JP2024520941A - リンカーとしてピロリジン部分を含む化合物及びそれを含む医薬組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、リンカーとしてピロリジン部分(pyrrolidine moiety)を含む化合物又はその薬学的に許容される塩に関する。本発明はまた、この化合物を有効成分として含む、アトピー及び乾癬及び気管支疾患などの呼吸器疾患又は皮膚状態の予防及び治療用の組成物に関する。

Description

本発明は、リンカーとしてピロリジン部分(pyrrolidine moiety)を含む化合物の存在により、アトピー及び乾癬などの皮膚疾患又は喘息などの気管支疾患を予防又は治療することが可能な組成物に関する。
近年、アトピー性皮膚炎及び乾癬などの皮膚疾患が社会問題となっている。特に、アトピー性皮膚炎は、根本的に治療することが困難であり、多くの場合、その非常に多数の原因により喘息にまで及ぶ。これらの皮膚疾患に伴う耐えられない痒み(皮膚掻痒症)は、掻破回数を増加させ、症状のさらなる悪化につながる。すなわち、これらの皮膚疾患の症状は、痒みを制御するだけで大いに緩和することができる。そのため、痒みの制御を目的とした多くの研究が現在進められている。
肥満細胞から分泌されるヒスタミンは、痒みの主な原因であることが分かっている。近年、ケラチノサイトから分泌されるサイトカインも痒みを引き起こすことが知られている。サイトカインは、ケラチノサイトから分泌される胸腺間質リンホポエチン(TSLP)と関連し、皮下感覚神経を刺激して痒みを引き起こす。
皮膚疾患に伴う痒み及び炎症を治療するために、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤(コルチゾール、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、デキサメタゾンの注射及び軟膏)、及び保湿剤などの様々な薬剤が開発されている。しかしながら、これらの治療剤はあまり効果的ではない。特に、ステロイドは毛細血管を拡張させ、皮膚層を薄くし(萎縮)、より重度の過敏反応をもたらす。さらに、ステロイドの使用を中止すると、ステロイドリバウンドと呼ばれるより重度のアトピー状態を引き起こす。
デュピルマブは、IL-4/IL-13受容体であるIL-4Rαに対する抗体からなり、近年、治療剤として開発及び使用されている。しかしながら、デュピルマブは高価であり、すべての患者において有効性を示すわけではなく、患者の30%において有害反応を引き起こすことが報告されている。
したがって、より経済的かつ安全な皮膚疾患用治療剤の開発が必要とされている。
(先行技術特許文献1)韓国特許第10-1302222号明細書
本発明は、経済的かつ安全であり、皮膚疾患の予防又は治療に有効性を示す、リンカーとしてピロリジン部分(pyrrolidine moiety)を含む化合物を提供することを意図する。
本発明はまた、この化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む医薬組成物を提供することを意図する。
本発明の一態様は、式1:

(式中、Lは、直接結合及びC~Cアルキレンからなる群から選択され、Rは、C~C18アリールであり、Rは、C~C18ヘテロアリールであり、Rは、ヒドロキシル、ヒドロキシアミノ、アミノ、C~C10モノアルキル、及びC~C10ジアルキルアミノからなる群から選択され、Rは、水素、ヒドロキシル、及びC~C10アルキルからなる群から選択され、但し、Rとしてのアリール、Rとしてのヘテロアリール、Rとしてのモノアルキル又はジアルキルアミノ、及びRとしてのアルキルは、それぞれ独立して、非置換であるか、又はヒドロキシル、アミノ、C~C10アルキル、C~C10アルキルオキシ、及びC~C18アリールからなる群から選択される1つ若しくは複数の置換基で置換されている)
によって表される化合物、又はその薬学的に許容される塩を提供する。
本発明はまた、この化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む医薬組成物を提供する。
本発明の化合物は、リンカーとしてピロリジン部分(pyrrolidine moiety)を含み、アトピー性皮膚炎及び乾癬などの皮膚疾患を引き起こす主要な炎症性サイトカイン因子(例えば、胸腺間質リンホポエチン(TSLP)、インターロイキン(IL)、及び顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF))の発現を効率的に低下させることを可能とする。
本発明の組成物は、経済的かつ安全であり、化合物又はその薬学的に許容される塩の存在に起因して、皮膚疾患を効果的に予防又は治療することを可能とする。
図1は、実施例1で合成した化合物のHPLC分析結果を示す。 図2は、実施例10で合成した化合物のHPLC分析結果を示す。 図3は、実施例18で合成した化合物のHPLC分析結果を示す。 図4は、実施例19で合成した化合物のHPLC分析結果を示す。 図5は、実施例15で合成した化合物のHPLC分析結果を示す。 図6は、実験例1で得られた結果を説明する参照画像である。 図7は、実験例2で得られた結果を説明する参照グラフである。 図8は、実験例3で得られた結果を説明する参照グラフである。 図9は、実験例4で得られた結果を説明する参照グラフである。 図10は、実験例4で得られた結果を説明する参照グラフである。 図11は、実験例4で得られた結果を説明する参照グラフである。 図12は、実験例4で得られた結果を説明する参照グラフである。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される用語及び単語は、一般的意味及び辞書的意味を有すると解釈されるべきではなく、本発明者が最良の方法で発明を説明するために用語及び単語の概念を適切に定義することができるという原理を考慮して、本発明の技術的趣旨に対応する意味及び概念を有すると解釈されることを理解されたい。
本発明者らは、呼吸器疾患又はアトピー性皮膚炎及び乾癬などの皮膚状態又は喘息などの気管支疾患を治療するための治療剤であって、ヒトに対して安全であり、経済的に提供することができる治療剤を開発するために、様々な化合物を合成し、多くの実験を行い、結果として、リンカーとしてピロリジン部分を含む化合物が、皮膚疾患を引き起こす炎症性サイトカイン因子の発現を阻害し得ることを見出した。本発明は、この知見に基づいて完成されたものである。本発明の詳細な説明は以下の通りである。
本発明は、リンカーとしてピロリジン部分(pyrrolidine moiety)を含む化合物であって、式1:

(式中、Lは、直接結合及びC~Cアルキレンからなる群から選択され、Rは、C~C18アリールであり、Rは、C~C18ヘテロアリールであり、Rは、ヒドロキシル、ヒドロキシアミノ、アミノ、C~C10モノアルキル、及びC~C10ジアルキルアミノからなる群から選択され、Rは、水素、ヒドロキシル、及びC~C10アルキルからなる群から選択され、但し、Rとしてのアリール、Rとしてのヘテロアリール、Rとしてのモノアルキル又はジアルキルアミノ、及びRとしてのアルキルの水素原子は、それぞれ独立して、非置換であるか、又はヒドロキシル、アミノ、C~C10アルキル、C~C10アルキルオキシ、及びC~C18アリールからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で置換されている)
によって表される化合物、又はその薬学的に許容される塩を提供する。
詳細には、式1の化合物は、式2:

(式中、R~R及びLは式1で定義される通りであり、R~Rは互いに同じであるか又は異なり、水素、ヒドロキシル(-OH)、C~Cアルキルオキシ、及びC~Cアルキルからなる群からそれぞれ独立して選択され、但し、R~Rの少なくとも1つは任意選択的に(optionally)ヒドロキシルである)
によって表されてもよい。
詳細には、式2の化合物は、式3~式6:
(式中、R~R及びLは式2で定義される通りである);
(式中、R~R及びLは式2で定義される通りである);
(式中、R~R及びLは式2で定義される通りである);
(式中、R~R及びLは式2で定義される通りである)
のいずれか1つによって表されてもよい。
より詳細には、式1において、Rはイミダゾリルであってもよく、Rはヒドロキシル、ヒドロキシアミノ又はアミノであってもよい。Rは水素又はヒドロキシルであってもよく、R~Rはそれぞれ独立して水素、ヒドロキシル又はメトキシであってもよく、Lは直接結合、メチレン又はエチレンであってもよい。
式1の化合物は、以下の化合物からなる群から選択されてもよい。






上記化合物は、炎症性サイトカイン因子の発現に対するより効率的な制御を可能にする。
本明細書で使用される場合、「アルキレン」という用語は、二価の官能基を指す。このようなアルキレン基の具体例としては、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、及びペンチレンが挙げられる。
本明細書で使用される場合、「アルキル」という用語は、直鎖状、分岐状又は環状の官能基を指す。このようなアルキル基の具体例としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、及びデシルが挙げられる。
本明細書で使用される場合、「アルキルオキシ」という用語は、一価の官能基を指す。このようなアルキルオキシ基の具体例としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、及びブトキシが挙げられる。
本明細書で使用される場合、「アリール」という用語は、一価の官能基を指す。このようなアリール基の具体例としては、フェニル、ビフェニル、ナフチル、トリフェニル、アントリル、フェナントリル、及びインデニルが挙げられる。
本明細書で使用される場合、「ヘテロアリール」という用語は、N、O、及びS原子などの1個又は複数のヘテロ原子を含有する一価の官能基を指す。このようなヘテロアリール基の具体例としては、フラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、及びトリアジニルが挙げられる。
上記の式において、

は、紙の平面から前方に突出する結合を意味しており、

は、紙の平面から後方に突出する結合を意味する。式中で別段の指定がない限り、「-」は、


の両方を含むことを意味する。
本発明による式1の化合物は、薬学的に許容される塩の形態で提供されてもよい。詳細には、式1の化合物は、薬学的に許容される遊離酸と酸付加塩を形成することができる。
酸付加塩は、当技術分野で公知の任意の適切な方法によって調製することができる。詳細には、酸付加塩は、式1の化合物を、メタノール、エタノール、アセトン、塩化メチレン又はアセトニトリルなどの有機溶媒に溶解させ、その溶液に有機酸又は無機酸を加え、沈殿物を濾取して、その沈殿物を乾燥させることによって調製することができる。有機溶媒及び過剰の酸を減圧下で留去した後、乾燥させて、有機溶媒から結晶化させてもよい。
遊離酸は、有機酸であっても無機酸であってもよい。具体的には、無機酸は、塩酸、リン酸、硫酸、硝酸又は酒石酸であってもよく、有機酸は、メタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、マレイン酸、コハク酸、シュウ酸、安息香酸、酒石酸、フマル酸、マンデル酸、プロピオン酸、乳酸、グリコール酸、グルコン酸、ガラクツロン酸、グルタミン酸、グルタル酸、グルクロン酸、アスパラギン酸、アスコルビン酸又はバニリン酸であってもよい。
本発明による式1の化合物を調製するための方法に関して特に制限はない。化合物の生成効率及び純度を考慮すると、式1の化合物の調製には、C末端アミノ基を有する樹脂を使用する固相ペプチド合成法を適用することができる。
樹脂は、例えば、2-クロロトリチルクロリド樹脂、リンク(Rink)アミドアミノメチル(AM)樹脂、リンク(Rink)アミド4-メチルベンズヒドリルアミン(MBHA)樹脂又は4-メチルベンズヒドリルアミン(MBHA)樹脂であってもよい。
本発明による式1の化合物又はその薬学的に許容される塩は、皮膚疾患を引き起こす炎症性サイトカイン因子の発現に対するその阻害効果により、皮膚疾患を予防又は治療するのに有効な組成物の有効成分として使用することができる。詳細には、式1におけるピロリジンリンカーの環状構造は、RとしてRに隣接する水酸基(具体的には、イミダゾリル基)を形成して、水酸基の安定性を高める。さらに、様々な三次元構造を有するD-及びL-立体異性体のライブラリー中の特定の構造は、炎症性サイトカイン因子の発現を効率的に阻害し、それにより式1の化合物が抗酸化活性を示し、皮膚疾患を効果的に予防又は治療することを可能にする。皮膚疾患を予防又は治療するのに有効な組成物は、医薬組成物、化粧品組成物又は健康食品組成物であってもよい。
本発明は、式1の化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む医薬組成物を提供する。本発明の医薬組成物における有効成分の含有量は、医薬組成物100重量部に対して、0.002~0.5重量部、詳細には0.01~0.4重量部であってもよい。
本発明による医薬組成物の有効成分としての式1の化合物又はその薬学的に許容される塩は、胸腺間質リンホポエチン(TSLP)、インターロイキン(IL)又は顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)の発現を阻害することができる。この能力は、本発明の医薬組成物を皮膚疾患の治療剤としての使用に適したものにする。皮膚疾患は、アトピー性皮膚炎、湿疹、乾癬、接触性皮膚炎、及び皮膚掻痒症からなる群から選択することができる。
本発明の医薬組成物は、皮膚疾患だけでなく、喘息などの気管支疾患に対しても予防有効性又は治療有効性を発揮することができる。
本発明の医薬組成物は、当技術分野で公知の少なくとも1つの担体又は賦形剤をさらに含んでもよい。
担体は、医薬組成物の剤型に応じて適宜選択されてもよい。具体的には、医薬組成物が経口投与を意図する場合、担体は、セルロース、ケイ酸カルシウム、コーンスターチ、ラクトース、スクロース、デキストロース、リン酸カルシウム、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ゼラチン又はタルクであってもよい。あるいは、医薬組成物は、非経口投与を意図する場合がある。この場合、担体は、例えば、水、生理食塩水、グルコース水溶液、同様の糖水溶液、アルコール、グリコール、エーテル、油、脂肪酸、脂肪酸エステル又はグリセリドであってもよい。
賦形剤は、甘味料、結合剤、可溶化剤、溶解助剤、湿潤剤、乳化剤、等張剤、吸着剤、崩壊剤、酸化防止剤、防腐剤、滑沢剤、充填剤、香料(flavoring agent)、及びそれらの混合物からなる群から選択され得る。適切な賦形剤の具体例としては、ラクトース、デキストロース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、セルロース、グリシン、シリカ、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、デンプン、ゼラチン、トラガカントゴム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、水、エタノール、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、塩化ナトリウム、及び塩化カルシウムが挙げられる。
本発明の医薬組成物は、丸剤、散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、及びエアロゾル剤などの従来の経口調製物、又は外用剤、坐剤、及び滅菌注射用溶液などの非経口調製物に製剤化され得る。
ヒトに投与される本発明による医薬組成物の用量は、対象の一般的な健康状態、年齢、体重、及び性別又は組成物の剤形に応じて決定され得る。本発明の医薬組成物は、1日1回投与されても、1日数回に分けて投与されてもよい。
本発明の医薬組成物は、化粧品組成物であってもよい。この場合、化粧品組成物は、有効成分としての式1の化合物又はその薬学的に許容される塩の存在により、皮膚疾患を予防するのに有効である。
本発明の化粧品組成物における有効成分の含有量は、化粧品組成物100重量部に対して、0.001~0.5重量部、詳細には0.01~0.4重量部であってもよい。
本発明の化粧品組成物は、当技術分野において通常使用される少なくとも1種の添加剤をさらに含んでもよい。このような添加剤の例としては、精製水、酸化防止剤、安定剤、顔料、機能性添加剤、及びフレグランス(fragrance)が挙げられる。
本発明の化粧品組成物は、従来の調製物に製剤化されてもよい。調製物の具体例としては、溶液剤、懸濁剤、乳剤、ペースト剤、ゲル剤、クリーム剤、ローション剤、散剤、及びスプレー剤が挙げられる。
本発明の医薬組成物は、健康食品組成物であってもよい。この場合、健康食品組成物は、有効成分としての式1の化合物又はその薬学的に許容される塩の存在により、皮膚疾患を予防するのに有効である。
本発明の健康食品組成物は、当技術分野において通常使用される少なくとも1種の添加剤をさらに含んでもよい。このような添加剤の例としては、香料、天然炭水化物、ミネラル(電解質)、香味剤(flavorant)、着色剤、増粘剤、pH調整剤、安定剤、防腐剤、グリセリン、アルコール、及び炭酸化剤が挙げられる。
天然炭水化物は、例えば、グルコース、フルクトース、マルトース、スクロース、デキストリン、シクロデキストリン、キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトールであってもよい。
香料は、例えば、タウマチン、レバウジオシドA、グリチルリチン、サッカリン、及びアスパルテームであってもよい。
本発明の健康食品組成物は、カプセル剤、錠剤、散剤、液剤、丸剤、ペースト剤、シロップ剤、ゲル剤、及びゼリー剤などの従来の調製物に製剤化されてもよい。
以下の例を参照して、本発明をより詳細に説明する。しかしながら、これらの例は例示を目的として提供されており、本発明の範囲を限定するためのものではない。本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、様々な修正及び変更が可能であることは、当業者には明らかであろう。
[実施例1]
Fmoc-スベロールMBHA樹脂(置換率:0.48mmol/g、0.2mmol規模)417mgが導入された反応容器に、ジメチルホルムアミド5mlを入れた。樹脂を5分間膨潤させた後、混合物を濾過し、そこに20%のピペリジン溶液7mlを加えた。反応を5分間進行させ、N末端保護基(Fmoc-)を除去し、続いて濾過した。その後、ジメチルホルムアミド(3回、各洗浄につき1分間)、メタノール(1回、1分)、及びジメチルホルムアミド(3回、各洗浄につき1分間)を順次加え(各7ml)、樹脂を洗浄後、濾過した。次に、0.2MのFmoc-His(Trt)-OH溶液3ml(0.6mmol、3当量)、0.2MのO-(6-クロロベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HCTU)溶液3ml(0.6mmol、3当量)、及び1.0Mジイソプロピルエチルアミン溶液3ml(3.0mmol、15当量)を樹脂に加えた。反応を、窒素ガスバブリング下、室温で1時間進行させた。得られた反応溶液を濾過して、反応が終了した樹脂1を得た。樹脂1をジメチルホルムアミド(3回、各洗浄につき1分間)、メタノール(1回、1分)、及びジメチルホルムアミド(3回、各回1分間)で洗浄した。
洗浄した樹脂1に20%のピペリジン溶液7mlを加えた。反応を5分間進行させてN末端保護基(Fmoc-)を除去し、続いて濾過及び洗浄した。次に、0.2MのFmoc-Pro-OH溶液3ml(0.6mmol、3当量)、0.2MのO-(6-クロロベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HCTU)溶液3ml(0.6mmol、3当量)、及び1.0Mジイソプロピルエチルアミン溶液3ml(3.0mmol、15当量)を樹脂に加えた。反応を、窒素ガスバブリング下、室温で1時間進行させた。得られた反応溶液を濾過して、反応が終了した樹脂2を得た。樹脂2をジメチルホルムアミド(3回、各洗浄につき1分間)、メタノール(1回、1分)、及びジメチルホルムアミド(3回、各回1分間)で洗浄した。
0.2Mの3,4-ジヒドロキシジヒドロ桂皮酸溶液3ml(0.6mmol、3当量)、0.2MのO-(6-クロロベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HCTU)溶液3ml(0.6mmol、3当量)、及び1.0Mのジイソプロピルエチルアミン溶液3ml(3.0mmol、15当量)を洗浄した樹脂2に加えた。反応を、窒素ガスバブリング下、室温で1時間進行させた。得られた反応溶液を濾過して、反応が終了した樹脂3を得た。樹脂3をジメチルホルムアミド(3回、各洗浄につき1分間)、メタノール(1回、1分)、及びジメチルホルムアミド(3回、各回1分間)で洗浄した。
洗浄した樹脂3を濾取し、再度ジクロロメタン(6回、各洗浄につき1分間)で洗浄し、窒素雰囲気下で3時間乾燥させて、式4で表される化合物が結合した樹脂4を得た。
樹脂4を25mlのライブラチューブ(Libra Tube)に入れ、ジクロロメタン10mlを加えた。樹脂を3分間膨潤させた後、濾過した。次に、6mlの切断カクテル溶液(TFA:TIS:HO比(重量%)=95:2.5:2.5)を膨潤樹脂に加えた。反応を室温で3時間振盪させながら進行させた。得られた反応溶液を50mlのコニカルチューブに移し、チューブの50mlの印までジエチルエーテルを加えて沈殿物を得た。次に、コニカルチューブをボルテックスミキサーで30秒間振盪させた後、3000rpmで3分間遠心分離させた。次いで、上清を廃棄し、ジエチルエーテルを50mlの印まで加えた。得られた沈殿物を3回洗浄し、濾過し、真空デシケーター中で1時間乾燥させて、3C1で表される化合物31.7mgを粉末として得た(純度:98.6%、Mw:415.45g/mol、ESI-MS m/z:416.20[M+H])。
3C1で表される化合物は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により分析した。結果を図1に示す。
[実施例2~22]
反応物を表1に示すように変更したこと以外は、実施例1の手順を繰り返した。合成した化合物を動物試験に使用した。代表的な化合物のHPLC分析結果を図2~5に示す。

[実験例1]
6週齢の雌BALB/Cマウスの腹壁を剃毛した後、剃毛した皮膚に0.15%の2,4-ジニトロフルオロベンゼン(DNFB)100μLを塗布して、アトピー性皮膚炎の症状を誘発させた。7日後、0.15%のDNFB 100μLを、16日が経過するまで3日ごとに背部の剃毛皮膚に塗布した。7日後、実施例1~22で合成した各化合物(100μM)を16日が経過するまで1日1回皮膚に塗布した。塗布終了後、雌マウスの皮膚の変化を観察した。結果を図6に示す。脱イオン水(DIW)、デキサメタゾン(DEX、0.1%)、及び対照としてのプロピオン酸フルチカゾン(FP、0.005%)を雌マウスの皮膚に塗布した。
図6を参照して、実施例1~22で合成した本発明の化合物は、アトピー性皮膚炎において、陽性対照と同等以上に有効であることを確認した。
[実験例2]
ヒトHaCaTケラチノサイトを、適切な湿度レベル及び5%のCOを維持しながら、10%のウシ胎仔血清(FBS)、100単位/mlのペニシリン、及び100μg/mlストレプトマイシンを補充したダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)中37°Cで培養した。次に、細胞を12ウェルで継代培養し、培地を50ng/mlの腫瘍壊死因子α(TNFα)で処理して、TSLPの発現を誘導した。1時間後、実施例1~22で合成した各化合物(1μM)を培地に加え、続いてさらに1時間培養した。培養終了後、リアルタイムPCRを実施し、アトピー性皮膚炎を引き起こすTSLPの発現が増加しているか減少しているかを判定した。結果を図7に示す。脱イオン水(DIW)及びデキサメタゾン(DEX、200nM)を対照として使用した。
リアルタイムPCRのために、RNAiso Plus(タカラバイオ株式会社、日本)を使用してRNAを抽出し、cDNA合成キット(タカラバイオ株式会社、日本)を使用してcDNAを合成した。合成したcDNA及びSybr greenキット(Enzynomics、韓国)を使用して重合反応を行った。ここで、以下のプライマーを使用した:ヒトRPLP0フォワード,5’-AGC CCA GAA CAC TGG TCT C-3’、リバース,5’-ACT CAG GAT TTC AAT GGT GCC-3’、ヒトTSLPフォワード,5’-AAT CCA GAG CCT AAC CTT CAA TC-3’、リバース,5’-GTA GCA TTT ATC TGA GTT TCC GAA TA-3’、マウスRPLP0フォワード,5’-AGA TTC GGG ATA TGC TGT TGG C-3’、リバース,5’-TCG GGT CCT AGA CCA GTG TTC-3’、マウスTSLPフォワード,5’-AGC TTG TCT CCT GAA AAT CGA G-3’、リバース5’-AGG TTT GAT TCA GGC AGA TG TT-3’、マウスCSF2フォワード5’-AGG GTC TAC GGG GCA ATT TC-3’、リバース5’-TCA CAG TCC GTT TCC GGA GTT-3’、マウスIL-4フォワード,5’-GGT CTC AAC CCC CAG CTA GT-3’、リバース,5’-GCC GAT GAT CTC TCT CAA GTG AT-3’、マウスIL-10フォワード,5’-GCT CTT ACT GAC TGG CAT GAG-3’、リバース,5’-CGC AGC TCT AGG AGC ATG TG-3’、マウスIL-13フォワード,5’-CCT GGC TCT TGC TTG CCT T-3’、リバース,5’-GGT CTT GTG TGA TGT TGC TCA-3’、マウスIL-17フォワード5’-GCT GAC CCC TAA GAA ACC CC-3’、リバース,5’-GAA GCA GTT TGG GAC CCC TT-3’、マウスIL-22フォワード5’-ATG AGT TTT TCC CTT ATG GGG AC-3’、リバース5’-GAA GCA GTT TGG GAC CCC TT-3’、マウスIL-25フォワード,5’-ACA GGG ACT TGA ATC GGG TC-3’、リバース5’-TGG TAA AGT GGG ACG GAG TTG-3’、マウスIL-31フォワード5’-TCA GCA GAC GAA TCA ATA CAG C-3’、リバース5’-TCG CTC AAC ACT TTG ACT TTC T-3’、マウスIL-33フォワード5’-GCT GCA GAA GGG AGA AAT CAC G-3’、リバース5’-GAG TTG GAA TAC TTC ATT CTA GGT CTC A-3’。
図7を参照して、実施例1~22で合成した本発明の化合物の使用は、TSLP(TSLP mRNA)の発現を低下させることが確認され、本発明の化合物がアトピー性皮膚炎を引き起こすTSLPの発現を阻害することが裏付けられた。
[実験例3]
実施例3、15、及び18で合成した化合物の濃度を変更した以外は、実験例2の手順を繰り返して、この化合物が、アトピー性皮膚炎を引き起こすTSLPの発現を増加させるか減少させるかを判定した。結果を図8に示す。デキサメタゾン(DEX、10μM)を対照として使用した。
図8を参照して、本発明の化合物の使用は、濃度依存的にTSLP(TSLP mRNA)の発現を低下させることが確認された。
[実験例4]
6週齢の雌BALB/Cマウスの腹壁を剃毛した後、剃毛した皮膚に0.15%の2,4-ジニトロフルオロベンゼン(DNFB)100μLを塗布して、アトピー性皮膚炎の症状を誘発させた。7日後、0.15%のDNFB 100μLを、16日が経過するまで3日ごとに背部の剃毛皮膚に塗布した。7日後、実施例1~22で合成した各化合物(100μM)を16日が経過するまで1日1回皮膚に塗布した。塗布終了後、雌マウスの皮膚からRNAを抽出した。実験例2に記載のリアルタイムPCR法を使用して、アトピー性皮膚炎を引き起こす因子(遺伝子)の発現が増加しているか減少しているかを判定した。結果を図9~図12に示す。脱イオン水(DIW)、デキサメタゾン(DEX)、及び対照としてのプロピオン酸フルチカゾン(FP)を雌マウスの皮膚に塗布した。
図9~図12を参照して、実施例3、10、18、及び19で合成した本発明の化合物を使用すると、因子(遺伝子)の発現が低下することが確認され、本発明の化合物がアトピー性皮膚炎を引き起こす因子(遺伝子)の発現を阻害することが裏付けられた。
[実験例3]
実施例3、15、及び18で合成した化合物の濃度を変更した以外は、実験例2の手順を繰り返して、この化合物が、アトピー性皮膚炎を引き起こすTSLPの発現を増加させるか減少させるかを判定した。結果を図8に示す。デキサメタゾン(DEX、10μM)を対照として使用した。
図8を参照して、本発明の化合物の使用は、濃度依存的にTSLP(TSLP mRNA)の発現を低下させることが確認された。
[実験例4]
6週齢の雌BALB/Cマウスの腹壁を剃毛した後、剃毛した皮膚に0.15%の2,4-ジニトロフルオロベンゼン(DNFB)100μLを塗布して、アトピー性皮膚炎の症状を誘発させた。7日後、0.15%のDNFB 100μLを、16日が経過するまで3日ごとに背部の剃毛皮膚に塗布した。7日後、実施例1~22で合成した各化合物(100μM)を16日が経過するまで1日1回皮膚に塗布した。塗布終了後、雌マウスの皮膚からRNAを抽出した。実験例2に記載のリアルタイムPCR法を使用して、アトピー性皮膚炎を引き起こす因子(遺伝子)の発現が増加しているか減少しているかを判定した。結果を図9~図12に示す。脱イオン水(DIW)、デキサメタゾン(DEX)、及び対照としてのプロピオン酸フルチカゾン(FP)を雌マウスの皮膚に塗布した。
図9~図12を参照して、実施例3、10、18、及び19で合成した本発明の化合物を使用すると、因子(遺伝子)の発現が低下することが確認され、本発明の化合物がアトピー性皮膚炎を引き起こす因子(遺伝子)の発現を阻害することが裏付けられた。

Claims (9)

  1. 式1:

    (式中、Lは、直接結合及びC~Cアルキレンからなる群から選択され、Rは、C~C18アリールであり、Rは、C~C18ヘテロアリールであり、Rは、ヒドロキシル、ヒドロキシアミノ、アミノ、C~C10モノアルキル、及びC~C10ジアルキルアミノからなる群から選択され、Rは、水素、ヒドロキシル、及びC~C10アルキルからなる群から選択され、但し、Rとしてのアリール、Rとしてのヘテロアリール、Rとしてのモノアルキル又はジアルキルアミノ、及びRとしてのアルキルは、それぞれ独立して、非置換であるか、又はヒドロキシル、アミノ、C~C10アルキル、C~C10アルキルオキシ、及びC~C18アリールからなる群から選択される1つ若しくは複数の置換基で置換されている)
    によって表される化合物、又はその薬学的に許容される塩。
  2. 式1の前記化合物が、式2:

    (式中、R~R及びLは請求項1で定義される通りであり、R~Rは互いに同じであるか又は異なり、水素、ヒドロキシル、C~Cアルキルオキシ、及びC~Cアルキルからなる群からそれぞれ独立して選択され、但し、R~Rの少なくとも1つは任意選択的に(optionally)ヒドロキシルである)
    によって表される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  3. 式1の前記化合物が式3~式6:




    (式中、R~R及びLは、請求項1に定義される通りであり、R~Rは、互いに同じであるか又は異なり、水素、ヒドロキシル、C~Cアルキルオキシ及びC~Cアルキルからなる群からそれぞれ独立して選択され、但し、R~Rの少なくとも1つは任意選択的に(optionally)ヒドロキシルである)
    のいずれか1つによって表される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  4. がイミダゾリルである、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  5. がアミノである、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  6. Lが、直接結合、メチレン、及びエチレンからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  7. 請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む医薬組成物。
  8. 前記化合物又はその薬学的に許容される塩が、胸腺間質リンホポエチン(TSLP)、インターロイキン(IL)又は顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)の発現を阻害する、請求項7に記載の医薬組成物。
  9. アトピー性皮膚炎、湿疹、乾癬、接触性皮膚炎、及び皮膚掻痒症からなる群から選択される呼吸器疾患又は皮膚状態の予防及び治療用である、請求項7に記載の医薬組成物。
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