JP2500633B2 - 活性化した局を検出する装置 - Google Patents
活性化した局を検出する装置Info
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- JP2500633B2 JP2500633B2 JP5186712A JP18671293A JP2500633B2 JP 2500633 B2 JP2500633 B2 JP 2500633B2 JP 5186712 A JP5186712 A JP 5186712A JP 18671293 A JP18671293 A JP 18671293A JP 2500633 B2 JP2500633 B2 JP 2500633B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御局とそれにより制
御される複数の従属局とが通信路を通じて相互に接続さ
れた通信ネットワークに関し、特に活性化した従属局を
検出する装置に関する。
御される複数の従属局とが通信路を通じて相互に接続さ
れた通信ネットワークに関し、特に活性化した従属局を
検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制御局と複数の従属局とがループ状,バ
ス状のLAN等の通信路を通じて相互に接続された通信
ネットワークにおいて、制御局が複数の従属局のポーリ
ングにより従属局との間でデータの授受を行う場合、活
性化されていない従属局も含めてポーリングを行うと、
応答タイムアウトが起きるまで次の従属局のポーリング
が行えないため、活性化している従属局に対するポーリ
ング頻度が低下し、従ってそのサービス度が低下する。
ス状のLAN等の通信路を通じて相互に接続された通信
ネットワークにおいて、制御局が複数の従属局のポーリ
ングにより従属局との間でデータの授受を行う場合、活
性化されていない従属局も含めてポーリングを行うと、
応答タイムアウトが起きるまで次の従属局のポーリング
が行えないため、活性化している従属局に対するポーリ
ング頻度が低下し、従ってそのサービス度が低下する。
【0003】このような問題点を解決するために、例え
ば昭和61年特許出願公表第502641号公報に見ら
れるように、活性化していると制御局が認識している全
ての従属局のアドレス情報と、反対に非活性と制御局が
認識している全ての従属局のアドレス情報とを制御局に
おいて管理し、通常のポーリングは、活性化していると
制御局が認識している従属局を対象に実施し、通常ポー
リングの合間に、制御局が非活性と認識している従属局
のうちの1つの従属局に対してポーリングを行うことに
よってその従属局が活性化したか否かを調べ、若し活性
化していればその従属局を活性中の従属局のグループに
移すようにする技術が提案されている。
ば昭和61年特許出願公表第502641号公報に見ら
れるように、活性化していると制御局が認識している全
ての従属局のアドレス情報と、反対に非活性と制御局が
認識している全ての従属局のアドレス情報とを制御局に
おいて管理し、通常のポーリングは、活性化していると
制御局が認識している従属局を対象に実施し、通常ポー
リングの合間に、制御局が非活性と認識している従属局
のうちの1つの従属局に対してポーリングを行うことに
よってその従属局が活性化したか否かを調べ、若し活性
化していればその従属局を活性中の従属局のグループに
移すようにする技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した技術によれ
ば、活性化している従属局だけが通常ポーリングの対象
となる上、通常ポーリングの合間には1つの非活性従属
局に対するポーリングのみが介在するので、通常ポーリ
ングの繰り返し間隔もさほど広げる必要はなく、活性化
している従属局に対するサービスを低下させずに、非活
性から活性に変化した従属局を検出し、通常ポーリング
の対象に組み込むことが可能となる。
ば、活性化している従属局だけが通常ポーリングの対象
となる上、通常ポーリングの合間には1つの非活性従属
局に対するポーリングのみが介在するので、通常ポーリ
ングの繰り返し間隔もさほど広げる必要はなく、活性化
している従属局に対するサービスを低下させずに、非活
性から活性に変化した従属局を検出し、通常ポーリング
の対象に組み込むことが可能となる。
【0005】しかしながら、このような技術では、制御
局は自局配下の全従属局のアドレス情報を認識している
必要があり、従属局が不特定多数となるような通信ネッ
トワークの場合には事前に従属局のアドレスが特定でき
ないため、適用が困難となる。
局は自局配下の全従属局のアドレス情報を認識している
必要があり、従属局が不特定多数となるような通信ネッ
トワークの場合には事前に従属局のアドレスが特定でき
ないため、適用が困難となる。
【0006】そこで本発明の目的は、事前に従属局のア
ドレス情報が特定できない不特定多数の従属局を配下に
持つ制御局であっても、非活性から活性に変化した従属
局を検出することができるようにすることにある。
ドレス情報が特定できない不特定多数の従属局を配下に
持つ制御局であっても、非活性から活性に変化した従属
局を検出することができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、制御局とそれにより制御される複数の従
属局とが通信路を通じて相互に接続された通信ネットワ
ークにおける、活性化した従属局を検出する装置におい
て、前記制御局に、活性化していると制御局により認識
されている全ての従属局のアドレス情報が登録される活
性従属局記憶手段と、該活性従属局記憶手段に登録され
ている全てのアドレス情報を含むブロードキャストポー
リング信号を送信する送信手段と、前記ブロードキャス
トポーリング信号に対する従属局からのブロードキャス
トポーリング応答信号を受信することにより、該受信信
号に含まれる従属局のアドレス情報を前記活性従属局記
憶手段に登録する応答監視手段とを備え、前記従属局
に、前記ブロードキャストポーリング信号の受信時、受
信信号中に自局のアドレス情報が含まれていないときに
自局のアドレス情報を含むブロードキャストポーリング
応答信号を送信する受信応答手段を備えている。
成するために、制御局とそれにより制御される複数の従
属局とが通信路を通じて相互に接続された通信ネットワ
ークにおける、活性化した従属局を検出する装置におい
て、前記制御局に、活性化していると制御局により認識
されている全ての従属局のアドレス情報が登録される活
性従属局記憶手段と、該活性従属局記憶手段に登録され
ている全てのアドレス情報を含むブロードキャストポー
リング信号を送信する送信手段と、前記ブロードキャス
トポーリング信号に対する従属局からのブロードキャス
トポーリング応答信号を受信することにより、該受信信
号に含まれる従属局のアドレス情報を前記活性従属局記
憶手段に登録する応答監視手段とを備え、前記従属局
に、前記ブロードキャストポーリング信号の受信時、受
信信号中に自局のアドレス情報が含まれていないときに
自局のアドレス情報を含むブロードキャストポーリング
応答信号を送信する受信応答手段を備えている。
【0008】また、前記従属局に、乱数発生手段を備
え、前記受信応答手段は、受信信号中に自局のアドレス
情報が含まれていないときに、前記乱数発生手段で発生
させた乱数の値によりブロードキャストポーリング応答
信号を送信するか否かを決定するようにしている。
え、前記受信応答手段は、受信信号中に自局のアドレス
情報が含まれていないときに、前記乱数発生手段で発生
させた乱数の値によりブロードキャストポーリング応答
信号を送信するか否かを決定するようにしている。
【0009】
【作用】制御局に備わる活性従属局記憶手段に1つも従
属局のアドレス情報が登録されていない状況の下では、
送信手段が1つのアドレス情報も含まないブロードキャ
ストポーリング信号を送信する。このブロードキャスト
ポーリング信号が活性化している従属局で受信される
と、その受信応答手段が、受信信号中に自局のアドレス
情報が含まれていないために自局のアドレス情報を含む
ブロードキャストポーリング応答信号を送信し、制御局
の応答監視手段がこのブロードキャストポーリング応答
信号を受信し、それに含まれる従属局のアドレス情報を
活性従属局記憶手段に登録する。その後のブロードキャ
ストポーリング時にはこの登録されたアドレス情報を含
むブロードキャストポーリング信号が送信されるが、前
記活性化した従属局は既に自局のアドレス情報が含まれ
ているため、そのようなブロードキャストポーリング信
号を受信しても応答は返さない。他方、その後に活性化
した従属局は自局のアドレス情報が含まれていないた
め、自局のアドレス情報を含むブロードキャストポーリ
ング応答信号を返し、これによりそのアドレス情報が制
御局の活性従属局記憶手段に登録される。
属局のアドレス情報が登録されていない状況の下では、
送信手段が1つのアドレス情報も含まないブロードキャ
ストポーリング信号を送信する。このブロードキャスト
ポーリング信号が活性化している従属局で受信される
と、その受信応答手段が、受信信号中に自局のアドレス
情報が含まれていないために自局のアドレス情報を含む
ブロードキャストポーリング応答信号を送信し、制御局
の応答監視手段がこのブロードキャストポーリング応答
信号を受信し、それに含まれる従属局のアドレス情報を
活性従属局記憶手段に登録する。その後のブロードキャ
ストポーリング時にはこの登録されたアドレス情報を含
むブロードキャストポーリング信号が送信されるが、前
記活性化した従属局は既に自局のアドレス情報が含まれ
ているため、そのようなブロードキャストポーリング信
号を受信しても応答は返さない。他方、その後に活性化
した従属局は自局のアドレス情報が含まれていないた
め、自局のアドレス情報を含むブロードキャストポーリ
ング応答信号を返し、これによりそのアドレス情報が制
御局の活性従属局記憶手段に登録される。
【0010】なお、従属局自身に送信権制御機能のない
通信ネットワークにおいては、ブロードキャストポーリ
ング応答信号を送信する従属局が複数存在した場合、ポ
ーリング応答どうしが衝突してしまう。そこで、本発明
では、従属局に、乱数発生手段を備え、受信応答手段
は、受信信号中に自局のアドレス情報が含まれていない
ときに、乱数発生手段で発生させた乱数の値によりブロ
ードキャストポーリング応答信号を送信するか否かを決
定することにより、ブロードキャストポーリング応答信
号の衝突の可能性を低下させている。
通信ネットワークにおいては、ブロードキャストポーリ
ング応答信号を送信する従属局が複数存在した場合、ポ
ーリング応答どうしが衝突してしまう。そこで、本発明
では、従属局に、乱数発生手段を備え、受信応答手段
は、受信信号中に自局のアドレス情報が含まれていない
ときに、乱数発生手段で発生させた乱数の値によりブロ
ードキャストポーリング応答信号を送信するか否かを決
定することにより、ブロードキャストポーリング応答信
号の衝突の可能性を低下させている。
【0011】
【実施例】図1を参照すると、本発明を適用した通信ネ
ットワークの一例は、制御局11とそれにより制御され
る複数の従属局12(図には1つの従属局だけを示す)
とがLAN等の通信路19を通じて相互に接続された通
信ネットワークにおいて、活性化した従属局を検出する
ための構成として、制御局11に、送信部13,応答監
視部14,時間検出部15および活性従属局テーブル1
6を備え、各従属局12に、受信応答部17および乱数
発生部18を備えている。
ットワークの一例は、制御局11とそれにより制御され
る複数の従属局12(図には1つの従属局だけを示す)
とがLAN等の通信路19を通じて相互に接続された通
信ネットワークにおいて、活性化した従属局を検出する
ための構成として、制御局11に、送信部13,応答監
視部14,時間検出部15および活性従属局テーブル1
6を備え、各従属局12に、受信応答部17および乱数
発生部18を備えている。
【0012】制御局11の活性従属局テーブル16に
は、制御局11が活性中と判断した従属局すべてのアド
レスが登録される。なお、このテーブル16の初期値は
空集合である。
は、制御局11が活性中と判断した従属局すべてのアド
レスが登録される。なお、このテーブル16の初期値は
空集合である。
【0013】送信部13は、ブロードキャストポーリン
グ信号を作成し、通信路19を通じて全従属局12に送
信する手段である。この送信部13は定期的に、例え
ば、図示しない通常ポーリングによって活性中の従属局
を一通りポーリングし終えた時点で起動される。
グ信号を作成し、通信路19を通じて全従属局12に送
信する手段である。この送信部13は定期的に、例え
ば、図示しない通常ポーリングによって活性中の従属局
を一通りポーリングし終えた時点で起動される。
【0014】時間検出部15は一定時間の経過を検出し
てタイムアウト信号を発生する手段である。
てタイムアウト信号を発生する手段である。
【0015】応答監視部14は、送信部13からのブロ
ードキャストポーリング信号の送出に応じて時間検出部
15を起動し、従属局12からの応答の受信に応じて受
信信号中の従属局のアドレスを活性従属局テーブル16
に追加登録し、時間検出部15からのタイムアウト信号
の発生により応答監視を終了する手段である。
ードキャストポーリング信号の送出に応じて時間検出部
15を起動し、従属局12からの応答の受信に応じて受
信信号中の従属局のアドレスを活性従属局テーブル16
に追加登録し、時間検出部15からのタイムアウト信号
の発生により応答監視を終了する手段である。
【0016】他方、従属局12の乱数発生部18は、受
信応答部17からの起動時に乱数を発生して受信応答部
17に通知する手段である。
信応答部17からの起動時に乱数を発生して受信応答部
17に通知する手段である。
【0017】また受信応答部17は、ブロードキャスト
ポーリング信号を受信することにより、受信信号中に自
局のアドレスが含まれているか否かを判定し、含まれて
いるときは、乱数発生部18で乱数を発生させ、その乱
数の値に応じて応答を返すか否かを決定し、応答を返す
場合には自局のアドレスを含むブロードキャストポーリ
ング応答信号を通信路19に送信する手段である。
ポーリング信号を受信することにより、受信信号中に自
局のアドレスが含まれているか否かを判定し、含まれて
いるときは、乱数発生部18で乱数を発生させ、その乱
数の値に応じて応答を返すか否かを決定し、応答を返す
場合には自局のアドレスを含むブロードキャストポーリ
ング応答信号を通信路19に送信する手段である。
【0018】図2にブロードキャストポーリング信号の
フォーマット例を示す。同図において、宛先アドレスフ
ィールド21(なお、この図2および後述する図3とも
“フィールド”なる語は省略してある)は、宛先となる
局のアドレスを記入するフィールドで、ブロードキャス
トポーリングでは全従属局を表すブロードキャストアド
レスを記入するフィールドである。
フォーマット例を示す。同図において、宛先アドレスフ
ィールド21(なお、この図2および後述する図3とも
“フィールド”なる語は省略してある)は、宛先となる
局のアドレスを記入するフィールドで、ブロードキャス
トポーリングでは全従属局を表すブロードキャストアド
レスを記入するフィールドである。
【0019】送信元アドレスフィールド22は、ブロー
ドキャストポーリングの送信者、すなわち、制御局11
のアドレスを記入するフィールドである。
ドキャストポーリングの送信者、すなわち、制御局11
のアドレスを記入するフィールドである。
【0020】コマンドフィールド23は、フレームの種
別、すなわち、ブロードキャストポーリングであること
を記入するフィールドである。
別、すなわち、ブロードキャストポーリングであること
を記入するフィールドである。
【0021】活性従属局アドレスフィールド251,2
52および253は、制御局11により活性とみなされ
ている従属局のアドレスを記入するフィールドである。
52および253は、制御局11により活性とみなされ
ている従属局のアドレスを記入するフィールドである。
【0022】活性従属局アドレスリストフィールド25
は、この中に0個以上の活性従属局アドレスフィールド
を含む可変長フィールドである。活性従属局アドレスリ
ストフィールド25に含まれる従属局はすべて制御局1
1により活性とみなされている。活性従属局アドレスリ
ストフィールド25に含まれない従属局はすべて制御局
11に非活性とみなされている。
は、この中に0個以上の活性従属局アドレスフィールド
を含む可変長フィールドである。活性従属局アドレスリ
ストフィールド25に含まれる従属局はすべて制御局1
1により活性とみなされている。活性従属局アドレスリ
ストフィールド25に含まれない従属局はすべて制御局
11に非活性とみなされている。
【0023】活性従属局アドレス数フィールド24は、
活性従属局アドレスリストフィールド25に含まれる活
性従属局アドレスフィールドの数を記入するフィールド
である。
活性従属局アドレスリストフィールド25に含まれる活
性従属局アドレスフィールドの数を記入するフィールド
である。
【0024】図3にブロードキャストポーリング応答信
号のフォーマット例を示す。同図において、宛先アドレ
スフィールド31は、宛先となる局のアドレスを記入す
るフィールドで、ブロードキャストポーリング応答では
制御局のアドレスを記入するフィールドである。
号のフォーマット例を示す。同図において、宛先アドレ
スフィールド31は、宛先となる局のアドレスを記入す
るフィールドで、ブロードキャストポーリング応答では
制御局のアドレスを記入するフィールドである。
【0025】送信元アドレスフィールド32は、ブロー
ドキャストポーリング応答の送信者のアドレスを記入す
るフィールドである。
ドキャストポーリング応答の送信者のアドレスを記入す
るフィールドである。
【0026】コマンドフィールド33は、フレームの種
別、すなわち、ブロードキャストポーリング応答である
ことを記入するフィールドである。
別、すなわち、ブロードキャストポーリング応答である
ことを記入するフィールドである。
【0027】図4は制御局11の処理例の流れ図であ
り、同図(a)はブロードキャストポーリング送信処理
41を、同図(b)はブロードキャストポーリング応答
受信処理42を、同図(c)は応答監視タイマタイムア
ウト処理43を、それぞれ示す。
り、同図(a)はブロードキャストポーリング送信処理
41を、同図(b)はブロードキャストポーリング応答
受信処理42を、同図(c)は応答監視タイマタイムア
ウト処理43を、それぞれ示す。
【0028】図5は従属局12の処理例の流れ図であ
り、ブロードキャストポーリング応答処理51を示して
いる。
り、ブロードキャストポーリング応答処理51を示して
いる。
【0029】以下、各図を参照して本実施例の動作を説
明する。
明する。
【0030】制御局11は、活性従属局テーブル16に
登録されている全従属局に対する一通りの通常ポーリン
グを終えた時点等の時間を利用して定期的に、図4
(a)のブロードキャストポーリング送信処理41を行
う。すなわち、送信部13は、図2に示したフォーマッ
トのブロードキャストポーリング信号を作成して通信路
19に送信する(S1)。このとき、図2の活性従属局
アドレスリストフィールド25には、活性従属局テーブ
ル16に登録されている従属局のアドレスをすべて含ま
せておく。次に送信部13は応答監視部14を起動し、
応答監視部14は時間検出部15を起動する(S2)。
そして、制御局11はイベント待ちとなる。
登録されている全従属局に対する一通りの通常ポーリン
グを終えた時点等の時間を利用して定期的に、図4
(a)のブロードキャストポーリング送信処理41を行
う。すなわち、送信部13は、図2に示したフォーマッ
トのブロードキャストポーリング信号を作成して通信路
19に送信する(S1)。このとき、図2の活性従属局
アドレスリストフィールド25には、活性従属局テーブ
ル16に登録されている従属局のアドレスをすべて含ま
せておく。次に送信部13は応答監視部14を起動し、
応答監視部14は時間検出部15を起動する(S2)。
そして、制御局11はイベント待ちとなる。
【0031】制御局11から送信されたブロードキャス
トポーリング信号は当該通信ネットワーク内の全ての従
属局12に到達し、非活性の従属局では受信されない
が、活性中の従属局12では受信されることになる。
トポーリング信号は当該通信ネットワーク内の全ての従
属局12に到達し、非活性の従属局では受信されない
が、活性中の従属局12では受信されることになる。
【0032】ブロードキャストポーリング信号を受信し
た従属局12は、図5のブロードキャストポーリング応
答処理51を行う。すなわち、先ず受信応答部17は、
受信したブロードキャストポーリング信号を解析し、そ
の活性従属局アドレスリストフィールド25に自局アド
レスが含まれているかを検査し(S21)、含まれてい
るときは制御局11は自局を既に活性と認識しているた
めブロードキャストポーリング応答を返す必要がないの
で処理を終了する。
た従属局12は、図5のブロードキャストポーリング応
答処理51を行う。すなわち、先ず受信応答部17は、
受信したブロードキャストポーリング信号を解析し、そ
の活性従属局アドレスリストフィールド25に自局アド
レスが含まれているかを検査し(S21)、含まれてい
るときは制御局11は自局を既に活性と認識しているた
めブロードキャストポーリング応答を返す必要がないの
で処理を終了する。
【0033】また、自局アドレスが含まれていないとき
は、受信応答部17は乱数発生部18を起動して乱数を
発生させる(S22)。そして、この発生された乱数が
予め定められた或るしきい値以下か否かを判別し(S2
3)、或るしきい値を超えていれば図5の処理を終了す
る。他方、或るしきい値以下であれば、図3に示したフ
ォーマットのブロードキャストポーリング応答信号を通
信路19を介して制御局11に送信する(S24)。こ
のとき、ブロードキャストポーリング応答信号の送信元
アドレス32に自局のアドレスを設定する。
は、受信応答部17は乱数発生部18を起動して乱数を
発生させる(S22)。そして、この発生された乱数が
予め定められた或るしきい値以下か否かを判別し(S2
3)、或るしきい値を超えていれば図5の処理を終了す
る。他方、或るしきい値以下であれば、図3に示したフ
ォーマットのブロードキャストポーリング応答信号を通
信路19を介して制御局11に送信する(S24)。こ
のとき、ブロードキャストポーリング応答信号の送信元
アドレス32に自局のアドレスを設定する。
【0034】このような乱数による制御を行うことによ
り、非活性から活性に切り替わった従属局が複数存在し
ても、ブロードキャストポーリング応答を送信する局と
送信しない局に分かれる為、ブロードキャストポーリン
グ応答どうしの衝突の可能性を低下させることができ
る。
り、非活性から活性に切り替わった従属局が複数存在し
ても、ブロードキャストポーリング応答を送信する局と
送信しない局に分かれる為、ブロードキャストポーリン
グ応答どうしの衝突の可能性を低下させることができ
る。
【0035】さて、従属局12から送信されたブロード
キャストポーリング応答信号が制御局11に到達し、制
御局11で受信されると、図4(b)のブロードキャス
トポーリング応答受信処理42が行われる。すなわち、
制御局11の応答監視部14は、受信したブロードキャ
ストポーリング応答信号の送信元アドレスフィールド3
2に設定されているアドレスを、活性従属局テーブル1
6に追加登録する(S11)。
キャストポーリング応答信号が制御局11に到達し、制
御局11で受信されると、図4(b)のブロードキャス
トポーリング応答受信処理42が行われる。すなわち、
制御局11の応答監視部14は、受信したブロードキャ
ストポーリング応答信号の送信元アドレスフィールド3
2に設定されているアドレスを、活性従属局テーブル1
6に追加登録する(S11)。
【0036】その後、時間検出部15からタイムアウト
信号が供給されると、制御局11は図4(c)の応答監
視タイマタイムアウト処理43を行う。すなわち、応答
監視部14は今回のブロードキャストポーリングに関す
る一連の処理を終了させる。
信号が供給されると、制御局11は図4(c)の応答監
視タイマタイムアウト処理43を行う。すなわち、応答
監視部14は今回のブロードキャストポーリングに関す
る一連の処理を終了させる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御局は事前に全従属局のアドレス情報を認識している必
要がないので、事前に従属局のアドレス情報が特定でき
ない不特性多数の従属局を配下に持つ制御局であって
も、非活性から活性に変化した従属局をそのアドレス情
報を含めて検出することができるという効果がある。
御局は事前に全従属局のアドレス情報を認識している必
要がないので、事前に従属局のアドレス情報が特定でき
ない不特性多数の従属局を配下に持つ制御局であって
も、非活性から活性に変化した従属局をそのアドレス情
報を含めて検出することができるという効果がある。
【0038】また、乱数発生手段を備える構成によれ
ば、ブロードキャストポーリング応答信号の衝突の可能
性を低下させることができるので、従属局自身に送信権
制御機能のない通信ネットワークにも適用することがで
きる。
ば、ブロードキャストポーリング応答信号の衝突の可能
性を低下させることができるので、従属局自身に送信権
制御機能のない通信ネットワークにも適用することがで
きる。
【図1】本発明を適用した通信ネットワークの一例を示
す図である。
す図である。
【図2】ブロードキャストポーリング信号のフォーマッ
ト例を示す図である。
ト例を示す図である。
【図3】ブロードキャストポーリング応答信号のフォー
マット例を示す図である。
マット例を示す図である。
【図4】制御局の処理例を示す流れ図である。
【図5】従属局の処理例を示す流れ図である。
11…制御局 12…従属局 13…送信部 14…応答監視部 15…時間検出部 16…活性従属局テーブル 17…受信応答部 18…乱数発生部 21,31…宛先アドレスフィールド 22,32…送信元アドレスフィールド 23,33…コマンドフィールド 24…活性従属局アドレス数フィールド 25…活性従属局アドレスリストフィールド 251,252,253…活性従属局アドレスフィール
ド
ド
Claims (2)
- 【請求項1】 制御局とそれにより制御される複数の従
属局とが通信路を通じて相互に接続された通信ネットワ
ークにおける、活性化した従属局を検出する装置におい
て、 前記制御局に、 活性化していると制御局により認識されている全ての従
属局のアドレス情報が登録される活性従属局記憶手段
と、 該活性従属局記憶手段に登録されている全てのアドレス
情報を含むブロードキャストポーリング信号を送信する
送信手段と、 前記ブロードキャストポーリング信号に対する従属局か
らのブロードキャストポーリング応答信号を受信するこ
とにより、該受信信号に含まれる従属局のアドレス情報
を前記活性従属局記憶手段に登録する応答監視手段とを
備え、 前記従属局に、 前記ブロードキャストポーリング信号の受信時、受信信
号中に自局のアドレス情報が含まれていないときに自局
のアドレス情報を含むブロードキャストポーリング応答
信号を送信する受信応答手段を備えることを特徴とする
活性化した局を検出する装置。 - 【請求項2】 前記従属局に、乱数発生手段を備え、前
記受信応答手段は、受信信号中に自局のアドレス情報が
含まれていないときに、前記乱数発生手段で発生させた
乱数の値によりブロードキャストポーリング応答信号を
送信するか否かを決定することを特徴とする請求項1記
載の活性化した局を検出する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5186712A JP2500633B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 活性化した局を検出する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5186712A JP2500633B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 活性化した局を検出する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0787092A JPH0787092A (ja) | 1995-03-31 |
JP2500633B2 true JP2500633B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=16193324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5186712A Expired - Fee Related JP2500633B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 活性化した局を検出する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2500633B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5186712A patent/JP2500633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0787092A (ja) | 1995-03-31 |
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