JP2001129769A - 電動工具 - Google Patents

電動工具

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JP2001129769A
JP2001129769A JP31012699A JP31012699A JP2001129769A JP 2001129769 A JP2001129769 A JP 2001129769A JP 31012699 A JP31012699 A JP 31012699A JP 31012699 A JP31012699 A JP 31012699A JP 2001129769 A JP2001129769 A JP 2001129769A
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JP
Japan
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motor
voltage
capacitor
rotation speed
power supply
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Application number
JP31012699A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Ohashi
敏治 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瞬時の大電流による充放電が可能な電動工具
を提供すること。 【解決手段】 大容量のコンデンサを有する電源と、前
記電源からの電圧に応じて回転数が設定されるモータ2
と、前記モータの動作を制御する制御回路1と、を備え
てなるコードレスタイプの電動工具において、前記制御
回路にモータの回転を検出する回転数センサ3を設け、
電源のコンデンサ電圧が、モータの駆動電圧より高い場
合には、前記回転数センサで検出した回転数をもとに、
モータを定速制御するものとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電用電源に大容
量のコンデンサを用いたコードレスタイプの電動工具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電動工具においては、充電用電
源には、ニカド電池、ニッケル水素電池が用いられてお
り、前記充電用電源は、充電容量が大きく、1回当りの
仕事では非常にすぐれている。しかしながら、電気エネ
ルギーを化学反応で充放電させているため、瞬時の大電
流による充電、高負荷の瞬時の大電流放電には向いてお
らず、このような状況の場合には、瞬時の大電流による
充放電が可能で、かつ、充電放電のサイクル寿命も長い
コンデンサ式の電源が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、コンデンサ式の電源は、放電に従
って電圧が下がり、工具出力が低下するという問題点が
あり、前記問題を考慮して、最初から充電電圧を高くし
ておくと、コンデンサに接続する機器を破壊してしまう
という問題があった。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、コンデンサ式の電源にお
いても、瞬時の大電流による充放電が可能な電動工具を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電動工具は、大容量のコンデンサを
有する電源と、前記電源からの電圧に応じて回転数が設
定されるモータと、前記モータの動作を制御する制御回
路と、を備えてなるコードレスタイプの電動工具におい
て、前記制御回路にモータの回転を検出する回転数セン
サを設け、電源のコンデンサ電圧が、モータの駆動電圧
より高い場合には、前記回転数センサで検出した回転数
をもとに、モータを定速制御するものであることを特徴
とする。
【0006】したがって、モータを定速制御するため、
コンデンサ式の電源の問題点である、放電に従って電圧
が下がり、工具出力が低下したり、前記問題を考慮し
て、最初から充電電圧を高くしておくと、コンデンサに
接続する機器を破壊してしまうという不具合を防止する
ことができる。
【0007】また、請求項2記載の電動工具は、大容量
のコンデンサを有する電源と、前記電源からの電圧に応
じて回転数が設定されるモータと、前記モータの動作を
制御する制御回路と、を備えてなるコードレスタイプの
電動工具において、前記制御回路が、電源のコンデンサ
電圧が、モータの駆動電圧より高い場合には、駆動電圧
を定電圧制御するものであることを特徴とする。
【0008】したがって、モータの駆動電圧を定電圧制
御するため、コンデンサ式の電源の問題点である、放電
に従って電圧が下がり、工具出力が低下したり、前記問
題を考慮して、最初から充電電圧を高くしておくと、コ
ンデンサに接続する機器を破壊してしまうという不具合
を防止することができる。
【0009】また、請求項3記載の電動工具は、請求項
1又は請求項2記載の制御回路に、コンデンサの電圧に
対応する残容量表示部を設けたことを特徴とする。
【0010】したがって、残容量表示部により、コンデ
ンサの残容量を知らせることができるため、利便性が高
いという効果を奏する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の第1の
実施の形態を示し、図4は、本発明の第2の実施の形態
を示し、図5は、本発明の第3の実施の形態を示してい
る。
【0012】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の概略構成を示す回路図で、図2は、同実施の形
態の要部であるコンデンサ式の電源の説明図で、図3
は、同実施の形態の使用例を説明する説明図である。
【0013】この実施の形態の電動工具は、大容量のコ
ンデンサを有する電源と、前記電源からの電圧に応じて
回転数が設定されるモータ2と、前記モータ2の動作を
制御する制御回路1と、を備えてなるコードレスタイプ
の電動工具において、前記制御回路1にモータ2の回転
を検出する回転数センサ3を設け、電源のコンデンサ電
圧が、モータ2の駆動電圧より高い場合には、前記回転
数センサ3で検出した回転数をもとに、モータ2を定速
制御するものとしている。
【0014】図2に示すように、電源に電池を用いた場
合には、放電時間に対して電池の電圧はほぼ一定である
ので、電池の容量が空になるまで本体の出力は安定して
いるので、パワーダウンをユーザーに与えることはな
い。一方、コンデンサの方は、放電容量に従い電圧は低
下してくる。そのため、充電電圧を高く設定しておく
と、図2の斜線部分では、高電圧がモータ2に印加され
る。定格電圧以上の電圧がモータ2に印加されると、そ
の電圧に比例してモータ2の回転数は高くなる。これを
防止するためには、図1に示すような回転数センサ3を
取り付け、この値を制御回路1に伝え、PWM制御を行
う。したがって、モータ2は所定の回転数にコントロー
ルされるようになる。
【0015】したがって、モータ2を定速制御するた
め、コンデンサ式の電源の問題点である、放電に従って
電圧が下がり、工具出力が低下したり、前記問題を考慮
して、最初から充電電圧を高くしておくと、コンデンサ
に接続する機器を破壊してしまうという不具合を防止す
ることができる。
【0016】また、図3は、上記実施の形態を車輌工場
で用いた場合の使用例である。車両工場では、組み立て
られる車体eと、搬送体fが一緒にラインを移動する。
搬送体fには、工具保持具gが取り付けられており、内
部には、大容量の蓄電池が設けられている。前記蓄電池
から工具のコンデンサに充電する。コンデンサは電池に
より定電圧充電されるので、制御することなく急速充電
される。
【0017】[第2の実施の形態]図4は、第2の実施
の形態の概略構成を示す回路図である。
【0018】この実施の形態の電動工具は、大容量のコ
ンデンサを有する電源と、前記電源からの電圧に応じて
回転数が設定されるモータ2と、前記モータ2の動作を
制御する制御回路1と、を備えてなるコードレスタイプ
の電動工具において、前記制御回路1が、電源のコンデ
ンサ電圧が、モータ2の駆動電圧より高い場合には、駆
動電圧を定電圧制御するものとしている。
【0019】図4に示す回路は、コンデンサ電圧を降圧
電源4で降圧してから、モータ2に印加している。コン
デンサ電圧を高く設定しても、モータ2には安定した電
源が供給され、モータ2の回転数が高くなったり、故障
させたりすることはない。
【0020】[第3の実施の形態]図5は、第3の実施
の形態の概略構成を示す回路図である。
【0021】この実施の形態は、制御回路1の構成のみ
が第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は第
1の実施の形態のものと同一である。
【0022】このものの制御回路1は、コンデンサの電
圧に対応する残容量表示部5を設けたものとしている。
【0023】図2に示すように、コンデンサの電圧は、
容量に比例して低下するため、基準電圧とコンデンサ電
圧を比較し、その出力でLEDを点灯あるいは消灯さ
せ、現在のコンデンサの容量をユーザーに知らせる。
【0024】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1乃至請求
項2記載の電動工具は、コンデンサ式の電源の問題点で
ある、放電に従って電圧が下がり、工具出力が低下した
り、前記問題を考慮して、最初から充電電圧を高くして
おくと、コンデンサに接続する機器を破壊してしまうと
いう不具合を防止し、瞬時の大電流による充放電が可能
な電動工具を提供することができる。
【0025】また、請求項3記載の電動工具は、請求項
1又は請求項2記載のものの効果に加え、コンデンサの
残容量を知らせることができ、利便性が高いという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す回
路図である。
【図2】同実施の形態の要部であるコンデンサ式の電源
の説明図である。
【図3】同実施の形態の使用例を説明する説明図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す回
路図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 モータ 3 回転数センサ 4 降圧電源 5 残容量表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大容量のコンデンサを有する電源と、前
    記電源からの電圧に応じて回転数が設定されるモータ
    と、前記モータの動作を制御する制御回路と、を備えて
    なるコードレスタイプの電動工具において、前記制御回
    路にモータの回転を検出する回転数センサを設け、電源
    のコンデンサ電圧が、モータの駆動電圧より高い場合に
    は、前記回転数センサで検出した回転数をもとに、モー
    タを定速制御するものであることを特徴とする電動工
    具。
  2. 【請求項2】 大容量のコンデンサを有する電源と、前
    記電源からの電圧に応じて回転数が設定されるモータ
    と、前記モータの動作を制御する制御回路と、を備えて
    なるコードレスタイプの電動工具において、前記制御回
    路が、電源のコンデンサ電圧が、モータの駆動電圧より
    高い場合には、駆動電圧を定電圧制御するものであるこ
    とを特徴とする電動工具。
  3. 【請求項3】 前記制御回路に、コンデンサの電圧に対
    応する残容量表示部を設けたことを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の電動工具。
JP31012699A 1999-10-29 1999-10-29 電動工具 Pending JP2001129769A (ja)

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