JP2500870Y2 - ゴミの空気輸送装置 - Google Patents
ゴミの空気輸送装置Info
- Publication number
- JP2500870Y2 JP2500870Y2 JP1993045763U JP4576393U JP2500870Y2 JP 2500870 Y2 JP2500870 Y2 JP 2500870Y2 JP 1993045763 U JP1993045763 U JP 1993045763U JP 4576393 U JP4576393 U JP 4576393U JP 2500870 Y2 JP2500870 Y2 JP 2500870Y2
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- JP
- Japan
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- dust
- blade
- pipe
- bag
- air
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- Refuse Collection And Transfer (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、ゴミを空気輸送によ
り収集して貯留するための装置に関するものである。
り収集して貯留するための装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】都市再開発や大型ビルの建設等において
は、大量のゴミを安定して効率よく収集するために、貯
留場へのゴミの搬送を輸送管を通じて空気輸送により行
う空気輸送装置の採用が広まっている。
は、大量のゴミを安定して効率よく収集するために、貯
留場へのゴミの搬送を輸送管を通じて空気輸送により行
う空気輸送装置の採用が広まっている。
【０００３】このゴミの空気輸送装置は、図１に示すよ
うに、地中埋設や共同構内、建物の床等に設けられる空
気輸送管１に複数のゴミ投入口２を設け、その空気輸送
管１に、ゴミ分離機３や、除塵機４、脱臭器５、送風機
６を連結して構成され、投入口２から空気輸送管１内部
に投入したゴミを、送風機６による空気吸引によって輸
送し、ゴミ分離機３で空気と分離した後、その分離した
ゴミをゴミ貯留設備７で貯留するようになっている。
うに、地中埋設や共同構内、建物の床等に設けられる空
気輸送管１に複数のゴミ投入口２を設け、その空気輸送
管１に、ゴミ分離機３や、除塵機４、脱臭器５、送風機
６を連結して構成され、投入口２から空気輸送管１内部
に投入したゴミを、送風機６による空気吸引によって輸
送し、ゴミ分離機３で空気と分離した後、その分離した
ゴミをゴミ貯留設備７で貯留するようになっている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来のゴミ
の空気輸送装置においては、空気輸送管１の内部にその
輸送管の内径よりも大きなゴミ袋が投入されると、空気
輸送管１が閉塞する可能性があり、このため、投入口２
から投入できるゴミの最大寸法を空気輸送管の内径に対
して詰りが生じない大きさに制限し、大きな袋ゴミはゴ
ミ袋より出すか、又は小さなゴミ袋を利用して投入する
方法がとられている。
の空気輸送装置においては、空気輸送管１の内部にその
輸送管の内径よりも大きなゴミ袋が投入されると、空気
輸送管１が閉塞する可能性があり、このため、投入口２
から投入できるゴミの最大寸法を空気輸送管の内径に対
して詰りが生じない大きさに制限し、大きな袋ゴミはゴ
ミ袋より出すか、又は小さなゴミ袋を利用して投入する
方法がとられている。
【０００５】しかし、上記の処理法では、ゴミを排出す
る利用者が投入するゴミの形状等に制約を受け、ゴミ袋
からゴミを取出して行なう投入作業にも手間がかかるた
め、ゴミ処理の利便性が悪い問題がある。
る利用者が投入するゴミの形状等に制約を受け、ゴミ袋
からゴミを取出して行なう投入作業にも手間がかかるた
め、ゴミ処理の利便性が悪い問題がある。
【０００６】そこで、この考案は、上記の問題を解決
し、ゴミをゴミ袋に入れた状態で投入することができ、
投入できるゴミの形状等に制限を受けないゴミの空気輸
送装置を提供することを目的としている。
し、ゴミをゴミ袋に入れた状態で投入することができ、
投入できるゴミの形状等に制限を受けないゴミの空気輸
送装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案は、ゴミが、空気輸送管内を空気流によっ
て搬送されるゴミの空気輸送装置において、上記空気輸
送管に、輸送管の軸に平行な平面内で回転する回転刃を
管内に突出させて配置したのである。
め、この考案は、ゴミが、空気輸送管内を空気流によっ
て搬送されるゴミの空気輸送装置において、上記空気輸
送管に、輸送管の軸に平行な平面内で回転する回転刃を
管内に突出させて配置したのである。
【０００８】
【作用】上記の構造において、ゴミ袋を輸送管内に投入
すると、ゴミ袋が管壁から突出した回転刃によって破袋
されるとともに、袋から放出されたゴミの内、大きなゴ
ミが回転刃によって切断される。
すると、ゴミ袋が管壁から突出した回転刃によって破袋
されるとともに、袋から放出されたゴミの内、大きなゴ
ミが回転刃によって切断される。
【０００９】また、刃が回転しているので、刃にゴミが
絡まっても解け易く、ゴミが回転刃によって流れの方向
に押圧される。
絡まっても解け易く、ゴミが回転刃によって流れの方向
に押圧される。
【００１０】
【実施例】以下、添付図２乃至図５に基づいてこの考案
の実施例を説明する。なお、空気輸送装置の基本的な構
造は、先に説明した従来のものと同じであり、同一の部
品には同一の符号を付して説明を省略する。
の実施例を説明する。なお、空気輸送装置の基本的な構
造は、先に説明した従来のものと同じであり、同一の部
品には同一の符号を付して説明を省略する。
【００１１】空気輸送管１に建物毎に設けられるゴミの
投入口２は、図２及び図３に示すように、空気輸送管１
の上又は建物の各階に設置するゴミ一時貯留部８の上端
部に設けられ、開口部が蓋板９によって開閉されるよう
になっている。
投入口２は、図２及び図３に示すように、空気輸送管１
の上又は建物の各階に設置するゴミ一時貯留部８の上端
部に設けられ、開口部が蓋板９によって開閉されるよう
になっている。
【００１２】上記ゴミ一時貯留部８の下端には、スライ
ド式の排出弁１０が設けられ、この排出弁１０が閉じた
状態で投入口２からゴミを投入すると、ゴミ一時貯留部
８の内部にゴミが貯留される。この貯留したゴミは、ゴ
ミ一時貯留部８に設けた検出器１１のレベルまで達する
と、排出弁１０が開放し、貯留したゴミを空気輸送管１
へ落下させるように設定されている。
ド式の排出弁１０が設けられ、この排出弁１０が閉じた
状態で投入口２からゴミを投入すると、ゴミ一時貯留部
８の内部にゴミが貯留される。この貯留したゴミは、ゴ
ミ一時貯留部８に設けた検出器１１のレベルまで達する
と、排出弁１０が開放し、貯留したゴミを空気輸送管１
へ落下させるように設定されている。
【００１３】各ゴミ一時貯留部８と空気輸送管１の接続
部において、図４及び図５に示すように、空気輸送管１
の周囲に放射状に破袋刃として回転刃２１を配置し、そ
の各回転刃２１の周面の一部を空気輸送管１の内部に突
出させている。この実施例では、ゴミの搬送方向と刃面
とが干渉しないよう、刃面を輸送管１の軸を含む面内で
回転するように配置したが、軸を含む平面内での回転に
限らず、刃面が軸に平行な面に沿って回転するように配
置されればよい。
部において、図４及び図５に示すように、空気輸送管１
の周囲に放射状に破袋刃として回転刃２１を配置し、そ
の各回転刃２１の周面の一部を空気輸送管１の内部に突
出させている。この実施例では、ゴミの搬送方向と刃面
とが干渉しないよう、刃面を輸送管１の軸を含む面内で
回転するように配置したが、軸を含む平面内での回転に
限らず、刃面が軸に平行な面に沿って回転するように配
置されればよい。
【００１４】また、各回転刃２１の周縁に鋭利な切刃２
２を設けている。
２を設けている。
【００１５】さらに、各回転刃２１に連結する回転軸２
３をユニバーサルジョイント２４を介して接続し、その
１つの回転軸２３ａに駆動モータ２５を連結し、各回転
刃２１が連動して同じ方向に回転するように構成してい
る。
３をユニバーサルジョイント２４を介して接続し、その
１つの回転軸２３ａに駆動モータ２５を連結し、各回転
刃２１が連動して同じ方向に回転するように構成してい
る。
【００１６】実施例のゴミの空気輸送装置は上記のよう
な構造であり、投入口２からゴミ袋が空気輸送管１内に
投入されると、送風機６の空気吸引作用によりゴミ袋が
空気流によって輸送される。この輸送中、ゴミ袋が回転
刃２１に接触し、その切刃２２によって破袋されるの
で、袋内のゴミが空気輸送管１内に放出され、同時に大
きい形状のゴミが切断されるので、空気輸送管１の閉塞
を回避することができる。
な構造であり、投入口２からゴミ袋が空気輸送管１内に
投入されると、送風機６の空気吸引作用によりゴミ袋が
空気流によって輸送される。この輸送中、ゴミ袋が回転
刃２１に接触し、その切刃２２によって破袋されるの
で、袋内のゴミが空気輸送管１内に放出され、同時に大
きい形状のゴミが切断されるので、空気輸送管１の閉塞
を回避することができる。
【００１７】そして、ゴミの輸送と切断を同時に行うの
で、ゴミの回収がスムーズに行われる。
で、ゴミの回収がスムーズに行われる。
【００１８】また、刃が回転することにより、刃にゴミ
が絡まっても解けやすく、ゴミが回転刃によって流れの
方向に押圧されて運ばれるので、刃が固定されている場
合のように、一度刃にゴミが絡まってしまうと、そこに
ゴミが重なって絡まり、却って輸送管が閉塞を起こして
しまうといったことが起こりにくい。
が絡まっても解けやすく、ゴミが回転刃によって流れの
方向に押圧されて運ばれるので、刃が固定されている場
合のように、一度刃にゴミが絡まってしまうと、そこに
ゴミが重なって絡まり、却って輸送管が閉塞を起こして
しまうといったことが起こりにくい。
【００１９】
【効果】以上のように、この考案では、空気輸送管内に
入ったゴミ袋が回転刃で破袋され、袋内のゴミが放出さ
れるとともに、大きい形状のゴミが切断されるので、空
気輸送管が閉塞を起こすことを回避できる。
入ったゴミ袋が回転刃で破袋され、袋内のゴミが放出さ
れるとともに、大きい形状のゴミが切断されるので、空
気輸送管が閉塞を起こすことを回避できる。
【００２０】そして、ゴミの輸送と切断を同時に行うの
で、ゴミの回収がスムーズに行われる。
で、ゴミの回収がスムーズに行われる。
【００２１】また、刃が回転することにより、刃にゴミ
が絡まっても解けやすく、ゴミが回転刃によって流れの
方向に押圧されて運ばれるので、刃が固定されている場
合のように、一度刃にゴミが絡まってしまうと、そこに
ゴミが重なって絡まり、却って輸送管が閉塞を起こして
しまうといったことが起こりにくい。
が絡まっても解けやすく、ゴミが回転刃によって流れの
方向に押圧されて運ばれるので、刃が固定されている場
合のように、一度刃にゴミが絡まってしまうと、そこに
ゴミが重なって絡まり、却って輸送管が閉塞を起こして
しまうといったことが起こりにくい。
【図１】ゴミの空気輸送装置の概略構造を示す図
【図２】ゴミ一時貯留部を示す断面図
【図３】図２のＶ−Ｖ線の断面図
【図４】実施例の刃袋回転刃装着部を示す断面図
【図５】図４のVII −VII 線の断面図
１ 空気輸送管 ２ 投入口 ３ ゴミ分離機 ６ 送風機 ８ ゴミ一時貯留部 １０ 排出弁 ２１ 回転刃 ２２ 切刃 ２５ 駆動モータ
Claims (1)
- 【請求項１】 ゴミが、空気輸送管内を空気流によって
搬送されるゴミの空気輸送装置において、 上記空気輸送管に、輸送管の軸に平行な平面内で回転す
る回転刃を管内に突出させて配置したことを 特徴とする
ゴミの空気輸送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993045763U JP2500870Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | ゴミの空気輸送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993045763U JP2500870Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | ゴミの空気輸送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713836U JPH0713836U (ja) | 1995-03-10 |
| JP2500870Y2 true JP2500870Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=12728338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993045763U Expired - Lifetime JP2500870Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | ゴミの空気輸送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500870Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100783351B1 (ko) * | 2007-07-26 | 2007-12-07 | 주식회사 도화종합기술공사 | 폐기물 전처리시설 및 폐기물 가공연료 제조설비 복합형공기이송식 재활용가능자원 및 폐기물 수집설비 |
| EP2433710A1 (en) * | 2010-09-22 | 2012-03-28 | Averda IP B.V. | Apparatus and method for processing bagged refuse |
| KR101457384B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-11-03 | 주식회사 중정 | T자형 유로에 구비되는 밸브 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5416171U (ja) * | 1977-07-01 | 1979-02-01 | ||
| JP3002053U (ja) * | 1994-03-15 | 1994-09-13 | 宗博 三浦 | 自動車の排熱誘導管 |
-
1993
- 1993-08-23 JP JP1993045763U patent/JP2500870Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0713836U (ja) | 1995-03-10 |
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