JP2504701Y2 - 覆体の連結装置 - Google Patents

覆体の連結装置

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JP2504701Y2
JP2504701Y2 JP12606390U JP12606390U JP2504701Y2 JP 2504701 Y2 JP2504701 Y2 JP 2504701Y2 JP 12606390 U JP12606390 U JP 12606390U JP 12606390 U JP12606390 U JP 12606390U JP 2504701 Y2 JP2504701 Y2 JP 2504701Y2
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groove
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fixing
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spiral
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渡 遠藤
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、各種の機器をカバーする覆体の連結装置に
関する。
(ロ) 従来技術 従来、機器の外側をカバーする覆体を定着部と着脱部
とを重合して構成し、それらの重合部にそれぞれ相互に
重合するフランジを突設し、定着部のフランジに間隔を
おいて複数の挟持具の基部を枢支したものは既に知られ
ている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記既知の覆体の連結装置は、軽量なカバーに対して
は有効であったが、それを重量の大なるカバーに適用す
ると、溝が開いて重合状態を確実に保持することができ
ず、このような問題点を解決するために強度アップする
と、コスト及び重量が大になると共に係脱操作が困難に
なる等、別の問題点が発生する。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、機器の外側をカバーする覆体を定着部Aと
着脱部Bとを重合して構成し、両者に形成した成したフ
ランジ20a,20bを重合させた状態において、定着部A又
は着脱部Bのフランジ20a,20bに挟持具35の基部を取付
軸部材によって回動可能に枢支したものであって、前記
挟持具35に、重合した両方のフランジ20a,20bが嵌合す
る溝43を設け、該挟持具35の先端部側に、上記溝43間に
わたり該溝43の拡開を防止する操作杆46を固定して側方
へ延出させると共に、挟持具35の基部の溝43の拡開の防
止を前記取付軸部材の枢支手段によって行うように構成
したことにより前述の問題点を解決した。
(ホ) 作用 定着部に着脱部を装着する場合、着脱部の回りのフラ
ンジを定着部の回りのフランジに重合し、操作杆を持っ
て挟持具を回動することにより両フランジに押込んで嵌
合する。
この状態で基部は枢支部で保持されており、先端部の
溝と対応する部分に操作杆を貫通して固定してあるの
で、溝が開いて挟持状態が緩むことがない。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面に示す脱穀機の揚送装置につ
いて説明すると、扱室1に収納した扱胴2を供給口1a′
を有する前側板1aと後側板1bとに支架し、扱口の外側に
沿ってフィードチェーンと挟扼レールとからなる挟持搬
送装置3を併設し、扱室1の後部に四番漏斗5を設け、
その上部に排藁搬送装置8を配設し、後部にはカッター
9を取付けてある。
また、前記扱室1の受網1cの下方から後方の排塵選別
室に亙る部位を送風風車11と、横断流ファン16と、排塵
風車14とにより選別風路に構成し、この選別風路には、
移送板10aと、選別網により構成されていて一番移送螺
旋12が内装された一番受樋12a上に臨む第1漏下選別部1
0bと、その上方の戻し流板17と、ストローラックにより
構成されていて二番移送螺旋13が内装された二番受樋13
b上に臨む二番漏下選別部15とにより構成されており、
一番受樋12aの移送終端には揚送螺旋が内装された一番
揚穀筒18を連通させて立設し、二番受樋13bの移送終端
には、揚送螺旋19の外周を覆うカバーとなる二番還元用
の揚送螺旋筒24を連通連設し、該揚送螺旋筒19の状態に
装着した投入ケーシング23の吐出口23aは揚送された二
番物を前記戻し流板17上に向けて投入する。17aは受板
である。
そして、前記揚送螺旋筒24は、下端部が脱穀装置に向
けて折曲されていて開口部が前記二番受樋13bに連通し
ており、揚送螺旋19の軸19aはその下端の傘歯車30を二
番移送螺旋13の軸13aの傘歯車29に噛合させることによ
り駆動し、上記傘歯車30,29はギヤケース27に収納され
ている。13′は二番移送螺旋13の終端に連設した跳上げ
羽根、fは揚送螺旋19の上端に連設されていて上板33を
有する投擲羽根であり、軸19aの下端には大径の螺旋19L
と円盤31aとを有するボス31をボルト32により取付けて
ある。
また、揚送螺旋筒24の下部側は軸13a及び19aを含む面
で前後に2分割することにより定着部Aと着脱部Bとに
構成し、それらの分割縁にはそれぞれフランジ20a,20b
を突設し、定着部Aは基部に取付フランジa(第1図参
照)を有し、この取付フランジaの丸孔と上下方向の長
孔とにボルトを通して前記側壁21に螺着し、分割縁のフ
ランジ20aには、同上図に示す如く重合された2枚のフ
ランジ20a,20bが嵌合する溝43を有する挟持具35の基部
を、定着部A(又は着脱部B)のフランジ20aの内側部
と、外側部と下部との3箇所に取付軸部材としてのボル
ト36とナット37とによりそれぞれ締付け可能でかつそれ
を緩めることにより回動することができるように枢支
し、着脱部Bのフランジ20bには枢支手段であるボルト3
6が嵌合する凹部39を設け、基部に固定して取付フラン
ジbは機壁21の突設した位置決めピンが貫挿される孔40
を有し、この孔40を位置決めピンに嵌合した状態で中間
が機壁21に軸支されている取付板41のハンドル42を持っ
て回動すると、該取付板41は取付フランジbの外側面に
乗り上げて強い圧力で挟持する。
而して、前記挟持具35は、第4図に示す如く鉄板を2
つ折りに折曲して溝43を形成し該溝43の開口部を同上図
(c)に示す如くテーパー状に開いており、先端部側に
は、操作杆46を貫通して熔接その他の手段により固定し
てあり、着脱部Bを定着部Aに取付けるとき、前述のよ
うに取付フランジbを機壁21に対して位置決めして取付
板41により装着する。
次いで、操作杆46を持って挟持具35を回動し、その溝
43を、重合しているフランジ20a,20bの外側に当接して
押し込むと、溝43は2枚のフランジ20a,20bの厚さより
やや狭くなっているのでそれらを強く挟持し、操作杆46
は浅い凹部48に係合し、この状態が長期間経過しても溝
43と対応する部分の基部がボルト36とナット37とにより
締着されており、先端部は操作杆46に固定されているの
で上記挟持状態が保持される。
揚送螺旋筒24の下部に詰まりを生じたり、脱穀作用を
終って掃除する時等に、着脱部Bを取外す場合、操作杆
46を握って引張ると、強く挟持されていても容易に離脱
させることができる。このように、定着部Aと着脱部B
との着脱操作を繰り返すことができる挟持具35は、2つ
折りに折曲して形成された溝43の基部側を取付軸部材で
あるボルト36,ナット37の枢支手段によって、該溝43の
拡開を防止した状態で回動可能に枢支すると共に、先端
部側で上記溝43間にわたり操作杆46を固定することによ
り該溝43の拡開を防止するようにしているので、取付軸
部材と操作杆46との間に剛性の高い溝43を長く形成する
ことが可能となり、フランジ20a,20bを広い範囲で良好
に挟持固定することができると共に、挟持力を損なうこ
となく長期間の使用に耐えることができる。
また、上記のように構成される挟持具35は、2つ折り
に折曲して形成された板部材の基部と先端部の両側を、
取付軸部材の枢支手段と操作杆46の固定手段によって、
簡潔な構成を以て剛性高く簡単に製作することができる
等の利点を有している。
脱穀装置は従来のものと同様に穀稈を脱穀処理した
際、受網1cから漏下した脱穀物は揺動選別体10により移
送され、第1漏下選別部10bから漏下して風選された穀
粒は、一番移送螺旋12により機外に搬出され、一番揚穀
螺旋筒18により揚送される。
また、二番漏下選別部15から漏下した二番物は二番移
送螺旋13により側方へ搬出され、それが揚送螺旋筒24内
の螺旋揚送19により揚送され、投擲羽根fにより戻し流
板17に還元される。
なお、本考案は、一番揚送筒18にも適用することがで
きる外、他の一般の覆体にも適用するこができる。
(ト) 考案の効果 本考案は、定着部Aと着脱部Bとにそれぞれ形成した
フランジ20a,20bを重合させた状態において、重合され
た定着部A又は着脱部Bのフランジ20a,20bに、挟持具3
5の基部を取付軸部材によって回動可能に枢支したもの
であって、前記挟持具35に、重合した両方のフランジ20
a,20bが嵌合する溝43を設け、該挟持具35の先端部側
に、上記溝43間にわたり該溝43の拡開を防止する操作杆
46を固定して側方へ延出させると共に、挟持具35の基部
の溝43の拡開の防止を前記取付軸部材の枢支手段によっ
て行うように構成したことにより、着脱部Bを定着部A
に挟持具35により簡単に着脱することができるものであ
りながら、大型で且つ重量が大なるものであってそれら
の挟持状態を保持するのに大きな挟持力を要するもので
あっても、前記挟持具35はその基部の溝幅を取付軸部材
の枢支手段により保持すると共に、先端部の溝幅を操作
杆46の固定により一定にしているので、比較的薄くかつ
軽く構成しても取付軸部材と操作杆46間に形成される溝
43が開くことなくその拡開を的確に防止するこができ
て、挟み込んだ両フランジ20a,20bを長期間にわたって
強く挟持した状態に保持することができる。
また、前記フランジ20a,20bを強く挟持する場合、挟
持具35の嵌合操作、又は離脱操作する時、きわめて大き
な操作力を必要とするが、操作杆46を握って操作するこ
とができるので両操作を容易にかつ迅速に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図
(a)は揚送筒の縦断面図、同図(b)は同上側面図、
第2図(a)は揚送螺旋筒の定置部の側面図、同図
(b)は同上正面図、第3図(a)は着脱部の背面図、
同図(b)は同上側面図、第4図(a)は挟持具の正面
図、同図(b)は同上側面図、同図(c)は同上平面
図、第5図は概略の構造を示す縦断面図、第6図は脱穀
装置の縦断面図である。 10……揺動選別体、19……揚送螺旋、20a,20b……フラ
ンジ、24……揚送螺旋筒、35……挟持具、36……ボル
ト、37……ナット、39……凹部、46……操作杆

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器の外側をカバーする覆体を定着部Aと
    着脱部Bとを重合して構成し、両者に形成したフランジ
    20a,20bを重合させた状態において、定着部A又は着脱
    部Bのフランジ20a,20bに挟持具35の基部を取付軸部材
    によって回動可能に枢支したものであって、前記挟持具
    35に、重合した両方のフランジ20a,20bが嵌合する溝43
    を設け、該挟持具35の先端部側に、上記溝43間にわたり
    該溝43の拡開を防止する操作杆46を固定して側方へ延出
    させると共に、挟持具35の基部の溝43を拡開の防止を前
    記取付軸部材の枢支手段によって行うように構成したこ
    とを特徴とする覆体の連結装置
JP12606390U 1990-11-28 1990-11-28 覆体の連結装置 Expired - Lifetime JP2504701Y2 (ja)

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JPH0482408U JPH0482408U (ja) 1992-07-17
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