JP2504134Y2 - 自動販売機の商品投入装置 - Google Patents

自動販売機の商品投入装置

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JP2504134Y2
JP2504134Y2 JP12481890U JP12481890U JP2504134Y2 JP 2504134 Y2 JP2504134 Y2 JP 2504134Y2 JP 12481890 U JP12481890 U JP 12481890U JP 12481890 U JP12481890 U JP 12481890U JP 2504134 Y2 JP2504134 Y2 JP 2504134Y2
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清 藤岡
裕己 藤井
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ジュースやビールなどの缶または瓶を販売
する自動販売機の商品投入装置に関するものである。
(従来の技術) ジュースやビール等の缶または瓶(以下、単に缶とい
う)を販売する自動販売機において、これら缶を自動販
売機の本体に設けられたコラムへ投入するために、第6
図に示すように、本体1の前面上部に投入口2が設けら
れている。
ところで、自動販売機で販売する缶の直径の大きさ
は、それぞれ商品によって異なる。そのため従来より、
所定のコラムに誤って他の缶を投入しないように、すな
わち、直径の小さい細缶N用のコラム5に直径の大きい
太缶Mが誤って入らないように下記のような商品投入装
置が備えられている。
第7図は、第1の商品投入装置であって、缶が転動す
る投入路3の上部にピン4を架設し、投入路3底面から
このピン4までの縦方向の長さよりも小さい細缶Nは、
投入路3内部を通過できる。しかしながら、投入路3底
面からこのピン4までの縦方向の長さより大きい太缶M
は、ピン4によってその転動が阻止されるようになって
いる。
第8図は、第2の商品投入装置であって、投入路3か
らコラム5の上端部の収納口7に至る位置に、この収納
口7を閉塞するようにスライドするスライド板6を設け
られている。そして、コラム5に細缶Nを収納する際に
は、本体1の前部から摺動操作を行ないスライド板6を
前方に移動させてコラム5の収納口7の開口面積を小さ
くし、細缶Nのみが投入できるようにする。しかしなが
ら、この開口面積よりも大きい太缶Mはスライド板6に
よって阻止され、コラム5内部に投入されないようにな
っている。
(考案が解決しようとする課題) 上記構成の2つの商品投入装置であると、細缶Nを投
入する際に誤って太缶Mは投入されることはないが、逆
に太缶Mを投入する場合に、誤って細缶Nが投入される
ことは多分にある。すなわち、太缶Mのみを投入可能に
し細缶Nの投入は防止する構造は、上記2つの商品投入
装置には存在していない。
そこで本考案は、細缶を投入する場合には太缶が阻止
され、逆に太缶を投入する場合には細缶が阻止されるよ
うな自動販売機の商品投入装置を提供するものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の自動販売機の商品投入装置は、自動販売機の
本体前面にコラムへジュースやビール等の缶を転動姿勢
で投入するための投入口を設け、この投入口からコラム
上端に開口した収納口までを缶が転動する投入路によっ
て結んだ自動販売機において、投入路天井面に上端を枢
軸しその下部を投入路内に吊下げ、さらに後面に係合部
が突出した検知板と、投入路底面に投入路と直交して設
けた凹部と、投入路両側面の上部に設けた半円弧状の摺
動孔と、半円弧状の摺動孔の中央部から上方へ連続して
開口した停止孔と、投入路両側面の縦方向の略中央部に
回転軸を有してこの回転軸を支点に投入路両側面に沿っ
て回動可能な一対の連結板と、一対の連結板の下端に架
設し、前記凹部に没入可能な下部シャフトと、連結板の
上部に縦方向にそれぞれ設けた長孔の間に架設し、その
両端部が前記摺動孔及び停止孔内を移動し、かつ、その
両端部が停止孔内の位置の時に前記検知板の係合部と係
合可能な上部シャフトとよりなるものである。
(作用) 上記構成の自動販売機の商品投入装置において、まず
太缶を投入する場合を説明する。
太缶を投入する場合には、上部シャフトの両端部を摺
動孔の前端部に位置させ、下部シャフトを凹部後方の投
入路底面から突出させた状態にしておくとともに、検知
板を投入路にぶら下げた状態にしておく。この状態で太
缶を投入すると、太缶の上部が検知板を前方に押し、上
部シャフトは摺動孔に沿って後方に移動する。すると、
下部シャフトは投入路底面から突出した状態から凹部に
没入され、太缶は投入路を通過する。
この場合に誤って細缶を投入した場合には、細缶の上
部は検知板の下端部にふれないため、そのまま細缶は投
入路を転動する。しかしながら、下部シャフトが投入路
底面から突出した状態になっているため、この下部シャ
フトによって細缶の転動が阻止され、投入路を通過する
ことができない。
次に細缶を投入する場合を説明する。
細缶を投入する場合には、まず、上部シャフトの両端
部を停止孔内の位置にもっていき、それと同時に検知板
の係合部と上部シャフトを係合させ、かつ、下部シャフ
トが凹部に没入されるようにする。上部シャフトは検知
板の係合部によって固定されるため、検知板はぶら下が
った状態で固定される。この状態で細缶を投入すると、
細缶の上端部は検知板の下端部に触れないため、そのま
ま投入路を通過できる。
この場合に誤って太缶を投入すると、太缶の上部が固
定された検知板の下端部に当たって、太缶はそれ以上転
動せず投入路を通過することができない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
符号10は、缶が転動する投入路である。この投入路10
は、自動販売機の本体の上部に設けられ、前端部が投入
口2につながり、後端部がコラム5の投入口7につなが
っている。さらにこの投入路10は、缶が転動するよう
に、後方にいくほど下方に傾斜している。そして、この
投入路10は、天井面12、底面14、側面16,18を有してい
る。
符号20は、投入路10の底面14に、投入路10と直交する
ように設けられた凹部である。
符号22は、両側面16,18にそれぞれ設けられた摺動孔
である。この摺動孔22は、側面16の上部に円弧状に切欠
かれており、後方にいくほど上方に切欠かれている。そ
して、この摺動孔22は、凹部20の上方に切欠かれてい
る。
符号24は、摺動孔22のほぼ中央部より上方に連続して
切欠かれた長孔状の停止孔である。この停止孔24と摺動
孔22とは3つの股状に切欠かれた状態となっている。
符号26は、上端部が投入路10の天井面12に枢軸された
検知板である。この検知板26の上端部を枢軸する回転軸
28は、摺動孔22の前端部の上方に位置する。また、この
検知板26は、回転軸28にぶら下がった状態となってお
り、検知板26の縦方向の長さは、投入路10の高さ方向の
内寸のほぼ2分の1の大きさに設定されている。さら
に、検知板26の幅方向は投入路10の幅方向の内寸とほぼ
同じ大きさに設定されている。
符号30は、検知板26のほぼ中央から後方に突出した係
合部である。この係合部30は検知板26の中央部を切起し
によって形成されたもので、上方が開口したL字状とな
っている。この係合部30は幅方向に所要間隔をおいて検
知板26に2個所設けられている。
符号32は両側面16,18の外側に設けられた連結板であ
る。この連結板32の中央部において、支軸34を中心に軸
支され、連結板32,32は両側面16,18に沿って支軸34を中
心に回動する。
符号36は、前記一対の連結板36,36の下端において架
設された下部シャフトである。この下部シャフト36は、
連結板32の回動と共に、底面14の凹部20に没入可能とな
っている。
符号38は、連結板32の上部に連結板32の縦方向に沿っ
て設けられた長孔である。
符号40は、一対の連結板32に設けられた長孔38の間に
架設された上部シャフトである。この上部シャフト40の
両端部は、それぞれ摺動孔22及び停止孔24の中を、連結
板32の回動と共に、移動自在に設けられている。また、
この上部シャフト40は、検知板26に設けられた係合部30
に、停止孔24の中に嵌った状態で係合可能となってい
る。
上記構成の商品投入装置において、まず、太缶Mを投
入する場合を、第1図及び第2図に基いて説明する。
まず、検知板26は、回転軸28を中心に投入路10内部に
ぶら下がった状態となっており、この状態で上部シャフ
ト40は、摺動孔22の前端部に位置している。また、下部
シャフト36は、凹部20の後方に位置する底面14に突出し
た状態になっている。
この状態で投入路10に太缶Mを投入すると、太缶Mは
底面14をころがって、太缶Mの上部が検知板26の下部に
接触する。そのまま太缶Mがころがると、検知板26は回
転軸28を中心に回動し、上部シャフト40が摺動孔22に沿
って移動し、第1図に示すように、検知板26は太缶Mの
上部によって押し上げられるとともに、上部シャフト40
が、摺動孔22の後端部に位置する。この場合に下部シャ
フト36は、連結板32の回動によって底面14に設けられた
凹部20に没入した状態となっており、底面14を転がる太
缶Mには全く影響を及ばさない。
太缶Mが連結板32の位置を通過すると、ふたたび連結
板32は回転軸28を中心に回動して、投入路10内部にぶら
下がった状態となる。
次にこの状態で誤って細缶Nを投入した場合を説明す
る。
細缶Nを投入すると、検知板26の下方を通過するが、
下部シャフト36に細缶Nの下部が当るためその転動を阻
止される。すなわち、細缶Nは直径が小さいため、検知
板26の下端と接触せずにころがっていくので、上部シャ
フト40は摺動孔22に沿って回転せず、また、下部シャフ
ト36も底面14より突出した位置に固定されている。
したがって、太缶Mを投入する場合に誤って細缶Nを
投入しても、コラム5内部に細缶Nが収納されることが
ない。
次に、第3図と第4図を用いて、細缶Nを投入する場
合を説明する。
この場合に、まず、上部シャフト40を停止孔24の位置
に移動させると共に、検知板26の係合部30と上部シャフ
ト40を係合させる。これにより、検知板26は常に上方に
持ち上った状態で固定される。さらに下部シャフト36
は、連結板32の上部が停止孔24の位置に固定されている
ため、凹部20に没入した状態で固定されている。
この状態で細缶Nを投入すると、細缶Nは投入路10の
底面14を転動し、検知板26の下端部にも接触せず、その
まま投入路10を通過する。この場合に下部シャフト36は
凹部20に没入しているため、細缶Nの転動には全く影響
を及ばさない。
次にこの状態で誤って太缶Mを投入した場合を説明す
る。
太缶Mを投入すると、太缶Mの上部は固定された検知
板26の下端部に接触し、そのまま転動が阻止される。こ
れにより、誤って太缶Mを投入しても、投入路10を通過
することがない。
以上により、太缶Mを投入したい場合に、誤って細缶
Nを投入しても、細缶Nは下部シャフト36によって転動
が阻止され、誤って投入されることがない。また、逆に
細缶Nを投入したい場合に、誤って太缶Mを投入して
も、固定された検知板26によってその転動が阻止され、
太缶Mがコラム5内部に収納されることがない。
[考案の効果] 以上により、本考案の自動販売機の商品投入装置であ
ると、太缶を投入したい場合に、誤って細缶を投入して
も、細缶の下部が下部シャフトによって阻止されるた
め、誤って投入されることがない。
また逆に細缶を投入したい場合に、誤って太缶を投入
しても、検知板の下部によって太缶の上部が阻止される
ため、太缶が投入されることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、太缶が投入可能な状態の図面であ
って、 第1図は、太缶が投入されようとする状態の縦断面図で
あり、 第2図は、誤って細缶が投入されようとしている状態の
縦断面図であり、 第3図及び第4図は、細缶が投入可能な状態の図面であ
って、 第3図は細缶が投入されようとする状態の縦断面図であ
り、 第4図は、太缶が誤って投入された状態の縦断面図であ
り、 第5図は、本実施例の投入路の正面図であり、 第6図は、自動販売機の上部欠載側面図であり、 第7図は、第1の従来例の商品投入装置の縦断面図であ
り、 第8図は、第2の従来例の商品投入装置の縦断面図であ
る。 [符号の説明] 10……投入路 12……天井面 14……底面 16……側面 18……側面 20……凹部 22……摺動孔 24……停止孔 26……検知板 28……回転軸 30……係合部 32……連結板 34……支軸 36……下部シャフト 38……長孔 40……上部シャフト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機の本体前面にコラムへジュース
    やビール等の缶を転動姿勢で投入するための投入口を設
    け、この投入口からコラム上端に開口した収納口までを
    缶が転動する投入路によって結んだ自動販売機におい
    て、 投入路天井面に上端を枢軸しその下部を投入路内に吊下
    げ、さらに後面に係合部が突出した検知板と、 投入路底面に投入路と直交して設けた凹部と、 投入路両側面の上部に設けた半円弧状の摺動孔と、 半円弧状の摺動孔の中央部から上方へ連続して開口した
    停止孔と、 投入路両側面の縦方向の略中央部に回転軸を有してこの
    回転軸を支点に投入路両側面に沿って回動可能な一対の
    連結板と、 一対の連結板の下端に架設し、前記凹部に没入可能な下
    部シャフトと、 連結板の上部に縦方向にそれぞれ設けた長孔の間に架設
    し、その両端部が前記摺動孔及び停止孔内を移動し、か
    つ、その両端部が停止孔内の位置の時に前記検知板の係
    合部と係合可能な上部シャフトとよりなる ことを特徴とする自動販売機の商品投入装置。
JP12481890U 1990-11-26 1990-11-26 自動販売機の商品投入装置 Expired - Lifetime JP2504134Y2 (ja)

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JPH0482776U JPH0482776U (ja) 1992-07-17
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