JP2504482B2 - トランジスタ駆動回路 - Google Patents

トランジスタ駆動回路

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JP2504482B2
JP2504482B2 JP62236244A JP23624487A JP2504482B2 JP 2504482 B2 JP2504482 B2 JP 2504482B2 JP 62236244 A JP62236244 A JP 62236244A JP 23624487 A JP23624487 A JP 23624487A JP 2504482 B2 JP2504482 B2 JP 2504482B2
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、プラス電源及びマイナス電源の2電源を備
えたトランジスタ駆動回路に関する。
(従来の技術) バイポーラトランジスタ,MOSトランジスタ,絶縁ゲー
ト型バイポーラトランジスタ(IGBT)等の各種のトラン
ジスタを駆動するためにプラス電源及びマイナス電源の
2電源を備えたトランジスタ駆動回路が知られている。
第2図は従来のトランジスタ駆動回路を示すもので、
トランジスタ8としてNPN型バイポーラトランジスタを
用いた例で示している。交流電源1がトランス2を介し
て2次側のプラス電源部3及びマイナス電源部4に加え
られる。プラス電源部3はヒューズF1,整流回路5,平
滑コンデンサC1から構成されると共に、マイナス電源
部4はヒューズF2,整流回路6,平滑コンデンサC2から
構成されている。プラス電源部3で整流され出力された
プラス電圧はアンプ(オペアンプ)7のプラス電源入力
端子に加えられると共に、マイナス電源部4で整流さ
れ、出力されたマイナス電圧はアンプ7のマイナス電源
入力端子に加えられる。アンプ7は制御信号によって制
御され、選択的にプラス電圧又はマイナス電圧をバイア
ス電圧として出力してトランジスタ8のベースにベース
制限抵抗RBを介して供給する。
トランジスタ8をオンする場合はアンプ7はプラス電
圧を出力してそのベースに加えトランジスタ8をオフす
る場合はアンプ7はマイナス電圧を出力してそのベース
に加えるように動作する。
(発明が解決しようとする問題点) ところで従来のトランジスタ駆動回路では、特にマイ
ナス電源部4から故障等によってマイナス電圧が出力さ
れなくなた場合にトランジスタ8にマイナス電圧を供給
できなくなるという問題がある。例えばマイナス電源部
4のヒューズF2が切れたとすると、このマイナス電源
部4は動作しないのでアンプ7にマイナス電圧が加えら
れず、プラス電圧のみが加えられるようになるためトラ
ンジスタ8のオフ制御が不可能となる。従ってトランジ
スタ8にマイナス電圧を加えるべきタイミングに、誤っ
て過渡的にアンプ7からプラス電圧が加えられてしまう
おそれがあり、トランジスタ8が誤動作したり破損する
場合が起こる。またヒューズF2が切れないときでも、
電源オフ時に過渡現象によってアンプ7の出力が不安定
となって同様な弊害が起きることがある。
本発明は以上のような事情に対処してなされたもの
で、トランジスタの誤動作や破損を防止するようにした
トランジスタ駆動回路を提供することを目的とするもの
である。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、プラス電源及びマ
イナス電源を備え、これら各電源から出力される各電圧
をトランジスタのベースに供給することによりこのトラ
ンジスタを駆動制御するトランジスタ駆動回路におい
て、前記マイナス電源は入力される交流を直流に変換す
る整流回路及び平滑コンデンサを有して構成され、これ
らプラス電源及びマイナス電源の後段に設けられ前記プ
ラス電源或いは前記マイナス電源の出力のいずれかを前
記トランジスタのベースに選択的に供給するためのオペ
アンプよりなるベース電圧供給手段と、このベース電圧
供給手段と前記プラス電源の出力との間に設けられたス
イツチ手段と、前記マイナス電源がオフしたときこれを
前記整流手段の前段である交流側にて検出し前記スイッ
チ手段をオフする電源制御手段とを具備し、この電源制
御手段により前記スイッチ手段がオフされた際に前記平
滑コンデンサの作用により前記マイナス電源のオフ動作
を前記プラス電源のオフ動作よりも遅らせることを特徴
とするものである。
(作用) マイナス電源の動作が停止したとき電源制御手段例え
ばリレーがこの状態を検出してプラス電源の動作を強制
的に、マイナス電源よりも先に停止させる。これにより
アンプからはプラス電圧が出力されないので、トランジ
スタの誤動作又は破損を防止することができる。
(実施例) 第1図は本発明のトランジスタ駆動回路の実施例を示
すブロック図、1は交流電源、2はトランス、3はヒュ
ーズF1,整流回路5,平滑コンデンサC1を含んでいるプ
ラス電源部、4はヒューズF2,整流回路6,平滑コンデ
ンサC2を含んでいるマイナス電源部、7はベース電圧
供給手段としてのアンプ(オペアンプ)、8は駆動対象
のトランジスタ,RBはベース制限抵抗である。
マイナス電源部4のAC側にはリレーRyが設けられ、こ
のリレー接点Kはプラス電源部3のDC側に設けられる。
リレーRyはマイナス電源部4の動作が停止したときオフ
し、リレー接点Kを開放してプラス電源部3の動作を強
制的に停止させるように働く。また、一方端をアンプ7
のプラス電源入力端子に他方端を所定の共通(接地)電
位に接続された安定化抵抗Rを含む接地ラインを備えて
おり、これによってプラス電源部3が強制的にオフされ
たとき、プラス電源入力端子が所定の共通(接地)電位
に固定されるので、プラス電源入力端子がオープン状態
となってアンプ7の動作が不安定になるのを防止するよ
うに働く。なお、電源の正常時はこの安定化抵抗Rによ
ってアンプ7のプラス電源入力端子を共通(接地)電位
に対して或る電位に持ち上げておく。
次に本実施例の作用を説明する。
例えばマイナス電源部4のヒューズF2が切れたとす
ると、マイナス電源部4は動作が停止するのでリレーRy
がオフし、リレー接点Kを開放する。従ってプラス電源
部3の動作は強制的に停止される。
これによってアンプ7にはマイナス電圧だけでなくプ
ラス電圧も加えられないので、トランジスタ8にはアン
プ7からバイアス電圧が供給されない。従ってトランジ
スタ8は誤動作せず、また破損も生じない。またこのよ
うにリレー接点Kが開放状態になっても、安定化抵抗R
の存在によりアンプ7の不安定な動作は防止される。
次にヒューズF2が切れない状態で電源がオフされた
ときは、前記同様にリレーRyがオフしリレー接点Kが開
放することにより同様な動作が行われる。またこの場合
はリレーRyのオフ直前まで充電されている平滑コンデン
サC2の働きにより、マイナス電源部4のオフ動作をプ
ラス電源部3のオフ動作よりも遅らすことができる。よ
ってこのような場合でも過渡現象によるアンプ7の不安
定な動作を避けることができるので、トランジスタ8の
誤動作又は破損は防止される。
以上の実施例では簡単のため駆動回路をオペアンプで
代表させたが、出力側にトランジスタ等による電流増幅
回路を付加して、電流容量を増加させる工夫は通常の場
合と同様に必要である。
また実施例ではリレーによる電源制御手段をマイナス
電源部4のAC側に設けた例で示したが、リレーをDC側に
設けて検出させるようにしてもよい。さらに駆動対象を
バイポーラトランジスタで説明したが、他の型のトラン
ジスタに対しても同様に適用することができる。
[発明の効果] 以上述べて明らかなように本発明によれば、マイナス
電源がオフしたときプラス電源を強制的に、マイナス電
源よりも先にオフする電源制御手段を設け、かつマイナ
ス電源部を構成する整流手段の後段側に設けられたコン
デンサの作用により、トランジスタの誤動作又は破損を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトランジスタ駆動回路の実施例を示す
ブロック図、第2図は従来例を示すブロック図である。 3……プラス電源部、4……マイナス電源部、7……ア
ンプ(オペアンプ)、8……トランジスタ、F1,F2……
ヒューズ、C1,C2……平滑コンデンサ、R……安定化抵
抗、Ry……リレー、K……リレー接点、RB……ベース
制限抵抗。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラス電源及びマイナス電源を備え、これ
    ら各電源から出力される各電圧をトランジスタのベース
    に供給することによりこのトランジスタを駆動制御する
    トランジスタ駆動回路において、前記マイナス電源は入
    力される交流を直流に変換する整流回路及び平滑コンデ
    ンサを有して構成され、これらプラス電源及びマイナス
    電源の後段に設けられ前記プラス電源或いは前記マイナ
    ス電源の出力のいずれかを前記トランジスタのベースに
    選択的に供給するためのオペアンプよりなるベース電圧
    供給手段と、このベース電圧供給手段と前記プラス電源
    の出力との間に設けられたスイッチ手段と、前記マイナ
    ス電源がオフしたときこれを前記整流手段の前段である
    交流側にて検出し前記スイッチ手段をオフする電源制御
    手段とを具備し、この電源制御手段により前記スイッチ
    手段がオフされた際に前記平滑コンデンサの作用により
    前記マイナス電源のオフ動作を前記プラス電源のオフ動
    作よりも遅らせることを特徴とするトランジスタ駆動回
    路。
  2. 【請求項2】電源制御手段としてリレーを用いる特許請
    求の範囲第1項記載のトランジスタ駆動回路。
JP62236244A 1987-09-22 1987-09-22 トランジスタ駆動回路 Expired - Fee Related JP2504482B2 (ja)

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JPS6481618A JPS6481618A (en) 1989-03-27
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