JP2502409B2 - ピン音漢字入力方式 - Google Patents

ピン音漢字入力方式

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JP2502409B2 JP2414497A JP41449790A JP2502409B2 JP 2502409 B2 JP2502409 B2 JP 2502409B2 JP 2414497 A JP2414497 A JP 2414497A JP 41449790 A JP41449790 A JP 41449790A JP 2502409 B2 JP2502409 B2 JP 2502409B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、正しい▲ピン▼音
(ピンインと呼び、以下単にピン音と記す)入力を前提
とするピン音漢字入力方式を用いるあらゆる中国語漢字
入力システムにおいて、正しいピン音入力を行うことを
保証し、ピン音で漢字入力を行うことを可能とするピン
音漢字入力方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】中国では、漢字の入力方式が数百種類も
あるといわれ、既にある程度普及している入力方式も十
種類以上ある。中国語の漢字入力方式を分類すると、コ
ード入力方式,ピン音入力方式,字形入力方式,および
音形入力方式の4種類に分けることができる。
【0003】コード入力方式は、数字コードを定義して
各漢字に割り当て、コードで漢字を入力する入力方式
で、中国国家標準GBコードの他に、伝統的な電報コー
ドなどがある。コード入力を行う際に、各漢字に対応す
るコードを覚える必要があるため、実用性に欠ける。
【0004】字形入力方式は、漢字をいくつかの構成要
素に分解し、各要素毎に入力して所望の漢字を得る方式
である。しかし、漢字の分析,分解の方法が人によって
違い、漢字の構造やコード化方法も異なるため、汎用性
に欠ける。
【0005】ピン音入力方式は、漢字の発音を表すピン
音表記を用いる入力方式で、日本語でいえばローマ字か
な漢字変換入力方式に相当するものである。漢字教育の
初期段階では、漢字の読みを覚えるために、ローマ字を
併用した発音記号「ピン音」を利用している。ピン音
は、中国人にとって、あくまでも発音を表すための記号
に過ぎず、一般的な文字としては使われず、辞書や限定
された一部の教科書にしか使用されない。また、方言の
影響によって、中国人はピン音の声母を除き、ピン音を
正しく書くことが極めて困難である。
【0006】音形入力方式は、字形と音の一部を用いて
コード化して入力する方式で、漢字の分解方法および発
音の両方を覚えなくてはならない。
【0007】従来の各種の中国語漢字入力方式における
このような欠点を解消することを目的として、様々な改
良法が考え出された。
【0008】例えば、従来の改良したピン音漢字入力方
式として、特開昭58−191025号公報に示された
ようなものがあった。
【0009】この従来のピン音漢字入力方式では、ピン
音の声母(子音とも呼ばれる)を表す漢字の入力と、ピ
ン音の韻母(母音とも呼ばれる)を表す漢字の入力との
組合せで、当該声母および韻母の読みに対応する漢字に
変換して入力する方式であり、キーボードの各レターキ
ーに声母の各漢字と韻母の各漢字をそれぞれ対応させる
と共に、各レターキーに対応した声母の漢字や韻母の漢
字に、音が等しい他の声母や韻母を代表させ、声母のレ
ターキー操作で声母の漢字を,かつ韻母のレターキー操
作で韻母の漢字をそれぞれ表示し、変換操作を追加する
ことにより、当該声母と韻母の読みに対応する漢字を表
示すると共に、最初に目的とする漢字が表れない限り変
換操作を繰り返す。従って、上記の従来の改良したピン
音漢字入力方式は、先ず中国人が声母を表す漢字と韻母
を表す漢字に関する知識があり、しかもピン音発音が正
しくでき、ローマ字で書けないという仮定に基づいたピ
ン音漢字入力方式である。しかし、声母だけでは漢字の
音節を表せず、漢字で声母を表すことも当然不可能であ
る。それに、中国人はただピン音のローマ字表示が書け
ないということだけではなく、2文字の漢字で1文字の
声韻母を正しく発音することも極めて難しい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のピン音漢字入力
方式は以上のようになされているので、この方式を用い
て漢字を入力する時、正しいピン音知識、または漢字の
発音を他の基本漢字の発音で表すために漢字の発音構成
方法を知る必要がある。しかし、中国人は方言などの影
響でピン音を正しく発音することが難しく、また全ての
漢字を基本漢字の組合せで発音を表すことも極めて困難
である。従って、入力したい漢字が読めてもピン音で表
現することは不可能に近く、辞書などでその漢字に対応
するピン音を調べない限り、漢字入力ができない。た
だ、中国人はピン音知識がないといっても、特例を除い
て声母に関する知識はほぼ完全である。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、正しいピン音入力が容易に行え
るピン音漢字入力方式を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るピン音漢
字入力方式は、ピン音声母を入力する声母入力手段1
と、この声母に関するピン音音節を限定する音節限定手
段2と、上記ピン音音節とこの音節に対応する漢字と
を表示するピン音漢字表示手段3と、上記ピン音音節
と漢字との組表示に基づいた上記ピン音の韻母を入力す
る韻母入力手段4と、上記声母と韻母から成るピン音
入力を漢字に変換するピン音漢字変換手段5とを備え、
入力された声母に関するピン音の音節とこの音節に対応
する漢字とをで表示し、この表示に基づいた韻母を入
力するものである。
【0013】
【作用】この発明においては、先ず声母入力手段1を用
いて、入力したい漢字の声母を入力すると、音節限定手
段2によって相関するピン音音節が決められ、ピン音漢
字表示手段3によって漢字とピン音のペア(組)が表示
される。次に、韻母入力手段4を使用し、上記漢字とピ
ン音のペア表示から正しい韻母を入力する。ピン音漢字
変換手段5は、上記のようにして入力された声母と韻母
から成る正確なピン音を入力して漢字に変換する。本発
明は、このようにして、正しいピン音入力を前提とする
ピン音入力方式を用いるあらゆる中国語漢字入力システ
ムにおいて、正しいピン音入力を行うことを保証するも
のである。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
り、図において、1はピン音入力における声母を入力す
る声母入力手段、2は上記声母入力手段1で入力された
声母に関するピン音音節を限定する音節限定手段、3は
上記音節限定手段2によって限定された全てのピン音音
節とその音節に対応する漢字のペアを表示するピン音漢
字表示手段、4は上記ピン音と漢字のペア表示に基づい
韻母を入力する韻母入力手段、5は入力されたピン音
を漢字に変換し、表示手段3に表示するピン音漢字変換
手段、6は特例の声韻母エラーを修正する声韻母エラー
修正手段である。上記声母入力手段1はキーボード等か
ら声母情報を入力するもので、音節限定手段2は、入力
された声母について、さまざまな韻母との組合せで構成
できる全てのピン音音節を生成するものである。ピン音
漢字表示手段3は、上記説明により生成されたピン音と
対応する常用漢字とのペアをディスプレイ上に表示する
ものである。韻母入力手段4は、全てのピン音と常用漢
字とのペア表示の中から選ばれた、目的のピン音の韻母
を入力するものである。ピン音漢字変換手段5は、入力
された声母と韻母から成るピン音を漢字に変換し、表
手段3に表示するものである。また、声韻母エラー修正
手段6は、ピン音漢字表示手段3によってピン音と常用
漢字のペアを表示する際あるいはピン音漢字変換手段
5によって変換を行った際、必要に応じ特例の声韻母
エラーを修正するものである。
【0015】次に、この発明の動作について、常用のピ
ン音入力を例として、図2のフローチャートを参照しな
がら説明する。先ず最初に、ステップ7において、ピン
音の声母をキーボード等から入力し、声母が入力された
らステップ8に進み、入力された声母に関する韻母候補
を抽出し、ステップ9において、入力された声母に関す
る全ての音節を対応する常用漢字とのペアでディスプレ
イ上に表示する。ステップ10において、常用漢字とピ
ン音音節のペア表示により声母入力をチェックし、誤り
がある場合、ステップ11において、声母のエラーパタ
ーンを使用して、声母のエラーを修正する。修正が完了
次第,ステップ8に進み、修正された声母に関する音節
を抽出する。声母が間違ってないと考える場合は、ステ
ップ12に進み、関係音節と常用漢字とのペア表示に従
い韻母を入力する。このようにして入力された声母と韻
母から成るピン音音節は、ステップ13において漢字に
変換されるが、ステップ14において、変換結果から韻
母を確認し、誤った場合はステップ15に進み、常用声
韻母エラーパターンを用いて韻母を修正し、ステップ1
3に戻る。ピン音に間違いがなく、ステップ16で目的
の漢字であればステップ7に戻って次の声母入力を処理
し、ステップ16で目的の漢字でない場合は、ステップ
13に戻って再変換を行う。
【0016】また、図3〜図7は、この発明のピン音漢
字入力方式における具体的動作(画面表示)を示すもの
である。先ず図3に示すように、入力したいピン音の声
母(ここではw)を声母入力手段1によって入力する。
もしここで、ユーザが必要とするならオンライン・ヘル
プ機能(helpをonにする)を用いることにより、
音節限定手段2において、入力された声母(w)と音節
を構成できる韻母を選び出し、ピン音漢字表示手段3に
よって、限定されたピン音音節と漢字とのペアを表示し
(図4参照)、このペア表示から入力したい漢字のピン
音のヒントを得る。もし、ピン音の声母が間違ったと分
かれば、声韻母エラー修正手段6によって修正を行う。
声母が間違っていない場合、韻母入力手段4によってピ
ン音の韻母を入力し(図5参照)、ピン音入力を漢字に
変換するピン音漢字変換手段5によって変換を行う(図
6参照)。目的候補でない場合は変換を続ける(図7参
照)。
【0017】なお、上記実施例における声韻母エラー修
正手段6は必ずしも必要なものではないが、この声韻母
エラー修正手段6を備えれば、ピン音における有気音と
無気音、または、韻母における前鼻音と奥鼻音の間違い
等を修正することができ、より正確なピン音入力を行う
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、中国
語漢字入力におけるピン音漢字入力方式において、ピン
声母を入力する声母入力手段と、この声母に関する
ピン音音節を限定する音節限定手段と、上記ピン音音節
とこの音節に対応する漢字との組を表示するピン音漢字
表示手段と、上記ピン音音節と漢字との組表示に基づい
た上記ピン音の韻母を入力する韻母入力手段と、上記声
母と韻母とから成るピン音入力を漢字に変換して、漢字
のピン音音節を正しく入力できるようにしたので、正し
いピン音入力を前提とする入力方式が容易に使用可能と
なり、ピン音知識のあまりない人でも、ピン音入力方式
を容易に使うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるピン音漢字入力方式の一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記実施例の処理詳細説明図である。
【図4】上記実施例の処理詳細説明図である。
【図5】上記実施例の処理詳細説明図である。
【図6】上記実施例の処理詳細説明図である。
【図7】上記実施例の処理詳細説明図である。
【符号の説明】
1 声母入力手段 2 音節限定手段 3 ピン音漢字表示手段 4 韻母入力手段 5 ピン音漢字変換手段 6 声韻母エラー修正手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中国語漢字入力システムで、漢字の発音
    を表す声母と韻母から成るピン音を入力して漢字に変換
    するピン音漢字入力方式において、上記ピン音声母を
    入力する声母入力手段と、この声母に関するピン音音節
    を限定する音節限定手段と、上記ピン音音節とこの音節
    に対応する漢字との組表示するピン音漢字表示手段
    と、上記ピン音音節と漢字との組表示に基づいた上記ピ
    ン音の韻母を入力する韻母入力手段と、上記声母と韻母
    から成るピン音入力を漢字に変換するピン音漢字変換
    手段とを備えたことを特徴とするピン音漢字入力方式。
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