JP2503749Y2 - 循環浴槽 - Google Patents

循環浴槽

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JP2503749Y2
JP2503749Y2 JP1988153908U JP15390888U JP2503749Y2 JP 2503749 Y2 JP2503749 Y2 JP 2503749Y2 JP 1988153908 U JP1988153908 U JP 1988153908U JP 15390888 U JP15390888 U JP 15390888U JP 2503749 Y2 JP2503749 Y2 JP 2503749Y2
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circulation
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hot water
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稔 一色
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は噴流を発生する循環浴槽に関する。
(従来技術) 従来の循環浴槽は、循環ポンプの作動によって浴槽内
の湯を槽内の周壁に設けた吸引口より吸引すると共に、
これに気泡を混入させた後、周壁の噴出口より槽内へ向
けて噴出して循環させるものである。
上記した吸引口には、循環流路やポンプに髪の毛やゴ
ミ等が入り込まない様に濾過器が設けられているが、使
用を重ねるに伴なってこの濾過器の目が詰まり始め、こ
れによって湯の噴出機能が低下すると共に、酷い場合は
循環ポンプの負担が増加して故障の原因となる。
しかし、従来の循環浴槽にあっては濾過器に問題となる
程の目詰まりが生じたことを知るのが難しく、かなり酷
くなってから初めて濾過器の目詰まりを発見することが
多い。
そこで、従来の循環浴槽の中には、特開昭62-201615
号のように、濾過器の目詰まりを検出する機能を具備せ
しめたものが提案されている。上記循環浴槽は、循環流
路内に圧力スイッチを設け、循環流路の閉塞により上記
圧力スイッチが作動した際に警告を発するように構成さ
れている。
しかし、上記した循環浴槽にあっては、濾過器の目詰ま
りを警告により知らせるだけであるから、例えば子供の
手足、またはタオル等が吸引口に吸い込まれてしまった
場合には、警告が発せられるものの、循環ポンプに加わ
る異常な負荷や吸い込みによる危険自体を回避すること
は出来なかった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案の課題は、循環浴槽に対して、濾過器に問題と
なる目詰まりや手足の吸い込みが生じた際における危険
を回避することのできる機能及び、使用者に警告を与え
ることのできる機能を具備せしめることである。
(課題を解決する為の手段) 上記した課題を解決する為に、本考案の循環浴槽は、
循環流路に設けた循環ポンプの作動によって、浴槽内の
湯を吸引口より吸引すると共に、噴出口より噴出する循
環浴槽において、前記循環流路に設ける濾過器及び目詰
まり検出手段と、この目詰まり検出手段により計測され
る計測値が設定値を外れたことに基づいて上記循環ポン
プの作動を停止させると共に警告器を介して警告を発す
る制御部とから成るものである。
また、本考案の循環浴槽は、循環流路に設けた循環ポ
ンプの作動によって、浴槽内の湯を吸引口より吸引する
と共に、噴出口より噴出する循環浴槽において、前記循
環流路に設ける濾過器及び目詰まり検出手段と、この目
詰まり検出手段により計測される計測値が設定値を外れ
たことに基づいて上記循環ポンプと警告器の作動を制御
する制御部とから成り、上記制御部に対する設定値を2
つ設け、目詰まり検出手段による計測値が第1設定値を
外れた際に警告器を介して警告を発し、且又、第2設定
値をはずれた際に循環ポンプを停止するように構成した
ものである。
(作用) 以上の手段によれば、循環ポンプの作動でもって槽内
の湯が吸引口より吸引され、濾過器を通過し、噴出口よ
り槽内へ向けて噴出される。
濾過器下流側の流路中に設けられた目詰まり検出手段
は、圧力センサー若しくは流量センサーにて構成され、
循環流路内を循環する湯の流量若しくは圧力を測定す
る。
濾過器がゴミ等によって目詰まりを生じ始めると、循
環流路内を通過する湯の流量が徐々に減少し、これに伴
なって同流路内を通過する湯の流速、或いは圧力が変化
する。
濾過器の目詰まりが限度を超えて上記目詰まり検出手段
の計測値が設定された設定値を外れると、制御部がこれ
を検知し、循環ポンプの作動を停止させ、さらに警告器
を介して警告を発し、使用者に濾過器に目詰まりが生じ
ていることを知らせる。
また、請求項2の循環浴槽の場合、制御部に対する設
定値が2つ設けられる。目詰まり検出手段の計測値が第
1の設定値を外れると、制御部が警告を発する。また、
第2設定値を外れた場合には循環ポンプの作動を停止さ
せる。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したものであるから、目詰
まり等の異常が発生した場合に循環ポンプが停止され
る。よって、循環ポンプに対して異常な負荷をかけるこ
とがなく、また、入浴者、特に子供の入浴者の手や足が
吸引口に引き込まれそうになった場合に、循環ポンプを
即座に停止させて危険を回避することがてきる。
また、循環ポンプを停止することにより、同ポンプに
異常な負荷がかかるのを防止し、足の引き込み等の危険
を回避すること出来、さらに、これと同時に警告が発せ
られるため、湯の循環に異常を生じたことを即座に知る
ことができる。
請求項2記載の循環浴槽においては、制御部に対する
設定値を2つ設けたので、比較的軽い目詰まりが生じた
場合に警告だけを発し、また、手足やタオル等が吸引口
を塞いで急激な目詰まり状態が生じた場合に、循環ポン
プを停止することができ、詰まりの状況に応じて警告と
循環ポンプの停止とを適切に作動させることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面にて示した循環浴槽(A)は、浴槽本体(A′)
の周壁に1個の吸引口(1)と2個の噴出口(5)を備
え、循環ポンプ(4)の作動により浴槽内の湯を上記吸
引口(1)から吸引して、流路管(3a)−同ポンプ
(4)−流路管(3b)と圧送し、空気混合金具(9)に
て気泡を混合させた後、両噴出口(5)より再度槽内へ
噴出して循環させるものである。
上記吸引口(1)内には網材によって構成した濾過器
(2)が着脱自在に装着され、上記した循環流路内に流
れ込もうとする髪の毛や湯あか,ゴミ等をその濾過器
(2)によって回収する様になっている。
また、噴出される湯と気泡とを混合する空気混合金具
(9)は両噴出口(5)と流路管(3b)との間に設けら
れ、同金具(9)内部の湯の流路中に大気と連通する連
絡管(11)の一端を連絡すると共に、同管(11)他端を
浴槽本体(A′)の上縁部に設けた空気量調節ハンドル
(10)に接続してある。空気量調節ハンドル(10)は連
絡管(11)の開度を調節し、これによって連絡管(11)
から空気混合金具(9)内を流れる湯に混合される空気
の量を調節するものである。
そして、上記循環浴槽(A)は濾過器(2)の目詰ま
りを検知して警告するシステムを備えている。上記した
システムは流速センサー(6),制御部(7)及び警告
器(8)から構成される。流速センサー(6)は濾過器
(2)の下流側となる流路管(3a)に設置され、濾過器
(2)を通過して上記流路管(3a)内を通過する湯の流
速を測定するものであり、その測定部を流路管(3a)内
にのぞませてある。
(7)は上記流速センサー(6)と電気的に連絡する
制御部であり、流速センサー(6)の測定値が同制御部
(7)に予め設定しておいた許容値を外れた際に、これ
を検知する様に構成されている。流速変動の許容範囲を
定める設定値は、例えば濾過器(2)の目詰まりが問題
になる程になった時における流路管(3a)の流速か、そ
れよりも幾分大きな値に設定する。
そして、実際に濾過器(2)が目詰まりを生じて流路
管(3a)内の流速が上記設定値よりも下回った際に、制
御部(7)はこれを検知して警告器(8)に対して作動
信号を出力する。
警告器(8)は制御部(7)からの信号を受信して警
告ランプ(8a)を点燈すると共に、ブザー(図示せず)
を鳴らすことにより使用者に対して濾過器(2)の目詰
りを知らせるものである。
尚、流路管(3a)に設けるセンサーは結果的に濾過器
(2)を一定時間内に通過する湯の流量を知る為のもの
である。上記した流速センサー(6)は流路管(3a)内
の流速を測定することによって上述した流量としたもの
である。しかし、流路管(3a)に設けるセンサーには圧
力センサー(図示せず)を用いてもよく、流路管(3a)
内を流れる湯の流速に伴なって変化する圧力を測定して
その値を流量に換えても良い。
上記の様に圧力センサーを用いた場合、制御部(7)
に対して設定する圧力変化の許容範囲は、正常時におい
て流路管(3a)内に生じる圧力を基準として上限と下限
の2つの設定値を設ける。そして、前記した様に濾過器
(2)が目詰まりを生じ、同管(3a)内の流速が低下し
て管(3a)内圧力が上限の設定値を超えた時に制御部
(7)がこれを検知し、警告器(8)に信号を出力する
ものである。
ところで、吸引口(1)はタオルや入浴者の足等でも
って瞬間的に塞がれる可能性があり、この場合、流路管
(3a)内は循環ポンプ(4)の吸引力によって大きな負
圧となる。上記の如く制御部(7)に設定した下限の設
定値はこの時に流路管(3a)内に生じる大負圧を検知す
る為のものである。
制御部(7)は警告器(8)に作動信号を出力する他
に、循環ポンプ(4)への電力供給をカットする機能を
具備しており、上記した様に吸引口(1)が全面的に塞
がれた際には危険を回避する為に循環ポンプ(4)を即
座に停止させる。
循環ポンプ(4)を停止させるタイミングは、濾過器
(2)が目詰まりを生じた際における警告器(8)の作
動と同時にしても良いし、圧力センサーを用いた場合
は、前記した様に流路管(3a)内の圧力が下限側の設定
値を下回ったことに基づいて循環ポンプ(4)への電力
供給を停止する。
また、流速センサー(6)を用いた場合は、前記した
警告器(8)作動の設定値よりもさらに低い処に循環ポ
ンプ(4)を停止させる為の別の設定値を設けても良
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を実施した浴槽を示す断面図である。 図中、 A:循環浴槽、A′:浴槽本体 1:吸引口、2:濾過器 3a:流路管(濾過器2次側流路) 4:循環ポンプ、5:噴出口 6:流速センサー、7:制御部 8:警告器

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】循環流路に設けた循環ポンプの作動によっ
    て、浴槽内の湯を吸引口より吸引すると共に、噴出口よ
    り噴出する循環浴槽において、前記循環流路に設ける濾
    過器及び目詰まり検出手段と、この目詰まり検出手段に
    より計測される計測値が設定値を外れたことに基づいて
    上記循環ポンプの作動を停止させると共に警告器を介し
    て警告を発する制御部とから成る循環浴槽。
  2. 【請求項2】循環流路に設けた循環ポンプの作動によっ
    て、浴槽内の湯を吸引口より吸引すると共に、噴出口よ
    り噴出する循環浴槽において、前記循環流路に設ける濾
    過器及び目詰まり検出手段と、この目詰まり検出手段に
    より計測される計測値が設定値を外れたことに基づいて
    上記循環ポンプと警告器の作動を制御する制御部とから
    成り、上記制御部に対する設定値を2つ設け、目詰まり
    検出手段による計測値が第1設定値を外れた際に警告器
    を介して警告を発し、且又、第2設定値をはずれた際に
    循環ポンプを停止するように構成した循環浴槽。
JP1988153908U 1988-11-25 1988-11-25 循環浴槽 Expired - Lifetime JP2503749Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6318490A (ja) * 1986-07-09 1988-01-26 Kosaku Shiono カ−ド及びその処理装置
JPS6320016A (ja) * 1986-07-14 1988-01-27 Nippon Fuirukon Kk 循環濾過装置
JPS6346918U (ja) * 1986-09-10 1988-03-30
JPS63157219U (ja) * 1987-03-31 1988-10-14

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