JP2024093732A - プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高める。【解決手段】プリンタは、外部機器が接続されるコネクタが縁部に取り付けられた基板と、基板のコネクタが取り付けられた実装面に取り付けられたホルダと、を有する基板ユニットと、基板ユニットが取り付けられるプリンタ筐体と、を備え、プリンタ筐体は、基板ユニットに当接する第一当接部及び第二当接部と、を有し、第一当接部は、基板ユニットの一方の面において、基板のコネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接し、第二当接部は、基板ユニットの他方の面において、基板のコネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接する。【選択図】図7

Description

本発明は、プリンタに関する。
特許文献1には、第一の基板と、第二の基板と、第一の基板及び第二の基板が取り付けられた基板ホルダとを有する基板ユニットを備えた電子機器が開示されている。
特許文献1に記載の電子機器では、第一の基板と第二の基板とは、第一の基板の実装面と第二の基板の実装面とを対向させた状態で基板ホルダに取り付けられており、基板ホルダには、USB等のインターフェース用接続口用の窓と、バッテリー用接続口の窓が形成されている。
特開2017-224853号公報
特許文献1に記載の電子機器においては、基板に実装されたインターフェース用接続口やバッテリー用接続口等のコネクタに、USB端子やバッテリー端子が抜き差しされる際に、コネクタに、端子の抜き差し方向に交差する方向への力が加わることがあった。
そこで、本発明は、プリンタにおいて、基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高めることを目的とする。
本発明のある態様によれば、外部機器が接続されるコネクタが縁部に取り付けられた基板と、前記基板の前記コネクタが取り付けられた実装面に取り付けられたホルダと、を有する基板ユニットと、前記基板ユニットが取り付けられるプリンタ筐体と、を備え、前記プリンタ筐体は、前記プリンタ筐体に設けられており前記基板ユニットに当接する第一当接部及び第二当接部と、を有し、前記第一当接部は、前記基板ユニットの一方の面において、前記基板の前記コネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接し、前記第二当接部は、前記基板ユニットの他方の面において、前記基板の前記コネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接するプリンタが提供される。
本態様によれば、基板ユニットの一方の面において、プリンタ筐体に設けられた第一当接部が基板のコネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接し、第二当接部が基板ユニットの他方の面において、基板のコネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接することにより、基板ユニットの厚み方向の動きが規制される。
このため、端子がコネクタに抜き差しされる際に、端子の抜き差し方向に交差する方向、すなわち、基板ユニットの厚み方向における基板ユニットのぶれを抑止できる。これにより、基板に取り付けられたコネクタの基板に対するぶれも防止できる。
したがって、プリンタにおいて、基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高めることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタの外観を説明する斜視図である。 図2は、プリンタにおけるプリンタ筐体と、プリンタ筐体に取り付けられる基板ユニットとを説明する斜視図である。 図3は、基板ユニットを説明する分解斜視図である。 図4は、基板ユニットを構成する第一基板を説明する平面図である。 図5は、プリンタ筐体の内側を説明する平面図である。 図6は、プリンタ筐体の内側を説明する斜視図である。 図7は、プリンタ筐体に取り付けられた基板ユニットを説明する平面図である。 図8は、プリンタ筐体に取り付けられた基板ユニットの要部を拡大して示す拡大図である。
以下に記載する形態は、図面の簡単な説明により説明される図面に限定されるものではない。
本発明のある態様の第1の態様は、外部機器が接続されるコネクタが縁部に取り付けられた基板と、前記基板の前記コネクタが取り付けられた実装面に取り付けられたホルダと、を有する基板ユニットと、前記基板ユニットが取り付けられるプリンタ筐体と、を備え、前記プリンタ筐体は、前記プリンタ筐体に設けられており前記基板ユニットに当接する第一当接部及び第二当接部と、を有し、前記第一当接部は、前記基板ユニットの一方の面において、前記基板の前記コネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接し、前記第二当接部は、前記基板ユニットの他方の面において、前記基板の前記コネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接する。
本発明のある態様の第1の態様によれば、基板ユニットの一方の面において、プリンタ筐体に設けられた第一当接部が基板のコネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接し、第二当接部が基板ユニットの他方の面において、基板のコネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接する。
基板ユニットは、コネクタが取り付けられた領域において、一方の面には第一当接部が当接し、他方の面には第二当接部が当接することによって、基板ユニットの厚み方向の動きが規制される。このため、端子がコネクタに抜き差しされる際に、端子の抜き差し方向に交差する方向における基板ユニットのぶれを抑止できる。これにより、基板に取り付けられたコネクタの基板に対するぶれも防止できる。
したがって、本発明のある態様の第1の態様によれば、プリンタにおいて、基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高めることができる。
本発明のある態様の第2の態様は、前記一方の面が、前記基板において、前記コネクタが取り付けられた面とは反対の面であり、前記他方の面が、前記ホルダにおいて、前記基板の前記実装面が取り付けられた面とは反対の面である、第1の態様に記載のプリンタである。
本発明のある態様の第2の態様によれば、第一当接部は、基板において、コネクタが取り付けられた面とは反対の面に当接し、第二当接部は、基板の実装面に取り付けられたホルダにおいて、実装面が取り付けられた面とは反対の面に当接する。
これにより、基板とホルダとを有する基板ユニットの厚み方向の動きが規制されるため、端子がコネクタに抜き差しされる際に、端子の抜き差し方向に交差する方向への基板ユニットのぶれを抑止できる。これにより、基板に取り付けられたコネクタの基板に対するぶれも防止できる。
したがって、本発明のある態様の第2の態様によれば、プリンタにおいて、基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高めることができる。
本発明のある態様の第3の態様は、前記第一当接部は、前記基板に平行に前記プリンタ筐体の側面から内側に延びる壁部と、前記壁部から前記基板に直交する方向に延びる当接端部と、を備え、前記当接端部が前記基板ユニットに当接する、第1の態様又は第2の態様に記載のプリンタである。
本発明のある態様の第3の態様によれば、第一当接部が基板に当接する当接端部は、基板に平行にプリンタ筐体の側面から内側に延びる壁部から連なっているため、基板ユニットの厚み方向への基板ユニットの動きを規制する際の強度が高められる。
したがって、本発明のある態様の第3の態様によれば、プリンタにおいて、基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高めることができる。
本発明のある態様の第4の態様は、前記当接端部は、前記プリンタ筐体との接続部がテーパ形状である、第3の態様に記載のプリンタである。
本発明のある態様の第4の態様によれば、プリンタ筐体との接続部がテーパ形状であることにより、接続部において、当該当接端部とプリンタ筐体との接合強度を確保することができる。
したがって、本発明のある態様の第4の態様によれば、プリンタにおいて、基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高めることができる。
本発明のある態様の第5の態様は、前記コネクタが取り付けられた前記縁部とは反対側の縁部において前記基板ユニットを前記プリンタ筐体に位置決めする位置決め部を、さらに備える、第1の態様から第4の態様のいずれか1つに記載のプリンタである。
本発明のある態様の第5の態様によれば、基板ユニットは、コネクタが取り付けられた縁部側においては、第一当接部及び第二当接部によって基板ユニットは厚み方向の動きが規制され、コネクタが取り付けられた縁部とは反対側の縁部においてプリンタ筐体に位置決めされる。
したがって、本発明のある態様の第5の態様によれば、プリンタにおいて、基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高めることができる。
本発明のある態様の第6の態様は、前記位置決め部は、前記基板ユニットの一方の面と他方の面とを支持する一対の支持壁部から構成される、第5の態様に記載のプリンタである。
本発明のある態様の第6の態様によれば、基板ユニットは、一対の支持壁部に挟持されて位置決めされる。
したがって、本発明のある態様の第6の態様によれば、プリンタにおいて、基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高めることができる。
本発明のある態様の第7の態様は、前記コネクタは、前記コネクタと前記基板に形成された回路とを電気的に接続するための接続部と、前記接続部とは別に前記コネクタを前記基板に固定するための複数の脚部と、を備える、第1の態様から第6の態様のいずれか1つに記載のプリンタである。
本発明のある態様の第7の態様によれば、コネクタは、接続部とは別の複数の脚部によって基板に固定される。
したがって、本発明のある態様の第7の態様によれば、プリンタにおいて、基板に実装されたコネクタの取り付け強度を高めることができる。
本発明のある態様の第8の態様は、前記コネクタは、USBタイプCに準拠する、第7の態様に記載のプリンタである。
本発明のある態様の第8の態様によれば、コネクタがUSBタイプCに準拠することから、ひとつのコネクタに電力供給線と信号線とを備えるため、外部機器と電気的に接続するための端子と、電極供給のための端子を備える必要がなくなる。
[プリンタ]
以下、本発明の実施形態に係るプリンタ1について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタ1の外観を説明する斜視図である。図2は、プリンタ1におけるプリンタ筐体2と、プリンタ筐体2に取り付けられる基板ユニット4とを説明する斜視図である。
プリンタ1は、印字媒体をサーマルヘッドとプラテンローラとで圧接挟持して、熱により印字を行うサーマルプリンタであり、使用者が携帯して使用可能な携帯型プリンタである。
図1に示すように、プリンタ1は、プリンタ筐体2と、プリンタ筐体2を覆う筐体カバー3とを有する。プリンタ筐体2には、基板ユニット4が取り付けられている。また、図2に示すように、基板ユニット4は、基板11と、基板11が取り付けられたホルダ12とを有する。
また、プリンタ1は、図2には図示されていない、印字媒体に印字する印字ユニット、印字ユニットに印字媒体を供給する媒体供給ユニットを有する。印字ユニット及び媒体供給ユニットは、プリンタ筐体2に配置されている。
本実施形態において、印字媒体は、長尺状の台紙に、所定長のラベルが所定間隔で貼り付けられたラベル連続体である。ラベル連続体は、巻回された状態で、プリンタ筐体2に納められる。印字後のラベルは、筐体カバー3に形成された排出口3aから排出されるようになっている。
<基板ユニット>
次に、本実施形態における基板ユニット4について説明する。図3は、基板ユニット4を説明する分解斜視図である。
図2及び図3に示すように、基板11は、第一基板13と第二基板14とを有する。すなわち、本実施形態において、基板ユニット4は、第一基板13と、第二基板14と、第一基板13及び第二基板14が取り付けられたホルダ12とを有する。
図3に示すように、第一基板13の一方の面13sの縁部13aには、図示されていない外部機器が接続されるコネクタ15が取り付けられている。本実施形態において、外部機器とは、プリンタ1に接続可能なPC(パーソナルコンピュータ)等の電子機器、プリンタ1に電力を供給する充電器又は電源等である。
第一基板13の一方の面13sの縁部13aは、基板ユニット4の側縁部41(図1参照)に対応する。以下、第一基板13の一方の面13sを実装面13sと表す。
第一基板13は、コネクタ15が取り付けられた実装面13sにおいて、ホルダ12に取り付けられている。
ホルダ12は、第一基板13と第二基板14とをプリンタ筐体2に支持する支持部材である。ホルダ12の一方の面12sには、第一基板13の実装面13sが取り付けられている。また、ホルダ12の他方の面12tには、第二基板14の実装面14sが取り付けられている。
ホルダ12は、第一基板13の実装面13sに形成された回路及び第二基板14の実装面14sに形成された回路を互いに干渉することなく納められるスペースが形成される厚みを有する。
ホルダ12において、第一基板13の縁部13aに取り付けられるコネクタ15に対応する位置には、コネクタ15の外周形状に合うように切欠き部12uが形成されている。ホルダ12に第一基板13が取り付けられた際には、コネクタ15が切欠き部12uに嵌り合う。
図4は、基板ユニット4を構成する第一基板13を説明する平面図である。
図4に示すように、コネクタ15は、コネクタ15と第一基板13に形成された回路とを電気的に接続するための接続部16と、接続部16とは別にコネクタ15を第一基板13に固定するための複数の脚部17とを備える。
複数の脚部17は、第一基板13にグランド接続されているが、第一基板13に形成された回路とは電気的に接続されていない。
本実施形態において、コネクタ15は、4つの脚部17a,17b,17c,17dによって、第一基板13に取り付けられている。本実施形態において、コネクタ15は、電力供給線と信号線とを備えたUSBタイプCに準拠するコネクタである。
<基板ユニットの支持構造>
続いて、基板ユニット4のプリンタ筐体2への支持構造について説明する。
図5は、プリンタ筐体2の内側を説明する平面図であり、図6は、プリンタ筐体2の内側を説明する斜視図である。また、図7は、プリンタ筐体2に取り付けられた基板ユニット4を説明する平面図であり、図8は、プリンタ筐体2に取り付けられた基板ユニット4の要部を拡大して示す拡大図である。
プリンタ筐体2は、プリンタ筐体2の内側に、基板ユニット4に当接する第一当接部21及び第二当接部22を有する。第一当接部21及び第二当接部22は、プリンタ筐体2において、基板ユニット4におけるコネクタ15が取り付けられた側縁部41に対応する位置に設けられている(図7参照)。
図5及び図6に示すように、第一当接部21は、プリンタ筐体2の側面2aから第一基板13に平行にプリンタ筐体2の内側に延びる壁部23と、壁部23から第一基板13に直交する方向に延びる当接端部24と、を備える。当接端部24は、プリンタ筐体2の底面2bとの接続部25がテーパ形状である。
図7に示すように、第一当接部21は、当接端部24において、基板ユニット4を構成する第一基板13に当接する。
プリンタ筐体2は、コネクタ15が取り付けられた側縁部41とは反対側の側縁部42において、基板ユニット4をプリンタ筐体2に位置決めする位置決め部31を備える。
位置決め部31は、基板ユニット4の一方の面と他方の面とを支持する一対の支持壁部32,33から構成される。
本実施形態においては、支持壁部32は、基板ユニット4におけるホルダ12の面12sを支持する。また、支持壁部33は、基板ユニット4におけるホルダ12の面12tを支持する。
第一当接部21は、基板ユニット4がプリンタ筐体2に納められた状態において、基板ユニット4の一方の面である、第一基板13のコネクタ15が取り付けられた領域に対応する領域の一部に当接する位置に形成されている。
第二当接部22は、基板ユニット4の他方の面である、第一基板13のコネクタ15が取り付けられた領域に対応するホルダ12の一部に当接する位置に形成されている。
本実施形態においては、第一当接部21が当接する基板ユニット4の一方の面とは、第一基板13において、コネクタ15が取り付けられた実装面13sとは反対の面13tである。
また、第二当接部22が当接する基板ユニット4の他方の面とは、ホルダ12において、第一基板13の実装面13sが取り付けられた面12sとは反対の面12tである。すなわち、第一当接部21は、第一基板13に当接し、第二当接部22は、ホルダ12に当接する。
<作用効果>
本実施形態に係るプリンタ1によれば、基板ユニット4の一方の面において、プリンタ筐体2に設けられた第一当接部21が第一基板13のコネクタ15が取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接し、第二当接部22が基板ユニット4の他方の面において、コネクタ15が取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接することによって、基板ユニット4の厚み方向の動きが規制される。
このため、外部機器との接続端子がコネクタ15に抜き差しされる際に、接続端子の抜き差し方向に交差する方向、すなわち、基板ユニット4の厚み方向における基板ユニット4のぶれを抑止することができる。これにより、第一基板13に取り付けられたコネクタ15の第一基板13に対するぶれも防止できる。
したがって、プリンタ1によれば、第一基板13に実装されたコネクタ15の取り付け強度を高めることができる。
プリンタ1において、第一当接部21は、第一基板13において、コネクタ15が取り付けられた実装面13sとは反対の面13tに当接し、第二当接部22は、ホルダ12において、第一基板13の実装面13sが取り付けられた面とは反対の面12tに当接する。
また、このとき、ホルダ12において、第一基板13の縁部13aに取り付けられるコネクタ15に対応する位置には、コネクタ15の外周形状に合うように切欠き部12uが形成されているため、ホルダ12に第一基板13が取り付けられた際には、コネクタ15が切欠き部12uに嵌り合う。
これにより、第二当接部22がホルダ12に当接すると、切欠き部12uがコネクタ15の外周を押圧することができる。
したがって、基板ユニット4の厚み方向の動きが規制されるため、接続端子がコネクタ15に抜き差しされる際に、基板ユニット4の厚み方向への基板ユニット4のぶれを抑止できる。これにより、第一基板13に取り付けられたコネクタ15の第一基板13に対するぶれも防止できる。
プリンタ1において、第一当接部21において第一基板13に当接する当接端部24は、プリンタ筐体2の側面2aから第一基板13に平行にプリンタ筐体2の内側に延びる壁部23から連なって形成されているため、基板ユニット4の厚み方向への基板ユニット4の動きを規制する際の強度が高められる。
プリンタ1において、当接端部24は、プリンタ筐体2との接続部25がテーパ形状であることにより、接続部25において、当接端部24とプリンタ筐体2との接合強度を確保することができる。
また、プリンタ1は、基板ユニット4におけるコネクタ15が取り付けられた縁部41とは反対側の縁部42において基板ユニット4をプリンタ筐体2に位置決めする位置決め部31を、さらに備える。
これにより、基板ユニット4は、コネクタ15が取り付けられた縁部41側においては、第一当接部21及び第二当接部22によって厚み方向の動きが規制され、コネクタ15が取り付けられた縁部41とは反対側の縁部42において、プリンタ筐体2に位置決めされるため、第一基板13に実装されたコネクタ15の取り付け強度を高めることができる。
本実施形態において、基板ユニット4は、基板ユニット4の一方の面と他方の面とを支持する位置決め部31(支持壁部32,33)に挟持されて位置決めされる。基板ユニット4は、厚み方向には第一当接部21及び第二当接部22によって規制される一方で、接続端子の抜き差し方向には、厳密に規制されていない。
このため、接続端子の抜き差し動作において、基板ユニット4全体が抜き差し方向に僅かに移動することにより、抜き差し動作において基板ユニット4に係る応力を吸収することができる。
したがって、第一基板13とコネクタ15との接続部分に抜き差し動作にかかる応力を緩和することができる。
プリンタ1において、コネクタ15は、コネクタ15と第一基板13に形成された回路とを電気的に接続するための接続部16とは別に、コネクタ15を第一基板13に固定するための複数の脚部17(17a,17b,17c,17d)と、を備える。
したがって、プリンタ1において、第一基板13に実装されたコネクタ15の取り付け強度を高めることができる。
また、プリンタ1において、コネクタ15は、USBタイプCに準拠する。USBタイプCは、ひとつのコネクタ15に電力供給線と信号線とを備えるため、インターフェース用コネクタと電源供給用コネクタとをコネクタ15一つにできる。したがって、外部機器と電気的に接続するための端子と、電極供給のための端子を備える必要がなくなる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は、本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本実施形態では、プリンタ1及びプリンタ1に適用される基板ユニット4について説明したが、プリンタ以外の電子機器であってもよい。
本実施形態では、コネクタ15が第一基板13に取り付けられている場合を説明しているが、コネクタ15は、第一基板13,第二基板14のいずれに取り付けられていてもよい。
1 プリンタ
2 プリンタ筐体
2a 側面
2b 底面
3 筐体カバー
3a 排出口
4 基板ユニット
11 基板
12 ホルダ
12s 一方の面
12t 他方の面
12u 切欠き部
13 第一基板
13s 実装面(第一基板の一方の面)
13t 実装面の反対の面
14 第二基板
14s 実装面
14t 実装面の反対の面
15 コネクタ
16 接続部
17(17a,17b,17c,17d) 脚部
21 第一当接部
22 第二当接部
23 壁部
24 当接端部
25 接続部
31 位置決め部
32,33 支持壁部
41,42 側縁部

Claims (8)

  1. 外部機器が接続されるコネクタが縁部に取り付けられた基板と、前記基板の前記コネクタが取り付けられた実装面に取り付けられたホルダと、を有する基板ユニットと、
    前記基板ユニットが取り付けられるプリンタ筐体と、を備え、
    前記プリンタ筐体は、前記プリンタ筐体に設けられており前記基板ユニットに当接する第一当接部及び第二当接部と、を有し、
    前記第一当接部は、前記基板ユニットの一方の面において、前記基板の前記コネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接し、
    前記第二当接部は、前記基板ユニットの他方の面において、前記基板の前記コネクタが取り付けられた領域に対応する領域の少なくとも一部に当接する、
    プリンタ。
  2. 請求項1に記載のプリンタであって、
    前記基板ユニットの前記一方の面は、前記基板において、前記コネクタが取り付けられた面とは反対の面であり、
    前記基板ユニットの前記他方の面は、前記ホルダにおいて、前記基板の前記実装面が取り付けられた面とは反対の面である、
    プリンタ。
  3. 請求項1に記載のプリンタであって、
    前記第一当接部は、前記基板に平行に前記プリンタ筐体の側面から内側に延びる壁部と、前記壁部から前記基板に直交する方向に延びる当接端部と、を備え、
    前記当接端部が前記基板ユニットに当接する、
    プリンタ。
  4. 請求項3に記載のプリンタであって、
    前記当接端部は、前記プリンタ筐体の底面との接続部がテーパ形状である、
    プリンタ。
  5. 請求項1に記載のプリンタであって、
    前記コネクタが取り付けられた前記縁部とは反対側の縁部において前記基板ユニットを前記プリンタ筐体に位置決めする位置決め部を、さらに備える、
    プリンタ。
  6. 請求項5に記載のプリンタであって、
    前記位置決め部は、前記基板ユニットの前記一方の面と前記他方の面とを支持する一対の支持壁部から構成される、
    プリンタ。
  7. 請求項1に記載のプリンタであって、
    前記コネクタは、前記コネクタと前記基板に形成された回路とを電気的に接続するための接続部と、
    前記接続部とは別に前記コネクタを前記基板に固定するための複数の脚部と、
    を備える、
    プリンタ。
  8. 請求項7に記載のプリンタであって、
    前記コネクタは、USBタイプCに準拠する、
    プリンタ。
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