JP2504664B2 - 粉末状または粒状の合成樹脂のための冷却ミキサおよびこの冷却ミキサの運転方法 - Google Patents

粉末状または粒状の合成樹脂のための冷却ミキサおよびこの冷却ミキサの運転方法

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JP2504664B2
JP2504664B2 JP4149665A JP14966592A JP2504664B2 JP 2504664 B2 JP2504664 B2 JP 2504664B2 JP 4149665 A JP4149665 A JP 4149665A JP 14966592 A JP14966592 A JP 14966592A JP 2504664 B2 JP2504664 B2 JP 2504664B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/05Stirrers
    • B01F27/07Stirrers characterised by their mounting on the shaft
    • B01F27/072Stirrers characterised by their mounting on the shaft characterised by the disposition of the stirrers with respect to the rotating axis
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    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
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    • B01F35/92Heating or cooling systems for heating the outside of the receptacle, e.g. heated jackets or burners

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも一つの排出
口を有する円筒状で二重壁の容器と、この容器内の中央
に設けられた回転する混合器具と、冷却媒体用接続部を
介して容器に接続された冷却回路と、運転状態で容器を
閉鎖する蓋とを具備し、混合器具がボスとこのボスに固
定された混合羽根によって形成され、混合器具の回転軸
線が容器中心軸線と一致しており、冷却回路の冷却媒体
が冷却ミキサの運転時に容器の二重壁範囲を流通し、蓋
が少なくとも一つの装入口を備えている、粉末状および
粒状の合成樹脂と他のさらさらした材料のための冷却ミ
キサと、この冷却ミキサの運転方向に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなミキサは特に、加熱ミキサで
調製された合成樹脂を冷却するために使用され、それに
よって調整後の不所望な特性変化を防ぐことができる。
【0003】垂直回転軸線回りに回転する混合器具を備
えた公知の冷却ミキサは二重壁に形成された容器を備え
ている。ミキサの運転時に、冷却媒体、特に水が容器を
流通する。容器の最低高さはその直径とほぼ同じであ
る。
【0004】冷却ミキサの周面全体を、混合材料の冷却
のために利用するために、混合器具は速い周速で運転さ
れる。それによって、混合室には、混合材料の中および
混合材料とミキサの間に発生する摩擦により、付加的な
熱が供給され、容器底の内側範囲は、混合材料に作用す
る遠心力が原因で、冷却材料の冷却のために充分に寄与
しない。
【0005】更に、冷却面を拡大するために、冷却可能
な組み込み体を容器内部に設けることが知られている。
このような組み込み体は、混合器具によって生じる混合
材料の強制回転を防止する。これは、混合材料の粒子の
ゆっくりした位置変更を生じ、それによって冷却面、特
に容器外壁の不充分な利用につながる。組み込み体にお
ける混合材料の摩擦により、付加的な熱が混合室に発生
する。
【0006】ドイツ連邦共和国特許第1956241号
明細書により、形と容器内での配置が混合材料の強制回
転に適合している二重壁の組み込みリングが知られてい
る。この組み込みリングはこの付加的な冷却面に対して
混合材料を均一に接触させることを可能にするが、混合
材料の摩擦を小さくするためおよびその他の冷却面の効
果的な利用のためにあまり寄与しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の根底
をなす課題は、混合すべき粒の迅速な位置変更によって
冷却面が良好に利用され、その際摩擦熱のかなりの部分
が混合室に供給されないように、冒頭に述べた種類の冷
却ミキサを形成することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭に述べ
た種類の混合ミキサにおいて、円筒状容器の高さ寸法が
直径よりも小さく、混合器具の混合羽根が、冷却すべき
材料を垂直方向に偏向させるために、混合器具の回転方
向において混合羽根の前方にある容器底の範囲と鈍角を
なし、蓋が二重壁に形成され、冷却媒体用接続部を有
し、そして冷却ミキサの運転時に冷却媒体がこの蓋を流
通することによって解決される。
【0009】本発明によって得られる利点は、組み込み
体によって阻止されない、混合材料の強力な転動にあ
る。混合材料は混合羽根によって垂直方向の回転を強制
され、それによって容器底と容器外壁での冷却のほか
に、容器蓋でも冷却される。冷却可能な組み込み体が省
略されるので、ミキサの洗浄と、摩耗した混合器具の交
換が容易である。
【0010】半径方向における混合材料の粒の強力な位
置変更によって冷却出力を改善するために、本発明で
は、蓋を開放してミキサを上から見たとき、1個または
複数の混合羽根がボスからほぼ半径方向に延び、この混
合羽根の外側部分が半径方向から混合器具の回転方向に
折れ曲がっており、1個または複数の他の混合羽根が、
同じように上から見たとき、半径方向から混合器具の
転方向に向かって凸形となるように湾曲しており、互い
隣接する混合羽根が互いに異なる方向に湾曲または折
れ曲がっており、半径方向から混合器具の回転方向に
れ曲がった混合羽根根の外側部分が、容器外壁および蓋
の外側範囲のすぐ近くまで達する冷却材料用掻取り具と
して形成されている。
【0011】混合室に供給される摩擦熱を少なくするた
めに、本発明では、混合器具が、無視できるほど小さな
遠心力を冷却材料に生じる遅い周速で回転する。という
のは、良好な混合材料の回転のために必要と思われた
5.5〜6.5m/秒の周速よりも遙かに低い約1〜3
m/秒の周速の場合でも、冷却面から混合材料に伝達さ
れる冷却出力が小さくならないことが判ったからであ
る。
【0012】この場合混合時に混合材料の粒子の加速度
が小さいので、冷却過程は材料にとってきわめてやさし
く行われる。粒子が互いに粘着したり、ミキサの部分に
粒子が付着することがない。
【0013】
【実施例】本発明の実施例が図に示してある。次に、こ
の実施例について詳しく説明する。
【0014】図1に垂直断面を示した冷却ミキサの円筒
状ケーシング1は、基礎フレーム2に固定されている。
ケーシングは更に、二重壁状に形成されかつ冷却媒体用
接続口を有する蓋3によって閉鎖されている。ケーシン
グは二重壁状に形成され、冷却媒体用接続口を備え、そ
して混合器具4を備えている。この混合器具は中央に設
けられ、かつ垂直回転軸線回りに回転する。混合器具4
のボス5には混合羽根6,7が固定連結されている。混
合羽根の配置は図2から明らかである。混合羽根6はそ
の全長にわたってほぼ一定の曲率で湾曲している。この
湾曲は、動く材料の側から見て凸形である、すなわち混
合器具4の回転方向に向かって凸形である。混合羽根は
ボス軸線に対して、約45°の角度だけ、混合器具4の
回転方向に傾斜させて取付けられている(図3)。従っ
て、混合器具6は混合材料を強制的に上昇させ、蓋に均
一に接触させる。平らな薄板として形成された、ボス5
からほぼ半径方向に延びる混合羽根7の内側部分7a
は、混合羽根6と同様に、傾斜させてボス5に設けられ
ている(図4)。内側部分7aに接続している外側部分
7bは、垂直に配置され、かつ掻取り具として形成され
ている。外側部分7bは、容器の底、壁および蓋のすぐ
近くまで延び、上から見てほぼ半径方向の内側部分7a
に対して約45°の角度をなして、混合器具4の回転方
向に折れ曲がっている
【0015】冷却される面と混合材料の均一な接触のた
めに、約1150リットルのミキサ容積の場合には、容
器直径と高さの比が約7:1に保たれると有利である。
混合材料の冷却のために、蓋3の中心にある装入口から
混合材料が混合室の利用可能な容積の50〜90%まで
冷却ミキサに充填される。
【0016】ケーシング1と蓋3を冷却水が流通する。
混合材料を転動させるために、混合器具4が約1m/秒
の周速で運転される。公知の周速と比べて遅いこの周速
で、混合材料の転動が内方から外方へおよびその逆にそ
して垂直方向に行われる。その際、混合羽根が対応した
形を有する。冷却プロセスが終了した後で、この混合材
料は容器底の掻取り具7bの範囲にある排出口8のとこ
ろからミキサを出る。
【0017】充填度合いが混合室の有効容積の50%を
下回ると、混合材料の良好な混合のためには多数の対の
混合羽根を設けることが好ましい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による混合
ミキサおよびその運転方法は、混合すべき粒の迅速な位
置変更によって冷却面が良好に利用され、しかもその際
摩擦熱のかなりの部分が混合室に供給されないという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷却ミキサの垂直断面図である。
【図2】蓋を開放したミキサの平面図である。
【図3】外側へ搬送する混合羽根の、A−A′線に沿っ
た断面図である。
【図4】内側へ搬送する混合羽根の、B−B′線に沿っ
た断面図である。
【符号の説明】
1 容器 3 蓋 4 混合器具 5 ボス 6,7 混合羽根 8 排出口

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの排出口(8)を有する
    円筒状で二重壁の容器と、この容器内の中央に設けられ
    た回転する混合器具(6,7)と、冷却媒体用接続部を
    介して容器に接続された冷却回路と、運転状態で容器を
    閉鎖する蓋(3)とを具備し、混合器具がボス(5)と
    このボスに固定された混合羽根(6,7)によって形成
    され、混合器具の回転軸線が容器中心軸線と一致してお
    り、冷却回路の冷却媒体が冷却ミキサの運転時に容器の
    二重壁範囲を流通し、蓋が少なくとも一つの装入口を備
    えている、粉末状または粒状の合成樹脂と他のさらさら
    した材料のための冷却ミキサにおいて、円筒状容器の高
    さ寸法が直径よりも小さく、混合器具(4)の混合羽根
    (6,7)が、冷却すべき材料を垂直方向に偏向させる
    ために、混合器具(4)の回転方向において混合羽根
    (6,7)の前方にある容器底の範囲と鈍角をなし、蓋
    (3)が二重壁に形成され、冷却媒体用接続部を有し、
    そして冷却ミキサの運転時に冷却媒体がこの蓋を流通す
    ることを特徴とする冷却ミキサ。
  2. 【請求項2】 蓋(3)を開放してミキサを上から見た
    とき、1個または複数の混合羽根(7)がボスからほぼ
    半径方向に延び、この混合羽根(7)の外側部分(7
    b)が半径方向から混合器具(4)の回転方向に折れ曲
    がっており、1個または複数の他の混合羽根(6)が、
    同じように上から見たとき、半径方向から混合器具
    (4)の回転方向に向かって凸形となるように湾曲して
    おり、互いに隣接する混合羽根(6,7)が互いに異な
    る方向に湾曲または折れ曲がっていることを特徴とする
    請求項1の冷却ミキサ。
  3. 【請求項3】 半径方向から混合器具(4)の回転方向
    折れ曲がった混合羽根根(7)の外側部分(7b)
    、容器外壁および蓋(3)の外側範囲のすぐ近くまで
    達する冷却材料用掻取り具として形成されていることを
    特徴とする請求項2の冷却ミキサ。
  4. 【請求項4】 混合器具(4)が、無視できるほど小さ
    な遠心力を冷却材料に生じる低い周速で回転することを
    特徴とする請求項1から3までのいずれか一つの冷却ミ
    キサを運転する方法。
JP4149665A 1991-06-10 1992-06-09 粉末状または粒状の合成樹脂のための冷却ミキサおよびこの冷却ミキサの運転方法 Expired - Lifetime JP2504664B2 (ja)

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JPH06155454A JPH06155454A (ja) 1994-06-03
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ES2066516T3 (es) 1995-03-01
DE4119033C2 (de) 1994-04-21
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