JP2024087540A - ブレード診断方法及び加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スピンドルに装着されたブレードの反りの有無を診断できるブレード診断方法及び加工装置を提供する。【解決手段】スピンドルに装着されたブレードを用いて、ミラーウェーハMW上の異なる位置に切り込み深さD1、D2、D3を変えてチョップカットを複数回実施する。加工された切溝C1、C2、C2ごとにカーフ幅W1、W2、W3を測定する。カーフ幅W1、W2、W3の測定結果に基づいて、ブレードの反りの有無を判定する。【選択図】図11

Description

本発明は、ブレード診断方法及び加工装置に係り、特に、スピンドルに装着されたブレードの反りの有無を診断するブレード診断方法及び加工装置に関する。
高速回転するスピンドルに装着されたブレード(極薄外周刃)により、ウェーハを切削する装置として、ダイシング装置(ブレードダイサ)が知られている。
ダイシング装置では、ブレードの装着不良やブレードの切削力不足、ブレードの剛性不足等により、ブレードが傾いた状態で加工される場合がある。ブレードが傾いた状態で加工されると、品質不良が発生する。
特許文献1には、ウェーハの外周の一部に段差を設け、その段差の部分にブレードで切溝(カーフ)を加工して、ブレードの傾き具合を確認する方法が記載されている。具体的には、段差の上面に加工される切溝と段差の下面に加工される切溝の位置のずれ量からブレードの傾き具合を確認する。
また、特許文献2には、切溝の断面映像を撮像して、ブレードの傾きを求める方法が記載されている。
さらに、特許文献3には、深さの異なる第1切溝及び第2切溝を加工し、加工された第1切溝及び第2切溝の位置(スピンドルの回転軸と平行な方向の位置)からブレードの屈折量を求める方法が記載されている。
特開2018-93019号公報 特開2010-34515号公報 特開2017-64821号公報
ところで、ダイシング装置では、ブレードに反りがある場合も、品質不良が発生する。しかしながら、従来、スピンドルに装着されたブレードについて反りの検出は行われていなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、スピンドルに装着されたブレードの反りの有無を診断できるブレード診断方法及び加工装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係るブレード診断方法は、スピンドルに取り付けられたブレードの反りの有無を診断するブレード診断方法であって、切り込み深さを変えてチョップカットを複数回実施する工程と、切り込み深さを変えて加工された切溝ごとに幅を測定する工程と、切溝ごとの幅の測定結果に基づいて、ブレードの反りの有無を判定する工程と、を含む。
本発明の第2の態様に係るブレード診断方法は、第1の態様に係るブレード診断方法において、切り込み深さを変えて加工された切溝の幅の変化量又は変化率が、閾値以上の場合に反りありと判定する。
本発明の第3の態様に係るブレード診断方法は、第1の態様に係るブレード診断方法において、加工する位置を変えてチョップカットを複数回実施する。
本発明の第4の態様に係るブレード診断方法は、第1又は第2の態様に係るブレード診断方法において、同じ位置で切り込み深さを変えてチョップカットを複数回実施する。
本発明の第5の態様に係る加工装置は、回転するスピンドルに装着されたブレードにより、ワークを切削又はワークに切溝を加工する加工装置であって、ブレードによる加工を制御する制御部と、ブレードにより加工された切溝の幅を測定する測定部と、測定部による切溝の幅の測定結果に基づいて、ブレードを診断する診断部と、を備え、診断部でブレードを診断する場合、制御部は、切り込み深さを変えてチョップカットを複数回実施する制御を行い、測定部は、切り込み深さを変えて加工された切溝ごとに幅を測定し、診断部は、切溝ごとの幅の測定結果に基づいて、ブレードの反りの有無を判定する。
本発明の第6の態様に係る加工装置は、第5の態様に係る加工装置において、診断部は、切り込み深さを変えて加工された切溝の幅の変化量又は変化率が、閾値以上の場合に反りありと判定する。
本発明の第7の態様に係る加工装置は、第5又は第6の態様に係る加工装置において、制御部は、加工する位置を変えてチョップカットを複数回実施する制御を行う。
本発明の第8の態様に係る加工装置は、第5又は第6の態様に係る加工装置において、制御部は、同じ位置で切り込み深さを変えてチョップカットを複数回実施する制御を行う。
本発明の第9の態様に係る加工装置は、第5又は第6の態様に係る加工装置において、ワークを保持する第1テーブルと、切削対象物を保持する第2テーブルと、を備え、診断部でブレードを診断する場合、制御部は、第2テーブルに保持された切削対象物に対し、切り込み深さを変えてチョップカットを複数回実施する制御を行う。
本発明の第10の態様に係る加工装置は、第5又は第6の態様に係る加工装置において、制御部は、診断部が反りありと判定した場合に、加工を停止する制御を行う。
本発明の第11の態様に係る加工装置は、第5又は第6の態様に係る加工装置において、診断部が反りありと判定した場合に、報知する報知部を更に備える。
本発明は、スピンドルに装着されたブレードの反りの有無を診断できる
図1は、本発明が適用されたダイシング装置の一実施形態を示す正面図である。 図2は、図1に示すダイシング装置の平面図である。 図3は、ワークテーブル及びサブテーブルの一例を示す図である。 図4は、ダイシング装置の制御系のブロック図である。 図5は、画像処理部が有する機能のブロック図である。 図6は、ブレードの反りの概念図である。 図7は、反りのないブレードによる切溝の加工例を示す図である。 図8は、反りのあるブレードによる切溝の加工例を示す図である。 図9は、ブレード診断部の有する機能のブロック図である。 図10は、ブレードの診断の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、診断用の切溝の加工例を示す図である。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について説明する。
[ダイシング装置]
ここでは、本発明をダイシング装置に適用した場合を例に説明する。上記のように、ダイシング装置は、高速回転するスピンドルに装着されたブレードにより、ウェーハを切削する装置である。加工対象のウェーハは、たとえば、半導体のウェーハであり、その表面には、ストリートによって区画された格子状の領域にIC(Integrated Circuit:集積回路)等が形成されている。ダイシング装置は、ウェーハをストリートに沿って切削し、チップ化する。ダイシング装置は、加工装置の一例である。ウェーハは、ワークの一例である。
[装置構成]
図1は、本発明が適用されたダイシング装置の一実施形態を示す正面図である。また、図2は、図1に示すダイシング装置の平面図である。
図1及び図2において、X軸、Y軸及びZ軸は、互いに直交する軸である。X軸及びY軸を含む平面は、水平面を構成する。
図1に示すように、ベース2には、ウェーハWを保持するワークテーブル10、ミラーウェーハMWを保持するサブテーブル20、及び、ワークテーブル10及びサブテーブル20をX軸方向に送るX軸送り機構30X等が設けられる。
図3は、ワークテーブル及びサブテーブルの一例を示す図である。
図3に示すように、ワークテーブル10は、円盤状の形状を有し、水平な保持面10A上でウェーハWを保持する。一例として、ワークテーブル10は、真空吸着により、ウェーハWを保持する。
ここで、加工対象であるウェーハWは、図2に示すように、ダイシングフレームDFにマウントされた状態でワークテーブル10に保持される。ウェーハWは、円盤状の形状を有し、ダイシングテープDTを介して、ダイシングフレームDFにマウントされる。
ワークテーブル10は、ワークテーブル駆動モータ12に駆動されて、θ軸周りに回転する。θ軸は、ワークテーブル10の中心を通り、Z軸と平行な軸である。また、ワークテーブル10は、回転位置検出器14(図4参照)によって、基準点の回転位置が検出される。回転位置検出器14は、たとえば、ロータリーエンコーダで構成される。ワークテーブル10は、第1テーブルの一例である。
図3に示すように、サブテーブル20は、矩形状の形状を有し、水平な保持面20A上でミラーウェーハMWを保持する。一例として、サブテーブル20は、真空吸着により、ミラーウェーハMWを保持する。サブテーブル20は、第2テーブルの一例である。
ミラーウェーハMWは、テスト用のウェーハである。ミラーウェーハMWは、たとえば、加工対象のウェーハWと同じ素材(たとえば、シリコン)で構成され、かつ、同じ厚さで構成される。一方、その形状は、サブテーブル20の形状に対応した形状で構成される。本実施の形態では、サブテーブル20が矩形状を有することから、ミラーウェーハMWも矩形の板形状で構成される。ミラーウェーハMWは、切削対象物の一例である。
X軸送り機構30Xは、ワークテーブル10及びサブテーブル20をX軸方向に移動させる機構である。X軸送り機構30Xは、X軸ガイドレール32X、X軸テーブル34X、X軸アクチュエータ36X及びX軸位置検出器38X(図4参照)等で構成される。X軸ガイドレール32Xは、X軸方向に沿ってベース2に設けられる。X軸テーブル34Xは、X軸ガイドレール32X上を移動自在に設けられる。X軸アクチュエータ36Xは、X軸テーブル34XをX軸ガイドレール32Xに沿って移動させる。X軸アクチュエータ36Xは、たとえば、リニアモータで構成される。X軸位置検出器38Xは、X軸テーブル34Xの位置を検出する。X軸位置検出器38Xは、たとえば、リニアスケールで構成される。
ワークテーブル10及びサブテーブル20は、X軸テーブル34Xに設置される。ワークテーブル10は、X軸テーブル34Xの中央に配置される。サブテーブル20は、X軸テーブル34Xに設置された固定台22の上に設置される。固定台22の上に設置されたサブテーブル20は、その保持面20Aが、ワークテーブル10の保持面10Aと同じ高さ(ほぼ同じ高さを含む)に位置する。また、サブテーブル20は、ワークテーブル10の中心を通り、Y軸と平行な直線上に配置される。
X軸アクチュエータ36Xを駆動し、X軸テーブル34XをX軸方向に移動させることにより、ワークテーブル10及びサブテーブル20が、X軸方向に移動する。また、X軸位置検出器38XでX軸テーブル34Xの位置を検出することにより、ワークテーブル10及びサブテーブル20のX軸方向の位置が検出される。
図1及び図2に示すように、ベース2には、X軸ガイドレール32Xを跨いで門型のコラム3が設けられる。
コラム3には、ウェーハWを切削加工する加工ユニット40、ウェーハWの表面を撮像する撮像ユニット50、加工ユニット40及び撮像ユニット50をY軸方向に送るY軸送り機構30Y、及び、加工ユニット40及び撮像ユニット50をZ軸方向に送るZ軸送り機構30Z等が設けられる。
加工ユニット40は、高速回転するブレード42により、ウェーハWを切削加工する。加工ユニット40は、ブレード42が装着されるスピンドル44、スピンドル44を回転させるスピンドルモータ46等を備える。スピンドル44は、Y軸と平行に配置される。スピンドル44は、先端にブレード装着部44Aを有する(図6参照)。ブレード42は、ブレード装着部44Aに着脱自在に装着される。ブレード42の組成については、特に限定されない。一例として、ダイヤモンド砥粒等をバインダーで固定した構成のブレードが使用される。また、台金(ハブ)の有無についても、特に限定されない。台金のあるハブタイプのブレードを使用してもよいし、台金のないハブレスタイプのブレードを使用してもよい。ブレード装着部44Aに装着されたブレード42は、スピンドルモータ46を駆動して、スピンドル44を高速回転させることにより、軸周りに高速回転する。
撮像ユニット50は、ウェーハWの表面を鉛直上方から撮像する。撮像ユニット50は、顕微鏡と、顕微鏡で拡大された像をイメージセンサによって電子的に撮像する撮像部と、を有する。
Y軸送り機構30Yは、加工ユニット40及び撮像ユニット50をY軸方向に移動させる機構である。Y軸送り機構30Yは、Y軸ガイドレール32Y、Y軸テーブル34Y、Y軸アクチュエータ36Y及びY軸位置検出器38Y(図4参照)等で構成される。Y軸ガイドレール32Yは、Y軸方向に沿ってコラム3に設けられる。Y軸テーブル34Yは、Y軸ガイドレール32Y上を移動自在に設けられる。Y軸アクチュエータ36Yは、Y軸テーブル34YをY軸ガイドレール32Yに沿って移動させる。Y軸アクチュエータ36Yは、たとえば、リニアモータで構成される。Y軸位置検出器38Yは、Y軸テーブル34Yの位置を検出する。Y軸位置検出器38Yは、たとえば、リニアスケールで構成される。
Z軸送り機構30Zは、加工ユニット40及び撮像ユニット50をZ軸方向に移動させる機構である。Z軸送り機構30Zは、Z軸ガイドレール32Z、Z軸テーブル34Z、Z軸アクチュエータ36Z及びZ軸位置検出器38Z(図4参照)等で構成される。Z軸ガイドレール32Zは、Z軸方向に沿ってY軸テーブル34Yに設けられる。Z軸テーブル34Zは、Z軸ガイドレール32Z上を移動自在に設けられる。Z軸アクチュエータ36Zは、Z軸テーブル34ZをZ軸ガイドレール32Zに沿って移動させる。Z軸アクチュエータ36Zは、たとえば、リニアモータで構成される。Z軸位置検出器38Zは、Z軸テーブル34Zの位置を検出する。Z軸位置検出器38Zは、たとえば、リニアスケールで構成される。
加工ユニット40及び撮像ユニット50は、ブラケット48を介して、Z軸テーブル34Zに取り付けられる。これにより、Z軸テーブル34Zを移動させると、加工ユニット40及び撮像ユニット50がZ軸方向に移動する。また、Y軸テーブル34Yを移動させると、加工ユニット40及び撮像ユニット50がY軸方向に移動する。また、Z軸位置検出器38ZでZ軸テーブル34Zの位置を検出することにより、ブレード42のZ軸方向の位置が検出される。また、Y軸位置検出器38YでY軸テーブル34Yの位置を検出することにより、ブレード42のY軸方向の位置が検出される。
図4は、ダイシング装置の制御系のブロック図である。
ダイシング装置1は、各部を制御する制御部100及び撮像ユニット50で撮像された画像を処理する画像処理部200を有する。また、ダイシング装置1は、オペレータが各種操作を行うための操作部110、各種情報を表示するための表示部120、エラー等を報知するための報知部130等を有する。報知部130には、たとえば、警告灯、ブザー等が含まれる。
制御部100は、プロセッサ及びメモリ等を備えたコンピュータで構成される。すなわち、コンピュータが、所定のプログラムを実行することにより、制御部100として機能する。
制御部100は、回転位置検出器14の出力に基づいて、ワークテーブル駆動モータ12を制御し、ワークテーブル10の回転を制御する。制御部100は、X軸位置検出器38Xの出力に基づいて、X軸アクチュエータ36Xを制御し、ワークテーブル10のX軸方向の送り(切削送り)を制御する。制御部100は、Y軸位置検出器38Yの出力に基づいて、Y軸アクチュエータ36Yを制御し、加工ユニット40のY軸方向の送り(インデックス送り)を制御する。制御部100は、Z軸位置検出器38Zの出力に基づいて、Z軸アクチュエータ36Zを制御し、加工ユニット40のZ軸方向の送り(切り込み送り)を制御する。制御部100は、スピンドルモータ46を制御し、スピンドル44の回転を制御する。
ワークテーブル10のX軸方向の送りを制御することにより、切削方向の送り(切削送り)が制御される。また、加工ユニット40のY軸方向の送りを制御することにより、切削方向と直交する方向の送り(インデックス送り)が制御される。また、加工ユニット40のZ軸方向の送りを制御することにより、切り込み方向の送り(切り込み送り)が制御される。また、切り込み方向の送りを制御することにより、切り込み深さが制御される。
また、制御部100は、撮像ユニット50を制御し、ウェーハW及びミラーウェーハMWの撮像を制御する。撮像の制御には、焦点合わせの制御(いわゆるオートフォーカス制御)、露出の制御(いわゆる自動露出制御)等が含まれる。
画像処理部200は、プロセッサ及びメモリ等を備えたコンピュータで構成される。すなわち、コンピュータが、所定のプログラムを実行することにより、画像処理部200として機能する。なお、画像処理部200を構成するコンピュータと、制御部100を構成するコンピュータは、同じであってもよい。
図5は、画像処理部が有する機能のブロック図である。
図5に示すように、画像処理部200は、アライメント部200A、カーフチェック部200B、及び、ブレード診断部200C等の機能を有する。
アライメント部200Aは、制御部100と協同して、アライメントの処理を行う。アライメントは、ストリートの位置を割り出す動作である。ストリートの位置は、たとえば、アライメントマークを基準にして割り出される。アライメントマークは、アライメントのために、ウェーハWの表面に付されるマークである(アライメントターゲットともいう。)。ストリートSTは、ウェーハW上の切削可能な領域である。撮像ユニット50で撮像された画像を処理し、画像内からアライメントマークを検出する。
カーフチェック部200Bは、撮像ユニット50で撮像された画像に基づいて、カーフチェックを行う。カーフチェックとは、ブレード42が、ウェーハW上の正しい位置を適切な状態で加工しているか確認する処理である。カーフチェックには、カットずれの検出、チッピングの検出、カーフ幅の検出等が含まれる。カーフチェックは、あらかじめ設定された位置に対し、あらかじめ設定された頻度で実施される。カーフ幅は、例えば、ブレード42で加工した切溝のブレード42の厚さ方向の幅である。なお、カーフ幅は、ブレード42で加工した切溝の上端部の幅であってもよいし、切溝の底部の幅であってもよいし、切溝の上端部及び底部の間の幅であってもよい。
ブレード診断部200Cは、スピンドル44に装着されたブレード42の状態を診断する。特に、本実施の形態では、反りの有無を診断する。
ブレード診断部200Cは、撮像ユニット50で撮像された画像に基づいて、スピンドル44に装着されたブレード42の反りの有無を診断する。画像は、所定の態様で加工された切溝の画像である。切溝は、チョップカットにより加工され、切り込み深さを変えて複数加工される。チョップカットとは、静止した加工対象の真上からブレード42を下げることにより、加工対象に垂直に切り込みを入れる加工方法である。したがって、チョップカットでは、静止した状態の加工対象に対し、回転するブレード42を所定の切り込み深さまで下降させ、そのまま引き上げることにより、加工が行われる。チョップカットは、チョッパーカットとも称される。
ブレード診断部200Cは、画像から各切溝の幅を測定し、その測定結果に基づいて、ブレード42の反りの有無を判定する。
図6は、ブレードの反りの概念図である。図6(A)は、反りのないブレード42aと、そのブレード42aによる切溝の加工例を示している。図6(B)は、反りのあるブレード42bと、そのブレード42bによる切溝の加工例を示している。両ブレード42a、42bは、同じ厚さである。
図6に示すように、反りのないブレード42aと反りのあるブレード42bで同じ深さDの切溝Ca、Cbを加工した場合、異なる断面形状の切溝Ca、Cbが加工される。
図6(A)に示すように、反りのないブレード42aでは、カーフ幅が一定の長方形状の切溝Caが加工される。
一方、図6(B)に示すように、反りのあるブレード42bでは、溝の片側の内壁が傾斜した楔形状の切溝Cbが加工される。
図7は、反りのないブレードによる切溝の加工例を示す図である。
図7(A)は、チョップカットにより第1の切り込み深さD1で切溝Ca1を加工した場合の例を示している。図7(B)は、チョップカットにより第1の切り込み深さD1より深い第2の切り込み深さD2(D1<D2)で切溝Ca2を加工した場合の例を示している。図7(C)は、チョップカットにより第2の切り込み深さD2よりも更に深い第3の切り込み深さD3(D2<D3)で切溝Ca3を加工した場合の例を示している。
図7(A)~(C)に示すように、反りのないブレード42aでは、切り込み深さを変えて切溝Ca1~Ca3を加工しても、カーフ幅Wa1~Wa3(加工対象表面の切溝の幅)は変わらない。
図8は、反りのあるブレードによる切溝の加工例を示す図である。
図8(A)は、チョップカットにより第1の切り込み深さD1で切溝Cb1を加工した場合の例を示している。図8(B)は、チョップカットにより第1の切り込み深さD1より深い第2の切り込み深さD2(D1<D2)で切溝Cb2を加工した場合の例を示している。図8(C)は、チョップカットにより第2の切り込み深さD2よりも更に深い第3の切り込み深さD3(D2<D3)で切溝Cb3を加工した場合の例を示している。
図8(A)~(C)に示すように、反りのあるブレード42bで切り込み深さを変えて切溝Cb1~Cb3を加工すると、カーフ幅Wb1~Wb3が変化する。すなわち、切り込み深さが深くなるに従ってカーフ幅が大きくなる(Wb1<Wb2<Wb3)。
したがって、切り込み深さを変えてチョップカットを複数回実施し、加工された切溝ごとにカーフ幅を測定することで、ブレード42の反りの有無を診断できる。
図9は、ブレード診断部の有する機能のブロック図である。
ブレード診断部200Cは、カーフ幅測定部200C1及び判定部200C2の機能を有する。
カーフ幅測定部200C1は、切り込み深さを変えて加工された複数の切溝の画像を取得し、個別にカーフ幅を測定する。すなわち、切り込み深さの異なる切溝ごとに、そのカーフ幅を測定する。カーフ幅は、例えば、通常用いられる画像計測の手法を用いて測定される。
判定部200C2は、各切溝のカーフ幅の測定結果に基づいて、スピンドル44に装着されているブレード42の反りの有無を判定する。一例として、本実施の形態では、切り込み深さを変えた時のカーフ幅の変化率(以下、単に、カーフ幅の変化率又は変化率と称する場合もある)Rを求めて、ブレード42の反りの有無を判定する。変化率Rは、例えば、R=(We2-We1)/(De2-De1)により算出される。ここで、切り込み深さDe1のときのカーフ幅We1とし、切り込み深さDe2のときのカーフ幅We2とする。例えば、De1≠De2である。変化率Rは、この他、例えば、最小二乗法等の統計学手法により算出される。判定部200C2は、カーフ幅の変化率Rが、閾値Th以上の場合に(Th≦R)、反りありと判定する。
制御部100は、ブレード診断部200Cによる診断結果に基づいて、エラー処理を行う。具体的には、ブレード診断部200Cによって、ブレード42に反りありと診断されると、表示部120に所定のエラー表示を行わせる。また、報知部130によりエラーを報知する。また、装置の運転を停止する制御(加工を停止する制御)を行う。
[作用]
[ウェーハの加工]
ウェーハWは、ストリートに沿って切削することで、チップ化される。
まず、アライメントが行われる。上記のように、アライメントは、ストリートの位置を割り出す動作である。アライメント後、加工が開始される。
まず、ブレード42を所定の高さ位置に設定し、高速回転させる。ブレード42の高さ位置は、所定の切り込み深さとなる位置に設定される。ブレード42の設定後、ウェーハWに切削送り(X軸方向の送り)を与える。これにより、ウェーハWがストリートに沿って切削される。切削後、ブレード42にインデックス送り(Y軸方向の送り)を与える。これにより、次のストリートの切削が可能になる。このように、切削送りとインデックス送りを交互に行って、ウェーハWを切削する。第1の方向の全てのストリートの切削が完了したら、ウェーハWを90°回転させて、第2の方向のストリートを切削する。
切削の態様は、特に限定されない。フルカット(ダイシングテープDTまで切り込み、ウェーハを完全に切断する加工)、ハーフカット(ウェーハの厚さの中ほどまで切り込む溝入れ加工)等、いずれの態様で加工してもよい。
[ブレード診断方法]
本実施の形態のダイシング装置1では、あらかじめ定められたタイミングでブレード42の診断が行われる。診断を行うタイミングは、たとえば、ブレード42を交換したタイミング、交換から規定時間経過したタイミング、ウェーハWを規定枚数加工したタイミング等である。
上記のように、ブレード42の診断は、切り込み深さを変えてチョップカットを複数回実施することにより行われる。この処理は、サブテーブル20に保持されたミラーウェーハMWを用いて行われる。
図10は、ブレードの診断の処理手順を示すフローチャートである。
まず、診断用の切溝の加工が行われる(ステップS1)。
診断用の切溝として、ミラーウェーハMWに対し、切り込み深さの異なる複数の切溝をチョップカットにより加工する。
図11は、診断用の切溝の加工例を示す図である。
本実施の形態では、ミラーウェーハMW上に3つの切溝C1、C2、C3を加工する。第1の切溝C1は、第1の切り込み深さD1(一例として100μm)で加工する。第2の切溝C2は、第1の切り込み深さD1よりも深い第2の切り込み深さD2(一例として400μm)で加工する(D1<D2)。第3の切溝C3は、第2の切り込み深さD2よりも深い第3の切り込み深さD3(一例として800μm)で加工する(D2<D3)。
3つの切溝C1、C2、C3は、ミラーウェーハMW上の異なる位置に加工する。まず、第1の切溝C1を加工する。その後、ブレード42をY軸方向に所定量送り、第2の切溝C2を加工する。第2の切溝C2を加工後、ブレード42を更にY軸方向に所定量送り、第3の切溝C3を加工する。
次に、カーフ幅の測定が行われる(ステップS2)。
まず、各切溝C1、C2、C3の画像が撮像される。撮像は、撮像ユニット50を用いて行われる。撮像された画像から各切溝C1、C2、C3のカーフ幅W1、W2、W3が測定される。
次に、カーフ幅W1、W2、W3の測定結果に基づいて、ブレード42の反りの有無が判定される(ステップS3)。
まず、カーフ幅W1、W2、W3の測定結果からカーフ幅の変化率Rが算出される。算出されたカーフ幅の変化率Rに基づいて、ブレード42の反りの有無が判定される。算出されたカーフ幅の変化率Rが、閾値Th以上の場合(Th≦R)に、反りありと判定される。
以上の工程でブレード42の診断が完了する。以後は、ブレード42の診断結果に基づく、制御部100の処理である。
まず、制御部100は、ブレード42の診断結果に基づいて、ブレード42の反りの有無を判定する(ステップS4)。
反りありと判定すると、制御部100は、所定のエラー処理を行い、かつ、加工を停止する制御を行う(ステップS5)。具体的には、表示部120に所定のエラー表示を行わせる。また、報知部130を介してエラーを報知する。更に、装置の運転を停止する制御を行う。
反りなしと判定すると、診断の処理を終了し、制御部100は、以後の処理を実行する。
以上説明したように、本実施の形態のダイシング装置1によれば、所定の態様で診断用の切溝を加工し、そのカーフ幅を測定することにより、簡単にブレード42の反りの有無を判定できる。
[変形例]
[反りの有無の判定方法]
上記実施の形態では、診断用に加工した複数の切溝のカーフ幅の変化率Rからブレード42の反りの有無を判定する方法を採用しているが、ブレード42の反りの有無を判定する方法は、これに限定されるものではない。この他、たとえば、カーフ幅の変化量からブレード42の反りの有無を判定することができる。カーフ幅の変化量は、たとえば、切り込み深さの異なる切溝をチョップカットにより2つ加工し、その差分を算出する。具体的には、第1の切り込み深さD1(一例として100μm)で第1の切溝を加工し、第1の切り込み深さよりも深い第2の切り込み深さD2(一例として800μm)で第1の切溝を加工する(D1<D2)。そして、第1の切溝のカーフ幅W1と第2の切溝のカーフ幅W2を測定し、その差分δ(δ=W2-W1)を算出する。算出した差分δが、閾値Th以上の場合(TH≦δ)に、反りありと判定する。
カーフ幅の変化率Rとカーフ幅の変化量の双方を算出し、双方の算出結果に基づいて、ブレード42の反りの有無を判定してもよい。たとえば、双方の算出結果が共に閾値以上の場合に反りありと判定する構成としてもよい。また、同じブレードである場合、反りがない場合のブレード42のカーフ幅(基準)よりも所定の大きさ以上である場合に反りがあると判定してもよい。
加工する診断用の切溝の数は、特に限定されない。2以上であればよい。
[診断用の切溝の加工方法]
上記実施の形態では、切り込み深さの異なる複数の切溝を加工する際、切り込み深さごとに位置を変えて、各切溝を加工する構成としているが、同じ位置で加工する構成とすることもできる。すなわち、同じ位置で段階的に切り込み深さを変えて加工することもできる。この場合、1回チョップカットするたびに、カーフ幅の測定が行われる。たとえば、切り込み深さの異なる3つの切溝を加工する場合、同じ位置に3回チョップカットを行う。そして、1回チョップカットするたびに、加工された切溝のカーフ幅を測定する。
同じ位置に加工する方式は、診断用の切溝を加工できるスペースが狭い場合に有効である。一方、位置を変えて加工する方式は、加工の工程と測定の工程を分離できるので、作業効率を向上できる。
また、上記実施の形態では、ミラーウェーハMW上に診断用の切溝を加工する構成としているが、診断用の切溝を加工する箇所は、特に限定されない。たとえば、ワークテーブル10上に保持されたウェーハWに加工する構成としてもよい。この場合、ワークテーブル10にミラーウェーハMWを保持させてもよい。また、ウェーハWのチップ無効領域に加工してもよい。チップ無効領域とは、有効な半導体チップが形成されない領域である。チップ無効領域は、ウェーハの外周付近に形成される。また、ストリートを利用して加工してもよい。
また、診断用の切溝を加工する対象(切削対象物)は、ウェーハW及びミラーウェーハMWに限定されない。たとえば、装置内にドレッシング用の砥石(いわゆるドレッシングプレート)が備えられている場合、そのドレッシング用の砥石に診断用の切溝を加工する構成としてもよい。
[カーフ幅の測定]
上記実施の形態では、加工された切溝にカーフ幅を装置内で測定する構成としているが、装置外で測定する構成とすることもできる。すなわち、ダイシング装置1では、診断用の切溝の加工のみを行い、カーフ幅の測定は、別の装置で測定する構成としてもよい。この場合、測定手法は特に限定されず、公知の形状測定装置等を用いて測定できる。
[加工装置]
上記実施の形態では、本発明をダイシング装置に適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではない。回転するスピンドルに装着されたブレードにより、切削対象物を切削する加工装置に適用できる。また、加工装置に備えられるスピンドルの数は1本に限定されず、複数本備える構成としてもよい。
1…ダイシング装置、2…ベース、3…コラム、10…ワークテーブル、10A…ワークテーブルの保持面、12…ワークテーブル駆動モータ、14…回転位置検出器、20…サブテーブル、20A…サブテーブルの保持面、22…固定台、30X…X軸送り機構、30Y…Y軸送り機構、30Z…Z軸送り機構、32X…X軸ガイドレール、32Y…Y軸ガイドレール、32Z…Z軸ガイドレール、34X…X軸テーブル、34Y…Y軸テーブル、34Z…Z軸テーブル、36X…X軸アクチュエータ、36Y…Y軸アクチュエータ、36Z…Z軸アクチュエータ、38X…X軸位置検出器、38Y…Y軸位置検出器、38Z…Z軸位置検出器、40…加工ユニット、42…ブレード、42a…反りのないブレード、42b…反りのあるブレード、44…スピンドル、44A…ブレード装着部、46…スピンドルモータ、48…ブラケット、50…撮像ユニット、100…制御部、110…操作部、120…表示部、130…報知部、200…画像処理部、200A…アライメント部、200B…カーフチェック部、200C…ブレード診断部、200C1…カーフ幅測定部、200C2…判定部、DF…ダイシングフレーム、DT…ダイシングテープ、MW…ミラーウェーハ、W…ウェーハ、C1…第1の切溝、C2…第2の切溝、C3…第3の切溝、Ca…反りのないブレードで加工された切溝、Ca1…反りのないブレードで加工された切溝、Ca2…反りのないブレードで加工された切溝、Ca3…反りのないブレードで加工された切溝、Cb…反りのあるブレードで加工された切溝、Cb1…反りのあるブレードで加工された切溝、Cb2…反りのあるブレードで加工された切溝、Cb3…反りのあるブレードで加工された切溝、D1…第1の切り込み深さ、D2…第2の切り込み深さ、D3…第3の切り込み深さ、W1…切溝のカーフ幅、W2…切溝のカーフ幅、W3…切溝のカーフ幅、Wa1…反りのないブレードで加工された切溝のカーフ幅、Wa2…反りのないブレードで加工された切溝のカーフ幅、Wa3…反りのないブレードで加工された切溝のカーフ幅、Wb1…反りのあるブレードで加工された切溝のカーフ幅、Wb2…反りのあるブレードで加工された切溝のカーフ幅、Wb3…反りのあるブレードで加工された切溝のカーフ幅

Claims (11)

  1. スピンドルに取り付けられたブレードの反りの有無を診断するブレード診断方法であって、
    切り込み深さを変えてチョップカットを複数回実施する工程と、
    前記切り込み深さを変えて加工された切溝ごとに幅を測定する工程と、
    前記切溝ごとの幅の測定結果に基づいて、前記ブレードの反りの有無を判定する工程と、
    を含むブレード診断方法。
  2. 前記切り込み深さを変えて加工された前記切溝の幅の変化量又は変化率が、閾値以上の場合に反りありと判定する、
    請求項1に記載のブレード診断方法。
  3. 加工する位置を変えて前記チョップカットを複数回実施する、
    請求項1又は2に記載のブレード診断方法。
  4. 同じ位置で前記切り込み深さを変えて前記チョップカットを複数回実施する、
    請求項1又は2に記載のブレード診断方法。
  5. 回転するスピンドルに装着されたブレードにより、ワークを切削又はワークに切溝を加工する加工装置であって、
    前記ブレードによる加工を制御する制御部と、
    前記ブレードにより加工された切溝の幅を測定する測定部と、
    前記測定部による前記切溝の幅の測定結果に基づいて、前記ブレードを診断する診断部と、
    を備え、
    前記診断部で前記ブレードを診断する場合、
    前記制御部は、切り込み深さを変えてチョップカットを複数回実施する制御を行い、
    前記測定部は、前記切り込み深さを変えて加工された前記切溝ごとに幅を測定し、
    前記診断部は、前記切溝ごとの幅の測定結果に基づいて、前記ブレードの反りの有無を判定する、
    加工装置。
  6. 前記診断部は、前記切り込み深さを変えて加工された前記切溝の幅の変化量又は変化率が、閾値以上の場合に反りありと判定する、
    請求項5に記載の加工装置。
  7. 前記制御部は、加工する位置を変えて前記チョップカットを複数回実施する制御を行う、
    請求項5又は6に記載の加工装置。
  8. 前記制御部は、同じ位置で前記切り込み深さを変えて前記チョップカットを複数回実施する制御を行う、
    請求項5又は6に記載の加工装置。
  9. 前記ワークを保持する第1テーブルと、
    切削対象物を保持する第2テーブルと、
    を備え、前記診断部で前記ブレードを診断する場合、前記制御部は、前記第2テーブルに保持された前記切削対象物に対し、前記切り込み深さを変えて前記チョップカットを複数回実施する制御を行う、
    請求項5又は6に記載の加工装置。
  10. 前記制御部は、前記診断部が反りありと判定した場合に、加工を停止する制御を行う、
    請求項5又は6に記載の加工装置。
  11. 前記診断部が反りありと判定した場合に、報知する報知部を更に備える、
    請求項5又は6に記載の加工装置。
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