JP2500460B2 - 2色熱転写印字装置 - Google Patents

2色熱転写印字装置

Info

Publication number
JP2500460B2
JP2500460B2 JP5178412A JP17841293A JP2500460B2 JP 2500460 B2 JP2500460 B2 JP 2500460B2 JP 5178412 A JP5178412 A JP 5178412A JP 17841293 A JP17841293 A JP 17841293A JP 2500460 B2 JP2500460 B2 JP 2500460B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal
ink ribbon
color
printing
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5178412A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0732627A (ja
Inventor
正一 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5178412A priority Critical patent/JP2500460B2/ja
Publication of JPH0732627A publication Critical patent/JPH0732627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500460B2 publication Critical patent/JP2500460B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2色熱転写印字装置に
関し、特に情報処理装置の2色熱転写印字装置とリボン
カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2色熱転写印字装置の印字方式に
は主に3通りの方式がある。第1の方式は、2色分のイ
ンク層を上下に重ねたインクリボンを使用し、熱印字ヘ
ッドからの熱印加時間に応じて一方のインク層のインク
を普通紙に転写するものである(特公平2−5596号
公報)。また第2の方式は1つのインクリボンのインク
付着領域を長さ方向に2つに分割し、それぞれの領域に
異なる色のインクを付着させたインクリボンを使用する
ものである。これら2つの印字方式のうち前者は熱印字
時間の正確な制御が必要で、後者は熱印字ヘッド(サー
マルヘッド)に対するインクリボンのインク領域の位置
決め制御が必要となり、また、インクリボンの費用も高
くなる。第1,第2の印字方式より制御が単純で、印字
ミスの少ない方式が次の第3の方式である。
【0003】第3の方式は独立な2つのインクリボンを
使用する印字方式である。
【0004】図4は第3の2色印字装置の一例を示す平
面図である。搬送路17にある媒体16は、ペーパーガ
イド38により保持されている。搬送路17には、媒体
16を搬送するためにフィードローラ36およびプレッ
シャローラ37の組合せが設置されている。2色印字を
行なうために各色ごとに印字機構が設けられている。第
1色目の印字機構には、インクリボンフィルム32に熱
を供給するサーマルヘッド1a、そのサーマルヘッド1
aをリトラクション(往復運動)させるカム10、圧縮
スプリング12を備えている。モータ39の軸の回転に
よりその動力をベクロ14に伝え、カム10を回転させ
る。引張スプリング13は、印字しない時にサーマルヘ
ッド1aを上げておく力をサーマルヘッド1aに与えて
いる。また、第2色目の印字機構も、上述と同様に構成
されている。
【0005】次に動作について説明する。搬送路17内
の媒体は、第17内の媒体は、第1色目の印字機構まで
送られる。モータ39を動作させることにより、カム1
0を回転させる。それによりカム10の偏心量分だけ圧
縮スプリング12が圧縮され、圧縮力Fを得る。ここで
引張スプリング13は、サーマルヘッド1aを上げる方
向に引張力fを作用しているので、サーマルヘッド1a
に作用する力は(F−f)となる。この(F−f)の力
によりサーマルヘッド1aは、プラテン35側に移動す
る。サーマルヘッド1aが移動後に、インクリボンフィ
ルム32を送り、プラテン35を回転させる。その後で
媒体16をインクリボフィルム32とプラテン35の間
に挿入させ、印字を行なう。
【0006】第1色目の印字が終了した後は、フィード
ローラ36により媒体16を第2色目の印字機構へ搬送
する(図5の矢印方向)。第1色目の印字時と同様に、
モータ39を回転させ、サーマルヘッド1bをリトラク
ションさせ、インクリボンフィルム33を送り、プラテ
ン35を回転させた状態で、媒体16を搬送させ、第2
色目の印字を行なう。
【0007】また、各々の印字機構のインクリボンフィ
ルム32,33は、各々のリボンカセットに収納されて
いる。
【0008】図5はもうひとつの従来例を示す正面図で
ある。サーマルヘッド1a,1bのリトラクションの動
力源をソレノイド15とした場合で、動作は図5の例と
同様である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の2色熱転写
印字装置では、各サーマルヘッドごとにリトラクション
機構を設けているため、アクチュエータを含め部品点数
が多くなり、実相部分の占有体積も大きくなる。また各
々リボンカセットを備えているので、リボンカセットが
2個必要であり、リボンカセットのセット部面積も大き
くなる傾向になった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、サーマ
ルヘッドで発生する熱によって印字色が異なる2つのイ
ンクリボンフィルム(2、3)のインクを記録媒体(1
6)に転写して文字やイメージを記録する2色熱転写印
字装置において、発熱部分が互いに外側を向くように反
対向きに配置された2つのサーマルヘッド(1a、1
b)と、2つのインクリボンフィルムを、2つのサーマ
ルヘッドのそれぞれの発熱部分に対向する各フィルム面
が所定の間隔をおいて対向するように収容し、前記所定
の間隔をおいた各フィルム面の間に2つのサーマルヘッ
ドを収容するためのスロット(20)を形成したリボン
カセットと、スロット内において前記2つのサーマルヘ
ッドの間に配置されたスプリング(12)と、2つのサ
ーマルヘッドに連結して同時に一方向に移動させ、2つ
のサーマルヘッドの発熱部分の一方を選択的に前記2つ
のインクリボンフィルムの一方のフィルム面に押圧させ
る移動手段(9、10、11)とを含む2色熱転写印字
装置が得られる。
【0011】リボンカセットは、たとえば2つのインク
リボンフィルムを互いに逆向きに収容し、一部に2つの
インクリボンフィルムを互いに逆向きに露出するインク
リボンフィルム出口を設けてもよい。また2つのサーマ
ルヘッドは、たとえば、先端がインクリボン出口から露
出した2つのインクリボンフィルムにそれぞれ接触する
よう互いに逆向きに配置してもよい。
【0012】さらに、本発明によれば、印字色が異なる
2つのインクリボンフィルムを収容したリボンカセット
が得られる。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の平面図(第1色
目の印字時)、図3はインクリボンとヘッド部分の斜視
図である。
【0015】図1において、搬送路17の中にある媒体
16は、搬送路17の両側のペーパーガイド8により保
持されている。搬送路17には、媒体16を搬送するた
めに、プラテン5a,5bと、フィードローラ6および
プレッシャローラ7の組合せが所定の間隔で設置されて
いる。2色印字を行なうために、1ライン分を記録する
印字ヘッドとして互いに逆向きの2個のサーマルヘッド
1a,1bを有し、また色の異なる2種類のインクリボ
ンフィルム2,3が同一のリボンカセット4に互いに逆
向きに収納されている。
【0016】図3に示すように、リボンカセット4は中
央にサーマルヘッド1a,1bを挿入するためのスロッ
ト20を有し、スロット20の両側のカセットケースに
インクリボンフィルム2,3のフィルムロールが収容さ
れている。リボンカセット4のサーマルヘッド先端側に
は、インクリボンフィルムを露出するためのインクリボ
ンフィルム出口4aが形成されている。スロット20は
露出した2つのインクリボンフィルムの間に配設され
る。リボンカセット4はサーマルヘッド1a,1bがス
ロット20に入るように矢印A方向から挿入され、リボ
ンカセット4の交換時には矢印B方向に移動させる。な
お、リボンカセットのスロット20にサーマルヘッド1
a,1bが入りやすいようリボンカセットの移動安定性
を確保するためのリボンカセットガイドを設けてもよ
い。
【0017】2個のサーマルヘッド1a,1bの間に
は、印字時にプラテン5へ押付力を与えるための圧縮ス
プリング12を有し、各サーマルヘッドの底に固定され
ている。モータ9の駆動によりカム10を回転させ、そ
の偏心量によりサーマルヘッド1a,1bのリトラクシ
ョン(往復運動)を行なう。
【0018】次に動作について説明する。搬送路17内
の媒体16を第1色1aの突起1cに当たり、圧縮スプ
リング12を介して、サーマルヘッド1bをプラテン5
b側へ移動させる。リトラクションレバ11の移動量が
最大となる位置で、モータ9の動作を停止,保持させ
る。この状態でサーマルヘッド1bの押付力が得られ
る。第1色印字時と同様に、インクリボンフィルム3を
送りプラテン5bを回転させて、媒体16をインクリボ
ンフィルム3とプラテン5bに間に、媒体16を挿入す
ることにより、第2色目の印字が行なえる。
【0019】以上説明した実施例では、サーマルヘッド
1a,1bを動かすリトラクションレバ11を偏心カム
機構で移動させたが、リトラクションレバ11を電磁ソ
レノイドで動かしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による2色
熱転写印字装置は、2個のサーマルヘッドのリトラクシ
ョンを、1個のアクチュエータで行なうため、部品点数
の削減および実装部の占有体積の削減が行なえるという
効果を有する。
【0021】また、1個のリボンカセットに、2個のイ
ンクリボンフィルムを収納しているため、リボンカセッ
トのセット操作性の向上およびリボンカセットのセット
面積の低減が行なえるという結果も、有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例を示す平面図(第1色印
字時)である。
【図2】本発明による一実施例を示す平面図(第2色印
字時)である。
【図3】本発明の実施例に使用するリボンカセットとサ
ーマルヘッドを示す斜視図である。
【図4】従来の2色印字装置の平面図である。
【図5】従来の他の2色印字装置の平面図である。
【符号の説明】
1a,1b サーマルヘッド 2 インクリボンフィルム 3 インクリボンフィルム 4 リボンカセット 5 プラテン 6 フィードローラ 7 プレッシャローラ 8 ペーパーガイド 9 モータ 10 カム 11 リトラクションレバ 12 圧縮スプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドで発生する熱によって印
    字色が異なる2つのインクリボンフィルムのインクを記
    録媒体に転写して文字やイメージを記録する2色熱転写
    印字装置において、発熱部分が互いに外側を向くように反対向きに配置され
    た2つのサーマルヘッドと、 前記2つのインクリボンフィルムを、前記2つのサーマ
    ルヘッドのそれぞれの発熱部分に対向する各フィルム面
    が所定の間隔をおいて対向するように収容し、前記所定
    の間隔をおいた各フィルム面の間に前記2つのサーマル
    ヘッドを収容するためのスロットを形成したリボンカセ
    ットと、 前記スロット内において前記2つのサーマルヘッドの間
    に配置されたスプリングと、 前記2つのサーマルヘッドに連結して同時に一方向に移
    動させ、前記2つのサーマルヘッドの発熱部分の一方を
    選択的に前記2つのインクリボンフィルムの一方のフィ
    ルム面に押圧させる移動手段 とを含む2色熱転写印字装
    置。
JP5178412A 1993-07-20 1993-07-20 2色熱転写印字装置 Expired - Fee Related JP2500460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5178412A JP2500460B2 (ja) 1993-07-20 1993-07-20 2色熱転写印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5178412A JP2500460B2 (ja) 1993-07-20 1993-07-20 2色熱転写印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0732627A JPH0732627A (ja) 1995-02-03
JP2500460B2 true JP2500460B2 (ja) 1996-05-29

Family

ID=16048048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5178412A Expired - Fee Related JP2500460B2 (ja) 1993-07-20 1993-07-20 2色熱転写印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500460B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5660996B2 (ja) 2011-08-08 2015-01-28 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 電動機制御装置
JP5660997B2 (ja) 2011-08-08 2015-01-28 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 電動機制御装置
KR101356362B1 (ko) * 2012-10-23 2014-01-27 오므론 오토모티브 일렉트로닉스 가부시키가이샤 전동기 제어 장치
KR101356252B1 (ko) * 2012-10-23 2014-01-28 오므론 오토모티브 일렉트로닉스 가부시키가이샤 전동기 제어 장치

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6337968A (ja) * 1986-07-31 1988-02-18 Minolta Camera Co Ltd プリンタ
JPS6349475A (ja) * 1986-08-19 1988-03-02 Minolta Camera Co Ltd プリンタ
JPS63115775A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Minolta Camera Co Ltd インクリボンカセツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0732627A (ja) 1995-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6894710B2 (en) Card recording apparatus
US4632577A (en) Record media thickness compensating mechanism
US4668961A (en) Recording apparatus
US4702629A (en) Apparatus for adjusting the print head gap in a dot matrix printer
JP2500460B2 (ja) 2色熱転写印字装置
US5690439A (en) Thermal transfer printing apparatus
US4780007A (en) Record media thickness compensating mechanism
JPS585786B2 (ja) 印字ヘッド組立体の位置調整機構
JPH0444588B2 (ja)
JPH05155076A (ja) プリンタのピンチローラ制御
US5540509A (en) Color printer with exchangeable ribbon cassettes
US20080153029A1 (en) Thermal printer with two print heads
JP4334400B2 (ja) 中間転写型熱転写印刷装置
JPH09141954A (ja) プリンタ装置
US5733053A (en) Thermal transfer printing apparatus
JP2000108390A (ja) 熱転写プリンタ
JPS6354558B2 (ja)
JP3438432B2 (ja) サーマルヘッドの支持装置
JP2608896B2 (ja) カード記録装置
JPS61274974A (ja) サ−マルヘツドのリトラクシヨン
JPS6350126Y2 (ja)
JP2005161824A (ja) 中間転写型熱転写印刷装置
KR0132864B1 (ko) 프린팅 방법 및 그 장치
JP2001030593A (ja) インパクトドットプリンタとその制御方法
JPH05169781A (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960116

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080313

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100313

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees