JP2505115Y2 - ストラツトバ―自動加工機 - Google Patents
ストラツトバ―自動加工機Info
- Publication number
- JP2505115Y2 JP2505115Y2 JP4661590U JP4661590U JP2505115Y2 JP 2505115 Y2 JP2505115 Y2 JP 2505115Y2 JP 4661590 U JP4661590 U JP 4661590U JP 4661590 U JP4661590 U JP 4661590U JP 2505115 Y2 JP2505115 Y2 JP 2505115Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strut bar
- impact wrench
- nut
- socket
- processing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動車において車軸の支えとして、主とし
てサスペンシヨンに入る前後力を支える棒であるストラ
ツトバーのねじ部へのナツトの自動的仮付加工を行なう
加工機の提案に係る。
てサスペンシヨンに入る前後力を支える棒であるストラ
ツトバーのねじ部へのナツトの自動的仮付加工を行なう
加工機の提案に係る。
一般にストラツトバーは自動車に組み込む前に、バー
の先端にナツトの仮付けを行ない、組み付け後、調整を
して締め付けをするのであるが、従来はストラツトバー
のねじ部にナツトを2〜3山ねじ込んで仮付けをし、備
え付けのインパクトレンチで規定のねじ込み量まで手で
持ち続けて加工作業を行なつていた。
の先端にナツトの仮付けを行ない、組み付け後、調整を
して締め付けをするのであるが、従来はストラツトバー
のねじ部にナツトを2〜3山ねじ込んで仮付けをし、備
え付けのインパクトレンチで規定のねじ込み量まで手で
持ち続けて加工作業を行なつていた。
上記従来の方法によるときは、作業完了まで手で持ち
続けなければならないため、人手を要するという欠点が
ありその改善が望まれていた。
続けなければならないため、人手を要するという欠点が
ありその改善が望まれていた。
ここにおいてこの考案は、加工台を上下に貫通して回
転可能に支承される締付用ソケツトと、このソケツトを
回転させるべく前記加工台の下方に配設したインパクト
レンチと、前記加工台の上方に配設され案内溝を形成し
たストラツトバー押えとから構成され、前記ソケツトに
はナツトを円周方向へ回転不能に嵌装させる凹所と、こ
の凹所に連なりストラツトバーのねじ部の所定量の進入
を可能とする深溝とを形成し、前記インパクトレンチの
作動開始用リミツトスイツチを前記ストラツトバー押え
の案内溝内に、また前記インパクトレンチの作動停止用
リミツトスイツチを前記ねじ部に所定量だけねじ込まれ
た時点でのナツトの位置に配設してなるストラツトバー
自動加工機を提案するものである。
転可能に支承される締付用ソケツトと、このソケツトを
回転させるべく前記加工台の下方に配設したインパクト
レンチと、前記加工台の上方に配設され案内溝を形成し
たストラツトバー押えとから構成され、前記ソケツトに
はナツトを円周方向へ回転不能に嵌装させる凹所と、こ
の凹所に連なりストラツトバーのねじ部の所定量の進入
を可能とする深溝とを形成し、前記インパクトレンチの
作動開始用リミツトスイツチを前記ストラツトバー押え
の案内溝内に、また前記インパクトレンチの作動停止用
リミツトスイツチを前記ねじ部に所定量だけねじ込まれ
た時点でのナツトの位置に配設してなるストラツトバー
自動加工機を提案するものである。
上記構成からなるこの考案のストラツトバー自動加工
機による作業順序は次のとおりである。
機による作業順序は次のとおりである。
すなわち、 ストラツトバーのねじ部にねじ込むべきナツトを締
付用ソケツトの凹所にセツトする。
付用ソケツトの凹所にセツトする。
ストラツトバー押えの案内溝によつて案内されるス
トラツトバーの下端をナツトに乗せる。
トラツトバーの下端をナツトに乗せる。
ストラツトバーを作動開始用リミツトスイツチに押
し付ける。
し付ける。
インパクトレンチが回転し、ソケツト内のナツトも
回転することによつてナツトがストラツトバーのねじ部
にねじ込まれ、ストラツトバーはその自重により案内溝
に沿つて下降する。
回転することによつてナツトがストラツトバーのねじ部
にねじ込まれ、ストラツトバーはその自重により案内溝
に沿つて下降する。
ストラツトバーのねじ部がソケツトの深溝の底に達
しその下降が停止するが、ナツトは更にねじ込まれて行
く。
しその下降が停止するが、ナツトは更にねじ込まれて行
く。
ナツトが作動停止用リミツトスイツチに係合し、イ
ンパクトレンチの回転が止まり、加工が完了する。
ンパクトレンチの回転が止まり、加工が完了する。
次にこの考案を図示の実施例にしたがつて説明する。
ストラツトバー1は第3図に示すように、一端に取付
孔2を有し、他端にナツト3をねじ込むためのねじ部4
を有する形状を有している。
孔2を有し、他端にナツト3をねじ込むためのねじ部4
を有する形状を有している。
この考案の加工機は、第1図に示すように加工台5
と、この加工台5の上下に貫通して回転可能に支承させ
る締付用ソケツト6と、このソケツト6を回転させるべ
く前記加工台5の下方に配設したインパクトレンチ7
と、前記加工台5の上方に配設され案内溝8を形成した
ストラツトバー押え9とから構成されており、前記ソケ
ツト6には前記ナツト3を円周方向へ回動不能に嵌装さ
せる凹所10と、この凹所10に連なり前記ストラツトバー
1のねじ部4の所定量の進入を可能とする深溝11とを形
成し、かつ前記インパクトレンチ7の作動開始用リミツ
トスイツチ12を前記案内溝8内(第2図参照)に、また
インパクトレンチ7の作動停止用リミツトスイツチ13を
後述する作業終端において前記ナツト3が占める位置に
それぞれ配設するのである。
と、この加工台5の上下に貫通して回転可能に支承させ
る締付用ソケツト6と、このソケツト6を回転させるべ
く前記加工台5の下方に配設したインパクトレンチ7
と、前記加工台5の上方に配設され案内溝8を形成した
ストラツトバー押え9とから構成されており、前記ソケ
ツト6には前記ナツト3を円周方向へ回動不能に嵌装さ
せる凹所10と、この凹所10に連なり前記ストラツトバー
1のねじ部4の所定量の進入を可能とする深溝11とを形
成し、かつ前記インパクトレンチ7の作動開始用リミツ
トスイツチ12を前記案内溝8内(第2図参照)に、また
インパクトレンチ7の作動停止用リミツトスイツチ13を
後述する作業終端において前記ナツト3が占める位置に
それぞれ配設するのである。
上記構成からなるこの考案の加工機の作動状況は次の
とおりである。
とおりである。
先ずナツト3を締付用ソケツト6の凹所10にセツト
し、次にストラツトバー1のねじ部4の先端を前記ナツ
ト3上に乗せ、このストラツトバー1自体はストラツト
バー押え9の案内溝8に支承させる。一般的にはこの際
ストラツトバー1はやゝ後傾して支えるのが作業上望ま
しい。
し、次にストラツトバー1のねじ部4の先端を前記ナツ
ト3上に乗せ、このストラツトバー1自体はストラツト
バー押え9の案内溝8に支承させる。一般的にはこの際
ストラツトバー1はやゝ後傾して支えるのが作業上望ま
しい。
次いで、ストラツトバー1を案内溝8内で第1図で矢
印F方向へ押圧すると、作動開始用リミツトスイツチ12
が入つて、インパクトレンチ7が回転を開始し、その回
転によつて締付用ソケツト6が回動するので、これに伴
ない凹所10と共にナツト3が回動してストラツトバー1
のねじ部4にねじ込まれて行き、これによつてねじ部4
は深溝11内を下降して行き、この深溝11の底に達する
と、ねじ部4すなわちストラツトバー1の下降は停止す
るが、ナツト3は更にねじ込まれて行き、このナツト3
が前記作動停止用リミツトスイツチ13に係合するに及ん
で、インパクトレンチ7の回転が停止し、加工が完了す
るのである。この間の締付用ソケツト6と、ナツト3
と、ストラツトバー1のねじ部4と、作業停止用リミツ
トスイツチ13の作業の段階を追つた説明図を第4図
(a)〜(d)に示す。
印F方向へ押圧すると、作動開始用リミツトスイツチ12
が入つて、インパクトレンチ7が回転を開始し、その回
転によつて締付用ソケツト6が回動するので、これに伴
ない凹所10と共にナツト3が回動してストラツトバー1
のねじ部4にねじ込まれて行き、これによつてねじ部4
は深溝11内を下降して行き、この深溝11の底に達する
と、ねじ部4すなわちストラツトバー1の下降は停止す
るが、ナツト3は更にねじ込まれて行き、このナツト3
が前記作動停止用リミツトスイツチ13に係合するに及ん
で、インパクトレンチ7の回転が停止し、加工が完了す
るのである。この間の締付用ソケツト6と、ナツト3
と、ストラツトバー1のねじ部4と、作業停止用リミツ
トスイツチ13の作業の段階を追つた説明図を第4図
(a)〜(d)に示す。
実用上、ストラツトバー1のストラツトバー押え9へ
の供給、取出を自動化することによつて全自動式の加工
機として使用可能である。
の供給、取出を自動化することによつて全自動式の加工
機として使用可能である。
この考案の上述の加工機によれば、従来作業の始めか
ら作業終りまで人手に頼つていた。ストラツトバーへの
ナツトの仮付け加工を自動化できるため、作業員の労力
負担を軽減しかつ作業能率の増進を図ることが可能とな
るものである。
ら作業終りまで人手に頼つていた。ストラツトバーへの
ナツトの仮付け加工を自動化できるため、作業員の労力
負担を軽減しかつ作業能率の増進を図ることが可能とな
るものである。
第1図はこの考案の加工機の配置図、第2図はその一部
分の斜視図、第3図はストラツトバーの形状を示す斜視
図で、第4図は作業の段階を追つて示す説明図である。 なお図において、 1……ストラツトバー 3……ナツト 4……ねじ部 5……加工台 6……締付用ソケツト 7……インパクトレンチ 8……案内溝 9……ストラツトバー押え 10……凹所 11……深溝 12……作動開始用リミツトスイツチ 13……作動停止用リミツトスイツチ である。
分の斜視図、第3図はストラツトバーの形状を示す斜視
図で、第4図は作業の段階を追つて示す説明図である。 なお図において、 1……ストラツトバー 3……ナツト 4……ねじ部 5……加工台 6……締付用ソケツト 7……インパクトレンチ 8……案内溝 9……ストラツトバー押え 10……凹所 11……深溝 12……作動開始用リミツトスイツチ 13……作動停止用リミツトスイツチ である。
Claims (1)
- 【請求項1】加工台を上下に貫通して回転可能に支承さ
れる締付用ソケツトと、このソケツトを回転させるべく
前記加工台の下方に配設したインパクトレンチと、前記
加工台の上方に配設され案内溝を形成したストラツトバ
ー押えとから構成され、前記ソケツトにはナツトを円周
方向へ回転不能に嵌装させる凹所と、この凹所に連なり
ストラツトバーのねじ部の所定量の進入を可能とする深
溝とを形成し、前記インパクトレンチの作動開始用リミ
ツトスイツチを前記ストラツトバー押えの案内溝内に、
また前記インパクトレンチの作動停止用リミツトスイツ
チを前記ねじ部に所定量だけねじ込まれた時点でのナツ
トの位置に配設してなるストラツトバー自動加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4661590U JP2505115Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ストラツトバ―自動加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4661590U JP2505115Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ストラツトバ―自動加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0463360U JPH0463360U (ja) | 1992-05-29 |
JP2505115Y2 true JP2505115Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31781205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4661590U Expired - Lifetime JP2505115Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ストラツトバ―自動加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505115Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP4661590U patent/JP2505115Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0463360U (ja) | 1992-05-29 |
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