあるものとする。
【0026】そして、操作パネル87上のスイッチ87
を操作して傾斜角自動調整指令を予め発生させておく。
と同時的に、ディスタック運転指令を与えると、CPU
81は常法によりリフトプレート20が下降限にあるこ
とを確認(ST10のYES)し、リフター30(3
1)を上昇運転する(ST11)。
【0027】リフター30によって水平姿勢のリフトプ
レート20が上昇すると、位置検出手段60がリフトプ
レート20の現在位置Piを検出する(ST12)。す
なわち、リフトプレート20が位置P0となり検知セン
サー65BがONする(ST12のYES)と、制御手
段(81,82)が働き記憶手段(83)に記憶されて
いる図4に示す位置別傾斜角データから当該位置P0に
対応するリフトプレートの傾斜角相当突出量h0を読出
して、これに相応する駆動信号を油圧駆動装置70の図
2に示すソレノイドバルブ76(ソレノイド76S)へ
出力する。また、ソレノイドバルブ72(ソレノイド7
2S1)へ切替信号を出力する。
【0028】したがって、ソレノイドバルブ72はポー
トAに切替わり、かつ往復定量ポンプ77が吐出駆動さ
れる。CPU81は回数検出器66からの往復回数信号
を計数し当該所定値となると、駆動信号を消滅させる。
これによりポンプ77は停止し、また、切替信号の消滅
によりソレノイドバルブ72は中立ポートNに切替えら
れる。
【0029】すなわち、強制回動手段50を形成するシ
リンダ51に所定量の油圧が供給され、ピストンロッド
52をh0だけ上方に突出させる(ST13)。リフト
プレート20が図1に示すピン34を中心に左回動し傾
斜する。ここに、スタック容器10内のダボ付板材PL
の右端が押上げられるので、その最上位の板材PLの右
端は図1に示す最大傾斜相当落差hmだけ持上げられる
ので、図6に示すように水平姿勢となる。
【0030】すると、吸着手段が40が働き、最上位の
板材PLをバキュームカップ43が吸着して図1に点線
で示した所定位置に取出す。その後は、一対のフォード
バー100,100(フィンガー101,101)でク
ランプされプレス機械に供給される。
【0031】図5のST12,13は、リフトプレート
20が上昇限となるまで繰返して実行される。したがっ
て、リフトプレート20の位置P1,P2,P3,P4
のどこになっても最上位の板材PLの姿勢を水平とする
ことができる。
【0032】また、リフトプレート20が上昇限(位置
P4)となる(ST14のYES)と、制御手段(8
1,82)は強制回動手段〔50(70)〕を駆動制御
してピストンロッド52の突出量をh4(0)とする
(ST15)。リフトプレート20上に残っているダボ
付板材PLは1枚であるからリフトプレート20を水平
としてもよいわけである。
【0033】しかして、この実施例によれば、リフトプ
レート20をリフター30に傾斜回動可能に取付けると
ともに、強制回動手段50と位置検出手段60と位置別
傾斜角データの記憶手段(83)と制御手段(81,8
2)とを設け、リフトプレート20の高さ方向位置Pi
によってその傾斜角(hi)を自動調整してスタック容
量10内に積重ね収容されたダボ付板材PLの最上位の
姿勢を水平とすることができる構成であるから、吸着手
段40によってダボ付板材PLを1枚ずつ正確かつ迅速
に取出すことができる。
【0034】また、積重ね収容されたダボ付板材PLの
最上位の姿勢が水平とされるから、吸着手段40を形成
するピストンロッド42とバキュームカップ43との取
付構造等を過度に精巧としなくともよくなりコスト低減
が図れる。
【0035】また、強制回動手段50は、シリンダ51
でピストンロッド52を突没させることによりリフトプ
レート20を傾斜させるものと形成されているので、構
造簡単で確実な動作を保障できる。
【0036】また、シリンダ51はリフター30のピス
トンロッド32と一体的なブラケット33に取付けられ
ているので、シリンダ51の有効可動ストロークを小さ
くできかつ高速応答が可能となる。
【0037】また、記憶手段(83)に記憶させる位置
別傾斜角データの傾斜角は、強制回動手段50を形成す
るピストンロッド52の突出量hiに換算されているの
で、制御手段(81,82)による強制回動手段50の
駆動制御が簡単となる。
【0038】
【考案の効果】本考案によれば、リフトプレートをリフ
ターに傾斜回動可能に取付けるとともに強制回動手段と
位置検出手段と位置別傾斜角データの記憶手段と制御手
段とを設け、リフトプレートの高さ方向位置によってそ
の傾斜角を自動調整してスタック容量内に積重ね収容さ
れたダボ付板材の最上位の姿勢を水平とすることができ
る構成であるから、吸着手段によってダボ付板材を1枚
ずつ正確かつ迅速に取出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部を断面した側面図で
ある。
【図2】同じく、強制回動手段の油圧駆動装置を説明す
るための図である。
【図3】同じく、制御手段を説明するためのブロック図
である。
【図4】同じく、位置別傾斜角データを説明するための
図である。
【図5】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図6】同じく、リフトプレートを傾斜させて最上位の
ダボ付板材の姿勢を水平に調整した状態を説明するため
の図である。
【図7】従来例を説明するための図である。
【図8】ダボ付板材を説明するための図である。
【図9】従来例の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 横木 10 スタック容器 11 ガイドバー 12 基材 12H 貫通口 13 台車 14 車輪 20 リフトプレート 30 リフター 31 シリンダ 32 ピストンロッド 33 ブラケット 34 ピン 36 ピン 40 吸着手段 41 シリンダ 42 ピストンロッド 43 バキュームカップ 50 強制回動手段 51 シリンダ 52 ピストンロッド 53 ピン 60 位置検出手段 61 可動バー 62 被検知体 65A〜65F 検知センサー 66 回数検出器 70 油圧駆動装置 71 油圧切替機構 72 ソレノイドバルブ 73,74 逆止弁 75 往復定量供給機構 76 ソレノイドバルブ 77 往復定量ポンプ 79 油圧室 80 駆動制御ユニット 81 CPU(制御手段) 82 ROM(制御手段 83 RAM(記憶手段) 87 操作パネル PL ダボ付板材 PLb ダボ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積重ね収容された複数枚のダボ付板材を
    リフターに連結されたリフトプレートによって徐々に上
    昇させかつその最上位のダボ付板材を吸着手段によって
    1枚ずつ上方の所定位置へ取出すように形成されたタボ
    付板材のディスタック装置において、 前記リフトプレートを前記リフターに傾斜回動可能に取
    付けるとともにリフトプレートを強制的に傾斜回動可能
    に形成された強制回動手段を設け、かつリフトプレート
    の高さ方向位置を検出する位置検出手段と、積重ねられ
    た最上位の前記ダボ付板材の姿勢を水平とするために必
    要とするリフトプレートの傾斜角とリフトプレートの位
    置とを対応させた位置別傾斜角データを記憶する記憶手
    段と、検出されたリフトプレートの位置によってリフト
    プレートの傾斜角を位置別傾斜角データに基づく記憶傾
    斜角とするように該強制回動手段を駆動制御する制御手
    段と、を設けたことを特徴とするダボ付板材のディスタ
    ック装置。
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