JP2024086062A - ケーブル用ドラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーブルがドラムに巻き付けられた状態でケーブルの端末加工を実施することができ、ケーブルの敷設作業を速やかに行うことができる。
【解決手段】ケーブル4が巻き付けられる筒状の胴部2と、胴部2の両端に設けられた円盤部3と、を有するケーブル用ドラム1である。円盤部3は、本体部と、円盤部3の径方向P1において前記本体部の外側に配置される鍔部3aと、鍔部3aに取り外し可能に取り付けられる駒部3dと、を含む。駒部3dが鍔部3aに取り付けられると、ケーブル4の通過を許容する引出用孔部3cが鍔部3aに形成され、駒部3dが鍔部3aから取り外されると、ケーブル4の端末に設けられているコネクタ5の通過を許容する開口部が鍔部3aに形成される。
【選択図】図3
【解決手段】ケーブル4が巻き付けられる筒状の胴部2と、胴部2の両端に設けられた円盤部3と、を有するケーブル用ドラム1である。円盤部3は、本体部と、円盤部3の径方向P1において前記本体部の外側に配置される鍔部3aと、鍔部3aに取り外し可能に取り付けられる駒部3dと、を含む。駒部3dが鍔部3aに取り付けられると、ケーブル4の通過を許容する引出用孔部3cが鍔部3aに形成され、駒部3dが鍔部3aから取り外されると、ケーブル4の端末に設けられているコネクタ5の通過を許容する開口部が鍔部3aに形成される。
【選択図】図3
Description
本発明は、ケーブル用ドラムに関し、特にケーブルがドラムに巻き付けられた状態でケーブルの端末加工を実施することができ、ケーブルの敷設作業を速やかに行うことを可能にするケーブル用ドラムに関する。
ケーブル用ドラムの一例として、ケーブルが巻き付けられる胴部と、前記胴部の両側に設けられた鍔部と、を備えたケーブル用ドラムが知られている。上記のようなケーブル用ドラムのうち、ケーブルの端末にコネクタが設けられたコネクタ付きケーブルを巻き取ることが可能なケーブル用ドラムが特許文献1に記載されている。
上記特許文献1に記載されたケーブル用ドラムは、ケーブルの端末に予めコネクタが設けられたコネクタ付きケーブルを巻き取ることが可能な胴部と、該胴部の両側に設けられた円盤状の鍔部と、を備えている。
従来のケーブル用ドラムでは、端末加工が施されていない状態のケーブルがドラム(胴部)に巻き付けられた状態でそのまま該ケーブルに端末加工を施すのは困難である。例えば、ケーブルがドラムに巻き付けられた状態で該ケーブルに端末加工を施そうとすると、鍔部に設けられたケーブル引き出し用の引出用孔部を介してケーブルをドラム側から鍔部の外側に引き出し、鍔部の外側でケーブルに端末加工を施すことになる。この場合、ケーブルの端末加工によりケーブルの端末に端子部(コネクタ)を設けると端末加工済みのケーブルをドラムから取り外すことが困難になる。特に、鍔部の貫通孔より大きな端子部が設けられる場合が多く、その場合、端末加工済みのケーブルをドラムから取り外すことは不可能である。端末加工済みのケーブルを無理にドラムから取り外そうとすると端子部が破損することもある。したがって、ケーブルをドラムに巻いた状態でケーブルに端末加工を施すことはできない。さらに、端末加工済みのケーブルをドラムから取り外すことも困難である。
本発明の目的は、ケーブルがドラムに巻き付けられた状態でケーブルの端末加工を実施することができ、ケーブルの敷設作業を速やかに行うことを可能にするケーブル用ドラムを提供することである。
本発明のケーブル用ドラムは、ケーブルが巻き付けられる筒状の胴部と、前記胴部の両端に設けられた円盤部と、を有するケーブル用ドラムであって、前記円盤部のうち少なくとも何れか一方の円盤部は、前記胴部と接合する本体部と、前記円盤部の径方向において、前記本体部の外側に配置される鍔部と、前記鍔部に取り外し可能に取り付けられる駒部と、を含み、前記駒部が前記鍔部に取り付けられると、前記ケーブルの通過を許容する引出用孔部が前記鍔部に形成され、前記駒部が前記鍔部から取り外されると、前記ケーブルの端末に設けられている端子部の通過を許容する開口部または貫通孔が前記鍔部に形成される。
本発明の一態様では、前記引出用孔部は、前記端子部の通過を許容しない孔部である。
本発明の他の一態様では、前記円盤部の周方向における前記駒部の外周部の長さは、前記円盤部の周方向における前記引出用孔部の外周部の長さ以上である。
本発明の他の一態様では、前記鍔部は、前記開口部または前記貫通孔を形成する壁面を有し、前記壁面に、前記開口部または前記貫通孔の内側に向かって突出する突出部が設けられ、前記駒部に前記突出部と嵌合する凹部が設けられている。
本発明によれば、ケーブルがドラムに巻き付けられた状態でケーブルの端末加工を実施することができ、ケーブルの敷設作業を速やかに行うことが可能になる。
以下、本発明のケーブル用ドラムの実施形態の一例について説明する。なお、以下の説明では、同一または実質的に同一の構成や要素等については、原則として同一の符号を用いる。
図1に示される本実施形態のケーブル用ドラム1は、例えば、図2に示されるケーブル4を巻回して保持可能なように構成されたドラム状の構造体である。ここでは、ケーブル用ドラム1の一例として木製のケーブル用ドラム1の場合について説明する。
ケーブル用ドラム1の構造は、ケーブル4が巻き付けられる筒状の胴部2と、胴部2の両端に設けられた円盤部3と、を有している。本実施形態では、筒状の胴部2が円筒形の場合について説明する。胴部2は、筒状であるため、内部に空洞部を有しており、例えば、ドラムとも呼ばれる。
以下において、胴部2の「軸方向」とは、胴部2の中心軸C1に沿う方向のことをいい、胴部2の「径方向P1」とは、胴部2の円筒の中心軸C1から外側に向かう方向のことをいう。
また、円盤部3は、胴部2の両端に設けられ、胴部2の径方向P1に沿って胴部2の外側に拡張するように構成された円盤状の部材である。つまり、円盤部3の外周形状は、胴部2の外周面2aに沿った円形である。そして、円盤部3は、図1(a)に示されるように、胴部2と接合する本体部3bと、円盤部3の径方向P1において、本体部3bの外側に配置される鍔部3aと、鍔部3aに取り外し可能に取り付けられる駒部3dと、を含んでいる。言い換えると、円盤部3において、鍔部3aは、胴部2の外側に拡張して配置される部分であり、本体部3bは、鍔部3aの内側に位置し、胴部2と接合する部分である。さらに、駒部3dは、円盤部3において着脱可能となっている。
そして、図3に示されるように、駒部3dが鍔部3aに取り付けられると、ケーブル4の通過を許容する引出用孔部3cが鍔部3aに形成される。一方で、図4に示されるように、駒部3dが鍔部3aから取り外されると、ケーブル4の端末に設けられているコネクタ(端子部)5の通過を許容する開口部3eが鍔部3aに形成される。
ここで、引出用孔部3cは、図2に示されるように、ケーブル4を胴部2に巻き付けるときの巻き始めに、ケーブル4の始端を鍔部3aの内側(ドラム側)から外側に引き出す際に用いられる孔部であり、円盤部3を貫通する孔部である。したがって、引出用孔部3cは、少なくともケーブル4の通過を許容する大きさの孔部であり、ケーブル4の直径より僅かに大きな程度の幅(径方向P1の幅)を有した孔部であることが好ましい。一例として、本実施形態の引出用孔部3cは、図3に示されるように、胴部2の外周面2aの形状にほぼ沿って鍔部3aに細長い形状に形成されている。そして、駒部3dは、円盤部3の径方向P1における鍔部3aの引出用孔部3cの外側の位置に取り付けられる。
これにより、駒部3dが円盤部3の鍔部3aに取り付けられた状態では、引出用孔部3cは、ケーブル4の端末に設けられているコネクタ5の通過を許容しない大きさおよび形状の孔部である。すなわち、本実施形態の引出用孔部3cは、駒部3dが円盤部3に取り付けられた状態では、ケーブル4の通過を許容する一方で、コネクタ5の通過は許容しない程度の大きさである。ただし、引出用孔部3cは、鍔部3aに形成され、かつ、ケーブル4の通過を許容する大きさであれば、その形状は、胴部2の外周面2aの形状に沿った形状でなくてもよく、さらに、細長い形状でなくてもよい。なお、引出用孔部3cは、例えば、下口穴とも呼ばれる。
また、駒部3dは、板状の円盤部3の鍔部3aの一部として、円盤部3の鍔部3aに取り外し可能に取り付けられる部材である。具体的には、駒部3dは、円盤部3に嵌め込まれた(取り付けられた)際には、鍔部3aの一部分として胴部2に巻き付けられるケーブル4をガイドする。したがって、駒部3dは、鍔部3aと同様の厚みを有する板状の部材であることが好ましい。一方、図4に示されるように、駒部3dが円盤部3から取り外されると、円盤部3の鍔部3aには、引出用孔部3cと連通する面積が大きな開口部3eが形成される。
ここで、開口部3eは、引出用孔部3cと連通するとともに、円盤部3の鍔部3aにおいて、円盤部3の径方向P1(図3参照)に沿って円盤部3の本体部3bの外周付近から外周部に向かって開口する部分である。そして、開口部3eは、ケーブル4の端末に設けられているコネクタ5の通過を許容する大きさに形成される。例えば、引出用孔部3cを含む開口部3eの大きさがコネクタ5の通過を許容する大きさの開口部3eであればよい。
このように駒部3dを円盤部3の鍔部3aから取り外すと、円盤部3の鍔部3aには引出用孔部3cと連通する大きな面積の開口部3eが形成され、これにより、端末にコネクタ5が設けられている状態のコネクタ付きのケーブル4を開口部3eに通してケーブル用ドラム1から取り外すことができる。
なお、一例として、駒部3dは、図1に示されるように、円盤部3の周方向E1における外周部の長さL1が、円盤部3の周方向E1における細長い引出用孔部3cの外周部の長さL2以上であることが好ましい(L1≧L2)。具体的には、駒部3dは、扇形であることが好ましく、円盤部3の中央の本体部3bの外側から外周に向けて放射状に広がる形状であることが好ましい。これにより、図4に示されるように、駒部3dが円盤部3から取り外された際に形成される開口部3eの形状を、円盤部3の中央の本体部3bの外側から外周に向けて広がる形状とすることができる。その結果、ケーブル4の端末に設けられているコネクタ5を開口部3eに通してケーブル用ドラム1からケーブル4を取り外す際に、より取り外しやすくすることができる。
また、ケーブル用ドラム1の円盤部3は、開口部3eを形成するための壁面3fを有しており、この壁面3fに、開口部3eの内側に向かって突出する突出部3gが設けられている。具体的には、開口部3eの一部を形成する対向する壁面3fのそれぞれに開口部3eの内側に向かって突出する突出部3gが設けられている。
一方、駒部3dには、円盤部3の鍔部3aの開口部3eに駒部3dが嵌め込まれた際に、鍔部3aの突出部3gと嵌合するための凹部3hが設けられている。これにより、突出部3gと凹部3hとが嵌合するため、鍔部3aに嵌め込まれた駒部3dの円盤部3からの脱落を抑制することができる。
本実施形態のケーブル用ドラム1によれば、円盤部3の鍔部3aに、取り外し可能に駒部3dが取り付けられることで、ケーブル4を胴部2に巻き付けた状態のままでケーブル4の端末加工を実施することができる。例えば、円盤部3に取り外し可能に駒部3dが取り付けられていない従来のケーブル用ドラムでは、円盤部3の下口穴からケーブル4を引き出し、この状態でケーブル4の端末に端子部を設ける端末加工を施すと、端末加工を施した後に下口穴に端子部を通すことができず、その結果、端末加工済みのケーブル4をケーブル用ドラムから取り出すことができない。また、この状態で無理やり下口穴に端子部を通そうとすると、端子部が破損する場合もある。
したがって、従来のケーブル用ドラムでは、ケーブル4を胴部2に巻き付けた状態のままケーブル4の端末加工を実施することはできない。
しかしながら、本実施形態のケーブル用ドラム1では、駒部3dを円盤部3から取り外すことができるため、コネクタ(端子部)5が設けられた端末加工済みのケーブル4をケーブル用ドラム1から取り外すことが可能になる。具体的には、図4に示されるように、円盤部3から駒部3dを取り外すことで、円盤部3に、引出用孔部3cに連通する大きな面積の開口部3eを形成することができる。これにより、引出用孔部3cに通すことができないような直径が大きなコネクタ5であっても大きな面積の開口部3eであれば通すことができる。その結果、端末加工済みのコネクタ付きのケーブル4を、開口部3eを介してケーブル用ドラム1から取り外すことが可能になる。したがって、ケーブル用ドラム1では、ケーブル4を胴部2に巻き付けた状態であってもケーブル4の端末加工を実施することが可能になる。
また、ケーブル4をケーブル用ドラム1の胴部2に巻き付けた状態であってもケーブル4の端末加工を実施することができるため、事前に別の場所で予めケーブル4の端末加工を済ませておき、実際にケーブル4を敷設する場所では直ちに敷設作業に移行することが可能になる。その結果、ケーブル4の敷設作業を速やかに行うことが可能になる。
例えば、ケーブル4の敷設では屋外で敷設を実施する場合もある。このようなケーブル4において、屋外で端末加工の作業まで実施しようとすると、降雨の場合等は、作業ができない。したがって、天候等も考慮して敷設作業のスケジュールを設定しなければならず、天候等の外部環境や作業スペースの問題等によって敷設作業の進捗度が大きく影響を受けていた。
しかしながら本実施形態のケーブル用ドラム1では、例えば、ケーブル用ドラム1に巻かれた状態のケーブル4に対して、このケーブル用ドラム1が保管されている室内の別の場所で予め端末にコネクタ5を設ける端末加工を済ませておき、その後の作業は屋外の所定の場所で敷設作業を実施することとしておく。これにより、敷設作業のスケジュールの設定をしやすくすることができるとともに、敷設作業を効率良く進めることができる。
つまり、ケーブル4の端末加工と敷設作業とを異なる場所で分けて実施することが可能になるため、天候等の外部環境から受ける影響を少なくすることができるとともに、作業スペースから受ける影響も少なくすることができ、敷設作業の進捗度を高めることができる。したがって、ケーブル敷設時の作業性を向上させることができ、外部環境(天候や気温、その他の環境状態)や作業スペースを考慮することなく、敷設作業を実施することができる。
また、鍔部3aに形成されたケーブル引き出し用の引出用孔部3cより直径が大きなコネクタ5が取り付けられたケーブル4であっても、端末加工された状態のケーブル4をそのままケーブル用ドラム1から取り外すことが可能になるため、取り付けられるコネクタ5の種類の制約を無くすことができる。これにより、ケーブル4の納入先における利便性を高めることができる。さらに、ケーブル敷設時の作業性を高めることができる。
次に、本実施形態のケーブル用ドラム1の変形例について説明する。図5に示される変形例のケーブル用ドラム1では、円盤部3の鍔部3aから駒部3dを取り外した際に、円盤部3の鍔部3aに貫通孔3jが形成されるものである。具体的には、円盤部3の鍔部3aから駒部3dを取り外すと、鍔部3aに円盤部3を貫通するとともに、引出用孔部3cに連通する大きな面積の貫通孔3jが形成される。すなわち、図4に示されるような鍔部3aにおいて中央部の本体部3b(図1参照)の外側から外周部に向かって形成される開口ではなく、図5に示されるように鍔部3aに、当該鍔部3aの外周部に縁部3iを残した状態とする貫通孔3jが形成される。
そして、駒部3dを扇形の部材とし、駒部3dを円盤部3から取り外すことで、円盤部3の鍔部3aに、引出用孔部3cに連通する大きな面積の扇形の貫通孔3jを形成することができる。
その結果、変形例のケーブル用ドラム1においても、引出用孔部3cに通すことができないような直径が大きなコネクタ5であっても大きな面積の貫通孔3jに通すことができる。すなわち、端末加工済みのコネクタ付きのケーブル4を、貫通孔3jを介してケーブル用ドラム1から取り外すことが可能になる。したがって、図5に示されるような変形例のケーブル用ドラム1においても、ケーブル4を胴部2に巻き付けた状態のままケーブル4の端末加工を実施することができる。さらに、ケーブル4の敷設作業を速やかに行うことが可能になる。
また、円盤部3の鍔部3aに形成される貫通孔3jの壁面3fに、貫通孔3jの内側に向かって突出する突出部3gが設けられている。一方、駒部3dには、円盤部3の鍔部3aの貫通孔3jに駒部3dが嵌め込まれた際に、鍔部3aの突出部3gと嵌合するための凹部3hが設けられている。これにより、突出部3gと凹部3hとが嵌合するため、図5に示される変形例のケーブル用ドラム1においても鍔部3aに嵌め込まれた駒部3dの円盤部3からの脱落を抑制することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、駒部3dの形状は、扇形に限定されるものではなく、引出用孔部3cと連通し、かつ引出用孔部3cに通すことができないような直径が大きなコネクタ5を通すことが可能な大きな面積の開口部3eや貫通孔3jを形成可能であれば、例えば、四角形や円形であってもよい。
また、円盤部3の鍔部3aに形成される開口部3eや貫通孔3jの壁面3fの突出部3gと、駒部3dの凹部3hとについては、逆の関係であってもよい。すなわち、開口部3eや貫通孔3jの壁面3fに凹部3hが形成され、一方、駒部3dに突出部3gが設けられていてもよい。この場合にも、鍔部3aに嵌め込まれた駒部3dの円盤部3からの脱落を抑制することができる。
1 ケーブル用ドラム
2 胴部
2a 外周面
3 円盤部
3a 鍔部
3b 本体部
3c 引出用孔部
3d 駒部
3e 開口部
3f 壁面
3g 突出部
3h 凹部
3i 縁部
3j 貫通孔
4 ケーブル
5 コネクタ(端子部)
C1 中心軸
E1 周方向
P1 径方向
L1 長さ
L2 長さ
2 胴部
2a 外周面
3 円盤部
3a 鍔部
3b 本体部
3c 引出用孔部
3d 駒部
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3f 壁面
3g 突出部
3h 凹部
3i 縁部
3j 貫通孔
4 ケーブル
5 コネクタ(端子部)
C1 中心軸
E1 周方向
P1 径方向
L1 長さ
L2 長さ
Claims (4)
- ケーブルが巻き付けられる筒状の胴部と、
前記胴部の両端に設けられた円盤部と、
を有するケーブル用ドラムであって、
前記円盤部のうち少なくとも何れか一方の円盤部は、
前記胴部と接合する本体部と、
前記円盤部の径方向において、前記本体部の外側に配置される鍔部と、
前記鍔部に取り外し可能に取り付けられる駒部と、
を含み、
前記駒部が前記鍔部に取り付けられると、前記ケーブルの通過を許容する引出用孔部が前記鍔部に形成され、
前記駒部が前記鍔部から取り外されると、前記ケーブルの端末に設けられている端子部の通過を許容する開口部または貫通孔が前記鍔部に形成される、ケーブル用ドラム。 - 請求項1に記載のケーブル用ドラムにおいて、
前記引出用孔部は、前記端子部の通過を許容しない孔部である、ケーブル用ドラム。 - 請求項2に記載のケーブル用ドラムにおいて、
前記円盤部の周方向における前記駒部の外周部の長さは、前記円盤部の周方向における前記引出用孔部の外周部の長さ以上である、ケーブル用ドラム。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載のケーブル用ドラムにおいて、
前記鍔部は、前記開口部または前記貫通孔を形成する壁面を有し、
前記壁面に、前記開口部または前記貫通孔の内側に向かって突出する突出部が設けられ、
前記駒部に前記突出部と嵌合する凹部が設けられている、ケーブル用ドラム。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024086062A true JP2024086062A (ja) | 2024-06-27 |
Family
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