JPH09238554A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH09238554A
JPH09238554A JP4984796A JP4984796A JPH09238554A JP H09238554 A JPH09238554 A JP H09238554A JP 4984796 A JP4984796 A JP 4984796A JP 4984796 A JP4984796 A JP 4984796A JP H09238554 A JPH09238554 A JP H09238554A
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JP
Japan
Prior art keywords
top plate
combine
handling
handle
handle rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP4984796A
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English (en)
Inventor
Yuji Tanaka
祐二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP4984796A priority Critical patent/JPH09238554A/ja
Publication of JPH09238554A publication Critical patent/JPH09238554A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉止状態の天板の外装ケース部への密着性を
ボルト締結等の手間を少なくしながらも高めることので
きるコンバインを提供する。 【解決手段】 脱穀装置4における扱室8上方を覆う天
板15を、脱穀装置4の外装ケース部16上に開閉自在
に設けたコンバインであって、扱胴7の手回し用のハン
ドル杆20を、閉止状態で外装ケース部16上に載置さ
れる天板15の固定用のボルト締結範囲にわたって載せ
つけるとともに、天板15を挟む状態でハンドル杆20
と外装ケース部16とをボルト締結可能に構成してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀装置における
扱室上方を覆う天板を、前記脱穀装置の外装ケース部上
に開閉自在に設けたコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンバインにあっては、
天板を外装ケース部に対して複数箇所で直接ボルト締結
することで、閉止状態の天板を固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、天板は脱穀
処理時に処理物の圧力を開放がわに作用するように受け
るものであって、そのため、従来のように複数箇所でボ
ルト締結して外装ケース部に天板を固定しているもので
は、隣合うボルト締結箇所間に隙間が生じる虞れが高い
ものである。そこで、天板とケース部との閉止時の密着
性を高めるために、従来は、隣合うボルト締結箇所間に
隙間が生じないよう、ボルト締結箇所を小間隔で多数設
けなければならず、それにより、天板の開閉時における
ボルト締結や締結解除の作業が煩わしいものとなってい
た。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、閉止状態の天板の外装ケース部への密着性を
ボルト締結等の手間を少なくしながらも高めることので
きるコンバインの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかるコンバインは、上
記目的を達成するために、脱穀装置における扱室上方を
覆う天板を、前記脱穀装置の外装ケース部上に開閉自在
に設けたコンバインであって、扱胴の手回し用のハンド
ル杆を、閉止状態で前記外装ケース部上に載置される前
記天板の固定用のボルト締結範囲にわたって載せつける
とともに、前記天板を挟む状態で前記ハンドル杆と前記
外装ケース部とをボルト締結可能に構成してあることを
特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかるコン
バインの構成によれば、扱室内において処理物の詰まり
が生じて扱胴が回転不能状態となったときには、その詰
まりを解消するために、扱胴の駆動を停止し、次いで天
板を開放してから、手作業で詰まり処理物を抜き取った
り、その抜き取りが困難なときには扱胴を手回しするた
めのハンドル杆を用いて扱胴を強制的に回動させるよう
な作業を行ったりしているのであるが、そのハンドル杆
は前後に長い扱胴に対応して構成される扱室の天板を閉
止状態で押さえておくことができるよう比較的長尺のも
のに構成される。そして、そのハンドル杆と外装ケース
部とが天板を挟む状態でそれらが共にボルト締結される
から、天板における隣合うボルト締結箇所の間を広めに
設定しておいてもハンドル杆によって天板は外装ケース
に十分押さえこまれ、脱穀時に処理物の圧力を天板が受
けても密着状態を維持できることになる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かるコンバインの構成によれば、天板における隣合うボ
ルト締結箇所の間においてもハンドル杆によって外装ケ
ースに十分押さえこまれることで、ボルト締結数も従来
に比較して少なくでき、よって、ボルト締結又はその解
除の作業の煩わしさを低減できる。又、ハンドル杆とし
て長尺のものを利用できるので扱胴の手回し作業も比較
的楽に行え、作業性を向上できるものとなる。さらに、
そのような長尺のハンドル杆を、そのハンドル杆の作業
が必要な扱室開放を行うときにのみ、使用できるように
機体から取り外すようになっているので、利便性が高い
ものとなっているとともに、そのような長尺のハンドル
杆の機体への設置スペースが他物に対して邪魔になりに
くい天板閉止箇所に設置でき、特別にハンドル杆の設置
箇所を機体に確保したりなければならないような設計上
の課題も解決できるという利点もある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、全稈投入型コンバインを
示している。この全稈投入型コンバインは、左右一対の
クローラ走行装置1,1で支持された機体フレーム2の
前端部に横軸芯周りで昇降自在に刈取前処理部3を装着
するとともに、機体フレーム2上に脱穀装置4、搭乗操
縦部5、穀粒回収部6等を搭載装備して構成している。
【0009】脱穀装置4は、図2に示すように、刈取前
処理部3からの刈取穀稈を受け入れて脱穀処理する扱胴
7を前後軸芯周りで回転駆動可能に設けた扱室8と、扱
室8からコーンケーブ9を介して落下してきた脱穀処理
物を選別処理する選別部10を設けて構成している。こ
の選別部10には、図2及び図3に示すように、枠構造
を成す揺動選別ケース11の左右の側面材11A,11
A間にわたって波板状のグレンパン12や、チャフシー
ブ13、グレンシーブ14等が設けられている。グレン
パン12は、揺動選別ケース11における処理物移送方
向での上手側部分に配設されるものであって、そのグレ
ンパン12の設置される揺動選別ケース11の左右の側
面材11A,11Aは、一枚の板材で構成されるもので
なく、中空状の箱構造となっており、この構造により強
度を高めているとともに、グレンパン12の左右寸法と
このグレンパン12と接する側面材11A,11Aの相
対向する間隔の寸法とがほぼ一致するようにできること
で、グレンパン12と接する側面材11A,11Aとの
間から籾等の処理物が下方に漏れ落ちることが規制され
る。
【0010】図3に示すように、扱室8の上方を覆う天
板15が、脱穀装置4の外装ケース部16に対して、前
後軸芯X周りで開閉揺動自在に枢着されているととも
に、天板15が閉止状態のときには、天板15の遊端部
15aが外装ケース部16の上面の側端縁部16a上に
載置されるようにしている。そして、予め側端縁部16
aに前後方向に間隔を隔てて3箇所にボルトとしてのネ
ジ軸体17‥を立設しているとともに、各ネジ軸体17
‥に対応するように天板15の遊端部15aにそのネジ
軸体17‥が挿通される貫通孔18‥を形成している。
従って、天板15を閉止するように外装ケース部16の
上面の側端縁部16aに載置すると、天板15の遊端部
15aの貫通孔18‥にネジ軸体17‥が挿通すること
になる。この天板15を外装ケース部16に固定するに
は、各ネジ軸体17‥が挿通する貫通孔‥19を穿設し
た角パイプ製のハンドル杆20を、外装ケース部16の
上面の側端縁部16aに載置した状態の天板15の遊端
部15a上に、各ネジ軸体17‥が挿通した状態で載置
するとともに、ハンドル杆20の上面より上方に突出し
たネジ軸体17の先端のネジ部に、さらに、図5
(イ),(ロ)に示すナット21を螺着して、このナッ
ト21によりハンドル杆20とともに天板15を外装ケ
ース部16に対して締結固定することになる。ナット2
1は、レンチ等の道具を用いなくても締結や締結解除が
できるよう、起伏自在にU字状のハンドル22を枢着し
ている。従って、このハンドル22を手で持って回し操
作するだけでナット21のネジ軸体17に対する螺着操
作等が簡易にできる。
【0011】図4に示すように、ハンドル杆20の前端
部には、扱胴7を手回しするためのソケット部20Aを
設けている。すなわち、扱胴7の外装ケース部16の前
面部に扱胴7への動力伝達用の伝動ケース23が設置さ
れているとともに、この伝動ケース23内の伝動機構2
4に連動される手動操作軸25が伝動ケース23より前
方に露出させてあり、この手動操作軸25の先端の異径
軸(例えば六角軸)にハンドル杆20のソケット部20
Aを外嵌してハンドル20を回し操作することで、扱胴
7を手回しすることができるようになっている。尚、扱
室8において処理物の詰まり等の不具合が生じた場合に
は、天板15の外装ケース部16に対するボルト締結を
解除し、そのとき、ハンドル杆20も固定解除されるの
で、扱胴7の手回しもその天板15を開放するための作
業によって可能となる。又、天板15を閉止した状態で
固定するときには、ハンドル杆20によってその天板1
5の遊端部15aが前後方向でのほぼ全長において外装
ケース部16の上面の側端縁部16aに密着するように
押さえこまれることになり、扱処理時において扱室8内
から処理物の圧力を受けても天板15の遊端部15aと
外装ケース部16との間に隙間が生じにくくなってい
る。
【0012】尚、天板を外装ケース部にボルト締結する
構造としては、外装ケース部側に設けた雌ネジ部に対し
て雄ネジとしてのボルトでハンドル杆と共に螺着する構
造であっても良い。又、全稈投入型コンバイン(普通型
コンバイン)のみを対象とするものでなく、自脱型コン
バインやハーベスタ等、扱室の天板を開閉できる構成を
備えたものに本発明は適用できる。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】コンバインの脱穀装置を示す縦断側面図
【図3】脱穀装置における扱室箇所を示す縦断正面図
【図4】脱穀装置を示す平面図
【図5】要部の縦断後面図であって、(イ)は締結の様
子を示す分解図、(ロ)は締結状態を示す図
【図6】扱胴への伝動構造を示す概略説明図
【符号の説明】
4 脱穀装置 7 扱胴 8 扱室 15 天板 16 外装ケース部 20 ハンドル杆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀装置(4)における扱室(8)上方
    を覆う天板(15)を、前記脱穀装置(4)の外装ケー
    ス部(16)上に開閉自在に設けたコンバインであっ
    て、 扱胴(7)の手回し用のハンドル杆(20)を、閉止状
    態で前記外装ケース部(16)上に載置される前記天板
    (15)の固定用のボルト締結範囲にわたって載せつけ
    るとともに、前記天板(15)を挟む状態で前記ハンド
    ル杆(20)と前記外装ケース部(16)とをボルト締
    結可能に構成してあるコンバイン。
JP4984796A 1996-03-07 1996-03-07 コンバイン Pending JPH09238554A (ja)

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Cited By (5)

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