JP2024098648A - 昇降式床下収納庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納部の位置によらず、蓋と床の位置合わせができ、且つ、取出し時には、収納部と蓋が一体として扱うことができる昇降式床下収納庫を提供する。
【解決手段】昇降式床下収納庫であって、昇降装置と、物品を収納する収納部と、蓋体と、該蓋体を床と同一面になるよう保持する蓋体保持部と、から成り、該蓋体保持部は、床下からの支持によって高さを維持しており、該蓋体は、該昇降装置により該収納部を降下させ物品を格納する際に該収納部から分離して該蓋体保持部で保持されると共に、該昇降装置により該収納部を上昇させ物品を取出す際には該収納部と回転可能に一体化する構成を採用した。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降式の床下収納庫に関し、詳しくは、昇降式床下収納庫の蓋を設置しやすく且つ使いやすくする構造に関するものである。
床下収納庫を活用する設備の一つとして、昇降式床下収納庫がある。収納部の格納、取出しが容易であり、便利である。
しかし、施工に関して、周囲の床と収納部の蓋の位置を高い精度で合わせる必要がある。そのため、昇降装置自体の設置精度も高くする必要があり、施工作業の手間がかかる場合があった。
また、対応する方法の1つとして、収納部の蓋と収納部を分離し、蓋を収納部から浮かす方法もある。しかし、取出し時に、まず蓋を移動する必要があり、利用者にとって迂遠であった。
そこで、収納部の位置によらず、蓋と床の位置合わせができ、且つ、取出し時には、収納部と蓋が一体として扱うことが可能な構造が求められていた。
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、容器本体を昇降させる床下収納庫の蓋体の構造(特許文献1参照)が提案され、公知技術となっている。具体的には、部屋の床に蓋受け枠を設け、蓋体が載置されるものであり、格納時に床と蓋体が面一となり、収納部と蓋体は離れている構造となっている。
しかしながら、本先行技術による構造では、取出し時に、まず蓋体のみを移動し、その後に収納部を上昇させる必要があるため、迂遠であって、上記問題の解決には至っていない。
特開2000-27424号公報
本発明は、収納部の位置によらず、蓋と床の位置合わせができ、且つ、取出し時には、収納部と蓋が一体として扱うことができる昇降式床下収納庫を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、本発明に係る昇降式床下収納庫は、昇降装置と、物品を収納する収納部と、蓋体と、該蓋体を床と同一面になるよう保持する蓋体保持部と、から成り、該蓋体保持部は、床下からの支持によって高さを維持しており、該蓋体は、該昇降装置により該収納部を下降させて物品を格納する際に該収納部から分離して該蓋体保持部で保持されると共に、該昇降装置により該収納部を上昇させて物品を取出す際には該収納部と回転可能に一体化する手段を採る。
また、本発明は、前記蓋体保持部が、四角筒状であり、物品を格納する際に該蓋体保持部と前記蓋体と前記収納部の底部とで前記収納部を該蓋体保持部の外部から遮断する手段を採る。
さらに、本発明は、分離可能接続部を備え、該分離可能接続部は、回転部と、回転補助部と、から成り、該回転部と該回転補助部とは、分離可能であり、前記収納部と前記蓋体は、一方に該回転部を備えると共に他方に該回転補助部を備え、該回転部と該回転補助部とは、物品を格納する際に離れ、物品を取出す際に接続し、該蓋体は、該収納部に対して回転部を軸として回転可能であり、
該分離可能接続部は、該蓋体の四隅に対応する位置にあり、物品を取出す際に該蓋体の一方の辺に対応する該分離可能接続部を軸として回転した際、対向する他方の辺に対応する該分離可能接続部は該回転部と該回転補助部が分離する手段を採る。
またさらに、本発明は、前記収納部が、前記回転補助部を備え、該回転補助部は、四角筒状であって上部の対向する側面の両方にスリットを持ち、前記蓋体は、前記回転部を備え、該回転部は、四角柱であって支持柱に挿入可能な太さであり、下部の側面から回転軸部となる突起が法線方向に突出しており、該スリットは、底部が該回転軸部に対応する大きさの回転受部であって、上部になるに従って該スリットの幅が大きくなり、該スリットを持つ側面に隣接した側面の上部には、該回転軸部が該回転受部に当接している状態で、該蓋体を回転可能とするための切り欠きが設けられている手段を採る。
さらにまた、本発明は、前記収納部が、前記回転補助部を備え、該回転補助部はL字状柱であって一方の側面にスリットを持ち、前記蓋体は、前記回転部を備え、該回転部は、角柱状であって下部の側面から回転軸部となる突起が法線方向に突出しており、該突起の先端には、該突起がスリットから脱落することを防ぐ止め部があり、該スリットは、底部が該回転軸部に対応する大きさの回転受部であって、上部になるに従って該スリットの幅が大きくなっている手段を採る。
またさらに、本発明は、前記蓋体が、前記回転部を備え、該回転部は、前記回転補助部に接続する回転支持部と該回転支持部に支持され該蓋体を回転させる回転軸部とを持つ手段を採る。
そしてまた、本発明は、前記蓋体が、前記回転部を備え、該回転部は、弾性体であって、前記回転補助部と接続した際に該回転部の弾性によって該蓋体を回転させる手段を採る。
さらにまた、本発明は、前記回転部が、回転元部と、該回転元部を支持する回転支持部を備え、該回転元部の回転軸部と、該回転支持部の回転受部とにより、該回転支持部は、前記蓋体に対して回転可能に接続され、該回転支持部は、回転補助部と着脱可能であることを手段とする。
またさらに、本発明は、前記回転補助部が、パイプ状であり、前記回転支持部は、平板部と棹状部から成り、平板部に回転受部を持ち、平板部の一方の端辺に棹状部が接続され、棹状部は、前記回転補助部に挿入され、平板部の一方の端辺が回転補助部の端部に当接し、回転補助部に対する回転支持部の位置を規制することを手段とする。
さらにまた、本発明は、前記蓋を前記収納部に対して回転させた際に、該回転部と該回転補助部が分離した2つの分離可能接続部において、各回転支持部の棹状部の長さが異なり、一方の棹状部を回転補助部に挿入した際、他方の棹状部を回転補助部に対して挿入可能な位置に配置可能であることを手段とする。
そしてまた、本発明は、前記蓋体が前記収納部と接続された状態で、該蓋体の一方の辺に対応する前記分離可能接続部を回転させた際、前記蓋体が元の位置に戻ることを防ぐストッパを備えることを手段とする。
本発明に係る昇降式床下収納庫によれば、蓋と床の位置精度を向上させつつ、収納部を取り出す際にも、蓋の移動が不要であり、昇降式床下収納庫の利便性を向上させる、といった優れた効果を奏するものである。
本発明に係る昇降式床下収納庫の実施形態を示す全体図である。 本発明に係る昇降式床下収納庫の動作態様を示す説明図である。 本発明に係る昇降式床下収納庫における分離接続部の実施形態を示す説明図である。 本発明に係る昇降式床下収納庫における蓋の開閉の実施形態を示す説明図である。(旧図5) 本発明に係る昇降式床下収納庫における分離接続部の他の実施形態を示す説明図である。(旧図6) 本発明に係る昇降式床下収納庫における分離接続部の他の実施形態を示す説明図である。 本発明に係る昇降式床下収納庫における分離接続部の他の実施形態を示す説明図である。 本発明に係る昇降式床下収納庫における棹状部の実施形態を示す説明図である。 本発明に係る昇降式床下収納庫におけるストッパの実施形態を示す説明図である。 本発明に係る昇降式床下収納庫におけるストッパの実施形態を示す説明図である。
本発明に係る昇降式床下収納庫は、昇降装置と、収納部と、蓋体と、該蓋体を床と同一面になるよう保持する蓋体保持部と、から構成され、蓋と床の位置精度を向上させつつ、収納部を取り出す際にも、蓋の移動が不要であることを最大の特徴とする。
以下、本発明に係る昇降式床下収納庫の実施形態を、図面に基づいて説明する。
尚、以下で示される昇降式床下収納庫の全体構成及び各部の構成は、下記に述べる実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状や寸法等の範囲内で適宜変更することができるものである。
図1から図10に従って、本発明を説明する。
図1は、本発明に係る昇降式床下収納庫の実施形態を示す正面全体図であり、蓋体保持部は断面で示す。
図2は、本発明に係る昇降式床下収納庫の動作態様を示す説明図であり、(a)は収納部を降下させ物品を格納した状態(以下、「格納時」ともいう)を示す図、(b)は収納部を上昇させ物品を取出す状態(以下、「取出し状態」ともいう)を示す図である。
図3は、本発明に係る昇降式床下収納庫における分離接続部の実施形態を示す説明図であり、(a)は四角柱を用いた例を示す図、(b)はL字柱を用いた例を示す図である。
図4は、本発明に係る昇降式床下収納庫における蓋の開閉の実施形態を示す説明図であり、(a)は蓋を一方に開いた図、(b)は蓋を他方に開いた図である。
図5乃至7は、本発明に係る昇降式床下収納庫における分離接続部の他の実施形態(変形例)を示す説明図であり、各図それぞれ(a)は格納時を示す図、(b)は取出し時を示す図である。
図8は、本発明に係る昇降式床下収納庫における棹状部の実施形態を示す説明図であり、(a)は蓋を閉じている状態を示す図、(b)は蓋が開いている状態を示す図である。
図9は、本発明に係る昇降式床下収納庫におけるストッパの実施形態を示す説明図であり、(a)は蓋を閉じている状態を示す図、(b)は蓋が開きストッパで支柱をロックしている状態を示す図である。
図10は、本発明に係る昇降式床下収納庫におけるストッパの実施形態を示す説明図であり、(a)はストッパ部分の拡大図、(b)はストッパの変形例を示す図である。
昇降式床下収納庫1は、主に、一般家庭の床下に物品を収納し、電動で、収納部10を上げ下げするものである。
昇降式床下収納庫1は、昇降装置70と収納部10と蓋体20と蓋体保持部60とから構成されている。収納部10と蓋体20は分離可能接続部30を介して接続している。
昇降装置70は、収納部10を床下に格納したり、床上に取出したりを自動で行う装置である。昇降装置70は、床下に設置され、昇降装置70の上部に収納部10を載置し、収納部10を上下させるものである。
昇降の構造としては、Xアーム方式やワイヤ方式等がある。
(収納部)
収納部10は、物品を収納する部分であり、物品を収納する空間も意味する。該収納部10は、底部11と支柱51とから成る。
底部11は、昇降装置70の上部に配置されている。底部11の四隅に支柱51が設けられ、該支柱51は、分離可能接続部30の一部も兼ねている。
底部11の上には、保管する物品が置かれる。底部11は、概ね四角形で、水平方向の形状は、蓋体保持部60の内側の形状とほぼ同じである。
また、本実施形態では、収納部10に底部11を含む形としているが、変形例として、底部11を含まず、昇降装置70の上部に直接支柱51を取り付けても良い。
保管する物品によっては、収納部10の底の平坦度が重要でない場合もあるからである。
また、収納部10に容器を配置しても良い。その際、支柱51の機能を容器の側面で持たせても良い。その際、容器の側面が、分離可能接続部30の一部も兼ねることになる。
(蓋体)
蓋体20は、収納部10の上部を覆うものである。蓋体20は、上面視、収納部10の大きさよりも大きい。
蓋体20の四隅部分の底面側には、分離可能接続部30の一部が配置され、蓋体20は分離可能接続部30を介して、収納部10と接続している。
蓋体20は、格納時には、蓋体保持部60によって保持され、蓋体20の上面は、床面80と同一面となっている。床面80は床保持部81によって支持されている。蓋体20と床面80の隙間は、床面として、支障が無く、違和感が発生しない程度の狭さである。
取出し時、蓋体20は、一方の1辺付近を軸として、上方に回転し、開く。また、他方の1辺付近を軸として開くことができる。
また、蓋体20の底面には、床面80や蓋体保持部60との位置合わせを容易にする、台形状の斜面を設けても良い(図1)。このような斜面を設けることで、位置がずれていた場合、傾斜に沿って、適切な位置に自然に移動するので、蓋体20と、床面80や蓋体保持部60との位置合わせが容易になる。
(蓋体保持部)
蓋体保持部60は、蓋体20を床と同一面になるよう保持する部分である。また、床保持部81で保持された床面80の蓋体20付近も、蓋体と同様に保持する。
蓋体保持部60は、高さ調整部61によって床下からの高さ維持している。高さ調整部61により、床面80と蓋体20は容易に高さを調整することができる。蓋体20と収納部10とは、格納時は、分離しているので、高さ調整部61による高さ調整が収納部10に影響を与えることは無い。
格納時は、蓋体20は、蓋体保持部60のみで保持されるので、蓋体保持部60は、複数人が蓋体20に乗っても変形しない程度の強度が必要である。
蓋体保持部60は蓋体20の1辺に沿った2組の板状でもよい。また、収納部10を囲むように四角筒状でも良い。四角筒状とすることで、収納部10の側面方向からの虫等の侵入を防ぐことができる。
また、蓋体保持部60の内側の形状とテーブル部71の形状を同じとすることで、底側からの虫等の侵入を防ぐことができる。
また、格納時の蓋体保持部60と蓋体20が密着することによって、上部からの虫等の侵入を防ぐことができる。
従って、これらを組み合わせることによって、蓋体保持部60と、蓋体20と、昇降装置70のテーブル部71とで、収納部10を蓋体保持部60の外部から遮断することができる。
また、蓋体保持部60の上部に、床面80と蓋体20を仕切る逆T字状の金具を設けても良い(図1)。金具を設けることで、蓋体20の周囲の床面80の補強を行うことができる。金具によって、床下収納庫を利用する際の耐久性を高めることができる。
(分離可能接続部)
分離可能接続部30は収納部10と蓋体20を分離可能に接続する部分である。図3(a)は、収納部10を取出し状態とした際の分離可能接続部30の斜視図である。
分離可能接続部30は、収納部10が格納されている際は、2つの部分に分離している。収納部10が取り出された際は、1つの接続部となり、収納部10に対して、蓋体20は、分離可能接続部30を軸として、回転可能に一体化している。また、収納部10が取り出されている際、蓋体20は、一方の分離可能接続部30を軸として回転し、回転する際、他方の分離可能接続部30は、2つの部分に分離する構造であり、左右いずれの分離可能接続部30を軸としても回転可能な構造である。
分離可能接続部30は、回転部40と回転補助部50とから成り、回転部40と回転補助部50は分離可能である。収納部10と蓋体20は、一方に回転部40を、他方に回転補助部50を備えている。
蓋体20には、回転部40が配置され、収納部10には回転補助部50が配置されている。
回転部40は、蓋体20の広面から下方向の法線方向に延びる四角柱であり、支柱51に挿入可能な太さであり、回転部40の下部の側面41から、回転軸部42となる突起が側面の法線方向に突出している。
4つの回転部40の回転軸部42の突出方向は、すべて平行である。
収納部10の回転補助部50は、全体しては支柱51であり、四角筒状である。上部の対向する側面の両方にスリット52を持つ。
スリット52の底部は、回転軸部42に対応する大きさの回転受部53であり、スリット52は、上部になるに従って、スリットの幅が大きくなり、
スリット52を持つ側面に隣接した側面の上部には、回転軸部42が回転受部53に当接している状態で、蓋体2を回転可能とするための切り欠き部54が設けられている。
また、分離可能接続部30は、蓋体20の四隅に対応する位置にあり、取出し時に、蓋体20の一方の辺に対応する分離可能接続部30を回転した際、他方の辺に対応する分離可能接続部30は回転部40と回転補助部50が分離する構造である。
回転軸部42に対して、回転受部53は、回転軸部42の下側部分のみ接触する形状であるので、蓋体20を上げる動作に伴い、回転部40の回転軸部42が上方に移動する際、負荷なく、スムーズに回転軸部42を移動できる構造であるので、収納部10と蓋体20の分離、接続が容易となる。
また、回転受部53付近の高さまで、切り欠き部54があることによって、蓋体20が、回転軸部42を中心として回転した際、回転部40の一部が支柱51の側面に当たることを防ぐことができ、蓋体20を90度付近まで回転することができる。
また、スリット52が、上部になるに従って、スリットの幅が大きくなることによって、回転部40と回転補助部50が分離した状態から、接続状態に変わる際に、回転軸部42の位置が若干ずれていたとしても、スリット52の側面に沿って、ガイドされることによって、回転軸部42と回転受部53が正確に当接することができる。
図2に沿って、昇降時の収納部10、蓋体20の動作を説明する。
図2(a)は、収納部10を降下させ物品Bを格納した状態を示す。昇降装置70は、最も低床状態である。底部11の上には、物品Bが置かれている。
収納部10は、全体が床面80よりも低くなっている。蓋体20は、蓋体保持部60に支えられ、蓋体20の上面が床面80の上面と同一面になっている。
収納部10の上端部と蓋体20の底面は離れている。収納部10と蓋体20が接続されている状態では、蓋体20は収納部10によって保持されている状態であるが、格納時は、蓋体20は収納部10に対して浮いており、蓋体20の重量は収納部10にかかっていない。
分離可能接続部30については、蓋体20の回転軸部42と、回転補助部50の回転受部53は、離れており、回転部40と回転補助部50において、接触している箇所は無い。
床下収納において、収納庫を格納時は、蓋体20と床面80は、見た目、一体となり、蓋体20と床面80の隙間は、利用者は、上を歩く際、違和感がない程度の狭さが必要である。そのため、蓋体20の施工は高精度である必要がある。
床面80に対して、蓋体20のみの関係であれば、板同士の寸法のみの問題であるので、寸法精度を上げることは、それほど難しくない。
しかしながら、蓋体20と収納部10が一体となっていた場合、さらに、昇降装置70と一体となっていた場合、収納部10、昇降装置70の取り付けも高精度で行う必要がある。一般家庭の床下部分に装置を設置する際、作業を狭い場所で行う等のため、取り付け位置を高精度とすることは難しい場合も多い。
格納時に、収納部10と蓋体20が完全に離れていることで、収納部10、昇降装置70の取り付け精度が悪くても、蓋体20と床面80の位置関係に影響を与えないので、施工上の制約が少なくなり、好適である。
図2(b)は、収納部10を上昇させ物品Bを取出す状態を示す。また、図3(a)は、収納部10を取り出した状態での分離可能接続部30付近の斜視図である。昇降装置70は最も高い位置である。
収納部10は、全体が床面80よりも高くなっている。蓋体20は、収納部10に支えられている。
収納部10の上端部と蓋体20の底面は接している。蓋体20の重量は、分離可能接続部30を介して収納部10にかかっている。分離可能接続部30については、回転部40の回転軸部42と、回転補助部50の回転受部53は、接しており、回転部40と回転補助部50は接続状態となっている。
利用者は、収納部10の側面方向の四方から物品Bを取り出すことができる。また、物品によっては、蓋体20を開けて、上部から物品を取り出すことができる。
物品を側面方向から取り出す際、図2(b)に示すように、スライド機構や台車を用いて、物品を出し入れしても良い。
収納部10が格納状態から取出し状態に移動する際の分離可能接続部30の動作を説明する。
格納状態では、回転部40の四角柱の一部は、回転補助部50の四角筒内にあるものの、回転補助部50と蓋体20の水平位置は、場合によっては、ずれた位置にある。
位置のずれは、スリット52の幅を広くすることで吸収している。
収納部10が上昇していくと、回転部40は、徐々に回転補助部50の中に入っていく。その際、スリット52の幅が徐々に狭くなることで、スリット52に沿った回転軸部42も徐々にスリット52の中央に移動する。
収納部10の上部と蓋体20の底部が接触した時点で、回転部40の回転軸部42と回転補助部50の回転受部53が接触し、分離可能接続部30の接続が完了する。
収納部10の上昇中に回転軸部42と回転受部53の位置調整が自動的にできるので、利用者は、格納時の収納部10の位置を気にすることなく、収納部10、蓋体20を利用することができる。
図4に沿って、蓋体20を開ける動作について説明する。
分離可能接続部30は、分離することができる接続部であるが、副次的に、効果として、蓋体20を左右両方に開けることができる。
図2(b)に示すように、蓋体20が収納部10を覆っている状態では、紙面上の左右の分離可能接続部30は、接続している。
利用者が右側から蓋体20を開けようとした場合、右側の分離可能接続部30の接続が解除され、回転部40と回転補助部50が分離する。
図4(a)のような状態となる。蓋体20を紙面上、左に回転して、開けた状態である。
左側の分離可能接続部30は接続状態にあり、回転軸部42を中心として、蓋体20が回転し、蓋体20が開いている。右側の分離可能接続部30は、分離状態であり、回転動作には関与していない。
次に、図2(b)に示す状態から、利用者が左から蓋体20を開けようとした場合、左側の分離可能接続部30の接続が解除され、回転部40と回転補助部50が分離し、図4(b)の状態となる。
このように、分離可能接続部30を用いることによって、左右いずれにも蓋体20が開くようにすることができ、利用者の利便性を向上させることができる。
このように、本発明によれば、昇降式床下収納庫において、蓋と床の位置精度を向上させつつ、収納部を取り出す際にも、蓋の移動が不要であり、昇降式床下収納庫の利便性を向上させるものである。
また、本発明によれば、収納部10を降下させる際、誤って、蓋体20と床面80の間に物や足が挟まれても、挟まれた部分には、収納部10を降下させる力をかからず、蓋体20の荷重だけがかかるので、物の破損やケガとなる可能性を低くすることができる。
さらに、本発明は、収納部10の取出し状態では、蓋体20は収納部10側に固定され、収納部10の格納状態では、蓋体20は、床面80側である建屋側に置かれることとなるので、蓋体20の位置は、建屋側に合わせるのみでよく、施工作業の効率化を図ることができる。
そしてまた、本発明は、収納部10の格納時に蓋体20と分離していることから、昇降装置70、テーブル部71の水平が若干狂っていたとしても、床面80と蓋体20との水平を容易に合わせることができ、施工作業の効率化を図ることができる。
またさらに、本発明は、収納部10の格納時において、停電等で収納部の上昇が出来ない場合であっても、蓋体20と収納部10が分離されているので、蓋体20を手作業で持ち上げることで、収納部10に保管された物品を容易に取り出すことができ、緊急時の利便性を向上させることができる。
さらにまた、蓋体保持部60が四角筒状であることで、格納時に、収納部10が外部と遮断され、衛生上及び安全上好適である。
(分離可能接続部の変形例 L字アングル)
図3(b)に沿って、分離可能接続部30の変形例を説明する。
分離可能接続部30は回転部40と回転補助部50とから成る。
回転部40は、角柱状の部分を持つアングルである。下部の側面41から、回転軸部42となる突起が法線方向に突出している。
突起の先端には、止め部43があり、突起がスリット52から脱落することを防ぐ。
回転補助部50は、全体としては、L字状柱であり、柱ごとに側面に1つのスリット52を持ち、スリット52の底部は、回転軸部42に対応する大きさの回転受部53であり、スリット52は、上部になるに従って、スリットの幅を大きくしても良い。
この構造によって、回転部40と回転補助部50は分離可能でありながら、回転部40と回転補助部50は接続して、回転部40の回転軸部42を中心として、蓋体20が回転可能である。
この構造とすることによって、回転補助部50側の支柱51には、1つのスリット52を設ける加工のみでいいので、回転補助部50の加工が容易となる。
(分離可能接続部の変形例 ヒンジ構造)
図5に沿って、分離可能接続部30の変形例を説明する。
図5(a)、(b)にあるように、蓋体20における分離可能接続部30の一部としての回転部40は、回転元部46と回転支持部44で構成されている。
回転元部46は、蓋体20に固定された角材であり、角材の側面に設けられた回転軸部42を持つ。
回転支持部44は、回転元部46の回転軸部42に対応する回転受部47を持ち、蓋体20に対して、回転可能に接続されている。
回転補助部50は、仕切部55のある中空状の支柱51である。
回転支持部44の端部は、回転補助部50に挿入可能であり、仕切部55によって、回転支持部44と回転補助部50の位置が規制されている。
収納部10を格納した際(図5(a))、回転部40の回転支持部44と回転補助部50の仕切部55は接触しておらず、蓋体20は収納部10に対して浮いている。
収納部10を取り出した際(図5(b))は、回転部40の回転支持部44と回転補助部50の仕切部55は接触しており、蓋体20と収納部10は接続状態である。接続状態で、回転軸部42は回転補助部50の支柱51の端部よりも高い位置にある。蓋体20は、回転軸部42を中心として、回転する。
また、紙面上、左右の回転部40は、接続、分離可能であるので、左右いずれにも開くことができる。
この構造とすることによって、蓋体20を回転する際の中心が回転軸部42であり、回転受部47と一体であるので、スムーズに回転することができる。
また、回転軸部42をボールジョイントとすることで、様々な方向に蓋体20を開くことができ、利便性をさらに上げることができる。
(分離可能接続部の変形例 羽子板ボルト)
図6に沿って、分離可能接続部30の他の変形例を説明する。
図6(a)、(b)にあるように、蓋体20における分離可能接続部30の一部としての回転部40は、回転元部46と回転支持部44で構成されている。
回転元部46は、蓋体20に固定された角材であり、角材の側面に設けられた回転軸部42を持つ。
回転支持部44は、所謂、羽子板ボルト状であり、平板部48と棹状部49から成る。平板部48の一方の端辺に棹状部49が接続され、平板部48には、回転受部47としての孔があり、回転元部46の回転軸部42に対応し、蓋体20に対して、回転可能の接続されている。
回転部40に対応する回転補助部50は、パイプ状の支柱51であり、棹状部49が挿入可能である。棹状部49を回転補助部50に挿入した際、平板部48の棹状部49側の端辺が回転補助部50の端部に当接し、回転補助部50に対する、回転支持部44の挿入位置を規制することで、位置を規定している。
収納部10を格納した際(図6(a))は、回転部40の回転支持部44の平板部48と回転補助部50の端部は接触しておらず、蓋体20は収納部10に対して浮いている。
収納部10を取り出した際(図5(b))は、回転部40の回転支持部44の平板部48と回転補助部50の端部は接触しており、蓋体20と収納部10は接続状態である。蓋体20は、回転軸部42を中心として、回転する。
また、紙面上、左右の回転部40は、接続、分離可能であるので、左右いずれにも開くことが出来る。
この構造とすることによって、蓋体20を回転する際の中心が回転軸部42であり、回転受部47と一体であるので、スムーズに回転することが出来る。
(分離可能接続部の変形例 棹状部の長さを変える例)
図8に沿って、図6の変形例を示す。
図8(a)に示すように、蓋体20が閉じた状態では、4つの回転支持部44が、すべて、回転補助部50と接続されている。図8(b)に示すように、蓋体20を一方の開けると、2つの回転支持部44は、回転補助部50から分離され、揺らいだ状態となる。
その後、蓋体20を閉めようとした際、2つの回転支持部44の棹状部49を、パイプ状の回転補助部50に挿入することになる。
しかし、回転支持部44は、蓋体20に対して、回転可能であるため、回転支持部44が揺らいだ状態となることも多い。そのため、2つの回転支持部44を同時に、回転補助部50の孔に挿入することは、面倒であった。
そこで、図8(b)に示すように、蓋体20を収納部10に対して回転させた際に、回転部40と回転補助部50が分離した状態において、分離された2つの回転支持部50の棹状部49の各々の長さが異なり、一方の棹状部49を回転補助部50に挿入した際、他方の棹状部49を、回転補助部50に対して、挿入可能な位置に配置可能である構成とした。
一例として、一方の棹状部49の長さをaとし、他方の棹状部49の長さをbとした際、aはbよりも長くする。そうすることで、利用者は、aの長さの棹状部49を回転補助部50に少し挿入し、その後、aより短いbの長さの棹状部49を回転補助部50の孔に対して位置決めし、容易に、両方の棹状部49を回転補助部50に挿入することが出来る。
図8(b)では、紙面右側の2つの棹状部49の長さについて描画しているが、同様に、紙面左側の2つの棹状部49の長さについても長さを変えることで同様の効果が得られる。
このように、2つの棹状部49の長さを異ならせることで、蓋体20の開閉をスムーズに行うことが出来、床下収納庫の性能を向上させることが出来る。
(分離可能接続部の変形例 弾性体)
図7に沿って、分離可能接続部30の他の変形例を説明する。
図7(a)、(b)にあるように、分離可能接続部30の回転部40は、弾性部45を持っている。回転補助部50は、底のある中空状の支柱51である。
弾性部45としては、例えば、スプリング又はラバー等の柔軟性がある材料が考えられる。
収納部10を格納した際(図7(a))は、回転部40の端部と回転補助部50の底は接触しておらず、蓋体20は収納部10に対して浮いている。
収納部10を取り出した際(図7(b))は、回転部40の端部と回転補助部50の底は接触しており、蓋体20と収納部10は接続状態である。接続状態で、弾性部45の一部は回転補助部50の支柱51の端部よりも高い位置にある。蓋体20は、弾性部45が曲がることで弾性部45を中心として、回転する。
また、紙面上、左右の回転部40は、接続、分離可能であるので、左右いずれにも開くことができる。
この構造とすることによって、蓋体20を回転する際の中心が弾性部45であり、変形のみなので、構造的にシンプルであり、スムーズに回転することができる。
変形例も含めて、本発明の構造を説明したが、説明で記載の支柱51は、4本とは限らず、例えば、中央に2本でも良い。中央に2本の構成であれば、蓋体20を開ける際、2本のうちの一方が回転軸となり、他方が分離されることになる。
従って、蓋体20を閉める際は、分離された他方の分離可能接続部30、一箇所のみ位置合わせをし、接続することになるので、位置合わせが容易になり、蓋体20の開け閉めの操作性を向上させることが出来る。
また、本発明では、2方向に蓋体20を開けることが出来る構造を、主に説明したが、蓋体20を開ける方向が、1方向のみであれば、当然に、分離可能接続部30は、片側のみで可能である。このような構造とすることで、分離可能接続部30を単純化することが出来、信頼性を向上させることが出来る。
(ストッパ)
図9、図10に沿って、蓋体20を開けた際に、不用意に、蓋体が倒れることを防止するストッパについて説明する。
ストッパ21は、蓋体20の裏側で、回転部40に近い位置に配置され、回転軸23を中心に回転可能である。
図9(a)に示すように、蓋体20が閉じた状態で、ストッパ21の先端は、回転軸23を基準として、蓋体20の内側方向に向いている。
蓋体20を持ち上げた際、ストッパ21は、蓋体20の傾斜に沿って、自重で回転する。
蓋体20が開ききった際、ストッパ21の先端は、下まで回転し、ストッパ21の突起部22は、支柱51と重なる(図9(b)、図10(a))。この状態で、蓋体20を閉じようとすると、ストッパ21の突起22が支柱51に当たり、蓋体20を閉じることは出来ない。
従って、蓋体20が不用意に倒れることを防ぐことが出来る。
蓋体20を閉じる際は、手動で、ストッパ21を回転させ、突起部22が支柱51と重ならないようにしてやればよい。
また、ストッパ21の構造を、図10(b)の様に、ストッパ21の回転軸23に対して、ストッパ21をスライド可能としても良い。
このような構造とすることで、ストッパ21を解除しようする際、ストッパ21を回転する方法以外に、ストッパ21を上方向にスライドすることによって、ストッパ21のロックを解除することも出来る。
このように、ストッパ21を備えることによって、利用者が、蓋体20を開けた際に、不用意に、蓋体が倒れることを防止することが出来、床下収納庫の安全性を向上させることが出来る。
本発明は、蓋と床の位置合わせが容易であり、取出し時には、収納部と蓋が一体として扱うことができる構造を特徴とするものであるが、昇降式床下収納庫に限らず、単に床の開口を塞ぐ開閉可能な蓋体などへの応用も可能である。したがって、本発明に係る「昇降式床下収納庫」の産業上の利用可能性は大きいと解する。
1 昇降式床下収納庫
10 収納部
11 底部
20 蓋体
21 ストッパ
22 突起部
23 回転軸
24 スライド孔
30 分離可能接続部
40 回転部
41 側面
42 回転軸部
43 止め部
44 回転支持部
45 弾性部
46 回転元部
47 回転受部
48 平板部
49 棹状部
50 回転補助部
51 支柱
52 スリット
53 回転受部
54 切り欠き部
55 底部
60 蓋体保持部
61 高さ調整部
70 昇降装置
71 テーブル部
80 床面
81 床保持部
B 物品

Claims (10)

  1. 昇降式床下収納庫であって、
    昇降装置と、物品を収納する収納部と、蓋体と、該蓋体を床と同一面になるよう保持する蓋体保持部と、から成り、
    該蓋体保持部は、床下からの支持によって高さを維持しており、
    該蓋体は、該昇降装置により該収納部を降下させ物品を格納する際に該収納部から分離して該蓋体保持部で保持されると共に、該昇降装置により該収納部を上昇させ物品を取出す際には該収納部と回転可能に一体化することを特徴とする昇降式床下収納庫。
  2. 前記蓋体保持部は、四角筒状であり、物品を格納する際に該蓋体保持部と前記蓋体と前記収納部の底部とで前記収納部を該蓋体保持部の外部から遮断することを特徴とする請求項1に記載の昇降式床下収納庫。
  3. 分離可能接続部を備え、
    該分離可能接続部は、回転部と、回転補助部と、から成り、
    該回転部と該回転補助部とは、分離可能であり、前記収納部と前記蓋体は、一方に該回転部を備えると共に他方に該回転補助部を備え、
    該回転部と該回転補助部とは、物品を格納する際に離れ、物品を取出す際に接続し、
    該蓋体は、該収納部に対して回転部を軸として回転可能であり、
    該分離可能接続部は、該蓋体の四隅に対応する位置にあり、
    物品を取出す際に該蓋体の一方の辺に対応する該分離可能接続部を軸として回転した際、対向する他方の辺に対応する該分離可能接続部は該回転部と該回転補助部が分離することを特徴とする請求項1に記載の昇降式床下収納庫。
  4. 前記収納部は、前記回転補助部を備え、該回転補助部は、四角筒状であって上部の対向する側面の両方にスリットを持ち、
    前記蓋体は、前記回転部を備え、該回転部は、四角柱であって支持柱に挿入可能な太さであり、下部の側面から回転軸部となる突起が法線方向に突出しており、
    該スリットは、底部が該回転軸部に対応する大きさの回転受部であって、上部になるに従って該スリットの幅が大きくなり、
    該スリットを持つ側面に隣接した側面の上部には、該回転軸部が該回転受部に当接している状態で、該蓋体を回転可能とするための切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の昇降式床下収納庫。
  5. 前記収納部は、前記回転補助部を備え、該回転補助部はL字状柱であって一方の側面にスリットを持ち、
    前記蓋体は、前記回転部を備え、該回転部は、角柱状であって下部の側面から回転軸部となる突起が法線方向に突出しており、
    該突起の先端には、該突起がスリットから脱落することを防ぐ止め部があり、
    該スリットは、底部が該回転軸部に対応する大きさの回転受部であって、上部になるに従って該スリットの幅が大きくなっていることを特徴とする請求項3に記載の昇降式床下収納庫。
  6. 前記蓋体は、前記回転部を備え、該回転部は、弾性体であって、前記回転補助部と接続した際に該回転部の弾性によって該蓋体を回転させることを特徴とする請求項3に記載の昇降式床下収納庫。
  7. 前記回転部は、回転元部と、該回転元部を支持する回転支持部を備え、
    該回転元部の回転軸部と、該回転支持部の回転受部とにより、
    該回転支持部は、前記蓋体に対して、回転可能に接続され、
    該回転支持部は、前記回転補助部と着脱可能であることを特徴とする請求項3に記載の昇降式床下収納庫。
  8. 前記回転補助部は、パイプ状であり、
    前記回転支持部は、平板部と棹状部から成り、該平板部に回転受部を持ち、該平板部の一方の端辺に該棹状部が、接続され、
    該棹状部は、前記回転補助部に挿入され、該平板部の一方の端辺が前記回転補助部の端部に当接し、前記回転補助部に対する、前記回転支持部の位置を規制することを特徴とする請求項7に記載の昇降式床下収納庫。
  9. 前記蓋体を前記収納部に対して回転させた際に、該回転部と該回転補助部が分離した2つの前記分離可能接続部において、
    各回転支持部の棹状部の長さが異なり、一方の該棹状部を前記回転補助部に挿入した際、他方の該棹状部を、前記回転補助部に対して、挿入可能な位置に配置可能であることを特徴とする請求項8に記載の昇降式床下収納庫。
  10. 前記蓋体が、前記収納部と接続された状態で、前記蓋体の一方の辺に対応する前記分離可能接続部を回転させた際、前記蓋体が元の位置に戻ることを防ぐストッパを備えることを特徴とする請求項3に記載の昇降式床下収納庫。

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