JP2503113Y2 - 蓋部材用シ―ル装置 - Google Patents

蓋部材用シ―ル装置

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JP2503113Y2
JP2503113Y2 JP1989031376U JP3137689U JP2503113Y2 JP 2503113 Y2 JP2503113 Y2 JP 2503113Y2 JP 1989031376 U JP1989031376 U JP 1989031376U JP 3137689 U JP3137689 U JP 3137689U JP 2503113 Y2 JP2503113 Y2 JP 2503113Y2
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JP
Japan
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gasket
lid
flange
groove
lid member
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JP1989031376U
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龍雄 萬代
薫 喜多
正明 中村
勲 白須
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Gasket Seals (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は,原子炉格納容器の機器搬入口,配管の開口
部,容器のマンホール等を閉じる蓋部材のシール装置に
関するものである。
(従来の技術) 原子炉格納容器の作業員出入口に適用している従来の
エアロツク装置(蓋部材のシール装置)を第3,4図によ
り説明すると,(1)が原子炉格納容器壁,(20)がエ
アロツク装置,(21)が同原子炉格納容器壁(1)を貫
通した胴体,(22)(22)が同胴体(21)の内周面に同
定した鍔,(23)が同各鍔(22)の開口部(25)を開閉
する扉,(24)がガスケツトで,同ガスケツト(24)が
上記各鍔(22)の側面に2条ずつ設けたガスケツト溝内
に嵌挿されて,接着剤により固定されており,扉(23)
を閉位置に移動したときに,ガスケツト(24)が扉(2
3)面に接触して,鍔(22)と扉(23)との間が流体密
にシールされるようになっている。
また原子炉格納容器の機器搬入口に適用している従来
の蓋部材のシール装置を第5,6,7図により説明すると,
(1)が原子炉格納容器壁,(2)が同原子炉格納容器
壁(1)に設けた機器搬入口,(3)が同機器搬入口
(2)の周りに形成した機器搬入口殻,(4)が同機器
搬入口殻(3)の外端部に設けた殻フランジ,(5)が
機器搬入口用蓋,(6)が蓋本体,(7)が同蓋本体
(6)の外周部に設けた蓋フランジ,(8)(8)がガ
スケツト,(9)(9)が上記機器搬入口殻(3)の殻
フランジ(4)に設けた2条のガスケツト溝,(10)が
接着剤,(12)がボルト・ナツトで,原子炉格納容器外
から機器搬入口(2)を経た原子炉格納容器内への機器
搬入或いは原子炉格納容器内から機器搬入口(2)を経
た原子炉格納容器外への機器搬出が終了したら,機器搬
入口用蓋(5)の蓋フランジ(7)を機器搬入口殻
(3)の殻フランジ(4)に当てがって,同蓋フランジ
(7)と同殻フランジ(4)とをボルト・ナツト(12)
により固定する。そのとき,ガスケツト(8)(8)が
機器搬入口用蓋(5)の蓋フランジ(7)に接触して,
蓋フランジ(7)と殻フランジ(4)との間が流体密に
シールされる。機器搬入口(2)は,大型機材の搬入を
可能にするために直径が約6mの大きな開口部であり,こ
れに伴ってガスケツト(8)(8)にも大型のものが使
用されている。そしてガスケツト(8)(8)の横幅
は,ガスケツト溝(9)(9)に挿入し易くするために
ガスケツト溝(9)(9)の横幅よりも若干小さくなっ
ており,ガスケツト(8)(8)がガスケツト溝(9)
(9)に挿入された後,機器搬入口用蓋(5)が固定さ
れるまでの間,ガスケツト(8)(8)が接着剤(10)
によりガスケツト溝(9)(9)に接着されるようにな
っている。
また第8図は,機器搬入口(2)を機器搬入口用蓋
(5)により閉じた後,圧力空気を圧力空気供給路(1
3)のAポートから2条のガスケツト溝(9)(9)の
間へ送り込んで,閉止部分のシールテストを行う他の従
来例で,シールテスト終了後は,圧力空気供給路(13)
のAポートがプラグ(図示せず)により閉じられる。
(考案が解決しようとする課題) 前記第3,4図,第5,6,7図,及び第8図に示す従来の蓋
部材のシール装置では,一年程度の間隔をおいて交換す
る必要のあるガスケツト(24)または(8)を接着剤
(10)によりガスケツト溝(9)に接着しているので,
(I)ガスケツト(24)または(8)を交換する度毎
に,刃物等により古いガスケツト(24)または(8)と
接着剤(10)とをガスケツト溝(9)面から削り取らな
ければならず,多くの手間と時間とを必要として,コス
トアツプになる上に,被曝線量が増大する。(II)古い
ガスケツト(24)または(8)と接着剤(10)とをガス
ケツト溝(9)面から削り取る際にガスケツト溝(9)
面が損傷して,シール性が低下するという問題があっ
た。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり、そ
の目的とする処は、ガスケットの交換に要する費用を
節減できる上に、被曝線量を低減でき、ガスケット溝
面を損傷させなくて、シール性の低下を防止でき、ガ
スケットの耐久性を向上できて、ガスケットの交換間隔
を伸ばすことができる蓋部材用シール装置を提供しよう
とする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は、蓋部材の外
周部に形成した蓋フランジを機器の開口部の周りに形成
した殻フランジに固定するときに、同殻フランジのガス
ケツト溝内に嵌挿したガスケツトを同蓋フランジに接触
させて、同蓋フランジと同殻フランジとの間を流体密に
シールする蓋部材用シール装置において、前記ガスケッ
ト及び前記ガスケツト溝の一方に突条部を、他方に同突
条部に係合する溝条部を、それぞれ設け、前記ガスケッ
ト及び前記蓋フランジの一方に突条部を、他方に同突条
部に係合する溝条部を、それぞれ設けている。
(作用) 本考案の蓋部材用シール装置は前記のようにガスケッ
ト及びガスケツト溝の一方に突条部を、他方に同突条部
に係合する溝条部を、それぞれ設け、ガスケット及び蓋
フランジの一方に突条部を、他方に同突条部に係合する
溝条部を、それぞれ設けており、互いを係合させて、殻
フランジと蓋フランジとの間を流体密にシールする。
(実施例) 次に本考案の蓋部材用シール装置を第1図に示す一実
施例により説明すると、(4)が殻フランジで、第5、
6、7図に示すように原子炉格納容器壁(1)に機器搬
入口(2)が設けられ、同機器搬入口(2)の周りに機
器搬入殻(3)が形成され、同機器搬入殻(3)の外端
部に上記殻フランジ(4)が設けられている。
(7)が蓋フランジで、第5、6、7図に示すように
機器搬入口用蓋(5)の蓋本体(6)の外周部に同蓋フ
ランジ(7)が設けられている。
(8)がガスケット、(9)が上記殻フランジ(4)
に設けられたガスケット溝、(11)が上記蓋フランジ
(7)に設けられた突条部で、同突条部(11)に係合す
る溝条部が上記ガスケット(8)に設けられている。
(19)(19)が上記ガスケット溝(9)の底面に設け
られた2条の突条部で、同各突条部(19)に係合する2
条の溝条部が上記ガスケット(8)に設けられている。
(18)は上記ガスケット溝(9)の両側面に設けられ
た突条部で、同各突条部(18)が上記ガスケット(8)
の両側面に接触する。
上記第1図に示す蓋部材用シール装置では、蓋フラン
ジ(7)に設けられた突条部(11)がガスケット(8)
に設けられた溝条部に係合し、ガスケット溝(9)の底
面に設けられた2条の突条部(19)(19)がガスケット
(8)に設けられた2条の溝条部に係合し、ガスケット
溝(9)の両側面に設けられた突条部(18)がガスケッ
ト(8)の両側面に接触して、殻フランジ(4)と蓋フ
ランジ(7)との間が流体密にシールされる。
第2図は、他の実施例を示している。この実施例で
は、ガスケット(8)の両側面に突条部(15)が2条ず
つ設けられ、これらの突条部(15)に係合する溝条部
(18′)が殻フランジ(4)に設けられている。
(11)が蓋フランジ(7)に設けられた突条部で、同
突条部(11)に係合する溝条部が上記ガスケット(8)
に設けられている。
(16)は上記ガスケット(8)に設けられた突条部
で、同突条部(16)が上記ガスケット溝(9)の底面に
接触する。
上記第2図に示す蓋部材用シール装置では、蓋フラン
ジ(7)に設けられた突条部(11)がガスケット(8)
に設けられた溝条部に係合し、ガスケット溝(9)の両
側面に2条ずつ設けられた突条部(15)(15)がガスケ
ット溝(9)に2条ずつ設けられた溝条部に係合し、ガ
スケット(8)に設けられた突条部(16)がガスケット
溝(9)の底面にして、殻フランジ(4)と蓋フランジ
(7)との間が流体密にシールされる。
(考案の効果) 本考案の蓋部材用シール装置は前記にようにガスケッ
ト及びガスケツト溝の一方に突条部を、他方に同突条部
に係合する溝条部を、それぞれ設け、ガスケット及び蓋
フランジの一方に突条部を、他方に同突条部に係合する
溝条部を、それぞれ設けており、互いを係合させて、殻
フランジと蓋フランジとの間を流体密にシールするの
で、ガスケットを交換する毎に刃物等により古いガスケ
ットと接着剤とをガスケット溝から削り取る必要がなく
て、ガスケットの交換に要する費用を節減できる上に、
被曝線量を低減できる。
またガスケットを交換する際に刃物等により古いガス
ケットと接着剤とをガスケット溝から削り取る必要がな
くて、ガスケット溝面を損傷させなない。しかもガスケ
ット溝とガスケットとの間、及び蓋フランジとガスケッ
トとの間を互いに係合する突状部とによりシールするの
で、シール性を向上できる。
また突条部を溝条部に係合させるので、突条部に曲げ
応力を負荷することがなく、突条部の変形量ひいてはガ
スケットの内部歪みを最小に抑制でき、ガスケットの耐
久性を向上できて、ガスケットの交換間隔を伸ばすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蓋部材用シール装置の一実施例を示す
縦断側面図、第2図は同蓋部材用シール装置の他の実施
例を示す縦断側面図、第3図は従来の蓋部材用シール装
置の一例を第4図の矢視III-III線に沿って示す縦断側
面図、第4図は第3図の矢印IV方向からみた正面図、第
5図は従来の蓋部材用シール装置の他の例を第6図の矢
視V−V線に沿って示す縦断側面図、第6図は第5図の
矢印VI方向からみた正面図、第7図は同蓋部材用シール
装置の一部を拡大して示す縦断側面図、第8図は従来の
蓋部材用シール装置のさらに他の例を示す縦断側面図で
ある。 (2)(3)……機器の開口部,(49)……殻フラン
ジ,(6)……蓋部材,(7)……蓋フランジ,(8)
……ガスケツト,(9)……ガスケツト溝,(15)……
ガスケツト(8)の側面に設けた突条部,(18)……ガ
スケツト溝(9)の側面に設けた突条部,(16)……ガ
スケツト(8)の底面に設けた突条部,(19)……ガス
ケツト溝(9)の底面に設けた突条部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 白須 勲 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番 1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (56)参考文献 実開 昭63−178665(JP,U) 実開 昭59−37464(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋部材の外周部に形成した蓋フランジを機
    器の開口部の周りに形成した殻フランジに固定するとき
    に、同殻フランジのガスケツト溝内に嵌挿したガスケツ
    トを同蓋フランジに接触させて、同蓋フランジと同殻フ
    ランジとの間を流体密にシールする蓋部材用シール装置
    において、前記ガスケット及び前記ガスケツト溝の一方
    に突条部を、他方に同突条部に係合する溝条部を、それ
    ぞれ設け、前記ガスケット及び前記蓋フランジの一方に
    突条部を、他方に同突条部に係合する溝条部を、それぞ
    れ設けたことを特徴とする蓋部材用シール装置。
JP1989031376U 1989-03-22 1989-03-22 蓋部材用シ―ル装置 Expired - Lifetime JP2503113Y2 (ja)

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JPH02122272U JPH02122272U (ja) 1990-10-05
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