JP2500705Y2 - 配管ユニットの前面板 - Google Patents

配管ユニットの前面板

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JP2500705Y2
JP2500705Y2 JP2382590U JP2382590U JP2500705Y2 JP 2500705 Y2 JP2500705 Y2 JP 2500705Y2 JP 2382590 U JP2382590 U JP 2382590U JP 2382590 U JP2382590 U JP 2382590U JP 2500705 Y2 JP2500705 Y2 JP 2500705Y2
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JP
Japan
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front plate
piping unit
piping
covering portion
back surface
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JP2382590U
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龍彦 堀内
昭 斉木
治 伊藤
季郎 金田
健二 伊藤
文彦 後藤
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Takenaka Corp
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Takenaka Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配管ユニットの前面板に関する。
(従来の技術) 最近、オフィスビルや住宅等の建物で、その水廻りに
使用される配管と、この配管を支持し且つ該配管の配管
スペースを室内空間から区画する為の部材とから成る構
造物が利用されており、配管ユニットと呼ばれている。
上記部材は通常、配管スペースの上面を覆うカウンタ
ーと、配管スペースの前側を覆う前面板とから成る。
上記前面板は矩形且つ平板な被覆部と、この被覆部の
周縁裏面に突設した補強用の囲枠部とから成る。
(考案が解決しようとする課題) 上記前面板はその底辺に上辺より大きな荷重がかか
り、この荷重は底辺と連続する被覆部の下部領域に比較
的大きな内部応力を発生させる。
この内部応力に耐える為に上記前面板は被覆部が比較
的厚く形成されており、前面板全体の重量が比較的大き
い。
だが配管ユニットの前面板は可及的に軽量であること
が望ましい。
(課題を解決するための手段) 上記要望に応えるべく本考案は、前面板の裏面にその
底辺中間部から上方へ延びる少なくとも二つのリブを設
けた。
(作用) 上記リブは前面板の被覆部下部領域の剛性を構造的に
増強し、その分だけ被覆部全体を薄肉化できる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る配管ユニットを用いた大便器ユ
ニットの正面図、第2図は第1図のA−A線断面図であ
る。
大便器ユニット1は洋風の水洗式大便器2と、この大
便器を前面に取着した配管ユニット3とから成る。
配管ユニット3は、給水管4、通気管5、排水管6等
の配管系と、この配管系を支持し且つ配管系の配管スペ
ースS1を室内空間S2から区画するための構造部材とから
成り、この構造部材は躯体壁7に固定された上側前後の
固定フレーム8,9及び下側固定フレーム10と、上側及び
下側固定フレーム8,10で支持されて床11上に起立し配管
スペースS1の前面を覆う前面板12と、この前面板及び固
定フレーム9により前後縁を支持されて配管スペースS1
の上面を覆うカウンター13とから成る。
上記前面板12はその上側左右の端部12a,12bが水平ボ
ルト14により固定フレーム8へ固定され、下側左右の端
部12c,12dが垂直ボルト15を介して床11から支承され、
下部領域12eの左右が水平ボルト16で固定フレーム10へ
固定されている。
17は大便器2へ洗浄水を送給するフラッシュバルブ、
18はその操作スイッチ、19はフラッシュパイプである。
なお、前面板12はその実質を構成する本体としてのパ
ネル20と、このパネル20の前面を外装する仕上材21とか
らなり、上記操作スイッチ18は仕上材21より外側へ突出
している。
第3図は前面板をその裏側から見た斜視図である。
前記パネル20はガラス繊維強化コンクリートで成形さ
れた単一の部材から成り、この部材は矩形な平板状の被
覆部22と、この被覆部の周縁裏面に連続的に突設された
補強用の囲枠部23とで構成されている。
上記被覆部22はその中央部にフラッシュパイプ取合穴
24及び通気管取合穴25が形成されている。
被覆部22の下部には排水管取合穴26が、また上部には
操作スイッチ取合穴27が設けられている。
被覆部22の下部裏面には囲枠部23の底辺23aの中間部
左右から連続的に上方へ延びる一対のリブ28が一体に形
成されている。
囲枠部23の上下左右のコーナー部は前記前面板の上下
左右の端部12a,12b,12c,12dに相当し、いずれも内方へ
略方形に突出させることにより広幅に形成されている。
上記リブ28及びコーナー部12a,12b,12c,12dには前記
ボルト14,15,16の取付穴28,30,31が形成されている。
32は上記被覆部22の左右の縁を囲枠部23より外方へ突
出させて形成した調整代であり、適宜切断することによ
り寸法合せが可能である。
以上に述べた構成を有する配管ユニットの前面板の作
用を次に説明する。
前記前面板12の取付けに際しては、先ず以上に述べた
部材を現場へ搬入し、現場の躯体壁7にフレーム8,9,10
を固定して、これらのフレームに配管系を取付ける。
次にパネル20と仕上材21とが一体になった前面板12の
寸法調整代32を適宜切断して前面板12の幅寸法を現場寸
法に合せる。
次に前面板12を床11上に建付けてフレーム8,10に固定
する。
そしてカウンター13を前面板12とフレーム9とに対し
て載設固定し、大便器2を配管系に対し芯出して床11へ
固定する。
上記において前面板12はその被覆部下部領域の剛性が
リブ28により構造的に増強されていて、その分だけ被覆
部22が薄肉化されてる。
従って、前面板12は比較的軽量であり、扱い易い。
またリブ28を前面板の12の取付けに利用することがで
き、取付け作業が簡易となる。
(考案の効果) 以上に述べた通り本考案は前面板の被覆部裏面の底辺
中間部にリブを設けたので、前面板を軽量化でき、前面
板の取扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る配管ユニットを用いた大便器ユニ
ットの正面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は前面板をその裏側から見た斜視図である。 3……配管ユニット 12……前面板 22……被覆部 23……囲枠部、23a……底辺 28……リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 斉木 昭 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 伊藤 治 大阪府大阪市北区中津6丁目8番4号 株式会社西原衛生工業所大阪店内 (72)考案者 金田 季郎 大阪府大阪市北区中津6丁目8番4号 株式会社西原衛生工業所大阪店内 (72)考案者 伊藤 健二 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 後藤 文彦 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形平板状被覆部の周縁裏面に補強用の囲
    枠部を突起させた配管ユニットの前面板において、前記
    前面板裏面には底辺中間部から上方へ延びる少なくとも
    二つのリブを設けたことを特徴とする配管ユニットの前
    面板。
JP2382590U 1990-03-09 1990-03-09 配管ユニットの前面板 Expired - Lifetime JP2500705Y2 (ja)

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