JP2502455Y2 - 歯科用光重合照射器のバッテリ―パック充電装置 - Google Patents

歯科用光重合照射器のバッテリ―パック充電装置

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JP2502455Y2
JP2502455Y2 JP1992030992U JP3099292U JP2502455Y2 JP 2502455 Y2 JP2502455 Y2 JP 2502455Y2 JP 1992030992 U JP1992030992 U JP 1992030992U JP 3099292 U JP3099292 U JP 3099292U JP 2502455 Y2 JP2502455 Y2 JP 2502455Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコードレスの歯科用光重
合照射器(歯科において、歯に埋め込んだコンポジット
レジン等に光を照射することによって硬化させるのに使
用する機器)のバッテリーパックを充電するためのバッ
テリーパック充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記したような歯科用光重合照射
器のバッテリーパックを充電する充電装置としては、バ
ッテリーパックの1個を充電する構造のものが一般的で
あり、バッテリーパックに充電する場合には、歯科用光
重合照射器よりバッテリーパックを取り外してセットす
ることにより行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな充電装置にあっては、バッテリーパックの1個ずつ
しか充電できないために、頻繁に歯科用光重合照射器を
利用してバッテリーパックの容量が早く無くなるような
場合には、補助バッテリーパックがあったとしても充電
が間に合わないという問題があった。
【0004】そこで、2個のバッテリーパックを同時に
充電できるようにした充電装置が考えられるが、2個の
バッテリーパックの充電を同時に行うためには、大容量
の電流を流せる交流−直流変換器を用意する必要がある
ため、充電装置とした大型になると共に変換器のコスト
が高くなるという問題がある。
【0005】さらに、2個のバッテリーパックを同時に
充電装置にセットした場合には、どちらのバッテリーパ
ックを先にセットし充電容量が大きくなっているかの判
別ができず、そのために、未充電状態のバッテリーパッ
クを使用してしまうという問題もあった。
【0006】また、歯科用光重合照射器にセットしたバ
ッテリーパックの電力が消費され充電を行うためには、
該バッテリーパックを歯科用光重合照射器より取り外し
て行わなければならないため、充電中において急に使用
する必要が生じた場合に、即座に対応することができな
いという問題があった。
【0007】本考案は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、歯科用光重合照射器
にセットしたバッテリーパックと補充用のバッテリーパ
ックの2つをセットすることができると共に、1つのバ
ッテリーパックの充電が終了してから他のバッテリーパ
ックの充電を開始するようにし、かつ、充電中のバッテ
リーパックの表示と充電終了の表示とを行うようにした
歯科用光重合照射器のバッテリーパック充電装置を提供
せんとするにある。
【0008】本考案の歯科用光重合照射器のバッテリー
パック充電装置は、前記した目的を達成せんとするもの
で、その手段は、歯科用光重合照射器の把持部に装着さ
れた状態のバッテリーパックと、バッテリーパック単体
の2つを各別にセットし得る充電ホルダが形成されたケ
ース本体と、該ケース本体内に、前記充電ホルダに最初
にセットされたバッテリーパックから充電を開始し、こ
のバッテリーパックの充電が終了した後に、後からセッ
トされたバッテリーパックの充電を開始するようにた充
電回路を装備したものである。
【0009】また、前記したケース本体の表面に、前記
充電ホルダ毎の表示器を取付け、前記充電回路によって
充電中の充電ホルダに対応する表示器で充電中を表示
し、かつ、該充電が終了すると充電終了を表示できるよ
うにすることが望ましい。
【0010】
【作用】本考案のバッテリーパックの充電装置は前記し
た如く構成したので、充電ホルダに先にセットしたバッ
テリーパックから優先的に充電を開始し、このバッテリ
ーパックの充電が満充電状態になると、次にセットされ
たバッテリーパックの充電を開始するようになるので、
充電回路として電流容量の小さな回路ですむものであ
る。
【0011】また、バッテリーパックの充電中および満
充電状態を各充電ホルダに対応して配置した表示器にお
いて表示できるので、充電中か満充電かを目視で確認で
きて使用勝手が非常によいものである。さらに、充電ホ
ルダにはバッテリーパック単体のみならず、歯科用光重
合照射器の把持部に装着した状態のバッテリーパックを
もセットできるものである。
【0012】
【実施例】次に、本考案に係るバッテリーパックの充電
装置の一実施例を図面と共に説明する。1は公知の歯科
用光重合照射器にして、把持部1aの下部にバッテリー
パック2が着脱自在に挿入できるような空間が構成され
ている。
【0013】バッテリーパック2は図2、図3に示す如
く角柱状に形成され、上面には歯科用光重合照射器1の
回路と接続される放電用端子2aが形成され、下面には
本考案の充電装置に接続される充電用端子2bが形成さ
れている。また、側面には前記把持部1aの空間部に挿
入した時に、該把持部1aの凹部(図示せず)に係合さ
れるロック爪2cが形成されている。
【0014】而して、歯科用光重合照射器1にバッテリ
ーパック2を装着した状態で、充電用端子2bが下面に
露出した状態となる。しかも、把持部1aの外形とバッ
テリーパック2の外形は同じであるので、バッテリーパ
ック2を充電可能な充電装置であれば、歯科用光重合照
射器1にバッテリーパック2を装着したままで充電可能
となるものである。
【0015】次に、本考案の充電装置3について図4と
共に説明する。台形をしたケース本体3の上面に、2つ
のバッテリーパック2を縦長に挿入し得る2つの充電ホ
ルダ3a,3a′が形成され、この充電ホルダ3a,3
a′の下面にはバッテリーパック2の充電用電極2bと
接触する充電用端子6,6′(図5に図示)が形成され
ている。
【0016】また、ケース本体3の側面には電源スイッ
チ3bが、前面には充電中および充電終了を表示する4
つの発光ダイオード等の表示器3c,3c′,3d,3
d′が形成されている。そして、この充電装置は、2つ
のバッテリーパック2を同時にセットできるが、充電は
先にセットしたバッテリーパック2の充電が終了してか
ら次のバッテリーパック2を充電するように構成されて
いる。
【0017】次に、この充電装置の充電回路を図5と共
に説明する。4は交流を所定の直流に変換した充電用電
源、5は該充電用電源を後述する充電監視制御部8より
の信号によって出力を切換える充電切換部、6,6′は
バッテリーパック2を前記ケース本体3の充電ホルダ3
a内に挿入した時に、バッテリーパック2の充電用電極
2bと接触する充電用端子である。
【0018】7,7′は前記充電切換部5と前記充電用
端子6,6′との間に接続され、充電用端子6,6′に
バッテリーパック2の充電用電極2bが接続されて充電
が開始されて電流が流れると出力を送出する電流検出
部、8は該電流検出器7,7′がバッテリーパック2へ
の充電開始を検出した出力によって、前記充電切換部5
を充電を開始した充電用端子6または6′にのみ充電電
流を供給し、また、充電用端子6または6′の電圧が所
定値に達したことを検出すると、前記充電切換部5を切
換える充電監視制御部である。
【0019】次に、前記した構成の充電装置の動作につ
いて説明するに、1つのバッテリーパック2を歯科用光
重合照射器1に充電用電極2bを下側にしてセットし、
他のバッテリーパック2は補充用とする。
【0020】先ず、補充用バッテリーパック2をケース
本体3の充電ホルダ3aにセットしたとすると、バッテ
リーパック2の充電用電極2bと充電用端子6とが接続
される。この時、充電切換部5は充電用端子6,6′の
何れにも充電電流を供給できるようになっている。
【0021】前記したように、バッテリーパック2の充
電用電極2bと充電用端子6とが接続されると、電流検
出部7を介して充電電流が充電用端子6に流れるので、
バッテリーパック2は充電を開始する。電流検出部7は
電流が流れたことを検出すると出力を充電監視制御部8
に供給するので、該充電監視制御部8は充電切換部5を
制御して、充電用端子6′に対して電流が流れないよう
にする。また、充電用端子6に電流が流れると、表示器
3cが発光して充電用端子6に接続されたバッテリーパ
ック2の充電が行われていることを表示する。
【0022】この充電中において、使用中の歯科用光重
合照射器1をケース本体3の他の充電ホルダ3a′にセ
ットすると、該歯科用光重合照射器1に装着されている
バッテリーパック2の充電用電極2bが充電用端子6′
に接続されるが、充電切換部5は充電用端子6c側に切
換えられているので、このバッテリーパック2には充電
は行われない。
【0023】そして、充電ホルダ3aにセットしたバッ
テリーパック2の充電が満充電状態になると、充電用端
子6の電圧が所定の電位に上昇するので、この電圧が充
電監視制御部8において検出される。従って、充電監視
制御部8は充電切換部5に対して切換出力を送出し、該
充電切換部5は充電電流を充電用端子6への供給を停止
し充電用端子6′へ供給するように切換え、歯科用光重
合照射器1に装着されているバッテリーパック2に対し
て充電を開始する。
【0024】さらに、前記バッテリーパック2への充電
が満充電になると、これを充電監視制御部8が検出して
充電切換部5に対して何れの充電用端子6へも充電電流
を流さないように制御するものである。このように、最
初にセットされたバッテリーパック2への充電が完了し
てから、後からセットされたバッテリーパック2への充
電を開始するので、充電装置としては小型化とコストの
低減を図ることができるものである。
【0025】
【考案の効果】本考案は前記したように、少なくとも2
個以上のバッテリーパックの充電をセットすることがで
きると共に1つのバッテリーパックの充電が終了してか
ら他のバッテリーパックの充電を開始するようにしたの
で、2つのバッテリーパックを同時に充電するものより
も電流容量が小さくて済んで回路の小型化を図ることが
できると共にコストの低減を図ることができる。
【0026】しかも、バッテリーパックの充電中および
満充電状態を各充電ホルダ毎に配置した表示器において
表示できるので、充電中か満充電かを目視で確認できて
使用勝手が非常によく、さらに、充電ホルダにはバッテ
リーパック単体のみならず、歯科用光重合照射器の把持
部に装着した状態のバッテリーパックをもセットできる
ので、歯科用光重合照射器のバッテリーパックを充電中
において、急に使用する必要が生じた場合にも即座に対
応することができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】歯科用光重合照射器にバッテリーパックをセッ
トする状態の斜視図である。
【図2】バッテリーパックの上面斜視図である。
【図3】同上の下面斜視図である。
【図4】バッテリーパックおよび歯科用光重合照射器を
本考案の充電装置に装着した状態の斜視図である。
【図5】充電装置内の充電回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 歯科用光重合照射器 2 バッテリーパック 2b 充電用電極 3 ケース本体 3a,3a′ 充電ホルダ 3c,3c′ 表示器 3d,3d′ 表示器 4 充電用電源 5 充電切換部 6,6′ 充電用端子 7,7′ 電流検出部 8 充電監視制御部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科用光重合照射器の把持部に装着され
    た状態のバッテリーパックと、バッテリーパック単体の
    2つを各別にセットし得る充電ホルダが形成されたケー
    ス本体と、該ケース本体内に、前記充電ホルダに最初に
    セットされたバッテリーパックから充電を開始し、この
    バッテリーパックの充電が終了した後に、後からセット
    されたバッテリーパックの充電を開始するようにた充電
    回路を装備したことを特徴とする歯科用光重合照射器の
    バッテリーパック充電装置。
  2. 【請求項2】 前記したケース本体の表面に、前記各充
    電ホルダに対応して2組の表示器を取付け、前記充電回
    路によって充電中の充電ホルダに対応する表示器で充電
    中を表示し、かつ、該充電が終了すると充電終了を表示
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の歯科用
    光重合照射器のバッテリーパック充電装置。
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