JP2501120B2 - 除湿乾燥装置 - Google Patents
除湿乾燥装置Info
- Publication number
- JP2501120B2 JP2501120B2 JP63327361A JP32736188A JP2501120B2 JP 2501120 B2 JP2501120 B2 JP 2501120B2 JP 63327361 A JP63327361 A JP 63327361A JP 32736188 A JP32736188 A JP 32736188A JP 2501120 B2 JP2501120 B2 JP 2501120B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying
- air
- chamber
- indirect heating
- dehumidifying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば焼結金属用金属粉体、或は各種食料
品等の乾燥に用いる除湿乾燥装置に関するものである。
品等の乾燥に用いる除湿乾燥装置に関するものである。
従来の乾燥装置のうち、排ガスを乾燥用熱風として直
接使用するものは、乾燥室内の温度分布に不均一性が生
じ、被熱物の品質向上に難点がある上、燃焼ガス自体の
有する湿気も被熱物の品質向上を阻害していた。また、
除湿装置を含む除湿乾燥装置としては、種々の方式があ
るが、そのうちの代表例は、熱風発生装置に対応する再
生ゾーンと、合成ゼオライトが充填されている除湿ゾー
ンから成るハニカム回転体を基本構成とするが、その基
本構成に附属諸設備が多く、装置が複雑化して製作費が
高くなる上、保守管理も含めて全体として乾燥コストが
非常に高くなる欠点がある。
接使用するものは、乾燥室内の温度分布に不均一性が生
じ、被熱物の品質向上に難点がある上、燃焼ガス自体の
有する湿気も被熱物の品質向上を阻害していた。また、
除湿装置を含む除湿乾燥装置としては、種々の方式があ
るが、そのうちの代表例は、熱風発生装置に対応する再
生ゾーンと、合成ゼオライトが充填されている除湿ゾー
ンから成るハニカム回転体を基本構成とするが、その基
本構成に附属諸設備が多く、装置が複雑化して製作費が
高くなる上、保守管理も含めて全体として乾燥コストが
非常に高くなる欠点がある。
符号１は間接加熱室であって、この間接加熱室１に煙
道２を配設し、該煙道端部には燃焼部３を設ける。他
方、除湿手段４を設けた乾燥室５を前記間接加熱室１と
は別個に設け、該乾燥室５と前記間接加熱室１とを乾燥
用熱風送出管６と乾燥用熱風送入管７で接続し、乾燥用
熱風を前記間接加熱１と乾燥室５間に強制循環させる構
成とする。
道２を配設し、該煙道端部には燃焼部３を設ける。他
方、除湿手段４を設けた乾燥室５を前記間接加熱室１と
は別個に設け、該乾燥室５と前記間接加熱室１とを乾燥
用熱風送出管６と乾燥用熱風送入管７で接続し、乾燥用
熱風を前記間接加熱１と乾燥室５間に強制循環させる構
成とする。
そして、前記除湿手段４は、一例として、二重管構成
を採用する。即ち内管８は前記乾燥室５と除湿ファン９
を介して接続し、外管10は空冷用空気を送風する空冷用
ファン11と接続する。そして前記内管８は乾燥用空気を
前記乾燥室５に戻す管12と接続する構成である。
を採用する。即ち内管８は前記乾燥室５と除湿ファン９
を介して接続し、外管10は空冷用空気を送風する空冷用
ファン11と接続する。そして前記内管８は乾燥用空気を
前記乾燥室５に戻す管12と接続する構成である。
更に、前記間接加熱室１とは、別個に熱交換室13を設
け、該熱交換室13には熱交換部14を設け、該熱交換部14
は前記間接加熱室１内の煙道２と接続し、前記熱交換室
13は前記除湿手段４を構成する外管10と接続し、且つ前
記燃焼部３と接続して空冷空気を昇温させて空冷用ファ
ン11により燃焼部３導入するように構成したものであ
る。
け、該熱交換室13には熱交換部14を設け、該熱交換部14
は前記間接加熱室１内の煙道２と接続し、前記熱交換室
13は前記除湿手段４を構成する外管10と接続し、且つ前
記燃焼部３と接続して空冷空気を昇温させて空冷用ファ
ン11により燃焼部３導入するように構成したものであ
る。
乾燥室５には被熱物、例えば各種食品材料或は焼結金
属用金属粉体等が収容されている。この乾燥室５内の乾
燥用熱風は、強制循環ファン15によって乾燥用熱風送出
管６を経て間接加熱室１内に送られる。この時、燃焼部
３に於いては燃焼ガスが発生しており、この燃焼ガスは
煙道３を流れながら、前記乾燥室５からの乾燥用熱風と
熱交換して熱風を加熱する。加熱された熱風は乾燥用熱
風送入管７を介して再び乾燥室５に戻り、被熱物を乾燥
する。このように、乾燥用熱風は、間接加熱により加熱
されるので、燃焼ガスのように特別の高温部が形成され
ず、従って乾燥室５内の温度分布は均一となり、被熱物
を均一に加熱する。しかも乾燥用熱風は強制循環による
閉サイクル方式を採用しているので、熱ロスが少なく効
率的である。乾燥室５内の熱風の一部は、除湿ファン９
により、除湿手段４に導かれ気水分離される。除湿手段
４は、従来のいかなる装置を採用してもよいが、本発明
は、特別に空冷用ファン11を具えた二重管構成のものを
装置した。
属用金属粉体等が収容されている。この乾燥室５内の乾
燥用熱風は、強制循環ファン15によって乾燥用熱風送出
管６を経て間接加熱室１内に送られる。この時、燃焼部
３に於いては燃焼ガスが発生しており、この燃焼ガスは
煙道３を流れながら、前記乾燥室５からの乾燥用熱風と
熱交換して熱風を加熱する。加熱された熱風は乾燥用熱
風送入管７を介して再び乾燥室５に戻り、被熱物を乾燥
する。このように、乾燥用熱風は、間接加熱により加熱
されるので、燃焼ガスのように特別の高温部が形成され
ず、従って乾燥室５内の温度分布は均一となり、被熱物
を均一に加熱する。しかも乾燥用熱風は強制循環による
閉サイクル方式を採用しているので、熱ロスが少なく効
率的である。乾燥室５内の熱風の一部は、除湿ファン９
により、除湿手段４に導かれ気水分離される。除湿手段
４は、従来のいかなる装置を採用してもよいが、本発明
は、特別に空冷用ファン11を具えた二重管構成のものを
装置した。
即ち、除湿手段４に於いて、内管８を流れてきた乾燥
用熱風は、空冷用ファン11によって外管10に導入された
空冷用空気と熱交換して温度を下げ熱風中の水分は凝縮
されて排水され、熱風は戻り管12を経て再び乾燥室５に
戻される。
用熱風は、空冷用ファン11によって外管10に導入された
空冷用空気と熱交換して温度を下げ熱風中の水分は凝縮
されて排水され、熱風は戻り管12を経て再び乾燥室５に
戻される。
本発明は、更に、効率を向上させ、且つ、燃焼部３に
用いる燃焼部用ファン16を省くために、前記外管10と熱
交換室13とを接続し、空冷用空気を、前記熱交換室13に
於いて、間接加熱室１を経た燃焼ガスと熱交換させ昇温
させて、そのまま、即ち空冷用ファン11の動力で燃焼用
に供するものである。
用いる燃焼部用ファン16を省くために、前記外管10と熱
交換室13とを接続し、空冷用空気を、前記熱交換室13に
於いて、間接加熱室１を経た燃焼ガスと熱交換させ昇温
させて、そのまま、即ち空冷用ファン11の動力で燃焼用
に供するものである。
かかることによって燃焼排ガスを凝縮潜熱まで回収す
ることができる上、空冷用ファン11を燃焼用にも共用す
ることができる一大利点がある。
ることができる上、空冷用ファン11を燃焼用にも共用す
ることができる一大利点がある。
本発明は以上の通り、第一に強制循環方式による完全
間接加熱方式を採用しているので、乾燥室内の温度布を
均一に保持することができ、被熱物をむらなく乾燥させ
ることができると共に閉サイクル方式によって熱ロスが
少なく加熱効率を一段と上げることができる。第二に、
除湿手段を二重管構成にし、除湿後の熱風を再び乾燥室
に戻すようにしたので、熱を無駄に捨てることがなく、
しかも、外管を流れる空冷用空気は熱交換室で更に燃焼
排ガスと熱交換させて昇温させ、空冷用ファンの動力で
燃焼用に供するようにしたので、全体的に効率を格段に
向上させることができる。第三に、従来の除湿乾燥装置
と比較して、吸着除湿手段が不要となるだけでなく、機
械的要素を必要としないので、装置的に簡易化され、保
守管理が容易となり、且つ製作費も安価に提供できる
外、乾燥コストも低廉化できる等々の優れた特徴を有す
るものである。
間接加熱方式を採用しているので、乾燥室内の温度布を
均一に保持することができ、被熱物をむらなく乾燥させ
ることができると共に閉サイクル方式によって熱ロスが
少なく加熱効率を一段と上げることができる。第二に、
除湿手段を二重管構成にし、除湿後の熱風を再び乾燥室
に戻すようにしたので、熱を無駄に捨てることがなく、
しかも、外管を流れる空冷用空気は熱交換室で更に燃焼
排ガスと熱交換させて昇温させ、空冷用ファンの動力で
燃焼用に供するようにしたので、全体的に効率を格段に
向上させることができる。第三に、従来の除湿乾燥装置
と比較して、吸着除湿手段が不要となるだけでなく、機
械的要素を必要としないので、装置的に簡易化され、保
守管理が容易となり、且つ製作費も安価に提供できる
外、乾燥コストも低廉化できる等々の優れた特徴を有す
るものである。
図は本発明の一実施例を示す系統説明図である。 符号１……間接加熱室、２……煙道、３……燃焼部、４
……除湿手段、５……乾燥室、６……乾燥用熱風送出
管、７……乾燥用熱風送入管、８……内管、９……除湿
ファン、10……外管、11……空冷用ファン、12……戻り
管、13……熱交換室、14……熱交換部、15……強制循環
ファン、16……燃焼部用ファン
……除湿手段、５……乾燥室、６……乾燥用熱風送出
管、７……乾燥用熱風送入管、８……内管、９……除湿
ファン、10……外管、11……空冷用ファン、12……戻り
管、13……熱交換室、14……熱交換部、15……強制循環
ファン、16……燃焼部用ファン
Claims (1)
- 【請求項１】室内に、端部に配置した燃焼部による燃焼
排ガスを通過させる煙道を配設して、この煙道によって
室内空気を加熱するようにした間接加熱室と、この間接
加熱室による加熱空気を導入して乾燥対象物を乾燥させ
るようにした乾燥室とを備え、前記乾燥室における乾燥
用として供された熱風を強制的に前記間接加熱室に還流
する一方、この乾燥用として供された熱風の一部を導入
してこの熱風を空冷ファンにより間接的に冷却して除湿
をすると共に前記乾燥室に還流させるようにした除湿手
段を設け、前記間接加熱室における煙道に間接加熱室外
において熱交換部を介在してこの熱交換部を囲むように
熱交換室を構成し、この熱交換室に前記除湿手段におけ
る空冷ファンによる空気を導入すると共に、前記間接加
熱室における燃焼部に燃焼用空気を供給するように構成
したことを特徴とする除湿乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63327361A JP2501120B2 (ja) | 1988-12-24 | 1988-12-24 | 除湿乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63327361A JP2501120B2 (ja) | 1988-12-24 | 1988-12-24 | 除湿乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02171584A JPH02171584A (ja) | 1990-07-03 |
| JP2501120B2 true JP2501120B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=18198287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63327361A Expired - Lifetime JP2501120B2 (ja) | 1988-12-24 | 1988-12-24 | 除湿乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2501120B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5420375B2 (ja) * | 2009-11-09 | 2014-02-19 | 株式会社松井製作所 | 除湿装置 |
| JP5619511B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2014-11-05 | 細山熱器株式会社 | 間接型熱風発生機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61109597A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-28 | 松下電器産業株式会社 | 乾燥機 |
-
1988
- 1988-12-24 JP JP63327361A patent/JP2501120B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61109597A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-28 | 松下電器産業株式会社 | 乾燥機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02171584A (ja) | 1990-07-03 |
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