JP2025064681A - 貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、貯蔵庫に関する。
特許文献1は、ヒータを内蔵した保持部材の上下の開口面を閉鎖状態に維持できるようにする貯蔵庫の扉装置を開示する。この貯蔵庫は、貯蔵庫本体の前面開口部には左右一対の断熱扉が観音開き式の揺動開閉可能に設けられ、各断熱扉の裏面における揺動支点側の側縁から上下両側縁に亘ってパッキンが配設されると共に、各断熱扉の相手側と対向した側面の庫内側の角部付近には、閉扉時において互いに密着可能な密着部を有するセンタシールが筒状の保持部材を介して全高に亘って配設され、かつ保持部材の内部には、センタシールを加熱するべく結露防止用のヒータが装着されており、保持部材の上下の開口面に対してねじで止められて被着される第1キャップと、第1キャップの表面を覆ってスライド装着される第2キャップと、が具備される。
本開示は、断熱扉に取り付けられる部材の破損を抑制できる貯蔵庫を提供する。
本開示における貯蔵庫は、貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の開口部に設けられる両開き式の断熱扉と、対向する前記断熱扉の各々の対向面に設けられる取付部材と、前記取付部材に取り付けられる封止部材と、を備え、前記取付部材には、前記開口部の正面視で、前記開口部の縁部が重なる位置に、前記開口部の縁部から遠ざかるように窪む凹部が設けられる切欠部を備える。
本開示によれば、断熱扉に取り付けられる部材の破損を抑制できる。
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、貯蔵庫において、貯蔵庫本体と、貯蔵庫本体の開口部に設けられる両開き式の断熱扉とを備え、断熱扉の各々の互いに対向する側面に、互いに密着可能な封止部材を、取付部材を介して取付ける技術があった。これにより、貯蔵庫では、貯蔵庫の開口部に、柱等の断熱扉が密着可能な部材が設けられない場合であっても、断熱扉同士を対抗する側面同士で封止することが可能となる。
発明者らが本開示に想到するに至った当時、貯蔵庫において、貯蔵庫本体と、貯蔵庫本体の開口部に設けられる両開き式の断熱扉とを備え、断熱扉の各々の互いに対向する側面に、互いに密着可能な封止部材を、取付部材を介して取付ける技術があった。これにより、貯蔵庫では、貯蔵庫の開口部に、柱等の断熱扉が密着可能な部材が設けられない場合であっても、断熱扉同士を対抗する側面同士で封止することが可能となる。
しかしながら、従来の貯蔵庫では、強い力で断熱扉が閉止されると、貯蔵庫と、取付部材とが当接し、取付部材が破損する虞がある、と言う課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、断熱扉に取り付けられる部材の破損を抑制できる貯蔵庫を提供する。
そこで本開示は、断熱扉に取り付けられる部材の破損を抑制できる貯蔵庫を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図4を用いて、実施の形態1を説明する。各図に示す符号FRは、設置状態における貯蔵庫1の前方を示し、符号UPは、貯蔵庫1の上方を示し、符号LHは、貯蔵庫1の左方を示す。以下の説明において、各方向は、これらの貯蔵庫1の方向に沿った方向である。なお、以下の説明では、開口部2Bが設けられる面を前面とし、当該前面が向かう方向を前方とする。また、貯蔵庫1の設置状態における鉛直方向に沿う方向を上下方向とし、水平方向に沿う方向を前後方向、及び左右方向とする。
以下、図1~図4を用いて、実施の形態1を説明する。各図に示す符号FRは、設置状態における貯蔵庫1の前方を示し、符号UPは、貯蔵庫1の上方を示し、符号LHは、貯蔵庫1の左方を示す。以下の説明において、各方向は、これらの貯蔵庫1の方向に沿った方向である。なお、以下の説明では、開口部2Bが設けられる面を前面とし、当該前面が向かう方向を前方とする。また、貯蔵庫1の設置状態における鉛直方向に沿う方向を上下方向とし、水平方向に沿う方向を前後方向、及び左右方向とする。
[1-1.構成]
[1-1-1.貯蔵庫の構成]
図1は、本発明の実施形態に係る貯蔵庫1の斜視図である。
貯蔵庫1は、図1に示すように、縦型の冷蔵庫である。貯蔵庫1は、貯蔵庫本体2と、複数の断熱扉4と、機械室6とを備える。
[1-1-1.貯蔵庫の構成]
図1は、本発明の実施形態に係る貯蔵庫1の斜視図である。
貯蔵庫1は、図1に示すように、縦型の冷蔵庫である。貯蔵庫1は、貯蔵庫本体2と、複数の断熱扉4と、機械室6とを備える。
貯蔵庫本体2は、前面に開口する外箱5と、当該外箱5の内部に収められ、前面に開口する内箱7と、外箱5と内箱7との間の空間に設けられる断熱材とを備える。
貯蔵庫本体2は、外箱5と内箱7とで囲まれる空間に断熱材が充填されることで形成される断熱壁を備える箱体である。本実施形態の外箱5と内箱7とは、いずれもステンレス鋼板等の金属によって一体に形成される。断熱材には、発泡スチロールや硬質ウレタンフォーム等が用いられる。
貯蔵庫本体2は、外箱5と内箱7とで囲まれる空間に断熱材が充填されることで形成される断熱壁を備える箱体である。本実施形態の外箱5と内箱7とは、いずれもステンレス鋼板等の金属によって一体に形成される。断熱材には、発泡スチロールや硬質ウレタンフォーム等が用いられる。
当該貯蔵庫本体2には、内部に貯蔵室2Aが設けられ、前面には、前面視で矩形の開口部2Bが設けられる。以下、開口部2Bが設けられる前面を開口面という。
貯蔵庫本体2の開口面には、当該開口部2Bを全周に亘って囲む開口縁部2Cが設けられる。開口縁部2Cは、貯蔵庫本体2の開口面と略同一平面上に位置する平面を備える。
貯蔵庫本体2には、開口部2Bを仕切る仕切体2Dが設けられる。仕切体2Dは、左右方向に延びる梁状の部材である。仕切体2Dは、金属製の箱状に形成され、内部に断熱材8が充填されることで形成される。仕切体2Dの両端の各々は、左右方向に位置する開口縁部2Cの各々の上下方向における中途部に連結される。
貯蔵庫本体2の開口面には、当該開口部2Bを全周に亘って囲む開口縁部2Cが設けられる。開口縁部2Cは、貯蔵庫本体2の開口面と略同一平面上に位置する平面を備える。
貯蔵庫本体2には、開口部2Bを仕切る仕切体2Dが設けられる。仕切体2Dは、左右方向に延びる梁状の部材である。仕切体2Dは、金属製の箱状に形成され、内部に断熱材8が充填されることで形成される。仕切体2Dの両端の各々は、左右方向に位置する開口縁部2Cの各々の上下方向における中途部に連結される。
なお、外箱5と内箱7とは、金属に限らずABS樹脂等の硬質樹脂で形成されてもよい。また、外箱5と内箱7とは、金属と硬質樹脂とを組み合わせて形成されてもよい。
また例えば、貯蔵庫本体2は、鋼板等の板状部材が筐体状に形成され、当該筐体の内部に断熱材8が充填されることで形成される断熱壁が組み合わされることで形成されてもよい。
また例えば、貯蔵庫本体2は、鋼板等の板状部材が筐体状に形成され、当該筐体の内部に断熱材8が充填されることで形成される断熱壁が組み合わされることで形成されてもよい。
機械室6は、貯蔵庫本体2の上方に配置される。当該機械室6の内部には、冷凍サイクルを構成する冷凍装置61が収められる。詳述すると、冷凍装置61は、圧縮機62と、凝縮器63と、凝縮器用送風機64と、キャピラリチューブ65と、電装箱66と、蒸発器67と、を備え、これらが駆動することによって、貯蔵室2Aに冷気が送り込まれる。本実施の形態において、蒸発器67は、貯蔵庫本体2の内部に設けられる。なお、キャピラリチューブ65は、絞り弁等の他の絞り機構であってもよい。
[1-1-2.断熱扉の構成]
複数の断熱扉4は、貯蔵庫本体2の開口部2Bを、開閉可能に閉塞する矩形状の扉部材である。本実施形態の貯蔵庫1は、左右方向に配置された一対の断熱扉4を1組として、上下に2組が設けられる。断熱扉4の各々は、仕切体2Dを挟んで、当該仕切体2Dの上方側に1組、仕切体2Dの下方側に1組が配置される。
複数の断熱扉4は、貯蔵庫本体2の開口部2Bを、開閉可能に閉塞する矩形状の扉部材である。本実施形態の貯蔵庫1は、左右方向に配置された一対の断熱扉4を1組として、上下に2組が設けられる。断熱扉4の各々は、仕切体2Dを挟んで、当該仕切体2Dの上方側に1組、仕切体2Dの下方側に1組が配置される。
これらの断熱扉4は、互いに一方の側面を隣接させて配置される。各断熱扉4の上面4D及び下面4Eには、各断熱扉4の他方の側面4G側に位置する箇所にヒンジ11が設けられる。一対の断熱扉4の各々は、これらのヒンジ11によって、貯蔵庫1の左右方向に開閉可能となる。すなわち、一対の断熱扉4は、所謂両開き式の扉である。本実施の形態において、一対の断熱扉4は、左右対称に形成される、所謂観音開き式の扉である。なお、一対の断熱扉4は、両開き式であれば、左右対称に形成されなくてもよい。
断熱扉4の各々の前面4Cには、左右方向において、互いに隣接する側面側に接近する位置にハンドル18が設けられる。
断熱扉4の各々の前面4Cには、左右方向において、互いに隣接する側面側に接近する位置にハンドル18が設けられる。
図2は、断熱扉4の斜視図である。図2では、断熱扉4を後面4A側から視た図である。図2では、説明の便宜上、仕切体2Dを二点鎖線で示す。
以下、一つの断熱扉4について説明するが、他の断熱扉4についても同様の構造である。
断熱扉4は、図2に示すように、所定の厚さを備える平板状の部材である。断熱扉4は、断熱扉本体12と、複数の本体封止部材50とを備える。
以下、一つの断熱扉4について説明するが、他の断熱扉4についても同様の構造である。
断熱扉4は、図2に示すように、所定の厚さを備える平板状の部材である。断熱扉4は、断熱扉本体12と、複数の本体封止部材50とを備える。
断熱扉本体12において、断熱扉4の前面4Cと、両側面4B、4Gと、上面4Dと、下面4Eとに相当する箇所と、後面4Aの外周縁12Aとは、いずれもステンレス鋼板等の金属によって一体に形成された扉外装板13によって形成される。断熱扉本体12の後面中央部は、硬質樹脂で形成された扉内装板14によって構成される。この扉内装板14は、中央部が断熱扉本体12の後面の外周縁12Aよりも貯蔵室2Aの内部側に突出する。このため、断熱扉4において、貯蔵庫本体2に対向する面である後面4Aは、中央部が扉内装板14によって形成され、各辺に沿う外周縁12Aが扉外装板13によって形成される。
これらの扉外装板13、及び扉内装板14によって囲まれた空間には、発泡スチロールや硬質ウレタンフォーム等の断熱材8が充填される(図4)。
なお、扉外装板13は、金属に限らずABS樹脂等の硬質樹脂で形成されてもよい。
なお、扉外装板13は、金属に限らずABS樹脂等の硬質樹脂で形成されてもよい。
次いで、断熱扉本体12の後面について説明する。
断熱扉4の後面4Aに位置する断熱扉本体12の後面において、当該後面の外周縁12Aは、上面側、下面側、及び各側面側が扉外装板13の端部によって形成され、後面中央部側が扉内装板14の端部によって形成される。
扉内装板14の端部には、全周に亘って本体封止部材50が取り付けられる。本体封止部材50は、貯蔵庫本体2に密着することで、貯蔵庫本体2と、断熱扉4の各々との隙間を封止する部材である。本体封止部材50は、開口縁部2Cや、仕切体2Dに密着する。
本体封止部材50は、所定の厚さを備え、断熱扉本体12に取り付けられると、断熱扉本体12の後面の外周縁12Aから突出する。
断熱扉4の後面4Aに位置する断熱扉本体12の後面において、当該後面の外周縁12Aは、上面側、下面側、及び各側面側が扉外装板13の端部によって形成され、後面中央部側が扉内装板14の端部によって形成される。
扉内装板14の端部には、全周に亘って本体封止部材50が取り付けられる。本体封止部材50は、貯蔵庫本体2に密着することで、貯蔵庫本体2と、断熱扉4の各々との隙間を封止する部材である。本体封止部材50は、開口縁部2Cや、仕切体2Dに密着する。
本体封止部材50は、所定の厚さを備え、断熱扉本体12に取り付けられると、断熱扉本体12の後面の外周縁12Aから突出する。
本体封止部材50は、ゴム材や軟質ポリ塩化ビニル等の軟質樹脂で形成され、弾性変形が可能な、所謂パッキンやガスケット等の封止部材である。本実施の形態において、本体封止部材50は、矩形の枠状に一体成型される。
なお、本体封止部材50は、4つの直線状に形成され、各々が上述の溝形状に取り付けられることで、断熱扉本体12に枠状に配置されてもよい。
なお、本体封止部材50は、4つの直線状に形成され、各々が上述の溝形状に取り付けられることで、断熱扉本体12に枠状に配置されてもよい。
本体封止部材50は、内部に空間を備える中空状に形成される。本体封止部材50の内部の空間には、周方向全体に亘って、4本の棒状の磁石が収容される。当該磁石の各々は、断熱扉4の後面4Aの各辺と同程度の長さを備える。磁石の各々は、本体封止部材50の各辺に沿って、本体封止部材50の内部の空間に挿通される。
次いで、断熱扉4の側面4Bの構造について説明する。
図3は、断熱扉4と、取付部材24と、封止部材26とを示した分解斜視図である。図3において、軟質材料で形成された側面パッキン28と、前面ひれ部32とは、説明の便宜上、ドットを付して示す。
以下、一方の断熱扉4の側面4Bについて説明するが、他方の断熱扉4についても同様の構造である。
図3に示すように、各断熱扉4の他方の断熱扉4に隣接する側の側面4Bには、取付部材24を介して封止部材26が設けられる。取付部材24と、封止部材26とには、線状の部材であるヒータ36が挟み込まれる。
図3は、断熱扉4と、取付部材24と、封止部材26とを示した分解斜視図である。図3において、軟質材料で形成された側面パッキン28と、前面ひれ部32とは、説明の便宜上、ドットを付して示す。
以下、一方の断熱扉4の側面4Bについて説明するが、他方の断熱扉4についても同様の構造である。
図3に示すように、各断熱扉4の他方の断熱扉4に隣接する側の側面4Bには、取付部材24を介して封止部材26が設けられる。取付部材24と、封止部材26とには、線状の部材であるヒータ36が挟み込まれる。
[1-1-3.取付部材の構成]
取付部材24は、硬質材料としての硬質樹脂から形成される。この取付部材24は、断熱扉4の側面4Bと同程度の長さを備える長尺の部材である。取付部材24は、例えば押し出し成型等によって、端面がC字状となるように成形される板状の部材である。
取付部材24は、取付部材24の長手方向全体に亘って延びる平板状の基部24Aを備える。基部24Aは、長手方向が断熱扉4の上下方向に沿い、板厚方向が左右方向に沿うように取り付けられる。この取付部材24の前後方向に沿う寸法である幅寸法は、断熱扉4の側面4Bの幅寸法と同程度に形成される。取付部材24は、ねじ等の締結部材によって、基部24Aが断熱扉本体12の左右方向に位置する側面に固定されることで、断熱扉4の側面4Bに取付られる。
取付部材24の上端は、本体封止部材50の上端よりも下方に位置し(図6)、取付部材24の下端は、本体封止部材50の下端よりも上方に位置する。
側面4Bは、本開示の「対向面」に相当する。
取付部材24は、硬質材料としての硬質樹脂から形成される。この取付部材24は、断熱扉4の側面4Bと同程度の長さを備える長尺の部材である。取付部材24は、例えば押し出し成型等によって、端面がC字状となるように成形される板状の部材である。
取付部材24は、取付部材24の長手方向全体に亘って延びる平板状の基部24Aを備える。基部24Aは、長手方向が断熱扉4の上下方向に沿い、板厚方向が左右方向に沿うように取り付けられる。この取付部材24の前後方向に沿う寸法である幅寸法は、断熱扉4の側面4Bの幅寸法と同程度に形成される。取付部材24は、ねじ等の締結部材によって、基部24Aが断熱扉本体12の左右方向に位置する側面に固定されることで、断熱扉4の側面4Bに取付られる。
取付部材24の上端は、本体封止部材50の上端よりも下方に位置し(図6)、取付部材24の下端は、本体封止部材50の下端よりも上方に位置する。
側面4Bは、本開示の「対向面」に相当する。
図4は、図1の仮想平面IVで切断される貯蔵庫1の断面図である。仮想平面IVは、上下方向に直交すると共に、仕切体2Dの下方に位置する一対の断熱扉4の各々が備える側面4Bに直交する平面である。仮想平面IVは、本体封止部材50の上方に位置し、断熱扉4の上端と、本体封止部材50との間に位置する。図4では、説明の便宜上、一対の断熱扉4と、仕切体2Dとを、離間させた状態で示す。図4では、説明の便宜上、取付部材24と、封止部材26との各々にハッチング、またはドットを付し、仕切体2Dと、ヒータ36とを、二点鎖線で示す。
図5は、取付部材24の端面図である。図5では、取付部材24の端面を示す。図5では、説明の便宜上、切欠部80にハッチングを付して示す。
図5は、取付部材24の端面図である。図5では、取付部材24の端面を示す。図5では、説明の便宜上、切欠部80にハッチングを付して示す。
図4、図5に示すように、基部24Aにおいて、断熱扉4の前面4C側に位置する端部には、係止部24Fが設けられる。この係止部24Fは、基部24Aから他方の断熱扉4の側面4Bに向かって突出して設けられる。図5に示すように、係止部24Fの先端部は、断熱扉4の前面4C側に向かって、湾曲する爪状に形成される。この係止部24Fは、後述するカバー部30が備える係止片30Cに係合される。
基部24Aにおいて、貯蔵庫1の前後方向の略中央には、中央係合片24Eが設けられる。この中央係合片24Eは、基部24Aから他方の断熱扉4の側面4Bに向かって突出して設けられる。中央係合片24Eの先端部は、平面視で、貯蔵庫本体2に向かって、L字状に屈曲する。この中央係合片24Eには、後述するカバー部30が備えるカバー部係合片30Bが係合される。
基部24Aにおいて、中央係合片24Eよりも貯蔵庫本体2に接近する位置には、ヒータ36を保持する第1ヒータ保持部24Bが設けられる。第1ヒータ保持部24Bは、断熱扉4の前面4C側、換言すれば貯蔵庫1の前方側に位置する箇所が開放され、貯蔵庫本体2側、換言すれば貯蔵庫1の後方側に向かって窪む溝状に形成される。第1ヒータ保持部24Bは、貯蔵庫1の前後方向において、断熱扉本体12の後面の外周縁12Aと略同一、あるいは、当該外周縁12Aよりも断熱扉4の前面4C側に配置される。
図4に示すように、基部24Aには、延在部70が設けられる。延在部70は、第1ヒータ保持部24Bの後端から貯蔵室2Aに向かって延びると共に、断熱扉4の後面4Aに沿って延び、当該取付部材24が取り付けられる断熱扉本体12の後面の外周縁12Aに当接する。このため、取付部材24が断熱扉4に取り付けられると、基部24Aが断熱扉4の側面4Bに当接され、延在部70が断熱扉4の後面4Aに当接される。断熱扉4の側面4B、及び断熱扉4の後面4Aに当接する。
これによって、取付部材24は、断熱扉4の前後方向において、容易に位置決めされる。このため、取付部材24は、位置ずれを抑制しつつ、断熱扉4の側面4Bに取り付けることが容易となる。
延在部70は、全体が断熱扉4の後面4A、及び外周縁12Aよりも貯蔵庫本体2に接近する位置に配置される。
これによって、取付部材24は、断熱扉4の前後方向において、容易に位置決めされる。このため、取付部材24は、位置ずれを抑制しつつ、断熱扉4の側面4Bに取り付けることが容易となる。
延在部70は、全体が断熱扉4の後面4A、及び外周縁12Aよりも貯蔵庫本体2に接近する位置に配置される。
図4、図5に示すように、延在部70には、溝状のパッキンガイド溝24Cが設けられる。図5に示すように、パッキンガイド溝24Cは、貯蔵庫本体2に対向する箇所が開放され、断熱扉4の前面4C側に向かって窪む溝状に形成される。パッキンガイド溝24Cには、後述する側面パッキン28が備える挿通部28F1が係合される。
延在部70には、ヒータ36を保持可能な第2ヒータ保持部24Dが設けられる。第2ヒータ保持部24Dは、貯蔵庫本体2に対向する箇所が開放され、断熱扉4の前面4C側に向かって窪む溝状に形成される。
第2ヒータ保持部24Dは、パッキンガイド溝24Cよりも他方の断熱扉4に接近する位置に配置されると共に、パッキンガイド溝24Cよりも貯蔵庫本体2に接近する位置に配置される。
第2ヒータ保持部24Dは、パッキンガイド溝24Cよりも他方の断熱扉4に接近する位置に配置されると共に、パッキンガイド溝24Cよりも貯蔵庫本体2に接近する位置に配置される。
延在部70には、ヒータ36を保持可能な第3ヒータ保持部24Gが設けられる。第3ヒータ保持部24Gは、貯蔵庫本体2に対向する箇所が開放され、断熱扉4の前面4C側に向かって窪む溝状に形成される。
延在部70において、第3ヒータ保持部24Gは、第2ヒータ保持部24Dよりも前方側に配置される。第3ヒータ保持部24Gは、貯蔵庫本体2側から取付部材24を視た場合に、第2ヒータ保持部24Dに重なる位置に配置される。
延在部70において、第3ヒータ保持部24Gは、第2ヒータ保持部24Dよりも前方側に配置される。第3ヒータ保持部24Gは、貯蔵庫本体2側から取付部材24を視た場合に、第2ヒータ保持部24Dに重なる位置に配置される。
延在部70には、貯蔵庫本体2、換言すれば貯蔵庫1の後方側に向かって延びるリブ状の規制部24Hが設けられる。規制部24Hは、パッキンガイド溝24Cを挟んで、他方の断熱扉4の反対側、換言すれば貯蔵庫1の右方側に配置される。規制部24Hは、パッキンガイド溝24Cよりも貯蔵庫本体2に接近する位置まで延びる。規制部24Hの先端は、前後方向において、本体封止部材50の貯蔵庫本体2側に位置する側面と略同一の位置に配置される。
規制部24Hの先端部には、平面部74が設けられる。平面部74は、貯蔵庫本体2の開口面に対向して配置される平板形状を備える。平面部74は、開口部2Bに対して、略平行に対向する平面を形成する。
これによって、取付部材24には、貯蔵庫本体2側から取付部材24を視た場合に、開口部2Bの一部を閉塞する平面が設けられる。このため、貯蔵庫1では、貯蔵室2Aの空気が貯蔵庫1の外部に漏れ出ること、及び貯蔵庫1の外部の空気が貯蔵室2Aに侵入することが抑制される。
平面部74は、左右方向において、本体封止部材50から、所定の距離を空けて配置される。これによって、貯蔵庫1では、本体封止部材50が貯蔵庫本体2に密着して変形する場合であっても、平面部74が本体封止部材50の変形を阻害することが抑制される。
図4に示すように、断熱扉本体12の後面には、外周縁12Aに沿って、本体封止部材50が取り付けられる。本体封止部材50は、ひれ部58を備える。ひれ部58は、本体封止部材50から、周方向全体に亘って外周縁12Aに向かって延び、先端が外周縁12Aに当接する。
延在部70は、左右方向において、ひれ部58から離間して配置される。
延在部70は、左右方向において、ひれ部58から離間して配置される。
延在部70には、本体封止部材50に向かって延びるリブ状の突出片71が設けられる。突出片71の先端は、本体封止部材50と、ひれ部58との間に配置される。このため、貯蔵庫1では、貯蔵室2A側から、貯蔵庫1の外部側に向かって本体封止部材50と、突出片71と、ひれ部58とが順に並べて配置される。
これによって、貯蔵庫1では、貯蔵室2A側から、貯蔵庫1の外部側に向かって、所謂ラビリンス構造が形成される。このため、貯蔵庫1では、貯蔵室2Aの空気が貯蔵庫1の外部に漏れ出ること、及び貯蔵庫1の外部の空気が貯蔵室2Aに侵入することが抑制される。そして、貯蔵庫1では、貯蔵室2Aの温度が変化することが抑制される。
本実施の形態において、係止部24Fと、中央係合片24Eと、第1ヒータ保持部24Bとは、いずれも取付部材24の長手方向全体に亘って設けられる。
図6は、図2のVIで示す範囲の拡大斜視図である。図6では、説明の便宜上、封止部材26と、キャップ38と、ヒータ36とを省略し、切り欠かれる延在部70を2点鎖線で示す。
図6に示すように、取付部材24の上下方向における両端の各々には、貯蔵庫本体2側から、断熱扉4の前面4C側に窪む切欠部80が設けられる。当該切欠部80は、取付部材24の上下方向における両端において、延在部70が上下方向、及び前後方向に沿って、所定の長さ寸法で切り欠かれることによって形成される。
図6に示すように、取付部材24の上下方向における両端の各々には、貯蔵庫本体2側から、断熱扉4の前面4C側に窪む切欠部80が設けられる。当該切欠部80は、取付部材24の上下方向における両端において、延在部70が上下方向、及び前後方向に沿って、所定の長さ寸法で切り欠かれることによって形成される。
当該両端において、延在部70は、貯蔵庫本体2側に位置する先端から、断熱扉4が閉止されて本体封止部材50が貯蔵庫本体2に密着した場合に開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに対向する箇所までが前後方向に沿って切り欠かれる。
詳述すると、図5、図6に示すように、当該両端において、延在部70は、前後方向に沿って、第2ヒータ保持部24Dと、規制部24Hとの各々の貯蔵庫本体2側に位置する先端から、パッキンガイド溝24Cの貯蔵庫本体2側に位置する先端部までが切り欠かれる。このため、取付部材24の上下方向における両端では、第2ヒータ保持部24Dと、規制部24Hとが切り欠かれる。
詳述すると、図5、図6に示すように、当該両端において、延在部70は、前後方向に沿って、第2ヒータ保持部24Dと、規制部24Hとの各々の貯蔵庫本体2側に位置する先端から、パッキンガイド溝24Cの貯蔵庫本体2側に位置する先端部までが切り欠かれる。このため、取付部材24の上下方向における両端では、第2ヒータ保持部24Dと、規制部24Hとが切り欠かれる。
取付部材24の上下方向における両端において、延在部70は、開口部2Bの法線方向視、換言すれば貯蔵庫本体2の正面視で、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに重なる範囲が上下方向に沿って切り欠かれる。
このように、上述する範囲で、取付部材24の上下方向における両端の各々が切り欠かれることで、切欠部80が形成される。
このように、上述する範囲で、取付部材24の上下方向における両端の各々が切り欠かれることで、切欠部80が形成される。
図7は、図2のVIで示す範囲の拡大斜視図である。図7では、説明の便宜上、封止部材26と、キャップ38とを省略して示す。
図7に示すように、切欠部80が形成されると、取付部材24の上下方向における両端では、第2ヒータ保持部24Dが切り欠かれることで、第2ヒータ保持部24Dよりも断熱扉4の前面4C側に位置する第3ヒータ保持部24Gが貯蔵庫本体2側に露出する。加えて、第2ヒータ保持部24Dが切り欠かれることで、第2ヒータ保持部24Dの端面24D1は、切欠部80に面して配置される。
換言すれば、第3ヒータ保持部24Gは、貯蔵庫本体2側から取付部材24を視た場合に、切欠部80が形成されていない状態では第2ヒータ保持部24Dに覆われる。第3ヒータ保持部24Gは、切欠部80が形成されることによって、貯蔵庫本体2に対向して露出する。
図7に示すように、切欠部80が形成されると、取付部材24の上下方向における両端では、第2ヒータ保持部24Dが切り欠かれることで、第2ヒータ保持部24Dよりも断熱扉4の前面4C側に位置する第3ヒータ保持部24Gが貯蔵庫本体2側に露出する。加えて、第2ヒータ保持部24Dが切り欠かれることで、第2ヒータ保持部24Dの端面24D1は、切欠部80に面して配置される。
換言すれば、第3ヒータ保持部24Gは、貯蔵庫本体2側から取付部材24を視た場合に、切欠部80が形成されていない状態では第2ヒータ保持部24Dに覆われる。第3ヒータ保持部24Gは、切欠部80が形成されることによって、貯蔵庫本体2に対向して露出する。
上述のように、取付部材24と、封止部材26との間には、線状のヒータ36が挟み込まれる。このヒータ36は、封止部材26を加熱して、結露や凍結が生じることを抑制する線状の発熱部材である。本実施の形態において、ヒータ36は、電力が供給されることで発熱する電熱線である。
図4、図7に示すように、ヒータ36は、第1ヒータ保持部24Bに挟み込まれる。
取付部材24の上下方向における両端において、ヒータ36は、貯蔵庫本体2に向かって引き回され、第3ヒータ保持部24Gに挟み込まれる。ヒータ36は、第3ヒータ保持部24Gの長手方向全体に亘って挟み込まれた後に、貯蔵庫本体2に向かって引き回され、第2ヒータ保持部24Dに挟み込まれる。
これによって、ヒータ36は、断熱扉4の側面4Bの上下方向全体に亘って、ループ状に配置される。
取付部材24の上下方向における両端において、ヒータ36は、貯蔵庫本体2に向かって引き回され、第3ヒータ保持部24Gに挟み込まれる。ヒータ36は、第3ヒータ保持部24Gの長手方向全体に亘って挟み込まれた後に、貯蔵庫本体2に向かって引き回され、第2ヒータ保持部24Dに挟み込まれる。
これによって、ヒータ36は、断熱扉4の側面4Bの上下方向全体に亘って、ループ状に配置される。
取付部材24の上下方向における両端において、ヒータ36は、第2ヒータ保持部24Dよりも断熱扉4の前面4C側に位置する第3ヒータ保持部24Gに挟み込まれる。これによって、ヒータ36は、取付部材24の上下方向における両端において、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dを避ける位置に配置される。
上述のように、延在部70は、貯蔵室2Aに向かって延びる。このため、切欠部80が設けられない場合、貯蔵庫1では、断熱扉4の各々が強い力で閉止された場合に、取付部材24の両端の各々において、延在部70が開口縁部2C、あるいは仕切体2Dのいずれかに当接し、折れ曲がる、あるいは破損する虞がある。
図8は、閉止される一方の断熱扉4の側面図である。図8では、説明の便宜上、封止部材26と、キャップ38とを省略して示し、仕切体2Dを2点鎖線で示す。
図8に示すように、本実施の形態において、取付部材24には、開口部2Bの正面視、換言すれば貯蔵庫1の前面から視た場合に、開口縁部2C(図1)、あるいは仕切体2Dに重なる位置に、切欠部80が設けられる。切欠部80が設けられることで、取付部材24は、開口部2Bの正面視で、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに重なる位置で、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dから遠ざかることとなる。
図8に示すように、本実施の形態において、取付部材24には、開口部2Bの正面視、換言すれば貯蔵庫1の前面から視た場合に、開口縁部2C(図1)、あるいは仕切体2Dに重なる位置に、切欠部80が設けられる。切欠部80が設けられることで、取付部材24は、開口部2Bの正面視で、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに重なる位置で、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dから遠ざかることとなる。
これによって、断熱扉4の各々が強い力で閉止された場合に、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dが取付部材24に当接することが抑制される。このため、貯蔵庫1では、取付部材24の両端の各々において、当該取付部材24が破損することが抑制される。
さらに、ヒータ36は、第3ヒータ保持部24Gに挟み込まれることよって、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dを避ける位置に配置される。このため、貯蔵庫1では、取付部材24の上下方向における両端の各々において、ヒータ36が開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに当接し、破損することが抑制される。
ヒータ36は、第2ヒータ保持部24Dは、取付部材24の長手方向における両端部以外の箇所で、貯蔵室2Aに接近する位置に配置される。ヒータ36は、取付部材24の長手方向における両端部で、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに隣接する位置に配置される。このように、貯蔵庫1では、断熱扉4の側面4Bの全体に亘って、貯蔵室2Aに接近する位置を加温することができる。
加えて、第3ヒータ保持部24Gは、切欠部80が設けられることで、貯蔵庫本体2側に露出する。これによって、取付部材24では、切欠部80が設けらない状態で、ヒータ36が取り付けられることが抑制される。このため、貯蔵庫1では、切欠部80が設けらない状態で、取付部材24が断熱扉本体12に取り付けられることが抑制される。
切欠部80は、本開示の「凹部」に相当する。
切欠部80は、本開示の「凹部」に相当する。
[1-1-4.封止部材の構成]
図9は、封止部材26の端面図である。図9では、封止部材26の端面を示す。図9では、説明の便宜上、側面パッキン28と前面ひれ部32とにドットを付し、密着部40にハッチングを付して示し、マグネット34を二点鎖線で示す。
図4、図9に示すように、封止部材26は、側面パッキン28と、カバー部30と、前面ひれ部32とを備え、これらが一体に成形されることで形成される。この封止部材26は、取付部材24と同程度の長さ寸法を備え、端面がC字状となるように全体が成形された長尺の板状部材である。当該封止部材26は、長手方向が断熱扉4の上下方向に沿うように取り付けられる。
図4、図9に示すように、封止部材26は、側面パッキン28と、カバー部30と、前面ひれ部32とを備え、これらが一体に成形されることで形成される。この封止部材26は、取付部材24と同程度の長さ寸法を備え、端面がC字状となるように全体が成形された長尺の板状部材である。当該封止部材26は、長手方向が断熱扉4の上下方向に沿うように取り付けられる。
側面パッキン28は、封止部材26の前後方向において、貯蔵庫本体2側に位置する箇所を形成する。当該側面パッキン28は、ゴムや軟質ポリ塩化ビニル等の弾性変形可能な材料である軟質樹脂で形成される。側面パッキン28は、弾性変形が可能な部材である。
側面パッキン28は、端面がL字状に成形され、当該L字形状の角部に相当する箇所には、端面が矩形の空間となるように区切られたマグネット収容部28Aが設けられる。
側面パッキン28は、端面がL字状に成形され、当該L字形状の角部に相当する箇所には、端面が矩形の空間となるように区切られたマグネット収容部28Aが設けられる。
このマグネット収容部28Aには、棒状のマグネット34が挿通される。マグネット34は、貯蔵庫本体2側に一方の磁極が配置され、断熱扉4の前面4C側に他方の磁極が配置される。一対の断熱扉4の各々に設けられるマグネット34は、一対の断熱扉4が閉止される場合に、左右方向において、隣り合う磁極が互いに異なるように配置される。すなわち、一対の断熱扉4において、一方の断熱扉4に設けられるマグネット34は、他方の断熱扉4に設けられるマグネット34の磁極の配置とは、前後方向で逆の配置となるように、マグネット収容部28Aに挿通される。
側面パッキン28は、第1シール部28Bを備える。第1シール部28Bは、マグネット収容部28Aの貯蔵庫本体2に対向する面に連続し、左右方向に沿って、マグネット収容部28Aから離間する方向に延びる平板形状を備える。図4に示すように、第1シール部28Bは、少なくとも貯蔵庫本体2に対向する面が貯蔵庫本体2の開口面に略平行に配置される。
図9に示すように、第1シール部28Bにおいて、マグネット収容部28Aの反対側に位置する箇所には、基部28Gが設けられる。基部28Gは、第1シール部28Bに連続し、マグネット収容部28Aからさらに離間する方向に延びる平板形状を備える。
基部28Gにおいて、貯蔵庫本体2に対向する面は、第1シール部28Bと同様に貯蔵庫本体2の開口面に略平行に形成される。基部28Gにおいて、断熱扉4の前面4C側に位置する平面は、左右方向において、マグネット収容部28Aからさらに離間する方向に延びるにつれて、貯蔵庫本体2側に向かうように傾斜する傾斜面として形成される。
このため、図4に示すように、基部28Gは、本体封止部材50側に向かうにつれて、前後方向に沿う寸法である厚さ寸法が薄くなるように形成される。
基部28Gにおいて、貯蔵庫本体2に対向する面は、第1シール部28Bと同様に貯蔵庫本体2の開口面に略平行に形成される。基部28Gにおいて、断熱扉4の前面4C側に位置する平面は、左右方向において、マグネット収容部28Aからさらに離間する方向に延びるにつれて、貯蔵庫本体2側に向かうように傾斜する傾斜面として形成される。
このため、図4に示すように、基部28Gは、本体封止部材50側に向かうにつれて、前後方向に沿う寸法である厚さ寸法が薄くなるように形成される。
図9に示すように、基部28Gの左右方向において、マグネット収容部28Aの反対側に位置する先端部には、ひれ部28Dが設けられる。このひれ部28Dは、図4に示すように、本体封止部材50側に延び、その先端が当該本体封止部材50に当接するひれ形状を備える。
図9に示すように、ひれ部28Dは、左右方向における中途部の複数個所で、貯蔵庫1の前方側、換言すれば断熱扉4側に向かって折り曲げられて形成される。本実施の形態において、ひれ部28Dは、3か所で折り曲げられて形成される。ひれ部28Dにおいて、当該箇所における曲げ角度は、15度以下である。
なお、ひれ部28Dは、左右方向における中途部において、少なくとも1箇所で、断熱扉4側に向かって折り曲げられて形成されてもよい。加えて、ひれ部28Dにおいて、当該箇所における曲げ角度は、30度以下であってもよい。
なお、ひれ部28Dは、左右方向における中途部において、少なくとも1箇所で、断熱扉4側に向かって折り曲げられて形成されてもよい。加えて、ひれ部28Dにおいて、当該箇所における曲げ角度は、30度以下であってもよい。
図4に示すように、断熱扉4が閉止される場合において、ひれ部28Dと、基部28Gとは、開口縁部2Cあるいは仕切体2Dと、本体封止部材50とによって挟み込まれる。
ユーザが断熱扉4の清掃を行う場合、ひれ部28D、及び基部28Gは、断熱扉本体12から離間する方向に引っ張る操作を受ける虞がある。
加えて、断熱扉4が閉止される場合において、ひれ部28Dは、貯蔵室2Aからの冷気に晒される。このため、ひれ部28Dは、断熱扉4の開閉に伴って温度変化の影響を受ける。
ユーザが断熱扉4の清掃を行う場合、ひれ部28D、及び基部28Gは、断熱扉本体12から離間する方向に引っ張る操作を受ける虞がある。
加えて、断熱扉4が閉止される場合において、ひれ部28Dは、貯蔵室2Aからの冷気に晒される。このため、ひれ部28Dは、断熱扉4の開閉に伴って温度変化の影響を受ける。
本実施の形態では、ひれ部28Dは、左右方向における中途部の複数個所で、本体封止部材50側、換言すれば断熱扉4側に向かって、浅い角度で折り曲げられて形成される。これによって、ひれ部28Dと、基部28Gとは、清掃等に伴う操作や、温度変化を受ける場合であっても、例えば本体封止部材50から離間するような不規則な変形が生じることが抑制される。このため、貯蔵庫1では、断熱扉4が閉止される場合において、貯蔵庫本体2と、断熱扉4との間に、隙間が生じることが抑制される。
加えて、本実施の形態では、基部28Gがひれ部28D側に向かうにつれて、厚さ寸法が薄くなるように形成される。これによって、側面パッキン28では、厚さ寸法が大きく変化する箇所が生じることが抑制される。このため、側面パッキン28では、扉の開閉に伴って温度変化を受ける場合であっても、厚さ寸法の変化に伴って生じる熱収縮量の差による不規則な変形が生じることが抑制される。
さらに、基部28Gがひれ部28D側に向かうにつれて薄くなるように形成されることで、貯蔵庫1では、本体封止部材50が備える磁石と、開口縁部2Cあるいは仕切体2Dとの間で、磁力による引き付ける力をより強く生じさせること可能となる。このため、貯蔵庫1では、貯蔵庫本体2と、断熱扉4との隙間をより確実に封止することが可能となる。
本実施の形態では、基部28Gにおいて、貯蔵庫本体2に対向する面は、第1シール部28Bと同様に貯蔵庫本体2の開口面に略平行に形成され、断熱扉4の前面4C側に位置する平面は、傾斜面として形成される。これによって、基部28Gは、貯蔵庫本体2の前面に略平行な面で、貯蔵庫本体2に密着可能となる。このため、貯蔵庫1では、基部28Gがひれ部28D側に向かうにつれて薄くなるように形成される場合であっても、断熱扉4と、貯蔵庫本体2との間に隙間が生じることを抑制可能である。
図9に示すように、第1シール部28Bの左右方向における中途部には、第2シール部28Cが設けられる。この第2シール部28Cは、第1シール部28Bの左右方向において、マグネット収容部28Aと、基部28Gとの間の位置から、貯蔵庫1の後方側、換言すれば貯蔵庫本体2側に突出した後、マグネット収容部28A側に屈曲して延びる。このため、第2シール部28Cは、端面がL字状となるように形成される。
第2シール部28Cの先端部28C1は、左右方向において、マグネット収容部28Aにおける他方の断熱扉4側に位置する面と同程度の位置まで延びる。
この第2シール部28Cの上下方向における長さ寸法は、図2に示すように、側面パッキン28の上下方向における長さ寸法よりも短く形成される。第2シール部28Cは、封止部材26の上下方向において、略中央に配置される。第2シール部28Cは、上下に位置する両端が開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに当接しない程度の長さ寸法で形成される。
この第2シール部28Cの上下方向における長さ寸法は、図2に示すように、側面パッキン28の上下方向における長さ寸法よりも短く形成される。第2シール部28Cは、封止部材26の上下方向において、略中央に配置される。第2シール部28Cは、上下に位置する両端が開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに当接しない程度の長さ寸法で形成される。
図9に示すように、第1シール部28Bの左右方向における中途部には、連結部28Fが設けられる。この連結部28Fは、第1シール部28Bの左右方向において、第2シール部28Cの突出位置と、基部28Gとの間の位置から、貯蔵庫1の前方側、換言すれば断熱扉4の後面4A側に向かって略直線状に延びる。連結部28Fの先端部には、端面がT字状に形成された挿通部28F1が設けられる。この挿通部28F1は、図4に示すように、取付部材24が備えるパッキンガイド溝24Cに挿通されて保持される。
連結部28Fがパッキンガイド溝24Cに保持されると、連結部28Fは、規制部24Hに隣接する位置に配置される。
詳述すると、規制部24Hは、左右方向において、連結部28Fを挟んで、他方の断熱扉4の反対側から、当該連結部28Fに隣接する。規制部24Hの先端部に設けられる平面部74は、左右方向において、他方の断熱扉4に向かって延びる端部が隣り合う連結部28Fに向かって延びる。平面部74において、他方の断熱扉4に向かって延びる端部は、連結部28Fにおいて、第1シール部28Bからの分岐箇所に接近して配置される。
詳述すると、規制部24Hは、左右方向において、連結部28Fを挟んで、他方の断熱扉4の反対側から、当該連結部28Fに隣接する。規制部24Hの先端部に設けられる平面部74は、左右方向において、他方の断熱扉4に向かって延びる端部が隣り合う連結部28Fに向かって延びる。平面部74において、他方の断熱扉4に向かって延びる端部は、連結部28Fにおいて、第1シール部28Bからの分岐箇所に接近して配置される。
第2ヒータ保持部24Dは、左右方向において、他方の断熱扉4側から、当該連結部28Fに隣接する。
このように、連結部28Fは、左右方向に向かう移動や、屈曲、伸長した場合に、規制部24H、あるいは第2ヒータ保持部24Dに当接することで、所定の範囲内に留まるように、移動や、屈曲、伸長が規制される。このため、側面パッキン28は、左右方向に沿って、過剰に変形や移動することが規制される。
このように、連結部28Fは、左右方向に向かう移動や、屈曲、伸長した場合に、規制部24H、あるいは第2ヒータ保持部24Dに当接することで、所定の範囲内に留まるように、移動や、屈曲、伸長が規制される。このため、側面パッキン28は、左右方向に沿って、過剰に変形や移動することが規制される。
さらに、連結部28Fは、平面部74によって、第1シール部28Bからの分岐箇所に接近する位置で、左右方向に向かう移動や、屈曲、伸長が規制される。これによって、連結部28Fは、規制部24Hに当接した後に、さらに移動することが抑制される。このため、貯蔵庫1では、規制部24Hによる規制に伴って、連結部28Fの更なる位置ずれが生じることを抑制することが可能である。
図4、図9に示すように、マグネット収容部28Aは、他方の断熱扉4に対向する平面全体を形成する密着部40を備える。密着部40は、側面パッキン28の長手方向全体に亘って設けられる板状に形成される。当該密着部40は、側面パッキン28に一体に形成される。
密着部40は、一対の断熱扉4が閉止された場合に、互いに密着する密着面28A1を備える。密着面28A1は、いずれも平滑面となるように形成される。密着部40において、密着面28A1の反対側に位置する面には、マグネット34が接触した状態で配置される。
密着部40は、一対の断熱扉4が閉止された場合に、互いに密着する密着面28A1を備える。密着面28A1は、いずれも平滑面となるように形成される。密着部40において、密着面28A1の反対側に位置する面には、マグネット34が接触した状態で配置される。
密着部40は、マグネット収容部28Aから、断熱扉4の前面4C側に延びる延出部42を備える。延出部42は、密着面28A1に連続する平面を備え、密着面28A1に対して、対向する他の断熱扉4から離間する方向に向かって、所定の角度で屈曲されて設けられる。
側面パッキン28において、密着部40は、軟質に形成された密着部40以外の箇所よりも高い硬度である半硬質に形成される。密着部40は、半硬質に形成されることによって、柔軟性を有し、且つ側面パッキン28の他の箇所よりも弾性変形し難くなる。
本実施の形態において、密着部40は、側面パッキン28と同一の樹脂材にシリコンや各種のフィラーが混合される材料で形成される。密着部40は、例えばデュロメータによる測定で硬度90程度に形成される。側面パッキン28において、密着部40以外の箇所は、例えば硬度60程度に形成される。
本実施の形態において、密着部40は、側面パッキン28と同一の樹脂材にシリコンや各種のフィラーが混合される材料で形成される。密着部40は、例えばデュロメータによる測定で硬度90程度に形成される。側面パッキン28において、密着部40以外の箇所は、例えば硬度60程度に形成される。
延出部42において、断熱扉4の前面4C側に位置する端部には、連結部28Eの一方の端部が結合される。連結部28Eは、延出部42の当該端部から、断熱扉4の前面4C側に延びるひれ状に形成される。連結部28Eは、側面パッキンにおける密着部40以外の箇所と略同一の硬度である軟質に形成される。
連結部28Eと、延出部42とは、他方の側面パッキン28、及び他方の断熱扉4から遠ざかる方向に突となるように屈曲された状態で接続される。
連結部28Eは、カバー部30に向かって延びる。
連結部28Eと、延出部42とは、他方の側面パッキン28、及び他方の断熱扉4から遠ざかる方向に突となるように屈曲された状態で接続される。
連結部28Eは、カバー部30に向かって延びる。
カバー部30は、密着部40よりも硬質な材料である硬質樹脂によって形成される。図9に示すように、カバー部30は、端面がC字状の板状に成形される。
カバー部30において、貯蔵庫本体2側に位置する端部には、側面パッキン28の連結部28Eが結合される。
連結部28Eは、断熱扉4の前面4C側に位置する端部が断熱扉本体12に向かうように折り曲げられ、密着面28A1に連続する平面がカバー部30の端部に面接触した状態で、接着されることで、カバー部30に連結される。すなわち、連結部28Eの当該端部は、他方の断熱扉4とは反対側に折り曲げられた状態で、カバー部30に取り付けられる。
カバー部30において、貯蔵庫本体2側に位置する端部には、側面パッキン28の連結部28Eが結合される。
連結部28Eは、断熱扉4の前面4C側に位置する端部が断熱扉本体12に向かうように折り曲げられ、密着面28A1に連続する平面がカバー部30の端部に面接触した状態で、接着されることで、カバー部30に連結される。すなわち、連結部28Eの当該端部は、他方の断熱扉4とは反対側に折り曲げられた状態で、カバー部30に取り付けられる。
このように、マグネット収容部28Aと、カバー部30とは、延出部42と、連結部28Eと、によって連結される。延出部42と、連結部28Eとは、マグネット収容部28Aと、カバー部30との間の中途部で、他方の側面パッキン28から遠ざかる方向に突となるように屈曲された状態で接続される。
カバー部30の貯蔵庫本体2側に位置する端部には、カバー部係合片30Bが設けられる。このカバー部係合片30Bは、封止部材26が取り付けられる断熱扉本体12に向かって突出する。当該カバー部係合片30Bの先端は、爪状に形成される。上述の通り、カバー部係合片30Bは、中央係合片24Eに係合される。
カバー部30の断熱扉4の前面4C側に位置する端部には、係止片30Cが設けられる。この係止片30Cは、封止部材26が取り付けられる断熱扉本体12に向かって突出する。係止片30Cの先端部は、爪状に形成され、貯蔵庫本体2に向かって突出する。係止片30Cには、上述の通り、係止部24Fが係合される。
係止片30Cの断熱扉4の前面4C側に位置する先端には、前面ひれ部32が一体に設けられる。この前面ひれ部32は、側面パッキン28と同様に、軟質材料であるゴム等の軟質樹脂で形成される。前面ひれ部32は、断熱扉4の側面4Bに向かって延びる。前面ひれ部32の先端は、断熱扉4の側面4Bに当接される。
封止部材26は、各部が異なる硬度を備える。密着部40と、側面パッキン28と、カバー部30と、前面ひれ部32とは、同一の樹脂材で形成される。このため、硬度が異なるこれらの密着部40と、側面パッキン28と、カバー部30と、前面ひれ部32とを容易に接合することが可能である。これによって、密着部40と、側面パッキン28と、カバー部30と、前面ひれ部32とを容易に一体に形成することができ、封止部材26を容易に作成することが可能である。
封止部材26は、軟質樹脂で形成された側面パッキン28と硬質樹脂で形成されたカバー部30とが一体に成形されることで形成されるため、封止部材26に所定の強度を持たせつつ、断熱扉4の側面4B間を封止可能である。側面パッキン28と、カバー部30との間に埃や塵などが堆積することが抑制可能である。
さらに、メンテナンスや、掃除等を行うときに、ユーザが側面パッキン28とカバー部30とを個別に取り外す必要がなく、これらの側面パッキン28とカバー部30の破損や脱落を抑制することが可能である。
加えて、側面パッキン28と、カバー部30とを結合させるための構造や機構を設ける必要がなく、封止部材26を小型化することができ、断熱扉4を薄型化や軽量化させることが可能である。
さらに、メンテナンスや、掃除等を行うときに、ユーザが側面パッキン28とカバー部30とを個別に取り外す必要がなく、これらの側面パッキン28とカバー部30の破損や脱落を抑制することが可能である。
加えて、側面パッキン28と、カバー部30とを結合させるための構造や機構を設ける必要がなく、封止部材26を小型化することができ、断熱扉4を薄型化や軽量化させることが可能である。
封止部材26が取付部材24に取り付けられる場合、まず、ヒータ36が第1ヒータ保持部24B、第2ヒータ保持部24D、及び第3ヒータ保持部24Gに挟み込まれる。次いで、封止部材26の一方の端部を取付部材24の一方の端部に上下方向にスライドさせながら挿通させることで、封止部材26は、取付部材24に固定される。
これによって、封止部材26は、固定部材や、工具等を用いずに、取付部材24に固定される。このため、貯蔵庫1の部品点数を削減することが可能であると共に、当該冷蔵庫の製造、及びメンテナンス作業を容易に行うことが可能である。
これによって、封止部材26は、固定部材や、工具等を用いずに、取付部材24に固定される。このため、貯蔵庫1の部品点数を削減することが可能であると共に、当該冷蔵庫の製造、及びメンテナンス作業を容易に行うことが可能である。
このように断熱扉本体12に取り付けられた封止部材26において、側面パッキン28は、弾性変形可能な軟質の連結部28E、連結部28Fを介して、取付部材24、及びカバー部30に連結される。
このため、側面パッキン28は、断熱扉本体12、取付部材24、及びカバー部30に対して、全体が左右方向、及び前後方向に移動可能に設けられる。
このため、側面パッキン28は、断熱扉本体12、取付部材24、及びカバー部30に対して、全体が左右方向、及び前後方向に移動可能に設けられる。
図3に示すように、取付部材24と、封止部材26との上下方向における両端は、いずれもキャップ38によって閉塞される。キャップ38は、上面視でL字状に形成された平板部材であり、当該キャップ38の一方の端部は、断熱扉4の側面4Bの前後方向に沿って延びる。キャップ38の他方の端部は、断熱扉4の後面4Aの外縁に回り込み、当該外縁、及び本体封止部材50の上面に沿って延びる。
キャップ38には、裏面から突出する差し込み部38Aが設けられる。差し込み部38Aは、取付部材24と、封止部材26とで囲まれた空間内に差し込まれる。これによって、取付部材24と、封止部材26との間に埃や塵が侵入することが抑制されると共に、ヒータ36が覆われ、保護される。
キャップ38の他方の端部側に位置する先端には、ねじ止め孔38Cが設けられる。断熱扉4の後面4Aの外縁には、ねじ孔が設けられる。キャップ38は、ねじ止め孔38Cと、ねじ孔とにねじ部材等の締結部材が挿通されることによって、断熱扉4に固定される。
[1-2.動作]
以上のように構成された貯蔵庫1について、その動作を以下説明する。
以上のように構成された貯蔵庫1について、その動作を以下説明する。
図10、図11、図12は、断熱扉4が閉止される場合における図1の仮想平面IVで切断された断面図である。図10、図11、図12では、側面パッキン28の移動する方向を矢印Mで示す。図10から図12では、一対の断熱扉4のうち、左方に位置する断熱扉4を断熱扉4Lとし、左方に位置する断熱扉4を断熱扉4Rとする。また、断熱扉4Lが備えるマグネット34をマグネット34Lとし、断熱扉4Rが備えるマグネット34をマグネット34Rとする。
図10に示すように、開放された断熱扉4が閉止される場合、まず、断熱扉4Lが貯蔵庫本体2に向かって回動される。断熱扉4Lにおいて、本体封止部材50の磁石が貯蔵庫本体2に磁力で引き付けられ、本体封止部材50の内、断熱扉4Lのヒンジ11側の側面と、断熱扉4Lの上面及び下面に沿った箇所が貯蔵庫本体2に密着する。この場合、本体封止部材50は、断熱扉本体12と、貯蔵庫本体2によって挟み込まれることで、前後方向に沿って圧縮されるようにつぶれる。
断熱扉4Lの側面4Bでは、ひれ部28Dと、基部28Gとは、開口縁部2Cあるいは仕切体2Dと、本体封止部材50とによって挟み込まれる。これによって、側面パッキン28は、貯蔵庫本体2に密着する。
この場合、側面パッキン28は、断熱扉4Lの前面4C側に向かって移動する。この移動に伴って、連結部28Eは、前後方向に沿って圧縮される。
この場合、側面パッキン28は、断熱扉4Lの前面4C側に向かって移動する。この移動に伴って、連結部28Eは、前後方向に沿って圧縮される。
連結部28Eの貯蔵庫本体2側に位置する端部は、対向する他の断熱扉4Lから離間する方向に向かって、所定の角度で屈曲される延出部42に連結される。連結部28Eにおいて、断熱扉4Lの前面4C側に位置する端部は、断熱扉4Rの反対側に折り曲げられた状態で、カバー部30に取り付けられる。これによって、連結部28Eは、前後方向に沿って圧縮されると、左右方向に沿って、当該連結部28Eが取り付けられる断熱扉本体12に向かって突となるようにたわむ。このため、連結部28Eは、断熱扉4Rに向かってたわむことが抑制され、側面パッキン28同士の密着を阻害することが抑制される。
図11に示すように、次いで、断熱扉4Rが貯蔵庫本体2に向かって回動される。
断熱扉4Rが貯蔵庫本体2に接近すると、断熱扉4Lのマグネット34Lの後端部と、マグネット34Rの前端部とが左右方向に並ぶ。上述の通り、断熱扉4の各々に設けられるマグネット34は、前後方向で磁極が逆となるように配置される。
このため、断熱扉4Lのマグネット34Lの後端部と、マグネット34Rの前端部とが左右方向に沿って並ぶと、磁力による反発によって、断熱扉4Rに設けられる側面パッキン28が断熱扉4Lから離間する方向に移動する。これによって、断熱扉4Lと断熱扉4Rとの各々が回動する場合に、側面パッキン28同士が当接し、回動が阻害されることが抑制される。
断熱扉4Rが貯蔵庫本体2に接近すると、断熱扉4Lのマグネット34Lの後端部と、マグネット34Rの前端部とが左右方向に並ぶ。上述の通り、断熱扉4の各々に設けられるマグネット34は、前後方向で磁極が逆となるように配置される。
このため、断熱扉4Lのマグネット34Lの後端部と、マグネット34Rの前端部とが左右方向に沿って並ぶと、磁力による反発によって、断熱扉4Rに設けられる側面パッキン28が断熱扉4Lから離間する方向に移動する。これによって、断熱扉4Lと断熱扉4Rとの各々が回動する場合に、側面パッキン28同士が当接し、回動が阻害されることが抑制される。
図12に示すように、断熱扉4Rが貯蔵庫本体2に当接すると、マグネット34Lと、マグネット34Rとは、磁力によって、互いに引き付けられる。これによって、断熱扉4Rが備える側面パッキン28が断熱扉4Lの側面4Bに向かって移動する。そして、断熱扉4Lと断熱扉4Rとの各々の密着面28A1同士が密着することで、断熱扉4Lと断熱扉4Rとの各々の側面4B同士の隙間が封止される。
密着面28A1同士が密着すると、各第2シール部28Cの先端部28C1同士が当接する。これによって、各第1シール部28Bと各第2シール部28Cとによって囲まれたシール空間S1が形成される。このシール空間S1内の空気が断熱空気層として作用し、側面パッキン28同士の隙間から貯蔵室2Aの内部に熱が侵入することを抑制すると共に、貯蔵室2Aの内部の冷気が漏出することが抑えられる。
一対の断熱扉4の各々の側面4Bには、取付部材24と、連結部28Fと、第1シール部28Bと、ひれ部28Dと、本体封止部材50とで囲まれたシール空間S2が形成される。このシール空間S2内の空気もまた、断熱空気層として作用する。
加えて、上述の通り、前面ひれ部32は、一対の断熱扉4の各々の側面4Bに当接する。これらの断熱空気層と、前面ひれ部32とによって、断熱扉4の側面4Bと、取付部材24との間から貯蔵室の内部に熱が侵入することを抑制すると共に、貯蔵室2Aの内部から冷気が漏出することが抑えられる。
加えて、上述の通り、前面ひれ部32は、一対の断熱扉4の各々の側面4Bに当接する。これらの断熱空気層と、前面ひれ部32とによって、断熱扉4の側面4Bと、取付部材24との間から貯蔵室の内部に熱が侵入することを抑制すると共に、貯蔵室2Aの内部から冷気が漏出することが抑えられる。
さらに、シール空間S2には、規制部24Hが配置される。これによって、シール空間S2では、空気が流通可能な領域が削減される。このため、貯蔵庫1では、断熱扉4を介して、庫外の熱の流入や、庫内の冷気の流出が抑制される。
図4に示すように、封止部材26では、左右方向において、マグネット収容部28Aと、本体封止部材50との間に、平面部74が配置される。平面部74は、前後方向、換言すれば、貯蔵室2Aから断熱扉4の前面4C側に向かう方向に交差する平面を備える。
当該平面の左右方向における長さ寸法は、一対の断熱扉4が開閉されるいずれの場合においても、側面パッキン28、及び本体封止部材50に接しない長さ寸法である。これによって、封止部材26は、側面パッキン28、及び本体封止部材50の機能を阻害することなく、貯蔵室2Aの内部に熱が侵入すること、及び貯蔵室2Aの内部の冷気が漏出することを抑制できる。
当該平面の左右方向における長さ寸法は、一対の断熱扉4が開閉されるいずれの場合においても、側面パッキン28、及び本体封止部材50に接しない長さ寸法である。これによって、封止部材26は、側面パッキン28、及び本体封止部材50の機能を阻害することなく、貯蔵室2Aの内部に熱が侵入すること、及び貯蔵室2Aの内部の冷気が漏出することを抑制できる。
加えて、平面部74は、取付部材24側から、第1シール部28Bの前面に接近して配置される。これによって、封止部材26では、側面パッキン28が断熱扉4の前面側に接近するように変形する場合であっても、当該平面部74によって、所定位置で矯正される。これによって、封止部材26は、変形が抑制され、位置ずれが生じることが抑制される。
このように、封止部材26の軟質部材である側面パッキン28は、取付部材24の各部によって、変形や、位置ずれが生じることが抑制される。このため、貯蔵庫1では、側面パッキン28とカバー部30とが一体に成形される封止部材26のメンテナンスや交換の頻度の低下を図ることが可能である。
断熱扉4の側面4Bにおいて、ヒータ36は、発熱すると、側面パッキン28と、取付部材24とで囲まれるパッキン空間S3を加温する。このため、断熱扉4では、側面パッキン28の所定箇所における結露や凍結を抑制できる。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、貯蔵庫1は、貯蔵庫本体2と、貯蔵庫本体2の開口部2Bに設けられる両開き式の断熱扉4と、断熱扉4の各々の対向面に設けられる取付部材24と、取付部材24に取り付けられる封止部材26と、を備える。取付部材24には、開口部2Bの正面視で、開口部2Bの縁部が重なる位置に当該縁部から離間するように、切欠部80が設けられる。
以上のように、本実施の形態において、貯蔵庫1は、貯蔵庫本体2と、貯蔵庫本体2の開口部2Bに設けられる両開き式の断熱扉4と、断熱扉4の各々の対向面に設けられる取付部材24と、取付部材24に取り付けられる封止部材26と、を備える。取付部材24には、開口部2Bの正面視で、開口部2Bの縁部が重なる位置に当該縁部から離間するように、切欠部80が設けられる。
これにより、断熱扉4の各々が閉止された場合に、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dが取付部材24に当接することが抑制される。このため、貯蔵庫1では、取付部材24の両端の各々において、当該取付部材24が破損することが抑制される。
本実施の形態のように、取付部材24には、ヒータ36と、第1ヒータ保持部24B、第2ヒータ保持部24D、及び第3ヒータ保持部24Gと、が設けられ、第2ヒータ保持部24Dの端面24D1は、は、切欠部80に面してもよい。
これにより、貯蔵庫1では、切欠部80に沿ってヒータ36を配置できる。そのため、貯蔵庫1では、断熱扉4の側面4Bの全体に亘って、貯蔵室2Aに接近する位置を加温することができる。
これにより、貯蔵庫1では、切欠部80に沿ってヒータ36を配置できる。そのため、貯蔵庫1では、断熱扉4の側面4Bの全体に亘って、貯蔵室2Aに接近する位置を加温することができる。
本実施の形態のように、切欠部80に端面24D1が面する第2ヒータ保持部24Dは、第1ヒータ保持部24B、及び第3ヒータ保持部24Gよりも、貯蔵庫本体2に接近して配置されてもよい。
これにより、貯蔵庫1では、切欠部80を避ける位置で、貯蔵室2Aに接近する位置にヒータ36を配置できる。そのため、断熱扉4の側面4Bでは、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dを避ける位置で、より貯蔵室2Aに接近する位置を加温することができる。
これにより、貯蔵庫1では、切欠部80を避ける位置で、貯蔵室2Aに接近する位置にヒータ36を配置できる。そのため、断熱扉4の側面4Bでは、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dを避ける位置で、より貯蔵室2Aに接近する位置を加温することができる。
本実施の形態のように、第3ヒータ保持部24Gは、ヒータ36を切欠部80に沿って配置されるように、当該ヒータ36を保持する。
これにより、貯蔵庫1では、切欠部80に沿ってヒータ36を配置できる。そのため、断熱扉4の側面4Bでは、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに接近する位置を加温することができる。
これにより、貯蔵庫1では、切欠部80に沿ってヒータ36を配置できる。そのため、断熱扉4の側面4Bでは、開口縁部2C、あるいは仕切体2Dに接近する位置を加温することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1および2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1および2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上述した実施の形態では、延出部42は、連結部28Eよりも高い硬度を備えるとした。しかしながらこれに限らず、延出部42とは、他方の側面パッキン28、及び他方の断熱扉4から遠ざかる方向に突となるように屈曲された状態で、連結部28Eに接続されるのであれば、連結部28Eと同一の硬度の材料で形成されてもよい。
上述した実施の形態では、ひれ部28Dは、左右方向における中途部の複数個所で、本体封止部材50側、換言すれば断熱扉4側に向かって折り曲げられて形成されるとした。しかしながらこれに限らず、ひれ部28Dは、貯蔵室2Aに対向する平面が当該貯蔵室2Aに向かって、突となる曲面状に形成されてもよい。この場合、ひれ部28Dの端面は、円弧、あるいは曲線を描くように形成される。
これによって、ひれ部28Dと、基部28Gとは、清掃等に伴う操作や、温度変化を受ける場合であっても、例えば本体封止部材50から離間するような不規則な変形が生じることが抑制される。このため、貯蔵庫1では、断熱扉4が閉止される場合において、貯蔵庫本体2と、断熱扉4との間に、隙間が生じることが抑制される。
これによって、ひれ部28Dと、基部28Gとは、清掃等に伴う操作や、温度変化を受ける場合であっても、例えば本体封止部材50から離間するような不規則な変形が生じることが抑制される。このため、貯蔵庫1では、断熱扉4が閉止される場合において、貯蔵庫本体2と、断熱扉4との間に、隙間が生じることが抑制される。
上述した実施の形態では、切欠部80は、取付部材24の上下方向における両端において、延在部70が上下方向、及び前後方向に沿って、所定の長さ寸法で切り欠かれることによって形成されるとした。しかしながらこれに限らず、切欠部80は、取付部材24の成型時に、取付部材24の上下方向における両端において、延在部70が上下方向、及び前後方向に沿って、所定の長さ寸法で窪むように形成されてもよい。
上述した実施の形態では、貯蔵庫1を4ドア式の縦型冷蔵庫としたが、これに限らず、アンダーカウンター型の冷蔵庫や、仕切り板などで仕切られることで形成された複数の貯蔵室を備えた家庭用冷蔵庫等といった冷蔵庫に適用してもよい。
また例えば、貯蔵庫1は、片開式の冷蔵庫であってもよい。また例えば、貯蔵庫1は、冷凍装置61を備えなくてもよい。
また例えば、貯蔵庫1は、片開式の冷蔵庫であってもよい。また例えば、貯蔵庫1は、冷凍装置61を備えなくてもよい。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
(付記)
以上の実施の形態の記載により、下記の技術が開示される。
以上の実施の形態の記載により、下記の技術が開示される。
(技術1)貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の開口部に設けられる両開き式の断熱扉と、対向する前記断熱扉の各々の対向面に設けられる取付部材と、前記取付部材に取り付けられる封止部材と、を備え、前記取付部材には、前記開口部の正面視で、前記開口部の縁部が重なる位置に、前記開口部の縁部から遠ざかるように窪む凹部が設けられる切欠部を備える貯蔵庫。
これにより、断熱扉の各々が閉止された場合に、開口縁部の縁部が取付部材に当接することが抑制される。このため、貯蔵庫では、取付部材の両端の各々において、当該取付部材が破損することが抑制される。
これにより、断熱扉の各々が閉止された場合に、開口縁部の縁部が取付部材に当接することが抑制される。このため、貯蔵庫では、取付部材の両端の各々において、当該取付部材が破損することが抑制される。
(技術2)前記取付部材には、発熱部材と前記発熱部材を保持する複数の保持部と、が設けられ、複数の前記保持部の少なくとも1つの端面は、前記凹部に面する技術1に記載の貯蔵庫。
これにより、貯蔵庫では、凹部に沿って発熱部材を配置できる。そのため、貯蔵庫では、断熱扉の対向面の全体に亘って、貯蔵室に接近する位置を加温することができる。
これにより、貯蔵庫では、凹部に沿って発熱部材を配置できる。そのため、貯蔵庫では、断熱扉の対向面の全体に亘って、貯蔵室に接近する位置を加温することができる。
(技術3)前記凹部に端面が面する前記保持部は、他の前記保持部よりも、前記貯蔵庫本体に接近して配置される技術2に記載の貯蔵庫。
これにより、貯蔵庫では、凹部を避ける位置で、貯蔵庫本体に接近する位置に発熱部材を配置できる。そのため、断熱扉の側面では、開口縁部の縁部を避ける位置で、より貯蔵室に接近する位置を加温することができる。
これにより、貯蔵庫では、凹部を避ける位置で、貯蔵庫本体に接近する位置に発熱部材を配置できる。そのため、断熱扉の側面では、開口縁部の縁部を避ける位置で、より貯蔵室に接近する位置を加温することができる。
(技術4)前記保持部の少なくとも1つは、前記凹部に沿って配置されるように、前記発熱部材を保持する技術2または技術3に記載の貯蔵庫。
これにより、貯蔵庫では、凹部に沿って発熱部材を配置できる。そのため、断熱扉の対向面では、開口部の縁部に接近する位置を加温することができる。
これにより、貯蔵庫では、凹部に沿って発熱部材を配置できる。そのため、断熱扉の対向面では、開口部の縁部に接近する位置を加温することができる。
本開示は、両開き式の扉が設けられる貯蔵庫に適用可能である。具体的には、業務用冷蔵庫等に、本開示は適用可能である。
1 貯蔵庫
2 貯蔵庫本体
2A 貯蔵室
2B 開口部
2C 開口縁部
2D 仕切体
4 断熱扉
4A 後面
4B 側面
5 外箱
6 機械室
7 内箱
8 断熱材
11 ヒンジ
12 断熱扉本体
12A 外周縁
13 扉外装板
14 扉内装板
18 ハンドル
24 取付部材
24A 基部
24B 第1ヒータ保持部
24C パッキンガイド溝
24D 第2ヒータ保持部
24D1 端面
24F 係止部
24G 第3ヒータ保持部
24H 規制部
26 封止部材
28 側面パッキン
28A マグネット収容部
28A1 密着面
28B 第1シール部
28C 第2シール部
28C1 先端部
28D ひれ部
28E、28F 連結部
28G 基部
30 カバー部
32 前面ひれ部
34 マグネット
36 ヒータ
38 キャップ
38A 差し込み部
38C ねじ止め孔
40 密着部
42 延出部
50 外縁封止部材
58 ひれ部
61 冷凍装置
62 圧縮機
63 凝縮器
64 凝縮器用送風機
65 キャピラリチューブ
66 電装箱
70 延在部
74 平面部
80 切欠部(凹部)
S1 シール空間
S2 シール空間
S3 パッキン空間
2 貯蔵庫本体
2A 貯蔵室
2B 開口部
2C 開口縁部
2D 仕切体
4 断熱扉
4A 後面
4B 側面
5 外箱
6 機械室
7 内箱
8 断熱材
11 ヒンジ
12 断熱扉本体
12A 外周縁
13 扉外装板
14 扉内装板
18 ハンドル
24 取付部材
24A 基部
24B 第1ヒータ保持部
24C パッキンガイド溝
24D 第2ヒータ保持部
24D1 端面
24F 係止部
24G 第3ヒータ保持部
24H 規制部
26 封止部材
28 側面パッキン
28A マグネット収容部
28A1 密着面
28B 第1シール部
28C 第2シール部
28C1 先端部
28D ひれ部
28E、28F 連結部
28G 基部
30 カバー部
32 前面ひれ部
34 マグネット
36 ヒータ
38 キャップ
38A 差し込み部
38C ねじ止め孔
40 密着部
42 延出部
50 外縁封止部材
58 ひれ部
61 冷凍装置
62 圧縮機
63 凝縮器
64 凝縮器用送風機
65 キャピラリチューブ
66 電装箱
70 延在部
74 平面部
80 切欠部(凹部)
S1 シール空間
S2 シール空間
S3 パッキン空間
Claims (4)
- 貯蔵庫本体と、
前記貯蔵庫本体の開口部に設けられる両開き式の断熱扉と、
対向する前記断熱扉の各々の対向面に設けられる取付部材と、
前記取付部材に取り付けられる封止部材と、
を備え、
前記取付部材には、前記開口部の正面視で、前記開口部の縁部が重なる位置に、前記開口部の縁部から遠ざかるように窪む凹部が設けられる
貯蔵庫。 - 前記取付部材には、
発熱部材と、
前記発熱部材を保持する複数の保持部と、
が設けられ、
複数の前記保持部の少なくとも1つの端面は、前記凹部に面する
請求項1に記載の貯蔵庫。 - 前記凹部に端面が面する前記保持部は、他の前記保持部よりも、前記貯蔵庫本体に接近して配置される
請求項2に記載の貯蔵庫。 - 前記保持部の少なくとも1つは、前記凹部に沿って配置されるように、前記発熱部材を保持する
請求項2または請求項3に記載の貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023174610A JP2025064681A (ja) | 2023-10-06 | 2023-10-06 | 貯蔵庫 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023174610A JP2025064681A (ja) | 2023-10-06 | 2023-10-06 | 貯蔵庫 |
Publications (1)
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---|---|---|---|
JP2023174610A Pending JP2025064681A (ja) | 2023-10-06 | 2023-10-06 | 貯蔵庫 |
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Country | Link |
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2023
- 2023-10-06 JP JP2023174610A patent/JP2025064681A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
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