JP6133177B2 - モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法 - Google Patents

モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法に関し、特に、ブラシレスモータの位置検出素子からの検出信号に基づいてそのブラシレスモータの駆動を制御するモータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法に関する。
モータ駆動制御装置によるモータ(例えば、ファンモータや扇風機用のモータとして使用されるブラシレスDCモータなど)の回転速度の制御方式として、外部から指令信号を入力し、モータの回転速度がその指令信号に応じたものになるように制御を行うものがある。指令信号としては例えばPWM(パルス幅変調)信号が挙げられ、PWM信号のデューティ比などに応じてモータの回転速度の制御が行われる。
このようなブラシレスモータの駆動制御装置では、回転しているロータの位置に同期させて各相の電機子コイルを通電させる必要がある。そのため、モータの駆動制御装置は、ロータの回転を制御する方法の1つとして、位置センサによる位置検出信号に基づいてロータの位置を検出し、それに応じてモータの各相に通電するパターン(通電パターン)を設定する。
下記特許文献1には、3相コイルのそれぞれに位置センサとして3個のホールICを配置し、それぞれのホールICから出力される位置検出信号に基づいて駆動制御を行うモータ駆動制御装置の構成が開示されている。
特開2010−22196号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載されているような装置においては、3個のホールICの取付精度が低い場合、その位置のばらつきの影響を受け、正確な位置検出ができないという問題がある。正確な位置検出ができない場合、3相合成信号のばらつきが大きくなって正弦波の駆動波形が崩れる。正弦波の駆動波形が崩れると、モータの駆動に伴って異音が発生することがある。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、モータの駆動時に異音が発生するのを防止することができ、かつ、モータを安定駆動可能なモータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、回転子の磁極を検出する複数個の位置検出素子を備えたブラシレスモータを駆動させるモータ駆動制御装置は、ブラシレスモータの駆動状態に応じて、ブラシレスモータを正弦波駆動させるための駆動制御信号を出力する制御回路部と、制御回路部から出力された駆動制御信号に基づいて、ブラシレスモータに正弦波駆動信号を出力するモータ駆動部とを備え、制御回路部は、複数個の位置検出素子のそれぞれから出力される検出信号に基づく第1駆動制御信号を出力する第1出力手段と、複数個の位置検出素子のうちいずれか1つの位置検出素子から出力される検出信号に基づく第2駆動制御信号を出力する第2出力手段と、第1駆動制御信号の出力が開始されてから所定時間が経過したとき、制御回路部から出力される信号を第1駆動制御信号から第2駆動制御信号に切り替える計時基準切替手段とを有し、制御回路部は、さらに、ブラシレスモータの回転速度に関する情報に基づいて、第1駆動制御信号と第2駆動制御信号とのいずれを制御回路部から出力させるか切り替える速度基準切替手段と、計時基準切替手段及び速度基準切替手段のうち、制御回路部から出力される信号の切替を実行させるいずれか一方を選択する選択手段とを有する
好ましくは、速度基準切替手段は、第1駆動制御信号が出力されている場合において、ブラシレスモータの回転速度が所定の速度条件を満た状態が維持されたまま所定の継続条件が満たされたとき、制御回路部から出力される信号を第1駆動制御信号から第2駆動制御信号に切り替える。
好ましくは、所定の速度条件は、ブラシレスモータの回転速度が、目標回転速度を基準とする所定範囲内の大きさであることであり、所定の継続条件は、ブラシレスモータが所定の量だけ回転したことである。
好ましくは、モータ駆動制御装置は、駆動制御の動作モードに関する設定情報を記憶する記憶手段をさらに有し、選択手段は、記憶手段に記憶された設定情報に基づいて、選択を行う。
好ましくは、モータ駆動制御装置は、その全部又は一部が集積回路装置としてパッケージ化されている。
この発明の他の局面に従うと、モータ駆動制御装置は、回転子の磁極を検出する複数個の位置検出素子を備えたブラシレスモータを駆動させるものであって、ブラシレスモータの駆動状態に応じて、ブラシレスモータを正弦波駆動させるための駆動制御信号を出力する制御回路部と、制御回路部から出力された駆動制御信号に基づいて、ブラシレスモータに正弦波駆動信号を出力するモータ駆動部とを備え、モータ駆動制御装置の制御方法は、制御回路部から、複数個の位置検出素子のそれぞれから出力される検出信号に基づく第1駆動制御信号を出力させる第1出力制御ステップと、制御回路部から、複数個の位置検出素子のうちいずれか1つの位置検出素子から出力される検出信号に基づく第2駆動制御信号を制御回路部から出力させる2出力制御ステップと、第1駆動制御信号の出力が開始されてから所定時間が経過したとき、制御回路部から出力される信号を第1駆動制御信号から第2駆動制御信号に切り替える計時基準切替ステップと、ブラシレスモータの回転速度に関する情報に基づいて、第1駆動制御信号と第2駆動制御信号とのいずれを制御回路部から出力させるか切り替える速度基準切替ステップと、計時基準切替ステップ及び速度基準切替ステップのうち、制御回路部から出力される信号の切替を実行させるいずれか一方を選択する選択ステップとを有する。

これらの発明に従うと、複数個の位置検出素子のそれぞれから出力される検出信号に基づく第1駆動制御信号の出力が開始されてから所定時間が経過したとき、制御回路部から出力される信号が1つの位置検出素子から出力される検出信号に基づく第2駆動制御信号に切り替えられる。したがって、モータの駆動時に異音が発生するのを防止することができ、かつ、モータを安定駆動可能なモータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるモータ駆動制御装置の回路構成を示すブロック図である。 制御回路部の構成を示すブロック図である。 設定情報と動作モードとの関係を示す図である。 ホール信号処理回路の構成を示すブロック図である。 非制御モードにおける制御回路部の動作を説明するフローチャートである。 制御モードにおける制御回路部の動作を説明するフローチャートである。 制御モードにおける駆動方式の切替を説明するタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態におけるモータ駆動制御装置について説明する。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるモータ駆動制御装置の回路構成を示すブロック図である。
図1に示すように、モータ駆動制御装置1は、ブラシレスモータ20(以下、単にモータ20という)を例えば正弦波駆動により駆動させるように構成されている。本実施の形態において、モータ20は、例えば3相のブラシレスモータである。モータ駆動制御装置1は、モータ20に正弦波駆動信号を出力してモータ20の電機子コイルLu,Lv,Lwに周期的に正弦波状の駆動電流を流すことで、モータ20を回転させる。
モータ駆動制御装置1は、インバータ回路2a及びプリドライブ回路2bを有するモータ駆動部2と、制御回路部4とを有している。なお、図1に示されているモータ駆動制御装置1の構成要素は、全体の一部であり、モータ駆動制御装置1は、図1に示されたものに加えて、他の構成要素を有していてもよい。
本実施の形態において、モータ駆動制御装置1は、その全部がパッケージ化された集積回路装置(IC)である。なお、モータ駆動制御装置1の一部が1つの集積回路装置としてパッケージ化されていてもよいし、他の装置と一緒にモータ駆動制御装置1の全部又は一部がパッケージ化されて1つの集積回路装置が構成されていてもよい。
インバータ回路2aは、プリドライブ回路2bとともに、モータ駆動部2を構成する。インバータ回路2aは、プリドライブ回路2bから出力された出力信号に基づいてモータ20に駆動信号を出力し、モータ20が備える電機子コイルLu,Lv,Lwに通電する。インバータ回路2aは、例えば、直流電源Vccの両端に設けられた2つのスイッチ素子の直列回路の対が、電機子コイルLu,Lv,Lwの各相(U相、V相、W相)に対してそれぞれ配置されて構成されている。2つのスイッチ素子の各対において、スイッチ素子同士の接続点に、モータ20の各相の端子が接続されている。
プリドライブ回路2bは、制御回路部4による制御に基づいて、インバータ回路2aを駆動するための出力信号を生成し、インバータ回路2aに出力する。出力信号としては、例えば、インバータ回路2aの各スイッチ素子に対応するVuu,Vul,Vvu,Vvl,Vwu,Vwlの6種類が出力される。これらの出力信号が出力されることで、それぞれの出力信号に対応するスイッチ素子がオン、オフ動作を行い、モータ20に駆動信号が出力されてモータ20の各相に電力が供給される(不図示)。
本実施の形態において、制御回路部4には、回転速度指令信号Scと、スタート信号Ssとが入力される。制御回路部4は、それらに基づいてモータ20の駆動制御を行う。
回転速度指令信号Scは、例えば、制御回路部4の外部から入力される。回転速度指令信号Scは、モータ20の回転速度に関する信号であって、例えば、モータ20の目標回転速度に対応するPWM(パルス幅変調)信号である。換言すると、回転速度指令信号Scは、モータ20の回転速度の目標値に対応する情報である。なお、回転速度指令信号Scとして、クロック信号が入力されてもよい。
スタート信号Ssは、例えば、制御回路部4の外部から入力される。スタート信号Ssは、モータ20の駆動制御を行うか、駆動制御を行わないスタンバイ状態となるかを設定するための信号である。
また、本実施の形態において、制御回路部4には、モータ20から、3つのホール信号(検出信号の一例)Hu,Hv,Hwが入力される。ホール信号Hu,Hv,Hwは、例えば、モータ20に配置された3つのホール(HALL)素子(位置検出素子の一例)25u,25v,25wの出力である。制御回路部4は、ホール信号Hu,Hv,Hwを用いて、モータ20の回転位置や、回転数情報(ホールFG信号)などの情報を得ることでモータ20の回転状態を検出し、モータ20の駆動を制御する。
3つのホール素子25u,25v,25w(以下、これらをまとめてホール素子25ということがある)は、例えば、互いに略等間隔(隣り合うものと120度の間隔で)でモータ20の回転子の回りに配置されている。ホール素子25u,25v,25wは、それぞれ、回転子の磁極を検出し、ホール信号Hu,Hv,Hwを出力する。
なお、制御回路部4には、このようなホール信号Hu,Hv,Hwに加えて、モータ20の回転状態に関する他の情報が入力されるように構成されている。例えば、モータ20の回転子の回転に対応するFG信号として、回転子の側にある基板に設けたコイルパターンを用いて生成される信号(パターンFG)が入力される。また、モータ20の各相(U、V、W相)に誘起する逆起電圧を検出する回転位置検出回路の検出結果に基づいてモータ20の回転状態が検知されるように構成されていてもよいし、エンコーダやレゾルバなどを設け、それによりモータ20の回転速度等の情報が検出されるようにしてもよい。
制御回路部4は、例えば、マイクロコンピュータ等で構成されている。制御回路部4は、ホール信号Hu,Hv,Hwと、回転速度指令信号Scと、スタート信号Ssとに基づいて、駆動制御信号Sdをプリドライブ回路2bに出力する。制御回路部4は、駆動制御信号Sdを出力することで、モータ20が回転速度指令信号Scに対応する回転速度で回転するようにモータ20の回転制御を行う。すなわち、制御回路部4は、モータ20を駆動させるための駆動制御信号Sdをモータ駆動部2に出力してモータ駆動部2を制御することで、モータ20の回転制御を行う。モータ駆動部2は、駆動制御信号Sdに基づいて、モータ20に正弦波駆動信号を出力してモータ20を駆動させる。
[制御回路部4の説明]
図2は、制御回路部4の構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、制御回路部4は、ホール信号処理回路31と、速度制御回路(計時基準切替手段、速度基準切替手段、選択手段の一例)33と、正弦波駆動回路(第1出力手段、第2出力手段の一例)35と、メモリ(記憶手段の一例)37とを含む。各回路は、デジタル回路である。なお、図2において、各回路間での信号や情報等の送受は、後述の速度指令情報S3の生成に関する説明に係るものが示されている。
メモリ37は、制御回路部4の動作に用いられる種々の設定値などを記憶する。メモリ37には、設定情報37bが記憶されている。
ここで、本実施の形態において制御回路部4は、2つの駆動制御の動作モードのうち、いずれか一方の動作モードで動作する。2つの動作モードとしては、「制御モード」と、「非制御モード」とがある。どちらの動作モードで動作するかは、制御回路部4が、例えば、メモリ37に記憶されている1ビットの設定情報37bに応じて決定する。制御回路部4は、メモリ37に記憶されている設定情報37bを設定情報D2として読み込み、設定情報D2に応じた動作モードで、予め設定された制御動作を行う。
図3は、設定情報D2と動作モードとの関係を示す図である。
図3に示されるように、設定情報D2が例えば「0」のとき、制御回路部4は、制御モードで動作する。制御モードでは、モータ20の回転速度が回転速度指令信号Scに対応する回転速度になるように、モータ20の回転速度を用いたフィードバック制御が行われる。
他方、設定情報D2が例えば「1」のとき、制御回路部4は、非制御モードで動作する。非制御モードでは、制御モードとは異なり、モータ20の回転速度を考慮したフィードバック制御は行われない。
図2に戻って、ホール信号処理回路31には、ホール信号Hu,Hv,Hwが入力される。ホール信号処理回路31は、入力されたホール信号Hu,Hv,Hwに基づいて生成信号S2を生成して出力する。ホール信号処理回路31は、さらに、生成信号S2の周期に対応する信号をモータ20の回転速度に対応するホール周期信号として出力するようにしてもよい。
速度制御回路33には、ホール信号処理回路31から出力された生成信号S2と、回転速度指令信号Scとが入力される。速度制御回路33は、生成信号S2と回転速度指令信号Scとに基づいて、速度指令情報S3を出力する。このとき、速度制御回路33は、進角制御を行って速度指令情報S3を出力するようにしてもよい。
速度制御回路33は、設定情報D2に基づいて、制御モードであるか非制御モードであるかに応じて、異なる動作を行う。制御回路部4が制御モードで動作するとき、速度制御回路33は、例えば、回転速度指令信号Scに基づいて生成されたクロック信号と、モータ20の回転に対応する回転数信号とを比較し、モータ20の回転速度がクロック信号に対応するものとなるように、速度指令情報S3を生成する。また、制御回路部4が非制御モードで動作するとき、速度制御回路33は、モータ20の回転速度に依存せず、回転速度指令信号Scのデューティ比に基づいた一義的な速度指令情報S3を生成することで、モータ20の制御を行う。
正弦波駆動回路35には、速度指令情報S3が入力される。正弦波駆動回路35は、速度指令情報S3に基づいて、モータ駆動部2を駆動させるための駆動制御信号Sdを生成する。駆動制御信号Sdがモータ駆動部2に出力されることで、モータ駆動部2からモータ20に正弦波駆動信号が出力され、モータ20が駆動される。
ここで、速度制御回路33は、ホール信号処理回路31に対して、選択信号S1を出力する。ホール信号処理回路31は、選択信号S1に応じて、生成態様が異なる2つの信号の一方を選択して生成信号S2として出力する。なお、選択信号S1は、他の回路がホール信号処理回路31に送信するようにしてもよい。
図4は、ホール信号処理回路31の構成を示すブロック図である。
図4に示されるように、ホール信号処理回路31には、第1生成回路51と、第2生成回路53と、選択回路55とが含まれている。
第1生成回路51には、3つのホール信号Hu,Hv,Hwが入力される。第1生成回路51は、3相合成回路であり、3つのホール信号Hu,Hv,Hwに基づいて、3相合成信号P1を生成し、出力する。3相合成信号P1は、電気角60度毎にモータ20の回転子の位置が更新される信号となる。出力された3相合成信号P1は、選択回路55に入力される。
第2生成回路53には、3つのホール信号Hu,Hv,Hwのうち、例えば1つのホール信号Huが入力される。第2生成回路53には、ホール信号Huに代えて、他のホール信号Hv,Hwが入力されるようにしてもよい。第2生成回路53は、1つのホール信号Huに基づいて、モータ20の回転位置に対応する1相生成信号P2を生成し、出力する。1相生成信号P2は、電気角360度毎にモータ20の回転子の位置が更新される信号となる。出力された1相生成信号P2は、選択回路55に入力される。
選択回路55には、3相合成信号P1及び1相生成信号P2のほか、速度制御回路33から出力された選択信号S1が入力される。選択回路55は、選択信号S1に基づいて、3相合成信号P1及び1相生成信号P2のうち一方を生成信号S2として出力する。
本実施の形態では、選択回路55から出力された生成信号S2が、速度制御回路33に入力されて、上述のようにその後の処理に用いられる。すなわち、選択回路55が、選択信号S1に基づいて生成信号S2として出力する信号を切り替えることで、図2に示されるように、制御回路部4から出力される駆動制御信号Sdとして、第1駆動制御信号Sd1が出力されるか、第2駆動制御信号Sd2が出力されるかが切り替わる。第1駆動制御信号Sd1は、3つのホール素子25u,25v,25wのそれぞれから出力されるホール信号Hu,Hv,Hwに基づく信号であり、第2駆動制御信号Sd2は、1つのホール素子25uから出力されるホール信号Huに基づく信号である。すなわち、第1駆動制御信号Sd1が出力されるとき、モータ駆動制御装置1において、3つのホール信号Hu,Hv,Hwを用いたモータ20の駆動動作(以下、これを3ホール正弦波駆動ということがある。)が行われる。他方、第2駆動制御信号Sd2が出力されるとき、モータ駆動制御装置1において、1つのホール信号Huを用いたモータ20の駆動動作(以下、これを1ホール正弦波駆動ということがある。)が行われる。
ここで、選択信号S1は、制御回路部4の動作モードに対応する所定の切替基準で出力される。すなわち、メモリ37に記憶された設定情報37bに対応する予め設定された切替基準に従って、速度制御回路33から選択回路55に選択信号S1が出力されることで、3ホール正弦波駆動を行うか1ホール正弦波駆動を行うかが切り替えられる。
[非制御モードにおける動作の説明]
動作モードが非制御モードであるとき、切替基準としては、第1駆動制御信号Sd1の出力が開始されてから所定時間が経過したか否かに基づく計時基準が用いられる。
図5は、非制御モードにおける制御回路部4の動作を説明するフローチャートである。
図5に示されるように、モータ20の駆動が開始されるとき、ステップS101において、まず、120度矩形波駆動により、モータ20の回転が開始される。120度矩形波駆動は、所定の条件が満たされるまで行われる。このとき、選択回路55からは3相合成信号P1が生成信号S2として出力されるように構成されている。その生成信号S2すなわち3相合成信号P1の周期が所定の時間(例えば、27ミリ秒)になるまで、120度矩形波駆動が行われる。なお、120度矩形波駆動が行われる条件はこれに限られず、種々設定することができる。
ステップS102において、120度矩形波駆動から3ホール正弦波駆動に駆動方法が切り替えられる。すなわち、速度制御回路33から、3相合成信号P1に応じて正弦波駆動を行うための速度指令情報S3が出力され、第1駆動制御信号Sd1に応じたモータ20の駆動が行われる。
ステップS103において、速度制御回路33は、3ホール正弦波駆動が開始されてからすなわち第1駆動制御信号Sd1の出力が開始されてから所定時間が経過するまで、3ホール正弦波駆動を継続して行う。ここで、所定時間は、例えば0.3秒程度である。この時間の計時は、例えば、計時の基準となるクロック信号を計数することにより行われればよい。なお、この別の方法として、3相合成信号P1を検出信号として、3の倍数の回数だけ3相合成信号P1がカウントされたときに(3つのホール信号Hu,Hv,Hwの検出が所定回数行われたときに)所定の量だけ回転したと判別するようにしてもよい。これにより、より安定して駆動方式の切替えを行うことができる。
ステップS103において所定時間が経過すると(YESの場合)、ステップS104において、1ホール正弦波駆動に駆動方式が切り替えられる。すなわち、速度制御回路33が生成信号S2として出力される信号を切り替えるために選択信号S1を出力することで、選択回路55は、生成信号S2として1相生成信号P2を出力する。これにより、1ホール正弦波駆動が開始され、第2駆動制御信号Sd2に応じたモータ20の駆動が行われる。ステップS103において所定時間が経過していないときは(NOの場合)、ステップS102の処理に戻る。
1ホール正弦波駆動は、モータ20の駆動が停止されるまで継続して行われるようにすればよいが、これに限るものではない。例えば、回転速度指令信号Scのデューティ比に応じて、駆動方式が1ホール正弦波駆動から3ホール正弦波駆動に切り替えられるようにしてもよい。
なお、非制御モードにおいては、モータ20の回転状態(停止しているか、回転しているか)の検出は、例えば次のようにして行われればよい。具体的には、例えば、3相合成信号P1の周期が27ミリ秒以上であるか否かに応じて、モータ20の回転速度が十分に遅い状態であるか、モータ20が安定して回転している状態であるかが検出される。その他、例えば、回転に伴い出力されるホール信号Hu,Hv,Hwや、FGパターン信号(パターンFG)や、回転速度指令信号Scなどにより検出されるように構成されていてもよい。
[制御モードにおける動作の説明]
動作モードが制御モードであるとき、切替基準としては、モータ20の回転速度に関する情報に基づく速度基準が用いられる。本実施の形態においては、回転速度が目標回転速度に近い範囲であるか否かに応じて、駆動方式が切り替えられる。
図6は、制御モードにおける制御回路部4の動作を説明するフローチャートである。
図6に示されるように、モータ20の駆動が開始されるとき、ステップS131において、上述の非制御モードの場合と同様に、120度矩形波駆動が行われる。120度矩形波駆動は、3相合成信号P1の周期が所定の時間になるまで行われる。
ステップS132において、120度矩形波駆動から3ホール正弦波駆動に駆動方法が切り替えられる。すなわち、速度制御回路33から、3相合成信号P1に応じて正弦波駆動を行うための速度指令情報S3が出力され、第1駆動制御信号Sd1に応じたモータ20の駆動が行われる。
ステップS133において、速度制御回路33は、モータ20の回転速度が、回転速度指令信号Scに対応する目標回転速度を基準とする所定範囲内の大きさであり(速度条件の一例)、かつ、その状態が所定のタイミングまで維持されたか否か(継続条件の一例)を判別する。本実施の形態では、モータ20の回転速度が目標回転速度のプラスマイナス6.25%の範囲となった状態で、モータ20が所定の量だけ回転したタイミングまで、3ホール正弦波駆動が継続して行われる。モータ20の回転速度が目標回転速度のプラスマイナス6.25%の範囲となった状態で、モータ20が所定の量だけ回転すると(YESの場合)、ステップS134の処理に移る。ステップS133において、モータ20の回転速度が目標回転速度のプラスマイナス6.25%の範囲となっていないとき、あるいは、目標回転速度のプラスマイナス6.25%の範囲となった状態であっても、その状態でモータ20が所定の量だけ回転していないときは(NOの場合)、ステップS132の処理に戻る。
なお、モータ20が所定の量だけ回転したか否かは、例えば、FG信号を計数することで判別される。具体的には、モータ20のFG信号の立ち上がりが31回カウントされたときに、所定の量だけ回転したと判別される。この別の方法として、3相合成信号P1を検出信号として、3の倍数の回数だけ3相合成信号P1がカウントされたときに(3つのホール信号Hu,Hv,Hwの検出が所定回数行われたときに)所定の量だけ回転したと判別するようにしてもよい。これにより、より安定して駆動方式の切替えを行うことができる。
ステップS134において、1ホール正弦波駆動に駆動方式が切り替えられる。すなわち、速度制御回路33が生成信号S2として出力される信号を切り替えるために選択信号S1を出力することで、選択回路55は、生成信号S2として1相生成信号P2を出力する。これにより、1ホール正弦波駆動が開始され、第2駆動制御信号Sd2に応じたモータ20の駆動が行われる。
ステップS135において、速度制御回路33は、モータ20の回転速度が、目標回転速度を基準とする所定範囲内(例えば、目標回転速度のプラスマイナス6.25%の範囲内)の大きさであるか否かを判別する。範囲内であれば(YESの場合)、そのまま、1ホール正弦波駆動が継続して行われる。
ステップS135においてモータ20の回転速度が所定範囲内でなくなれば(NOの場合)、ステップS132の処理に移る。すなわち、選択信号S1に基づいて、駆動方式が1ホール正弦波駆動から3ホール正弦波駆動に切り替えられる。
図7は、制御モードにおける駆動方式の切替を説明するタイミングチャートである。
図7においては、上段から順に、判定信号、選択信号S1、及び駆動方式が示されている。本実施の形態において、速度制御回路33は、モータ20の回転速度が目標回転速度を基準とする所定範囲内にあるか否かを判定信号に基づいて判断する。判定信号は、モータ20の回転速度が目標回転速度を基準とする所定範囲内にあるときにL(ロー)となり、所定範囲外であればH(ハイ)となる信号である。なお、選択信号S1がLのときに、選択回路55から3相合成信号P1が生成信号S2として出力され、選択信号S1がHのときに、選択回路55から1相生成信号P2が生成信号S2として出力される。
図7に示されるように、時刻t1以前に3ホール正弦波駆動が行われているとき、モータ20の回転速度が目標回転速度に近くなると(例えば、目標回転速度のプラスマイナス6.25%の範囲内になると)、判定信号がHからLになる。回転速度が範囲内で維持され、判定信号がLとなったまま、所定の回数だけFG信号が検出されると、そのタイミング(時刻t2)に、選択信号S1がLからHに変更される。そうすると、選択信号S1に応じて、駆動方式が1ホール正弦波駆動に切り替えられる。
駆動方式が1ホール正弦波駆動である状態で、時刻t3に、モータ20の回転速度が所定の範囲内から外れると、判定信号がLからHになる。そうすると、それに伴いすぐに選択信号S1がHからLになる。これにより、選択信号S1に応じて、駆動方式が再び3ホール正弦波駆動に切り替えられる。
[実施の形態における効果]
本実施の形態においては、選択回路55により生成信号S2として出力する信号が、3つのホール信号Hu,Hv,Hwに基づくものと、1つのホール信号Huに基づくものとで切り替えられることで、1ホール正弦波駆動と3ホール正弦波駆動が切り替えられる。
3ホール正弦波駆動では、3つのホール素子25で検出されたホール信号Hu,Hv,Hwに基づいて、モータ20の回転位置に応じて確実に駆動信号をモータ20に出力することができる。モータ20が加速中であるような状態でも、脱調することなく、確実にモータ20を駆動できる。
1ホール正弦波駆動では、1つのホール素子25uで検出されたホール信号Huに基づいて正弦波駆動信号が出力される。仮に取付精度に問題があり、3つのホール素子25の互いの位置関係にずれがあっても、生成信号S2に影響は生じない。そのため、3つのホール素子25の互いの位置関係にかかわらず、整った波形の正弦波駆動信号を出力し、モータ20を適切に駆動することができ、モータ20の駆動時における異音の発生を防止できる。
駆動方式は、確実にモータ20の回転位置に基づく制御が必要となる場面では3ホール正弦波駆動が選択され、モータ20が安定して駆動している場面では1ホール正弦波駆動に切り替えられる。このようにモータ20の駆動状態に応じて適切な駆動方式が選択されるので、3ホール正弦波駆動におけるメリットと、1ホール正弦波駆動におけるメリットとの両方を、効果的に得ることができる。駆動方式の切替基準は、モータ駆動制御装置1の動作モードに対応する適切なものが採用される。したがって、制御モードでの駆動が行われる場合のみならず、非制御モードでモータ20が駆動される場合にも、適切なタイミングで駆動方式を切り替えることができる。
制御モードでの動作中において、3ホール正弦波駆動から1ホール正弦波駆動への切替えは、モータ20の回転速度に関する速度条件が満たされているだけでは行われず、速度条件が満たされている状態が継続されなければ行われない。したがって、モータ20の回転が1ホール正弦波駆動を行っても問題が生じない程度に安定した状態で1ホール正弦波駆動が行われるので、モータ20を安定して駆動させることができる。また、この場合において、1ホール正弦波駆動を行っているときに、速度条件が満たされなくなった場合には、すぐに3ホール正弦波駆動に駆動方式が切り替えられる。したがって、モータ20の回転が不安定になった可能性があるときには、より駆動の安定性が高い3ホール正弦波駆動により確実に安定して駆動することができる。
[その他]
制御回路部は、図2に示されるような回路構成に限定されない。本発明の目的にあうように構成された、様々な回路構成が適用できる。
設定情報は、メモリに記憶されているものに限られない。制御回路部の外部から取得された情報に基づいて、制御回路部が制御モードの選択や、駆動方式の切替基準の選択を行うようにしてもよい。
モータ駆動制御装置の各構成要素は、少なくともその一部がハードウェアによる処理ではなく、ソフトウェアによる処理であってもよい。
本実施の形態のモータ駆動制御装置により駆動されるモータは、3相のブラシレスモータに限られない。ホール素子の数は、3個に限られない。
上述の実施の形態における処理の一部又は全部が、ソフトウェアによって行われるようにしても、ハードウェア回路を用いて行われるようにしてもよい。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 モータ駆動制御装置
2 モータ駆動部
4 制御回路部
20 ブラシレスモータ
25(25u,25v,25w) ホール素子(位置検出素子の一例)
31 ホール信号処理回路
33 速度制御回路(計時基準切替手段、速度基準切替手段、選択手段の一例)
35 正弦波駆動回路(第1出力手段、第2出力手段の一例)
37 メモリ(記憶手段の一例)
37b 設定情報
51 第1生成回路
53 第2生成回路
55 選択回路
Hu,Hv,Hw ホール信号(検出信号の一例)
P1 3相合成信号
P2 1相生成信号
S1 選択信号
S2 生成信号
S3 速度指令情報
Sc 回転速度指令信号
Sd 駆動制御信号
Sd1 第1駆動制御信号
Sd2 第2駆動制御信号
Ss スタート信号

Claims (6)

  1. 回転子の磁極を検出する複数個の位置検出素子を備えたブラシレスモータを駆動させるモータ駆動制御装置であって、
    前記ブラシレスモータの駆動状態に応じて、前記ブラシレスモータを正弦波駆動させるための駆動制御信号を出力する制御回路部と、
    前記制御回路部から出力された駆動制御信号に基づいて、前記ブラシレスモータに正弦波駆動信号を出力するモータ駆動部とを備え、
    前記制御回路部は、
    前記複数個の位置検出素子のそれぞれから出力される検出信号に基づく第1駆動制御信号を出力する第1出力手段と、
    前記複数個の位置検出素子のうちいずれか1つの位置検出素子から出力される検出信号に基づく第2駆動制御信号を出力する第2出力手段と、
    前記第1駆動制御信号の出力が開始されてから所定時間が経過したとき、前記制御回路部から出力される信号を前記第1駆動制御信号から前記第2駆動制御信号に切り替える計時基準切替手段とを有し、
    前記制御回路部は、さらに、
    前記ブラシレスモータの回転速度に関する情報に基づいて、前記第1駆動制御信号と前記第2駆動制御信号とのいずれを前記制御回路部から出力させるか切り替える速度基準切替手段と、
    前記計時基準切替手段及び前記速度基準切替手段のうち、前記制御回路部から出力される信号の切替を実行させるいずれか一方を選択する選択手段とを有する、モータ駆動制御装置。
  2. 前記速度基準切替手段は、前記第1駆動制御信号が出力されている場合において、前記ブラシレスモータの回転速度が所定の速度条件を満た状態が維持されたまま所定の継続条件が満たされたとき、前記制御回路部から出力される信号を前記第1駆動制御信号から前記第2駆動制御信号に切り替える、請求項に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記所定の速度条件は、前記ブラシレスモータの回転速度が、目標回転速度を基準とする所定範囲内の大きさであることであり、
    前記所定の継続条件は、前記ブラシレスモータが所定の量だけ回転したことである、請求項に記載のモータ駆動制御装置。
  4. 駆動制御の動作モードに関する設定情報を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記選択手段は、前記記憶手段に記憶された前記設定情報に基づいて、前記選択を行う、請求項からのいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
  5. 前記モータ駆動制御装置は、その全部又は一部が集積回路装置としてパッケージ化されている、請求項1からのいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 回転子の磁極を検出する複数個の位置検出素子を備えたブラシレスモータを駆動させるモータ駆動制御装置の制御方法であって、
    前記モータ駆動制御装置は、
    前記ブラシレスモータの駆動状態に応じて、前記ブラシレスモータを正弦波駆動させるための駆動制御信号を出力する制御回路部と、
    前記制御回路部から出力された駆動制御信号に基づいて、前記ブラシレスモータに正弦波駆動信号を出力するモータ駆動部とを備え、
    モータ駆動制御装置の制御方法は、
    前記制御回路部から、前記複数個の位置検出素子のそれぞれから出力される検出信号に基づく第1駆動制御信号を出力させる第1出力制御ステップと、
    前記制御回路部から、前記複数個の位置検出素子のうちいずれか1つの位置検出素子から出力される検出信号に基づく第2駆動制御信号を出力させる2出力制御ステップと
    前記第1駆動制御信号の出力が開始されてから所定時間が経過したとき、前記制御回路部から出力される信号を前記第1駆動制御信号から前記第2駆動制御信号に切り替える計時基準切替ステップと、
    前記ブラシレスモータの回転速度に関する情報に基づいて、前記第1駆動制御信号と前記第2駆動制御信号とのいずれを前記制御回路部から出力させるか切り替える速度基準切替ステップと、
    前記計時基準切替ステップ及び前記速度基準切替ステップのうち、前記制御回路部から出力される信号の切替を実行させるいずれか一方を選択する選択ステップとを有する、モータ駆動制御装置の制御方法。
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