JP2502515B2 - モ−タ制御回路 - Google Patents

モ−タ制御回路

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JP2502515B2 JP61085347A JP8534786A JP2502515B2 JP 2502515 B2 JP2502515 B2 JP 2502515B2 JP 61085347 A JP61085347 A JP 61085347A JP 8534786 A JP8534786 A JP 8534786A JP 2502515 B2 JP2502515 B2 JP 2502515B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ステッピングモータの制御を行うモータ制
御回路に関するものである。
従来の技術 近年、事務機器のメカニズム駆動には構成の簡易化、
低価格化を実現するためにステッピングモータとその制
御回路が使用されるようになってきた。これらの事務機
器においては、通常動作の開始に先立ち、上記ステッピ
ングモータを予め設計した所望の初期位置に設定する初
期位置設定動作が必要である。
以下、図面を参照しながら従来のモータ制御回路につ
いて説明する。
第8図は従来のモータ制御回路の構成を示すものであ
る。第8図において、1はステッピングモータであり、
巻線A,巻線,巻線B,巻線を備え、それぞれ端子a,端
子,端子b,端子、さらに共通端子c,さらに共通端子
dに接続されている。2はステッピングモータ1と直接
又は間接的に結合され、ステッピングモータ1によって
駆動される回転部材、2aは回転部材2の回転軸、2bは回
転部材2の突起であり、3は強制停止レバー、3aは強制
停止レバー3の軸、3bは軸3aを中心に強制停止レバー3
を摺動させる強制停止レバー駆動装置である。48はステ
ッピングモータ1と直接又は間接的に結合され、ステッ
ピングモータ1の回転に伴い周期的な位置信号を出力す
る回転検出器である。5は端子a1,端子,端子b1
端子に印加された4ビットのディジタル信号である
通電指令に基づき、上記巻線A,巻線,巻線B,巻線に
それぞれ独立に電力を供給する電力供給回路である。49
は回転検出器48の出力である上記位置信号を入力とし、
予め設定された一連の制御手順に従って上記通電指令を
端子a1,端子,端子b1,端子に次々に出力し、
また強制停止レバー駆動装置3に強制停止レバー駆動指
令を出力する制御装置である。次に電力供給回路5につ
いてその詳細な回路構成を説明する。6は直流電源であ
り、その負出力は接地されている。トランジスタスイッ
チ7のベースは端子a1に、コレクタは端子a及びダイオ
ード11、抵抗15を介して直流電源6の正出力にそれぞれ
接続され、さらにエミッタは接地されている。トランジ
スタスイッチ8のベースは端子に、コレクタは端子
及びダイオード12、抵抗16を介して直流電源6の正出
力にそれぞれ接続され、さらにエミッタは接地されてい
る。トランジスタスイッチ9のベースは端子b1に、コレ
クタは端子b及びダイオード13、抵抗17を介して直流電
源6の正出力にそれぞれ接続され、さらにエミッタは接
地されている。トランジスタスイッチ10のベースは端子
に、コレクタは端子及びダイオード14、抵抗18を
介して直流電源6の正出力にそれぞれ接続され、さらに
エミッタは接地されている。 直流電源6の正出力は端
子c,端子dにそれぞれ接続されている。
以上のように構成されたモータ制御回路について以下
その動作について説明する。動作として、通常動作と初
期位置設定動作があるが、まず通常動作について説明す
る。上記通常動作の場合は強制停止レバー3と回転部材
2及び突起2bの位置関係は第8図に示した状態にあり、
回転部材2は矢印C,矢印Dの両方向に自在にステッピン
グモータ1によって駆動される。制御装置49は回転検出
器48の出力である上記位置信号をタイミング信号として
利用するクローズドループ制御を行い、ステッピングモ
ータ1を2相励磁する上記通電指令を次々に電力供給回
路5に出力し、ステッピングモータ1に電力を供給さ
せ、ステッピングモータ1を回転させることにより回転
部材2を駆動する。所望のステップ数の回転が終了すれ
ば、制御装置49はステップモータ1の予め設定された巻
線を1相励磁することにより、ステッピングモータ1を
停止させ、回転部材2を所望の位置に停止させる。
上述したように制御装置49はステップモータ1の現在
位置から目的位置までの回転量に相当するステップ数で
ステッピングモータ1を回転させることにより、回転部
材2を必要量回転させるものである。従って回転部材2
を任意の目的位置から次の目的位置へと次々に回転移
動、停止を行うためには、まず回転部材2を基準となる
初期位置に設定する初期位置設定動作が必要である。
以下に上記初期位置設定動作について説明する。制御
装置49は上記強制停止レバー駆動指令を出力し、一方ス
テッピングモータ1を矢印C方向に1−2相励磁で、回
転部材2の1回転相当以上のステップ数にわたって駆動
する。やがて回転部材2は突起2bが強制停止レバー3に
当る強制停止状態となり、ステッピングモータ1が脱調
する。上記所定のステップ数の駆動が終了すると制御装
置49はステッピングモータ1の予め設定された巻線を1
相励磁し、強制停止レバー駆動装置3bに強制停止レバー
3を駆動させ、回転部材2との位置関係を第8図に示す
位置関係とする。制御装置49は予め設定された上記巻線
を1相励磁した状態、またこのときの回転部材2の停止
位置を初期位置、すなわち最初の基準点とすることによ
り、次々に目標位置に回転、停止が可能となる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では初期位置設定動
作を行うためにステッピングモータ1を脱調させるた
め、ステッピングモータ1及び回転部材2が異常音、異
常振動を発生してしまう。また、上記脱調期間におい
て、強制停止レバー3、回転部材2は異常振動と共にス
テッピングモータ1から過大な圧力を受けるため、経年
変化による誤動作、初期位置設定失敗を起こし易く、充
分な部品強度と、充分な取付け強度、取付け精度が必要
となってしまう。さらに回転部材2が取り外し可、又は
取り換え可能な構成とする場合、回転部材2とステッピ
ングモータ1の位置関係が一義的に決まるような構成で
なければ確実な初期位置設定動作ができず、従って回転
部材2の取付けに関する機構が複雑化するという問題点
を有していた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のモータ制御回路
は、回転部材と、上記回転部材を駆動するステッピング
モータと、上記ステッピングモータに回転に伴いパルス
信号である位置パルスを発生する回転検出器と、上記回
転部材の目標とする初期位置から上記回転部材を上記ス
テッピングモータの数パルス相当の回転角だけ回転させ
た位置で上記回転部材を強制停止させる強制停止機構
と、上記ステッピングモータの各巻線にそれぞれ独立に
電力を供給する電力供給回路と、上記位置パルスを入力
とする制御装置を有し、上記制御装置は初期位置設定動
作において上記ステッピングモータを1相励磁状態と、
低電力2相励磁状態と、通常の2相励磁状態とを順次繰
り返すという励磁方法で駆動し、上記回転部材を回転さ
せ、上記励磁状態と、上記位置パルスの状態との関係か
ら上記回転部材と上記ステッピングモータが強制停止状
態となったことを検知し、またそのときの上記励磁状態
から上記ステッピングモータの上記強制停止位置を判断
し、上記目標とする初期位置までの回転量を算出し、上
記ステッピングモータを駆動することにより上記目標と
する初期位置まで上記回転部材を回転、停止させるとい
う制御手順を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、初期位置設定動作に
おいて上記励磁状態と上記位置パルスの状態から上記ス
テッピングモータが強制停止状態となったことを直ちに
検知し、初期位置設定するものであるから、上記ステッ
ピングモータは脱調せず、従って異常音、異常振動を発
生せず、さらに上記回転部材、上記強制停止機構に過度
の圧力が加えられることが無い。さらに上記回転部材を
取り換え可能な構成とする場合においても、上記初期位
置に対応する上記ステッピングモータの励磁角が唯一つ
に限定されてしまうことが無く、従って上記回転部材の
取付けに関する機構設計に自由度が高くなり、簡単な機
構で安定した初期位置設定動作が実現できることとな
る。
実施例 以下、本発明のモータ制御回路について図面を参照し
ながら説明する。第1図は本発明の一実施例におけるモ
ータ制御回路を示すものである。第1図において、第8
図に示した従来のものと同一箇所には同一番号附して説
明を省略する。2cは回転部材2とステッピングモータ1
を結合させ、その伝達特性に弾性を有する結合部材、4
はステッピングモータ1と直接又は間接的に接続され、
ステッピングモータ1の回転に伴いパルス信号である位
置パルスP4を出力する回転検出器である。19は上記位置
パルスP4を入力とし、予め設定された一連の制御手順に
従って通電指令Pa1,P,Pb1,Pをそれぞれ端子
a1,端子,端子b1,端子に次々に出力し、また
強制停止レバー駆動装置3に強制停止レバー駆動指令を
出力する制御装置である。
次に回転検出器4の出力特性について説明する。第2
図に示すように上記位置パルスP4の一周期θは、ステ
ッピングモータ1の2相励磁におけるステップ角θ
対して θ=2θ ……(1) なる関係にあり、その位相はステッピングモータ1を第
1図の矢印C方向に駆動する場合、巻線A或いは巻線
を1相励磁した時のステッピングモータ1の停止角が上
記位置パルスP4の立上りに相当する関係にある。
以上のように構成されたモータ制御回路は、その動作
として通常動作と初期位置設定動作を行うが、上記位置
パルスP4の立上り及び立下りをタイミング信号とするク
ローズドループ制御の上記通常動作については上記従来
のものと同じである。
以下、初期位置設定動作について第3図に示した手順
に従って説明する。
まず制御装置19はステップ20でステッピングモータ1
を第1図矢印D方向に数ステップ駆動し、第4図に示す
動作モード12の状態、すなわち上記巻線Aに通電する1
相励磁状態とし、ステップ21で変数を初期化、ステップ
22で強制停止レバー駆動装置3bに強制停止レバーを駆動
させ、回転部材2との位置関係を第5図に示す状態と
し、ステップ23でカウンタをリセットして準備動作を完
了する。次に制御装置19はステップ24,25,26で動作モー
ド1の低電力2相励磁状態を予め設定した一定時間T1
間実行する。上記動作モード1は第4図に示すように上
記巻線Aと上記巻線Bの2相励磁であるが、制御装置19
は上記通電指令Pa1とPb1に短い周期のオン・オフ信号を
出力するため上記巻線Aと上記巻線Bはチョッパ駆動さ
れ、電流が減少し、低電力,低トルクの2相励磁状態と
なる。制御装置19はステップ27で上記位置パルスP4を入
力し、ステップ28で上記位置パルスP4が前回の2相励磁
状態における位置パルスのデータP0から反転しているか
どうか判定し、反転していればステッピングモータ1が
正常回転したと判断してステップ29へ、反転していなけ
れば何らかの異常が発生したと判断してステップ30へ進
む。いま、上記位置パルスが反転していたとすると、ス
テップ29,31でデータを進め、ステップ32で動作モード
2の2相励磁を予め設定した一定時間T2の間実行する。
上記動作モード2は第4図に示す様に上記巻線Aと上記
巻線Bの2相励磁状態である。さらに制御装置19はステ
ップ33で上記位置パルスP4を入力し、前回の低電力2相
励磁状態、すなわち上記動作モード1における上記位置
パルスのデータP0から反転しているかどうか判定し、反
転していればステッピングモータ1に何らかの異常動作
が発生したと判断してステップ35へ、反転していなけれ
ば正常であると判断してステップ36へ進む。いま上記位
置パルスが反転していなかったとすると、制御装置19は
ステップ36,37で動作モード3の1相励磁を予め設定し
た一定時間T3の間実行する。上記動作モード3は第4図
に示すように上記巻線Bに通電する1相励磁状態であ
る。さらにステップ38,39でカウンタの処理を行い、ス
テップ40でデータを進め、ステップ24へもどる。以下第
4図に示すように上記の手順を繰り返すことにより、ス
テッピングモータ1は回転部材2を第5図矢印Cの方向
に駆動し、やがて第6図に示す様に強制停止状態とな
り、回転部材2及びステッピングモータ1は矢印C方向
に回転できなくなる。このとき制御装置19は第4図に示
した制御手順のステップ28又はステップ34でステッピン
グモータ1の動作に何らかの異常が発生したことを検知
し、ステップ30又はステップ35で確認処理を行う。ステ
ップ30又はステップ35では上記確認処理として上記異常
を検知したときの励磁状態をさらに予め設定した一定時
間T4又はT5の間保持した後ステップ41又はステップ43で
上記位置パルスP4を入力し、ステップ42又はステップ44
で上記異常発生の有無を再度判定する。上記異常が発生
したと判断した場合にのみ上記強制停止状態になったと
判断し、ステップ45で現在の励磁状態に基づいて目標と
する初期位置までのステップ数を算出し、ステッピング
モータ1を第6図矢印D方向に駆動し、上記目標とする
初期位置に停止させ、ステップ46で強制停止レバー3を
解除させることにより、初期位置設定動作が完了される
のである。また、ステップ42,ステップ44で異常無しと
判定した場合にはそれぞれステップ29,ステップ36へも
どり、ステッピングモータ1の駆動を続行する。さらに
ステップ39で回転部材2を1回転相当以上の回転量を駆
動しても強制停止状態とならない場合は何らかの問題が
発生したと考えられ、ステップ47で誤動作処理が行われ
る。
また、回転部材2とステップモータ1の結合部材2cに
弾性を有せしめたことにより、強制停止時に突起2bが強
制停止レバー3に激突し、はね返るということが無く、
従って上記はね返りのために上記制御手順が誤動作する
ということも防止される。また、第7図に示すように強
制停止状態は上記弾性の有効範囲内で起こる。ステッピ
ングモータ1の発生するトルクが正常であり、ステッピ
ングモータ1の位相と上記位置パルスP4の位相が第2図
に示す関係にあれば第7図において初期位置設定動作は
実線で示すように実行される。すなわち制御装置19は上
記制御手順に基づき上記位置パルスP4を点F,点G,点H,点
Iで入力し、点Iの入力時に異常を検知し、上記確認処
理をへて動作モード12の周辺で強制停止状態に致ったも
のと判断する。一方ステッピングモータ1の発生トルク
に異常がある場合、またステッピングモータ1の位相と
上記位置パルスP4の位相が第2図に示す関係からずれが
ある場合には第7図において初期位置設定動作は破線で
示すように実行される。低電力2相励磁状態を設定して
いなければ制御装置19は上記位置パルスP4を点F′,点
H′,点J′で入力し、正常回転であると判断するため
初期位置設定動作を失敗してしまうが、上記低電力2相
励磁状態を設けることにより制御装置19は上記位置パル
スP4を点G′で入力した時点で上記異常を検知し、上記
確認処理をへて上記動作モード12の周辺で上記強制停止
状態に致ったと正しく判断されることとなる。
本構成例においては、上記強制停止位置の設計値は、
ステッピングモータ1の上記巻線A又は上記巻線を通
電する1相励磁停止位置とされるが、実際の上記強制停
止位置は第2図の領域Eの範囲内で行われれば正しく初
期位置設定を行うことができ、上記領域Eの幅に相当す
る部品公差、取付公差を容認することができる。
以上のように本実施例によれば、初期位置設定動作に
おいて上記励磁状態と上記位置パルスP4の状態からステ
ッピングモータ1が上記強制停止状態に致ったことを判
断するものであるから、ステッピングモータ1は脱調せ
ず、従って異常音、異常振動を発生せず、さらに回転部
材2、強制停止レバー3に過度の圧力が加えられること
がなく、また部品精度、取付け精度に要求される公差も
大きく設定することができる。さらに回転部材2を取り
換え可能な構成とする場合においても上記強制停止状態
に対応するステッピングモータ1の励磁角が2通り設定
できるため、回転部材2の取付け機構の設計自由度が高
くなる。また、回転部材2の上記取付け機構に弾性を持
たせ、上記制御手順に低電力2相励磁状態と上記確認処
理を設けたことにより、初期位置設定動作の信頼性が大
幅に向上し、簡易な構成で常に安定した初期位置設定を
行うことができる。
なお、本実施例において15,16,17,18は抵抗とした
が、ツェナーダイオードとしてもよい。また、本実施例
において7,8,9,10はトランジスタスイッチとしたが、他
のスイッチ素子としてもよい。さらに、本実施例におい
てステッピングモータ1は4相巻線であるとしたが、ス
テッピングモータ1は他の相数の巻線をもつとしてもよ
い。
発明の効果 以上のように本発明はモータ制御回路において、ステ
ッピングモータの回転位置を示す位置パルスを入力とす
る制御装置を設け、初期位置設定動作において1相励
磁、低電力2相励磁、2相励磁から成る励磁方法によっ
て上記ステップモータを駆動し、上記励磁状態と上記位
置パルスの関係から上記ステッピングモータが強制停止
状態となったことを検知し、その時の停止位置を上記励
磁状態から判定し、目標とする初期位置までの回転量を
算出し、上記回転量に基づき上記ステッピングモータを
駆動し、目標とする初期位置に停止させ、初期位置設定
動作を完了させるものであるから、上記ステッピングモ
ータは脱調せず、従って異常音、異常振動を発生せず、
上記ステッピングモータと回転部材、さらに上記回転部
材を強制停止させる強制停止機構に高い精度、強度を要
求することが無く、また外乱にも強いため極めて簡単な
構成で安価に実現でき、しかも常に信頼性の高い、正確
な初期位置設定が行えるものであるからその効果は絶大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるモータ制御回路のブ
ロック図、第2図は同回路の回転検出器の特性図、第3
図は同じく制御手順を示すフローチャート、第4図は同
じく動作モードを示す波形図、第5図,第6図は同じく
強制停止レバーと回転部材との位置関係図、第7図は同
じく初期位置設定動作を示す波形図、第8図は従来のモ
ータ制御回路のブロック図である。 1……ステッピングモータ、2……回転部材、2b……突
起、2c……結合部材、3……強制停止レバー、3b……強
制停止レバー駆動装置、4……回転検出器、5……電力
供給回路、6……直流電源、19……制御回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円周上の一箇所に初期位置検出部材を有す
    る回転部材と、上記初期位置検出部材に当たることによ
    り上記回転部材の一方向の回転を強制的に阻止し、上記
    回転部材の回転範囲を規定する回転部材停止機構と、上
    記回転部材停止機構を駆動し、上記回転部材停止機構が
    上記回転範囲を規定する初期位置設定動作状態と上記回
    転部材停止機構が上記回転範囲を規定せず、上記回転部
    材が自在に回転できる通常動作状態とを選択する回転部
    材停止機構駆動装置と、上記回転部材を駆動するステッ
    ピングモータと、上記ステッピングモータの回転軸と上
    記回転部材を結ぶ結合部材と、上記ステッピングモータ
    の回転軸に直接又は間接的に結ばれ、上記ステッピング
    モータの回転に応じて上記ステッピングモータの2相励
    磁の単位ステップ角の二倍の回転角に相当する周期を有
    し上記ステッピングモータの1相励磁ロック位置が立ち
    上がり立ち下がりの変化点に略一致する周期的パルス信
    号である位置パルスを発生する回転検出手段と、上記ス
    テッピングモータの初期位置設定を制御する制御装置を
    備えたモータ制御回路であって、制御装置はステッピン
    グモータを1相励磁状態と、上記ステッピングモータの
    巻線に流れる電流を制限しながら励磁する低電力2相励
    磁状態と、通常電力で駆動する2相励磁状態とをこの順
    序で繰り返すことにより駆動し、現在の励磁相の上記低
    電力2相励磁状態での位置パルスの状態と前回の励磁相
    の上記通常電力2相励磁状態での位置パルスの状態とが
    一致することによって上記ステッピングモータの回転状
    態に発生した異常回転を検出し、また上記低電力2相励
    磁状態での位置パルスの状態とそれに続く同一励磁相の
    通常電力2相励磁状態での位置パルスの状態とが一致し
    ないことによって上記異常回転を検出する異常回転検出
    手段と、予め設定された一定期間で上記異常回転を検出
    したときの上記励磁状態を保持し、上記期間に上記位置
    パルスが反転しないことから上記ステッピングモータと
    上記回転部材の回転が阻止されたことを検知する確認手
    段とを具備したことを特徴とするモータ制御回路。
  2. 【請求項2】制御装置は、通電指令時にオン指令とオフ
    指令を繰り返し出力することにより低電力2相励磁を行
    うように構成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のモータ制御回路。
  3. 【請求項3】結合部材はそのトルク伝達特性に弾性を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のモー
    タ制御回路。
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