JP2026076868A - ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッドの製造方法

Info

Publication number
JP2026076868A
JP2026076868A JP2024187762A JP2024187762A JP2026076868A JP 2026076868 A JP2026076868 A JP 2026076868A JP 2024187762 A JP2024187762 A JP 2024187762A JP 2024187762 A JP2024187762 A JP 2024187762A JP 2026076868 A JP2026076868 A JP 2026076868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
face
urethane layer
urethane
groove width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2024187762A
Other languages
English (en)
Inventor
成宏 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to US19/366,693 priority Critical patent/US20260115545A1/en
Publication of JP2026076868A publication Critical patent/JP2026076868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】打撃面をウレタン層で形成すると共に、このウレタン層の耐久強度及び固着強度を高めうるゴルフクラブヘッドの提供。
【解決手段】ヘッド100は、打撃面102aを形成するフェース部102を備えている。フェース部102が、フェース本体部M1と、フェース本体部M1の外側に設けられたウレタン層部U1とを有している。ウレタン層部U1は、その外面に形成されトウ側からヒール側に延びる複数のスコアライン140と、その内面に形成されスコアライン140のそれぞれに対応してトウ側からヒール側に延びる複数の内面突出部142とを有している。フェース本体部M1が、その外面に形成され内面突出部142のそれぞれに対応してトウ側からヒール側に延びる複数の本体溝部146を有している。内面突出部142のそれぞれが、本体溝部146のそれぞれに入り込んでいる。
【選択図】図7

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッドの製造方法に関する。
ゴルフクラブヘッドには、様々な材料が用いられうる。2種以上の材料が用いられた複合ヘッドも知られている。
米国特許第6390932号明細書は、打撃面が所定の物性を有する異種材料(ポリマー)で形成されたゴルフクラブヘッドを開示する。打撃面に配置された異種材料は、打撃されたゴルフボールの飛行特性に影響しうる。
米国特許第6390932号明細書
スピン性能等の観点から、打撃面には、スコアラインが形成されるのが好ましい。一方、打撃面を異種材料で形成する場合、スコアラインは、当該異種材料の耐久強度を低下させうる。また、打撃面を異種材料で形成する場合、この異種材料の固着強度が問題となりうる。
本発明の目的の一つは、打撃面をウレタン層で形成すると共に、このウレタン層の耐久強度及び固着強度を高めうるゴルフクラブヘッドを提供するものである。
一つの態様では、本発明は、打撃面を形成するフェース部を備えたゴルフクラブヘッドである。前記フェース部が、フェース本体部と、前記フェース本体部の外側に設けられポリウレタンで形成されたウレタン層部とを有している。前記ウレタン層部が、その外面に形成されトウ側からヒール側に延びる複数のスコアラインと、その内面に形成され前記スコアラインのそれぞれに対応してトウ側からヒール側に延びる複数の内面突出部とを有している。前記フェース本体部が、その外面に形成され前記内面突出部のそれぞれに対応してトウ側からヒール側に延びる複数の本体溝部を有している。前記内面突出部のそれぞれが、前記本体溝部のそれぞれに入り込んでいる。
一つの側面として、打撃面をウレタン層で形成すると共に、このウレタン層の耐久強度及び固着強度を高めうるゴルフクラブヘッドを提供することができる。
図1は、第1実施形態のゴルフクラブヘッドの平面図である。 図2は、図1のゴルフクラブヘッドをトウ側から見た側面図である。 図3(a)は図1のゴルフクラブヘッドの正面図であり、図3(b)は図3(a)のE1線に沿ったヘッド外面の断面線である。図3(b)では、スコアラインの断面線の記載が省略されている。 図4は、図1のゴルフクラブヘッドにおけるヘッド本体の正面図である。 図5は、図3(a)のA-A線に沿った断面図である。 図6は、図5の部分拡大図である。 図7は、図6の円F7内の拡大図である。 図8は、第2実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図である。 図9は、図8のゴルフクラブヘッドにおけるヘッド本体の正面図である。 図10は、第3実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図である。 図11は、図10のゴルフクラブヘッドにおけるヘッド本体の正面図である。 図12は、第4実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図である。 図13は、図12のゴルフクラブヘッドにおけるヘッド本体の正面図である。 図14は、第5実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図である。 図15(a)は第6実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図であり、図15(b)はこの第6実施形態のヘッドにおけるヘッド本体の正面図である。 図16(a)及び図16(b)は、第7実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図である。図16(a)では、マーキングが設けられた部分がハッチングで示されている。図16(b)は、マーキングが設けられた部分が黒く塗りつぶされており、このヘッドの実際の外観に近い正面図である。 図17は、第7実施形態のゴルフクラブヘッドにおける、フェース部102の拡大断面図である。 図18は、第8実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図である。 図19は、第9実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図である。 図20は、各実施形態のヘッドの製造方法の一例を示す概念図である。 図21は、各実施形態のヘッドの製造方法の一例を示す概念図である。図21は、図20よりも時間的に後の状態を示している。 図22は、各実施形態のヘッドの製造方法の一例を示す概念図である。図22は、図21よりも時間的に後の状態を示している。 図23は、基準状態を説明するための概念図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。各実施形態において、同一又は共通する要素については、同一の符号が付され、重複する説明が適宜省略される。
本願では、基準状態、基準垂直面、トウ-ヒール方向、フェース-バック方向、上下方向、フェースセンター、縦断面、横断面及び正面視が定義される。
規定のライ角で接地平面HP上にヘッドが載置された状態が、基準状態とされる。図23が示すように、この基準状態では、接地平面HPに対して垂直な平面VPに、シャフト軸線Zが含まれている。シャフト軸線Zは、シャフトの中心線である。通常、シャフト軸線Zは、ホーゼル孔の中心線に一致する。前記平面VPが、基準垂直面とされる。規定のライ角は、例えば製品カタログに掲載されている。
シャフトの先端部に設けられたスリーブの回転位置等によって、ロフト角、ライ角及びフェース角を調整できる調整機構を有するクラブが知られている。このクラブでは、スリーブがネジ等の固定手段でヘッドに取り外し可能に固定されうる。このため、このクラブでは、ヘッドに対してシャフトを脱着することができる。このクラブでは、シャフト軸線Zの角度が、ホーゼル孔に対して変化しうる。このような調整機構を有するクラブにおいて、上記基準状態では、フェース角及びロフト角がニュートラルとされ、ライ角が最大値とされうる。ニュートラルとは、調整幅の中心を意味する。
この基準状態では、フェース角が0度とされる。すなわち、上側から見た平面視において、打撃面のフェースセンターにおける法線がトウ-ヒール方向に対して垂直とされる。フェースセンター及びトウ-ヒール方向の定義は、後述の通りである。
本明細書においてトウ-ヒール方向とは、前記基準垂直面VPと前記接地平面HPとの交線NLの方向である(図23参照)。トウ-ヒール方向におけるトウ側が、単に「トウ側」とも称される。トウ-ヒール方向におけるヒール側が、単に「ヒール側」とも称される。
本明細書においてフェース-バック方向とは、前記トウ-ヒール方向に対して垂直であり且つ前記接地平面HPに対して平行な方向である。フェース-バック方向におけるフェース側が、単に「フェース側」とも称される。フェース-バック方向におけるバック側が、単に「バック側」とも称される。
本明細書において上下方向とは、前記トウ-ヒール方向に対して垂直であり且つ前記フェース-バック方向に対して垂直な方向である。換言すれば、本明細書において上下方向とは、前記接地平面HPに対して垂直な方向である。上下方向における上側が「クラウン側」とも称される。上下方向における下側が、「ソール側」とも称される。
本明細書において、フェースセンターは次のように決定される。まず、上下方向およびトウ-ヒール方向において、打撃面の概ね中央付近の任意の点Prが選択される。次に、この点Prを通り、当該点Prにおける打撃面の法線方向に沿って延び、かつトウ-ヒール方向に平行な平面が決定される。この平面と打撃面との交線を引き、その中点Pxが決定される。次に、この中点Pxを通り、当該点Pxにおける打撃面の法線方向に沿って延び、かつ上下方向に平行な平面が決定される。この平面と打撃面との交線を引き、その中点Pyが決定される。次に、この中点Pyを通り、当該点Pyにおける打撃面の法線方向に沿って延び、かつトウ-ヒール方向に平行な平面が決定される。この平面と打撃面との交線を引き、その中点Pxが新たに決定される。次に、この新たな中点Pxを通り、当該点Pxにおける打撃面の法線方向に沿って延び、かつ上下方向に平行な平面が決定される。この平面と打撃面との交線を引き、その中点Pyが新たに決定される。この工程を繰り返して、Px及びPyが順次決定される。この工程の繰り返しの中で、新たな中点Pyとその直前の中点Pyとの間の距離が最初に0.5mm以下となったときの当該新たな位置Py(最後の位置Py)が、フェースセンターである。
本明細書において縦断面とは、トウ-ヒール方向に対して垂直な平面によるヘッドの断面である。本明細書において横断面とは、上下方向に対して垂直な平面による断面である。換言すれば、本明細書において横断面とは、接地平面HPに対して平行な平面によるヘッドの断面である。
本明細書において正面視とは、フェースセンターにおける法線を投影方向として得られる、ヘッドの垂直投影図である。なお、特に説明しない限り、フェース部の各領域に関する形状、面積、寸法等は、正面視において判断される。正面視による図面は、本明細書において単に正面図とも称される。
なお、ヘッドの平面図は、基準状態のヘッドを接地平面HPに平行な平面に投影した投影像である。本明細書において、ヘッドの平面図は、平面視とも称される。
図1は第1実施形態のゴルフクラブヘッド100の平面図であり、図2はヘッド100をトウ側から見た側面図であり、図3(a)はヘッド100の正面図であり、図3は図3(a)の断面E1によるヘッド外面の断面線であり、図4はヘッド本体100aの正面図であり、図5は図3(a)のA-A線に沿った断面図であり、図6は図5の部分拡大図であり、図7は図6の円F7内の拡大図である。
図1から図7が示すように、ヘッド100は、フェース部102、クラウン部104、ソール部106及びホーゼル部108を有する。
ヘッド100は、ウッド型であってもよい。ヘッド100は、ハイブリッド型であってもよい。ヘッド100は、アイアン型であってもよい。ヘッド100は、パター型であってもよい。本実施形態では、ヘッド100は、ウッド型である。ヘッド100は、ドライバーヘッドである。図5が示すように、ヘッド100は中空構造を有する。ヘッド100は、中空部Hを有している。
図5が示すように、フェース部102は、打撃面102a及びフェース内面102bを形成している。打撃面102aは、打撃時においてゴルフボールと接触する。打撃面102aは、フェース部102の外面である。打撃面102aは、単にフェースとも称される。フェース内面102bは、フェース部102の内面である。フェース内面102bは、中空部Hに面している。
打撃面102aは、曲面である。打撃面102aは、ヘッド100の外側に向かって凸の曲面である。図1が示すように、打撃面102aは、バルジBGを有する。バルジBGは、トウ-ヒール方向(横方向)の丸みである。図2及び図5が示すように、打撃面102aは、ロールRLを有する。ロールRLは、上下方向(縦方向)の丸みである。
クラウン部104は、ヘッド100の上面を構成している。クラウン部104は、クラウン外面104a及びクラウン内面104bを形成している。クラウン内面104bは、中空部Hに面している。
ソール部106は、ヘッド100の下面を構成している。ソール部106は、ソール外面106a及びソール内面106bを形成している。ソール内面106bは、中空部Hに面している。
ホーゼル部108は、ヘッド100のヒール側に設けられている。ホーゼル部108は、ホーゼル孔108aを有する。ホーゼル孔108aには、シャフト(図示されず)が挿入されうる。或いは、ホーゼル孔108aには、シャフトの先端に取り付けられたスリーブ(図示されず)が挿入されうる。
図3(a)が示すように、打撃面102aは、上述の通り定義されたフェースセンターFcを有する。また、打撃面102a(及び後述の打撃面エリア121)は、フェースセンター領域Rcを有する。フェースセンター領域Rcは、フェースセンターFcからのトウ-ヒール方向における距離が20mm以内の領域である。
打撃面102aの外縁は、次のように定義されうる。図3(a)に示されるように、フェースセンターFcにおける打撃面102aの法線を含む多数の平面E1、E2、E3・・・が存在する。図3(b)は、平面E1によるヘッド外面の断面線を示す。これらの各平面E1等での断面において、ヘッド外面の断面線の曲率半径rがフェースセンターFc側から打撃面102aの外側に向かって初めて200mmとなる点Q1が決定される。この点Q1の集合が、打撃面102aの外縁(外縁Q1)とされうる。
図6が示すように、ヘッド100は、ウレタン層部U1を有する。ウレタン層部U1は、フェース部102に設けられている。ヘッド100は、ヘッド本体100aとウレタン層部U1とで構成されている。図4は、ヘッド本体100aの正面図である。このヘッド本体100aは、ヘッド100からウレタン層部U1が除かれたものである。ヘッド本体100aの材質は、金属である。ヘッド本体100aの材質は限定されない。ヘッド本体100aの材質は、例えば炭素繊維強化樹脂であってもよい。ヘッド本体100aは、複数の材質により構成されていてもよい。ヘッド本体100aは、複数の部材で構成されていてもよい。
図6が示すように、フェース部102は、フェース本体部M1と、フェース本体部M1の外側に設けられたウレタン層部U1とを有する。ウレタン層部U1は、フェース本体部M1の外側に設けられている。フェース本体部M1は、フェース部102のうち、ヘッド本体100aで形成された部分である。フェース本体部M1の材質は、金属(チタン合金)である。フェース本体部M1の材質は限定されない。フェース本体部M1の材質は、例えば炭素繊維強化樹脂であってもよい。フェース本体部M1は、複数の材質により構成されていてもよい。フェース本体部M1は、複数の部材で構成されていてもよい。ウレタン層部U1は、ポリウレタンで形成されている。
図7が示すように、フェース本体部M1は、外面120と内面122とを有する。フェース本体部M1は、ヘッド本体100aの一部である。フェース本体部M1の内面122は、中空部Hに面している。フェース本体部M1の内面122は、フェース内面102bを構成している。フェース本体部M1の外面120は、ヘッド本体100aにおける、打撃面102aに対応する領域である。この領域が、打撃面エリア121とも称される。フェース本体部M1の外面120(打撃面エリア121)は、打撃面102aと平行に延びている。フェース本体部M1の外面120(打撃面エリア121)は、バルジBGを有する。フェース本体部M1の外面120(打撃面エリア121)は、ロールRLを有する。
フェース本体部M1の外面120に、ウレタン層部U1が設けられている。ウレタン層部U1の内面124は、フェース本体部M1の外面120に接している(ただし、接着剤層125が介在している)。なお、外面120とウレタン層部U1との間に、他の層が介在していてもよい。この他の層として、接着剤層125の他、プライマー層が例示される。ウレタン層部U1の外面126は、打撃面102aを構成している。フェース本体部M1は、ヘッド100の内側から、ウレタン層部U1を支持している。
本実施形態では、フェース本体部M1の外面120は、その全体が、ウレタン層部U1で覆われている。本実施形態では、ウレタン層部U1は、外面120(打撃面エリア121)の全体を覆うと共に、外面120(打撃面エリア121)よりも外側にまで延在している。ウレタン層部U1は、フェース本体部M1の外面120の一部を覆っていてもよい。フェース本体部M1の外面120は、ウレタン層部U1で覆われている部分と、ウレタン層部U1で覆われておらず外部に露出している部分とを有していてもよい。この外部に露出している部分では、フェース本体部M1が打撃面102aを構成する。ウレタン層部U1に覆われている部分では、フェース本体部M1が打撃面102aを構成しておらず、ウレタン層部U1が打撃面102aを構成している。
図4が示すように、ヘッド本体100aは、ウレタン層部U1を配置するための段差凹部130を有する。段差凹部130がウレタン層部U1で埋まることで、ヘッド100が形成される。段差凹部130は、その輪郭線に沿って、段差部130aを有する。段差部130aの位置は、ウレタン層部U1の輪郭線k1に一致している(図3(a)参照)。段差部130aの高さは、ウレタン層部U1の厚みに、実質的に一致している。このため、ウレタン層部U1の輪郭線k1において、ヘッド100の外面は、実質的に面一である。ウレタン層部U1の輪郭線k1において、ヘッド100の外面には、実質的に段差(表面段差)が形成されない。輪郭線k1における表面段差の高さは、0.1mm以下とされうる。
図3が示すように、ウレタン層部U1は、その外面126に形成されたスコアライン140を有する。すなわち、打撃面102aは、スコアライン140を有する。複数のスコアライン140が設けられている。スコアライン140は、トウ側からヒール側に延びている。複数のスコアライン140は、互いに平行である。
スコアライン140は、溝である。縦断面(図7)において、スコアライン140の断面形状は、U字状である。スコアライン140の断面形状は、その全体がフェース本体部M1に向かって凸となるように曲がる曲線で構成されている。また、スコアライン140の両側のエッジEgは、丸みを有している。
スコアライン140は、溝幅Wgを有する。溝幅Wgは、30度測定法(R&A及びUSGAのテスト内規)で測定されうる。スコアライン140は、溝深さDgを有する。溝深さDgは、前記30度測定法における測定点同士を結ぶ線分Lsからの深さである。
図4及び図7が示すように、フェース本体部M1は、本体溝部146を有する。本体溝部146は、フェース本体部M1の外面120に設けられている。複数の本体溝部146が設けられている。各本体溝部146は、トウ側からヒール側に延びている。各内面突出部142(後述)に対応して、各本体溝部146が設けられている。各本体溝部146の断面形状は、U字状である。各本体溝部146の断面形状は、円弧状である。各本体溝部146の形状は、凹曲面である。なお、本体溝部146の断面形状は、矩形であってもよい。この場合、本体溝部146の断面形状は、第1及び第2の側面と、これらの側面同士を繋ぐ底面と、当該底面の両側を画定する角部とを有しうる。
図7が示すように、ウレタン層部U1は、その内面124に形成された内面突出部142を有する。複数の内面突出部142が設けられている。各内面突出部142は、トウ側からヒール側に延びている。各内面突出部142は、各スコアライン140に対応した位置に形成されている。ウレタン層部U1が曲がって延在することで、内面突出部142が形成されると同時に、スコアライン140が形成されている。各内面突出部142は、各スコアライン140に沿って延びている。
図7が示すように、内面突出部142のそれぞれが、本体溝部146のそれぞれに入り込んでいる。内面突出部142のそれぞれが、本体溝部146のそれぞれに嵌合している。ウレタン層部U1が本体溝部146に入り込むことで、ウレタン層部U1が曲がっている。ウレタン層部U1は、本体溝部146の内面に沿って延びている。内面突出部142は、本体溝部146に嵌合している。本体溝部146の形状が転写されて、内面突出部142が形成されている。なお、内面突出部142は、本体溝部146に入り込んでいるが、本体溝部146に嵌合していなくてもよい。
図7において両矢印t1で示されるのは、ウレタン層部U1の厚さである。ウレタン層部U1の厚さt1は、図7のような縦断面で測定されうる。図7が示すように、ウレタン層部U1の縦断面において、ウレタン層部U1に内接する内接円CL1が定義される。この内接円CL1は、ウレタン層部U1のあらゆる位置で決定されうる。内接円CL1の直径が、ウレタン層部U1の厚さt1とされうる。内接円CL1を定義することで、ウレタン層部U1が曲がった部分を含めて、あらゆる位置で厚さt1が測定されうる。ウレタン層部U1の厚さt1は、実質的に一定である。実質的に一定とは、ウレタン層部U1の厚さt1の変動幅が±10%であることを意味し、この変動幅は、より好ましくは±7%であり、より好ましくは±5%である。
図4が示すように、本体溝部146は、第1の溝幅部分148と、第1の溝幅部分148よりも溝幅が小さい第2の溝幅部分150とを備えている。図4において両矢印W1で示されているのは、第1の溝幅部分148の溝幅である。図4において両矢印W2で示されているのは、第2の溝幅部分150の溝幅である。第1の溝幅部分148の溝幅W1は、第2の溝幅部分150の溝幅W2よりも大きい。なお、本体溝部146はルール上の溝ではないが、溝幅W1及び溝幅W2の測定方法には、30度測定法(R&A及びUSGAのテスト内規)が適用される。
第2の溝幅部分150は、第1の溝幅部分148に繋がっている。第2の溝幅部分150は、第1の溝幅部分148のトウ側及び/又はヒール側に繋がっている。図4の実施形態では、全ての本体溝部146において、第2の溝幅部分150が、第1の溝幅部分148のトウ側及びヒール側に繋がっている。第1の溝幅部分148のトウ側に繋がる第2の溝幅部分150は、第1の溝幅部分148のトウ側の端から、トウ側に向かって延びている。第1の溝幅部分148のヒール側に繋がる第2の溝幅部分150は、第1の溝幅部分148のヒール側の端から、ヒール側に向かって延びている。
ヘッド本体100a(図4)では、少なくとも1つの第1の溝幅部分148が、フェースセンター領域Rc(図3(a)参照)を横断するように配置されている。ヘッド本体100aでは、複数の第1の溝幅部分148が、フェースセンター領域Rcを横断するように配置されている。
なお、第2の溝幅部分150は、無くてもよい。本体溝部146は、第1の溝幅部分148のみで構成されていてもよい。
図3(a)と図4との対比から理解されるように、スコアライン140は、第1の溝幅部分148に対応する位置に形成されている。ウレタン層部U1は、第1の溝幅部分148に入り込んでいる。内面突出部142のそれぞれは、第1の溝幅部分148のそれぞれに嵌合している。内面突出部142のそれぞれは、接着剤層125と共に、第1の溝幅部分148のそれぞれに嵌合している。第1の溝幅部分148の溝幅W1は、厚みt1のウレタン層部U1が第1の溝幅部分148に入り込むことを許容している。好ましくは、第1の溝幅部分148の溝幅W1は、ウレタン層部U1の厚さt1の2倍よりも大きくされうる。
スコアライン140は、第2の溝幅部分150に対応する位置には形成されていない。ウレタン層部U1は、第2の溝幅部分150に入り込んでいない。第2の溝幅部分150に対応する位置では、内面突出部142は形成されていない。第2の溝幅部分150には、内面突出部142は嵌合していない。第2の溝幅部分150の溝幅W2は、厚みt1のウレタン層部U1が第2の溝幅部分150に入り込むことを許容していない。第2の溝幅部分150の溝幅W2は、ウレタン層部U1の厚さt1よりも小さくされうる。
なお、第2の溝幅部分150に、ウレタン層部U1が入り込んでいてもよい。この場合、ウレタン層部U1は、第2の溝幅部分150に完全に入り込んでいなくてもよい。すなわち、ウレタン層部U1は、第2の溝幅部分150の内面に沿うような状態まで入り込んでおらず、第2の溝幅部分150の内面とウレタン層部U1との間に空間が存在してもよい。換言すれば、第2の溝幅部分150に入り込むことで形成された内面突出部が、第2の溝幅部分150に嵌合していなくてもよい。この場合、第1の溝幅部分148に対応して形成されたスコアライン140よりも溝幅Wgが小さいスコアラインが、第2の溝幅部分150に対応して形成されてもよい。
図4が示すように、本体溝部146のそれぞれは、トウ端部Etと、ヒール端部Ehとを有する。本実施形態では、トウ端部Et及びヒール端部Ehは、第2の溝幅部分150の端である。トウ端部Etは、第1の溝幅部分148のトウ側に位置する第2の溝幅部分150の端部である。ヒール端部Ehは、第1の溝幅部分148のヒール側に位置する第2の溝幅部分150の端部である。
本体溝部146の両端部Et,Ehは、打撃面エリア121の外縁Q2の外側にまで延びている。トウ端部Etは、打撃面エリア121の外縁Q2の外側に位置している。ヒール端部Ehは、打撃面エリア121の外縁Q2の外側に位置している。
本体溝部146は、ヒール端部Ehにおいて、ヒール側に向かって開放されている。換言すれば、本体溝部146は、ヒール端部Ehにおいて、ヒール側に向かって開口している。図4の拡大部が示すように、本体溝部146(第2の溝幅部分150)は、第1側面s1と、第2側面s2と、底面b1とを有する。ヒール端部Ehにおいて、底面b1とそれに隣接する外面120との間に、段差は存在しない。フェース本体部M1の外面120はバルジBGを有しているため、底面b1もこのバルジBGに沿った曲面となっている。本体溝部146の深さ(第1側面s1及び第2側面s2の高さ)は、ヒール端部Ehに近づくにつれて連続的に小さくなり、ヒール端部Ehにおいてゼロとなっている。ヒール端部Ehは、ヒール側に向かって開口することで、吸引開口部K1を構成している。同様に、本体溝部146は、トウ端部Etにおいて、トウ側に向かって開口している。トウ端部Etは、トウ側に向かって開口することで、吸引開口部K1を構成している。吸引開口部K1の機能については、後述される。
図8は第2実施形態のヘッド200の正面図であり、図9はこのヘッド200におけるヘッド本体200aの正面図である。ヘッド200は、本体溝部146及びスコアライン140の形態を除き、ヘッド100と同じである。
図9が示すように、ヘッド本体200aでは、1つの本体溝部146が、途中で途切れた第1の溝幅部分148と、この途切れた部分を繋ぐ第2の溝幅部分150とを有している。この第2の溝幅部分150は、中間幅狭部分152とも称される。中間幅狭部分152の存在を除き、ヘッド本体200aは、第1実施形態のヘッド本体100aと同じである。
図8が示すように、中間幅狭部分152に対応する部分には、スコアライン140が形成されない。中間幅狭部分152に対応する部分には、スコアライン140が途中で途切れている途切れ部141が形成される。ヘッド本体200aでは、中間幅狭部分152が1箇所に設けられている。ヘッド200では、途切れ部141が1箇所に設けられている。途切れ部141の存在を除き、ヘッド200は、第1実施形態のヘッド100と同じである。
ヘッド200では、途切れ部141が、フェースセンターFcに対応する位置に設けられている。フェースセンターFcに対応する位置は、フェースセンターFcを中心とする半径10mmの円内とすることができる。より好ましくは、フェースセンターFcに対応する位置は、フェースセンターFcを中心とする半径5mmの円内とすることができる。途切れ部141により、使用者がフェースセンターFcの位置を視覚的に確認することができる。
図10は第3実施形態のヘッド300の正面図であり、図11はこのヘッド300におけるヘッド本体300aの正面図である。ヘッド300は、本体溝部146及びスコアライン140の形態を除き、ヘッド100と同じである。
図11が示すように、ヘッド本体300aでは、複数の本体溝部146が、途中で途切れた第1の溝幅部分148と、この途切れた部分を繋ぐ第2の溝幅部分150(中間幅狭部分152)とを有している。これらの本体溝部146では、1つの本体溝部146当たり、複数(2つ)の中間幅狭部分152が設けられている。これらの中間幅狭部分152の存在を除き、ヘッド本体300aは、第1実施形態のヘッド本体100aと同じである。
図10が示すように、中間幅狭部分152に対応する部分には、スコアライン140が形成されない。中間幅狭部分152に対応する部分には、スコアライン140が途中で途切れている途切れ部141が形成される。ヘッド本体300aでは、中間幅狭部分152が複数箇所に設けられている。ヘッド300では、途切れ部141が複数箇所に設けられている。途切れ部141の存在を除き、ヘッド300は、第1実施形態のヘッド100と同じである。
ヘッド300では、複数の途切れ部141が、フェース中央部Ftの範囲内に設けられている。フェース中央部Ftは、フェースセンターFcを中心とする半径20mmの円内とすることができる。複数の途切れ部141は、フェースセンターFcを囲む環状の図形に沿って配列している。途切れ部141により、打点として好ましいエリアを視覚的に確認することができる。
図12は第4実施形態のヘッド400の正面図であり、図13はこのヘッド400におけるヘッド本体400aの正面図である。ヘッド400は、本体溝部146及びスコアライン140の形態を除き、ヘッド100と同じである。
図13が示すように、ヘッド本体400aでは、複数の本体溝部146が、途中で途切れた第1の溝幅部分148と、この途切れた部分を繋ぐ第2の溝幅部分150(中間幅狭部分152)とを有している。これらの本体溝部146では、1つの本体溝部146当たり、1つ中間幅狭部分152が設けられている。これらの中間幅狭部分152の存在を除き、ヘッド本体400aは、第1実施形態のヘッド本体100aと同じである。
図12が示すように、中間幅狭部分152に対応する部分には、スコアライン140が形成されない。中間幅狭部分152に対応する部分には、スコアライン140が途中で途切れている途切れ部141が形成される。ヘッド本体400aでは、中間幅狭部分152が複数箇所に設けられている。ヘッド400では、途切れ部141が複数箇所に設けられている。途切れ部141の存在を除き、ヘッド400は、第1実施形態のヘッド100と同じである。
ヘッド400では、複数の途切れ部141により、フェース中央部Ftの範囲内に、スコアライン140がない領域が形成されている。複数の途切れ部141の存在に起因して、スコアライン140がない領域が、フェースセンターFcを囲む略円形の領域を形成している。途切れ部141により、打点として好ましいエリアを視覚的に確認することができる。
図14は第5実施形態のヘッド500の正面図である。ヘッド500は、本体溝部146及びスコアライン140の形態を除き、ヘッド100と同じである。図示しないが、ヘッド500におけるヘッド本体500aの本体溝部は、スコアライン140に対応する位置に配置されている。
図14が示すように、ヘッド500では、スコアライン140が、打撃面102aの外側にまで延在している。すなわち、スコアライン140は、打撃面102aに位置するフェース内部分140aと、このフェース内部分140aから連続して延びており打撃面102aの外側に位置するフェース外部分140bとを有している。ウレタン層部U1が打撃面102aの外側にまで延びており、打撃面102aの外側に位置するウレタン層部U1にフェース外部分140bが形成されている。フェース内部分140a及びフェース外部分140bは、ウレタン層部U1が本体溝部(図示されず)に入り込むことによって形成されている。ヘッド500のヘッド本体500aでは、本体溝部(図示されず)が、打撃面102aに対応する領域(打撃面エリア121)の外側にまで延びている。
ヘッド500は、ウレタン層部U1からウレタン層部U1の外側にまで延びる延長スコアライン160を有している。図14の実施形態では、最も上側のスコアライン140が延長されて、延長スコアライン160を構成している。延長スコアライン160の一部が、スコアライン140である。このスコアライン160は、ウレタン外部分162を有している。ウレタン外部分162は、スコアライン140から連続して延びており、ウレタン層部U1の外側に位置する。本実施形態では、ウレタン外部分162は、フェース外部分140bから連続して延びている。ウレタン外部分162は、ヘッド本体500aの外面に設けられている。ウレタン外部分162は、ヘッド本体500aに形成された第2の溝幅部分150である。第2の溝幅部分150にウレタン層部U1が被せられずに、この第2の溝幅部分150が露出することで、ウレタン外部分162が形成されている。
本実施形態では、このウレタン外部分162は、打撃面102aの外側に位置している。ウレタン外部分162は、打撃面102a内に設けられていてもよい。
図15(a)は第6実施形態のヘッド600の正面図であり、図15(b)はヘッド600におけるヘッド本体600aの正面図である。ヘッド600は、本体溝部146の形態を除き、ヘッド100と同じである。
図15(a)が示すように、ヘッド600におけるスコアライン140の形態は、ヘッド100のそれと同じである。外観上、ヘッド600は、ヘッド100と同じである。
図15(b)が示すように、ヘッド本体600aは、複数の本体溝部146を有する。本体溝部146のそれぞれは、スコアライン140のそれぞれに対応する位置に設けられている。本体溝部146にウレタン層部U1が入り込むことで、スコアライン140が形成されている。
ヘッド本体600aでは、本体溝部146は、ヘッド本体100a(図4)に示されるような、第2の溝幅部分150を有していない。ヘッド本体600aでは、本体溝部146の溝幅は1種類である。この溝幅は、ヘッド本体100aにおける第1の溝幅部分148の溝幅W1と同じである。
ヘッド本体600aにおいて、本体溝部146のそれぞれは、吸引開口部K2を有する。吸引開口部K2は、本体溝部146の両端部に設けられている。吸引開口部K2は、本体溝部146のトウ端部Etに設けられている。吸引開口部K2は、本体溝部146のヒール端部Ehに設けられている。
ヘッド本体600aの吸引開口部K2は、ヘッド本体100aの吸引開口部K1(図4)とは相違する。ヘッド本体100aの吸引開口部K1は、本体溝部146の両端部Et,Ehのそれぞれが本体溝部146の延長方向に向かって開口することで形成されている。これに対して、ヘッド本体600aの吸引開口部K2は、フェース本体部M1を貫通する貫通孔h1によって形成されている。この貫通孔h1は、本体溝部146の底面b1から、フェース本体部M1の内面122(図5参照)にまで延びている。すなわち、貫通孔h1は、本体溝部146の底面b1から、ヘッド600の中空部Hにまで延びている。中空部Hは、ホーゼル孔108aと連通しており、ヘッド600の外部との間で通気しうる。
なお、吸引開口部K2の位置は、本体溝部146の両端部Et,Ehに限定されない。吸引開口部K2は、トウ端部Etとヒール端部Ehとの間の任意の位置に配置されうる。吸引開口部K2は、例えば、フェースセンターFcに対応する位置に配置されてもよい。
図16(a)及び図16(b)は、第7実施形態のヘッド700の正面図である。図16(a)では、マーキング170が施された部分がハッチングで示されている。図16(b)では、マーキング170が施された部分が黒塗りで示されている。ヘッド700の実際の外観のイメージは、図16(b)である。図17は、ヘッド700におけるフェース部102の拡大断面図である。マーキング170の存在を除き、ヘッド700は、第1実施形態のヘッド100と同じである。
本実施形態では、ウレタン層部U1は、透明性を有している。ウレタン層部U1は、透明又は半透明である。
図17が示すように、フェース本体部M1の外面120には、マーキング170が施されている。マーキング170は、例えば、インキ、塗装、蒸着、メッキ、レーザーマーキング等で形成されうる。マーキング170は薄い層であるが、図面の見やすさの観点から、図17ではマーキング170の層が太い実線で示されている。マーキング170は、本体溝部146に形成されている。本体溝部146(第1の溝幅部分148)の全体に、マーキング170が形成されている。
ウレタン層部U1が透明性を有しているため、マーキング170は外部から視認される。マーキング170は、スコアライン140に対応する位置に設けられている。マーキング170は、線状である。線状のマーキング170は、マーキングライン172とも称される。マーキングライン172は、スコアライン140に沿って設けられている。マーキングライン172は、線幅Wmを有する。線幅Wmは、対応するスコアライン140の溝幅Wgと同じ方向に沿って測定される。線幅Wmは、スコアライン140の溝幅Wgよりも大きい。本実施形態では、マーキング170の線幅Wmは、第1の溝幅部分148の溝幅W1(図4参照)と同じである。正面視(図16(b))において、マーキングライン172は、スコアライン140を包含している。マーキングライン172(マーキング170)は、スコアライン140に比べて、目立つ。
図16(b)からイメージされる通り、マーキングライン172の存在により、スコアライン140は見えにくい。しかし、スコアライン140は存在しており、スコアライン140による性能(スピン性能等)は変わらない。一方、マーキングライン172により、スコアライン140に対応する線が目立つことになる。
図18は、第8実施形態のヘッド800の正面図である。ヘッド800は、ヘッド本体800aとウレタン層部U1とで構成されている。このヘッド800でも、ウレタン層部U1は透明性を有している。マーキング170の形態を除き、このヘッド800は、第7実施形態のヘッド700と同じである。
少なくとも1つのマーキングライン172は、ライン途切れ部174を有する。ライン途切れ部174は、マーキングライン172が途中で途切れることで形成されている。本実施形態では、複数(3本)のマーキングライン172が、ライン途切れ部174を有する。ヘッド800には、複数箇所(6箇所)のライン途切れ部174が設けられている。ライン途切れ部174の存在を除き、ヘッド800は、第7実施形態のヘッド700と同じである。
ヘッド800では、複数のライン途切れ部174が、フェース中央部Ftの範囲内に設けられている。複数のライン途切れ部174は、フェースセンターFcを囲む環状の図形に沿って配列している。ライン途切れ部174により、打点として好ましいエリアを視覚的に確認することができる。スコアライン140よりも太いマーキングライン172にライン途切れ部174を設けることで、ライン途切れ部174による視覚的効果が高められている。
なお、ヘッド800では、ライン途切れ部174に対応する部分に、本体溝部146(第1の溝幅部分148)が存在している。このため、ライン途切れ部174にも、スコアライン140が存在している。
図19は、第9実施形態のヘッド900の正面図である。ヘッド900は、ヘッド本体900aとウレタン層部U1とで構成されている。このヘッド900でも、ウレタン層部U1は透明性を有している。マーキング170の形態を除き、このヘッド900は、第7実施形態のヘッド700と同じである。
本実施形態では、1つのマーキング170が設けられている。マーキング170は、図形を構成している。本実施形態では、この図形が円形である。マーキング170は、点状である。マーキング170の存在を除き、ヘッド900は、第1実施形態のヘッド100と同じである。
ヘッド900では、点状のマーキング170が、フェースセンターFcに対応する位置に設けられている。フェースセンターFcに対応する位置は、フェースセンターFcを中心とする半径10mmの円内とすることができる。より好ましくは、フェースセンターFcに対応する位置は、フェースセンターFcを中心とする半径5mmの円内とすることができる。このマーキング170により、フェースセンターFcの位置を視覚的に確認することができる。
ヘッド100の製造では、ヘッド本体100aの外面(フェース本体部M1の外面120、段差凹部130)に、ウレタン層部U1が固定されることで、ヘッド100が得られる。成形されたウレタン層部U1がヘッド本体100aに固定されてもよい。後述される製造方法のように、成形前のシート状のウレタン層部U1(ウレタンシートU2)がヘッド本体100a上で成形されつつ、ヘッド本体100aに固定されてもよい。
図20から22は、ヘッド100の製造方法の一例を示す概念図である。図20及び図22は、ヘッド100の縦断面に沿った断面図である。図21は、ヘッド100の横断面に沿った断面図である。図20から22は、時系列的な推移を示している。図20、図21、図22の順で、ヘッド100の製造が進行している。図20から図22では、ハッチングの記載が省略されている。なお、上述した全ての実施形態(ヘッド100、200、300、400、500、600、700、800、900)が、この方法で製造されうる。マーキング170を有するヘッド(ヘッド700、800、900)では、この製造方法の前段階で、フェース本体部M1の外面120にマーキング170が施される。
この製造方法では、ウレタン層部U1を構成するウレタンシートU2が用意される(第1ステップ)。ウレタン層部U1を構成するウレタン樹脂で形成されたシートである。ウレタンシートU2は、フェース本体部M1の外面120で成形されて、ウレタン層部U1となる。このウレタンシートU2は、接着剤層125(図7参照)を備えていてもよい。
この製造方法では、真空下でワークにシートを貼り付ける真空貼り付け装置180が用いられうる。この真空貼り付け装置180は、真空とされうる真空室182と、真空室182内に設けられヘッド100を保持しうるヘッド保持部184と、真空室182と外部とを連通する開口部186と、開口部186にウレタンシートU2を張った状態でウレタンシートU2を保持しうるシート保持部188とを有している。ヘッド保持部184(又はシート保持部188)は、ヘッド100がウレタンシートU2に対して離接するように、駆動しうる。
図20が示すように、ヘッド保持部184に、ヘッド100がセットされる。次に、ヘッド保持部184が駆動され、フェース本体部M1の外面120にウレタンシートU2
が押し当てられる(図21及び図22参照)。これと同時に、真空室182内が真空とされる。すなわち、フェース本体部M1の外面120にウレタンシートU2が押し当てられつつ、フェース本体部M1とウレタンシートU2との間が真空とされる(第2ステップ)。この第2ステップにおいて、ウレタンシートU2が所定温度まで加熱されてもよい。第2ステップは、ウレタンシートU2を加熱しながら実施されてもよい。フェース本体部M1の外面120はバルジBGを有している。このため、前記第2ステップにおいて、ウレタンシートU2とフェース本体部M1の外面120との接触エリアは、フェース本体部M1の外面120の一部から始まり、ヘッド100のウレタンシートU2に対する押し付け量の増加に応じて徐々にその接触面積を拡げ、最終的にはウレタン層部U1が配置される部分(段差凹部130)の全体に至る(図21及び図22参照)。次に、ウレタン層部U1の輪郭線k1においてウレタンシートU2をカットする。
前記第2ステップにおいて、本体溝部146内の空気は、吸引開口部K1から抜ける。前述の通り、本体溝部146のトウ端部Et及びヒール端部Ehは、吸引開口部K1となりうる(図4参照)。前記第2ステップでは、本体溝部146の空気が吸引開口部K1から吸引されつつ、ウレタンシートU2が本体溝部146内に引き込まれることで、ウレタン層部U1の内面124に複数の内面突出部142が形成されると共に、ウレタン層部U1の外面126には内面突出部142に対応して複数のスコアライン140が形成される。
前記第2ステップで、ウレタンシートU2の貼り付けが完了してもよい。この場合、ウレタンシートU2に、接着剤層125(図7参照)が設けられていてもよい。また、前記第2ステップでウレタンシートU2を成形してウレタン層部U1の成形体を得た後、このウレタン層部U1の成形体がフェース本体部M1から外されてもよい。例えば、ウレタンシートU2に接着剤層125がない場合には、この方法が採用されうる。この場合、ウレタン層部U1の成形体又はフェース本体部M1に接着剤が塗布されて、ウレタン層部U1の成形体をフェース本体部M1に貼り付けてもよい。
上述された各実施形態は、以下の作用効果を奏しうる。
ウレタン層部U1の外面126にスコアライン140が設けられている。このため、インパクト時において、ウレタン層部U1の外面126でのボールの滑りが抑制され、バックスピン量が安定する。
ウレタン層部U1の外面126のスコアライン140に対応して、ウレタン層部U1の内面突出部142が形成されている。このため、スコアライン140の存在に起因する、ウレタン層部U1の局所的な薄肉化が抑制される。更に、スコアライン140が存在するにも関わらず、ウレタン層部U1の厚さt1が実質的に一定とされうる。ウレタン層部U1の局所的な薄肉化が抑制されることで、ウレタン層部U1の耐久強度を向上させることができる。
ウレタン層部U1の内面突出部142がフェース本体部M1の本体溝部146に入り込んでいる。このため、ウレタン層部U1がフェース本体部M1に対して横ずれしにくくなり、ウレタン層部U1の固着強度を向上させることができる。内面突出部142が本体溝部146に嵌合している場合、この固着強度を更に高めることができる。
ウレタン層部U1が透明性を有する場合、フェース本体部M1の外面120に設けたマーキング170が、ウレタン層部U1の外側から視認されうる。このため、スコアライン140に拘束されることなく、打撃面102aにおいて視認されるマーキング170を自由に設けることができる。マーキング170の仕様(配置、形状、色など)は自由に設定されうる。マーキング170は、ウレタン層部U1で保護されているので、打撃による摩耗で消えることはない。
図16(b)のヘッド700のように、ウレタン層部U1のスコアライン140に対応する位置に、線状のマーキング170(マーキングライン172)を設けることができる。この構成では、スコアライン140の視認性を向上させることができる。
図16(b)のヘッド700のように、線状のマーキング170(マーキングライン172)の線幅Wmを、スコアライン140の溝幅Wgよりも大きくすることができる。この構成では、スコアライン140の視認性をより一層向上させることができる。
線状のマーキング170は、実線状とすることもできるし、破線状とすることもできる。図18のヘッド800では、線状のマーキング170の一部が、破線状の部分を含んでいる。線状のマーキング170の全体が、破線状であってもよい。
マーキング170は、点状又は短い線状であってもよい。図19のヘッド900では、点状のマーキング170が、フェースセンターFcに対応する位置に設けられている。この構成では、フェースセンターFcの位置の視認性を向上させることができる。点状のマーキング170は、半径3mmの円内にその全体が収まるようなマーキングとされてもよい。短い線状のマーキング170は、線状であって、半径3mmの円内にその全体が収まるようなマーキングであってもよい。
上述の製造方法では、フェース本体部M1の外面にウレタンシートU2が押し当てられつつ、フェース本体部M1とウレタンシートU2との間が真空とされるステップ(真空ステップ)を含む真空成形が用いられている。この真空成形により、フェース本体部M1とウレタン層部U1との密着性が向上する。
フェース本体部M1は、その外面120に形成されトウ側からヒール側に延びる複数の本体溝部146と、本体溝部146のそれぞれに形成された吸引開口部K1,K2とを有している。上記真空ステップでは、本体溝部146内の空気が吸引開口部K1,K2から吸引されつつ、ウレタンシートU2が本体溝部146内に引き込まれる。よって、ウレタン層部U1の内面124に複数の内面突出部142が形成されると共に、ウレタン層部U1の外面126には内面突出部142に対応して複数のスコアライン140が形成される。本体溝部146の中の空気が吸引開口部K1,K2から吸引されるため、ウレタン層部U1(ウレタンシートU2)を本体溝部146に入り込ませることができる。また、ウレタン層部U1(ウレタンシートU2)を本体溝部146の内面に沿わせて密着させることができる。この結果、ウレタン層部U1の内面124に内面突出部142を形成することができ、ウレタン層部U1の外面126にスコアライン140を形成することができる。
フェース本体部M1の外面120は、打撃面102aに対応した打撃面エリア121を有している。本体溝部146のそれぞれでは、そのトウ側及びヒール側の少なくとも一方の端部が、打撃面エリア121の外縁Q2又はその外側に到達している。フェース本体部M1の打撃面エリア121はバルジBGを有しているため、その外縁Q2に本体溝部146を到達させることで、本体溝部146内の空気が抜けやすくなる。本体溝部146内の空気が抜けることで、内面突出部142を確実且つ高精度で形成することができる。この結果、ウレタン層部U1の固着強度が高まると共に、スコアライン140が精度よく形成される。
本体溝部146の吸引開口部K1は、本体溝部146のトウ端部Et又はヒール端部Ehの少なくとも一方が開口することで形成されている。このため、本体溝部146の吸引開口部K1は、容易に形成されうる。また、フェース本体部M1の外面120(打撃面エリア121)はバルジBGを有しているため、本体溝部146の端部Et,Ehから、本体溝部146内の空気が抜けやすい。
ヘッド本体100a(図4)、ヘッド本体200a(図9)、ヘッド本体300a(図11)及びヘッド本体400a(図13)では、本体溝部146が、第1の溝幅部分148と第2の溝幅部分150とを備えている。第2の溝幅部分150は、第1の溝幅部分148の両端部に繋がって設けられている。この第2の溝幅部分150の溝幅W2は、第1の溝幅部分148の溝幅W1よりも小さい。第2の溝幅部分150の溝幅W2は、ウレタン層部U1が少なくとも完全には入り込まないように設定されている。フェース本体部M1の外面120にはバルジBGがあることも考慮すると、上記真空ステップにおいて、第2の溝幅部分150は、第1の溝幅部分148に比べて、ウレタン層部U1によって塞がれにくい。上記真空ステップにおいて、第1の溝幅部分148内の空気が、第2の溝幅部分150から抜けやすい。すなわち、第2の溝幅部分150は、吸引開口部として機能しうる。第2の溝幅部分150は、溝であるから、フェース本体部M1の外面120の法線方向に向かって開口している。この開口により、第2の溝幅部分150が、吸引開口部となりうる。
ヘッド本体100a(図4)、ヘッド本体200a(図9)、ヘッド本体300a(図11)及びヘッド本体400a(図13)では、第2の溝幅部分150に、ウレタン層部U1が入り込んでいない。よって、これらのヘッドでは、第2の溝幅部分150に対応した位置に、スコアライン140が形成されていない。これらのヘッドでは、第2の溝幅部分150の溝幅W2は、ウレタン層部U1の厚さt1よりも小さい。第2の溝幅部分150の溝幅W2を適切に設定することで、第2の溝幅部分150に対応する位置にはスコアライン140を形成させないことができる。このため、第2の溝幅部分150は、スコアライン140の設置領域に拘束されずに、配置することができる。例えば、第2の溝幅部分150は、フェース本体部M1の外面120(打撃面エリア121)の外縁Q2にまで延ばすことができる。更に、第2の溝幅部分150は、フェース本体部M1の外面120(打撃面エリア121)の外側にまで延ばすことができる。図4の実施形態でも、第2の溝幅部分150は、フェース本体部M1の外面120(打撃面エリア121)の外側にまで延びている。フェース本体部M1の外面120にはバルジBGがある。このため、上記真空ステップにおいて、第1の溝幅部分148内の空気が、第2の溝幅部分150から抜けやすい。
ヘッド200(図8)、ヘッド300(図10)及びヘッド400(図12)が示すように、第2の溝幅部分150の配置により、スコアライン140の途切れ部141を形成することができる。この途切れ部141は、外観上の目印となりうる。例えば、途切れ部141は、フェースセンターFcに近い領域の目印とされうる(図10及び図12参照)。また、ヘッド本体200a(図9)、ヘッド本体300a(図11)及びヘッド本体400a(図13)が示すように、スコアライン140の途切れ部141において、本体溝部146は途切れていない。すなわち、途切れ部141に対応する部分では、本体溝部146は中間幅狭部分152によって繋がっている。このため、途切れ部141を設ける場合であっても、第1の溝幅部分148内の空気を円滑に抜くことができる。
ヘッド本体100a(図4)、ヘッド本体200a(図9)、ヘッド本体300a(図11)及びヘッド本体400a(図13)では、少なくとも1つの第1の溝幅部分148が、フェースセンター領域Rcを横断している。ヘッド本体100a(図4)及びヘッド本体200a(図9)では、複数の第1の溝幅部分148が、フェースセンター領域Rcを横断している。この構成により、打点となる確率が高いフェースセンター領域Rcを横断するスコアライン140を設けることができる。また、打点となる確率が高いフェースセンター領域Rcにおいて、スコアライン140の溝幅Wgを大きくすることができる。この結果、ボールのバックスピン量を安定させることができる。
ヘッド本体100a(図4)、ヘッド本体200a(図9)、ヘッド本体300a(図11)及びヘッド本体400a(図13)では、第1の溝幅部分148がフェースセンター領域Rcを横断する本体溝部146において、第1の溝幅部分148の少なくとも一方側の端部に、第2の溝幅部分150が繋がっている。このため、フェースセンター領域Rcに配置した第1の溝幅部分148のみに対応してスコアライン140が形成され、スコアライン140を目立たせることができる。この結果、アドレス時のアライメントが容易とされうる。
ウレタン層部U1は、金属からなる打撃面とは異なるスピン性能を有しうる。ウレタン層部U1は、打感を向上させうる。ウレタン層部U1に起因する効果を高める観点から、ウレタン層部U1の厚さt1は、0.3mm以上が好ましく、0.32mm以上がより好ましく、0.35mm以上がより好ましい。この厚さt1が過大であると、スコアライン140が精度よく形成されにくい。これらの観点から、ウレタン層部U1の厚さt1は、1.0mm以下が好ましく、0.9mm以下がより好ましく、0.8mm以下がより好ましく、0.7mm以下がより好ましく、0.6mm以下がより好ましい。
スピン性能及び排水性能の観点から、スコアライン140の溝幅Wgは、0.3mm以上が好ましく、0.32mm以上がより好ましく、0.35mm以上がより好ましい。溝幅Wgを過度に大きくするためには、本体溝部146(第1の溝幅部分148)の溝幅W1を過大とする必要が生じる。この観点から、スコアライン140の溝幅Wgは、0.9mm以下が好ましく、0.85mm以下がより好ましく、0.8mm以下がより好ましい。
スピン性能及び排水性能の観点から、スコアライン140の溝深さDgは、0.1mm以上が好ましく、0.12mm以上がより好ましく、0.15mm以上がより好ましい。ウレタン層部U1を曲げることで形成されるスコアライン140では、溝深さDgを過大とすると、溝幅Wgが過大となりやすい。この観点から、スコアライン140の溝深さDgは、0.35mm以下が好ましく、0.32mm以下がより好ましく、0.3mm以下がより好ましい。
ウレタン層部U1をフェース本体部M1に固定する方法として、接着剤を用いる方法が例示される。この接着剤は、上記実施形態のように、ウレタン層部U1を構成するウレタンシートU2に設けられていてもよい。また、この接着剤は、フェース本体部M1に塗布されてもよい。接着剤を用いなくてもよい。例えば、密着力のみでウレタン層部U1がフェース本体部M1に固定されてもよい。ウレタン層部U1とフェース本体部M1との間を排気することで、ウレタン層部U1とフェース本体部M1とは、接着剤無しで密着しうる。
ウレタン層部U1をフェース本体部M1に固定する接着剤は、これらの間の接合強度に優れるものが好適に用いられうる。この接着剤として、例えば、ロード・ジャパン社製の商品名「ケムロック218E」、「ケムロック210」及び「ケムロックIMB1040」が用いられうる(「ケムロック」は、登録商標)。また、他の接着剤として、例えば、株式会社東洋化学研究所製の商品名「メタロックC-12」及び「メタロックUA」が挙げられる(「メタロック」は、登録商標)。また、更に他の接着剤として、例えば、2液混合型エポキシ接着剤が挙げられる。この2液混合型エポキシ接着剤として、例えば、スリーエムジャパン社から市販されている商品名「DP420」及び「DP460」が挙げられる。
ウレタン層部U1の形成方法は限定されない。例えば、ウレタン層部U1は、ヘッド本体とは別に成形された後ヘッド本体に取り付けられても良い。例えば、ウレタン層部U1は、ヘッド本体100aのフェース本体部M1にウレタンシートU2を金型で押し付けることにより、フェース本体部M1上で成形されてもよい。この場合、金型にはスコアライン140を成形する凸が形成されていてもよい。ただし、金型でプレスすることで、本体溝部146内でウレタンシートU2が伸ばされて薄くなりやすい。この観点から、ウレタン層部U1は、上記実施形態のように、真空ステップを含む製造方法で製造されるのが好ましい。
ウレタン層部U1の固着力を高める観点から、フェース本体部M1の外面120は、粗くされてもよい。フェース本体部M1の外面120を粗くする方法は、限定されない。フェース本体部の外面は、金型による成形で粗くされてもよいし、表面加工で粗くされてもよい。表面加工の方法として、ショットブラストやサンドブラスト等のブラスト加工、金属エッチング加工、CNC加工、レーザー加工及びそれらの組み合わせが例示される。CNCは、Computerized Numerical Controlの略である。
ウレタン層部U1は、ポリウレタンで形成されている。ポリウレタンは、ウレタン結合を有する重合体である。このポリウレタンとして、熱可塑性ポリウレタン及び熱硬化性ポリウレタンが挙げられる。熱可塑性ポリウレタンとは、加熱により可塑性を示すポリウレタンである。一般に、熱可塑性ポリウレタンは、ある程度高分子量化された直鎖構造を有するポリウレタンを意味する。熱硬化性ポリウレタンは、ウレタン層部を成形する際に、低分子量のウレタンプレポリマーと硬化剤(鎖長延長剤)とを反応させて高分子量化することにより得られるポリウレタンである。熱硬化性ポリウレタンは、二液硬化型ポリウレタンとも称される。熱硬化性ポリウレタンには、直鎖構造のポリウレタンや3次元架橋構造を有するポリウレタンが含まれ、これらは、使用するプレポリマーや硬化剤(鎖長延長剤)の官能基の数を制御することによって生成されうる。ポリウレタンは、熱可塑性エラストマーであってもよい。
熱可塑性ポリウレタンは、分子内にポリウレタン結合を複数有し熱可塑性を示すものであれば、特に限定されない。例えば、熱可塑性ポリウレタンは、ポリイソシアネートとポリオールとを反応させることによって、ウレタン結合が分子内に形成された生成物であり、必要に応じて、さらにポリアミンなどを反応させることにより得られる。
熱可塑性ポリウレタンを構成するポリイソシアネート成分としては、イソシアネート基を2以上有するものであれば特に限定されず、例えば、2,4-トルエンジイソシアネート、2,6-トルエンジイソシアネート、2,4-トルエンジイソシアネートと2,6-トルエンジイソシアネートの混合物(TDI)、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、1,5-ナフチレンジイソシアネート(NDI)、3,3’-ビトリレン-4,4’-ジイソシアネート(TODI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)、パラフェニレンジイソシアネート(PPDI)等の芳香族ポリイソシアネート;4,4’-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)、水素添加キシリレンジイソシアネート(HXDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ノルボルネンジイソシアネート(NBDI)等の脂環式ポリイソシアネートまたは脂肪族ポリイソシアネート等のうちの1種、または、2種以上の混合物などである。
耐擦過傷性を向上するという観点からは、ポリウレタンのポリイソシアネート成分として、芳香族ポリイソシアネートを使用することが好ましい。芳香族ポリイソシアネートを使用することにより、得られるポリウレタンの機械的特性が向上し、耐擦過傷性に優れるウレタン層部が得られる。また、耐候性を向上するという観点からは、ポリウレタンのポリイソシアネート成分として、非黄変性のポリイソシアネート(TMXDI、XDI、HDI、HXDI、IPDI、H12MDI、NBDIなど)を使用することが好ましく、さらに好ましくは4,4’-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)を使用する。4,4’-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)は剛直な構造を有しており、得られるポリウレタンの機械的特性が向上し、耐擦過傷性に優れるウレタン層部U1が得られるからである。食いつき感を向上するという観点からは、他のポリイソシアネート成分が選択されてもよい。
熱可塑性ポリウレタンを構成するポリオール成分としては、ヒドロキシル基を複数有するものであれば特に限定されず、例えば、低分子量のポリオールや高分子量のポリオールなどを挙げることができる。低分子量のポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、1,4-ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6-ヘキサンジオール等のジオール;グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオールなどのトリオールが挙げられる。高分子量のポリオールとしては、例えば、ポリオキシエチレングリコール(PEG)、ポリオキシプロピレングリコール(PPG)、ポリオキシテトラメチレングリコール(PTMG)等のポリエーテルポリオール;ポリエチレンアジぺート(PEA)、ポリブチレンアジペート(PBA)、ポリヘキサメチレンアジペート(PHMA)などの縮合系ポリエステルポリオール;ポリ-ε-カプロラクトン(PCL)のようなラクトン系ポリエステルポリオール;ポリヘキサメチレンカーボネートなどのポリカーボネートポリオール;及びアクリルポリオールなどが挙げられ、上述したポリオールの少なくとも2種以上の混合物であってもよい。
高分子量のポリオールの平均分子量は、特に限定されるものではないが、例えば、400以上であることが好ましく、より好ましくは1,000以上である。高分子量ポリオールの平均分子量が小さくなりすぎると、得られるポリウレタンが硬くなり、打感が低下する場合があるからである。高分子量ポリオールの平均分子量の上限は、特に限定されるものではないが、10,000以下、より好ましくは8,000以下である。
また、必要に応じて前記熱可塑性ポリウレタンを構成するポリアミンは、少なくとも2以上のアミノ基を有するものであれば特に限定されない。前記ポリアミンとしては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなどの脂肪族系ポリアミン、イソホロンジアミン、ピペラジンなどの脂環式系ポリアミン、及び、芳香族ポリアミンなどが挙げられる。
前記芳香族ポリアミンは、少なくとも2以上のアミノ基が芳香環に直接または間接的に結合しているものであれば、特に限定されない。ここで、間接的に結合しているとは、アミノ基が、例えば低級アルキレン基を介して芳香環に結合していることをいう。前記芳香族ポリアミンとしては、例えば、1つの芳香環に2以上のアミノ基が結合している単環式芳香族ポリアミンでもよいし、少なくとも1つのアミノ基が1つの芳香環に結合しているアミノフェニル基を2個以上含む多環式芳香族ポリアミンでもよい。
前記単環式芳香族ポリアミンとしては、例えば、フェニレンジアミン、トルエンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、ジメチルチオトルエンジアミンなどのアミノ基が芳香環に直接結合しているタイプ;キシリレンジアミンのようなアミノ基が低級アルキレン基を介して芳香環に結合しているタイプなどが挙げられる。また、前記多環式芳香族ポリアミンとしては、少なくとも2つのアミノフェニル基が直接結合しているポリ(アミノベンゼン)でもよいし、少なくとも2つのアミノフェニル基が低級アルキレン基やアルキレンオキシド基を介在して結合していてもよい。これらのうち、低級アルキレン基を介して2つのアミノフェニル基が結合しているジアミノジフェニルアルカンが好ましく、4,4'-ジアミノジフェニルメタン及びその誘導体が特に好ましい。
前記熱可塑性ポリウレタンの構成態様は、特に限定されるものではない。この構成態様としては、例えば、ポリイソシアネート成分と高分子量ポリオール成分によって構成されている態様;ポリイソシアネート成分と高分子量ポリオール成分と低分子量ポリオール成分によって構成されている態様;ポリイソシアネート成分と高分子量ポリオール成分と低分子量ポリオール成分とポリアミン成分とによって構成されている態様;ポリイソシアネート成分と高分子量ポリオール成分とポリアミン成分とによって構成されている態様などを挙げることができる。
前記熱可塑性ポリウレタンの例として、ポリイソシアネートにMDIが用いられたMDI系ポリウレタン、及び、ポリイソシアネートにH12MDIが用いられた水添MDI系ポリウレタンを挙げることができる。
前記熱可塑性ポリウレタンの具体例としては、例えば、BASFジャパン社から市販されている「エラストランXNY90A」、「エラストランXNY97A」、「エラストランXNY585」、「エラストラン1180A10」、「エラストラン1185A50」、「エラストラン1190A10TR」、「エラストラン1195A50STR」、「エラストラン1164D50」などを挙げることができる。
本発明において、ウレタン層部U1の材料は、ポリウレタンを基材樹脂成分として含有するものであれば、特に限定されるものではない。ポリウレタンが熱可塑性ポリウレタンである場合、ウレタン層部U1の材料を構成する樹脂成分中の熱可塑性ポリウレタンの含有量は、50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、さらに好ましくは90質量%以上であるのが望ましい。また、ウレタン層部U1の材料を構成する樹脂成分が、実質上、ポリウレタンのみ(例えば、熱可塑性ポリウレタンのみ)からなることも好ましい態様である。
本発明のウレタン層部U1の材料は、上述した樹脂成分のほか、白色顔料(例えば、酸化チタン)、青色顔料、赤色顔料などの顔料成分、炭酸カルシウムや硫酸バリウムなどの比重調整剤、分散剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光材料または蛍光増白剤などを、ウレタン層部U1の特性を過度に損なわない範囲で含有してもよい
打撃面102aのショアD硬度は限定されない。打感の観点から、このショアD硬度は、所定の範囲とされうる。打撃面102aのショアD硬度は、下限としては、65以上、更には70以上、更には75以上とすることができる。打撃面102aのショアD硬度は、上限としては、99以下、更には95以下、更には90以下とすることができる。
打撃面102aのショアD硬度は、完成したヘッドの状態で測定される。ヘッドを23℃で2週間保存し、このヘッドの打撃面の硬度が、アスカーゴム硬度計D型を用いて測定される。硬度計をヘッドの打撃面に押し当てる方法で、測定がなされる。測定のn数は10とされ、10個のデータの平均値が測定値とされる。本体溝部146やスコアライン140のない箇所で測定がなされる。
ヘッド本体の好ましい材質として、金属及び繊維強化プラスチックが例示される。この金属として、チタン合金、純チタン、ステンレス鋼、アルミニウム合金、マレージング鋼及び軟鉄が例示される。繊維強化プラスチックとして、炭素繊維強化プラスチックが例示される。ヘッド本体は、金属部分と繊維強化プラスチック部分とを有していてもよい。
フェース本体部M1の好ましい材質として、金属及び繊維強化プラスチックが例示される。この金属として、チタン合金、純チタン、ステンレス鋼、アルミニウム合金、マレージング鋼及び軟鉄が例示される。繊維強化プラスチックとして、炭素繊維強化プラスチックが例示される。フェース本体部M1は、金属部分と繊維強化プラスチック部分とを有していてもよい。
以下の付記は、本発明に含まれる発明の一部である。
[付記1]
打撃面を形成するフェース部を備えたゴルフクラブヘッドであって、
前記フェース部が、フェース本体部と、前記フェース本体部の外側に設けられポリウレタンで形成されたウレタン層部とを有しており、
前記ウレタン層部が、その外面に形成されトウ側からヒール側に延びる複数のスコアラインと、その内面に形成され前記スコアラインのそれぞれに対応してトウ側からヒール側に延びる複数の内面突出部とを有しており、
前記フェース本体部が、その外面に形成され前記内面突出部のそれぞれに対応してトウ側からヒール側に延びる複数の本体溝部を有しており、
前記内面突出部のそれぞれが、前記本体溝部のそれぞれに入り込んでいるゴルフクラブヘッド。
[付記2]
前記ウレタン層部の厚さが実質的に一定である付記1に記載のゴルフクラブヘッド。
[付記3]
前記ウレタン層部が、透明性を有しており、
少なくとも1つの前記本体溝部内に、マーキングが施されている付記1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
[付記4]
前記マーキングが線状であり、
前記マーキングの線幅が、前記スコアラインの幅よりも大きい付記3に記載のゴルフクラブヘッド。
[付記5]
フェース本体部の外側にウレタン層部が形成され、このウレタン層部の外面が打撃面を構成するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、
前記ウレタン層部を構成するウレタンシートが用意される第1ステップと、
前記フェース本体部の外面に前記ウレタンシートが押し当てられつつ、前記フェース本体部と前記ウレタンシートとの間が真空とされる第2ステップとを含んでおり、
前記フェース本体部が、その外面に形成されトウ側からヒール側に延びる複数の本体溝部と、前記本体溝部のそれぞれに形成された吸引開口部とを有しており、
前記第2ステップでは、前記本体溝部内の空気が前記吸引開口部から吸引されつつ、前記ウレタンシートが前記本体溝部内に引き込まれることで、前記ウレタン層部の内面に複数の内面突出部が形成されると共に、前記ウレタン層部の前記外面には前記内面突出部に対応して複数のスコアラインが形成されるゴルフクラブヘッドの製造方法。
[付記6]
前記打撃面が、バルジを有しており、
前記フェース本体部の前記外面が、前記打撃面に対応した打撃面エリアを有しており、
前記本体溝部のそれぞれでは、そのトウ側及びヒール側の少なくとも一方の端部が前記打撃面エリアの外縁まで延びている付記5に記載の製造方法。
[付記7]
前記本体溝部の前記吸引開口部は、前記本体溝部のトウ側及びヒール側の少なくとも一方の前記端部が開口することで形成されている付記5又は6に記載の製造方法。
100、200、300、400、500、600、700、800、900・・・ゴルフクラブヘッド
100a、200a、300a、400a、500a、600a、700a、800a、900a・・・ヘッド本体
102・・・フェース部
102a・・・打撃面
104・・・クラウン部
106・・・ソール部
108・・・ホーゼル部
120・・・フェース本体部の外面
121・・・ヘッド本体の打撃面エリア
122・・・フェース本体部の内面
124・・・ウレタン層部の内面
126・・・ウレタン層部の外面
130・・・段差凹部
130a・・・段差部
140・・・スコアライン
141・・・スコアラインの途切れ部
142・・・内面突出部
146・・・本体溝部
148・・・本体溝部における第1の溝幅部分
150・・・本体溝部における第2の溝幅部分
160・・・延長スコアライン
170・・・マーキング
172・・・マーキングライン
180・・・真空貼り付け装置
182・・・真空室
184・・・ヘッド保持部
186・・・開口部
188・・・シート保持部
Fc・・・フェースセンター
U1・・・ウレタン層部
U2・・・ウレタンシート
M1・・・フェース本体部
K1、K2・・・吸引開口部
Et・・・本体溝部のトウ端部
Eh・・・本体溝部のヒール端部

Claims (7)

  1. 打撃面を形成するフェース部を備えたゴルフクラブヘッドであって、
    前記フェース部が、フェース本体部と、前記フェース本体部の外側に設けられポリウレタンで形成されたウレタン層部とを有しており、
    前記ウレタン層部が、その外面に形成されトウ側からヒール側に延びる複数のスコアラインと、その内面に形成され前記スコアラインのそれぞれに対応してトウ側からヒール側に延びる複数の内面突出部とを有しており、
    前記フェース本体部が、その外面に形成され前記内面突出部のそれぞれに対応してトウ側からヒール側に延びる複数の本体溝部を有しており、
    前記内面突出部のそれぞれが、前記本体溝部のそれぞれに入り込んでいるゴルフクラブヘッド。
  2. 前記ウレタン層部の厚さが実質的に一定である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記ウレタン層部が、透明性を有しており、
    少なくとも1つの前記本体溝部内に、マーキングが施されている請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記マーキングが線状であり、
    前記マーキングの線幅が、前記スコアラインの幅よりも大きい請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. フェース本体部の外側にウレタン層部が形成され、このウレタン層部の外面が打撃面を構成するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、
    前記ウレタン層部を構成するウレタンシートが用意される第1ステップと、
    前記フェース本体部の外面に前記ウレタンシートが押し当てられつつ、前記フェース本体部と前記ウレタンシートとの間が真空とされる第2ステップとを含んでおり、
    前記フェース本体部が、その外面に形成されトウ側からヒール側に延びる複数の本体溝部と、前記本体溝部のそれぞれに形成された吸引開口部とを有しており、
    前記第2ステップでは、前記本体溝部内の空気が前記吸引開口部から吸引されつつ、前記ウレタンシートが前記本体溝部内に引き込まれることで、前記ウレタン層部の内面に複数の内面突出部が形成されると共に、前記ウレタン層部の前記外面には前記内面突出部に対応して複数のスコアラインが形成されるゴルフクラブヘッドの製造方法。
  6. 前記打撃面が、バルジを有しており、
    前記フェース本体部の前記外面が、前記打撃面に対応した打撃面エリアを有しており、
    前記本体溝部のそれぞれでは、そのトウ側及びヒール側の少なくとも一方の端部が前記打撃面エリアの外縁まで延びている請求項5に記載の製造方法。
  7. 前記本体溝部の前記吸引開口部は、前記本体溝部のトウ側及びヒール側の少なくとも一方の前記端部が開口することで形成されている請求項6に記載の製造方法。
JP2024187762A 2024-10-24 2024-10-24 ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッドの製造方法 Pending JP2026076868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US19/366,693 US20260115545A1 (en) 2024-10-24 2025-10-23 Golf club head and method of manufacturing the same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2026076868A true JP2026076868A (ja) 2026-05-12

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6689860B2 (en) Solid golf ball
US6210294B1 (en) Polyurethane golf ball with improved resiliency
US6686436B2 (en) Solid golf ball
US6762273B2 (en) Thermosetting polyurethane material for a golf ball cover
JP4489530B2 (ja) ゴルフボール
US6645091B2 (en) Thermoplastic polyurethane golf ball with improved resiliency
JP6525814B2 (ja) ゴルフボール
US6392002B1 (en) Urethane golf ball
US9931542B2 (en) Golf ball
EP4559538A1 (en) Golf club head
CN114191793A (zh) 高尔夫球
JP5924887B2 (ja) ゴルフボール
JP4489531B2 (ja) ゴルフボール
KR20260060196A (ko) 골프 클럽 헤드 및 골프 클럽 헤드의 제조 방법
US20260115545A1 (en) Golf club head and method of manufacturing the same
US10427003B2 (en) Golf ball having at least one layer consisting of a mixture of a thermoset or thermoplastic composition and a plurality of alkoxylated siloxane-surface treated particles and/or polyether-modified siloxane-surface treated particles
US20260034412A1 (en) Golf club head
JP4435640B2 (ja) ゴルフボール
JP4435639B2 (ja) ゴルフボール
US12383798B2 (en) Golf balls having chromogenic polymers in one or more layers
US12427381B2 (en) Golf balls with increased shear durability
US20250360368A1 (en) Golf ball having color-shift effect
JP7337871B2 (ja) ゴルフボール製造方法および製造されたゴルフボール
JP4756485B2 (ja) ゴルフボール
JP4756486B2 (ja) ゴルフボール