JP2502501B2 - 情報記録システム - Google Patents

情報記録システム

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JP2502501B2
JP2502501B2 JP5159585A JP5159585A JP2502501B2 JP 2502501 B2 JP2502501 B2 JP 2502501B2 JP 5159585 A JP5159585 A JP 5159585A JP 5159585 A JP5159585 A JP 5159585A JP 2502501 B2 JP2502501 B2 JP 2502501B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学的にデータを記録できる情報記録シス
テムに関する。
〔従来の技術〕
データを記録するカードとしては、従来、磁気シート
を記録媒体とする磁気カード、ICメモリを記録媒体とす
るICカード、光学的にデータの書き込み、読み出しが可
能な部材を記録媒体とする光学記録カードなど各種のデ
ータカードが提案されているが、その中でも、光学記録
カードは、記録容量の点で、他のデータカードに勝つて
いる。
すなわち、光学記録カードは、光学的手段でもつてデ
ータの書き込み、読み出しが可能な光学記録領域が設け
られており、この光学記録領域をデータで変調されたビ
ームで走査することにより、データの書き込みが行なわ
れ、また、データが記録された光学記録領域を一定強度
のビームで走査することにより、このデータの読み出し
が行なわれる。かかるデータの書き込み、読み出しに
は、非常に細いレーザビームなどを用いることができ、
このために、データの記録密度を飛翔に高くすることが
できるものであつて、他のデータカードに比べて記録容
量が非常に大きくなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、かかる光学記録カードは、適当な光学手段
により、光学記録領域からのデータの読出しは非常に簡
単に行なえるし、また、光学記録領域のデータを複写す
ることも非常に容易である。このことから、データ内容
が容易に他人に知られ得ることになり、データの機密保
持の点から問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、データの機
密保持を実現可能とした情報記録システムを提供するに
ある。
〔問題点を解消するための手段〕
このために、本発明は、光学記録領域からデータを読
み出されたとしても、あるいはデータが複写されたとし
ても、該データの内容を知ることができないようにして
該データの秘密保持をはかるものであつて、端末機に
は、情報記録媒体の情報記録領域に所望データを書き込
むときに、該所望データを任意のキーワードで暗号化し
て該情報記録領域の書込みデータとする暗号化手段と、
該暗号化手段で該所望データの暗号化に使用した該キー
ワードを該情報記録媒体に供給し、また、該情報記録領
域への該所望データの書込み時に情報記録媒体に供給さ
れた該キーワードを、該情報記録領域からの該所望デー
タの読出し時、該情報記録媒体から読み込むインターフ
ェース手段と、該情報記録領域から読み出された該所望
データを該インターフェース手段によって該情報記録媒
体から取り込まれた該キーワードで復号する復号手段と
を設け、該情報記録媒体には、該端末機から該インター
フェース手段を介して供給される該キーワードを格納す
る書込み,読出し可能な不揮発性メモリと、該不揮発性
メモリの書込み,読出しを制御する処理手段とを設け、
該キーワードにより、所望データを暗号化して該光学記
録領域に記録するようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本発明による情報記録システムに使用される
情報記録媒体の一具体例を示す構成図であって、ここで
は、光学記録カードを例としており、1はカード本体、
2は外部端子、3は処理装置、4はメモリ、5は光学記
録領域、6は保護層である。
同図において、カード本体1には、データが記録され
る光学記録領域5とこれを保護する保護層6とが設けら
れている。この部分は従来の光学記録カードと同様であ
る。さらに、カード本体1には、ICチツプでなる処理装
置3とメモリ4がカード本体1に設けたくぼみ内に嵌め
込まれて取りつけられ、これらの間に所定の配線が施さ
れているとともに、カード本体1の表面に露出して外部
端子2が設けられ、この外部端子2と処理装置3との間
にも、配線が施されている。
処理装置3はプロセツサ、これを動作させるためのプ
ログラムを格納した不揮発性メモリ、入出力ポートなど
からなり、メモリ4は、たとえば、容量が8Kバイトの消
去可能なプログラマブル・リード・オンリ・メモリなど
の不揮発性メモリである。
光学記録領域5に記録されるデータは暗号化されてお
り、この暗号化および復号化のためのキーワードがメモ
リ4に記憶されている。
第2図及び第3図は本発明による情報記録システムの
一実施例を示すブロック図である。なお、第2図は記録
系統図、第3図は再生系統図であつて、7は暗号化器、
8は光学書込・読出部、9はインターフエイス、10,11
は入力端子、12は復号化器、13,14は出力端子であり、
第1図に対応する部分には同一符号をつけている。ま
た、破線を境として、A側が端末機、B側が光学記録カ
ードである。
まず、第2図において、光学記録カードBを端末機A
に装着し、データ記録操作を行なうと、入力端子10から
原データaが暗号化器7に供給され、同時に入力端子11
から供給されるキーワードbによつて暗号化される。暗
号化の手順としては、キーワードbを128バイト長の任
意のビツトパターンとし、暗号化器7として8ビツト並
列の排他的論理和回路を用い、原データaを128バイト
毎に区切つてキーワードbと排他的論理和処理し、暗号
化を行なう。暗号化されたデータcは光学書込・読出部
8に供給され、このデータcで強度変調されたレーザビ
ームが発生される。以上が、端末機Aにおけるデータ記
録処理である。
光学書込・読出部8はレーザビームで光学記録カード
Bの光学記録領域5を走査し、そこに暗号化されたデー
タcを記録する。
一方、キーワードbは、インターフエイス9を介して
光学記録カードBの処理装置3に供給され、所定の処理
がなされた後、メモリ4に書き込まれる。この場合、暗
号化回路7にキーワードbを保持する機能をもたせるこ
とにより、このキーワードbよりもビツトパターン長が
長い原データaに対し、このキーワードbを繰り返し用
いて原データaを暗号化し、また、メモリ4にキーワー
ドbが1回だけ書き込まれる。このために、メモリ4の
容量を小さくできる。
なお、端末機Aから処理装置3にクロツクパルスや電
源電圧などが供給され、光学記録領域5のデータの書き
込み動作とメモリ4へのキーワードの書き込みが行なわ
れる。
次に、かかる光学記録カードからデータを読み出す場
合には、第3図において、まず、光学記録カードを端末
機Aに装着し、データ再生操作とともにパスワード(キ
ヤツシユカードの暗証番号に相当する符号)を入力す
る。一方、メモリ4には、光学記録カード毎のパスワー
ドが格納されており、このパスワードと端末機で入力さ
れたパスワードとを照合する。この照合処理は、光学記
録カードBの処理装置3で行なわれ、両者が一致しない
ときには、データ再生は行なわれない。
上記パスワードが一致すると、光学書込・読出部8が
無変調のレーザビームで光学記録領域5を走査し、暗号
化されたデータcを再生する。これとともに、処理装置
3はメモリ4からキーワードを読み出す。
このキーワードは、処理装置3、インターフエイス9
を介して復号化器12に供給され、データcを復号する。
したがつて、出力端子13には、原データaが得られる。
復号化器12はキーワードの保持手段と8ビツト並列の排
他的論理和回路とを有しており、再生されたデータcを
128バイト毎に128バイト長のキーワードbと排他的論理
和処理することにより、原データaが得られる。
このようにして、データの記録、再生が行なわれる。
ところで、この実施例においても、パスワードが不明で
あつても、適当な光学手段により、光学記録領域からの
データの読み取りや複写が可能である。しかしながら、
たとえデータが読み取られても、これは暗号化されてい
るから、メモリ4に書き込まれているキーワードが知ら
れない限り、このデータの内容を知ることができない。
しかも、パスワードを知らない限り、キーワードを読み
出すことができない。したがつて、光学記録領域に記録
されているデータの機密は充分に保持されることにな
る。
なお、上記実施例においては、メモリ4にキーワード
を書き込むものであるから、入力端子11からのキーワー
ドはどのようなビツトパターンであつてもよい。
また、上記実施例では、データの暗号化手順として排
他的論理和演算を用いたが、これに限らず、他の任意の
暗号化手順を用いることができるし、どのように暗号
化、複合化するかを示す手順情報をメモリ4に書き込む
ようにしてもよい。
さらに、上記の数値は単なる一例にすぎず、これらに
よつて本発明が限定されるものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、データを暗号
化して情報記録媒体の情報記録領域に記録することがで
き、しかも、該情報記録領域からのデータの読取りと該
データの復号に必要なキーワードや復号手順の読出しと
は別個の手段で行なわれるものであるから、該情報記録
領域から適当な読取手段によってデータを読取り、ある
いは複写したとしても、該データの内容を知ることがで
きず、したがって、データの機密性が著しく向上する。
また、本発明によれば、暗号化、復号化のためのキー
ワードとしては任意のものを使用することができ、デー
タを記録するときに端末機にて任意のキーワードを入力
または発生すればよい。
さらに、本発明によれば、データは、情報記録媒体を
経由せずに、端末機の書込・読取手段に供給されて該情
報記録媒体の情報記録領域に書き込まれ、読み取られる
ものであるから、データの書込み,読出しは端末機に比
べて遅い情報記録媒体のデータ転送速度の影響を受ける
ことがなく、したがって、データの書込み,読出しを迅
速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による情報記録システムに使用される情
報記録媒体の一具体例を示す構成図、第2図は本発明に
よる情報記録システムの一実施例のデータ記録系統を示
すブロツク図、第3図は同じくデータ再生系統を示すブ
ロツク図である。 1……カード本体、2……外部端子、3……処理装置、
4……メモリ、5……光学記録領域、6……保護層。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末機に装着された情報記録媒体上の情報
    記録領域で、該端末機の書込・読出手段によって任意に
    所望データの書込み,読出しを行なうことができるよう
    にした情報記録システムにおいて、 該端末機には、 該情報記録領域への該所望データの書込み時、入力され
    る該所望データをこれとともに発生される任意のキーワ
    ードで暗号化し、該書込・読出手段に供給する暗号化手
    段と、 該暗号化手段で該所望データの暗号化に使用した該キー
    ワードを該情報記録媒体に供給し、また、該情報記録領
    域への該所望データの書込み時に該情報記録媒体に供給
    された該キーワードを、該情報記録領域からの該所望デ
    ータの読出し時、該情報記録媒体から取り込むインター
    フェース手段と、 該書込・読出手段によって該情報記録領域から読み出さ
    れた該所望データを該インターフェース手段によって該
    情報記録媒体から取り込まれた該キーワードで復号する
    復号手段と を設け、 該情報記録媒体には、 該端末機から該インターフェース手段を介して供給され
    る該キーワードを格納する書込み,読出し可能な不揮発
    性メモリを 設け、 該情報記録領域へのデータ書込み時、該端末機から該イ
    ンターフェース手段を介して供給される該キーワードが
    該不揮発性メモリに書き込まれ、該情報記録領域からの
    データ読出し時、該不揮発性メモリから該キーワードが
    読み出されて該インターフェース手段へ供給されること
    を特徴とする情報記録システム。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、 前記情報記録媒体に、前記不揮発性メモリ及び当該不揮
    発性メモリの書込み・読出しを制御する処理装置を設
    け、 前記不揮発性メモリには、予めこの情報記録媒体に特有
    のパスワードが格納されており、 前記情報記録媒体の前記情報記録領域に書き込まれてい
    る前記所望データの読出しに際し、外部から前記端末機
    を介して前記情報記録媒体にパスワードを供給し、この
    外部から供給されたパスワードと前記不揮発メモリに予
    め格納されているパスワードとを前記処理装置にて照合
    し、両者が一致するときのみ前記情報記録媒体の前記情
    報記録領域に書き込まれている前記所望データと前記不
    揮発性メモリに格納されている前記キーワードとの読出
    しを実行することを特徴とする情報記録システム。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項におい
    て、 前記情報記録領域が、光学的手段でデータの書込み・読
    出しを行う光学記録領域であることを特徴とする情報記
    録システム。
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