JP2504765B2 - 上向き拡径孔部削成装置 - Google Patents
上向き拡径孔部削成装置Info
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- JP2504765B2 JP2504765B2 JP4446487A JP4446487A JP2504765B2 JP 2504765 B2 JP2504765 B2 JP 2504765B2 JP 4446487 A JP4446487 A JP 4446487A JP 4446487 A JP4446487 A JP 4446487A JP 2504765 B2 JP2504765 B2 JP 2504765B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、予め穿孔されたドリル孔の孔壁適所に、
ドリル口径より拡径し且つその拡径が上向きの拡径孔部
を削成装置に関するものである。
ドリル口径より拡径し且つその拡径が上向きの拡径孔部
を削成装置に関するものである。
(従来の技術) 固化したクリートに対してアンカーボルトを植設する
場合に、アンカーボルトの引抜き強度を増強するため、
拡径孔部を下孔としてのストレート孔の適所に削成する
装置として、例えば、本出願人が出願し既に公開(特開
昭60−191706号)されているところの、下向きに漸次側
方へ拡がった張出顎に沿って切削刃体を移動させて張出
顎外方へ突き出させながら装置本体を回転させて、拡径
孔部を削成する構造のものがある。
場合に、アンカーボルトの引抜き強度を増強するため、
拡径孔部を下孔としてのストレート孔の適所に削成する
装置として、例えば、本出願人が出願し既に公開(特開
昭60−191706号)されているところの、下向きに漸次側
方へ拡がった張出顎に沿って切削刃体を移動させて張出
顎外方へ突き出させながら装置本体を回転させて、拡径
孔部を削成する構造のものがある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の削成装置によれば、アンカーボルトの
引抜き強度がストレート孔に比べて増強された拡径孔部
を削成できるが、拡径孔部の形状が下向き(ボルトの引
抜き方向に対して逆向き)に漸次拡径しているので、ボ
ルトの引き抜きに対する抵抗力は極めて大きいといえる
が、拡径孔壁に対しアンカーボルトは接合状態にあるも
のの、係合状態にはないため、完全にボルトの引抜きを
阻止できるものではなかった。
引抜き強度がストレート孔に比べて増強された拡径孔部
を削成できるが、拡径孔部の形状が下向き(ボルトの引
抜き方向に対して逆向き)に漸次拡径しているので、ボ
ルトの引き抜きに対する抵抗力は極めて大きいといえる
が、拡径孔壁に対しアンカーボルトは接合状態にあるも
のの、係合状態にはないため、完全にボルトの引抜きを
阻止できるものではなかった。
この発明は上述の点に鑑みなされたもので、上向きに
漸次拡径した拡径孔部を削成でき、アンカーボルトを拡
径孔部上端の係合段に係合させ得、ボルトの引抜き強度
が格別に増強できる拡径孔の削成装置を提供しようとす
るものである。
漸次拡径した拡径孔部を削成でき、アンカーボルトを拡
径孔部上端の係合段に係合させ得、ボルトの引抜き強度
が格別に増強できる拡径孔の削成装置を提供しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 上記した目的を達成するためのこの発明の要旨とする
ところは、上端にシャンクを有し、下端を開口した円筒
状本体に、本体と軸芯共通に同体回転し且つバネの付勢
下に一定範囲で相対移動可能にセンターシャフトを挿着
し、該センターシャフト下端部に切削刃体をその上端側
から側方へ展開張出可能に取り付けて、該切削刃体をバ
ネでセンターシャフト内方へ付勢すると共に、前記セン
ターシャフトの軸芯部に前記切削刃体の展開操作用操作
杆を移動自在に緩挿し、該操作杆をセンターシャフト外
周に移動自在に被装したストップリングに一体接合し、
該ストップリングに略L字形クランクの屈曲部付近を緩
動自在に配置して該クランクの一端を前記センターシャ
フトに係合させると共に、その他端を前記本体下端部に
当接させて、前記本体をバネに抗しストップリングに対
して本体を接近させることにより、操作杆を介して前記
切削刃体が側方へ張出するようにしたことである。
ところは、上端にシャンクを有し、下端を開口した円筒
状本体に、本体と軸芯共通に同体回転し且つバネの付勢
下に一定範囲で相対移動可能にセンターシャフトを挿着
し、該センターシャフト下端部に切削刃体をその上端側
から側方へ展開張出可能に取り付けて、該切削刃体をバ
ネでセンターシャフト内方へ付勢すると共に、前記セン
ターシャフトの軸芯部に前記切削刃体の展開操作用操作
杆を移動自在に緩挿し、該操作杆をセンターシャフト外
周に移動自在に被装したストップリングに一体接合し、
該ストップリングに略L字形クランクの屈曲部付近を緩
動自在に配置して該クランクの一端を前記センターシャ
フトに係合させると共に、その他端を前記本体下端部に
当接させて、前記本体をバネに抗しストップリングに対
して本体を接近させることにより、操作杆を介して前記
切削刃体が側方へ張出するようにしたことである。
(作用) この発明の削成装置によれば、シャンクを回転振動型
若しくはロータリーハンマー型の穿孔装置に取着して、
コンクリートに予め穿設したストレート孔内に本体を挿
入し且つコンクリート面にストップスリーブ下面を当接
した状態で穿孔作業を行うことにより、切削刃体を取り
付けたセンターシャフトが略L字形クランクの揺動作用
を介し上下動しながら回転し、この上下動する際にスト
ップスリーブに一体接合されて定位置に保持された操作
杆に切削刃体が当接してセンターシャフト側方へその上
方より切削刃体が張り出され、上向きに漸次拡径された
拡径孔部がストレート孔の適所に削成されるものであ
る。
若しくはロータリーハンマー型の穿孔装置に取着して、
コンクリートに予め穿設したストレート孔内に本体を挿
入し且つコンクリート面にストップスリーブ下面を当接
した状態で穿孔作業を行うことにより、切削刃体を取り
付けたセンターシャフトが略L字形クランクの揺動作用
を介し上下動しながら回転し、この上下動する際にスト
ップスリーブに一体接合されて定位置に保持された操作
杆に切削刃体が当接してセンターシャフト側方へその上
方より切削刃体が張り出され、上向きに漸次拡径された
拡径孔部がストレート孔の適所に削成されるものであ
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は作業開始時における本発明の削成装置の中央
横断面図、第2図は作業終了時における本体を押し下げ
た状態の同中央縦断面図、第3図は第1図のIII−III線
矢視図、第4図は第1図のIV−IV線矢視図である。
横断面図、第2図は作業終了時における本体を押し下げ
た状態の同中央縦断面図、第3図は第1図のIII−III線
矢視図、第4図は第1図のIV−IV線矢視図である。
これらの図において、1は上端にシャンク2を有する
下端を開口した円筒状本体、3は本体1内に移動自在に
上部が緩挿されたセンターシャフトで、センターシャフ
ト3上端部には横向きに貫通する縦長の挿通孔4が穿設
され、この挿通孔4を貫通して上下動自在に緩挿された
ピン5を介し、センターシャフト3が本体1に同体回転
し且つ一定範囲で上下方向に相対移動自在に挿着されて
いる。また、本体1内においてセンターシャフト3との
間にはバネ6が介装され、センターシャフト3は下向き
に付勢されている。更に、センターシャフト3下端部に
は、横向きに貫通する刃体収容孔7が開設されている。
更にまた、センターシャフト3の軸芯部には、その中間
部より収容孔7に貫通する中心孔8が穿設されている。
下端を開口した円筒状本体、3は本体1内に移動自在に
上部が緩挿されたセンターシャフトで、センターシャフ
ト3上端部には横向きに貫通する縦長の挿通孔4が穿設
され、この挿通孔4を貫通して上下動自在に緩挿された
ピン5を介し、センターシャフト3が本体1に同体回転
し且つ一定範囲で上下方向に相対移動自在に挿着されて
いる。また、本体1内においてセンターシャフト3との
間にはバネ6が介装され、センターシャフト3は下向き
に付勢されている。更に、センターシャフト3下端部に
は、横向きに貫通する刃体収容孔7が開設されている。
更にまた、センターシャフト3の軸芯部には、その中間
部より収容孔7に貫通する中心孔8が穿設されている。
9は基部が半円形で先端部位が二等辺三角形の一対の
板状切削刃体で、各刃体9の外周縁先端部位には切削刃
9aが形設されている。そして、各切削刃体9の基部は前
記収容孔7内の下端部にピン10で回動自在に軸着され、
各切削刃体9の先端部が相離間方向へ展開して収容孔7
上端部側からセンターシャフト3の側方へそれぞれ張出
可能に構成してある。11は各切刃体9間に介装されたバ
ネで、このバネ11は各切削刃体9先端が閉じる方向、い
いかえれば各切削刃体9先端部側を収容孔7内方へ付勢
するように取り付けられている。
板状切削刃体で、各刃体9の外周縁先端部位には切削刃
9aが形設されている。そして、各切削刃体9の基部は前
記収容孔7内の下端部にピン10で回動自在に軸着され、
各切削刃体9の先端部が相離間方向へ展開して収容孔7
上端部側からセンターシャフト3の側方へそれぞれ張出
可能に構成してある。11は各切刃体9間に介装されたバ
ネで、このバネ11は各切削刃体9先端が閉じる方向、い
いかえれば各切削刃体9先端部側を収容孔7内方へ付勢
するように取り付けられている。
12は本体1下方のセンターシャフト3外周に移動自在
に被装したストップスリーブ、13はセンターシャフト3
の前記中心孔8内に移動自在に緩挿された操作杆、14は
センターシャフト3中心孔8の上端部を横向きに貫通し
て穿設された縦長の挿通孔で、この挿通孔14を貫通して
上下方向に移動自在に緩挿されたピン15によって、操作
杆13の上端部がストップスリーブ12の下端部に一体に接
合されている。
に被装したストップスリーブ、13はセンターシャフト3
の前記中心孔8内に移動自在に緩挿された操作杆、14は
センターシャフト3中心孔8の上端部を横向きに貫通し
て穿設された縦長の挿通孔で、この挿通孔14を貫通して
上下方向に移動自在に緩挿されたピン15によって、操作
杆13の上端部がストップスリーブ12の下端部に一体に接
合されている。
16は屈曲部付近の下端面に半球体16aが突設された略
L字形クランクで、前記ストップスリーブ12の上面に一
対の凹所12aを相対向して形成し、各凹所12aに前記クラ
ンク16の半球体16aを揺動自在に配装すると共に、前記
センターシャフト3には前記クランク16に対応させて係
合溝17を開設し、各係合溝17に前記クランク16の一端を
揺動自在に緩挿する。また、前記本体1の下端部1aを下
向きの円錐形状に形成し、前記クランク16の上端に当接
させる。こうして、ストップスリーブ12を定位置に保持
した状態で、本体1をバネ6に抗しスリーブ12側へ押し
下げて接近させることにより、前記クランク16が外方上
向きに揺動してセンターシャフト3も前記バネ6に抗し
て押し上げられると共に、前記操作杆13はストリップス
リーブ12と共に定位置に保持されているので、切削刃体
9の内周縁部に沿って下方へ操作杆13の下端が摺接して
移動し、収容孔7の上端部側から刃体9が側方へ張出す
る。一方、本体1の押し下げ力を取り除くことにより、
バネ6の付勢力によって本体1が上方へ押し上げられて
ストップスリーブ12から離れると、前記クランク16は内
方下向きに揺動してセンターシャフト3が前記バネ6の
付勢力で下降するので、刃体9の内周縁部に沿って上方
へ操作杆13下端が摺接移動して切削刃体9の軸支ピン10
部から遠ざかり、切削刃体9先端部はバネ11の付勢力に
よってセンターシャフト3内方へ閉じ、収容孔7内へ戻
される。
L字形クランクで、前記ストップスリーブ12の上面に一
対の凹所12aを相対向して形成し、各凹所12aに前記クラ
ンク16の半球体16aを揺動自在に配装すると共に、前記
センターシャフト3には前記クランク16に対応させて係
合溝17を開設し、各係合溝17に前記クランク16の一端を
揺動自在に緩挿する。また、前記本体1の下端部1aを下
向きの円錐形状に形成し、前記クランク16の上端に当接
させる。こうして、ストップスリーブ12を定位置に保持
した状態で、本体1をバネ6に抗しスリーブ12側へ押し
下げて接近させることにより、前記クランク16が外方上
向きに揺動してセンターシャフト3も前記バネ6に抗し
て押し上げられると共に、前記操作杆13はストリップス
リーブ12と共に定位置に保持されているので、切削刃体
9の内周縁部に沿って下方へ操作杆13の下端が摺接して
移動し、収容孔7の上端部側から刃体9が側方へ張出す
る。一方、本体1の押し下げ力を取り除くことにより、
バネ6の付勢力によって本体1が上方へ押し上げられて
ストップスリーブ12から離れると、前記クランク16は内
方下向きに揺動してセンターシャフト3が前記バネ6の
付勢力で下降するので、刃体9の内周縁部に沿って上方
へ操作杆13下端が摺接移動して切削刃体9の軸支ピン10
部から遠ざかり、切削刃体9先端部はバネ11の付勢力に
よってセンターシャフト3内方へ閉じ、収容孔7内へ戻
される。
次に、上記実施例について使用態様を説明する。第1
図に示すように、シャンク2を回転振動型穿孔装置(図
示せず)に取り付け、予めコンクリートに穿設したスト
レート孔Aにセンターシャフト3を挿入し、ストップス
リーブ12下面をコンクリート表面Bに当接させて定位置
に保持する。この状態で、穿孔装置を駆動して本体1を
回転させながら上下方向へ振動させると、センターシャ
フト3下端部の収容孔7の上端部位側から切削刃体9先
端部が、センターシャフト3側方へ出入しながら回転
し、ストレート孔A奥部の孔壁には、上向きに拡径した
拡径孔部が徐々に削成される。このようにして、最終的
に第2図に示される拡径孔部Cが削成される。なお、説
明を簡略化するため、装置のシャンク2を上端とし、刃
体9側を下端としたが、この削成装置による拡径孔部の
穿孔作業は、下向きのストレート孔だけでなく、上向き
或いは横向きのストレート孔に対しても同様に実施され
るものである。また、前記クランク16はストップスリー
ブ12に対し例えば軸支ピンを介して揺動自在に配備して
もよく、更に、本体1をストップスリーブ12に近付ける
ことによりクランク16を外方上向きに揺動させる構成と
しては、上記実施例のように本体下端部1aを円錐形に形
成する代わりに、例えば本体1に対するクランク16の当
接部位をテーパー状に形成する方法がある。
図に示すように、シャンク2を回転振動型穿孔装置(図
示せず)に取り付け、予めコンクリートに穿設したスト
レート孔Aにセンターシャフト3を挿入し、ストップス
リーブ12下面をコンクリート表面Bに当接させて定位置
に保持する。この状態で、穿孔装置を駆動して本体1を
回転させながら上下方向へ振動させると、センターシャ
フト3下端部の収容孔7の上端部位側から切削刃体9先
端部が、センターシャフト3側方へ出入しながら回転
し、ストレート孔A奥部の孔壁には、上向きに拡径した
拡径孔部が徐々に削成される。このようにして、最終的
に第2図に示される拡径孔部Cが削成される。なお、説
明を簡略化するため、装置のシャンク2を上端とし、刃
体9側を下端としたが、この削成装置による拡径孔部の
穿孔作業は、下向きのストレート孔だけでなく、上向き
或いは横向きのストレート孔に対しても同様に実施され
るものである。また、前記クランク16はストップスリー
ブ12に対し例えば軸支ピンを介して揺動自在に配備して
もよく、更に、本体1をストップスリーブ12に近付ける
ことによりクランク16を外方上向きに揺動させる構成と
しては、上記実施例のように本体下端部1aを円錐形に形
成する代わりに、例えば本体1に対するクランク16の当
接部位をテーパー状に形成する方法がある。
(効 果) 以上説明したように、この発明の拡径孔部削成装置は
上記した構成からなるから、下記の如き効果を奏する。
上記した構成からなるから、下記の如き効果を奏する。
すなわち、この発明の削成装置によって削成される拡
径孔部は、上向きに、いいかえればアンカーボルトの引
抜き方向に拡径しているので、拡径孔部上端とストレー
ト孔壁間に一種の係合段が形成されるため、固化される
コンクリート等に対してアンカーボルトを植設する場合
に、前記係合段との係合部を備えたアンカーボルトを用
いることにより、従来の下向きに拡径した孔部にアンカ
ーボルトを植設するのに比べて、その引抜き強度は大幅
に増強されるものであり、特に、被穿孔物の性状がコン
クリートより弱い場合にも、確実且つ堅固にアンカーボ
ルトを植設できる。また、ストップスリーブに対するセ
ンターシャフトの押し上げ操作を略L字形のクランクを
介して行うので、構造が簡単で耐久性に富み、長期に亙
り安定して使用出来る。
径孔部は、上向きに、いいかえればアンカーボルトの引
抜き方向に拡径しているので、拡径孔部上端とストレー
ト孔壁間に一種の係合段が形成されるため、固化される
コンクリート等に対してアンカーボルトを植設する場合
に、前記係合段との係合部を備えたアンカーボルトを用
いることにより、従来の下向きに拡径した孔部にアンカ
ーボルトを植設するのに比べて、その引抜き強度は大幅
に増強されるものであり、特に、被穿孔物の性状がコン
クリートより弱い場合にも、確実且つ堅固にアンカーボ
ルトを植設できる。また、ストップスリーブに対するセ
ンターシャフトの押し上げ操作を略L字形のクランクを
介して行うので、構造が簡単で耐久性に富み、長期に亙
り安定して使用出来る。
第1図は作業開始時における本発明の実施例に係る削成
装置の中央縦断面図、第2図は作業終了時における円筒
体を押し下げた状態の同中央縦断面図、第3図は第1図
のIII−III線矢視図、第4図は第1図のIV−IV線矢視図
である。 1……円筒状本体、2……シャンク、3……センターシ
ャフト、4,14……挿通孔、5,10,15,……ピン、6,11,…
…バネ、7……収容孔、8……中心孔、9……切削刃
体、9a……切削刃、12……ストップスリーブ、13……操
作杆、16……略L字形クランク、17……係合溝。
装置の中央縦断面図、第2図は作業終了時における円筒
体を押し下げた状態の同中央縦断面図、第3図は第1図
のIII−III線矢視図、第4図は第1図のIV−IV線矢視図
である。 1……円筒状本体、2……シャンク、3……センターシ
ャフト、4,14……挿通孔、5,10,15,……ピン、6,11,…
…バネ、7……収容孔、8……中心孔、9……切削刃
体、9a……切削刃、12……ストップスリーブ、13……操
作杆、16……略L字形クランク、17……係合溝。
Claims (1)
- 【請求項1】上端にシャンクを有し、下端を開口した円
筒状本体に、本体と軸芯共通に同体回転し且つバネの付
勢下に一定範囲で相対移動可能にセンターシャフトを挿
着し、該センターシャフト下端部に切削刃体をその上端
側から側方へ展開張出可能に取り付けて、該切削刃体を
バネでセンターシャフト内方へ付勢すると共に、前記セ
ンターシャフトの軸芯部に前記切削刃体の展開操作用操
作杆を移動自在に緩挿し、該操作杆をセンターシャフト
外周に移動自在に被装したストップリングに一体接合
し、該ストップリングに略L字形クランクの屈曲部付近
を緩動自在に配置して該クランクの一端を前記センター
シャフトに係合させると共に、その他端を前記本体下端
部に当接させて、前記本体をバネに抗しストップリング
に対して本体を接近させることにより、操作杆を介して
前記切削刃体が側方へ張出するようにしたことを特徴と
する上向き拡径孔部削成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4446487A JP2504765B2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 上向き拡径孔部削成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4446487A JP2504765B2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 上向き拡径孔部削成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63212405A JPS63212405A (ja) | 1988-09-05 |
JP2504765B2 true JP2504765B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=12692214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4446487A Expired - Fee Related JP2504765B2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 上向き拡径孔部削成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504765B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6506538B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2019-04-24 | 株式会社近畿開発 | コンクリート構造物の穴あけ方法 |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP4446487A patent/JP2504765B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63212405A (ja) | 1988-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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