JP2502326Y2 - 運搬台車 - Google Patents
運搬台車Info
- Publication number
- JP2502326Y2 JP2502326Y2 JP1993034956U JP3495693U JP2502326Y2 JP 2502326 Y2 JP2502326 Y2 JP 2502326Y2 JP 1993034956 U JP1993034956 U JP 1993034956U JP 3495693 U JP3495693 U JP 3495693U JP 2502326 Y2 JP2502326 Y2 JP 2502326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- wheels
- carriage
- wheel
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handcart (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、運搬台車、更に詳し
くは、建築現場等に敷設したデッキプレート上で、資材
や道具、機器類等を運搬するときに使用する台車に関す
る。
くは、建築現場等に敷設したデッキプレート上で、資材
や道具、機器類等を運搬するときに使用する台車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築現場等において、上記資材等を運搬
するために用いられる従来の台車は、台車本体の下部四
隅にキャスターを各々1個づつ取付けた構造になってい
る。
するために用いられる従来の台車は、台車本体の下部四
隅にキャスターを各々1個づつ取付けた構造になってい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような運搬台車
は、四隅にキャスターがついているため、平面上におけ
る移動は何ら支障ないが、建築構造物のフロアを施工す
るとき敷設されるデッキプレート上を移動するとき、該
デッキプレートは表面が凹凸面になっているため、各キ
ャスターが凹部に嵌り込み、移動が不可能になって使用
できないという問題がある。
は、四隅にキャスターがついているため、平面上におけ
る移動は何ら支障ないが、建築構造物のフロアを施工す
るとき敷設されるデッキプレート上を移動するとき、該
デッキプレートは表面が凹凸面になっているため、各キ
ャスターが凹部に嵌り込み、移動が不可能になって使用
できないという問題がある。
【0004】そこでこの考案の課題は、デッキプレート
上においても資材等の運搬作業を支障なく行なえる運搬
台車を提供することにある。
上においても資材等の運搬作業を支障なく行なえる運搬
台車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この考案は、取付板の下面に複数の車輪を回
転方向が平行して同じ方向になるよう円状に等間隔の配
置で固定して車輪ユニットを形成し、台車の下部複数個
所に前記車輪ユニットを配置し、各車輪ユニットを、取
付板上で車輪配置円の中心に対し、この中心を通る車輪
回転方向の中心線上で該中心から偏心した位置に設けた
旋回軸を中心に回動自在となるよう台車に取付けた構成
を採用したものである。
するため、この考案は、取付板の下面に複数の車輪を回
転方向が平行して同じ方向になるよう円状に等間隔の配
置で固定して車輪ユニットを形成し、台車の下部複数個
所に前記車輪ユニットを配置し、各車輪ユニットを、取
付板上で車輪配置円の中心に対し、この中心を通る車輪
回転方向の中心線上で該中心から偏心した位置に設けた
旋回軸を中心に回動自在となるよう台車に取付けた構成
を採用したものである。
【0006】
【0007】
【作用】第1の考案 台車を支持する車輪ユニットは、同一方向に回転する複
数の車輪を円状に配置したので、デッキプレート上では
何れかの車輪が凸部上に載り、凹部への車輪の落込みが
なく、また、車輪ユニットは、車輪群の円形配置の中心
よりも偏心した位置を台車に取付けられているため、デ
ッキプレート上において、直進、横行、斜行、回転等が
支障なく行なえる。
数の車輪を円状に配置したので、デッキプレート上では
何れかの車輪が凸部上に載り、凹部への車輪の落込みが
なく、また、車輪ユニットは、車輪群の円形配置の中心
よりも偏心した位置を台車に取付けられているため、デ
ッキプレート上において、直進、横行、斜行、回転等が
支障なく行なえる。
【0008】
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0010】図1乃至図3に示す第1の実施例におい
て、車輪ユニット1は、円形取付板2の下面に複数の車
輪3を円状に配置固定して形成されている。
て、車輪ユニット1は、円形取付板2の下面に複数の車
輪3を円状に配置固定して形成されている。
【0011】図示の場合、車輪3は五個を用い、その上
下方向中心が同一円上に位置するよう五等分で、かつ同
一方向に回転するよう配置したが、車輪3の数は任意に
増減できる。
下方向中心が同一円上に位置するよう五等分で、かつ同
一方向に回転するよう配置したが、車輪3の数は任意に
増減できる。
【0012】上記車輪ユニット1は、矩形状台車4の下
部四隅に配置して取付け、台車4を支持するようになっ
ている。
部四隅に配置して取付け、台車4を支持するようになっ
ている。
【0013】車輪ユニット1における取付板2上には、
車輪配置円の中心から偏心した位置に垂直の旋回軸5が
立設してあり、台車4の下面に固定した座板6のベアリ
ングケース7内に上記旋回軸5を挿入し、これをベアリ
ング8で回動自在に支持すると共に、旋回軸5の上端に
装着したワッシャ9とナット10で抜止め状にしてい
る。
車輪配置円の中心から偏心した位置に垂直の旋回軸5が
立設してあり、台車4の下面に固定した座板6のベアリ
ングケース7内に上記旋回軸5を挿入し、これをベアリ
ング8で回動自在に支持すると共に、旋回軸5の上端に
装着したワッシャ9とナット10で抜止め状にしてい
る。
【0014】上記座板6の下面には、4個以上のスラス
ト荷重受11が旋回軸5を中心とする同一円周上に等間
隔の配置で固定され、回動自在となる下部のボール12
が取付板2の上面を支持し、スラスト荷重を受けるよう
になっている。
ト荷重受11が旋回軸5を中心とする同一円周上に等間
隔の配置で固定され、回動自在となる下部のボール12
が取付板2の上面を支持し、スラスト荷重を受けるよう
になっている。
【0015】第1の実施例の運搬台車は上記のような構
成であり、下部四隅の車輪ユニット1で支持されて移動
自在となる台車4上に資材等を載せて運搬作業を行な
う。
成であり、下部四隅の車輪ユニット1で支持されて移動
自在となる台車4上に資材等を載せて運搬作業を行な
う。
【0016】上記運搬台車でデッキプレート上を移動す
る場合、各車輪ユニット1は、五個の車輪3を多角形に
配置した構造になっているため、何れかの車輪3はデッ
キプレートの凸部上に載り、凹部への落込み発生がなく
なる。
る場合、各車輪ユニット1は、五個の車輪3を多角形に
配置した構造になっているため、何れかの車輪3はデッ
キプレートの凸部上に載り、凹部への落込み発生がなく
なる。
【0017】また、車輪ユニット1は車輪3群の円形配
置の中心より偏心した位置を中心に回動自在になってい
るのでキャスター機能が生じ、これによりデッキプレー
ト上で直進、横行、斜行、回転等が自由となり、デッキ
プレート上での移動が自由となる。
置の中心より偏心した位置を中心に回動自在になってい
るのでキャスター機能が生じ、これによりデッキプレー
ト上で直進、横行、斜行、回転等が自由となり、デッキ
プレート上での移動が自由となる。
【0018】次に、図4と図5に示す第2の実施例を説
明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には同
じ符号を用いる。
明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には同
じ符号を用いる。
【0019】図4と図5のように、円形取付板2の下面
に合計五個の車輪3を、回転方向が同一となるよう円状
に配置固定して車輪ユニット1を形成し、このユニット
1を台車4の下部四隅に配置し、台車4の下面に固定し
た座板6の中央に取付板2の外周寄りの位置が旋回軸5
で回動自在に取付けられている。
に合計五個の車輪3を、回転方向が同一となるよう円状
に配置固定して車輪ユニット1を形成し、このユニット
1を台車4の下部四隅に配置し、台車4の下面に固定し
た座板6の中央に取付板2の外周寄りの位置が旋回軸5
で回動自在に取付けられている。
【0020】座板6の下面には取付板2の上面を支持す
る複数のスラスト荷重受11が旋回軸5を中心とする円
状に配置固定されている。
る複数のスラスト荷重受11が旋回軸5を中心とする円
状に配置固定されている。
【0021】なお、取付板2の車輪3は、旋回軸5の部
分において二個が並列する配置になり、荷重支持が安定
よく行なえるようになっている。
分において二個が並列する配置になり、荷重支持が安定
よく行なえるようになっている。
【0022】この第2の実施例は上記のような構成であ
り、台車4の下部四隅を車輪ユニット1で支持し、車輪
ユニット1は取付板2の大きく偏心した旋回軸5の位置
を中心に回動自在となるキャスター機能により、デッキ
プレート上での直進、横行、斜行、回転等が自由にな
る。
り、台車4の下部四隅を車輪ユニット1で支持し、車輪
ユニット1は取付板2の大きく偏心した旋回軸5の位置
を中心に回動自在となるキャスター機能により、デッキ
プレート上での直進、横行、斜行、回転等が自由にな
る。
【0023】
【0024】
【0025】
【考案の効果】以上のように、この考案によると、上記
のような構成であるので、デッキプレートの凹部への車
輪の落込みがなく、凹凸のあるデッキプレート上であっ
ても建築資材等の運搬が支障なく行なえる。
のような構成であるので、デッキプレートの凹部への車
輪の落込みがなく、凹凸のあるデッキプレート上であっ
ても建築資材等の運搬が支障なく行なえる。
【図1】運搬台車の第1の実施例を示す底面図
【図2】同上の要部を拡大した縦断正面図
【図3】同上の底面図
【図4】運搬台車の第2の実施例を示す正面図
【図5】同上の底面図
Claims (1)
- 【請求項1】 取付板の下面に複数の車輪を回転方向が
平行して同じ方向になるよう円状に等間隔の配置で固定
して車輪ユニットを形成し、台車の下部複数個所に前記
車輪ユニットを配置し、各車輪ユニットを、取付板上で
車輪配置円の中心に対し、この中心を通る車輪回転方向
の中心線上で該中心から偏心した位置に設けた旋回軸を
中心に回動自在となるよう台車に取付けた運搬台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993034956U JP2502326Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 運搬台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993034956U JP2502326Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 運搬台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076033U JPH076033U (ja) | 1995-01-27 |
JP2502326Y2 true JP2502326Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=12428612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993034956U Expired - Lifetime JP2502326Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 運搬台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502326Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5127219B2 (ja) * | 2006-12-25 | 2013-01-23 | Tcm株式会社 | 搬送車両の車輪装置 |
JP5503385B2 (ja) * | 2010-04-09 | 2014-05-28 | 株式会社ナンシン | ドーリー用車輪構造 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP1993034956U patent/JP2502326Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076033U (ja) | 1995-01-27 |
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