JP2500339Y2 - 三面鏡 - Google Patents

三面鏡

Info

Publication number
JP2500339Y2
JP2500339Y2 JP1992040117U JP4011792U JP2500339Y2 JP 2500339 Y2 JP2500339 Y2 JP 2500339Y2 JP 1992040117 U JP1992040117 U JP 1992040117U JP 4011792 U JP4011792 U JP 4011792U JP 2500339 Y2 JP2500339 Y2 JP 2500339Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
sleeve
mirror
main body
main frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992040117U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0615562U (ja
Inventor
雅彦 堀住
Original Assignee
有限会社堀住木工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社堀住木工所 filed Critical 有限会社堀住木工所
Priority to JP1992040117U priority Critical patent/JP2500339Y2/ja
Publication of JPH0615562U publication Critical patent/JPH0615562U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500339Y2 publication Critical patent/JP2500339Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、左右一対の袖枠を正面
鏡の本枠内へ収納可能として、しかも、その厚さを可及
的に薄く形成しても十分な強度を有する三面鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、三面鏡は、図4に示すように、正
面鏡30を取り付けた平板状の本枠31の外周縁へ、袖
鏡32を取り付けた袖枠33の外縁を蝶番34により開
閉自在に取り付けてある。
【0003】一般的に、鏡台等に用いる三面鏡は、その
使用者の半身以上を写すものであるから、簡易的な卓上
式のものと比べ、正面鏡30はこれに相応して大型とな
り、当然のことながら袖鏡32もその丈高さは、この正
面鏡30とほぼ同寸法に形成される。
【0004】したがって、袖鏡32が取り付けられた袖
枠33は比較的大きな重量となるもので、ちなみに、全
体重量が10kgであれば、一面の袖枠33は2.5K
gにも達する。
【0005】そのため、図4において矢印pに示すよう
に、袖枠33がその重量により湾曲しやすいので、この
袖枠33を安定的に支承するためには、本枠31の厚さ
を十分に取って剛性を持たせ、この現象に対応しなけれ
ばならない。
【0006】しかし、前記した強度を高めるために本枠
の厚さを厚くすると、全体重量が増して運搬等の取り扱
いが困難となるばかりか、コストアップとなる上、調度
品として扱われる家具は厚みが増すことにより室内装飾
上好ましくない。
【0007】等の様々な問題点を有するものであった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記した問題
点を解決するためになされたもので、本枠と袖枠とより
なり、本枠は、主体と、この主体全周縁より突出させた
額縁とを有し、袖枠は、蝶番の一方翼を額縁の内周縁へ
固着し、他方翼を袖枠の外端縁へ固着して開閉自在とす
ると共に、袖枠の閉塞時に本枠内に納まるように形成す
ることで、収納時は本枠と一体的となり、しかも、本枠
の厚さを薄く形成しても袖枠を十分に支承する強度を有
することができて体裁が良好となる三面鏡を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】正面鏡を取り付けた本枠
へ、袖鏡を取り付けた左右一対の袖枠を蝶着して開閉自
在とした三面鏡において、前記本枠は、正面鏡の背面略
全体が当接する平板状の主体と、該主体の全周縁からこ
の主体前面部の前側へ一体的に突出させた額縁とからな
り、前記袖枠は、蝶番により該蝶番の一方翼を前記額縁
の内周縁へ固着し、他方翼を前記袖枠の外端縁へ固着し
て開閉自在として、袖枠の閉塞時に、本枠内に納まる三
面鏡の構成にある。
【0010】正面鏡を取り付けた本枠へ、袖鏡を取り付
けた左右一対の袖枠を蝶着して開閉自在とした三面鏡に
おいて、前記本枠は、正面鏡の背面略全体が当接する平
板状の主体と、該主体の全周縁からこの主体前面部の前
側へ一体的に突出させた額縁とからなり、前記袖枠は、
蝶番により該蝶番の一方翼を前記額縁の内周縁へ固着
し、他方翼を前記袖枠の外端縁へ固着して開閉自在とし
て、袖枠の閉塞時に、本枠内に納まると共に、前記本枠
の背面に支柱を設け、この支柱の下端を台本体の止孔に
貫入させて本枠を台本体に固定させた三面鏡の構成にあ
る。
【0011】
【作用】前記のように構成される本考案の三面鏡は以下
に述べる作用を奏する。
【0012】正面鏡を取り付けた本枠の額縁内周縁へ、
袖鏡を取り付けた袖枠の外端縁を蝶番により取り付ける
と開閉自在となり、袖枠の閉塞時には本枠内に納まる。
【0013】また、袖枠の本枠への取り付けに際して
は、蝶番が額縁の内周において取り付けられているの
で、閉塞時にその取付部が露出しない。
【0014】また、本枠の背面に支柱を設け、この支柱
の下端を台本体の止孔に貫入させて本枠を台本体に固定
させれば、大型の三面鏡である鏡台として使用できる。
【0015】
【実施例】次に本考案に関する三面鏡の一実施例を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1〜図3においてAは三面鏡で、本枠1
と、左右一対の袖枠2,3と、蝶番4とにより構成され
る。
【0017】そして、前記した本枠1は、正面鏡5の形
状に見合う大きさに形成した主体6と、該主体6の全周
縁より前側へ突出させた額縁7とからなるもので、正面
鏡5の収容部が凹んだ凹状となっており、その外形状
は、矩形や三角形,六角形,正方形等の多角形あるいは
円形やひょうたん形等任意のものが選定し得る。
【0018】前記袖枠2,3は、本枠1における主体6
の略縦半分等に形成し、かつ、主体6の外形状に合わせ
て倣うように形成したり一部を変形してあって、本枠1
の凹みに嵌って納まり得る形状であり、しかも、その外
面が額縁7面と略一致する厚さを有するものであり、そ
の内面には袖鏡8,9を張設してある。
【0019】これら本枠1と袖枠2,3とは蝶番4によ
り観音開き状に開閉自在に取り付けられているもので、
該蝶番4の一方翼4aを額縁7の内周縁7aへ固着し、
他方翼4bを袖枠2,3の外端縁2a,3aへ固着して
開閉自在としてある。
【0020】したがって、この袖枠2,3が取り付けら
れる本枠1の額縁7は、その断面形状がL字状となって
薄厚であっても十分な剛性力を発揮する。
【0021】なお、図2および図3において10は、本
枠1の背面に取り付けた支柱で、実施例の三面鏡Aを鏡
台11として使用する際に、該鏡台11における台部1
2に穿設した止孔13へ、該支柱10の下端部を挿嵌す
ることにより、三面鏡Aが安定支持されるものである。
【0022】更に、この三面鏡Aは、他の家具の上部に
載置する置き鏡や、ビス止めやくさり,紐等によって懸
吊した壁鏡,釣鏡としても使用できる。
【0023】
【考案の効果】前述のように本考案に関する三面鏡は、
閉塞時に、袖枠が本枠の凹み内に嵌合されるので、正面
鏡に対して蓋作用を行ない、該鏡面の汚染や破損等を防
止することができると共に、本枠と袖枠とが一体的にな
って持ち運びや取り扱い等が良好である。
【0024】袖枠が本枠の凹み内に嵌合されてその内部
に納まるため、袖枠を折り畳んだときの三面鏡全体の厚
さを薄く形成することができ、一方、額縁部は、従来の
本枠の厚さより厚く形成することができるので、三面鏡
が大型となっても本枠の強度が向上して希望する大きさ
の袖枠を本枠へ取り付けることができる。
【0025】そして、十分に強度を有する大型の三面鏡
は、本枠の背部に支柱を設け、この支柱を台本体へ固定
することで鏡台として利用できる。等の特有の効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関する三面鏡の正面図である。
【図2】図1において袖枠を開いた状態を示す一部破断
側面図である。
【図3】図1における横断平面図である。
【図4】従来の三面鏡を示す平面図である。
【符号の説明】
A 三面鏡 1 本枠 2,3 袖枠 4 蝶番 4a 一方翼 4b 他方翼 5 正面鏡 6 主体 7 額縁 7a 内周縁 8,9 袖鏡 2a,3a 外端縁 10 支柱 12 台本体 13 止孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 ULTERIORI INFORMA ZIONI SCHIFFINI SP A CASELLA POSTALE 321.LA SPEZIA社発行「DO MUS 603 MONTHLY MAG AZINE OF ARCHITECT URE,DESIGN,ART」(1980 年2月発行)、第41頁上段中央の図及び ON THIS PAGE:THREE DIFFERENT KINDS O F MIRROR.THE MATER IAL USED IS PLYWOO D LACQUERED WITH A SPECIAL PAINT TO SIMULATE MARBLE:PI NK,LIGHT GREY AND DARK GREY.の項参照。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面鏡を取り付けた本枠へ、袖鏡を取り
    付けた左右一対の袖枠を蝶着して開閉自在とした三面鏡
    において、前記本枠は、正面鏡の背面略全体が当接する
    平板状の主体と、該主体の全周縁からこの主体前面部の
    前側へ一体的に突出させた額縁とからなり、前記袖枠
    は、蝶番により該蝶番の一方翼を前記額縁の内周縁へ固
    着し、他方翼を前記袖枠の外端縁へ固着して開閉自在と
    して、袖枠の閉塞時に、本枠内に納まることを特徴とす
    る三面鏡。
  2. 【請求項2】 正面鏡を取り付けた本枠へ、袖鏡を取り
    付けた左右一対の袖枠を蝶着して開閉自在とした三面鏡
    において、前記本枠は、正面鏡の背面略全体が当接する
    平板状の主体と、該主体の全周縁からこの主体前面部の
    前側へ一体的に突出させた額縁とからなり、前記袖枠
    は、蝶番により該蝶番の一方翼を前記額縁の内周縁へ固
    着し、他方翼を前記袖枠の外端縁へ固着して開閉自在と
    して、袖枠の閉塞時に、本枠内に納まると共に、前記本
    枠の背面に支柱を設け、この支柱の下端を台本体の止孔
    に貫入させて本枠を台本体に固定させたことを特徴とす
    る三面鏡。
JP1992040117U 1992-05-20 1992-05-20 三面鏡 Expired - Fee Related JP2500339Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992040117U JP2500339Y2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 三面鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992040117U JP2500339Y2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 三面鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0615562U JPH0615562U (ja) 1994-03-01
JP2500339Y2 true JP2500339Y2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=12571895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992040117U Expired - Fee Related JP2500339Y2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 三面鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500339Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020751B2 (ja) * 1977-04-25 1985-05-23 株式会社リコー 磁気ブラシ現像装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ULTERIORIINFORMAZIONISCHIFFINISPACASELLAPOSTALE321.LASPEZIA社発行「DOMUS603MONTHLYMAGAZINEOFARCHITECTURE,DESIGN,ART」(1980年2月発行)、第41頁上段中央の図及びONTHISPAGE:THREEDIFFERENTKINDSOFMIRROR.THEMATERIALUSEDISPLYWOODLACQUEREDWITHASPECIALPAINTTOSIMULATEMARBLE:PINK,LIGHTGREYANDDARKGREY.の項参照。

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0615562U (ja) 1994-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4457054A (en) Casket shelf
JP2500339Y2 (ja) 三面鏡
USD396077S (en) Exercise device
US2934388A (en) Portable lectern
USD357198S (en) Display enclosure with display
US7051404B2 (en) Self-locking hinge
USD343031S (en) Combined saddle and tack caddy
JPH0741403Y2 (ja) スツール
KR200185092Y1 (ko) 개폐식 액자
GB2263440A (en) Holder assembly for flipchart or pad of paper
USD360426S (en) Integrated liquid crystal display projector
USD372372S (en) Desktop with surrounding storage compartments
JPS6022831Y2 (ja) 収納机
JP2500339Z (ja)
JPH1074057A (ja) 折畳み収納型移動標示板
JP2799848B2 (ja) 手鏡セット
JPH0714206Y2 (ja) 木製ケース
JP2605703Y2 (ja) ドア用持出吊りピボットヒンジ
JPS6211473Y2 (ja)
USD350416S (en) Fire escape kit for building emergencies
JP3075603B2 (ja) 扉装置
JPH04501515A (ja) 折畳み可能な机
JPH0482509A (ja) ボード取付構造
JPS6341947Y2 (ja)
JPS62141344U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees