JP2024505407A - アクセス性が向上したインターフェース - Google Patents

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リウ イォン,
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Abstract

アクセス性が向上したインターフェース(402、502、602、1202)が提供される。インターフェース(402 502、602、1202)は、ハウジング(430、530、630、1230)と、ハウジング(430、530、630、1230)の内側に配置された計器電子機器(520、620、1220)とを備える。計器電子機器(420、520、620、1220)は、ハウジング(430、530、630、1230)内へと延伸するコネクタ(450、550、650、1250)に固定するように構成される。他の態様も提供される。【選択図】図20A

Description

下記に説明する実施形態は、インターフェースを有する計器に関し、より詳細には、アクセス性が向上したインターフェースに関する。
例えば、コリオリ質量流量計、液体密度計、気体密度計、液体粘度計、気体/液体比重計、気体/液体相対密度計、および気体分子量計などの振動式計器が一般に知られており、流体の特性を測定するために使用される。一般に、振動式計器は、センサアセンブリおよび計器電子機器を備える。センサアセンブリ内の材料は、流動または静止していてもよい。振動式計器は、センサアセンブリ内の材料の質量流量、密度、または他の特性を測定するために使用することができる。計器電子機器は、典型的には、センサアセンブリ内の材料の質量流量、密度、および他の特性の値を決定するための計算を実施する。
計器電子機器は、通常、センサアセンブリに通信可能および/または機械的に結合された、送信機と呼ばれることもあるインターフェース内に配置される。計器電子機器を含むことに加えて、インターフェースはまた、振動式計器のパラメータ、履歴データ、通信ステータスなどのような様々なデータを示すことができるディスプレイを含むことができる。しかしながら、工業環境における振動式計器の設置に起因して、インターフェースへのアクセスが限定され、制限され、不明瞭にされるなどする可能性がある。例えば、インターフェースは、パイプがディスプレイを隠す位置に配置される場合がある。同様の理由で、インターフェース上でのサービスまたは調整の実施は困難であり得る。したがって、アクセス性が向上したインターフェースが必要とされている。
アクセス性が向上したインターフェースが提供される。一実施形態によれば、インターフェースは、ハウジングと、ハウジングの内側に配置された計器電子機器とを備える。計器電子機器は、ハウジング内へと延伸するコネクタに固定するように構成される。
アクセス性が向上したインターフェースを組み立てるための方法が提供される。一実施形態によれば、本方法は、ハウジングを提供することと、計器電子機器を提供し、ハウジング内に配置することと、コネクタを提供し、ハウジング内へと延伸することと、ハウジング内へと延伸するコネクタに計器電子機器を固定することとを含む。
アクセス性が向上したインターフェースが提供される。一実施形態によれば、インターフェースは、ハウジングと、計器電子機器とを備える。計器電子機器は、上側計器電子機器と、下側計器電子機器と、上側計器電子機器と下側計器電子機器との間に配置され、上側計器電子機器と下側計器電子機器に結合された障壁板とを備える。インターフェースはまた、ハウジングの上側計器電子機器部分とハウジングの下側計器電子機器部分とを分離する水密シールを形成するように、障壁板とハウジングとの間に接触して配置されたガスケットも備える。
アクセス性が向上したインターフェースを組み立てる方法が提供される。一実施形態によれば、方法は、ハウジングを提供することと、計器電子機器を提供することとを含む。計器電子機器を提供することは、上側計器電子機器を提供することと、下側計器電子機器を提供することと、障壁板を提供し、上側計器電子機器と下側計器電子機器との間に配置することと、障壁板を上側計器電子機器および下側計器電子機器に結合することとを含む。方法はまた、ハウジングの上側計器電子機器部分とハウジングの下側計器電子機器部分とを分離する水密シールを形成するように、ガスケットを障壁板とハウジングとの間に配置し、障壁板およびガスケットに接触することも含む。
向上したアクセス性を有するインターフェースが提供される。一実施形態によれば、インターフェースは、ディスプレイ開口部を有するハウジングと、ディスプレイ開口部に近接してハウジングの内部に配置されたフェイシアとを備える。フェイシアは、基板と、ワイヤレストランシーバとを備え、基板は、ディスプレイ開口部に面する前側と、ハウジングの内部部分に面する後側とを備える。ワイヤレストランシーバは、基板の後側に配置され、基板の開口部を介してワイヤレスデバイスに通信可能に結合するように構成される。
向上したアクセス性を有するインターフェースを形成する方法が提供される。一実施形態によれば、方法は、ディスプレイ開口部を有するハウジングを提供することと、フェイシアを提供し、ディスプレイ開口部に近接してハウジングの内部に配置することとを含み、フェイシアを提供することは、基板を提供することを含み、基板は、ディスプレイ開口部に面する前側と、ハウジングの内部部分に面する後側とを備える。方法は、ワイヤレストランシーバを提供し、基板の後側に配置することと、基板の開口部を介してワイヤレスデバイスに通信可能に結合するようにワイヤレストランシーバを構成することとをさらに含む。
インターフェースのアクセス性を向上させるための通信システムが提供される。一実施形態によれば、通信システムは、ワイヤレスデバイスと、インターフェースのハウジングの内部に配置されたフェイシアとを備え、フェイシアは、基板と、ワイヤレストランシーバとを有し、基板は、ハウジングのディスプレイ開口部に面する前側と、後側とを備える。ワイヤレストランシーバは、基板の後側に配置され、基板の開口部を介してワイヤレスデバイスに通信可能に結合するように構成される。
インターフェースのアクセス性を向上させるための計器電子機器が提供される。一実施形態によれば、計器電子機器は、電子機器基板上に配置されたプロセッサと、電子機器基板上に配置された構成要素とを備え、構成要素は、プロセッサのピンに結合され、プロセッサのピンは、電子機器基板に結合されたディスプレイ基板の構成要素に結合するように構成される。ディスプレイ基板の構成要素は、電子機器基板の構成要素に対して冗長である。
インターフェースのアクセス性を向上させるための方法が提供される。一実施形態によれば、本方法は、プロセッサを提供し、電子機器基板上に配置することと、構成要素を提供し、電子機器基板上に配置することと、構成要素をプロセッサのピンに結合することと、プロセッサのピンを、電子機器基板に結合されたディスプレイ基板の構成要素に結合するように構成することとを含む。ディスプレイ基板の構成要素は、電子機器基板の構成要素に対して冗長である。
向上したアクセス性を有するインターフェースが提供される。一実施形態によれば、インターフェースは、ハウジングと、ハウジングの内部に配置され、ハウジングの開口部に近接するフェイシアと、フェイシアに旋回可能に結合された並進ロッドとを備え、並進ロッドは、ハウジングの開口部を通じてフェイシアを変位させるように構成されている。
インターフェースのアクセス性を向上させるための方法が提供される。一実施形態によれば、本方法は、ハウジングを提供することと、フェイシアを提供し、ハウジングの内部にハウジングの開口部に近接して配置することと、並進ロッドを提供し、フェイシアに旋回可能に結合することとを含み、並進ロッドは、ハウジングの開口部を通じてフェイシアを変位させるように構成されている。
インターフェースのアクセス性を向上させるための方法が提供される。一実施形態によれば、本方法は、並進軸に沿ってハウジングの開口部を通じてフェイシアを変位することを含み、フェイシアは、並進軸を中心に回転すること、および旋回軸を中心に旋回することのうちの少なくとも一方を行うように構成されている。
インターフェースのアクセス性を向上させるための方法が提供される。一実施形態によれば、本方法は、動作値を決定することと、決定された動作値および駆動電圧-実コントラスト関係に基づいてディスプレイに提供される駆動電圧を調整することとを含む。動作値は、駆動電圧を提供する計器電子機器の温度に対応する。
インターフェースのアクセス性を向上させるための計器電子機器が提供される。一実施形態によれば、計器電子機器は、動作値を決定するように構成されたプロセッサと、ディスプレイに駆動電圧を提供し、動作値および駆動電圧-実コントラスト関係に基づいて駆動電圧を調整するように構成されたディスプレイ駆動回路とを備える。動作値は、駆動電圧を提供する計器電子機器の温度に対応する。
[態様]
一態様によれば、アクセス性が向上したインターフェース(402、502、602、1202)は、ハウジング(430、530、630、1230)と、ハウジング(430、530、630、1230)の内側に配置された計器電子機器(420、520、620、1220)とを備える。計器電子機器(420、520、620、1220)は、ハウジング(430、530、630、1230)内へと延伸するコネクタ(450、550、650、1250)に固定するように構成される。
好ましくは、ハウジング(530、1230)は、ハウジング(530、1230)内へと延伸するコネクタ(550、1250)に回転可能に結合される。
好ましくは、計器電子機器(1220)は、電子機器基板(1220b)と、電子機器基板(1220b)に固定されたシェル(1220s)とを備え、シェル(1220s)は、ハウジング(1230)内へと延伸するコネクタ(1250)に固定するように構成される。
好ましくは、ハウジング(430、530、630、1230)内へと延伸するコネクタ(450、550、650、1250)は、センサアセンブリおよび接続箱のうちの一方から延伸するフィードスルー(415、515、615、1215)の一部である。
好ましくは、インターフェース(602、1202)は、コネクタ(650、1250)の周りに回転可能に配置された収容ディスク(617、1217)をさらに備え、収容ディスク(617、1217)の少なくとも一部は、コネクタ(650、1250)の保持リング(618、1218)とハウジング(630、1230)の壁(632、1232)との間に配置される。
好ましくは、計器電子機器(1220)は、収容ディスク(1217)の溝(1217g)と嵌合するように構成されたポスト(1224p)と、収容ディスク(1217)のねじ穴(1217h)と嵌合するように構成されたボルト(1224b)とをさらに備える。
好ましくは、収容ディスク(617、1217)は、ハウジング(630、1230)内へと延伸するコネクタ(650、1250)に計器電子機器(620、1220)を保持するために、保持リング(618、1218)の溝(618g)およびリップ(1218b)のうちの一方と接合するローブ(617l、1217l)を含む。
好ましくは、計器電子機器(1220)は、ハウジング(1230)内へと延伸するコネクタ(1250)に固定するように構成された下側計器電子機器(1224)と、ハウジング(1230)に固定するように構成され、下側計器電子機器(1224)に通信可能に結合するように構成された上側計器電子機器(1222)とを備える。
一実施形態によれば、アクセス性が向上したインターフェースを組み立てるための方法は、ハウジングを提供することと、計器電子機器を提供し、ハウジング内に配置することと、コネクタを提供し、ハウジング内へと延伸することと、ハウジング内へと延伸するコネクタに計器電子機器を固定することとを含む。
好ましくは、本方法は、ハウジング内へと延伸するコネクタにハウジングを回転可能に結合することをさらに含む。
好ましくは、計器電子機器を提供し、ハウジングの内側に配置することは、電子機器基板を提供することと、シェルを提供し、電子機器基板に固定することと、コネクタを提供し、ハウジング内へと延伸することと、ハウジング内へと延伸するコネクタにシェルを固定することとを含む。
好ましくは、コネクタを提供し、ハウジング内へと延伸することは、フィードスルーを提供し、センサアセンブリおよび接続箱のうちの一方からハウジング内へと延伸することを含む。
好ましくは、本方法は、収容ディスクを提供し、コネクタの周りに回転可能に配置することをさらに含み、収容ディスクの少なくとも一部は、コネクタの保持リングとハウジングの壁との間に配置される。
好ましくは、計器電子機器を提供することは、ポストを提供することをさらに含み、収容ディスクを提供することは、収容ディスク内に溝およびねじ穴を提供することを含み、本方法は、ボルトを提供することをさらに含み、ポストは、溝と嵌合するように構成され、ボルトは、収容ディスクのねじ穴と嵌合するように構成される。
好ましくは、収容ディスクを提供することは、ハウジング内へと延伸するコネクタに対して計器電子機器を保持するために、保持リングの溝およびリップのうちの一方と接合するローブを提供することを含む。
好ましくは、計器電子機器を提供することは、ハウジング内へと延伸するコネクタに固定するように構成された下側計器電子機器を提供することと、ハウジングに固定するように構成され、下側計器電子機器に通信可能に結合するように構成された上側計器電子機器を提供することとを含む。
一態様によれば、アクセス性が向上したインターフェース(2202)は、ハウジング(2230)と、計器電子機器(2220)とを備える。計器電子機器(2220)は、上側計器電子機器(2222)と、下側計器電子機器(2224)と、上側計器電子機器(2222)と下側計器電子機器(2224)との間に配置され、上側計器電子機器(2222)と下側計器電子機器(2224)に結合された障壁板(2223)とを備える。インターフェース(2202)はまた、ハウジング(2230)の上側計器電子機器部分(2230u)とハウジング(2230)の下側計器電子機器部分(2230l)とを分離する水密シールを形成するように、障壁板(2223)とハウジング(2230)との間に接触して配置されたガスケット(2230o)も備える。
好ましくは、障壁板(2223)には、障壁板(2223)の内部を越えてガスケット(2230o)に至る穴がない。
好ましくは、ガスケット(2230o)は、ハウジング(2230)と障壁板(2223)との間で圧縮されたOリングを含む。
好ましくは、障壁板(2223)とハウジング(2230)との間に接触して配置されるガスケット(2230o)は、ハウジング(2230)のボス(2230s)と障壁板(2223)との間に接触して配置されているガスケット(2230o)を含む。
好ましくは、インターフェース(2202)は、ガスケット(2230o)に近接して配置され、障壁板(2223)をハウジング(2230)のボス(2230s)に固定するように構成された複数の締結具(2230b)をさらに備える。
好ましくは、複数の締結具(2230b)は、ハウジング(2230)の上側計器電子機器部分(2230u)およびハウジング(2230)の下側計器電子機器部分(2230l)のうちの少なくとも一方に配置される。
好ましくは、複数の締結具(2230b)は、障壁板(2223)を通じてハウジング(2230)のボス(2230s)内へと配置される。
一態様によれば、アクセス性が向上したインターフェースを組み立てる方法は、ハウジングを提供することと、計器電子機器を提供することとを含む。計器電子機器を提供することは、上側計器電子機器を提供することと、下側計器電子機器を提供することと、障壁板を提供し、上側計器電子機器と下側計器電子機器との間に配置することと、障壁板を上側計器電子機器および下側計器電子機器に結合することとを含む。方法はまた、ハウジングの上側計器電子機器部分とハウジングの下側計器電子機器部分とを分離する水密シールを形成するように、ガスケットを障壁板とハウジングとの間に配置し、障壁板およびガスケットに接触することも含む。
好ましくは、障壁板を提供することは、障壁板の内部を越えてガスケットに至る穴がない障壁板を形成することを含む。
好ましくは、ガスケットを提供することは、Oリングを提供することと、ハウジングと障壁板との間でOリングを圧縮することとを含む。
好ましくは、ガスケットを障壁板とハウジングとの間に配置し、障壁板およびハウジングに接触することは、ガスケットを障壁板とハウジングのボスとの間に配置し、障壁板およびハウジングのボスに接触することを含む。
好ましくは、本方法は、複数の締結具をガスケットに近接して配置することと、複数の締結具を使用して障壁板をハウジングのボスに固定することとをさらに含む。
好ましくは、本方法は、複数の締結具を、ハウジングの上側計器電子機器部分およびハウジングの下側計器電子機器部分のうちの少なくとも一方に配置することをさらに含む。
好ましくは、本方法は、複数の締結具を、障壁板を通じてハウジングのボス内へと配置することをさらに含む。
一態様によれば、向上したアクセス性を有するインターフェース(2502)は、ディスプレイ開口部(2532)を有するハウジング(2530)と、ディスプレイ開口部(2532)に近接してハウジング(2530)の内部に配置されたフェイシア(2540)とを備える。フェイシア(2540)は、基板(2540b)と、ワイヤレストランシーバ(2548)とを備え、基板(2540b)は、ディスプレイ開口部(2532)に面する前側(2540ba)と、ハウジング(2530)の内部部分に面する後側(2540bp)とを備える。ワイヤレストランシーバ(2548)は、基板(2540b)の後側(2540bp)に配置され、基板(2540b)の開口部(2540bo)を介してワイヤレスデバイス(2501)に通信可能に結合するように構成される。
好ましくは、フェイシア(2540)は、基板(2540b)に機械的に結合されたフェイシアシャーシ(2543)をさらに備え、フェイシアシャーシ(2543)は、ワイヤレストランシーバ(2548)に近接するスロット(2543s)を含む。
好ましくは、ディスプレイ(2544)が、基板(2540b)の前側(2540ba)に結合されている。
好ましくは、ディスプレイ(2544)は、基板(2540b)の開口部(2540bo)に近接して配置される。
好ましくは、ディスプレイ(2544)は、基板(2540b)上のワイヤレストランシーバ(2548)に対向して配置される。
好ましくは、ワイヤレストランシーバ(2548)は、基板(2540b)内の開口部(2540bo)およびフェイシアシャーシ(2543)内のスロット(2543s)に近接して配置されたアンテナ(2548a)を含む。
一実施形態によれば、向上したアクセス性を有するインターフェースを形成する方法は、ディスプレイ開口部を有するハウジングを提供することと、フェイシアを提供し、ディスプレイ開口部に近接してハウジングの内部に配置することとを含み、フェイシアを提供することは、基板を提供することを含み、基板は、ディスプレイ開口部に面する前側と、ハウジングの内部部分に面する後側とを備える。方法は、ワイヤレストランシーバを提供し、基板の後側に配置することと、基板の開口部を介してワイヤレスデバイスに通信可能に結合するようにワイヤレストランシーバを構成することとをさらに含む。
好ましくは、フェイシアを提供することは、フェイシアシャーシを提供することと、フェイシアシャーシ内のスロットがワイヤレストランシーバに近接するように、フェイシアシャーシを基板に機械的に結合することとをさらに含む。
好ましくは、本方法は、ディスプレイを提供し、基板の前側に結合することをさらに含む。
好ましくは、本方法は、ディスプレイを基板の開口部に近接して配置することをさらに含む。
好ましくは、本方法は、ディスプレイを基板上のワイヤレストランシーバに対向して配置することをさらに含む。
好ましくは、ワイヤレストランシーバを提供することは、アンテナを提供することと、アンテナを基板の開口部およびフェイシアシャーシのスロットに対して配置することとを含む。
一態様によれば、インターフェース(2502)のアクセス性を向上させるための通信システム(2500)は、ワイヤレスデバイス(2501)と、インターフェース(2502)のハウジング(2530)の内部に配置されたフェイシア(2540)とを備え、フェイシア(2540)は、基板(2540b)と、ワイヤレストランシーバ(2548)とを有し、基板(2540b)は、ハウジング(2530)のディスプレイ開口部(2532)に面する前側(2540ba)と、後側(2540bp)とを備える。ワイヤレストランシーバ(2548)は、基板(2540b)の後側(2540bp)に配置され、基板(2540b)の開口部(2540bo)を介してワイヤレスデバイス(2501)に通信可能に結合するように構成される。
好ましくは、フェイシア(2540)は、基板(2540b)に機械的に結合されたフェイシアシャーシ(2543)をさらに備え、フェイシアシャーシ(2543)は、ワイヤレストランシーバ(2548)に近接するスロット(2543s)を含む。
好ましくは、通信システム(2500)は、基板(2540b)の前側(2540ba)に結合されたディスプレイ(2544)をさらに備える。
好ましくは、ディスプレイ(2544)は、基板(2540b)の開口部(2540bo)に近接して配置される。
好ましくは、ディスプレイ(2544)は、ワイヤレストランシーバ(2548)に対向して配置される。
好ましくは、ワイヤレストランシーバ(2548)は、基板(2540b)内の開口部(2540bo)およびフェイシアシャーシ(2543)内のスロット(2543s)に近接して配置されたアンテナ(2548a)を含む。
一態様によれば、インターフェース(3202)のアクセス性を向上させるための計器電子機器(3220)は、電子機器基板(3220b)上に配置されたプロセッサ(3228)と、電子機器基板(3220b)上に配置された構成要素(3226)とを備え、構成要素(3226)は、プロセッサ(3228)のピンに結合され、プロセッサ(3228)のピンは、電子機器基板(3220b)に結合されたディスプレイ基板(3240b)の構成要素(3246)に結合するように構成される。ディスプレイ基板(3240b)の構成要素(3246)は、電子機器基板(3220b)の構成要素(3226)に対して冗長である。
好ましくは、プロセッサ(3228)のピンは、ディスプレイ基板(3240b)を電子機器基板(3220b)に結合するコネクタ(3247)を介してディスプレイ基板(3240b)の構成要素(3246)に結合するように構成される。
好ましくは、電子機器基板(3220b)の構成要素(3226)は、電子機器基板(3220b)の発光ダイオード(3226l)およびスイッチ(3226s)のうちの一方であり、ディスプレイ基板(3240b)の構成要素(3246)は、ディスプレイ基板(3240b)の発光ダイオード(3246l)およびスイッチ(3246s)のうちの一方である。
好ましくは、プロセッサ(3228)のピンは、電子機器基板(3220b)の構成要素(3226)の第1の端子に結合され、構成要素(3226)の第2の端子はグランド(3220g)に結合される。
好ましくは、計器電子機器(3220)は、ディスプレイ基板(3240b)をさらに備え、プロセッサ(3228)のピンは、ディスプレイ基板(3240b)の構成要素(3246)に結合される。
好ましくは、プロセッサ(3228)のピンは、ディスプレイ基板(3240b)の構成要素(3246)の第1の端子に結合され、ディスプレイ基板(3240b)の構成要素(3246)の第2の端子は、グランド(3220g)に結合される。
好ましくは、計器電子機器(3220)は、電子機器基板(3220)内に配置された構成要素(3226)に結合された出力を有する増幅器(3222a、3222b)をさらに備え、増幅器(3222a、3222b)は、プロセッサ(3228)から構成要素(3226)への信号を反転するように構成されたインバータである。
一実施形態によれば、インターフェースのアクセス性を向上させるための方法は、プロセッサを提供し、電子機器基板上に配置することと、構成要素を提供し、電子機器基板上に配置することと、構成要素をプロセッサのピンに結合することと、プロセッサのピンを、電子機器基板に結合されたディスプレイ基板の構成要素に結合するように構成することとを含む。ディスプレイ基板の構成要素は、電子機器基板の構成要素に対して冗長である。
好ましくは、ディスプレイ基板の構成要素に結合するようにプロセッサのピンを構成することは、ディスプレイ基板を電子機器基板に結合するコネクタを介してディスプレイ基板の構成要素に結合するようにピンを構成することを含む。
好ましくは、電子機器基板の構成要素を提供することは、電子機器基板の発光ダイオードおよびスイッチのうちの1つを提供することを含み、ディスプレイ基板の構成要素を提供することは、ディスプレイ基板の発光ダイオードおよびスイッチのうちの1つを提供することを含む。
好ましくは、構成要素をプロセッサのピンに結合することは、プロセッサのピンを電子機器基板の構成要素の第1の端子に結合することと、構成要素の第2の端子をグランドに結合することとを含む。
好ましくは、本方法は、ディスプレイ基板を提供することと、プロセッサのピンをディスプレイ基板の構成要素に結合することとをさらに含む。
好ましくは、プロセッサのピンをディスプレイ基板の構成要素に結合することは、プロセッサのピンをディスプレイ基板の構成要素の第1の端子に結合することと、ディスプレイ基板の構成要素の第2の端子をグランドに結合することとを含む。
好ましくは、本方法は、出力を有する増幅器を提供することと、プロセッサから構成要素への信号を反転するように構成されたインバータである、電子機器基板内に配置された構成要素に出力を結合することとをさらに含む。
一態様によれば、向上したアクセス性を有するインターフェース(3402)は、ハウジング(3430)と、ハウジング(3430)の内部に、ハウジング(3430)の開口部(3430o)に近接して配置されたフェイシア(3440)と、フェイシア(3440)に旋回可能に結合された並進ロッド(3440t)とを備え、並進ロッド(3440t)は、ハウジング(3430)の開口部(3430o)を通じてフェイシア(3440)を変位させるように構成されている。
好ましくは、フェイシア(3440)に旋回可能に結合された並進ロッド(3440t)は、並進ロッド(3440t)の長手方向軸と同一直線上にある並進軸(3440at)を中心に回転するように構成されたフェイシア(3440)を含む。
好ましくは、フェイシア(3440)に旋回可能に結合された並進ロッド(3440t)は、並進ロッド(3440t)の長手方向軸に直交する旋回軸(3440ap)を中心に回転するように構成されたフェイシア(3440)を含む。
好ましくは、ハウジング(3430)の開口部(3430o)を通じてフェイシア(3440)を変位させるように構成された並進ロッド(3440t)は、並進ロッド(3440t)の長手方向軸と同一直線上の方向にフェイシア(3440)を変位させるように構成された並進ロッド(3440t)を含む。
好ましくは、並進ロッド(3440t)は、旋回点(3440p)においてフェイシア(3440)に旋回可能に結合される。
好ましくは、旋回点(3440p)は、旋回軸(3440ap)と並進軸(3440at)とが一致する場所に位置し、ここで、フェイシア(3440)は、旋回軸(3440ap)を中心に旋回し、並進軸(3440at)を中心に回転する。
一態様によれば、インターフェースのアクセス性を向上させるための方法は、ハウジングを提供することと、フェイシアを提供し、ハウジングの内部にハウジングの開口部に近接して配置することと、並進ロッドを提供し、フェイシアに旋回可能に結合することとを含み、並進ロッドは、ハウジングの開口部を通じてフェイシアを変位させるように構成されている。
好ましくは、並進ロッドをフェイシアに旋回可能に結合することは、フェイシアを、並進ロッドの長手方向軸と同一直線上にある並進軸を中心に回転するように構成することを含む。
好ましくは、並進ロッドをフェイシアに旋回可能に結合することは、フェイシアを、並進ロッドの長手方向軸に直交する旋回軸を中心に回転するように構成することを含む。
好ましくは、ハウジングの開口部を通じてフェイシアを変位するように並進ロッドを構成することは、並進ロッドの長手方向軸と同一直線上の方向にフェイシアを変位するように並進ロッドを構成することを含む。
好ましくは、並進ロッドをフェイシアに旋回可能に結合することは、旋回点において並進ロッドをフェイシアに旋回可能に結合することを含む。
好ましくは、旋回点は、旋回軸と並進軸とが一致する場所に位置し、ここで、フェイシアは旋回軸を中心に旋回し、並進軸を中心に回転する。
一態様によれば、インターフェースのアクセス性を向上させるための方法は、並進軸に沿ってハウジングの開口部を通じてフェイシアを変位することを含み、フェイシアは、並進軸を中心に回転すること、および旋回軸を中心に旋回することのうちの少なくとも一方を行うように構成されている。
好ましくは、本方法は、並進軸を中心にフェイシアを回転させること、および旋回軸を中心にフェイシアを旋回させることの少なくとも一方をさらに含む。
好ましくは、並進軸および旋回軸は旋回点において共局所的であり、フェイシアは旋回点を中心に回転および旋回するように構成される。
一態様によれば、インターフェースのアクセス性を向上させるための方法は、動作値を決定することと、決定された動作値および駆動電圧-実コントラスト関係に基づいてディスプレイに提供される駆動電圧を調整することとを含む。動作値は、駆動電圧を提供する計器電子機器の温度に対応する。
好ましくは、本方法は、決定された動作値および駆動電圧-実コントラスト関係に基づいてコントラスト値を決定することと、コントラスト値に基づいて駆動電圧を調整することとをさらに含む。
好ましくは、本方法は、決定されたコントラスト値に基づいてディスプレイ駆動回路にレジスタ値を設定することをさらに含む。
好ましくは、動作値は、ディスプレイに提供される駆動電圧である。
好ましくは、本方法は、駆動電圧とコントラスト値との間の関係からコントラスト値を決定することをさらに含む。
好ましくは、動作値は、駆動電圧をディスプレイに提供する計器電子機器の温度である。
好ましくは、本方法は、計器電子機器の温度とコントラスト値との間の関係に基づいてコントラスト値を決定することをさらに含む。
一実施形態によれば、インターフェースのアクセス性を向上させるための計器電子機器(4420)は、動作値を決定するように構成されたプロセッサ(4420p)と、ディスプレイ(4440)に駆動電圧を提供し、動作値および駆動電圧-実コントラスト関係に基づいて駆動電圧を調整するように構成されたディスプレイ駆動回路(4420d)とを備える。動作値は、駆動電圧を提供する計器電子機器の温度に対応する。
好ましくは、プロセッサ(4420p)は、決定された動作値および駆動電圧-実コントラスト関係に基づいてコントラスト値を決定し、コントラスト値に基づいて駆動電圧を調整するようにさらに構成される。
好ましくは、計器電子機器(4420)は、決定されたコントラスト値に基づいてディスプレイ駆動回路(4420d)内にレジスタ値を設定するようにさらに構成される。
好ましくは、動作値は、ディスプレイ(4440)に提供される駆動電圧である。
好ましくは、プロセッサ(4420p)は、駆動電圧とコントラスト値との間の関係からコントラスト値を決定するようにさらに構成される。
好ましくは、動作値は、駆動電圧をディスプレイ(4440)に提供する計器電子機器(4420)の温度である。
好ましくは、プロセッサ(4420p)は、計器電子機器(4420)の温度とコントラスト値との間の関係に基づいてコントラスト値を決定するようにさらに構成される。
同じ参照番号は、すべての図面上で同じ要素を表す。図面は必ずしも原寸に比例しないことを理解されたい。
図1は、アクセス性が向上したインターフェース2を有する振動式計器5を示す図である。 図2は、インターフェース2およびセンサアセンブリ10のためのハウジングが明確にするために示されていない、アクセス性が向上したインターフェース2を含む振動式計器5を示す図である。 図3は、計器電子機器20のブロック図表現を含む、振動式計器5のブロック図である。 図4は、アクセス性が向上したインターフェース402を含む振動式計器405のブロック図である。 図5は、アクセス性が向上したインターフェース502を含む振動式計器505のブロック図である。 図6は、アクセス性が向上したインターフェース602を含む振動式計器605の部分斜視図である。 図7は、アクセス性が向上したインターフェース602を含む振動式計器605の部分斜視図である。 図8は、アクセス性が向上したインターフェース802を示す図である。 図9は、アクセス性が向上したインターフェース802を示す図である。 図10は、アクセス性が向上したインターフェース1002を示す図である。 図11は、アクセス性が向上したインターフェース1002を示す図である。 図12は、アクセス性が向上したインターフェース1202を含む振動式計器1205を示す図である。 図13は、アクセス性が向上したインターフェース1202を含む振動式計器1205を示す図である。 図14は、アクセス性が向上したインターフェース1202を含む振動式計器1205を示す図である。 図15は、アクセス性が向上したインターフェース1202を含む振動式計器1205を示す図である。 図16は、センサアセンブリのコネクタ1250上への下側計器電子機器1224の設置を示す図である。 図17は、センサアセンブリのコネクタ1250上への下側計器電子機器1224の設置を示す図である。 図18は、センサアセンブリのコネクタ1250上への下側計器電子機器1224の設置を示す図である。 図19Aは、センサアセンブリのコネクタ1250上への下側計器電子機器1224の設置を示す図である。 図19Bは、センサアセンブリのコネクタ1250上への下側計器電子機器1224の設置を示す図である。 図20Aは、センサアセンブリのコネクタ1250上への下側計器電子機器1224の設置を示す図である。 図20Bは、センサアセンブリのコネクタ1250上への下側計器電子機器1224の設置を示す図である。 図21は、向上したアクセス性を有するインターフェースを組み立てる方法2100を示す図である。 図22は、アクセス性が向上したインターフェース2202を示す図である。 図23は、アクセス性が向上したインターフェース2202を示す図である。 図24は、アクセス性が向上したインターフェースを組み立てる方法2400を示す図である。 図25は、インターフェース2502のアクセス性を向上させるためのインターフェース2502を含む通信システム2500を示す図である。 図26は、アクセス性が向上したインターフェース2502のためのフェイシア2540の様々な図である。 図27は、アクセス性が向上したインターフェース2502のためのフェイシア2540の様々な図である。 図28は、アクセス性が向上したインターフェース2502のためのフェイシア2540の様々な図である。 図29は、アクセス性が向上したインターフェースを形成する方法2900を示す図である。 図30は、アクセス性を向上させるように構成されたディスプレイインターフェース3002を示す図である。 図31は、アクセス性を向上させるように構成されたブラインドインターフェース3102を示す図である。 図32は、ディスプレイ基板3240bと、ディスプレイ基板3240bを検出することによってインターフェース3202またはブラインドフェイシア3140を支持することによってインターフェースへのアクセス性を向上させるように構成された計器電子機器3220とを含むインターフェース3202の回路図である。 図33は、インターフェースのアクセス性を向上させる方法3300を示す図である。 図34は、アクセス性が向上したインターフェース3402を示す図である。 図35は、アクセス性が向上したインターフェース3402を示す図である。 図36は、アクセス性が向上したインターフェース3402を示す図である。 図37は、アクセス性が向上したインターフェース3402を示す図である。 図38は、アクセス性が向上したインターフェース3402を示す図である。 図39は、向上したアクセス性を有するインターフェースを形成する方法3900を示す図である。 図40は、インターフェースのアクセス性を向上させるための方法4000を示す図である。 図41は、ディスプレイの温度とコントラストとの間の関係を示すグラフ4100を示す図である。 図42は、ディスプレイの駆動電圧とコントラストとの間の関係を示すグラフ4200を示す図である。 図43は、ディスプレイの駆動電圧とコントラストとの間の関係を示すグラフ4300を示す図である。 図44は、インターフェースのアクセス性を向上させるための計器電子機器4420を示す図である。 図45は、インターフェースのアクセス性を向上させるための計器電子機器4420を示す図である。 図46は、インターフェースのアクセス性を向上させるための計器電子機器4420を示す図である。 図47は、インターフェースのアクセス性を向上させる方法4700を示す図である。
図1~図47および以下の説明は、当業者にアクセス性が向上したインターフェースの実施形態の最良の形態を作成および使用する方法を教示するための特定の例を示している。本発明の原理を教示するために、いくつかの従来の態様は簡略化または省略されている。当業者であれば、本明細書の範囲内に入るこれらの例からの変形形態を理解するであろう。当業者であれば、下記に説明する特徴を様々な方法で組み合わせてアクセス性が向上したインターフェースの使用の複数の変形形態を形成することができることを理解するであろう。その結果、下記に説明する実施形態は、下記に説明する具体例に限定されるものではなく、特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されるものである。
図1は、アクセス性が向上したインターフェース2を有する振動式計器5を示す。図1に示すように、振動式計器5は、フィードスルー15を介してインターフェース2に機械的かつ通信可能に結合されたセンサアセンブリ10を含む。センサアセンブリ10は、フランジ10a、10bでパイプラインに挿入されて、材料を受け入れて測定し、パイプラインに戻すことができる。インターフェース2は、向上したアクセス性を有する。
例えば、インターフェース2は、センサアセンブリ10に対して回転することができ、インターフェース2のディスプレイをより見やすくすることができる。インターフェース2はまた、例えば、インターフェース2から分離されることなくディスプレイを取り外して旋回させることを可能にすることによって、より容易にサービスされるように構成されてもよい。アクセス性の向上はまた、インターフェース2の動作方法の向上も含む。例えば、インターフェース2内のディスプレイのコントラストは、異なる環境条件で見えるように自動的に調整されてもよい。ディスプレイはまた、インターフェース2内の計器電子機器によって自動的に検出されてもよく、それによって構成が単純化される。これらおよび他の態様は、以下でより詳細に説明される。
図2は、インターフェース2およびセンサアセンブリ10のためのハウジングが明確にするために示されていない、アクセス性が向上したインターフェース2を含む振動式計器5を示す。図1に示すように、振動式計器5は、センサアセンブリ10および計器電子機器20を備え、計器電子機器20は、図1に示す回転可能インターフェース2内に配置される。センサアセンブリ10は、プロセス材料の質量流量および密度に応答する。計器電子機器20は、ポート26を介して密度、質量流量、および温度情報、ならびに他の情報を提供するために、リード線100を介してセンサアセンブリ10に接続される。
センサアセンブリ10は、一対のマニホールド150および150’と、フランジネック110および110’を有するフランジ103および103’と、一対の平行導管130および130’と、ドライバ180と、抵抗性温度検出器(RTD)190と、一対のピックオフセンサ170lおよび170rとを含む。導管130および130’は、2つの基本的に直線状の入口脚部131および131’と、導管取り付けブロック120および120’において互いに向かって収束する出口脚部134および134’とを有する。導管130および130’は、その長さに沿って2つの対称位置で曲がり、それらの長さ全体にわたって本質的に平行である。ブレースバー140および140’が、各導管130、130’がそれらを中心として振動する軸WおよびW’を規定するように機能する。導管130および130’の脚部131、131’および134、134’は、導管取り付けブロック120および120’に固定して取り付けられ、これらのブロックは、マニホールド150および150’に固定して取り付けられる。これは、センサアセンブリ10を通る連続的な閉鎖材料経路を提供する。
孔102および102’を有するフランジ103および103’が、入口端部104および出口端部104’を介して、測定されているプロセス材料を搬送するプロセスライン(図示せず)に接続されると、材料はフランジ103内のオリフィス101を通じて計器の入口端部104に入り、マニホールド150を通じて表面121を有する導管取り付けブロック120に導かれる。マニホールド150内で、材料は分割され、導管130、130’を通じて送られる。導管130、130’を出ると、プロセス材料は表面121’を有するブロック120’およびマニホールド150’内で単一の流れに再結合され、その後、孔102’を有するフランジ103’によってプロセスライン(図示せず)に接続されている出口端部104’に送られる。
導管130、130’は、それぞれ曲げ軸W-WおよびW’-W’を中心とした実質的に同じ質量分布、慣性モーメントおよびヤング率を有するように選択され、導管取り付けブロック120、120’に適切に取り付けられる。これらの曲げ軸は、ブレースバー140、140’を通過する。導管のヤング率が温度によって変化し、この変化が流量および密度の計算に影響を及ぼす限り、RTD190は導管130’に取り付けられて、導管130’の温度を連続的に測定する。導管130’の温度、したがって通過する所与の電流に対してRTD190に見られる電圧は、導管130’を通過する材料の温度によって決まる。RTD190に見られる温度依存電圧は、計器電子機器20によって、導管温度の任意の変化に起因する導管130、130’の弾性率の変化を補償するために周知の方法において使用される。RTD190は、RTD信号195を搬送するリード線によって計器電子機器20に接続されている。
導管130、130’の両方は、それぞれの曲げ軸WおよびW’を中心として反対方向に、かつ流量計の第1の位相外曲げモードと呼ばれるモードにおいてドライバ180によって駆動される。このドライバ180は、導管130’に取り付けられた磁石、ならびに、導管130に取り付けられており、両導管130、130’を振動させるために交流電流が流れる対向するコイルのような多くの周知の構成のいずれか1つを含むことができる。適切な駆動信号185が、計器電子機器20によってリード線を介してドライバ180に印加される。
計器電子機器20は、リード線上のRTD信号195、ならびに、それぞれ左センサ信号165lおよび右センサ信号165rを搬送するリード線100上に見られるセンサ信号165を受信する。計器電子機器20は、ドライバ180へのリード線に見られる駆動信号185を生成し、導管130、130’を振動させる。計器電子機器20は、左右のセンサ信号165l、165rおよびRTD信号195を処理して、センサアセンブリ10を通過する材料の質量流量および密度を計算する。この情報は、他の情報とともに、信号として経路26を介して計器電子機器20によって印加される。振動式計器5および計器電子機器20のより詳細な論述を以下に続ける。
図3は、計器電子機器20のブロック図表現を含む、振動式計器5のブロック図を示す。図2に示すように、計器電子機器20は、センサアセンブリ10に通信可能に結合されている。図2を参照して前述したように、センサアセンブリ10は、左右のピックオフセンサ170l、170r、ドライバ180、およびRTD190を含み、これらは通信チャネル112を通じてリード線100のセットを介して計器電子機器20に通信可能に結合される。
計器電子機器20は、リード線100を介して駆動信号185を提供する。より具体的には、計器電子機器20は、センサアセンブリ10内のドライバ180に駆動信号185を提供する。加えて、左センサ信号165lおよび右センサ信号165rを含むセンサ信号165は、センサアセンブリ10によって提供される。より具体的には、図示の実施形態では、センサ信号165は、センサアセンブリ10内の左右のピックオフセンサ170l、170rによって提供される。理解され得るように、センサ信号165は、通信チャネル112を通じて計器電子機器20にそれぞれ提供される。
計器電子機器20は、1つまたは複数の信号プロセッサ220および1つまたは複数のメモリ230に通信可能に結合されたプロセッサ210を含む。プロセッサ210はまた、ユーザインターフェース30に通信可能に結合される。プロセッサ210は、ポート26にわたって通信ポートを介してホストと通信可能に結合され、電力ポート250を介して電力を受け取る。プロセッサ210はマイクロプロセッサであってもよいが、任意の適切なプロセッサが利用されてもよい。例えば、プロセッサ210は、マルチコアプロセッサ、シリアル通信ポート、周辺インターフェース(例えば、シリアル周辺インターフェース)、オンチップメモリ、I/Oポートなどのような、サブプロセッサから構成されてもよい。これらのおよび他の実施形態では、プロセッサ210は、デジタル化信号などの受信および処理された信号に対する演算を実施するように構成される。
プロセッサ210は、1つまたは複数の信号プロセッサ220からデジタル化センサ信号を受信することができる。プロセッサ210はまた、例えばポートを介して、粘度計、比重計などのようなトランスデューサから信号を受信することもできる。すなわち、トランスデューサは、ポート26を介してプロセッサ210に通信可能に結合することができる。トランスデューサは、センサアセンブリ10に流体結合されてもよい。1つまたは複数のトランスデューサは、センサアセンブリ10の上流および/または下流にあってもよい。したがって、プロセッサ210は、デジタル化センサ信号および/またはトランスデューサによって提供される信号を使用して、質量流量、密度、粘度などの流体特性を決定するように構成することができる。
プロセッサ210はまた、時間遅延、センサアセンブリ10内の流体の特性などのような情報を提供するように構成されている。プロセッサ210は、ポート26を通じてホストに情報を提供することができる。プロセッサ210はまた、1つまたは複数のメモリ230と通信して、情報を受信し、および/または、1つまたは複数のメモリ230内に格納するように構成されてもよい。例えば、プロセッサ210は、1つまたは複数のメモリ230から較正係数および/またはセンサアセンブリゼロ(例えば、流れがないときの時間差)を受信することができる。較正係数および/またはセンサアセンブリゼロの各々は、振動式計器5および/またはセンサアセンブリ10にそれぞれ関連付けることができる。プロセッサ210は、較正係数を使用して、1つまたは複数の信号プロセッサ220から受信したデジタル化センサ信号を処理することができる。
1つまたは複数の信号プロセッサ220は、エンコーダ/デコーダ(CODEC)222およびアナログ-デジタルコンバータ(ADC)226から構成されるものとして示されている。1つまたは複数の信号プロセッサ220は、アナログ信号を調整し、調整されたアナログ信号をデジタル化し、および/またはデジタル化信号を提供することができる。CODEC222は、左右のピックオフセンサ170l、170rからセンサ信号165を受信するように構成されている。CODEC222はまた、駆動信号185をドライバ180に提供するように構成される。代替的な実施形態では、より多くのまたはより少ない信号プロセッサが利用されてもよい。
図示のように、センサ信号165は、信号調整器240を介してCODEC222に提供される。駆動信号185は、信号調整器240を介してドライバ180に提供される。信号調整器240は単一のブロックとして示されているが、信号調整器240は、2つ以上のオペアンプ、ローパスフィルタなどのフィルタ、電圧-電流増幅器などのような、信号調整構成要素から構成されてもよい。例えば、センサ信号165は第1の増幅器によって増幅されてもよく、駆動信号185は電圧-電流増幅器によって増幅されてもよい。増幅は、センサ信号165の大きさがCODEC222のフルスケール範囲に近いことを保証することができる。
図示の実施形態では、1つまたは複数のメモリ230は、読み出し専用メモリ(ROM)232、ランダムアクセスメモリ(RAM)234、および強誘電体ランダムアクセスメモリ(FRAM(登録商標))236から構成される。しかし、代替の実施形態では、1つまたは複数のメモリ230は、より多くのまたはより少ないメモリから構成されてもよい。付加的または代替的に、1つまたは複数のメモリ230は、異なるタイプのメモリ(例えば、揮発性、不揮発性など)から構成されてもよい。例えば、FRAM236の代わりに、例えば、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)などのような異なる種類の不揮発性メモリが利用されてもよい。1つまたは複数のメモリ230は、駆動信号またはセンサ信号、質量流量または密度測定値などのようなプロセスデータを記憶するように構成された記憶装置であってもよい。
質量流量測定値
Figure 2024505407000002
は、以下の式に従って生成することができる。
Figure 2024505407000003
Δt項は、時間遅延が振動式計器5を通る質量流量に関係するコリオリ効果によるものである場合などに、ピックオフセンサ信号間に存在する時間遅延を含む、操作により導出される(すなわち、測定される)時間遅延値を含む。測定されたΔt項は、最終的に、振動式計器5を通じて流れるときの流動材料の質量流量を決定する。Δt0項は、ゼロ流量較正定数における時間遅延を含む。Δt0項は、典型的には、工場において決定され、振動式計器5にプログラムされる。流動条件が変化している場合であっても、ゼロ流量Δt0項における時間遅延は変化し得ない。流量計を流れる流動材料の質量流量は、測定された時間遅延に流量較正係数FCFを乗算することによって決定される。流量較正係数FCFは、流量計の物理剛性に比例する。
密度に関して、各導管130、130’が振動する共振周波数は、導管130、130’のバネ定数の平方根を、材料を有する導管130、130’の総質量で除算した関数であり得る。材料を有する導管130、130’の総質量は、導管130、130’の質量+導管130、130’内の材料の質量であってもよい。導管130、130’内の材料の質量は、材料の密度に正比例する。したがって、この材料の密度は、材料を含む導管130、130’が振動する周期の2乗に、導管130、130’のばね定数を乗算した値に比例し得る。したがって、導管130、130’が振動する周期を決定し、その結果を適切にスケーリングすることによって、導管130、130’に含まれる材料の密度の正確な測度を得ることができる。計器電子機器20は、センサ信号165および/または駆動信号185を使用して周期または共振周波数を決定することができる。
上述したように、計器電子機器20は、アクセス性が向上したインターフェース2内にあってもよい。また、上述したように、インターフェース2のアクセス性は、組み立てを単純化するために、および/またはインターフェースがセンサアセンブリに対して回転することを可能にするために、計器電子機器がフィードスルーのコネクタに固定されることから始めて、以下で説明する様々な方法で向上させることができる。
[コネクタに取り付けられた計器電子機器]
計器電子機器は、ケーブルを使用してハウジング内へと延伸するコネクタに接続されてもよい。しかしながら、ケーブルを使用することは、関連する問題を有する可能性がある。例えば、ケーブルは、ハウジングと計器電子機器との間に、ケーブルにアクセスするのに十分な空間を許容するのに十分な長さでなければならない。すなわち、コネクタ上にケーブルを設置するユーザは、ケーブルにアクセスできなければならない。ケーブルは、電磁両立性の問題を引き起こす可能性がある。例えば、ケーブルは、電磁ノイズが、例えば、計器電子機器またはハウジングの外側の電子機器内のいくつかの電子構成要素と干渉するのを防止するために、コネクタおよびハウジングのグランドまたは外部ボディへの十分な接地を有していない場合がある。
図4および図5は、アクセス性が向上したインターフェース402、502を含む振動式計器405、505のブロック図を示す。ブロック図は、上述の振動式計器5を表すことができるが、ブロック図は、任意の適切な振動式計器を表すことができる。図4および図5に示すように、インターフェース402、502は、フィードスルー415、515を介して振動式計器410、510に機械的および/または通信可能に結合される。計器電子機器420、520は、ハウジング430、530内に配置され、ハウジング430、530内へと延伸するコネクタ450、550に固定される。計器電子機器420、520は、上側計器電子機器422、522および下側計器電子機器424、524から構成される。下側計器電子機器424、524は、コネクタ450、550に固定される。
図4に示すように、上側計器電子機器422はハウジング430に固定されておらず、下側および上側計器電子機器422、424が互いに固定されている。加えて、ハウジング430は、コネクタ450に堅固に結合される。図4に示すインターフェース402の例示的な実施形態を、図6および図7を参照して説明する。
図5に示すように、上側および下側計器電子機器522、524は、互いに固定されておらず、ケーブル527を介して互いに通信可能に結合されている。図5にも示されている上側計器電子機器522は、ハウジング530に固定されている。ハウジング530内へと延伸する図5に示すコネクタ550は、コネクタフランジ557を含む。コネクタフランジ557は、ハウジングフランジ537に当接するものとして示されている。コネクタフランジ557およびハウジングフランジ537は、コネクタ550の長手方向長さに対して軸方向にともに圧縮される。コネクタフランジ557およびハウジングフランジ537は、カプラ516によってともに押圧される。より具体的には、カプラ516は、ハウジングフランジ537およびコネクタフランジ557をともに押圧するように、コネクタフランジ557およびハウジングフランジ537の周りにクランプする。カプラ516はまた、ハウジングフランジ537およびコネクタフランジ557の横方向変位および/または曲げ変位を防止することができる。インターフェース502の例示的な実施形態は、図4に示すインターフェース402と同様の実施形態を以下で説明した後に、図12~図20を参照して説明される。
[回転不能なハウジング]
図6および図7は、アクセス性が向上したインターフェース602を含む振動式計器605の部分斜視図を示す。図6および図7に示すように、インターフェース602は、フィードスルー615を介してセンサアセンブリ(明確にするために図示せず)に機械的および/または通信可能に結合される。フィードスルー615は、インターフェース602のハウジング630内へと延伸するコネクタ650を含む。図7では、計器電子機器620がコネクタ650にどのように固定され得るかを示すために、ハウジング630は示されていない。インターフェース602およびフィードスルー615は、計器電子機器620をハウジング630に必ずしも固定することなく、計器電子機器620がコネクタ650に固定されるという点で、図4のインターフェース402およびフィードスルー415とそれぞれ同様であってもよい。
図6に示すように、ハウジング630は、計器電子機器620を収容する壁632を含む。ハウジング630は、カプラ616によってコネクタ650に結合されている。カプラ616は、ねじを有するクランプとして示されているが、任意の適切なカプラが利用されてもよい。カプラ616は、ハウジング630をコネクタ650に対して保持するために、ハウジング630のハウジングフランジ(図示せず)およびコネクタ650のコネクタフランジ657(図7に示す)を取り囲み、包含し、係合またはインターフェースすることができる。したがって、カプラ616は、ハウジング630をコネクタ650に堅固に固定することができる。
図7を参照すると、計器電子機器620は、収容ディスク617を使用してコネクタ650に固定される。計器電子機器620は、計器電子機器620を通じて収容ディスク617のねじ式保持具617h内へと延伸する2つのボルト624bによって収容ディスク617に結合される。ボルト624bは、計器電子機器620を収容ディスク617に堅固に固定することができる。収容ディスク617は、計器電子機器620およびコネクタ650を取り囲み、包含し、結合する。図7に示す例では、収容ディスク617は、コネクタ650と係合するクランプであるが、任意の適切な収容ディスクが利用されてもよい。収容ディスク617は、コネクタ650に不動にクランプし、それによって計器電子機器620をコネクタ650に保持または堅固に固定するように構成することができる。
特に、収容ディスク617は、コネクタ650の保持リング618と係合してもよい。図7に示すように、収容ディスク617は、収容ディスク617へと半径方向内向きまたは内部に延伸するローブ617lを含むが、任意の適切な係合機構が利用されてもよい。収容ディスク617は、コネクタ650を中心に回転可能に配置されている。収容ディスク617の一部は、保持リング618とハウジング630の壁632との間に配置される。保持リング618は、コネクタ650の周りに周方向に延伸する溝618gを含むが、任意の適切な保持機構が利用されてもよい。ローブ617lは、溝618g内へと延伸し、溝と接合する。計器電子機器620をコネクタ650に固定することによって、ハウジング630の内部部分は、例えば、インターフェース602にサービスするユーザおよび/またはデバイスにとってよりアクセスしやすくなり得る。
より具体的には、計器電子機器がインターフェースのハウジング内へと延伸するコネクタに固定されるように構成されていない場合、計器電子機器をコネクタに通信可能に結合するためにケーブルが必要とされ得る。計器電子機器がハウジング内に配置されているため、計器電子機器をコネクタに結合するケーブルは、計器電子機器が少なくとも部分的にハウジングの外側にある間にケーブルをコネクタに接続するのに十分な長さを有する必要がある。すなわち、計器電子機器とハウジングの内部部分との間の空間は、手またはデバイスが計器電子機器に到達し、ケーブルを計器電子機器に接続することを可能にするのに十分でなければならない。
図6および図7に示され、上述されたように、計器電子機器620は、計器電子機器620を収容ディスク617に固定する2つのボルト624bを使用することによってコネクタ650に固定される。収容ディスク617は、コネクタ650におよび/またはその周りにクランプされてもよい。収容ディスク617は、コネクタ650の周りでハウジング630の内部に配置されている。収容ディスク617はまた、計器電子機器620をハウジング630内へと延伸するコネクタ650に固定するために、コネクタ650のコネクタフランジ637の周りに配置されてもよい。ハウジング630はまた、カプラ616を使用することによってコネクタ650に固定されてもよい。上述したように、カプラ616は、図8~図11を参照して下記に説明する例などの任意の適切なカプラであってもよい。
[代替的なカプラ]
図8および図9は、アクセス性が向上したインターフェース802を示す。図8および図9に示すように、インターフェース802は、フィードスルー815を介してセンサアセンブリ(明確にするために図示せず)に機械的および/または通信可能に結合される。インターフェース802は、カプラ816を使用することによってセンサアセンブリに機械的に結合される。図8に示すように、カプラ816は、インターフェース802のハウジング830内へと延伸するコネクタ850の周りにクランプされる。カプラ816はまた、ハウジング830の一部分の周りにクランプされる。図8に示すように、ハウジングおよびコネクタ850のクランプされた部分の詳細は示されていない。図9に示すように、コネクタ850およびハウジング830からカプラ816が取り外される。
ハウジング830内へと延伸する図9に示すコネクタ850は、コネクタフランジ857を含む。コネクタフランジ857は、ハウジングフランジ837に当接するものとして示されている。コネクタフランジ857およびハウジングフランジ837は、コネクタ850の長手方向長さに対して軸方向にともに圧縮される。コネクタフランジ857およびハウジングフランジ837は、カプラ816によってともに押圧される。より具体的には、カプラ816は、コネクタフランジ857およびハウジングフランジ837をともに押圧するように、コネクタフランジ857およびハウジングフランジ837の周りにクランプする。カプラ816はまた、ハウジングフランジ837およびコネクタフランジ857の横方向変位および曲げ変位を防止することができる。
図10および図11は、アクセス性が向上したインターフェース1002を示す。図10および図11に示すように、インターフェース1002は、フィードスルー1015を介してセンサアセンブリ(明確にするために図示せず)に機械的および/または通信可能に結合される。フィードスルー1015は、コネクタ1050上に配置されたねじ式カプラ1016を含む。ねじ式カプラ1016は、コネクタ1050の周りを回転するように構成されてもよい。ねじ式カプラ1016は、インターフェース1002のハウジング1030のねじ部1037に螺合するように構成されたねじ部(図示せず)を有する。
コネクタ1050は、ねじ式カプラ1016がねじ部1037と接触するまでコネクタ1050を挿入することによって、ハウジング1030に機械的に結合されてもよい。コネクタ1050は、例えば、ハウジング1030をフィードスルー1015上へと下降させることによって挿入することができる。コネクタ1050は、ねじ式カプラ1016がハウジング1030と噛み合うまで回転する間、静止したままであってもよい。コネクタ1050は、トルクまたは曲げモーメントがコネクタ1050を変位させないように静止して保持されてもよい。
[回転可能なハウジング]
図12~図15は、アクセス性が向上したインターフェース1202を含む振動式計器1205を示す。図12および図13は、インターフェース1202を含む振動式計器1205の斜視図である。センサアセンブリ(明確にするために図示せず)をインターフェース1202に通信可能に結合する接続箱1203が示されている。図13は、インターフェース1202内にある計器電子機器1220を示す。図14は、計器電子機器1220の分解斜視図であり、図15は、インターフェース1202の断面図である。図14に示すように、計器電子機器1220は、上側計器電子機器1222および下側計器電子機器1224を含む。上側計器電子機器1222は、介在ケーブル1223を介して下側計器電子機器1224と通信可能に結合される。介在ケーブル1223は、電磁両立性の問題を引き起こさない調整済み信号を搬送することができる。下記に説明するように、介在ケーブル1223は、上側計器電子機器1222が下側計器電子機器1224に対して回転することを可能にする。
図15を参照すると、下側計器電子機器1224は、下側計器電子機器コネクタ1224cを介してフィードスルー1215のコネクタ1250に機械的に結合される。より具体的には、下側計器電子機器1224は、シェル1220sに固定された電子機器基板1220bから構成され、シェル1220sはコネクタ1250に固定されている。シェル1220s、コネクタ1250、および/または電子機器基板1220bの接地面は、電磁ノイズが上側計器電子機器1222内の電子機器などのシェル1220sの外部の電子機器と干渉するのを防止するための接地経路を形成することができる。図示のように、下側計器電子機器コネクタ1224cは、フィードスルー1215のコネクタ1250内に配置される。コネクタOリング1250cが、下側計器電子機器コネクタ1224cの間に配置される。理解され得るように、下側計器電子機器1224は、ハウジング1230に固定されていないか、または直接結合されていない。
カプラ1216は、ハウジングフランジ1237およびコネクタフランジ1257の周りに配置され、それらに対して圧縮される。ハウジングフランジ1237およびコネクタフランジ1257上の傾斜により、カプラ1216は、ハウジングフランジ1237およびコネクタフランジ1257をともに圧縮することができ、それにより、ハウジング1230およびコネクタ1250の相対回転および他の動きを固定および防止する。カプラ1216が緩められると、ハウジング1230はコネクタ1250に対して回転することができる。したがって、ハウジング1230は、カプラ1216を緩めてハウジング1230にトルクを加えることによって、コネクタ1250、したがってセンサアセンブリまたは接続箱に対して回転させることができる。下側計器電子機器1224がコネクタ1250に機械的に結合または固定され得る方法が、以下でより詳細に説明される。
図16~図20Bは、センサアセンブリのコネクタ1250上への下側計器電子機器1224の設置を示す。図12および図13の上側計器電子機器1222および接続箱1203は、明確にするために示されていない。図16、図17、および図19に示すように、ハウジング1230は、収容ディスク1217を含む。収容ディスク1217は、保持リング1218とハウジング1230の壁1232との間でコネクタ1250の周りに回転可能に配置される。収容ディスク1217は、下側計器電子機器1224のボルト1224bおよびポスト1224pをそれぞれ受けて嵌合するように構成されたねじ穴1217hおよび溝1217gを含む。図16に示すように、収容ディスク1217はまた、収容ディスク1217へと半径方向内向きまたは内部に延伸するローブ1217lを含む。ローブ1217lは、溝1217gに近接している。コネクタ1250の一部である保持リング1218は、収容ディスク1217のローブ1217lと接合するように構成されたリップ1218bを含む。下側計器電子機器1224をコネクタ1250上へと設置する例示的なプロセスを以下に説明する。
図16と図17とを比較すると分かるように、収容ディスク1217は90度回転される。図16に示すように、リップ1218bの間には、溝1217gおよびローブ1217lが配置されている。すなわち、溝1217g同士を結んだ線とリップ1218bの中心同士を結んだ線とは直交する。図17に示すように、溝1217gは、リップ1218bに近接して配置されている。すなわち、溝1217g同士を結んだ線とリップ1218bの中心同士を結んだ線とは同一直線上にあるかまたは平行である。この回転は、下側計器電子機器1224が収容ディスク1217に取り付けられる前に実施される。
収容ディスク1217が図17に示す位置まで回転された後、下側計器電子機器1224が収容ディスク1217に取り付けられる。より詳細には、図18および図19を参照すると、下側計器電子機器1224のポスト1224pは、収容ディスク1217の溝1217gと位置整合される。すなわち、下側計器電子機器1224は、図18に示す位置から反転され、ポスト1224pが溝1217gと位置整合されるハウジング1230内に落ちる。溝1217gとポスト1224pとは互いに嵌合する。同様に、下側計器電子機器1224のボルト1224bは、収容ディスク1217のねじ穴1217hと位置整合され、嵌合する。
ここで図19A、図19B、図20Aおよび図20Bを参照すると、収容ディスク1217およびコネクタ1250に結合する下側計器電子機器1224の詳細が示されている。特に、収容ディスク1217およびコネクタ1250の詳細は、それぞれ図19Aおよび図19Bに示されており、図20Aは、下側計器電子機器1224が収容ディスク1217にどのように結合されるかを示している。図20Aにおいて、下側計器電子機器1224は、収容ディスク1217から分解されて離れている。特に、ボルト1224bは、収容ディスク1217のねじ穴1217hから分解されたものとして示されている。図20Bは、下側計器電子機器1224がコネクタ1250に堅固に固定されたことを受けての、収容ディスク1217のねじ穴1217hと保持リング1218のリップ1218bとの相対位置を示す。
図18および図19を参照して上述したように、ボルト1224bがねじ穴1217hに嵌合されると、ねじ穴1217hはリップ1218bに近接する。ボルト1224bが図20Aに示す分解位置からねじ穴1217hに嵌合された後、ボルトは、下側計器電子機器1224をコネクタ1250に対して保持するように、収容ディスク1217のローブ1217lをリップ1218bに噛み合わせるように締め付けられる。これにより、下側計器電子機器1224がコネクタ1250に固定される。ボルト1224b、収容ディスク1217、およびコネクタ1250は、電磁ノイズを低減するための上述した接地経路の一部である。
図21は、向上したアクセス性を有するインターフェースを組み立てる方法2100を示す。図21に示すように、方法2100は、ステップ2110においてハウジングを提供することを含む。ハウジングは、例えば上述のハウジング630、1230などの任意の適切なハウジングであってもよい。ステップ2120において、方法2100は、計器電子機器を提供し、ハウジング内に配置する。計器電子機器は、上述の計器電子機器620、1220であってもよいが、任意の適切な計器電子機器が利用されてもよい。方法2100は、ステップ2130において、コネクタを提供し、ハウジング内へと延伸する。コネクタは、例えば、延伸されたコネクタを含むセンサアセンブリを組み立て、ハウジングをセンサアセンブリ上へと下降させることによって、ハウジング内に延伸されてもよいが、任意の適切な方法が利用されてもよい。ステップ2140において、方法2100は、計器電子機器を、ハウジング内へと延伸するコネクタに固定する。ステップ2110~2140は、任意の適切な順序で実施されてもよい。例えば、コネクタは、計器電子機器がハウジング内に配置される前にハウジング内へと延伸されてもよい。計器電子機器は、例えば、ねじ、ボルト、回転カムまたはリップ、クランプ、保持リング、スナップリング、コッタピンなどの任意の適切な手段を使用することによってコネクタに固定されてもよい。計器電子機器は、堅固に固定される、回転可能に固定される、旋回可能に固定されるなどされてもよい。
方法2100は、ハウジング内へと延伸するコネクタにハウジングを回転可能に結合することなどの追加のステップを含むことができる。例えば、上記の図15を参照すると、ハウジング1230は、ハウジング1230内へと延伸するコネクタ1250に対して回転することができる。カプラ1216は、ハウジング1230のハウジングフランジ1237およびコネクタ1250のコネクタフランジ1257に締め付けられ、それによってハウジング1230が回転するのを防止することができる。
ステップ2120において、計器電子機器を提供することは、上側計器電子機器および下側計器電子機器を提供することを含むことができる。上側計器電子機器および下側計器電子機器は、それぞれ上述した上側計器電子機器1222および下側計器電子機器1224であってもよいが、任意の適切な上側および下側計器電子機器が利用されてもよい。上側計器電子機器および下側計器電子機器は、互いに固定されていてもよく、または、固定されていなくてもよい。例えば、上側計器電子機器および下側計器電子機器は、下記に説明する障壁板を使用して互いに固定されてもよい。上側計器電子機器および下側計器電子機器は、例えば、スタンドオフと組み合わされたポッティング材料を使用することによって互いに固定されてもよいが、任意の適切な手段が利用されてもよい。付加的または代替的に、上側計器電子機器および下側計器電子機器は、それらの相対運動が制限されるという意味で互いに機械的に結合されなくてもよい。例えば、上側計器電子機器および下側計器電子機器は、例えば通信ケーブルなどのケーブルを使用して互いに通信可能に結合されてもよい。したがって、計器電子機器を提供するステップは、ハウジング内へと延伸するコネクタに固定するように構成された下側計器電子機器を提供するステップと、ハウジングに固定するように構成され、下側計器電子機器に通信可能に結合するように構成された上側計器電子機器を提供するステップとを含んでもよい。計器電子機器を提供することはまた、計器電子機器からの電磁ノイズの伝播を防止する、上述の下側計器電子機器1224などの遮蔽計器電子機器を提供することを含むことができる。
上述したように、ステップ2130において、コネクタを提供し、例えば、センサアセンブリ、接続箱、またはコネクタがそこから延伸する他のデバイス上へとハウジングを下降させることによって、ハウジング内に延伸させることができる。しかしながら、代替的な手段が利用されてもよい。例えば、ハウジングは、センサアセンブリ、接続箱、または他のデバイスに結合されてもよく、コネクタは、その後、ハウジングを通じてセンサアセンブリ、接続箱、または他のデバイスに結合されてもよい。付加的または代替的に、コネクタは、センサアセンブリ、接続箱、または他のデバイスを通じてハウジング内へと延伸されてもよい。例えば、センサアセンブリは、ハウジングに固定された上側部分を有することができ、センサアセンブリは、上側部分を介してハウジング内へと延伸される。その後、センサアセンブリの下側部分をセンサアセンブリの上側部分に固定することができる。
ハウジング内へと延伸するコネクタは、センサアセンブリ、接続箱などから延伸するフィードスルーの一部であってもよい。すなわち、コネクタは、センサアセンブリ、接続箱などとハウジングとの間のより複雑なアセンブリの一部であってもよい。例えば、ハウジング内へと延伸するフィードスルーは、図15を参照して上述したフィードスルー1215であってもよい。したがって、フィードスルーは、ハウジングがセンサアセンブリ、接続箱などに対して回転することを可能にする部分から構成されてもよい。
ステップ2140を参照して上述したように、計器電子機器は、例えば、ねじ、ボルト、回転カムまたはリップ、クランプ、保持リング、スナップリング、コッタピンなどの任意の適切な手段を使用することによってコネクタに固定されてもよい。計器電子機器は、堅固に固定される、回転可能に固定される、旋回可能に固定されるなどされてもよい。例えば、コネクタは、図8、図10、および図15を参照して上述したコネクタ850、1050、1250と同様であってもよい。
したがって、コネクタを提供することは、収容ディスクを提供し、コネクタの周りに回転可能に配置することを含むことができる。収容ディスクの少なくとも一部分は、コネクタの保持リングとハウジングの壁との間に配置されてもよい。付加的または代替的に、計器電子機器を提供することは、ポストを提供することをさらに含むことができ、収容ディスクを提供することは、収容ディスク内に溝およびねじ穴を提供することを含む。ステップ2140は、ボルトを提供することをさらに含むことができる。ポストは、溝と嵌合するように構成されてもよく、ボルトは、収容ディスクのねじ穴と嵌合するように構成されてもよい。収容ディスク上のローブは、ハウジング内へと延伸するコネクタに対して計器電子機器を保持するために、保持リングの溝および/またはリップと接合することができる。
計器電子機器420、520、620、1220およびフィードスルー415、515、615、1215は、インターフェース402、502、602、1202に向上したアクセス性を提供する。計器電子機器420、520、620、1220は、必ずしもハウジング430、530、630、1230に接続される必要はなく、フィードスルー415、515、615、1215に直接接続されてもよい。計器電子機器520、1220がハウジング530、1230に接続されていない場合、ハウジング530、1230は、センサアセンブリ、接続箱などに対して回転することを可能にされ得、それによってインターフェース402、502、602、1202へのより容易なアクセスが可能になる。加えて、計器電子機器420、520、620、1220をフィードスルー415、515、615、1215に接続することにより、電磁ノイズの伝播を防止する接地されたエンクロージャを形成することができる。計器電子機器420、620をハウジング430、630に接続することができる場合、計器電子機器420、620がフィードスルー415、615に向けて接続されることによって、インターフェース402、602のより容易な組み立てを可能にすることができる。例えば、計器電子機器420、620とフィードスルー415、615との間のケーブルは使用されなくてもよい。
[水障壁を有する取り外し可能な計器電子機器]
インターフェースは、計器電子機器のための単一または二重区画ハウジングを有することができる。単一区画ハウジングにおいて、計器電子機器、端子、および配線は、同じ区画の内側に位置する。従来、これは、ハウジング内に水が侵入した場合に計器電子機器への損傷を防止するために、計器電子機器全体をポッティングコンパウンド内に収容することによって、計器電子機器を水から保護することを必要とする。水から電子機器を保護するための電子機器のこのポッティングは、ポッティング材料、電子機器シェル、ならびにポッティング材料の充填および硬化に必要な追加の製造ステップに起因して、インターフェースに相当のコストを追加する可能性がある。
計器電子機器に対する水の危険性を軽減する単一区画ハウジングに対する代替案は、二重区画ハウジングを利用することである。二重区画ハウジングでは、端子および配線は1つの区画の内側に配置され、一方、計器電子機器および回路は、ポッティングされたハウジング壁または隔壁によってシールされた別個の区画内にある。このタイプの設計は、計器電子機器を端末区画内の水の浸入からシールされることを可能にする。しかしながら、二重区画ハウジングは、従来、単一区画ハウジングよりも重く、製造コストが高い。計器電子機器はまた、ポッティングされたハウジング壁のためにアクセスできない。
図22および図23は、アクセス性が向上したインターフェース2202を示す。図22および図23に示すように、インターフェース2202は、障壁板2223とハウジング2230との間に配置されたガスケット2230oを有する計器電子機器2220を含む。より具体的には、ガスケット2230oは、障壁板2223とハウジング2230のボス2230sとの間に配置される。図22および図23に示すように、ガスケット2230oはOリングであるが、任意の適切なガスケットが利用されてもよい。障壁板2223は、上側計器電子機器2222と下側計器電子機器2224との間に配置され、それらに結合される。上側計器電子機器2222は、ハウジング2230の上側計器電子機器部分2230u内に配置され、下側計器電子機器2224は、ハウジング2230の下側計器電子機器部分2230l内に配置される。障壁板2223は、複数の締結具2230bを使用してハウジング2230に固定される。図示のように、複数の締結具2230bはねじであるが、任意の適切な締結具が利用されてもよい。
ハウジング2230は、アルミニウム、ステンレス鋼、ポリマーなどのような任意の適切な材料を含んでもよい。ハウジング2230は、鋳造、鍛造、フライス加工などの構造のような単一の一体形成構造から構成されてもよい。ハウジング2230は、計器電子機器2220をハウジング2230に挿入およびハウジングから取り外すことができる開口部を有する。
障壁板2223は、水が流れることができるビアまたは孔を含まないようにすることができる。これは、ブラインドビアおよび埋め込みビアを使用し、障壁板2223を越える穴の周りにシールを提供することによって達成することができる。したがって、障壁板2223は、ガスケット2230oの内部で障壁板2223を越える穴を含まないようにすることができる。障壁板2223は、ガスケット2230oの内部で障壁板2223を越える穴を含まないため、水は障壁板2223を通過することができない。これにより、下側計器電子機器部分2230l内への水の浸入を防止することができる。
障壁板2223は、ガスケット2230oが配置されるハウジング2230上のボス2230sに対応し、重なり合う周縁を有することができる。ボス2230sは、ハウジング2230の内面の周りに周方向に延伸してもよい。ボス2230sは、ハウジング2230の上側計器電子機器部分2230uと下側計器電子機器部分2230lとの間の境界を画定することができる。計器電子機器2220が挿入されると、複数の締結具2230bは、ハウジング2230、より詳細にはボス2230sおよびガスケット2230oに対して障壁板2223を圧縮することができ、それによって上側計器電子機器2222の下に水密区画が形成される。
上側計器電子機器2222は、ケーブル、端子などのような配線構成要素から構成されてもよく、電子構成要素を含まなくてもよいが、水への曝露が問題となり得ない任意の適切な構成が利用されてもよい。例えば、環境に対してシールされた電子機器が利用されてもよい。下側計器電子機器2224は、同様に、電子機器構成要素およびケーブル、端子などから構成されてもよい。下側計器電子機器2224は、センサアセンブリ、接続箱などに通信可能および/または機械的に結合することができる。
図22および図23に示すように、上側計器電子機器2222の配線端子をこの障壁板2223の上に配置することができ、電子機器基板スタックの追加の電子回路基板を障壁板2223の下に懸架して、計器電子機器2220の一部分へのポッティングを必要とせずに、追加の回路基板空間を許容することができる。例えば、下側計器電子機器2224は、ポッティングされる必要がない場合がある。理解され得るように、計器電子機器2220は、複数の締結具2230bを取り外すことによって取り外すことができる。
図22および図23に示すように、複数の締結具2230bは、ガスケット2230oの外部またはハウジング2230の上側計器電子機器部分2230u内に配置される。しかしながら、複数の締結具2230bは、任意の適切なロケーションに配置されてもよい。例えば、複数の締結具2230bは、ガスケット2230oの内部またはハウジング2230の下側計器電子機器部分2230l内に配置されてもよい。付加的または代替的に、複数の締結具2230bは、ガスケット2230oの内部および外部の両方に位置する締結具を含むことができる。例えば、ガスケット2230oの内部に位置する締結具は、水密シールを提供するために締結具に結合されたガスケットを含んでもよい。
複数の締結具2230bは、障壁板2223を貫通して配置されているように示されているが、任意の適切な構成が利用されてもよい。例えば、障壁板2223の周囲に配置されたリングクランプなどのクレームが利用されてもよく、クランプは、障壁板2223をハウジング2230のボス2230sに対して圧縮する。複数の締結具2230bは、リングクランプ内にまたはリングクランプに対向して配置されてもよい。付加的または代替的に、複数の締結具2230bは、障壁板2223の縁部の周りに配置されてもよい。例えば、複数の締結具2230bは、障壁板2223の縁部に当接してもよく、複数の締結具2230bの頭部は、障壁板2223の縁部をボス2230sに対して圧縮してもよい。
ガスケット2230oは、ゴム、ポリマー、軟質金属などのような圧縮性材料を含んでもよい。ガスケット2230oは、円形断面を有するものとして示されているが、長方形などの任意の適切な断面が利用されてもよく、直径の増減などのように、変化してもよい。ガスケット2230oは、水がハウジング2230の下側計器電子機器部分2230lに流入するのを防止する水密シールを形成することができる。したがって、ガスケット2230oは、ハウジング2230の上側計器電子機器部分2230uと下側計器電子機器部分2230lとの間の境界を画定することができる。
図24は、アクセス性が向上したインターフェースを組み立てる方法2400を示す。図24に示すように、方法2400は、ステップ2410において、ハウジングを提供する。ハウジングは、上述のハウジング2230であってもよいが、任意の適切なハウジングが利用されてもよい。方法2400は、ステップ2420において、計器電子機器を提供する。例えば、方法2400は、上側計器電子機器を提供し、下側計器電子機器を提供することができる。ステップ2430において、方法2400は、障壁板を提供し、上側計器電子機器と下側計器電子機器との間に配置することができる。方法2400はまた、障壁板を上側計器電子機器および下側計器電子機器に結合することもできる。ステップ2440において、方法2400は、ハウジングの上側計器電子機器部分とハウジングの下側計器電子機器部分とを分離する水密シールを形成するように、ガスケットを障壁板とハウジングとの間に配置し、障壁板およびガスケットに接触することができる。
障壁板を提供するステップは、障壁板を越える穴がない障壁板を形成することを含んでもよい。例えば、ブラインドビアが障壁板内に利用されてもよい。ガスケットを提供することは、Oリングを提供することを含んでもよく、方法2400は、ハウジングと障壁板との間でOリングを圧縮することができる。ガスケットを障壁板とハウジングとの間に配置し、障壁板およびハウジングに接触するステップは、ガスケットを障壁板とハウジングの棚との間に配置し、障壁板およびハウジングの棚に接触することを含んでもよい。
方法2400はまた、複数の締結具をガスケットに近接して配置し、複数の締結具を使用して障壁板をハウジングの棚に固定することもできる。本方法はまた、複数の締結具を、ハウジングの上側計器電子機器部分およびハウジングの下側計器電子機器部分のうちの少なくとも一方に配置することもできる。方法2400はまた、複数の締結具を、障壁板を通じてハウジングの棚内へと配置することもできる。
計器電子機器2220および方法2400は、インターフェース2202に向上したアクセス性を提供することができる。例えば、計器電子機器2220は、ポッティングされていない部分を含むことができ、それによって計器電子機器2220上の構成要素へのより高いアクセスを可能にする。加えて、計器電子機器2220をハウジング2230に対してシールするためにポッティング材料を必ずしも使用することなく、計器電子機器2220をハウジング2230内に設置することができる。すなわち、ガスケット2230oは、計器電子機器2220とハウジング2230との間に水封を提供することができる。したがって、計器電子機器2220は、ハウジング2230から取り外し可能とすることができる。
[インターフェースとのワイヤレス通信]
インターフェースのアクセス性は、ワイヤレス通信プロトコルを使用することなどによって、インターフェースが他のデバイスと通信する能力を向上させることによって向上させることができる。しかしながら、インターフェースは典型的には、ワイヤレス機能を含むようには設計されていない。例えば、インターフェースのハウジングは、単一の一体部品から形成された厚い金属ハウジングを必要とする安全基準を満たすように設計され得る。ワイヤレス信号は、金属表面によって悪影響を受ける可能性がある。加えて、ハウジングの内部の構成要素は、同様に、安全性およびユーザインターフェース要件を満たすように配置され得る。例えば、ディスプレイ基板は、ディスプレイがユーザによって読み取り可能であり得ることを保証するために、必然的に、ハウジングの開口部によって形成された平面と同一平面上にあり得る。そのような基板は、インターフェースと他のデバイスとの間のワイヤレス信号と干渉する可能性がある。
図25は、向上したアクセス性を有するインターフェース2502を含む通信システム2500を示す。特に、通信システム2500は、フェイシア2540を介してインターフェース2502とワイヤレス通信するように構成されたワイヤレスデバイス2501を含む。フェイシア2540は、インターフェース2502内の計器電子機器の一部と考えることができる。フェイシア2540は、ハウジング2530内のディスプレイ開口部2532に近接して配置される。
図25に示されたインターフェース2502以外のインターフェースは、任意のワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi)、または他の通信規格を組み込むために必要な見通し線(LOS)のための開口部を非常に制限されているか、またはほとんど有しない場合がある。例えば、アルミニウムまたはステンレス鋼などの金属ハウジングは、無線周波数(RF)信号にとって問題となり得る。他のインターフェースは、典型的には、組み合わさってインターフェースからのRF信号範囲に重大な悪影響を及ぼすサブベゼル、ディスプレイカバー、端末カバー、ディスプレイガラスカバーなどの制限された数のプラスチック部品を含む。これは、外部RF透過開口部を有するインターフェースと結合されて、WiFi通信を困難にする可能性がある。これらの問題に対処するために、フェイシア2540は、インターフェース2502内の他の構成要素の悪影響を低減するように位置付けられた回路基板内の開口部およびフェイシアのスロットを提供する。
図26~図28は、アクセス性が向上したインターフェース2502のためのフェイシア2540の様々な図を示す。図26に示すように、フェイシア2540は、ディスプレイ2544が見える面板2542を含む。フェイシア2540はまた、ディスプレイ2544の下方に配置されたボタン2546を含む。ボタン2546は、フェイシア2540に対する指の押圧を検出するように構成される。図27に示すように、面板2542が取り外されて、図27に示すボタン2546のフェイシアシャーシ2543ならびにエミッタ2546eおよびセンサ2546sが露出する。アンテナ2548aを有するワイヤレストランシーバ2548も示されている。アンテナ2548aは、フェイシアシャーシ2543内のスロット2543sに近接して配置される。図28は、図26からのフェイシア2540の断面図である。図26に示すように、フェイシア2540は、面板2542と、フェイシアシャーシ2543と、ディスプレイ2544と、エミッタ2546eおよびセンサ2546sを含むボタン2546と、ワイヤレストランシーバ2548と、ワイヤレストランシーバ2548のアンテナ2548aとを含む。また、基板2540b、および、ディスプレイ2544と基板2540bとを通信可能に結合するディスプレイケーブル2544cも示されている。
上述したように、インターフェース2502は、ディスプレイ開口部2532を有するハウジング2530を含むことができる。ハウジング2530は、爆発、水または他の侵入などに対して抵抗性であり得るように、安全性または他の基準を満たすために単一の一体部品から形成された鋼、アルミニウムなどの金属から構成されてもよい。ハウジング2530が導電性材料から構成されているため、ハウジング2530の近くを伝播するワイヤレス信号が悪影響を受ける可能性がある。
ディスプレイ開口部2532は、円形の形状として示されているが、任意の適切な形状が利用されてもよい。例えば、長方形、楕円形、六角形の形状が利用されてもよい。加えて、ディスプレイ開口部2532は平面であるように示されているが、非平面開口部が利用されてもよい。ディスプレイ開口部2532は、ディスプレイ開口部2532を通じて伝播するワイヤレス信号に悪影響を及ぼさないようにすることができる誘電体である透明材料を含むベゼルを含むことができる。
フェイシア2540は、ハウジング2530の内部に配置され、ディスプレイ開口部2532に近接していてもよい。上述したように、フェイシア2540は、基板2540bおよびワイヤレストランシーバ2548を含むことができる。基板2540bは、ディスプレイ開口部2532に面する前側2540baと、ハウジング2530の内部部分に面する後側2540bpとを備えてもよい。ワイヤレストランシーバ2548は、図示のように、基板2540bの後側2540bpに配置されてもよい。ワイヤレストランシーバ2548は、基板2540bの開口部2540boを介してワイヤレスデバイス2501に通信可能に結合するように構成されてもよい。
同じく上述したように、フェイシア2540は、基板2540bに機械的に結合されたフェイシアシャーシ2543を含むことができる。フェイシアシャーシ2543は、ワイヤレストランシーバ2548に近接し得るスロット2543sを含む。フェイシアシャーシ2543は、アルミニウム、鋼などのような導電性材料から構成されてもよいが、任意の適切な材料が利用されてもよい。フェイシアシャーシ2543は、基板2540bのための剛性支持構造を提供することができる。基板2540bは、グランドを介してフェイシアシャーシ2543に機械的および/または電気的に結合されてもよい。例えば、基板2540bは、基板2540bの後側2540bpに実質的に連続した接地面を有することができる。したがって、開口部2540boは、ワイヤレス信号が基板2540bを通じて伝播することを可能にすることができる。
開口部2540boは、基板2540bを越える貫通孔として示されている。すなわち、開口部2540boは、基板2540bの後側2540pで誘電材料と、例えば実質的に連続した接地面の両方を越える。代替的な基板は、貫通孔を含まなくてもよい。例えば、代替的な基板の開口部は、接地面および/または基板の他の導電層にのみ形成されてもよい。例えば、代替的な基板の開口部は、代替的な基板の後側に接地面がないことによって画定されてもよい。したがって、代替的な基板の開口部は、基板が開口部において機械的に中実であり得るが、電磁伝播またはワイヤレス信号に対して電気的に透過性であり得るという点で、電気的開口部であってもよい。
ディスプレイ2544は、基板2540bの前側2540baに結合されてもよい。特に、ディスプレイ2544は、基板2540bの、ワイヤレストランシーバ2548から反対の側で基板2540bの前側2540baに機械的および電気的に結合される。図28からも分かるように、ディスプレイ2544は、フェイシアシャーシ2543内に陥凹している。すなわち、ディスプレイ2544の前面は、フェイシアシャーシ2543の前面から陥凹している。
ワイヤレストランシーバ2548は、ワイヤレス信号を受信および送信することができる任意の適切なワイヤレストランシーバであってもよい。ワイヤレストランシーバ2548は、WiFiワイヤレストランシーバであってもよいが、Bluetooth、Zigbeeなどの任意の適切なプロトコルが利用されてもよい。ワイヤレストランシーバ2548は、1つまたは複数のデバイス2501と通信するように構成され得る。単一のワイヤレストランシーバ2548が示されているが、複数のワイヤレストランシーバが利用されてもよい。例えば、WiFiワイヤレストランシーバおよびBluetoothトランシーバが利用されてもよい。そのような構成では、ワイヤレストランシーバは、基板2540bの後側に配置されてもよく、または配置されなくてもよい。
アンテナ2548aは、上述のように制約された環境で適切な性能を有し得るオンボードチップセラミックアンテナであってもよいが、任意の適切なアンテナが利用されてもよい。例えば、基板2540bに内蔵されたアンテナが利用されてもよい。アンテナ2548aは、上述したWiFi、Bluetooth、および/またはZigbeeプロトコルなどの1つまたは複数の通信プロトコル向けに構成することができる。アンテナ2548aは、ワイヤレストランシーバ2548の一部であってもよく、または、例えば同軸ケーブルを使用してワイヤレストランシーバ2548に結合されてもよい。例えば、ワイヤレストランシーバ2548は、基板2540bの開口部2540boからさらに離れるように変位させることができ、同軸ケーブルは、ワイヤレストランシーバ2548とアンテナ2548aとの間で基板2540bの後側に沿ってルーティングすることができる。
図28に示すように、フェイシア2540がハウジング2530内に配置され位置付けられると、基板2540bの前側2540baは、ハウジング2530内のディスプレイ開口部2532に近接し得る。また、図26~図28に示すように、ディスプレイ2544は、基板2540bの開口部2540boに近接して配置される。ディスプレイ2544はまた、基板2540b上のワイヤレストランシーバ2548に対向して配置される。同じく図26~図28に示すように、ワイヤレストランシーバ2548は、基板2540b内の開口部2548aおよびフェイシアシャーシ2543内のスロット2543sに近接して配置されたアンテナ2548aを含む。
したがって、ディスプレイ2544は、図28の曲線によって示されるワイヤレス信号の伝送路になくてもよい。したがって、いくつかのディスプレイはワイヤレス信号によって妨害される可能性があるが、図26~図28に示すディスプレイ2544は、ディスプレイ2544がワイヤレス信号の経路内にないために妨害されないものとすることができる。より具体的には、基板2548bの開口部2540boおよびフェイシアシャーシ2543のスロット2543sは、ワイヤレス信号のための信号経路を形成し得る。
また、アンテナ2548aがスロット2543sに近接して配置されることにより、ワイヤレス信号は、ワイヤレスデバイス2501とワイヤレストランシーバ2548との間でLOSを伝搬し得る。より具体的には、ワイヤレス信号は、基板2540bの開口部2540boおよびフェイシアシャーシ2543のスロット2543sを介して、かつハウジング2530のディスプレイ開口部2532を通じて、アンテナ2548aとの間で伝送されてもよい。ハウジング2530によって形成される内面およびハウジング2530のディスプレイ開口部2532によって形成される円形平面に対するアンテナ2548aの実質的に中心の配置により、ワイヤレス信号に対するハウジング2530の悪影響を最小限に抑えることができる。
理解され得るように、ワイヤレストランシーバ2548上のアンテナ2548aの配置がディスプレイ2544の後方にあるため、ワイヤレス信号はスロット2543sがなければ妨害され得る。付加的に、アンテナ2548aは、エミッタ2546eの開口部に近接して配置される。開口部は、エミッタ2546eから放射される赤外線(IR)光がユーザの指によってセンサ2546sへと反射されることを可能にし、それによって指の押圧を検出する。エミッタ2546eの開口部はまた、ワイヤレス信号がフェイシアシャーシ2543を通じて伝播することを可能にし得る。しかしながら、エミッタ2546eはワイヤレス信号に感受性であるべきであり、エミッタ2546eのための開口部は、アンテナ2548aによって放射されるワイヤレス信号によって利用されなくてもよい。例えば、代替的な開口部は、図26~図28に示すように、アンテナ2548a、またはスイッチ開口部などの別の再利用された開口部に特有のものであってもよい。
図29は、アクセス性が向上したインターフェースを形成する方法2900を示す。図29に示すように、方法2900は、ステップ2910において、ディスプレイ開口部を有するハウジングを提供する。ハウジングは、上述のハウジング2530であってもよいが、任意の適切なハウジングが利用されてもよい。ステップ2920において、方法2900は、フェイシアを提供し、ディスプレイ開口部に近接してハウジングの内部に配置することができる。フェイシアを提供することは、基板およびワイヤレストランシーバを提供することを含んでもよく、基板は、ディスプレイ開口部に面する前側と、ハウジングの内部部分に面する後側とを備える。この方法2900はまた、ステップ2930において、ワイヤレストランシーバを提供し、基板の後側に配置することができる。ワイヤレストランシーバを基板の後側に配置することは、ワイヤレストランシーバを基板に固定することを含むことができる。ステップ2940において、方法2900は、ワイヤレストランシーバを、基板の開口部を介してワイヤレスデバイスに通信可能に結合するように構成することができる。
フェイシアを提供することは、フェイシアシャーシを提供することと、フェイシアシャーシ内のスロットがワイヤレストランシーバに近接するように、フェイシアシャーシを基板に機械的に結合することとをさらに含むことができる。方法2900はまた、ディスプレイを提供し、基板の前側に結合することができる。ディスプレイを基板の前側に結合することは、ディスプレイを基板の前側に固定することを含んでもよい。本方法はまた、ディスプレイを基板の開口部に近接して配置することもできる。例えば、ディスプレイは、基板の開口部を通じて伝播するワイヤレス信号を延長しないか、または他の様態で妨害しないものとすることができる。ワイヤレス信号は、ディスプレイが基板上のワイヤレストランシーバに対向することに起因して、基板の開口部を通じて伝播することができる。例えば、ワイヤレストランシーバを提供する方法2900は、アンテナを提供することと、アンテナを基板の開口部およびフェイシアシャーシのスロットに対して配置することとを含んでもよい。
通信システム2500、インターフェース2502、および方法2900は、インターフェース2502に向上したアクセス性を提供することができる。フェイシア2540は、ハウジング2530内のディスプレイ開口部2532に近接して配置されてもよく、また、デバイスとインターフェース2502との間のワイヤレス信号を許容するスロット2543sを含んでもよい。フェイシア2540内の基板2540bは、ワイヤレス信号がワイヤレストランシーバ2548のアンテナ2548aによって送受信されることを可能にするための開口部2540boを含むことができる。したがって、インターフェース2502およびデバイス2501は、ワイヤレス通信することができる。
[ディスプレイの自動検出]
上述のインターフェースは、ディスプレイを含むことができる。いくつかのインターフェースはディスプレイを有していない。これらのインターフェースは、ブラインドインターフェースと呼ばれることがあり、組み立て中にインターフェースの構成を必要とする場合がある。例えば、ディスプレイは、上述したフェイシア2540と同様に、ブラインドインターフェースに含まれない場合があるフェイシア内に収容された基板の一部であってもよい。したがって、ブラインドインターフェースは、必然的にフェイシアに含まれるいくつかの構成要素を含むことができる。例えば、フェイシアは、ユーザが対話する発光ダイオード(LED)、スイッチなどを含むことができる。したがって、ブラインドインターフェース内の計器電子機器は、同様の構成要素セットを含むことができる。これは、例えば、ブラインドインターフェースが計器電子機器およびフェイシアの両方の中のLEDを作動させるなどの構成上の問題を引き起こす可能性がある。
図30および図31は、アクセス性を向上させるように構成されたディスプレイインターフェース3002およびブラインドインターフェース3102を示す。図30に示すように、ディスプレイインターフェース3002は、ディスプレイフェイシア3040を含む。図31に示すように、ブラインドインターフェース3102は、ブラインドフェイシア3140を含む。ディスプレイフェイシア3040とブラインドフェイシア3140の両方は、面板3042、3142を含む。ディスプレイインターフェース3002とブラインドインターフェース3102の両方は、ステータス発光ダイオード(LED)3046l、3126lおよびスイッチセット3046s、3126sを含むことができる。しかしながら、ディスプレイフェイシア3040はまた、ディスプレイ3044と、ディスプレイ3044を制御するためのスイッチ3045とを含むが、ブラインドフェイシア3140は含まない。
ディスプレイフェイシア3040は、図31を参照して上述した基板2540bと同様のディスプレイ基板を含むことができる。しかしながら、ブラインドフェイシア3140は、ディスプレイ基板を含まなくてもよい。結果として、ディスプレイフェイシア3040とブラインドフェイシア3140の両方の計器電子機器内の電子機器基板は、ディスプレイフェイシア3040内のディスプレイ基板に対して冗長である構成要素および特徴を含み得る。例えば、図30および図31に示すように、ディスプレイフェイシア3040内のLED3046lおよびスイッチセット3046sがディスプレイ基板内にあり得、一方、ブラインドフェイシア3140内のLED3126lおよびスイッチセット3126sが計器電子機器の電子機器基板内にあり得る。
したがって、電子機器基板およびディスプレイ基板は、冗長構成要素をサポートするための複製回路を含み得る。例えば、ディスプレイ基板のLED3046lおよびスイッチ3046sをサポートするための基板スタック内の汎用入出力(GPIO)ピンのセットと、電子機器基板のLED3126lおよびスイッチセット3126sをサポートするための別個のGPIOピンのセットとがあり得る。これを回避するために、電子機器基板の2つの異なるバージョンが存在してもよく、ディスプレイ基板をサポートすることを意図した一方のバージョンは、LED3126lおよびスイッチセット3126sを含まないが、これはコストが法外である。
図32は、ディスプレイ基板3240bと、ディスプレイ基板3240bを検出することによってインターフェース3202またはブラインドフェイシア3140を支持することによってインターフェースへのアクセス性を向上させるように構成された計器電子機器3220とを含むインターフェース3202の回路図を示す。図32に示すように、回路図は、電子機器基板3220bのものであり、明確にするために電子機器基板3220b内の回路の一部が示されている。ディスプレイ基板3240bおよび電子機器基板3220bは、構成要素3246、3226を含む。構成要素3226、3246は、LEDセット3226l、3246lおよびスイッチセット3226s、3246sから構成される。
ディスプレイ基板3240bの構成要素3246は、ディスプレイコネクタ3247に結合されている。より具体的には、LED3246lは、それぞれPF3ピンおよびPF2ピンとして指定されている、ディスプレイコネクタ3247のピン2および4に結合される。スイッチ3246sは、PF1ピンとして指定されている、ディスプレイコネクタ3247のピン12に結合される。見てとれるように、ディスプレイコネクタ3247は、ディスプレイ基板3240bのグランド3240gに結合されたPF0ピンも含む。LED3246lは、ディスプレイ基板3240bのグランド3240gにも接続されている。
ディスプレイコネクタ3247は、電子機器基板3220bのプロセッサ3228に電気的に結合されている。したがって、ディスプレイコネクタ3247上のピンは、プロセッサ3228のピンに対応する。より具体的には、ディスプレイコネクタ3247のPF0、PF1、PF2、PF3ピンは、プロセッサ3228のPF0、PF1、PF2、PF3ピンにそれぞれ対応する。その結果、ディスプレイ基板3240bが電子機器基板3220bに結合されると、ディスプレイコネクタ3247のPF0、PF1、PF2、PF3ピンは、プロセッサ3228のPF0、PF1、PF2、PF3ピンにそれぞれ結合される。
電子機器基板3220bは、プロセッサ3228にも結合された構成要素3226を有する。より具体的には、スイッチ3226sは、プロセッサ3228のPF1とラベル付けされたピンに結合され、LED3226lは、プロセッサ3228のPF1およびPF2とラベル付けされたピンにそれぞれ結合される。図32に示すように、プロセッサ3228は、第1の増幅器3222aおよび第2の増幅器3222bを介してLED3226lに結合されている。電子機器基板3220bは、同じピンを使用してLEDセット3246l、3226lおよびスイッチセット3246s、3226sをサポートしながら、ディスプレイ基板3240bを検出およびサポートするように構成される。
具体的には、図32を参照すると、合計12個のピンが割り当てられている。12個のピンのうち、8個のピンは、液晶ディスプレイ(LCD)などの標準ディスプレイを制御するために使用される。PF0~PF3とラベル付けされた別の4つのピンは、ディスプレイ基板3240bとともに、またはディスプレイ基板なしでの使用に適合する。PF0ピンは、ディスプレイ基板3240bの有無を検出する。ディスプレイ基板3240bが存在する場合、PF0ピンはグランド3240gにラッチされる。ディスプレイ基板3240bが存在しない場合、PF0ピンはグランド3240gにラッチされない。PF1ピンは、スイッチ3226s、3246sのいずれために使用されるようにも対応可能である。PF2およびPF3ピンは、LEDセット3246l、3226lの制御に使用される。ディスプレイ基板3240bが存在するとき、PF2およびPF3ピンはアクティブハイレベルであり、ディスプレイ基板3240bが存在しないとき、PF2およびPF3ピンはアクティブローレベルである。
すなわち、ディスプレイ基板3240bが電子機器基板3220bに接続されると、PF2およびPF3ピンはアクティブハイレベルであり、したがって、ディスプレイ基板3240b上のLED3246lに電圧を印加してLED3246lをオンにする。増幅器3222a、3222bはインバータであり、したがって、ハイレベル電圧はローレベル電圧(すなわち、0)に反転され、それによって電子機器基板3220b上のLED3226lを停止させる。逆に、ディスプレイ基板3240bが電子機器基板3220bに接続されていない場合、PF2およびPF3ピンはアクティブローレベルであり、したがって、PF2およびPF3ピン上のローレベル電圧は増幅器3222a、3222bによって反転され、電子機器基板3220b上のLED3226lをオンにする。
理解され得るように、LED3226l、3246lに対するアクティブハイレベル論理およびローレベル論理の効果は、LEDのカソードがグランド3220g、3240gに接続されていることに依存する。同様に、ディスプレイ基板3240b上のスイッチ3246sおよび電子機器基板3220b上のスイッチ3226sは、両方ともグランド3240g、3220gに接続されている。したがって、ディスプレイ基板3240bが電子機器基板3220bに接続されると、ディスプレイ基板3240b上のスイッチ3246sを切り替えることにより、ピンPF1をグランド3240gにラッチすることができる。ディスプレイ基板3240bが電子機器基板3220bに接続されていない場合、電子機器基板3220b内のスイッチ3226sを切り替えることにより、PF1ピンをグランド3220gにラッチすることができる。したがって、PF1ピンは、電子機器基板3220b内のスイッチ3226sまたはディスプレイ基板3240b内のスイッチ3246sのいずれかによってグランドにラッチされてもよい。
図33は、インターフェースのアクセス性を向上させる方法3300を示す。図33に示すように、方法3300は、ステップ3310において、プロセッサを提供し、電子機器基板上に配置する。プロセッサおよび電子機器基板は、例えば、上述のプロセッサ3228および電子機器基板3220bであってもよいが、任意の適切な電子機器基板およびプロセッサが利用されてもよい。ステップ3320において、方法3300は、構成要素を提供し、電子機器基板上に配置する。構成要素は、例えば、上述の電子機器基板3220b上のLED3226lまたはスイッチ3226sであってもよい。ステップ3330の方法3300は、構成要素をプロセッサ上のピンに結合する。例えば、上述したように、スイッチ3226sは、プロセッサ3228のPF0ピンに結合され、LED3226lは、プロセッサ3228のPF2、PF3ピンに結合される。ステップ3340において、方法3300は、プロセッサのピンを、電子機器基板に結合されたディスプレイ基板上の構成要素に結合するように構成する。例えば、上述したように、ディスプレイコネクタ3247は、電子機器基板3220b上の構成要素3226およびディスプレイ基板3240b上の構成要素3246を、グランド3220g、3240gと平行に接続する。
したがって、ディスプレイ基板の構成要素に結合するようにプロセッサのピンを構成することは、ディスプレイ基板を電子機器基板に結合するコネクタを介してディスプレイ基板の構成要素に結合するようにピンを構成することを含んでもよい。しかしながら、プロセッサによって制御されるアクティブスイッチなどの任意の適切な手段が利用されてもよい。構成要素を提供することは、発光ダイオードおよびスイッチのうちの一方を提供することを含んでもよい。しかしながら、他の構成要素が利用されてもよい。
方法3300はまた、複数の構成要素を提供し、複数の構成要素をプロセッサの複数のピンにそれぞれ結合し、プロセッサの複数のピンをディスプレイ基板の複数の構成要素にそれぞれ結合するように構成することができる。例えば、方法3300はまた、図32に示すLED3226lに加えて他の構成要素を提供および配置することができる。ディスプレイ基板の複数の構成要素は、上述のLED3226l、3246lおよびスイッチ3226s、3246sと同様に、電子機器基板の複数の構成要素に対して冗長であり得る。
構成要素をプロセッサのピンに結合することは、プロセッサのピンを電子機器基板の構成要素の第1の端子に結合することと、構成要素の第2の端子をグランドに結合することとを含んでもよい。例えば、図32を参照すると、電子機器基板3220b上のLED3226lの第1の端子1、3は、プロセッサ3228のPF2、PF3ピンに結合され、LED3226lの第2の端子2は、グランド3220gに結合される。スイッチ3226sの第1のピン1は、プロセッサ3228のPF1ピンに結合される。同様に、ディスプレイ基板3240b上で、電子機器基板3220b上のLED3246lの第1の端子1、3は、プロセッサ3228のPF2、PF3ピンに結合され、LED3246lの第2の端子2は、グランド3240gに結合される。スイッチ3246sの第1の端子4は、プロセッサ3228のPF1ピンに結合される。
方法3300はまた、ディスプレイ基板を提供し、プロセッサのピンをディスプレイ基板の構成要素に結合することもできる。プロセッサのピンをディスプレイ基板の構成要素に結合することは、プロセッサのピンをディスプレイ基板の構成要素の第1の端子に結合することと、ディスプレイ基板の構成要素の第2の端子をグランドに結合することとを含むことができる。例えば、ディスプレイ基板3240bは、ディスプレイコネクタ3247を介して電子機器基板3220bに結合され、それによってLED3246lのそれぞれの第1の端子1、3をプロセッサ3228のPF2、PF3ピンに接続し、スイッチ3246sの第1の端子4をプロセッサ3228のPF1ピンに接続することができる。
計器電子機器3220および方法3300は、向上したアクセス性を有するインターフェース3202を提供する。例えば、計器電子機器3220は、ディスプレイ基板3240bが計器電子機器3220に接続されるときを検出することができるプロセッサ3220pを含む。ディスプレイ基板3240bを検出することにより、プロセッサは、そのピンを適切な論理レベルを有するように構成することができる。その結果、同じピンを使用できるようにすることによって、より少ないGPIOピンを使用することができる。加えて、ディスプレイが利用されるか否かにかかわらず、同じ計器電子機器を利用することができる。これにより、インターフェースの材料コストを低減することができる。しかしながら、フェイシアが誤って配置されるかまたはインターフェースに誤って挿入される可能性がある場合にフェイシアが利用されるとき、計器電子機器へのアクセスは困難であり得る。
[旋回可能なフェイシア]
インターフェースは、フェイシアの背後に配置された計器電子機器へのユーザのアクセスを制限することができる、上述のフェイシア2540などのフェイシアを有することができる。加えて、フェイシアがインターフェースから除去されると、フェイシアおよびフェイシア上のディスプレイなどの構成要素が損傷するかまたは誤って配置される可能性がある。加えて、フェイシアの除去は、正しく実施されないと、インターフェース、ハウジング、および/または計器電子機器に損傷を引き起こす可能性がある。
図34~図38は、アクセス性が向上したインターフェース3402を示す。図34に示すように、インターフェース3402は、並進軸3440atを中心に回転し、旋回したフェイシア3440’の位置まで旋回軸3440apを中心に回転するように構成されたフェイシア3440を含む。並進軸3440atおよび旋回軸3440apは、旋回点3440pにおいて直交し、一致する。並進ロッド3440tは、並進軸3440atと位置整合される。以下でより詳細に説明するように、並進ロッド3440tは、並進軸3440atに沿って変位する。ピン3440iは、並進ロッド3440tをフェイシア3440と結合する。並進ロッド3440tは、フェイシア3440を計器電子機器3420に回転可能かつ旋回可能に結合する。計器電子機器3420は、基板スタック、電子機器基板などであってもよい。計器電子機器3420およびフェイシア3440は、図35に示すように、ハウジング3430内に配置することができる。図35はまた、ハウジング3430の一体部分であり得るか、またはそれに固定され得るロッドポスト3430pを示す。並進ロッド3440tは、図36に示すように、ロッドポスト3430p内に配置され、ロッドポスト内で並進するように構成される。したがって、フェイシア3440は、ハウジング3430の開口部3430oを通じて変位させるように構成されてもよい。
フェイシア3440は、任意の適切な材料を含むことができ、任意の適切な構成要素を含むことができる。例えば、フェイシア3440は、図26~図28を参照して上述したフェイシア2540と同様であってもよい。すなわち、フェイシア3440は、ディスプレイ、電子構成要素、コネクタ、スイッチなどを含むことができる。あるいは、フェイシア3440は、例えば、計器電子機器の上に配置することができる透明プラスチックカバーなどのプラスチックカバーであってもよい。
並進ロッド3440t、ピン3440i、およびロッドポスト3430pは、例えば金属から構成することができるが、熱硬化性ポリマーなどのような任意の適切な材料が利用されてもよい。並進ロッド3440tは、円筒形状を有するものとして示されているが、任意の適切な形状が利用されてもよい。並進ロッド3440tは、ピン3440iが内部へと設置されるボアを含む。並進ロッド3440tのボアは、ピン3440iがボア内に設置されて並進ロッド3440tをフェイシア3440に結合するときにフェイシア3440のボアと位置整合されてもよい。
並進ロッド3440tはまた、ロッドポスト3430p内へと並進ロッド3440tを設置し、ロッドポスト3430p内に並進ロッド3440tを保持するために使用することができる平滑部分およびねじ部分を含むものとして示されている。これにより、図35および図36に示すように、並進ロッド3440tはロッドポスト3430pに拘束される。ロッドポスト3430pは、並進ロッド3440tが並進軸3440atに沿って変位または並進し、それを中心に回転することを可能にする。ロッドポスト3430pは、並進ロッド3440tが、フェイシア3440がハウジング3430から離れて外部に変位することを可能にするのに十分な所定の距離を表示することを可能にすることができる。
上述したように、並進ロッド3440tは、フェイシア3440が計器電子機器3420から離れるように変位することを可能にするために、並進軸3440atに沿って並進する。したがって、フェイシア3440が電子構成要素を含む場合、ケーブルを使用して、フェイシア3440の電子構成要素を計器電子機器3420に通信可能に結合することができる。ピン3440iは、フェイシア3440をインターフェース3402から分離する必要なく、例えばケーブルおよび計器電子機器3420へのアクセスを可能にするために、フェイシア3440が計器電子機器3420から離れるように旋回することを可能にすることができる。
図37および図38に示すように、並進ロッド3440tは、フェイシア3440をハウジング3430の外部に配置するように変位される。図37では、フェイシア3440は旋回していない。図38では、フェイシア3440は旋回しているが、回転していない。上記で説明したように、並進ロッド3440tはまた、フェイシア3440の両側への比較的容易なアクセスを可能にするように回転することができる。例えば、ユーザは、図38に示す位置からフェイシア3440を旋回させて、ユーザがフェイシア3440内の基板の後側にアクセスすることを可能にすることができる。あるいは、ユーザは、図37に示す位置からフェイシア3440を回転させて、ユーザがハウジング3430内に配置された計器電子機器3420にもアクセスしながらフェイシア3440の前側にアクセスすることを可能にすることができる。例えば、ユーザは、例えばトラブルシューティングの目的で、フェイシア3440および計器電子機器3420のスイッチを切り替えることを所望し得る。
図39は、向上したアクセス性を有するインターフェースを形成する方法3900を示す。ステップ3910において、方法3900は、開口部を有するハウジングを提供する。ハウジングは、上述のハウジング3430であってもよいが、任意の適切なハウジングが利用されてもよい。ステップ3920において、方法3900は、フェイシアを提供し、ハウジングの内部にハウジングの開口部に近接して配置することができる。フェイシアは、上述のフェイシア3440であってもよいが、任意の適切なフェイシアが利用されてもよい。ステップ3930において、本方法は、並進ロッドを提供し、フェイシアに旋回可能に結合することができ、並進ロッドは、ハウジングの開口部を通じてフェイシアを変位させるように構成される。並進ロッドは、上述した並進ロッド3440tであってもよいが、任意の適切な並進ロッドが利用されてもよい。並進ロッドは、例えば、ピン、可撓性カプラ、Uジョイントなどを利用してフェイシアに旋回可能に結合されてもよいが、任意の適切な手段が利用されてもよい。
並進ロッドをフェイシアに旋回可能に結合することは、フェイシアを、並進ロッドの長手方向軸と同一直線上にある並進軸を中心に回転するように構成することを含んでもよい。例えば、並進ロッドは、フェイシアの回転によって形成される平面に直交して延伸する長手方向軸を有することができる。平面はまた、並進軸に沿ったフェイシアの並進方向に直交してもよい。並進ロッドをフェイシアに旋回可能に結合することはまた、フェイシアを、並進ロッドの長手方向軸に直交する旋回軸を中心に回転するように構成することも含んでもよい。
ハウジングの開口部を通じてフェイシアを変位させるように並進ロッドを構成することは、並進ロッドの長手方向軸と同一直線上の方向にフェイシアを変位するように並進ロッドを構成することを含んでもよい。例えば、並進ロッドは、ハウジング内の開口部によって形成される平面に直交する方向に、ハウジングの開口部を通じてフェイシアを延伸することができる。並進ロッドをフェイシアに旋回可能に結合することは、旋回点において並進ロッドをフェイシアに旋回可能に結合することを含んでもよい。旋回点は、旋回軸と並進軸とが一致する場所に位置してもよく、ここで、フェイシアは旋回軸を中心に旋回し、並進軸を中心に回転する。
図40は、インターフェースのアクセス性を向上させるための方法4000を示す。図40に示すように、方法4000は、ステップ4010において、開口部を有するハウジングを提供する。ハウジングは、上述のハウジング3430であってもよいが、任意の適切なハウジングが利用されてもよい。方法4000は、ステップ4020において、並進軸に沿ってハウジング内の開口部を通じてフェイシアを変位する。フェイシアは、並進軸を中心に回転すること、および旋回軸を中心に旋回することのうちの少なくとも一方を行うように構成されてもよい。方法4000は、並進軸を中心にフェイシアを回転させること、および旋回軸を中心にフェイシアを旋回させることのうちの少なくとも一方をさらに含んでもよい。並進軸および旋回軸は旋回点において共局所的であってもよく、フェイシアは旋回点を中心に回転および旋回するように構成されてもよい。
インターフェース3402および方法3900は、インターフェース3402のアクセス性を向上させる。特に、インターフェース3402は、フェイシア3440がハウジング3430内の開口部3430oを通じて変位することを可能にするように並進可能なフェイシア3440を含む。フェイシア3440はまた、並進ロッド3440tおよびピン3440iによって画定され得る並進軸3440および旋回軸3440apにおいて並進軸を中心にそれぞれ回転および旋回することができる。したがって、計器電子機器3420は、ユーザによってアクセス可能であってもよく、さらに、ユーザがハウジング3430、計器電子機器3420、またはフェイシア3440を損傷することなくアクセス可能であってもよい。加えて、フェイシア3440はハウジングに取り付けられたままであるため、ユーザはフェイシア3440を誤って配置することはない。
[自動調整ディスプレイコントラスト]
上述したように、上述したインターフェース2502などの振動式計器のためのインターフェースは、ディスプレイを含むことができる。ディスプレイは、ディスプレイが公称状態でユーザによって読み取られることを可能にするコントラストを有することができる。例えば、ディスプレイは、0~100%の範囲のコントラスト設定を有することができ、50%のコントラストが、通常の光において室温でディスプレイを読み取るのに適している。しかしながら、インターフェースが、非公称温度で材料を測定している振動式計器、例えば上述の振動式計器5に接続されているときなど、様々な理由でインターフェースは公称状態にない場合がある。コントラストは50%に設定され得るが、ディスプレイの実コントラストは、例えば、インターフェース内の温度変化に起因して大きく変化し得る。より具体的には、インターフェース内の計器電子機器の温度変化は、ディスプレイの実コントラストを変化させ、それによって、欠陥のある振動式計器、読み取り不能なディスプレイなどの知覚を引き起こす可能性がある。
図41~図43は、ディスプレイのコントラストが読み取り可能なままであることを保証するために、アクセス性が向上したインターフェースのディスプレイ内のパラメータがどのように調整され得るかを示すグラフを示す。より具体的には、図41は、温度が上昇するにつれてコントラストが低下することを示すディスプレイの温度とコントラストとの間の関係を示し、図42および図43は、以下でより詳細に説明するように、ディスプレイの温度とコントラストとの間の関係を補償するために使用することができる駆動電圧とコントラストとの間の関係を示す。
図41は、ディスプレイの温度とコントラストとの間の関係を示すグラフ4100を示す。図41に示すように、グラフ4100は、摂氏0度~100度の範囲の温度軸4110を含むが、任意の適切な温度範囲、または環境パラメータなどの他のパラメータが利用されてもよい。グラフ4100はまた、完全なコントラストの0~120%の範囲の単位のないパーセンテージ値であるコントラスト軸4120も含む。グラフ4100は、ディスプレイの温度とコントラストとを相関させる温度-コントラストプロット4130を含む。
温度軸4110は、ディスプレイを収容するインターフェース内の周囲温度の測定値であってもよい。例えば、温度軸4110は、図26~図28を参照して上述したフェイシア2540などのフェイシアの測定値を表すことができる。温度は、任意の適切な手段によって任意の適切なロケーションにおいて測定されてもよい。例えば、熱電対は、ディスプレイが取り付けられるディスプレイ基板内にあってもよい。付加的または代替的に、温度は、ディスプレイを収容するフェイシアシャーシに向けられた赤外線検出器などの間接的手段によって測定されてもよい。
コントラスト軸4120は、上述のディスプレイ2544などのディスプレイのコントラストの測定値である。ディスプレイのコントラストは、最も明るい色(例えば、白色)の輝度と最も暗い色(例えば、黒色)の輝度との比として定義されてもよい。ディスプレイは、電圧および/または電流を有する電気信号によって給電されてもよい。コントラストは、電圧および/または電流に対応することができる。例えば、ディスプレイは、ディスプレイのコントラスト値に対応し、相関する駆動電圧V0によって駆動される。駆動電圧V0は、ディスプレイのコントラスト値と正の相関があってもよい。すなわち、電圧が高いほどコントラスト値が大きくなる。
温度-コントラストプロット4130は、温度軸4110の温度値とコントラスト軸4120との間の関係を示す。関係は線形的であるが、任意の適切な関係が利用されてもよい。温度-コントラストプロット4130によって示されるように、コントラスト値も温度値と相関している。理解できるように、コントラストが読み取りに適していない場合、ディスプレイを読み取ることが困難な場合がある。以下では、コントラストの変化が、温度が上昇するにつれて駆動電圧が低下することに起因することを説明する。
図42は、ディスプレイの駆動電圧とコントラストとの間の関係を示すグラフ4200を示。グラフ4200は、0~約63の範囲の電子ボリューム軸4210と、0~14ボルトの範囲の駆動電圧軸4220とを含むが、代替の実施形態では、任意の適切なパラメータおよび/または値が利用されてもよい。グラフ4200はまた、駆動電圧値をディスプレイコントラスト値と相関させる電子ボリューム-駆動電圧プロット4230を含む。
電子ボリューム軸4210は、ディスプレイのコントラストを制御するための駆動電圧を設定するレジスタ値である。すなわち、電子ボリューム軸4210の電子ボリューム値は、ディスプレイを駆動する基板における設定である。設定は、レジスタにレジスタ値を設定することにより行われる。駆動電圧値は、電子ボリューム値と相関する。駆動電圧値と電子ボリューム値との間の相関は、摂氏25度の公称温度で決定されてもよい。決定された相関は、電子ボリューム-駆動電圧プロット4230として表現される。36~63の電子ボリューム値は、公称温度が摂氏25度である場合の、0~100のコントラストディスプレイ値に対応する。
電子ボリューム-駆動電圧プロット4230は、電子ボリュームが10%から増加するにつれて、駆動電圧V0がそれに応じて増加することを示す。なお、この関係は10%からほぼ線形的である。この線形性は、温度変化に対する駆動電圧を補償することによって活用することができる。下記の表1は、ディスプレイの視覚的コントラストを約50%に維持するための温度と駆動電圧との間の適切な関係を決定するために行われた実験を示す。
Figure 2024505407000004
太字で示され、「(50)」によって示される電圧値は、コントラスト設定値が異なり得る場合であっても、ディスプレイ上で観測されたコントラストが約50%、または可能な限り近くであったことを示す。例えば、摂氏85度では、コントラスト設定は100であり、50または可能な限り50に近い観測コントラストを達成した。
駆動電圧は、基板温度BTとコントラスト設定値CSとを関係付ける以下の式を使用することによって補償することができる。
Figure 2024505407000005
実験は、11.6Vの駆動電圧が、例えば上述の11.1Vの駆動電圧と比較して、ある温度範囲にわたって最適な観測コントラストをもたらすことを示した。したがって、式[2]の相関は、以下の表が示すように、駆動電圧が約11.5~11.7Vに維持される結果となり得る。
Figure 2024505407000006
図から分かるように、観測コントラスト設定が、約50%であり得る最適な観測コントラストに維持されることを確実にするために、コントラスト設定値を基板温度に基づいて変えることができる。しかしながら、温度に対して駆動電圧を補償するための代替の方法が利用されてもよい。例えば、駆動電圧は、以下で説明するように、必ずしも温度測定を必要としない他の手段によって補償されてもよい。
図43は、ディスプレイの駆動電圧とコントラストとの間の関係を示すグラフ4300を示す。グラフ4300は、10~11.8ボルトの範囲の駆動電圧軸4310と、0~120%の範囲のコントラスト軸4320とを含むが、代替の実施形態では任意の適切なパラメータおよび/または値が利用されてもよい。グラフ4300はまた、駆動電圧値をディスプレイコントラスト目標値と相関させる駆動電圧-コントラストプロット4330を含む。駆動電圧-コントラストプロット4330は、以下の表3に基づいている。下記に説明するように、駆動電圧-コントラストプロット4340の経験的データから導出することができる分析駆動電圧-コントラストプロット4330も示されている。
Figure 2024505407000007
駆動電圧は、図42を参照して上述した電子ボリューム-駆動電圧プロット4230などの電子ボリューム-駆動電圧関係を使用することによって実コントラストに関係付けることができ、これは以下の関係で示される。
Figure 2024505407000008
式中、
V0は駆動電圧であり、
EVは、電子ボリュームであり、
Vopjは駆動電圧オフセットパラメータである。
上式[3]は、10<EV<63であるときに使用することができる。本明細書から、駆動電圧の変化ΔV0は、以下の式によって電子ボリュームの変化ΔEVに関係し得ることを決定することができる。
ΔV0=0.058*ΔEV 式[4]
式中、
ΔV0は、駆動電圧の変化であり、
ΔEVは、電子ボリュームの変化である。
図42を参照して上述したように、電子ボリュームはコントラストと線形関係を有するため、電子ボリュームとコントラストCとの間の関係を
Figure 2024505407000009
として決定するために、電子ボリュームEV(すなわち、63~36)とコントラストCの対応するフルスケール(すなわち、100~0)との比を使用して電子ボリュームEVを表すことができる。この関係から、電子ボリュームの変化ΔEVは、次のように表される関係によってコントラストの変化ΔCに関係付けることができる。
ΔEV=0.27*ΔC 式[5]
式中、
ΔEVは、電子ボリュームの変化であり、
ΔCは、コントラストの変化である。
上記の2つの式[4]および式[5]から、駆動電圧の変化ΔV0は、以下の関係によって、コントラストの変化ΔCに関係付けることができる。
ΔV0=0.058*0.27*ΔC 式[6]
駆動電圧ΔV0を安定した値に維持するために、以下の関係を利用することができる。
ΔC=-63.8*ΔV0 式[7]
上記の表3に示すように、実駆動電圧V0およびコントラスト試験データを使用することができる。コントラスト-駆動電圧V0データから、下記のような関係を導き出すことができる。
C=-63.607*V0+756.01 式[8]
式中、
Cは、百分率のコントラスト設定である。
したがって、駆動電圧は、観測コントラストを例えば50%に維持するためにディスプレイのコントラスト設定に関係付けることができる。
表3から理解され得るように、式[8]、分析駆動電圧-コントラストプロット4340、および駆動電圧-コントラストプロット4330は、図示のように測定温度である動作値を実コントラスト値と関係付ける。すなわち、式[8]、分析駆動電圧-コントラストプロット4340、および駆動電圧-コントラストプロット4330は、駆動電圧-実コントラスト値関係である。
表3に示すように、実コントラスト値はすべて50%である。したがって、式[8]、分析駆動電圧-コントラストプロット4340、および駆動電圧-コントラストプロット4330は、50%の実コントラスト値に正規化された駆動電圧-実コントラスト値関係である。しかしながら、他の値が利用されてもよい。例えば、これらに限られるわけではないが例として、30、40、60、および70パーセントの実コントラスト値に動作値をそれぞれ関係付ける追加の表を提供することができる。
表3からも分かるように、駆動電圧-実コントラスト値関係は、コントラスト値-駆動電圧関係を含むことができる。より詳細には、表3に示すように、「コントラスト目標」列のコントラスト値(コントラスト設定値と呼ばれることもある)は、実コントラスト値を50%に維持するように、動作値に基づいて設定することができる。したがって、決定された動作値および駆動電圧-実コントラスト関係に基づいてディスプレイに提供される駆動電圧を調整することによって、50%の実コントラスト値を達成することができる。
図3に示す動作値は温度である。しかしながら、動作値は、ディスプレイに提供される駆動電圧であってもよい。例えば、ディスプレイに提供される駆動電圧は、表1に示すように、ディスプレイ駆動回路のコントラスト値を様々な温度における駆動電圧と関係付けることによって、温度と予め相関させることができる。したがって、ディスプレイに提供される駆動電圧を測定し、表1と比較して、所望の実コントラスト値を達成するためのコントラスト値またはコントラスト設定値を決定することができる。
より具体的には、駆動電圧を測定することができ、ディスプレイドライバのコントラスト値またはコントラスト設定値を決定することができる(例えば、50%)。測定駆動電圧が10.2Vである場合、85度の温度が推測され得るが、この推測は必要ではない場合がある。代わりに、表1を使用して、100%のコントラスト設定値を使用して50%の実コントラスト値を得ることができると判定することができる。あるいは、駆動電圧を50%の実コントラスト値におけるコントラスト値に関係付ける駆動電圧-実コントラスト関係である式[8]を使用することができる。コントラスト値は、図42を参照して上述したようにレジスタ値に予め相関させることができ、0%のコントラスト設定値は36のEV値に対応し、100%のコントラスト設定値は63のEV値に対応し、関係は線形である:
Figure 2024505407000010
図44~図46は、インターフェースのアクセス性を向上させるための計器電子機器4420を示す。図44に示すように、計器電子機器4420は、ディスプレイ4440と、プロセッサ4420pと、プロセッサ4420pに結合されたディスプレイ駆動回路4420dとを含む。ディスプレイ駆動回路4420dは、ディスプレイ4440に駆動電圧4420dvを提供するように構成される。ディスプレイ駆動回路4420dに通信可能に結合されたサンプリング回路4420sは、駆動電圧4420dvをサンプリングし、駆動電圧値4420dsをプロセッサ4420pに提供するように構成される。ディスプレイ駆動回路4420dは、上述の電子ボリューム値などのレジスタ値から駆動電圧4420dvを決定するように構成されてもよい。電子ボリューム値は、プロセッサ4420pによって設定されてもよい。温度センサ4420tは、任意選択的にプロセッサ4420pに結合される。
計器電子機器4420は、上述の計器電子機器20と同じまたは同様であってもよいが、任意の適切な計器電子機器が利用されてもよい。例えば、計器電子機器4420は、ディスプレイ駆動回路4420dに近接して配置された追加の温度センサ4420tを有する上述の計器電子機器20であってもよい。
温度センサ4420tは、熱電対、抵抗温度検出器、赤外線検出器などであってもよい。温度センサ4420tは、計器電子機器4420の温度を検知するように構成されてもよい。温度センサ4420tは、アナログ信号などの信号をプロセッサ4420pに提供することができる。温度センサ4420tは、温度変動が4420dvまでの駆動電圧を変動させる可能性がある計器電子機器4420の任意の適切な部分を検知することができる。例えば、温度センサ4420tは、ディスプレイ駆動回路4420dの温度を検知するように構成されてもよい。
ディスプレイ駆動回路4420dは、ディスプレイに駆動電圧4420dvを提供するように構成されてもよい。駆動電圧4420dvの振幅は、ディスプレイ駆動回路4420dのレジスタ内のレジスタ値に基づいてディスプレイ駆動回路4420dによって決定されてもよい。レジスタ値は、プロセッサ4420pによって設定されてもよい。プロセッサ4420pは、サンプリング回路4420sによってプロセッサ4420pに提供される駆動電圧値4420dsに基づいてレジスタ値を設定することができる。
サンプリング回路4420sは、駆動電圧4420dvを測定し、駆動電圧4420dvを表す信号をプロセッサ4420pに提供するように構成されてもよい。例えば、図45を参照してより詳細に説明するように、サンプリング回路4420sは、プロセッサ4420pに提供される駆動電圧を調整する分圧回路であってもよい。より具体的には、サンプリング回路4420sは、駆動電圧4420dvをプロセッサ4420pに適したスケールに比例的に低減することができる。加えて、サンプリング回路4420sは、サンプリングされ調整された駆動電圧4420dvをデジタル化し、デジタル化信号を駆動電圧値4420dsとしてプロセッサ4420pに提供することができる。
ディスプレイ4440は、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイなどであってもよい。コントラストが温度などの環境条件の影響を受け得る任意の適切なディスプレイが利用されてもよい。例えば、LEDの輝度は、環境条件によって悪影響を受ける可能性があり、結果としてLEDのコントラストに悪影響を及ぼす可能性がある。図44に示すように、ディスプレイ4440は、駆動電圧4420dvに応じて、黒色または白色であり得る画素を有するLCDであり得る。
図47は、インターフェースのアクセス性を向上させる方法4700を示す。図47に示すように、方法4700は、ステップ4710において動作値を決定する。動作値は、ディスプレイに駆動電圧を提供する、上述の計器電子機器4420などの計器電子機器の温度に対応することができる。ステップ4720において、方法4700は、決定された動作値に基づいてディスプレイに提供される駆動電圧を調整する。
方法4700は、決定された動作値に基づいてコントラスト値を決定することをさらに含むことができる。例えば、駆動電圧を計器電子機器の温度に対して補償する0~100パーセントの範囲内でコントラスト値を決定することができる。例えば、50%コントラストの公称値は摂氏25度で読み取り可能であり得るが、ディスプレイが摂氏85度で読み取り可能であることを保証するために100%のコントラスト値が必要とされ得る。
方法4700はまた、決定されたコントラスト値に基づいてディスプレイ駆動回路にレジスタ値を設定することもできる。決定されたコントラスト値は、レジスタ設定値に関係付けられてもよい。例えば、レジスタ値は、コントラスト値に相関する電子ボリューム値であってもよい。例として前述の説明を参照すると、100%のコントラスト値は、63の電子ボリューム値と相関することができる。したがって、100%のコントラスト値が動作値に対応すると判定された場合、63の電子ボリューム値をディスプレイ駆動回路に設定することができる。
動作値は、ディスプレイに提供される駆動電圧であってもよい。例えば、上述したように、駆動電圧は、計器電子機器、特にディスプレイ駆動回路の温度に比例して増減することができる。したがって、駆動電圧は、計器電子機器の温度に対応する。コントラスト値は、駆動電圧から決定されてもよい。例えば、上述した駆動電圧-コントラストプロット4330を使用してコントラスト値を決定することができる。例えば、駆動電圧が10.2ボルトである場合、コントラスト値は100%であってもよい。
付加的または代替的に、コントラスト値は、計器電子機器の温度とコントラスト値との間の関係に基づいて決定されてもよい。例えば、上述したように、基板温度BTが摂氏20度~摂氏85度である場合、CS=0.83*BT+29.35からコントラスト値を決定することができ、ここで、コントラスト設定値CSがコントラスト値である。
上述した計器電子機器4420および方法4700は、インターフェース2などのインターフェースのアクセス性を向上させることができる。インターフェースのアクセス性は、ディスプレイ4440のコントラストを計器電子機器4420の温度に対して補償することによって向上させることができる。特に、計器電子機器4420は、ディスプレイ4440の駆動電圧4420dvを補償することができる。駆動電圧4420dvは、計器電子機器4420、ディスプレイ駆動回路4420dなどの測定温度に基づいて補償することができる。付加的または代替的に、駆動電圧4420dvは、駆動電圧4420dvに基づいて補償されてもよい。この後者の方法は、温度センサを使用せずに駆動電圧4420dvを補償することを可能にすることができる。コントラストが補償されることに起因して、ディスプレイ4440の実コントラストは一貫していることができ、それにより、インターフェースの知覚品質およびアクセス性が改善される。
上記の実施形態の詳細な説明は、本開示の範囲内であると本発明者らが考えているすべての実施形態の網羅的な説明ではない。実際、当業者であれば、上述の実施形態の特定の要素は、さらなる実施形態を作成するために様々に組み合わせまたは削除されてもよく、このようなさらなる実施形態は、本開示の範囲および教示内に入ることを認識するであろう。また、当業者には、本開示の範囲および教示内で追加の実施形態を作成するために、上述の実施形態を全体的または部分的に組み合わせてもよいことは明らかであろう。
したがって、特定の実施形態は、例示の目的で本明細書に記載されているが、当業者には理解されるように、本明細書の範囲内で様々な均等な変更が可能である。本明細書で提供される教示は、上述され添付の図面に示されている実施形態だけでなく、インターフェースのアクセス性を向上させるために、他のインターフェースに適用することができる。したがって、上述の実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲から決定されるべきである。

Claims (91)

  1. アクセス性が向上したインターフェース(402、502、602、1202)であって、前記インターフェース(402、502、602、1202)は、
    ハウジング(430、530、630、1230)と、
    前記ハウジング(430、530、630、1230)の内側に配置された計器電子機器(420、520、620、1220)とを備え、前記計器電子機器(420、520、620、1220)は、前記ハウジング(430、530、630、1230)内へと延伸するコネクタ(450、550、650、1250)に固定するように構成される、インターフェース(402、502、602、1202)。
  2. 前記ハウジング(530、1230)は、前記ハウジング(530、1230)内へと延伸する前記コネクタ(550、1250)に回転可能に結合される、請求項1に記載のインターフェース(502、1202)。
  3. 前記計器電子機器(1220)は、
    電子機器基板(1220b)と、
    前記電子機器基板(1220b)に固定されたシェル(1220s)とを備え、前記シェル(1220s)は、前記ハウジング(1230)内へと延伸する前記コネクタ(1250)に固定するように構成される、請求項1に記載のインターフェース(1202)。
  4. 前記ハウジング(430、530、630、1230)内へと延伸する前記コネクタ(450、550、650、1250)は、センサアセンブリおよび接続箱のうちの一方から延伸するフィードスルー(415、515、615、1215)の一部である、請求項1に記載のインターフェース(402、502、602、1202)。
  5. 前記コネクタ(650、1250)の周りに回転可能に配置された収容ディスク(617、1217)をさらに備え、前記収容ディスク(617、1217)の少なくとも一部は、前記コネクタ(650、1250)の保持リング(618、1218)と前記ハウジング(630、1230)の壁(632、1232)との間に配置される、請求項1に記載のインターフェース(602、1202)。
  6. 前記計器電子機器(1220)は、前記収容ディスク(1217)の溝(1217g)と嵌合するように構成されたポスト(1224p)と、前記収容ディスク(1217)のねじ穴(1217h)と嵌合するように構成されたボルト(1224b)とをさらに備える、請求項5に記載のインターフェース(402、502、602、1202)。
  7. 前記収容ディスク(617、1217)は、前記ハウジング(630、1230)内へと延伸する前記コネクタ(650、1250)に前記計器電子機器(620、1220)を保持するために、前記保持リング(618、1218)の溝(618g)およびリップ(1218b)のうちの一方と接合するローブ(617l、1217l)を含む、請求項5に記載のインターフェース(602、1202)。
  8. 前記計器電子機器(1220)は、
    前記ハウジング(1230)内へと延伸する前記コネクタ(1250)に固定するように構成された下側計器電子機器(1224)と、
    前記ハウジング(1230)に固定するように構成され、前記下側計器電子機器(1224)に通信可能に結合するように構成された上側計器電子機器(1222)とを備える、請求項1に記載のインターフェース(1202)。
  9. アクセス性が向上したインターフェースを組み立てるための方法であって、
    ハウジングを提供することと、
    計器電子機器を提供し、前記ハウジング内に配置することと、
    コネクタを提供し、前記ハウジング内へと延伸することと、
    前記ハウジング内へと延伸する前記コネクタに前記計器電子機器を固定することとを含む、方法。
  10. 前記ハウジング内へと延伸する前記コネクタに前記ハウジングを回転可能に結合することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記計器電子機器を提供し、前記ハウジングの内側に配置することは、
    電子機器基板を提供することと、
    シェルを提供し、前記電子機器基板に固定することと、
    コネクタを提供し、前記ハウジング内へと延伸することと、
    前記ハウジング内へと延伸する前記コネクタに前記シェルを固定することとを含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記コネクタを提供し、前記ハウジング内へと延伸することは、フィードスルーを提供し、センサアセンブリおよび接続箱のうちの一方から前記ハウジング内へと延伸することを含む、請求項9に記載の方法。
  13. 収容ディスクを提供し、前記コネクタの周りに回転可能に配置することをさらに含み、前記収容ディスクの少なくとも一部は、前記コネクタの保持リングと前記ハウジングの壁との間に配置される、請求項9に記載の方法。
  14. 前記計器電子機器を提供することは、ポストを提供することをさらに含み、前記収容ディスクを提供することは、前記収容ディスク内に溝およびねじ穴を提供することを含み、前記方法は、ボルトを提供することをさらに含み、前記ポストは、前記溝と嵌合するように構成され、前記ボルトは、前記収容ディスクの前記ねじ穴と嵌合するように構成される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記収容ディスクを提供することは、前記ハウジング内へと延伸する前記コネクタに対して前記計器電子機器を保持するために、前記保持リングの溝およびリップのうちの一方と接合するローブを提供することを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記計器電子機器を提供することは、前記ハウジング内へと延伸する前記コネクタに固定するように構成された下側計器電子機器を提供することと、前記ハウジングに固定するように構成され、前記下側計器電子機器に通信可能に結合するように構成された上側計器電子機器を提供することとを含む、請求項9に記載の方法。
  17. アクセス性が向上したインターフェース(2202)であって、前記インターフェース(2502)は、
    ハウジング(2230)と、
    計器電子機器(2220)とを備え、前記計器電子機器(2220)は、
    上側計器電子機器(2222)と、
    下側計器電子機器(2224)と、
    前記上側計器電子機器(2222)と前記下側計器電子機器(2224)との間に配置され、前記上側計器電子機器(2222)および前記下側計器電子機器(2224)に結合された障壁板(2223)と、
    前記ハウジング(2230)の上側計器電子機器部分(2230u)と前記ハウジング(2230)の下側計器電子機器部分(2230l)とを分離する水密シールを形成するように、前記障壁板(2223)と前記ハウジング(2230)との間に接触して配置されたガスケット(2230o)とを備える、インターフェース(2202)。
  18. 前記障壁板(2223)には、前記障壁板(2223)の内部を越えて前記ガスケット(2230o)に至る穴がない、請求項17に記載のインターフェース(2202)。
  19. 前記ガスケット(2230o)は、前記ハウジング(2230)と前記障壁板(2223)との間で圧縮されたOリングを含む、請求項17に記載のインターフェース(2202)。
  20. 前記障壁板(2223)と前記ハウジング(2230)との間に接触して配置される前記ガスケット(2230o)は、前記ハウジング(2230)のボス(2230s)と前記障壁板(2223)との間に接触して配置されている前記ガスケット(2230o)を含む、請求項17に記載のインターフェース(2202)。
  21. 前記ガスケット(2230o)に近接して配置され、前記障壁板(2223)を前記ハウジング(2230)のボス(2230s)に固定するように構成された複数の締結具(2230b)をさらに備える、請求項20に記載のインターフェース(2202)。
  22. 前記複数の締結具(2230b)は、前記ハウジング(2230)の前記上側計器電子機器部分(2230u)および前記ハウジング(2230)の前記下側計器電子機器部分(2230l)のうちの少なくとも一方に配置される、請求項21に記載のインターフェース(2202)。
  23. 前記複数の締結具(2230b)は、前記障壁板(2223)を通じて前記ハウジング(2230)の前記ボス(2230s)内へと配置される、請求項21に記載のインターフェース(2202)。
  24. アクセス性が向上したインターフェースを組み立てる方法であって、
    ハウジングを提供することと、
    計器電子機器を提供することであり、
    上側計器電子機器を提供することと、
    下側計器電子機器を提供することと、
    障壁板を提供し、前記上側計器電子機器と前記下側計器電子機器との間に配置することと、
    前記障壁板を前記上側計器電子機器および前記下側計器電子機器に結合することとを含む、計器電子機器を提供することと、
    前記ハウジングの上側計器電子機器部分と前記ハウジングの下側計器電子機器部分とを分離する水密シールを形成するように、ガスケットを前記障壁板と前記ハウジングとの間に配置し、前記障壁板および前記ガスケットに接触することとを含む、方法。
  25. 前記障壁板を提供することは、前記障壁板の内部を越えて前記ガスケットに至る穴がない前記障壁板を形成することを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記ガスケットを提供することは、Oリングを提供することと、前記ハウジングと前記障壁板との間で前記Oリングを圧縮することとを含む、請求項24に記載の方法。
  27. 前記ガスケットを前記障壁板と前記ハウジングとの間に配置し、前記障壁板および前記ハウジングに接触させることは、前記ガスケットを前記障壁板と前記ハウジングのボスとの間に配置し、前記障壁板および前記ハウジングのボスに接触させることを含む、請求項24に記載の方法。
  28. 複数の締結具を前記ガスケットに近接して配置することと、前記複数の締結具を使用して前記障壁板を前記ハウジングの前記ボスに固定することとをさらに含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記複数の締結具を、前記ハウジングの前記上側計器電子機器部分および前記ハウジングの前記下側計器電子機器部分のうちの少なくとも一方に配置することをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記複数の締結具を、前記障壁板を通じて前記ハウジングの前記ボス内へと配置することをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  31. 向上したアクセス性を有するインターフェース(2502)であって、前記インターフェース(2502)は、
    ディスプレイ開口部(2532)を有するハウジング(2530)と、
    前記ディスプレイ開口部(2532)に近接して前記ハウジング(2530)の内部に配置されたフェイシア(2540)とを備え、前記フェイシア(2540)は、基板(2540b)と、ワイヤレストランシーバ(2548)とを備え、前記基板(2540b)は、前記ディスプレイ開口部(2532)に面する前側(2540ba)と、前記ハウジング(2530)の内部部分に面する後側(2540bp)とを備え、
    前記ワイヤレストランシーバ(2548)は、前記基板(2540b)の前記後側(2540bp)に配置され、前記基板(2540b)の開口部(2540bo)を介してワイヤレスデバイス(2501)に通信可能に結合するように構成される、インターフェース(2502)。
  32. 前記フェイシア(2540)は、前記基板(2540b)に機械的に結合されたフェイシアシャーシ(2543)をさらに備え、前記フェイシアシャーシ(2543)は、前記ワイヤレストランシーバ(2548)に近接するスロット(2543s)を含む、請求項31に記載のインターフェース(2502)。
  33. 前記基板(2540b)の前記前側(2540ba)に結合されたディスプレイ(2544)をさらに備える、請求項31に記載のインターフェース(2502)。
  34. 前記ディスプレイ(2544)は、前記基板(2540b)の前記開口部(2540bo)に近接して配置される、請求項33に記載のインターフェース(2502)。
  35. 前記ディスプレイ(2544)は、前記基板(2540b)上の前記ワイヤレストランシーバ(2548)に対向して配置される、請求項33に記載のインターフェース(2502)。
  36. 前記ワイヤレストランシーバ(2548)は、前記基板(2540b)内の前記開口部(2540bo)および前記フェイシアシャーシ(2543)内の前記スロット(2543s)に近接して配置されたアンテナ(2548a)を含む、請求項31に記載のインターフェース(2502)。
  37. 向上したアクセス性を有するインターフェースを形成する方法であって、
    ディスプレイ開口部を有するハウジングを提供することと、
    フェイシアを提供し、前記ディスプレイ開口部に近接して前記ハウジングの内部に配置することであり、前記フェイシアを提供することは、基板を提供することを含み、前記基板は、前記ディスプレイ開口部に面する前側と、前記ハウジングの内部部分に面する後側とを備える、フェイシアを提供し、配置することと、
    ワイヤレストランシーバを提供し、前記基板の前記後側に配置することと、
    前記基板の開口部を介してワイヤレスデバイスに通信可能に結合するように前記ワイヤレストランシーバを構成することとを含む、方法。
  38. 前記フェイシアを提供することは、フェイシアシャーシを提供することと、前記フェイシアシャーシ内のスロットが前記ワイヤレストランシーバに近接するように、前記フェイシアシャーシを前記基板に機械的に結合することとをさらに含む、請求項37に記載の方法。
  39. ディスプレイを提供し、前記基板の前記前側に結合することをさらに含む、請求項37に記載の方法。
  40. 前記ディスプレイを前記基板の前記開口部に近接して配置することをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記ディスプレイを前記基板上の前記ワイヤレストランシーバに対向して配置することをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  42. 前記ワイヤレストランシーバを提供することは、アンテナを提供することと、前記アンテナを前記基板の前記開口部および前記フェイシアシャーシの前記スロットに対して配置することとを含む、請求項37に記載の方法。
  43. インターフェース(2502)のアクセス性を向上させるための通信システム(2500)であって、前記通信システム(2500)は、
    ワイヤレスデバイス(2501)と、
    前記インターフェース(2502)のハウジング(2530)の内部に配置されたフェイシア(2540)とを備え、前記フェイシア(2540)は、基板(2540b)と、ワイヤレストランシーバ(2548)とを有し、
    前記基板(2540b)は、前記ハウジング(2530)のディスプレイ開口部(2532)に面する前側(2540ba)と、後側(2540bp)とを備え、
    前記ワイヤレストランシーバ(2548)は、前記基板(2540b)の前記後側(2540bp)に配置され、前記基板(2540b)の前記開口部(2540bo)を介して前記ワイヤレスデバイス(2501)に通信可能に結合するように構成される、通信システム(2500)。
  44. 前記フェイシア(2540)は、前記基板(2540b)に機械的に結合されたフェイシアシャーシ(2543)をさらに備え、前記フェイシアシャーシ(2543)は、前記ワイヤレストランシーバ(2548)に近接するスロット(2543s)を含む、請求項43に記載の通信システム(2500)。
  45. 前記基板(2540b)の前記前側(2540ba)に結合されたディスプレイ(2544)をさらに備える、請求項43に記載の通信システム(2500)。
  46. 前記ディスプレイ(2544)は、前記基板(2540b)の前記開口部(2540bo)に近接して配置される、請求項45に記載の通信システム(2500)。
  47. 前記ディスプレイ(2544)は、前記ワイヤレストランシーバ(2548)に対向して配置される、請求項45に記載の通信システム(2500)。
  48. 前記ワイヤレストランシーバ(2548)は、前記基板(2540b)内の前記開口部(2540bo)および前記フェイシアシャーシ(2543)内の前記スロット(2543s)に近接して配置されたアンテナ(2548a)を含む、請求項43に記載の通信システム(2500)。
  49. インターフェース(3202)のアクセス性を向上させるための計器電子機器(3220)であって、前記計器電子機器(3220)は、
    電子機器基板(3220b)上に配置されたプロセッサ(3228)と、
    前記電子機器基板(3220b)上に配置された構成要素(3226)とを備え、前記構成要素(3226)は、前記プロセッサ(3228)のピンに結合され、前記プロセッサ(3228)の前記ピンは、前記電子機器基板(3220b)に結合されたディスプレイ基板(3240b)の構成要素(3246)に結合するように構成され、
    前記ディスプレイ基板(3240b)の前記構成要素(3246)は、前記電子機器基板(3220b)の前記構成要素(3226)に対して冗長である、計器電子機器(3220)。
  50. 前記プロセッサ(3228)の前記ピンは、前記ディスプレイ基板(3240b)を前記電子機器基板(3220b)に結合するコネクタ(3247)を介して前記ディスプレイ基板(3240b)の前記構成要素(3246)に結合するように構成される、請求項49に記載の計器電子機器(3220)。
  51. 前記電子機器基板(3220b)の前記構成要素(3226)は、前記電子機器基板(3220b)の発光ダイオード(3226l)およびスイッチ(3226s)のうちの一方であり、前記ディスプレイ基板(3240b)の前記構成要素(3246)は、前記ディスプレイ基板(3240b)の発光ダイオード(3246l)およびスイッチ(3246s)のうちの一方である、請求項49に記載の計器電子機器(3220)。
  52. 前記プロセッサ(3228)の前記ピンは、前記電子機器基板(3220b)の前記構成要素(3226)の第1の端子に結合され、前記構成要素(3226)の第2の端子はグランド(3220g)に結合される、請求項49に記載の計器電子機器(3220)。
  53. 前記ディスプレイ基板(3240b)をさらに備え、前記プロセッサ(3228)の前記ピンは、前記ディスプレイ基板(3240b)の前記構成要素(3246)に結合される、請求項49に記載の計器電子機器(3220)。
  54. 前記プロセッサ(3228)の前記ピンは、前記ディスプレイ基板(3240b)の前記構成要素(3246)の第1の端子に結合され、前記ディスプレイ基板(3240b)の前記構成要素(3246)の第2の端子は、グランド(3220g)に結合される、請求項53に記載の計器電子機器(3220)。
  55. 前記電子機器基板(3220)内に配置された前記構成要素(3226)に結合された出力を有する増幅器(3222a、3222b)をさらに備え、前記増幅器(3222a、3222b)は、前記プロセッサ(3228)から前記構成要素(3226)への信号を反転するように構成されたインバータである、請求項49に記載の計器電子機器(3220)。
  56. インターフェースのアクセス性を向上させるための方法であって、
    プロセッサを提供し、電子機器基板上に配置することと、
    構成要素を提供し、前記電子機器基板上に配置することと、
    前記構成要素を前記プロセッサのピンに結合することと、
    前記プロセッサの前記ピンを、前記電子機器基板に結合されたディスプレイ基板の構成要素に結合するように構成することとを含み、
    前記ディスプレイ基板の前記構成要素は、前記電子機器基板の前記構成要素に対して冗長である、方法。
  57. 前記ディスプレイ基板の前記構成要素に結合するように前記プロセッサの前記ピンを構成することは、前記ディスプレイ基板を前記電子機器基板に結合するコネクタを介して前記ディスプレイ基板の前記構成要素に結合するように前記ピンを構成することを含む、請求項56に記載の方法。
  58. 前記電子機器基板の前記構成要素を提供することは、前記電子機器基板の発光ダイオードおよびスイッチのうちの1つを提供することを含み、前記ディスプレイ基板の前記構成要素を提供することは、前記ディスプレイ基板の発光ダイオードおよびスイッチのうちの1つを提供することを含む、請求項56に記載の方法。
  59. 前記構成要素を前記プロセッサの前記ピンに結合することは、前記プロセッサの前記ピンを前記電子機器基板の前記構成要素の第1の端子に結合することと、前記構成要素の第2の端子をグランドに結合することとを含む、請求項56に記載の方法。
  60. 前記ディスプレイ基板を提供することと、前記プロセッサの前記ピンを前記ディスプレイ基板の前記構成要素に結合することとをさらに含む、請求項56に記載の方法。
  61. 前記プロセッサの前記ピンを前記ディスプレイ基板の前記構成要素に結合することは、前記プロセッサの前記ピンを前記ディスプレイ基板の前記構成要素の第1の端子に結合することと、前記ディスプレイ基板の前記構成要素の第2の端子をグランドに結合することとを含む、請求項60に記載の方法。
  62. 出力を有する増幅器を提供することと、前記電子機器基板内に配置された前記構成要素に前記出力を結合することとをさらに含み、前記増幅器は、前記プロセッサから前記構成要素への信号を反転するように構成されたインバータである、請求項56に記載の方法。
  63. 向上したアクセス性を有するインターフェース(3402)であって、前記インターフェース(3402)は、
    ハウジング(3430)と、
    前記ハウジング(3430)の内部に、前記ハウジング(3430)の開口部(3430o)に近接して配置されたフェイシア(3440)と、
    前記フェイシア(3440)に旋回可能に結合された並進ロッド(3440t)とを備え、前記並進ロッド(3440t)は、前記ハウジング(3430)の前記開口部(3430o)を通じて前記フェイシア(3440)を変位させるように構成されている、インターフェース(3402)。
  64. 前記フェイシア(3440)に旋回可能に結合された前記並進ロッド(3440t)は、前記並進ロッド(3440t)の長手方向軸と同一直線上にある並進軸(3440at)を中心に回転するように構成された前記フェイシア(3440)を含む、請求項63に記載のインターフェース(3402)。
  65. 前記フェイシア(3440)に旋回可能に結合された前記並進ロッド(3440t)は、前記並進ロッド(3440t)の長手方向軸に直交する旋回軸(3440ap)を中心に回転するように構成された前記フェイシア(3440)を含む、請求項63に記載のインターフェース(3402)。
  66. 前記ハウジング(3430)の前記開口部(3430o)を通じて前記フェイシア(3440)を変位させるように構成された前記並進ロッド(3440t)は、前記並進ロッド(3440t)の長手方向軸と同一直線上の方向に前記フェイシア(3440)を変位させるように構成された前記並進ロッド(3440t)を含む、請求項63に記載のインターフェース(3402)。
  67. 前記並進ロッド(3440t)は、旋回点(3440p)において前記フェイシア(3440)に旋回可能に結合される、請求項63に記載のインターフェース(3402)。
  68. 前記旋回点(3440p)は、旋回軸(3440ap)と並進軸(3440at)とが一致する場所に位置し、ここで、前記フェイシア(3440)は、前記旋回軸(3440ap)を中心に旋回し、前記並進軸(3440at)を中心に回転する、請求項67に記載のインターフェース(3402)。
  69. インターフェースのアクセス性を向上させるための方法であって、前記インターフェースは、
    ハウジングを提供することと、
    フェイシアを提供し、前記ハウジングの内部に前記ハウジングの開口部に近接して配置することと、
    並進ロッドを提供し、前記フェイシアに旋回可能に結合することとを含み、前記並進ロッドは、前記ハウジングの前記開口部を通じて前記フェイシアを変位させるように構成されている、方法。
  70. 前記並進ロッドを前記フェイシアに旋回可能に結合することは、前記フェイシアを、前記並進ロッドの長手方向軸と同一直線上にある並進軸を中心に回転するように構成することを含む、請求項69に記載の方法。
  71. 前記並進ロッドを前記フェイシアに旋回可能に結合することは、前記フェイシアを、前記並進ロッドの長手方向軸に直交する旋回軸を中心に回転するように構成することを含む、請求項69に記載の方法。
  72. 前記ハウジングの前記開口部を通じて前記フェイシアを変位するように前記並進ロッドを構成することは、前記並進ロッドの長手方向軸と同一直線上の方向に前記フェイシアを変位するように前記並進ロッドを構成することを含む、請求項69に記載の方法。
  73. 前記並進ロッドを前記フェイシアに旋回可能に結合することは、旋回点において前記並進ロッドを前記フェイシアに旋回可能に結合することを含む、請求項69に記載の方法。
  74. 前記旋回点は、旋回軸と並進軸とが一致する場所に位置し、ここで、前記フェイシアは前記旋回軸を中心に旋回し、前記並進軸を中心に回転する、請求項73に記載の方法。
  75. インターフェースのアクセス性を向上させるための方法であって、
    並進軸に沿ってハウジングの開口部を通じてフェイシアを変位させることを含み、前記フェイシアは、前記並進軸を中心に回転すること、および旋回軸を中心に旋回することのうちの少なくとも一方を行うように構成されている、方法。
  76. 前記並進軸を中心に前記フェイシアを回転させること、および前記旋回軸を中心に前記フェイシアを旋回させることのうちの少なくとも一方をさらに含む、請求項75に記載の方法。
  77. 前記並進軸および前記旋回軸は旋回点において共局所的であり、前記フェイシアは前記旋回点を中心に回転および旋回するように構成される、請求項76に記載の方法。
  78. インターフェースのアクセス性を向上させるための方法であって、
    動作値を決定することと、
    前記決定された動作値および駆動電圧-実コントラスト関係に基づいてディスプレイに提供される駆動電圧を調整することとを含み、
    前記動作値は、前記駆動電圧を提供する計器電子機器の温度に対応する、方法。
  79. 前記決定された動作値および前記駆動電圧-実コントラスト関係に基づいてコントラスト値を決定することと、前記コントラスト値に基づいて前記駆動電圧を調整することとをさらに含む、請求項78に記載の方法。
  80. 前記決定されたコントラスト値に基づいてディスプレイ駆動回路にレジスタ値を設定することをさらに含む、請求項79に記載の方法。
  81. 前記動作値は、前記ディスプレイに提供される前記駆動電圧である、請求項78に記載の方法。
  82. 前記駆動電圧と前記コントラスト値との間の関係から前記コントラスト値を決定することをさらに含む、請求項81に記載の方法。
  83. 前記動作値は、前記駆動電圧を前記ディスプレイに提供する前記計器電子機器の前記温度である、請求項78に記載の方法。
  84. 前記計器電子機器の前記温度と前記コントラスト値との間の関係に基づいて前記コントラスト値を決定することをさらに含む、請求項83に記載の方法。
  85. インターフェースのアクセス性を向上させるための計器電子機器(4420)であって、前記計器電子機器(4420)は、
    動作値を決定するように構成されたプロセッサ(4420p)と、
    ディスプレイ(4440)に駆動電圧を提供し、前記動作値および駆動電圧-実コントラスト関係に基づいて前記駆動電圧を調整するように構成されたディスプレイ駆動回路(4420d)とを備え、
    前記動作値は、前記駆動電圧を提供する計器電子機器の温度に対応する、計器電子機器(4420)。
  86. 前記プロセッサ(4420p)は、前記決定された動作値および前記駆動電圧-実コントラスト関係に基づいてコントラスト値を決定し、前記コントラスト値に基づいて前記駆動電圧を調整するようにさらに構成される、請求項85に記載の計器電子機器(4420)。
  87. 前記プロセッサ(4420p)は、前記決定されたコントラスト値に基づいて前記ディスプレイ駆動回路(4420d)にレジスタ値を設定するようにさらに構成される、請求項86に記載の計器電子機器(4420)。
  88. 前記動作値は、前記ディスプレイ(4440)に提供される前記駆動電圧である、請求項85に記載の計器電子機器(4420)。
  89. 前記プロセッサ(4420p)は、前記駆動電圧と前記コントラスト値との間の関係から前記コントラスト値を決定するようにさらに構成される、請求項88に記載の計器電子機器(4420)。
  90. 前記動作値は、前記ディスプレイ(4440)に前記駆動電圧を提供する前記計器電子機器(4420)の前記温度である、請求項85に記載の計器電子機器(4420)。
  91. 前記プロセッサ(4420p)は、前記計器電子機器(4420)の前記温度と前記コントラスト値との間の関係に基づいて前記コントラスト値を決定するようにさらに構成される、請求項90に記載の計器電子機器(4420)。
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