JP2024094114A - 管搬送装置、配管方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】管路内において可撓性を有する管部材を安定した姿勢で移送できるとともに効率良く移送可能な管搬送装置を実現する。【解決手段】管搬送装置1は、既設の管路内に布設する管部材を搬送する装置である。管搬送装置1は、棒状部材であり、可撓性を有する管部材を貫通して支持する管支持部材11と、管支持部材11を着脱自在に支持し、且つ、支持した管支持部材11を移送可能な管移送部材12A、12Bと、を有する。管移送部材12A、12Bは、既設の管路内において、管支持部材11を支持した状態で、管支持部材11に支持された管部材50を、管路の軸方向に沿って移送させる。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、既設の管路内に布設する管部材を搬送する管搬送装置及び既設の管路内に管部材を布設する配管方法に関する。
老朽化した既設の管路に対する非開削更新工法として、例えば、パイプ・イン・パイプ工法(以下「PIP工法」と称する)が知られている。PIP工法は、既設の管路の一方端及び他方端のそれぞれに立坑を築造し、築造した前記立坑から新規管を既設の管路内に搬送して、前記既設の管路内で、前記搬送した新規管を接合する工法である。
PIP工法は、前記既設の管路内に管接続工事ためのスペースを設ける必要がないという点で、効率的かつ経済的な配管工事を実現できる。このようなPIP工法に関し、様々な提案がなされている。
例えば、特許文献1には、PIP工法において、伸縮可撓性を有するベローズ管を用いて管路の更新を行う技術が開示されている。より具体的には、特許文献1には、屈曲自在な複数のベローズ管が順次連結された連結管を、PIP工法に用いることが開示されている。前記連結管は、予め始端側に位置する巻取装置に巻き取られた状態で作業現場に搬入される。また、前記連結管の一端にはワイヤーが取り付けられる。前記ワイヤーは、2か所の立坑の間に位置する既設の管路を通して、終端側に位置する巻取装置に結合される。終端側に位置する前記巻取装置によって前記ワイヤーを巻き取ることにより、前記既設の管路内に前記連結管が配管される。
特開2019-011775号公報
前記特許文献1のPIP工法では、可撓性を有するベローズ管によって構成される前記連結管を、ワイヤーにより引っ張る。このため、前記連結管を、始端側に位置する巻取装置から送り出して前記既設の管路内に配置するまでの間に、前記連結管が前記既設の管路の内壁等に接触する可能性がある。このように、前記連結管が前記既設の管路の内壁等に接触すると、前記連結管に対して不測の力が加わり、前記連結管が変形する可能性がある。
さらに言えば、前記既設の管路内で、内壁等に接触しないように、ワイヤーによって引っ張ることにより前記連結管を搬送するのは困難である。可撓性を有する管部材を、配管場所まで安定した姿勢で移送する技術が求められている。しかも、管路の工事では、効率性が求められるため、前記管部材を効率良く移送できることが望まれている。
本発明の目的は、管路内において、可撓性を有する管部材を、安定した姿勢で移送できるとともに効率良く移送可能な管搬送装置を実現することにある。
本発明の一実施形態に係る管搬送装置は、既設の管路内に布設する管部材を搬送する装置である。前記管搬送装置は、棒状部材であり、可撓性を有する管部材を貫通して支持する管支持部材と、前記管支持部材を着脱自在に支持し、且つ、支持した前記管支持部材を移送可能な管移送部材と、を有する。前記管移送部材は、前記既設の管路内において、前記管支持部材を支持した状態で、前記管支持部材によって支持された前記管部材を、前記管路の軸方向に沿って移送させる(第1の構成)。
上述の構成では、管移送部材は管支持部材を着脱自在に支持する。このため、前記管支持部材を前記管移送部材から取り外した状態で、前記管支持部材を管部材内に挿入できる。また、前記管支持部材が前記管部材を貫通して支持した状態で、前記管移送部材は、前記管支持部材を支持できる。このように、可撓性を有する前記管部材は、前記管支持部材によって貫通された状態で支持されるため、移送時の前記管部材の姿勢を安定させることができる。このため、移送時に前記管部材が既設の管路に接触することを防止できる。
また、前記管支持部材は、前記管部材を貫通しているだけなので、前記管部材を前記既設の管路内の所定位置に搬送した後、前記管支持部材を前記管移送部材から取り外した状態で、前記管支持部材を前記管部材内から容易に引き抜くことができる。
以上のように、上述の構成では、可撓性を有する前記管部材が前記管支持部材によって貫通された状態で支持されるため、移送時の前記管部材の姿勢を安定させることができる。しかも、上述の構成では、前記管支持部材を前記管移送部材から取り外した状態で、前記管支持部材を前記管部材内から容易に引き抜くことができるため、作業性が良い。
よって、前記管路内において、可撓性を有する前記管部材を、安定した姿勢で移送できるとともに、効率良く移送することができる。
前記第1の構成において、前記管支持部材は、一方向に延びる棒状部と、前記棒状部に対して前記一方向と交差する方向に突出して、複数の変位部と前記変位部同士を連結する連結部とを有する前記管部材における前記連結部を支持する突出部と、を有する(第2の構成)。
上記の構成では、管部材を貫通する管支持部材の突出部によって、前記管部材の前記連結部を支持する。これにより、前記管支持部材は、前記管部材の変位しやすい変位部を避けて、変位しにくい連結部を、前記突出部によって支持できる。よって、前記管支持部材による移送時に、前記管部材の変形を抑制することができる。
前記第2の構成において、前記突出部は、前記棒状部に対して、前記一方向の位置を調節可能に設けられている(第3の構成)。
上記構成の構成では、管支持部材における棒状部に対する突出部の位置を、管部材の連結部の位置に応じて調節できる。よって、管搬送装置の汎用性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る配管方法は、既設の管路内に管部材を布設する方法である。前記配管方法は、可撓性を有する管部材内に管支持部材を挿入する管支持部材挿入工程と、前記管支持部材を、管移送部材によって支持する管支持部材支持工程と、前記管支持部材によって支持された前記管部材を、前記管移送部材によって、前記既設の管路内で前記管路の軸方向に沿って移送する管部材移送工程と、を有する(第4の構成)。
上述の構成では、管支持部材が管部材を貫通して支持した状態で、管移送部材によって、前記管支持部材を移送できる。これにより、移送時の前記管部材の姿勢を安定させることができる。このため、移送時に前記管部材が既設の管路に接触することを防止できる。
また、前記管支持部材は、前記管部材を貫通しているだけなので、前記管部材を前記既設の管路内の所定位置に搬送した後、前記管支持部材を前記管移送部材から取り外した状態で、前記管支持部材を前記管部材内から容易に引き抜くことができる。
以上のように、上述の構成では、可撓性を有する前記管部材が前記管支持部材によって貫通された状態で支持されるため、移送時の前記管部材の姿勢を安定させることができる。しかも、上述の構成では、前記管支持部材を前記管移送部材から取り外した状態で、前記管支持部材を前記管部材内から容易に引き抜くことができるため、作業性が良い。
よって、前記管路内において、可撓性を有する前記管部材を、安定した姿勢で移送できるとともに、効率良く移送することができる。
前記第4の構成において、前記管部材移送工程の後に、前記管支持部材を前記管移送部材から取り外した状態で、前記管支持部材を前記管部材から引き抜く管支持部材引抜工程と、一端に開口部を有する第1直管部と、前記第1直管部の他端において一端が接続する曲管部と、前記曲管部の他端において一端が接続する第2直管部とを有する管路の前記第2直管部側から、前記管部材を引っ張ることによって、前記管部材を、前記曲管部のカーブに沿って、曲げながら、前記曲管部の他端側まで移動させる移動工程と、をさらに有する(第5の構成)。
上述の構成では、曲管部を有する管路において、前記管路の第2直管部側から、管部材を引っ張ることによって、前記管部材を、前記曲管部のカーブに沿って、曲げながら、前記曲管部の他端側まで移動させる。このため、可撓性を有する管部材を曲管部において曲げて配管できる。これにより、直管部だけでなく、曲管部でも管部材を曲げて配置できるので、いろいろな既設の管路に対しても、前記管部材を配管できる配管方法を実現できる。また、従来、立坑を築造しなければ難しかった曲管部を含む管路の更新が容易となる。つまり、上述の構成によれば、交通状況等の条件により、立坑を築造できないような曲管部に対しても施工が可能である。
前記第5の構成において、前記移動工程は、前記第2直管部内に支持リングを設置する支持リング設置工程と、前記支持リングに、巻取装置を配置する巻取装置配置工程と、前記管部材と前記巻取装置とをワイヤーによって連結する連結工程と、前記巻取装置によって前記ワイヤーを巻き取ることで前記管部材を前記支持リングに向かって引っ張る引張工程と、を有する(第6の構成)。
上述の構成では、支持リングを用いることにより、管路内で反力を得られる。このため、立坑の外側から管部材を引っ張る力を供給しなくても済む。よって、移動工程において、より効率的に、管部材を曲管部に移動させることができる。
前記第5又は6の構成において、前記管支持部材引抜工程では、前記第1直管部内に管持ち上げ治具を設置し、前記管持ち上げ治具によって前記管支持部材を前記管移送部材に対して持ち上げることにより、前記管支持部材を前記管移送部材に対して分離させ、前記管支持部材を前記管部材から引き抜く(第7の構成)。
上述の構成では、管持ち上げ治具を用いて、管支持部材を管移送部材に対して持ち上げている間に、管部材から前記管支持部材を引き抜く作業を行うことができる。また、前記管支持部材を前記管部材から引き抜いた後には、前記管持ち上げ治具によって、前記管部材を降下できる。このように、前記管持ち上げ治具を用いて、管支持部材の引き抜き作業と、管部材の配置作業とを効率的に行うことができる。これにより、より効率良く前記管支持部材の引き抜き作業を行うことができる。
前記第7の構成において、前記管支持部材引抜工程では、前記管支持部材を前記管移送部材に対して分離させた状態で、前記管移送部材を、前記管部材に対して後退させる(第8の構成)。
上述の構成では、後退させた管移送部材を回収することができる。このため、回収した前記管移送部材を再利用することができる。
前記第8の構成において、前記移動工程までに、前記管部材の外面に、前記管部材を前記既設の管路内で移動可能なキャスタ部材を取り付けるキャスタ部材取付工程をさらに有する(第9の構成)。
上述の構成では、管部材の外面にキャスタ部材を取り付けることにより、既設の管路内で前記管部材を容易に移動させることができる。よって、管移送部材を後退させた後の移動工程において、前記管部材を前記曲管部に押し込む際の力を低減できる。
本発明の一実施形態に係る管搬送装置は、棒状部材であり、可撓性を有する管部材を貫通して支持する管支持部材と、前記管支持部材を着脱自在に支持し、且つ、支持した前記管支持部材を移送可能な管移送部材と、を有する。前記管移送部材は、前記既設の管路内において、前記管支持部材を支持した状態で、前記管支持部材に支持された前記管部材を、前記管路の軸方向に沿って移送させる。
これにより、可撓性を有する前記管部材は、前記管支持部材によって貫通された状態で支持される。前記管部材の移送位置において、前記管部材から前記管支持部材を容易に抜くことができる。よって、前記管路内において可撓性を有する前記管部材を安定した姿勢で効率良く移送することができる。
図1は、実施形態1に係る管搬送装置の概略構成を示す側面図である。 図2は、管搬送装置の管移送部材の概略構成を示す拡大側面図である。 図3は、管搬送装置の管移送部材の概略構成を示す拡大正面図である。 図4は、実施形態1に係る配管方法の工程を示すフロー図である。 図5は、ワイヤーロープで吊り下げた管部材を管移送部材に取り付ける動作を説明する図である。 図6は、管移送部材に管支持部材を積載した状態を説明する図である。 図7は、実施形態2に係る管搬送装置の概略構成を示す側面図である。 図8は、実施形態2に係る管部材の概略構成を示す側面図である。 図9Aは、実施形態2に係る配管方法の管部材移送工程を模式的に示した図である。 図9Bは、実施形態2に係る配管方法の支持リング設置工程、巻取装置配置工程及び連結工程を模式的に示した図である。 図9Cは、実施形態2に係る配管方法の引張工程を模式的に示した図である。 図9Dは、実施形態2に係る配管方法の継ぎ輪及び直管の配管工程を模式的に示した図である。 図10は、実施形態2に係る配管方法の工程を示すフロー図である。 図11は、ワイヤーロープで吊り下げた管部材を管移送部材に取り付ける動作を説明する図である。 図12は、図11において管部材を上下方向断面によって示した図である。 図13は、管移送部材に管支持部材を積載した状態を説明する図である。 図14Aは、管部材移送工程の一部を示す図である。 図14Bは、図14AのXIVB-XIVB線拡大断面図である。 図15Aは、管部材移送工程の別の一部を示す図である。 図15Bは、図15AのXVB-XVB線拡大断面図である。 図16Aは、管支持部材引抜工程における管持ち上げ治具の設置動作について説明する図である。 図16Bは、図16AのXVIB-XVIB線拡大断面図である。 図17Aは、管支持部材引抜工程における管持ち上げ動作について説明する図である。 図17Bは、図17AのXVIIB-XVIIB線拡大断面図である。 図18Aは、管支持部材引抜工程における移送部材の引き抜き動作について説明する図である。 図18Bは、図18AのXVIIIB-XVIIIB線拡大断面図である。 図19Aは、管支持部材引抜工程における管部材の据付動作について説明する図である。 図19Bは、図19AのXIXB-XIXB線拡大断面図である。 図20Aは、管支持部材引抜工程における引抜動作について説明する図である。 図20Bは、図20AのXXB-XXB線拡大断面図である。 図21Aは、移動工程について説明する配管図である。 図21Bは、図21AのXXIB-XXIB線拡大断面図である。 図22は、管部材の引っ張り後の状態を示す配管図である。 図23Aは、持ち上げ治具の設置時の状態を示す配管図である。 図23Bは、図23AのXXIIIB-XXIIIB線拡大断面図である。 図23Cは、枕木設置時の状態を示す図23Bの対応図である。
以下で、各実施形態について、図面を参照しながら説明する。各図において、同一部分には同一の符号を付して、その同一部分の説明は繰り返さない。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
以下、図中の矢印UPは、管搬送装置1の上方向を示す。図中の矢印DWは、管搬送装置1の下方向を示す。図中の矢印FRは、管搬送装置1の前方向を示す。図中の矢印RRは、管搬送装置1の後方向を示す。
以下、図中の矢印PUPは、既設の管路PLの上方向を示す。図中の矢印PDWは、既設の管路PLの下方向を示す。
以下、図中の矢印DUPは、管移送部材12A,12Bの上方向を示す。図中の矢印DDWは、管移送部材12A,12Bの下方向を示す。図中の矢印DFRは、管移送部材12A,12Bの前方向を示す。図中の矢印DRRは、管移送部材12A,12Bの後方向を示す。図中の矢印DRGは、管移送部材12A,12Bの右方向を示す。図中の矢印DLFは、管移送部材12A,12Bの左方向を示す。
また、以下の説明において、同じとは、厳密に同じ場合だけでなく、実質的に同じとみなせる範囲を含み、発明の効果を奏する程度に同じであれば良い。
また、以下の説明において、“固定”、“接続”及び“取り付ける”等の表現は、部材同士が直接、固定等されている場合だけでなく、他の部材を介して固定等されている場合も含む。すなわち、以下の説明において、固定等の表現には、部材同士の直接的及び間接的な固定等の意味が含まれる。
[実施形態1]
(管搬送装置)
図1は、実施形態1に係る管搬送装置1の概略構成を示す側面図である。図1に示すように、管搬送装置1は、既設の管路内に布設する管部材50を搬送する。管搬送装置1は、管支持部材11と、管移送部材12A、12Bと、を有する。
管支持部材11は、管搬送装置1の前後方向である一方向に延びる棒状部材であり、可撓性を有する管部材50を貫通して支持する。管部材50は、例えば、SUS蛇腹管(ベローズ型伸縮可撓管)である。管支持部材11は、棒状部111と、留め具112A及び112Bとを有する。
棒状部111は、前記一方向に延びる棒状の部材である。棒状部111の前記一方向における長さは、管部材50よりも長い。
留め具112A及び112Bは、棒状部111の前記一方向の両端部である一方向端部111A及び他方向端部111Bに位置する。
図1に示すように、管移送部材12A、12Bは、管支持部材11を着脱自在に支持し、且つ、支持した管支持部材11を移送可能な一対の台車である。管移送部材12Aは、管支持部材11の棒状部111の一方向端部111Aに位置し、管移送部材12Bは、管支持部材11の棒状部111の他方向端部111Bに位置する。すなわち、管移送部材12Aは、管搬送装置1の前方向FRの端部に位置し、管移送部材12Bは、管搬送装置1の後方向RRの端部に位置する。管移送部材12A、12Bは、連結部材120によって連結されている。管移送部材12A、12Bは、連結部材120に対する連結位置以外は同じ構成を有する。
さらに図2及び図3を用いて、例示的に、管搬送装置1の前方向端部に位置する管移送部材12Aの具体的構成を以下に説明する。図2は、管搬送装置1の管移送部材12Aの概略構成を示す拡大側面図である。図3は、管搬送装置1の管移送部材12Aの概略構成を示す拡大正面図である。
図2及び図3に示すように、管移送部材12Aは、車体121と、前車輪122と、後車輪123と、連結部124と、支持部125と、受け部126とを有する。
前車輪122は、車体121の前部に位置する。後車輪123は、管移送部材12Aの前後方向において、前車輪122よりも管移送部材12Aの後方向DRRに位置し、車体121の後部に位置する。管移送部材12Aは、前車輪122及び後車輪123によって、地面に敷設されるレールR上を走行可能である。
連結部124は、管移送部材12Aの前後方向において、車体121の後部に位置し、連結部材120に対してボルト及びナット等の締結手段等により固定されている。
支持部125は、車体121に脱着可能に支持され、管移送部材12Aの上方向DUPに延びている。
受け部126は、支持部125の上端に位置する。受け部126は、管支持部材11が管移送部材12Aの上方向から挿入された状態で固定可能に構成されている。
なお、管移送部材12Bは、管移送部材12Bの前後方向において、車体121の前部に連結部124が位置する以外は、管移送部材12Aと同様である。
管移送部材12A、12Bは、前記既設の管路内において、管支持部材11を支持した状態で、管支持部材11に支持された管部材50を、図1に白抜き矢印にて示す管路の軸方向に沿って移送させる。
以上に説明したように、管搬送装置1は、既設の管路内に布設する管部材50を搬送する装置である。管搬送装置1は、棒状部材であり、可撓性を有する管部材を貫通して支持する管支持部材11と、管支持部材11を着脱自在に支持し、且つ、支持した管支持部材11を移送可能な管移送部材12A,12Bと、を有する。管移送部材12A,12Bは、前記既設の管路内において、管支持部材11を支持した状態で、管支持部材11によって支持された管部材50を、前記管路の軸方向に沿って移送させる。
上述の構成では、管移送部材12A、12Bは管支持部材11を着脱自在に支持する。このため、管支持部材11を管移送部材12A,12Bから取り外した状態で、管支持部材11を管部材50内に挿入できる。また、管支持部材11が管部材50を貫通して支持した状態で、管移送部材12A,12Bは、管支持部材11を支持できる。このように、可撓性を有する管部材50は、管支持部材11によって貫通された状態で支持されるため、移送時の管部材50の姿勢を安定させることができる。このため、移送時に管部材50が既設の管路に接触することを防止できる。
また、管支持部材11は、管部材50を貫通しているだけなので、管部材50を前記既設の管路内の所定位置に搬送した後、管支持部材11を管移送部材12A,12Bから取り外した状態で、管支持部材11を管部材50内から容易に引き抜くことができる。
以上のように、上述の構成では、可撓性を有する管部材50が管支持部材11によって貫通された状態で支持されるため、移送時の管部材50の姿勢を安定させることができる。しかも、上述の構成では、管支持部材11を管移送部材12A,12Bから取り外した状態で、管支持部材11を管部材50内から容易に引き抜くことができるため、作業性が良い。
よって、前記管路内において、可撓性を有する管部材50を、安定した姿勢で移送できるとともに、効率良く移送することができる。
(配管方法)
図4~図6を用いて、既設の管路内に管部材を布設する配管方法について説明する。図4は、実施形態1に係る配管方法S10の工程を示すフロー図である。図5は、ワイヤーロープによって吊り下げられた管部材50を、管移送部材12A,12Bに取り付ける動作を説明する図である。図6は、管移送部材12A,12Bに管支持部材11を積載した状態を説明する図である。
図4に示すように、配管方法S10は、準備工程S1と、管支持部材挿入工程S2と、管支持部材支持工程S3と、管部材移送工程S4と、を含む。
まず、準備工程S1では、立坑Tの底部Gに敷設されたレールR上に、連結部材120によって連結された管移送部材12A,12Bを準備する。
次に、管支持部材挿入工程S2では、可撓性を有する管部材50内に管支持部材11を挿入する。また、管支持部材挿入工程S2では、図5に示すように、管部材50内に管支持部材11を挿入した状態で、管支持部材11の棒状部111の両端部に位置する留め具112A,112BにワイヤーロープWを架け渡す。そして、図示しないクレーンのフックに対してワイヤーロープWの玉掛け作業を行う。このようにして玉掛けされた管部材50をクレーンによって立坑T内に降下させる。
管支持部材支持工程S3では、図5に白抜き矢印にて示す立坑Tの下方向に、管部材50をさらに降下させて、図6に示すように、管移送部材12A,12Bに管支持部材11を積載する。より具体的には、管移送部材12A,12Bの上方向から管移送部材12A,12Bの受け部126に対して、管支持部材11を挿入する。これにより、管支持部材11を、管移送部材12A,12Bによって支持する。
管部材移送工程S4では、管搬送装置1を、立坑Tの底部Gに位置する既設の管路の開口部E1から、既設の管路内に進行させる。すなわち、管部材移送工程S4では、管支持部材11によって支持された管部材50を、管移送部材12A,12Bによって、前記既設の管路内で、図6に白抜き矢印にて示す前記管路の軸方向に沿って移送する。
以上に説明したように、配管方法S10は、既設の管路内に管部材50を布設する方法である。配管方法S10は、可撓性を有する管部材50内に管支持部材11を挿入する管支持部材挿入工程S2と、管支持部材11を、管移送部材12A,12Bによって支持する管支持部材支持工程S3と、管支持部材11によって支持された管部材50を、管移送部材12A,12Bによって、前記既設の管路内で前記管路の軸方向に沿って移送する管部材移送工程S4と、を有する。
上述の構成では、管支持部材11が管部材50を貫通して支持した状態で、管移送部材12A,12Bによって、管支持部材11を移送できる。これにより、移送時の管部材50の姿勢を安定させることができる。このため、移送時に管部材50が既設の管路に接触することを防止できる。
また、管支持部材11は、管部材50を貫通しているだけなので、管部材50を前記既設の管路内の所定位置に搬送した後、管支持部材11を管移送部材12A,12Bから取り外した状態で、管支持部材11を管部材50内から容易に引き抜くことができる。
以上のように、上述の構成では、可撓性を有する管部材50が管支持部材11によって貫通された状態で支持されるため、移送時の管部材50の姿勢を安定させることができる。しかも、上述の構成では、管支持部材11を管移送部材12A,12Bから取り外した状態で、管支持部材11を管部材50内から容易に引き抜くことができるため、作業性が良い。
よって、前記管路内において、可撓性を有する管部材50を、安定した姿勢で移送できるとともに、効率良く移送することができる。
[実施形態2]
(管搬送装置)
図7は、実施形態2に係る管搬送装置2の概略構成を示す側面図である。図8は、実施形態2に係る管部材50の概略構成を示す側面図である。実施形態2に係る管搬送装置2は、管部材50の連結部508を支持する点で、実施形態1に係る管搬送装置1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
図8に示すように、管部材50は、より具体的には、順に連結される複数の蛇腹管材501a~501dによって構成される連結体51と、管部材50の軸方向P1において連結体51の一方端に位置する端部材505と、他方端に位置する端部材506とを有する。
複数の蛇腹管材501a~501dは、それぞれ、変位部502と、管部材50の軸方向P1において変位部502の一方端に位置する接合部503と、他方端に位置する接合部504とを有する。変位部502は、蛇腹構造を有する。これにより、変位部502は、伸縮性及び可撓性を有する。
連結体51の一方端に位置する蛇腹管材501aの接合部503には、端部材505が取り付けられている。また、連結体51の他方端に位置する蛇腹管材501dの接合部504には、端部材506が取り付けられている。
隣り合う一方の管及び他方の管は、前記一方の管の接合部と他方の管の接合部とによって連結されている。例えば、蛇腹管材501aの接合部504と蛇腹管材501bの接合部503とによって、連結部508が構成されている。
このように、管部材50は、複数の変位部502と、複数の連結部508とを有する。なお、変位部502の外径は、連結部508の外形より大きい。
図7に示すように、管搬送装置2は、管支持部材110を有する。
管支持部材110は、棒状部111と、複数の突出部113a~113eと、留め具112A及び112Bとを有する。
棒状部111と留め具112A及び112Bとは、実施形態1で説明した通りであるので、ここではその説明を繰り返さない。
図7に示すように、複数の突出部113a~113eは、それぞれ、棒状部111に対して前記一方向と交差する方向に突出している。
管支持部材110が管部材50を貫通して支持する状態において、複数の突出部113b~113dは、管部材50における連結部508を支持している。また、突出部113aは、管部材50の端部材505を支持している。突出部113eは、管部材50の端部材506を支持している。
以上に説明したように、管支持部材110は、一方向に延びる棒状部111と、棒状部111に対して前記一方向と交差する方向に突出して、管部材50における連結部508を支持する突出部113b~113dと、を有する。また、管支持部材110は、管部材50における端部材505,506を支持する突出部113a,113eを有する。
上記の構成では、突出部113a~113eによって、管部材50の連結部508等を支持している。これにより、管支持部材110は、管部材50の変位しやすい変位部502を避けて、変位しにくい連結部508等を、突出部113b~113dによって支持できる。よって、管支持部材110が管部材50を貫通して支持した状態で管部材50を移送する際に、管部材50の変形を防ぐことができる。
なお、上述の構成において、突出部113a~113eは、棒状部111に対して、前記一方向の位置を調節可能に設けられていても良い。これにより、突出部113a~113eの位置を管部材50の連結部508等の位置に応じて調節できる。よって、管搬送装置2の汎用性を向上することができる。
(配管方法の概略)
図9A~図9Dを用いて、既設の管路内に管部材を布設する配管方法の概略について説明する。図9Aは、実施形態2に係る配管方法の管部材移送工程を模式的に示した図である。図9Bは、実施形態2に係る配管方法の支持リング設置工程、巻取装置配置工程及び連結工程を模式的に示した図である。図9Cは、実施形態2に係る配管方法の引張工程を模式的に示した図である。図9Dは、実施形態2に係る配管方法の継ぎ輪及び直管の配管工程を模式的に示した図である。
実施形態2に係る配管方法S20は、曲管部を有する管路内に管部材50を配置する点で、実施形態1に係る配管方法S10とは異なる。以下の説明では、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
図9Aに示すように、配管工事の対象となる既設の管路PLは、第1直管部K1と、曲管部K2と、第2直管部K3とを有する。第1直管部K1は、一端に、立坑T1に接続される開口部E1を有する。第1直管部K1の他端は、曲管部K2の一端に接続される。曲管部K2の他端は、第2直管部K3の一端に接続される。曲管部K2は、第1直管部K1及び第2直管部K3を90°の角度で接続する。第2直管部K3は、他端に、立坑T2に接続される開口部E2を有する。
配管方法S20では、図9Aに示すように、まず、立坑T1において、管部材50を支持する管支持部材110を管移送部材12A,12Bによって支持する。続いて、管支持部材110によって支持された管部材50を、管移送部材12A,12Bによって、立坑T1に接続する第1直管部K1の開口部E1に進行させる。管移送部材12A,12Bは、例えば、管移送部材12Bの後方に連結された不図示のバッテリーカー等の自走車両によって、進行方向に運搬される。開口部E1から第1直管部K1内に進入した管部材50は、図9Aにおいて一点鎖線にて示す第1直管部K1の軸方向(管路の軸方向)に沿って曲管部K2の手前まで移送される。
次に、図9Bに示すように、管部材50から管支持部材110を引き抜くとともに管移送部材12A、12Bを撤去する。第2直管部K3内に支持リング65を設置するとともに、管部材50と支持リング65とをワイヤー63によって連結する。ここで、巻取装置等によってワイヤー63を巻き取ることにより、管部材50を支持リング65に向かって引っ張る。
これにより、図9Cに示すように、管部材50が、曲管部K2のカーブに沿って曲がりながら、曲管部K2の他端側まで移動する。その後、支持リング65及びワイヤー63は撤去される。
さらに、図9Dに示すように、配置した管部材50の一端に対して、継ぎ輪71、直管であるPN形管81A、81B及び81Cを、順次、立坑T1から運搬し、接続する。また、配置した管部材50の他端に対して、継ぎ輪72、PN形管82A及び82Bを、順次、立坑T2から運搬し、接続する。これにより、既設の管路PL内で、管部材50、継ぎ輪71,72、PN形管81A,81B,81C,82A及び82Bを接続することができる。なお、上述の管部材50に接続する配管の種類は説明のための例示であり、これに限られない。管路PLの形状等に応じて任意の管を管部材50に接続可能である。
(配管方法の詳細)
図10~図24を用いて、配管方法S20の詳細について説明する。図10は、実施形態2に係る配管方法S20の工程を示すフロー図である。以下、配管方法S20が有する各工程について順番に説明する。
(準備工程)
準備工程S11では、立坑T1の底部Gに敷設されたレールR1上に、連結部材120によって連結された管移送部材12A,12Bを準備する。
(管支持部材挿入工程)
図11は、ワイヤーロープで吊り下げた管部材50を管移送部材12A,12Bに取り付ける動作を説明する図である。図12は、図11において管部材50を上下方向断面によって示した図である。
管支持部材挿入工程S12では、図11及び図12に示すように、キャスタバンド21を取り付けた管部材50内に管支持部材110を挿入する。キャスタバンド21は、連結部508及び端部材505,506の径方向外方に取り付けられる。キャスタバンド21は、環状体211と、一対のキャスタ212とを有する。環状体211の中心軸は、管部材50の軸方向P1に一致する。キャスタバンド21の詳細については後述する。また、管支持部材110の突出部113b~113dが管部材50の連結部508を支持するように、管支持部材110が管部材50内に位置付けられる。また、管支持部材110の突出部113a,113eが管部材50の端部材505,506を支持するように、管支持部材110が管部材50内に位置付けられる。
さらに、管支持部材挿入工程S2では、図11及び図12に示すように、管部材50内に管支持部材110を挿入した状態で、管支持部材110の棒状部111の両端部に位置する留め具112A,112BにワイヤーロープWを架け渡す。そして、図示しないクレーンのフックに対してワイヤーロープWの玉掛け作業を行う。このようにして玉掛けされた管部材50をクレーンによって立坑T1内に降下させる。
(管支持部材支持工程)
図13は、管移送部材12A,12Bに管支持部材110を積載した状態を説明する図である。
管支持部材支持工程S13では、管支持部材110を、管移送部材12A,12Bによって支持する。管移送部材12A,12Bは、管支持部材110によって管部材が貫通された状態で、管支持部材110を支持する。また、管支持部材110が管部材を貫通した状態において、管支持部材110の突出部113b~113dは、管部材50における連結部508を支持する。上記以外に関し、管支持部材支持工程S13は、上述の管支持部材支持工程S3と同様である。よって、ここでは、管支持部材支持工程S13の詳しい説明を繰り返さない。
(管部材移送工程)
図14Aは、管部材移送工程S14の一部を示す図である。図14Bは、図14AのXIVB-XIVB線拡大断面図である。図15Aは、管部材移送工程S14の別の一部を示す図である。図15Bは、図15AのXVB-XVB線拡大断面図である。
管部材移送工程S14では、管支持部材110によって支持された管部材50を、管移送部材12A,12Bを有する管搬送装置2によって、第1直管部K1内を、図14Aに一点鎖線矢印にて示す第1直管部K1の軸方向に沿って移送する。上述の通り、管搬送装置2は、管搬送装置2の前後方向において、管移送部材12Bの後方に連結された自走車両(不図示)によって移動する。ここで再び図9Aも用いて、管移送区間B1及び管据付区間B2について説明する。
図9A、図14A及び図14Bに示すように、立坑T1から第1直管部K1内の管移送区間B1には高さH1のレールR1が敷設されている。このとき第1直管部K1の内壁と、管搬送装置2に搬送される管部材50の上端とのクリアランスはC1である。
また、図9A、図15A及び図15Bに示すように、第1直管部K1内において管移送区間B1の先に位置する管据付区間B2には高さH2のレールR2が敷設されている。レールR2の高さH2は、レールR1の高さH1よりも低い。このとき第1直管部K1の内壁と、管搬送装置2に搬送される管部材50の上端とのクリアランスはC2である。クリアランスC2は、クリアランスC1よりも大きい。詳しくは後述するとおり、管据付区間B2では、搬送された管部材50が管搬送装置2から降ろされる。管据付区間B2の長さは、管搬送装置2の前後方向の全長以上であることが好ましい。
なお、図14Bに示すように、キャスタバンド21は、端部材505の径方向外方に取り付けられる。キャスタバンド21は、環状体211と、一対のキャスタ212とを有する。環状体211は、端部材505の外周面上の全周にわたって位置する。一対のキャスタ212は、図14Bに示すように、管搬送装置2の正面視において環状体211の下部で、且つ、環状体211の中心を通る上下軸P21に対して同じ角度位置に位置している。また、一対のキャスタ212は、環状体211の径方向外方に位置する。
(管支持部材引抜工程)
図16A~図20Bを用いて、管支持部材引抜工程S15について説明する。管支持部材引抜工程S15では、管支持部材110を管移送部材12A,12Bから取り外した状態で、管支持部材110を管部材50から引き抜く。管支持部材引抜工程S15は、管持ち上げ治具30A,30Bの設置動作と、管持ち上げ動作と、管移送部材12A,12Bの引き抜き動作と、管部材50の据付動作と、引抜動作とを有する。以下において、それぞれ具体的に説明する。
(管持ち上げ治具の設置動作)
図16Aは、管支持部材引抜工程S15における管持ち上げ治具30A,30Bの設置動作について説明する図である。図16Bは、図16AのXVIB-XVIB線拡大断面図である。
図16A及び図16Bに示すように、第1直管部K1内に管持ち上げ治具30A,30Bを設置する。管持ち上げ治具30A,30Bは、例えば油圧ジャッキ等により実現できる。管持ち上げ治具30Aは、管搬送装置2の前後方向において、管支持部材110の前方向端に設置される。また、管持ち上げ治具30Bは、管搬送装置2の前後方向において、管支持部材110の後方向端に設置される。管持ち上げ治具30A,30Bは基本的に同様の構成であるので、例示的に、管持ち上げ治具30Aの概略構成について説明する。
管持ち上げ治具30Aは、基部31と、昇降部32と、受け台33とを有する。基部31は、第1直管部K1の下方の両側面に設置される。基部31は、昇降部32を支持する。昇降部32は、受け台33を、既設の管路PLの上下方向において上下に昇降可能に支持する。受け台33は、管支持部材110を支持する。
(管持ち上げ動作)
図17Aは、管支持部材引抜工程S15における管持ち上げ動作について説明する図である。図17Bは、図17AのXVIIB-XVIIB線拡大断面図である。
図17A及び図17Bに示すように、管持ち上げ治具30A,30Bによって、管支持部材110を管移送部材12A,12Bに対して持ち上げる。具体的には、管持ち上げ治具30A,30Bの昇降部32によって、管支持部材110を支持する受け台33を上昇させる。これにより、管支持部材110は、管移送部材12A,12Bに対して分離される。また、図17Bに示す白抜き矢印にて示すように、管搬送装置2の上下方向において上方向に管部材50が持ち上がる。このとき第1直管部K1の内壁と、管搬送装置2に搬送される管部材50の上端とのクリアランスは、C3である。
このように、管据付区間B2では、レールR1よりも低い高さのレールR2が敷設されているので、管部材50を持ち上げるクリアランスをより大きくすることができる。これにより、管部材50を持ち上げる時でも、クリアランスC3を維持できる。
(移送部材の引き抜き動作)
図18Aは、管支持部材引抜工程S15における管移送部材12A,12Bの引き抜き動作について説明する図である。図18Bは、図18AのXVIIIB-XVIIIB線拡大断面図である。
図18A及び図18Bに示すように、管支持部材110を管移送部材12A,12Bに対して分離させた状態で、管移送部材12A,12Bを、管部材50に対して後退させる。具体的には、支持部125を、管移送部材12A,12Bから取り外して撤去する。続いて、不図示の自走車両を後退させることにより、図18Aに白抜き矢印にて示す立坑T1への方向に管移送部材12A,12Bを移動させる。
上述の構成では、後退させた管移送部材12A,12Bを回収することができる。このため、回収した管移送部材12A,12Bを再利用することができる。
(管部材の据付動作)
図19Aは、管支持部材引抜工程S15における管部材50の据付動作について説明する図である。図19Bは、図19AのXIXB-XIXB線拡大断面図である。
図19A及び図19Bに示すように、管持ち上げ治具30A,30Bは、管支持部材110を支持する受け台33を下降させる。具体的には、管持ち上げ治具30A,30Bの昇降部32は、管支持部材110を支持する受け台33を下降させる。これにより、管部材50が、図19Bに白抜き矢印にて示す既設の管路PLの下方向に移動する。管持ち上げ治具30A,30Bの昇降部32は、図19Bに示すように、キャスタバンド21のキャスタ212が第1直管部K1の内壁の下部に接地するまで、管部材50を下降させる。
(引抜動作)
図20Aは、管支持部材引抜工程S15における引抜動作について説明する図である。図20Bは、図20AのXXB-XXB線拡大断面図である。
図20A及び図20Bに示すように、上述のように管部材50を既設の管路PLに据え付けた状態で、管支持部材110を管部材50から引き抜くとともに管持ち上げ治具30A,30Bを撤去する。
上述の構成では、管持ち上げ治具30A,30Bを用いて、管支持部材110を管移送部材12A,12Bに対して持ち上げている間に、管支持部材110の引き抜き作業を行うことができる。また、管支持部材110を管部材50から引き抜いた後には、管持ち上げ治具30A,30Bによって、管部材50を降下できる。このように、管持ち上げ治具30A,30Bを用いて、管支持部材110の引き抜き作業と、管部材50の配置作業とを効率的に行うことができる。これにより、管支持部材110の引き抜き作業をより効率良く行うことができる。
(管横キャスタ取付工程)
図20A及び図20Bを用いて管横キャスタ取付工程(キャスタ部材取付工程)S16について説明する。管横キャスタ取付工程S16では、図20A及び図20Bに示すように、管部材50の外面に、管部材50を既設の管路PL内で移動可能な管横キャスタ(キャスタ部材)23を取り付ける。端部材505に取り付けられたキャスタバンド21に、一対の管横キャスタ23を取り付ける。また、一対の管横キャスタ23は、図20Bに示すように、管搬送装置2の正面視において環状体211の中心を通る上下軸P21及び管部材50の軸方向P1(すなわち環状体211の中心軸)に対して直交する環状体211の左右軸P23が延びる方向に位置する。一対の管横キャスタ23は、環状体211の径方向外方に位置する。
上述の構成では、管部材50の外面に管横キャスタ23を取り付けることにより、既設の管路PL内で管部材50を容易に移動させることができる。よって、後述の移動工程において、管部材50を曲管部K2に押し込む際の力を低減できる。
(移動工程)
図21A~図23Cを用いて、移動工程S17について説明する。
図21Aは、移動工程S17について説明する配管図である。図21Bは、図20AのXXIB-XXIB線拡大断面図である。図22は、管部材の引っ張り後の状態を示す配管図である。図23Aは、持ち上げ治具の設置時の状態を示す配管図である。図23Bは、図23AのXXIIIB-XXIIIB線拡大断面図である。図23Cは、枕木設置時の状態を示す図23Bの対応図である。
移動工程S17では、第2直管部K3側から、管部材50を引っ張ることによって、曲管部K2のカーブに沿って、管部材50を、曲げながら、曲管部K2の他端側まで移動させる。移動工程S17は、具体的には、次の作業を含む。第2直管部K3内に支持リング65を設置する(支持リング設置工程)。支持リング65としては、例えば、特許文献:特開2021―092291号公報に記載の技術を採用することができる。続いて、支持リング65に、レバーホイスト又はウインチ等の巻取装置67を配置する(巻取装置配置工程)。管部材50の端部材505内に反力板61を取り付け、管部材50の反力板61と巻取装置67とをワイヤー63によって連結する(連結工程)。
その後、巻取装置67によってワイヤー63を巻き取ることにより、管部材50を、図21Aにおいて白抜き矢印で示すように支持リング65に向かって引っ張る。これにより、管部材50が、図21Aに一点鎖線にて示す既設の管路PLの軸方向に沿って移動する。その結果、図22に示すように、管部材50が、曲管部K2の他端側まで移動する。すなわち、管部材50の端部材505が、曲管部K2の他端側に到達する。反力板61及び支持リング65を用いることにより、管路PL内で反力を得られるので、立坑の外側から管部材50を引っ張る力を供給しなくても済む。
上述のように、管部材50の引き込み作業が完了した後、反力板61、ワイヤー63、支持リング65及び巻取装置67を撤去する。また、キャスタバンド21から管横キャスタ23を取り外す。
さらに、以下に説明する通り、管部材50の据付作業を行う。まず、図23A及び図23Bに示すように、管持ち上げ治具70Aを第2直管部K3内に設置するとともに、管持ち上げ治具70Bを第1直管部K1内に設置する。すなわち、管持ち上げ治具70Aを管部材50の一方端に位置する端部材505に設置するとともに、管持ち上げ治具70Bを管部材50の他方端に位置する端部材506に設置する。管持ち上げ治具70A及び70Bは基本的に同様の構成であるので、ここでは、例示的に、管持ち上げ治具70Aについて説明する。
続いて、管持ち上げ治具70A,70Bによって、図23Bに白抜き矢印にて示す上方向に管部材50を持ち上げる。図23Bに管持ち上げ治具70Aによる管部材50の持ち上げ状態を示す。この状態において、一対のキャスタ212をキャスタバンド21の環状体211から取り外す。また、鋼製枕木設置位置J1に鋼製枕木69を設置する。管持ち上げ治具70A,70Bによって持ち上げられた管部材50を、図23Cに白抜き矢印にて示す下方向に降下させることにより、管部材50を鋼製枕木69の上方に設置する。
以上により、管部材50の据付作業が完了する。
(継ぎ輪及び直管の配管工程)
継ぎ輪及び直管の配管工程S18では、図9Dを用いて説明したように、継ぎ輪及び直管を配管する。
以上に説明したように、配管方法S20は、管部材移送工程S14の後に、管支持部材引抜工程S15と、移動工程S17とを含む。管支持部材引抜工程S15では、管支持部材110を管移送部材12A,12Bから取り外した状態で、管支持部材110を管部材50から引き抜く。また、管路PLは、一端に開口部を有する第1直管部K1と、第1直管部K1の他端において一端が接続する曲管部K2と、曲管部K2の他端において一端が接続する第2直管部K3とを有する。移動工程S17は、管路PLの第2直管部K3側から、管部材50を引っ張ることによって、管部材50を、曲管部K2のカーブに沿って曲げながら、曲管部K2の他端側まで移動させる。
上述の構成では、曲管部K2を有する管路PLの場合、管路PLの第2直管部K3側から、管部材50を引っ張ることによって、管部材50を、前記曲管部のカーブに沿って、曲げながら、前記曲管部の他端側まで移動させる。
上述の構成により、可撓性を有する管部材を曲管部において曲げて配管できる。これにより、直管部だけでなく、曲管部でも管部材を曲げて配置できるので、いろいろな既設の管路に対しても、前記管部材を配管できる配管方法を実現できる。また、従来、立坑を築造しなければ難しかった曲管部K2を含む管路の更新が容易となる。つまり、上述の構成によれば、交通状況等の条件により、立坑を築造できないような曲管部K2に対しても施工が可能である。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記各実施形態では、管搬送装置1、2の管移送部材12A、12Bは、レール上を移動するための前車輪122と、後車輪123と、を有する台車である。しかしながら、管移送部材は、車輪ではなく、そり等の移動機構を有していても良い。また、管移送部材は、レールなしで走行可能なタイヤ等の移動機構を有していても良い。また、管移送部材は、管路内に布設された床材又は管路の内壁の底部を走行可能な移動機構を有していても良い。また、管移送部材は、管移送部材自身が自走可能であっても良い。
前記各実施形態では、管支持部材11、110は、棒状部材である。しかしながら、管支持部材は、別の形状を有していても良い。例えば、管支持部材は、板状であっても良いし、枠体であっても良いし、ワイヤー状であっても良い。
前記各実施形態では、いわゆるパイプ・イン・パイプ工法を採用する。しかしながら、本発明を他の工法に対して採用しても良い。本発明は、例えば、シールド工法にも適用可能である。
前記実施形態2では、曲管部K2は、第1直管部K1及び第2直管部K3を90°の角度で接続する。しかしながら、曲管部による接続角度は、90°より大きくても、小さくても良い。一般には、22.5°を超える接続角度を有する曲線が急曲線とされる。本発明は、このような急曲線に対しても好適に適用可能である。さらに言えば、管の口径が大きくなると、より大きな引き込み力又は挿入力が必要となる。本発明によれば、曲管部における挿入力を低減できるため、いわゆる大口径管を既存の管路の更新に用いる場合に、適用することができる。
前記実施形態2では、第2直管部K3内に設置した支持リング65を反力として、管部材50を引っ張る。しかしながら、支持リングを使用せずに、反力を得る手法を採用することができる。例えば、既設の管路の内壁に対して反力用の板を溶接等によって固定して、反力を得てもよい。また、既設の管と管との接合部分の継手の隙間に反力用の板を差し込む等して、反力用の板を既設の管路の内壁に対して固定することで反力を得てもよい。
前記実施形態2では、管部材50の変位部502は、蛇腹構造を有する。しかしながら、管部材の変位部は、蛇腹構造以外の構造により変位可能であっても良い。例えば、管部材の変位部は、ボールジョイント構造を有していても良い。
前記実施形態2では、第1直管部K1の管移送区間B1には、高さH1のレールR1が敷設される一方で、管据付区間B2には、高さH2のレールR2が敷設される。しかしながら、第1直管部において、高さの異なるレールが敷設されなくても良い。
前記実施形態2では、キャスタバンド21の環状体211に対して、特定の位置に一対のキャスタ212が位置している。しかしながら、キャスタの位置は、適宜変更可能である。また、キャスタは、キャスタバンドに対して一対に限られず、キャスタバンドに対して1つでも良いし、2つ以上であっても良い。
前記実施形態2では、管部材50に対して、特定の数のキャスタバンド21を取り付けている。しかしながら、管部材に対して任意の数のキャスタバンドを取り付けることが可能である。
前記実施形態2では、管支持部材引抜工程S15の次に、キャスタ部材取付工程である管横キャスタ取付工程S16を行う。しかしながら、キャスタ部材取付工程は、移動工程までに行われれば良い。既設の管路の内壁と、管部材の上端とのクリアランス上可能であれば、管横キャスタは、予めキャスタバンドに取り付けられていても良い。
前記実施形態2では、移送部材の引き抜き動作において、管移送部材12A,12Bを、管部材50に対して後退させる。しかしながら、移送部材の引き抜き動作において、管移送部材12A,12Bを、管部材50に対して後退させなくても良い。
前記実施形態2では、管部材50の引き込み作業が完了した後、管持ち上げ治具70Aを第2直管部K3内に設置する前に、管横キャスタ23をキャスタバンド21から取り外す。しかしながら、既設の管路の内壁と、管部材の上端とのクリアランス上可能であれば、管持ち上げ治具によって管部材を持ち上げた状態において、一対のキャスタ212及び管横キャスタの両方をキャスタバンド21の環状体211から取り外しても良い。
本発明は、既設の管路内に布設する管部材を搬送する管搬送装置及び既設の管路内に管部材を布設する配管方法に利用可能である。
1、2 管搬送装置
11、110 管支持部材
111 棒状部
112A、112B 留め具
113a~113e 突出部
120 連結部材
121 車体
122、123 車輪
124 連結部
125 支持部
126 受け部
12A、12B 管移送部材
21 キャスタバンド
211 環状体
212 キャスタ
23 管横キャスタ
30A、30B、70A、70B 管持ち上げ治具治具
31 基部
32 昇降部
33 受け台
50 管部材
502 変位部
503 接合部
504 接合部
505、506 端部材
508 連結部
51 連結体
61 反力板
63 ワイヤー
65 支持リング
67 装置
69 鋼製枕木
71 継ぎ輪
72 継ぎ輪
81A~81C、82A、82B PN形管
E1、E2 開口部
K1 第1直管部
K2 曲管部
K3 第2直管部
PL 管路
R、R1、R2 レール
T、T1、T2 立坑

Claims (9)

  1. 既設の管路内に布設する管部材を搬送する管搬送装置であって、
    棒状部材であり、可撓性を有する管部材を貫通して支持する管支持部材と、
    前記管支持部材を着脱自在に支持し、且つ、支持した前記管支持部材を移送可能な管移送部材と、
    を有し、
    前記管移送部材は、前記既設の管路内において、前記管支持部材を支持した状態で、前記管支持部材によって支持された前記管部材を、前記管路の軸方向に沿って移送させる、
    管搬送装置。
  2. 請求項1に記載の管搬送装置において、
    前記管支持部材は、
    一方向に延びる棒状部と、
    前記棒状部に対して前記一方向と交差する方向に突出して、複数の変位部と前記変位部同士を連結する連結部とを有する前記管部材における前記連結部を支持する突出部と、
    を有する、
    管搬送装置。
  3. 請求項2に記載の管搬送装置において、
    前記突出部は、前記棒状部に対して、前記一方向の位置を調節可能に設けられている、
    管搬送装置。
  4. 既設の管路内に管部材を布設する配管方法であって、
    可撓性を有する管部材内に管支持部材を挿入する管支持部材挿入工程と、
    前記管支持部材を、管移送部材によって支持する管支持部材支持工程と、
    前記管支持部材によって支持された前記管部材を、前記管移送部材によって、前記既設の管路内で前記管路の軸方向に沿って移送する管部材移送工程と、
    を有する、
    配管方法。
  5. 請求項4に記載の配管方法であって、
    前記管部材移送工程の後に、前記管支持部材を前記管移送部材から取り外した状態で、前記管支持部材を前記管部材から引き抜く管支持部材引抜工程と、
    一端に開口部を有する第1直管部と、前記第1直管部の他端において一端が接続する曲管部と、前記曲管部の他端において一端が接続する第2直管部とを有する管路の前記第2直管部側から、前記管部材を引っ張ることによって、前記管部材を、前記曲管部のカーブに沿って曲げながら、前記曲管部の他端側まで移動させる移動工程と、
    をさらに有する、
    配管方法。
  6. 請求項5に記載の配管方法であって、
    前記移動工程は、
    前記第2直管部内に支持リングを設置する支持リング設置工程と、
    前記支持リングに、巻取装置を配置する巻取装置配置工程と、
    前記管部材と前記巻取装置とをワイヤーによって連結する連結工程と、
    前記巻取装置によって前記ワイヤーを巻き取ることで前記管部材を前記支持リングに向かって引っ張る引張工程と、
    を有する、
    配管方法。
  7. 請求項5又は6に記載の配管方法において、
    前記管支持部材引抜工程では、前記第1直管部内に管持ち上げ治具を設置し、前記管持ち上げ治具によって前記管支持部材を前記管移送部材に対して持ち上げることにより、前記管支持部材を前記管移送部材に対して分離させ、前記管支持部材を前記管部材から引き抜く、
    配管方法。
  8. 請求項7に記載の配管方法において、
    前記管支持部材引抜工程では、前記管支持部材を前記管移送部材に対して分離させた状態で、前記管移送部材を、前記管部材に対して後退させる、
    配管方法。
  9. 請求項8に記載の配管方法において、
    前記移動工程までに、前記管部材の外面に、前記管部材を前記既設の管路内で移動可能なキャスタ部材を取り付けるキャスタ部材取付工程をさらに有する、
    配管方法。
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