JP2503060B2 - 洗浄と撥水性付与を兼ねた艶出し剤 - Google Patents

洗浄と撥水性付与を兼ねた艶出し剤

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車のバンパー等のウレタン樹脂製品、
タイヤ等のゴム製品、自動車の車体等の各種塗装物、あ
るいは繊維製キャンバス等に適用する洗浄と撥水性付与
を兼ねた艶出し剤に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 従来、被塗布物の洗浄並びに艶出し及び撥水性付与を
同時に達成するために、シリコーンオイルを洗浄性のあ
る石油系溶剤等に希釈したものをスプレーで吹き付け
て、その後に被塗布物を拭き取る方法があった。しか
し、これは油性溶剤による洗浄であったため油溶性の汚
れの除去には好適ではあるが、洗浄後に多量の油分が残
留するという不都合があった。
そこで、揮発性の高い油性溶剤を、洗浄剤を兼ねた希
釈剤として使用したものもあるが、揮発性の高い油性溶
剤は総じて樹脂等の溶解性が高く、ゴム等に対し悪影響
を及ぼすばかりか被塗布物の塗装を溶解させたり変色さ
せたりし、また臭いや安全衛生上の問題を有していた。
また、艶出し剤としてシリコーンオイルを用いこれに
揮発性の低い油性溶剤を加えるとともに、一般的な乳化
技術による乳化剤を加えて水中油粒分散型の乳化体とし
た後、エアゾールスプレーとして、タイヤ等の洗浄と艶
出しを兼ねたものがある(特開昭63-51499号公報参
照)。しかし、エアゾールスプレー型としたことで洗浄
と艶出しの効果は若干良好となったものの撥水性と耐水
耐久性が極めて微弱であるという問題があった。
これは塗布された艶出し剤の被膜が水に濡れた時、残
留乳化剤が水に作用されて被膜の展着性が薄弱化するた
めであり、被塗布物が水濡れすることがない場合には余
り問題とならないが、被塗布物が水濡れする場合には撥
水性ひいては艶出し効果が持続しないという問題を残し
ていた。
本発明の目的は、上述のような問題を解消し、被塗布
物の洗浄、艶出し及び撥水性付与を同時に達成すること
のできる洗浄と撥水性付与を兼ねた艶出し剤を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明の洗浄と撥水性付与
を兼ねた艶出し剤を次のように構成した。
塗布された時に塗膜を形成するシリコーンオイルに対
し、このシリコーンオイルにHLB値が2〜6.5の範囲の相
溶性が良好で水に不溶な油相部溶解型界面活性剤を0.5/
70〜2.1/70容量配合するとともに、上記シリコーンオイ
ルを水中に乳化分散するためにHLB値が16〜20の範囲の
水に可溶な水相部溶解型界面活性剤を0.2/70〜0.9/70容
量配合して水中油粒分散型乳化体とした。
また、上記水中油粒分散型乳化体に噴出用液化ガスを
配合してエアゾールスプレー型とした。
[手段の詳細な説明] 上記シリコーンオイルとしては、被膜が形成された時
に艶及び撥水性に優れたジメチルシリコーンオイルがあ
げられ、他に展着性を向上させるためにアミノ変性シリ
コーンオイルを若干量併用したり、フェニルメチルシリ
コーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル等も用い
ることができる。
上記油相部溶解型界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレン脂肪族アマイド、ポリオキシエチレンエチレング
リコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンモノステ
アレート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸
類、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル等の
内、エチレンオキサイドの付加モル数の極めて少ないも
のを用いることができる。HLB値は2〜6.5の範囲であ
る。
この油相部溶解型界面活性剤の配合割合は全配合容量
を1とした時の0.5/70〜2.1/70容量である。同配合割合
が0.5/70容量未満では安定な水中油粒分散型乳化体が得
られず、2.1/70容量を超えると、必然、界面活性剤の占
有比が増大し、シリコーンオイルの被塗布面への展着性
が悪くなる。
上記水相部溶解型界面活性剤としては、オレイン酸系
石鹸等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンモノス
テアレート等のノニオン性界面活性剤であってエチレン
オキサイドの付加モル数の多いものを用いることができ
る。HLB値は16〜20の範囲である。
この水相部溶解型界面活性剤の配合割合は全配合容量
を1とした時の0.2/70〜0.9/70容量である。同配合割合
が0.2/70容量未満では安定な水中油粒分散型乳化体が得
られず、0.9/70容量を超えるとシリコーン被膜の撥水性
が悪くなる。
上記水中油粒分散型乳化体の調整方法としては、シリ
コーンオイルに油相部溶解型界面活性剤を加えて両者を
充分に親和させた後、少量の水に溶かした水相部溶解型
界面活性剤を攪拌下徐々に加えていく。そして、ゲル状
化したシリコーンオイルを十分に練り上げた後、水を徐
々に増加させて水中油粒分散型乳化体とした。
[作用] 上記水中油粒分散型乳化体を被塗布物に適用した時、
被塗布面の汚れを水相部溶解型界面活性剤が洗浄した
後、この被洗浄面上に水相部溶解型界面活性剤を含む水
膜が形成されるとともに、油相部溶解型界面活性剤の作
用によってこの水膜と平行にシリコーン油膜が形成され
る。この油膜はその強い撥水性のために水膜を破って被
洗浄面に展着し、そのまま被膜を形成する。従って、形
成されたシリコーン被膜中には水の作用を受ける水相部
溶解型界面活性剤が残留せず、艶及び撥水性に優れた被
膜となる。
また、上記水中油粒分散型乳化体をエアゾールスプレ
ー型としたことにより、乳化体の発泡時に水相部溶解型
界面活性剤が泡の最表面に配列するため、これによって
被洗浄面の洗浄が効果的になされる。
[実施例1〜8及び比較例1〜4] 以下に、本発明の艶出し剤を具体化した実施例につい
て比較例と対比して説明する。
下記表−1及び2に実施例1〜8の配合処方(容量
%)を示す。実施例1〜8においては、石油系溶剤とし
て流動パラフィン(60cst)、シリコーンオイルとして
ジメチルシリコーンオイル(500cst)、油相部溶解型界
面活性剤としてポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル(HLB値4.5)及びポリオキシエチレンアルキルエー
テル燐酸トリエタノールアミン(HLB値6.5)、水相部溶
解型界面活性剤としてポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル(HLB値20.0)、噴出用液化ガスとしてブタ
ン−プロパン混合ガスを使用した。また、下記表−3に
は比較例1〜4の配合処方を示す。実施例1〜8との違
いは界面活性剤としてポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル(HLB値7)及びポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル(HLB値14)を使用した点である。
艶出し剤の調整方法としては、シリコーンオイル(石
油系溶剤を併用する場合はこれを含んだシリコーンオイ
ル)に油相部溶解型界面活性剤を加えて攪拌し、両者を
充分に親和させた後、少量の水に溶かした水相部溶解型
界面活性剤を上記シリコーンオイル中に攪拌下徐々に加
えていく。加えていくに従い、シリコーンオイルは高粘
度のゲル状態になるが、強制攪拌してできるだけ練り上
げた後、少しずつ水を加えていってゲル状物の粘度を低
下させる。水を少しずつ加えていきゲル状物の粘度が急
激に低下した時点で一旦水を加えるのを中止し、配合物
を充分に練り上げた後、残りの水を加えて水中油粒分散
型乳化体とした。そして、これを噴出用液化ガスととも
にエアゾールスプレー缶に充填した。
上述のように調整した実施例1〜8及び比較例1〜4
について、エアゾールスプレー型艶出し剤としての発泡
性、消泡性、洗浄性、艶出し効果、撥水性付与効果及び
撥水性の耐久性に関しての試験を行った。以下に、その
試験方法について説明する。
(試験片の作成方法) ゴム板(幅30cm×長さ75cm)を垂直面に展着するとと
もに、粘土に墨を加えたものを汚れとしてゴム板の中央
に約20cm幅で横方向に刷毛で均一に塗布し、十分乾燥さ
せる。このゴム板を各艶出し剤ごとに用意し、各艶出し
剤をゴム板から20cm離れた位置からゴム板の上下方向に
スプレーで塗布する。1回の吹き付けは5秒間とし、こ
れを連続3回繰り返す。スプレー吹き付け後はゴム板を
そのまま静置して観察するとともに、上述した試験項目
についてそれぞれ下記要領で4段階評価を行った。以下
に各試験項目の評価方法について記す。(発泡性の評
価) ◎…泡の大きさ、分量ともによし。
○…泡の大きさが粗大または細かすぎる。
△…泡が少なすぎる。
×…泡が少なく、しかも粘つく。
(消泡性の評価) ◎…泡消えが適度である。
○…泡が破泡して泡消えが早い。
△…泡消えが遅すぎる。
×…泡消えが遅く、しかも粘つく。
(洗浄性の評価) スプレー吹き付けの2時間後に評価した。
◎…汚れが完全に除去された。
○…汚れがほとんど除去された。
×…汚れが半分程度除去された。
×…汚れが半分以上残っている。
(艶出し効果の評価) スプレーの吹き付けの2時間後に評価した。
◎…光沢及び反射がよく、しかも色の鮮やかな物を接近
させた時、ゴム板の塗布面に濁りなく写る。
○…光沢及び反射は少ないが色の鮮やかな物を接近させ
た時、ゴム板の塗布面にぼんやりと写る。
△…ゴム板の塗布面は光沢が少なく反射がない。
×…ゴム板の塗布面には光沢がない。
(撥水性付与効果の評価) スプレー吹き付けの2時間後に水圧1kg/cm2の水道水
を、12m/mφのゴムホースの先端に取り付けた5m/mφの
ノズルから水を噴出させるようにし、2m離れた位置から
ゴム板の塗布面に対し直角に、30秒間圧水を吹き掛け
る。その後、ゴム板の塗布面に対し霧吹きで霧状の水を
吹き付けた。
◎…吹き付けた霧がほとんど水粒を呈して転がるように
落下し、塗布面にはまったく水滴が残らない。
○…吹き付けた霧が水滴を形成し、それが或る大きさに
達すると落下して塗布面には細かい水滴が残る。
△…吹き付けた霧が水滴を形成し、それが或る大きさに
達した時、筋状を呈して流下した後、塗布面には偏平な
水滴が多く残る。
×…吹き付けた霧が塗布面の前面に展着して水膜を形成
する。
(撥水性の耐久性の評価) スプレー吹き付けの24時間後(上記撥水性試験の22時
間後)、上記撥水性試験に使用した同じ試験片で再度、
上記撥水性試験を行って撥水性の耐久性の評価を行っ
た。◎○△×の評価は上述した撥水性付与効果の評価に
準ずる。
実施例1〜8及び比較例1〜4の物性試験結果を下記
表−4〜6に示す。
表−4及び5からわかるように実施例1〜6はすべて
の面で良好な結果を示した。実施例1〜3及び実施例4
〜6は、全配合中の界面活性剤の占有比を1%として三
種類の界面活性剤の比率を微妙に変化させた点で対応し
ており、実施例1〜3はシリコーンオイルとともに流動
パラフィンを併用した点のみが異なる。
実施例7及び8においても全般に良好な結果を示した
ものの、消泡性、艶出し効果、撥水性付与効果及び撥水
性の耐久性において実施例1〜6ほどの良好な結果は得
られなかった。実施例7及び8はそれぞれ実施例1及び
4において各界面活性剤の量を3倍にしたものであり、
この結果から界面活性剤の量が多くなり過ぎると塗膜物
性が低下することがわかる。従って、界面活性剤の使用
量はシリコーンオイル等を乳化分散するのに必要最小限
の量とすることが望ましい。
また、表−6からわかるように、比較例1〜4におい
てはいずれも撥水性付与効果が得られなかった。比較例
1〜4においてはHLB値が7及び14の二種類の界面活性
剤を使用して、界面活性剤の総合HLB値が実施例1〜8
に近い値となるように設定したにもかかわらず、上記実
施例のような撥水性付与効果は得られなかった。このこ
とからも上記実施例のように疎水性の大きい油相部溶解
型界面活性剤と、親水性の大きい水相部溶解型界面活性
剤の両方を組み合わせることによって塗膜物性面で顕著
な効果が得られることがわかる。
上記実施例の艶出し剤は被洗浄面としてのゴム板に対
して次のように作用すると考えられる。
被洗浄面に対しスプレーを吹き付けると、水中油粒分
散型乳化体は油相部溶解型界面活性剤及び水相部溶解型
界面活性剤の相乗作用によって発泡する。発泡によって
容積は乳化体原液の20倍以上になり、界面エネルギーの
変化が起こる。すなわち、安定に乳化体を維持していた
界面活性剤のうち、水相部溶解型界面活性剤がシリコー
ンオイルと水との間に存在していたのが、発泡による界
面拡張により泡の最表面へ配列する。このため水相部溶
解型界面活性剤は被洗浄面に対し洗浄成分として作用す
る。
泡はいわば水膜と油膜の平行存在型であり、この油膜
相の油相部溶解型界面活性剤は極めて微弱な親水基を水
膜側に向けて配列している。従って、水相部溶解型界面
活性剤が被洗浄面の汚れを落として泡が消え、被洗浄面
に対し平行に水膜が形成された時に、シリコーンオイル
及び油相部溶解型界面活性剤は水膜の上で平行に油膜を
形成する。
この状態では撥水性の高い油膜が水膜の上に存在する
ことになるため、油膜が水膜を破って疎水性のゴム板の
表面に展着し被膜を形成する。水相部溶解型界面活性剤
はシリコーンオイルとの親和性がかなり低く、被膜中に
はほとんど残留しない。また、油相部溶解型界面活性剤
は被膜中に残留することがあってもほとんど水に不溶で
ある。従って、形成されたシリコーン被膜は水に濡れて
も水に作用されることがなく、優れた耐水性及び撥水性
を示す。
このようにして上記実施例の艶出し剤によってゴム板
の汚れは洗浄されるとともに、ゴム表面に艶と撥水性が
付与され、かつその効果は長期にわたって維持される。
上述のようなエアゾールスプレー型艶出し剤は、自動
車のバンパー等のウレタン樹脂製品、タイヤ等のゴム製
品、自動車の車体等の各種塗装物、あるいは繊維製キャ
ンバス等に適用可能である。使用方法は被洗浄面に対し
スプレーを直接吹き付け、泡のあるうちにブラシ、スポ
ンジ、布等で軽くこすり汚れを取る。泡が消えたら布に
水を含ませて洗浄液を拭き取ると、被洗浄面に艶と撥水
性が付与される。洗浄後に水洗いのできる場合は、水洗
いを十分にする程、艶出し効果と撥水性付与効果が向上
する。特に、吸湿性のある物品の場合には効果があり、
乾燥後には良好な撥水性を示す。
艶出し剤を適用する対象が自動車のタイヤ等のよう
に、被洗浄面が地面に垂直であって洗浄廃液が流れ落ち
やすい場合には、スプレーを吹き付けて被洗浄面を泡で
覆った後、放置しておくだけでも同様の効果を奏する。
尚、上記実施例1〜3及び7においてはシリコーンオ
イルとともに石油系溶剤として流動パラフィン(60cs
t)を併用したが、その他にも石油系溶剤として、流動
パラフィン(粘度60〜350cst)、ホワイトオイル(粘度
8〜32cst)、灯油、無臭ソルベント等、芳香族炭化水
素及びナフテン成分の少ないものを単独あるいは混合し
て用いることができる。このような石油系溶剤を併用す
ることでシリコーンオイルのレベリング性を向上させる
ことができる。
また、上記実施例1〜8の配合成分に加えて他の有益
な性質を付与するために、その他の成分を添加してもよ
い。例えば、増粘剤、抗菌剤、香料、顔料、金属腐食防
錆剤、金属イオン封鎖剤、弗素化合物、増泡剤、泡抑制
剤等である。
上記実施例1〜8についてはエアゾールスプレー型と
して使用したが、噴出用液化ガスを併用せずに乳化分散
液のまま使用することもできる。この場合、塗布面に液
をかけ軟らかいブラシ又はスポンジでこすることによ
り、細かい泡を発生させて塗布面を洗浄した後、これを
水で洗い流すことにより、塗布面に艶と撥水性を確実に
与えることができる。水洗いができない場合は濡れた布
で拭き取るだけでもよい。この乳化分散液を繊維品のキ
ャンバス、ズック靴、鞄等に用いる場合、常温撥水剤と
して有用である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明の水中油粒分散型乳化体に
よれば、これを被塗布面に適用することで洗浄、艶出し
及び撥水性付与を同時に達成することができるという優
れた効果を奏する。
特に、この水中油粒分散型乳化体をエアゾールスプレ
ー型とした時、優れた洗浄性を示すという効果を奏す
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗布された時に塗膜を形成するシリコーン
    オイルに対し、このシリコーンオイルにHLB値が2〜6.5
    の範囲の相溶性が良好で水に不溶な油相部溶解型界面活
    性剤を0.5/70〜2.1/70容量配合するとともに、上記シリ
    コーンオイルを水中に乳化分散するためにHLB値が16〜2
    0の範囲の水に可溶な水相部溶解型界面活性剤を0.2/70
    〜0.9/70容量配合して水中油粒分散型乳化体としたこと
    を特徴とする洗浄と撥水性付与を兼ねた艶出し剤。
  2. 【請求項2】請求項1記載の水中油粒分散型乳化体に噴
    出用液化ガスを配合してエアゾールスプレー型としたこ
    とを特徴とする洗浄と撥水性付与を兼ねた艶出し剤。
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