JP2505257Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2505257Y2
JP2505257Y2 JP1990011539U JP1153990U JP2505257Y2 JP 2505257 Y2 JP2505257 Y2 JP 2505257Y2 JP 1990011539 U JP1990011539 U JP 1990011539U JP 1153990 U JP1153990 U JP 1153990U JP 2505257 Y2 JP2505257 Y2 JP 2505257Y2
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JP
Japan
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bucket
rotating shaft
shaft
moving block
shafts
Prior art date
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JP1990011539U
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治一 三木
友行 清水
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Miki Pulley Co Ltd
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Miki Pulley Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、直線方向に往復運動可能なバケットを用い
て被搬送物を例えば前工程装置から次工程装置へ搬送す
るための搬送装置に関する。
(従来の技術) 例えば、錠剤やカプセル等の被搬送物(固形剤)を前
工程装置や床置ホッパ等から次工程の高所ホッパへ自動
供給するための搬送装置としては、従来第5図に示すよ
うなものが知られている。
この図で、フレーム40の上下部には、横方向に渡され
た回転軸41,42が、軸受43,44によって回転自在に軸支さ
れており、これら回転軸41,42の両側にはスプロケット4
5,46が各々取り付けられている。これら上下のスプロケ
ット45,46には、チェーン47,48がそれぞれ巻装されてお
り、これらチェーン47,48の各張りの一方側には、支持
板53を介してバスケット49が取り付けられている。また
下部側の回転軸41の一端には、モータ50の出力軸51がカ
ップリング52により連結されている。
上記構成の搬送装置では、モータ50が回転駆動する
と、このモータ50の回転方向に応じ上下の回転軸41,42
のスプロケット45,46に張設されたチェーン47,48が上下
方向に移動するので、このチェーン47,48に固着された
バスケット49が上下方向に搬送される。
これにより、バスケット49内に収納した被搬送物を例
えば前工程装置から次工程の高所ホッパなどへ移送する
ことができる。
(考案が解決しようとする課題) 然しながら、上述した従来の搬送装置では、スプロケ
ット45,46とチェーン47,48を使用する構成であるから、
装置が上下方向に大型化してしまうという問題点がある
と共に、設置場所の高さの制限がある場合は、従来の装
置では搬送のストロークを大きくとることができなかっ
た。
また、バケット49に過負荷が掛かると、チェーン47,4
8に大きな張力が加わわり、チェーン47,48が切れてスプ
ロケット45,46からチェーン47,48が外れたり、スプロケ
ット45,46の歯45a,46aが折れるなどの問題が生じるよう
になる。
この過負荷の問題を解決するには、駆動部に過負荷保
護装置を取り付け、過負荷時にこの過負荷保護装置を作
動させて駆動部を止めるようにすれば、スプロケット4
5,46およびチェーン47,48を保護できるが、搬送装置全
体の構成が複雑になり、装置が高価になるという問題が
生じる。
そこで、チェーン47,48の代わりにボールねじを用い
る構成が考えられるが、この場合、両軸のねじピッチを
正確に合わせないと搬送の整合がとれないため、バケッ
ト49をスムーズに搬送できないという問題が生じるよう
になる。
本考案は、このよう課題を解決するために提案された
ものであり、過負荷の対策に過負荷保護装置が不要であ
り、装置の構成を大幅に簡単化できると共に、ボールね
じを用いるときのように両軸のねじピッチを合わせる必
要のない搬送装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために本考案による搬送装置で
は、回転シャフト方向に対して傾斜する複数のボールベ
アリングを端面に取り付けた移動ブロックを、これらボ
ールベアリングの外輪が外周面に当接するよう回転シャ
フトに移動自在に嵌装し、被搬送物が収納されるバケッ
トを上記移動ブロックに固着し、上記回転シャフトの回
転時にシャフトに沿って移動する上記移動ブロックによ
って上記バケットが搬送されるようにするものである。
(作用) 上述した構成によれば、回転シャフトと移動ブロック
がリニアアクチュエータを構成しており、この回転シャ
フトの外周面に斜めに当接する複数のボールベアリング
を有する移動ブロックが、回転シャフトの回転時にシャ
フトに沿って移動するので、シャフトの回転方向に応じ
てバケットがシャフト方向前後に搬送される。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に基づき詳細に説明す
る。第1図および第2図は、本考案による搬送装置の一
実施例を示す。
この図で、フレーム1の上部支持板2と下部ヘッド3
間には、左右両側にリニアアクチュエータ4,5の一部を
構成する回転シャフト6,7が、軸受8,9によって軸支され
て回転自在に立設されている。これら回転シャフト6,7
には、後述する移動ブロック10,11が移動自在に嵌装さ
れており、回転シャフト6,7が回転するとき移動ブロッ
ク10,11が上下方向に移動できるようになっている。ま
た左右の移動ブロック10,11には、支持板12を介してバ
ケット13が固着されている。
下部ヘッド3の下面側に貫通する回転シャフト6,7の
下端部には、各々プーリ14,15が段違いに取り付けられ
ている。また下部ヘッド3の中央部には、上下方向に軸
受16によって軸支された回転軸17が設けられており、下
部ヘッド3の下面側に突出するこの回転軸17に、プーリ
18,19が取り付けられている。
またフレーム1の下部背面板20には、駆動モータ21が
取り付けられており、この駆動モータ21の下側を向く出
力軸22には、プーリ23,24が取り付けられている。
右側回転シャフト6のプーリ14、回転軸17の上部プー
リ18およびモータ21側の上部プーリ23間にはベルト25が
巻装されており、左側回転シャフト7のプーリ15、回転
軸17の下部プーリ19およびモータ21側の下部プーリ24間
にはベルト26が巻装されている。これによりモータ21の
回転により回転シャフト6,7が共に同方向に回転駆動さ
れる。
つぎに、リニアアクチュエータ4,5の構成を説明す
る。
回転シャフト6,7に嵌装される移動ブロック10,11は、
第3図および第4図に示すように回転シャフト6,7に斜
めに当接するボールベアリング27,28が両端面に取り付
けられたブロックハーフ10a,10bおよび11a,11bを、シャ
フト6,7を挟んでコイルばね29a,30aを介しボルト29,30
により各々締め付けた構成となっている。
このリニアアクチュエータ6,7では、シャフト6,7の回
転によりこのシャフト6,7に当接する各端面3個ずつの
ボールベアリング27,28が回転し、このときのシャフト
6,7の回転方向に応じて移動ブロック10,11がシャフト6,
7に沿って上下方向に移動するので、バケット13が上下
方向に搬送される。
この構成からなる搬送装置では、図中に仮想線で示す
ように最下部に降下しているバケット13に、フレーム1
の後部側開口31から被搬送物が入れられると、モータ21
が回転してリニアアクチュエータ4,5によりバケット13
が上部ホッパ32位置まで上昇し、バケット13のシャッタ
13aが開いて被搬送物がホッパ32に落下し、このホッパ3
2を介して被搬送物が次工程装置等に移される。被搬送
物の移し代えが完了すると、モータ21が逆方向に回転
し、リニアアクチュエータ4,5によりバケット13が最下
部まで降下される。
尚、上述した搬送装置では、リニアアクチュエータ4,
5によりバケット13が上下方向に昇降される構成となっ
ているが、両軸の回転シャフト6,7を斜め方向または横
方向に配設し、これら回転シャフトに取り付けた移動ブ
ロック10,11によりバケット13を斜め方向または横方向
に往復移動させるような構成としてもよい。
また負荷が軽い場合には、前記実施例のようにリニア
アクチュエータを両端に用いないで一方のみに使用し、
他方は単なる案内用のガイド部材を用いるようにするこ
とも可能である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案による搬送装置によれば、
リニアアクチュエータを用いてバケットを直線方向に往
復動可能としたので、バケットに過負荷が掛かっても従
来のようにチェーンが切れたりスプロケットの歯が折れ
るなどの問題が生じないと共に、過負荷作用時にリニア
アクチュエータのボールベアリング部と回転シャフトの
間で滑りが生じ、過負荷保護装置の役目をするので、別
途過負荷保護装置を設ける必要がない。
従って、搬送装置の構成が簡略化されると共に、チェ
ーンを用いる構成のものに比べて装置が小形化され、搬
送ストロークも大きく取れるという利点がある。
また、両軸にボールねじを用いる場合、両軸のピッチ
を正確に合わせなければならないが、リニアアクチュエ
ータでは、滑るという動作で直線方向に往復動するの
で、多少の移動位相差があっても支障ないという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による搬送装置の一実施例を示す縦断面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図はこの搬
送装置に用いられるリニアアクチュエータの側面図、第
4図は第3図のB−B線断面図、第5図は従来の搬送装
置を示す縦断面図である。 [符号の説明] 1……フレーム、2……上部支持板 3……下部ヘッド 4,5……リニアアクチュエータ 6,7……回転シャフト 8,9,16……軸受 10,11……移動ブロック 10a,10b……ブロックハーフ 11a,11b……ブロックハーフ 12……支持板、13……バケット 13a……シャッタ 14,15,18,19,23,24……プーリ 17……回転軸、20……下部背面板 21……駆動モータ、22……出力軸 25,26……ベルト 27,28……ボールベアリング 29,30……ボルト 29a,30a……コイルばね 31……後部側開口、32……上部ホッパ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】動力伝動機構を介してモータ駆動源で同一
    方向へ連動回転される回転シャフトが、被搬送物の移動
    方向に沿って平行に配設され、この回転シャフト間には
    被搬送物を収容するバケットが配設され、このバケット
    は一方端部が移動ブロックを介して一方の上記回転シャ
    フトと他方端部が案内用のガイド部材を介して他方の上
    記回転シャフトと移動可能に連結させるか、バケットの
    両端部がそれぞれ移動ブロックを介して上記回転シャフ
    トと移動可能に連結させ、上記移動ブロックは上記回転
    シャフトが嵌挿されるブロック内に、当該回転シャフト
    の外周面と傾斜状に当接する複数のボールベアリングが
    収容され、この移動ブロックが上記回転シャフトの回転
    に連動して上記バケットを往復移動させるリニアアクチ
    ュエータを、当該回転シャフトと協働して構成すること
    を特徴とした搬送装置。
JP1990011539U 1990-02-09 1990-02-09 搬送装置 Expired - Lifetime JP2505257Y2 (ja)

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JP1990011539U JP2505257Y2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 搬送装置

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JP1990011539U JP2505257Y2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 搬送装置

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JPH03102592U JPH03102592U (ja) 1991-10-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105936459A (zh) * 2016-06-23 2016-09-14 袁望画 一种电梯

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JP5115861B2 (ja) * 2009-03-05 2013-01-09 株式会社ダイフク 搬送台車の駆動装置

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