JP2024083094A - 融資管理システム、融資管理方法、及び融資管理プログラム - Google Patents

融資管理システム、融資管理方法、及び融資管理プログラム Download PDF

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健一 清水
雅仁 岸田
剛光 上野
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株式会社オービック
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Abstract

Figure 2024083094000001
【課題】債務者の事情に応じて柔軟に返済予定データの組み換えを行うことが可能な融資管理システム、融資管理方法、及び融資管理プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】本実施の形態の融資管理システムは、顧客番号、返済回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、月々の融資残高、ボーナスの融資残高、融資利率を含む返済予定データにアクセス可能に構成されており、返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換える返済予定組換手段を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、融資管理システム、融資管理方法、及び融資管理プログラムに関する。
例えば、融資の返済予定に対する変更(=月々の返済予定の再計算)が発生した際には、契約をそこで一旦終わらせ(=完済)、再度、あらたな契約内容にもとづき、返済予定を再登録(=計算)させる必要があった。従来、融資の返済予定を変更するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2021-140525号公報
しかしながら、上記特許文献1では、債務者の事情に応じて柔軟に返済予定データの組み換えを行うことに関して何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、債務者の事情に応じて柔軟に返済予定データの組み換えを行うことが可能な融資管理システム、融資管理方法、及び融資管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた融資管理システムであって、前記制御部は、顧客番号、返済回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、月々の融資残高、ボーナスの融資残高、融資利率を含む返済予定データにアクセス可能に構成されており、返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換える返済予定組換手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記組換区分は、ボーナス返済無からボーナス返済有、ボーナス返済有からボーナス返済無、利息のみの返済を行う一定期間返済額軽減、又は元金と利息の返済を行う一定期間返済額軽減を含むことにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記返済予定組換手段は、前記組換区分として、ボーナス返済無からボーナス返済有が指定された場合には、前記返済予定組換画面において、組換開始日、月々の組換後残高、ボーナス月が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降の残高を月々分とボーナス分に分割して返済予定を再計算し、この際、月々分の最終返済日までに何回ボーナス分の支払いが到来するかを予め計算しておき、ボーナス時の1回辺りの返済額を逆算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記返済予定組換手段は、前記組換区分として、ボーナス返済有からボーナス返済無が指定された場合には、前記返済予定組換画面において、組換開始日が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日時点のボーナス分の残高を月々分の残高へ合算し、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記返済予定組換手段は、前記組換区分として、利息のみの返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、前記返済予定組換画面において、組換開始日、軽減期間が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間利息のみ返済とする返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記返済予定組換手段は、前記組換区分として、元金と利息の返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、前記返済予定組換画面において、組換開始日、軽減期間、軽減時月々返済額が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間1回あたりの返済額を軽減時月々返済額とした返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置で実行される融資管理方法であって、前記制御部は、顧客番号、返済回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、月々の融資残高、ボーナスの融資残高、融資利率を含む返済予定データにアクセス可能に構成されており、前記制御部において実行される、返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換える返済予定組換工程を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための融資管理プログラムであって、前記制御部は、顧客番号、返済回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、月々の融資残高、ボーナスの融資残高、融資利率を含む返済予定データにアクセス可能に構成されており、前記制御部において実行される、返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換える返済予定組換工程を実行するための融資管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、債務者の事情に応じて柔軟に返済予定データの組み換えを行うことが可能となるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態における融資管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の全体の処理の概要を説明するためのフローを示す図である。 図3、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図4は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図5は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図6は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図7は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図8は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図9は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図10、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図11は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図12は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図13は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図14は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図15は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図16は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図17は、本実施の形態における融資管理システムの制御部の処理の具体例を説明するための図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施の形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、金銭消費貸借契約書に記載されている内容にもとづき、月々の返済予定を計算しているため、返済に関わる条件に変更がある場合には業務上契約書の取り交わしが必要となる。
そのため、返済予定に対する変更(=月々の返済予定の再計算)が発生した際には、契約をそこで一旦終わらせ(=完済)、再度、あらたな契約内容にもとづき、返済予定を計算させる必要があった。システム上も別の契約として認識される。
この場合、返済予定変更後に登録する融資金額(=変更直前の残高)や契約日(=変更日)が当時締結した契約書の内容と乖離が出てしまい、各種外部連携に支障をきたしていた。
返済予定の変更には、主に、金利の変動、繰上返済などによる既存の技術で既に対応可能な内容もあるが、本実施の形態では、債務者の事情(例えば、昨今のコロナ事情等)に応じて柔軟(例えば、ボーナス有無の変更や一定期間の返済額軽減等)に返済予定データの組み換えを行うことが可能な融資管理システムを提供する。
返済予定の組み換えを行う場合、債務者の申し出後、即時組換が行われるわけではなく、債務者との話し合いが行われた後、組換が行われる。本実施の形態の融資管理システムでは、組換を行う際に「いつ」から組換を行うか、組換後の「返済金額」をどうするかを指定可能とした。
また、債務者との話し合いの際に返済予定のシミュレーションを行うケースが多いため、シミュレーションも実施可能とした。
本実施の形態では、返済予定の組み換えを行う際、下記パターンの組み換えを可能としている。
(1)ボーナス返済無→ボーナス返済有
(2)ボーナス返済有→ボーナス返済無
(3)一定期間返済額軽減
(I)利息のみの返済を行う(元金の返済を据え置く)
(II)元金+利息の返済を行う(元金の返済額を軽減する)
本実施の形態の融資管理システムは、住宅ローン等の証書貸付の商品を取り扱う金融・ノンバンク業界等の融資を行う業界に広く適用可能である。
[2.構成]
図1は、本実施の形態に係る融資管理システム100の構成の一例を示すブロック図である。融資管理システム100は、例えば、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、融資管理システム100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。図1において、融資管理システム100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。融資管理システム100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、融資管理システム100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、融資管理システム100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、および、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、および、ファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、融資情報データ、返済予定データ、入金データ等の各種データを格納する。
融資情報データは、契約日、融資日、融資金額、融資利率、返済方法、ボーナス別建、ボーナス月、約定日、返済回数、月々返済額、ボーナス返済額、初回返済日、顧客No(番号)、契約No(番号)を含んでいてもよい。
返済予定データは、顧客No、枝番、回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、融資残高(月々)、融資残高(ボーナス)、融資利率を含んでいてもよい。
入金データは、入金日、入金額、元金充当額、利息充当額、融資残高、顧客No、枝番を含んでいてもよい。
制御部102は、融資管理システム100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、記憶部106に格納されている、融資情報データや返済予定データ等にアクセス可能に構成されている。なお、融資情報データや返済予定データ等は、他の場所(例えば、サーバ200)に格納されてもよく、制御部102がアクセス可能な構成であればよい。
制御部102は、機能概念的に、申込入力部102aと、入金処理部102bと、返済予定組換部102cと、画面表示制御部102dと、を備えている。
申込入力部102aは、融資の契約の申込があった場合に、例えば、モニタ114に表示される融資情報入力画面上でのオペレータの操作に応じて、融資情報データや返済予定データを入力して、記憶部106に登録する。
入金処理部102bは、入金があった場合に、例えば、モニタ114に表示される入金入力画面上でのオペレータの操作に応じて、入金データを入力して、記憶部106に登録する。
返済予定組換部102cは、返済予定の組み換えの申込があった場合に、例えば、モニタ114に表示される返済予定組換画面上でのオペレータの操作に応じて、返済予定データの組み換えを行う。
この場合、返済予定組換部102cは、返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、組換区分は、ボーナス返済無からボーナス返済有、ボーナス返済有からボーナス返済無、利息のみの返済を行う一定期間返済額軽減、又は元金と利息の返済を行う一定期間返済額軽減を含むことにしてもよい。
また、返済予定組換部102cは、組換区分として、ボーナス返済無からボーナス返済有が指定された場合には、返済予定組換画面において、組換開始日、月々の組換後残高、ボーナス月が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降の残高を月々分とボーナス分に分割して返済予定を再計算し、この際、月々分の最終返済日までに何回ボーナス分の支払いが到来するかを予め計算しておき、ボーナス時の1回辺りの返済額を逆算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、返済予定組換部102cは、組換区分として、ボーナス返済有からボーナス返済無が指定された場合には、返済予定組換画面において、組換開始日が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日時点のボーナス分の残高を月々分の残高へ合算し、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、返済予定組換部102cは、組換区分として、利息のみの返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、返済予定組換画面において、組換開始日、軽減期間が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間利息のみ返済とする返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、返済予定組換部102cは、組換区分として、元金と利息の返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、返済予定組換画面において、組換開始日、軽減期間、軽減時月々返済額が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間1回あたりの返済額を軽減時月々返済額とした返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
画面表示制御部102dは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、融資情報入力画面、入金画面、返済予定組換画面等)の表示や入力の受付を制御する。
[3.具体例]
図1~図17を参照して、本実施の形態における融資管理システム100の制御部102の処理の具体例について説明する。
(3-1.全体の処理)
図2は、本実施の形態における融資管理システム100の制御部102の全体の処理の流れの概略を説明するためのフローを示す図である。図2を参照して、本実施の形態における融資管理システム100の制御部102の全体の処理の流れ(融資の申込から返済予定の組み換えまで)の概略を説明する。
申込入力部102aは、申込入力処理を実行する(ステップS1)。具体的には、申込入力処理では、申込入力部102aは、融資の契約の申込があった場合に、例えば、モニタ114に表示される融資情報入力画面上でのオペレータの操作に応じて、融資情報データや返済予定データを入力して、記憶部106に登録する。
入金処理部102bは、入金処理を実行する(ステップS2)。具体的には、入金処理では、入金処理部102bは、入金があった場合に、例えば、モニタ114に表示される入金入力画面上でのオペレータの操作に応じて、入金データを入力して、記憶部106に登録する。
返済予定組換部102cは、返済予定組換処理を実行する(ステップS3)。具体的には、返済予定組換処理では、返済予定組換部102cは、返済予定の組み換えの申込があった場合に、例えば、モニタ114に表示される返済予定組換画面上でのオペレータの操作に応じて、返済予定データの組み換えを行う。
この場合、返済予定組換部102cは、返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、組換区分は、ボーナス返済無からボーナス返済有、ボーナス返済有からボーナス返済無、利息のみの返済を行う一定期間返済額軽減、又は元金と利息の返済を行う一定期間返済額軽減を含むことにしてもよい。
また、返済予定組換部102cは、組換区分として、ボーナス返済無からボーナス返済有が指定された場合には、返済予定組換画面において、組換開始日、月々の組換後残高、ボーナス月が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降の残高を月々分とボーナス分に分割して返済予定を再計算し、この際、月々分の最終返済日までに何回ボーナス分の支払いが到来するかを予め計算しておき、ボーナス時の1回辺りの返済額を逆算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、返済予定組換部102cは、組換区分として、ボーナス返済有からボーナス返済無が指定された場合には、返済予定組換画面において、組換開始日が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日前の組換開始日時点のボーナス分の残高を月々分の残高へ合算し、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、返済予定組換部102cは、組換区分として、利息のみの返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、返済予定組換画面において、組換開始日、軽減期間が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間利息のみ返済とする返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
また、返済予定組換部102cは、組換区分として、元金と利息の返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、返済予定組換画面において、組換開始日、軽減期間、軽減時月々返済額が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間1回あたりの返済額を軽減時月々返済額とした返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることにしてもよい。
(3-2.サンプルデータ)
図3~図17は、本実施の形態における融資管理システム100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。図3~図17を参照して、本実施の形態における融資管理システム100の制御部102の処理の具体例を説明する。
(S1:申込入力処理)
図3~図5を参照して、申込入力処理の具体例を説明する。申込入力処理により、申込入力より、融資における諸条件である融資情報データを登録し、返済予定データを計算・展開・登録する。
図3は、融資情報データのデータ例を示す図である。融資情報データは、契約日、融資日、融資金額、融資利率、返済方法、ボーナス別建、ボーナス月、約定日、返済回数、月々返済額、ボーナス返済額、初回返済日、顧客No、契約Noの項目を備えている。同図に示す例では、契約日2022/10/01、融資日「2022/10/05」、融資金額「35,000,000」、融資利率「1.50000%」、返済方法「1:元利均等」、ボーナス別建「0:無し」、ボーナス月「-月/-月」、約定日15日、返済回数420、月々返済額「105,000」、ボーナス返済額「-」、初回返済日「2022/12/15」、顧客No「123」、契約No「0000000123-001」となっている。
図4は、融資情報入力画面の表示例を示す図である。融資情報入力画面は、顧客No、
枝番、契約No、契約日、融資日、融資金額、融資利率、返済方法、ボーナス別建、ボーナス月、約定日、返済回数、月々返済額、ボーナス返済額、初回返済日を指定するヘッダエリアと、返済予定作成ボタンと、返済予定が展開される返済予定エリアと、不図示の登録ボタンと、を備えている。
返済予定エリアは、回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、融資残高(月々)、融資残高(ボーナス)、融資利率の項目を備えている。
ヘッダエリアでデータを入力して、返済予定作成ボタンを押下すると、入力内容に応じた返済予定が計算されて、返済予定エリアに展開され、返済予定をシミュレーションすることができる。不図示の登録ボタンを押すと、ヘッダエリアの入力内容に応じた融資情報データと、返済予定エリアに展開された返済予定に応じた返済予定データが登録される。
図4に示す融資情報入力画面の例では、不図示の登録ボタンを押すと、図3に示す融資情報データと図5に示す返済予定データが登録される。
図5は、返済予定データのデータ例を示す図である。返済予定データは、顧客No、枝番、回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、融資残高(月々)、融資残高(ボーナス)、融資利率の項目を備えている。
(S2:入金処理)
図6を参照して、入金処理の具体例を説明する。入金処理では、返済予定に基づき入金が行われると、毎月、元金・利息への充当を行う。
図6(A)は、入金データのデータ例を示す図である。入金データは、入金日、入金額、元金充当額、利息充当額、融資残高、顧客No、枝番の項目を備えている。同図に示す例では、入金日「2022/12/15」、入金額「105,000」、元金充当額「100,000」、利息充当額「5,000」、融資残高「34,900,000」、顧客No「123」、枝番「1」となっている。
図6(B)は、入金画面の表示例を示す図である。入金画面は、顧客No、枝番、入金日、入金額、元本充当額、利息充当額、融資残高の各項目を入力する欄と、不図示の登録ボタンを備えている。各項目にデータを入力して、不図示の登録ボタンを押すと、入力内容に応じた入金データが登録される。図6(B)に示す入力内容の場合は、図6(A)に示す入金データが登録される。
(S3:返済予定組換処理)
図7~図17を参照して、返済予定組換処理の具体例を説明する。
従来のオペレーションは、以下の(1)~(2)と通りである。
(1)申込入力の段階で作成・登録した返済予定を途中から変更することはできないため、一度、該当の契約をダミーで完済させる。
(2)新たな契約として変更の内容をふまえた情報を申込入力から登録し、返済予定を計算する(システム上は別の契約として認識される)。このため、別途、外部信用情報機関への報告や外部連携先の企業へ旧契約と新契約の関連付けをふまえた内容の報告が必要となる。
本実施の形態のオペレーションは、以下の通りである。
(1)従来のオペレーションに比べ、本機能を用いることにより1回のオペレーションで返済予定の組み換え作業が完了する。
(2)また、本機能では、旧契約を完済させて新契約を新たに登録しなおす必要がないため、外部信用情報機関への報告や外部連携先の企業への報告時の負担(考慮)がなくなる。
返済予定組換部102cは、返済予定組換画面において、対象の(指定される)顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換える。以下、組み換え可能な組換区分の各パターンについて詳細を記載する。
(1)ボーナス返済無からボーナス返済有の返済に変更する場合
図7及び図8を参照して、返済予定をボーナス返済無からボーナス返済有に変更する場合を説明する。
返済予定組換部102cは、返済予定組換画面において、組換区分として、ボーナス返済無からボーナス返済有が指定され、組換開始日と、月々の組換後残高、ボーナス月が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降の残高を月々分とボーナス分に分割して返済予定を再計算し、この際、月々分の最終返済日までに何回ボーナス分の支払いが到来するかを予め計算しておき、ボーナス時の1回辺りの返済額を逆算して、返済予定データを組み換える。
図7は、返済予定組換画面の表示例を示す図である。図8は、組み換え後の返済予定データの例を示す図である。
返済予定組換画面は、図7に示すように、顧客No、枝番、契約No、組換区分、組換開始日、組換時残高(月々)、組換時残高(ボーナス)、軽減期間、軽減時月々返済額、軽減時ボーナス返済額、組換後残高(月々)、組換後残高(ボーナス)、ボーナス月の項目を指定するヘッダエリアと、返済予定作成ボタンと、返済予定が展開される返済予定エリアと、不図示の登録ボタンと、を備えている。
顧客Noを指定すると、顧客Noをキーとして、記憶部206の融資情報データ及び返済予定データが参照される。組換区分は、1:ボーナス無→有、2:ボーナス有→無、3:一定期間軽減(利息のみ返済)、4:一定期間軽減(元金+利息)から選択可能となっており、組換区分に応じて、項目の入力可否を制御して、入力負荷の軽減や入力ミスを防止している。
組換区分として、「1:ボーナス無→有」を選択した場合には、組換開始日、組換後残残高(月々)、ボーナス月が入力可能となり、オペレータは、組換開始日、組換後残残高(月々)、ボーナス月を指定する。契約No(顧客Noをキーとして、融資情報データから読み出される)、組換時残高(月々)、組換後残高(ボーナス)は、自動表示され(変更不可)、それ以外の項目は、入力不可に制御される。
返済予定エリアは、回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、融資残高(月々)、融資残高(ボーナス)、融資利率の項目を備えている。返済予定作成ボタンを押下すると、ヘッダエリアの入力内容に応じて、指定される顧客Noの返済予定データの組み換えの計算が行われて、返済予定エリアに展開され、返済予定をシミュレーションすることができる。
同図に示す例では、オペレータにより、顧客No「123」、組換開始日「2023/03/15」、組換後残高(月々)「24,000,000」、ボーナス月「6/12」が指定されている。顧客No「123」をキーとして、返済予定データが参照されて、組換時残高(月々)「34,699,700」、組換後残高(ボーナス)「10,699,700」が自動計算されて表示される。返済予定作成ボタンが押下されると、返済予定エリアに返済予定の組み換えが計算されて展開される。
具体的には、図8に示すように、組換開始日、月々の組換後残高、ボーナス月が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降の残高を月々分とボーナス分に分割して返済予定を再計算し、この際、月々分の最終返済日までに何回ボーナス分の支払いが到来するかを予め計算しておき、ボーナス時の1回辺りの返済額を逆算して、返済予定データを組み換える。
不図示の登録ボタンを押下すると、図8に示すような組み換え後の返済予定データが記憶部206に登録される。
(2)ボーナス返済有りボーナス返済無しに変更する場合
図9~図11を参照して、返済予定をボーナス返済有からボーナス返済無しに変更する場合を説明する。
返済予定組換部102cは、返済予定組換画面において、組換区分として、ボーナス返済無からボーナス返済有が指定された場合は、組換開始日を指定し、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日時点のボーナス分の残高を月々分の残高へ合算し、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換える。
図9は、記憶部206に登録されている、組み換え前の返済予定データの例を示す図である。図10は、返済予定組換画面の表示例を示す図である。図11は、組み換え後の返済予定データの例を示す図である。
図10の返済予定組換画面において、組換区分として、「2:ボーナス有→無」を選択した場合には、組換開始日が入力可能となり、オペレータは、組換開始日を指定する。契約No、組換時残高(月々)、組換時残高(ボーナス)、組換後残高(月々)は、自動表示され(変更不可)、それ以外の項目は、入力不可に制御される。
同図に示す例では、オペレータにより、顧客No「222」、組換開始日「2023/03/15」、が指定されている。顧客No「222」をキーとして、図9の返済予定データが参照されて、組換時残高(月々)「24,000,000」、組換時残高(ボーナス)「10,699,700」、組換後残高(月々)「34,699,700」が自動表示される。返済予定作成ボタンが押下されると、返済予定エリアに返済予定の組み換えが計算されて展開される。
具体的には、図11に示すように、組換開始日が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日時点のボーナス分の残高を月々分の残高へ合算し、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換える。この場合、組換前の最終返済日よりも組み換え後の最終返済日が延びる。
不図示の登録ボタンを押下すると、図11に示すような組み換え後の返済予定データが記憶部206に登録される。
(3)一定期間返済額軽減
(I)利息のみの返済を行う(元金の返済を据え置く)場合
図12~図14を参照して、一定期間返済額軽減して利息のみの返済を行う場合を説明する。
返済予定組換部102cは、返済予定組換画面において、組換区分として、利息のみの返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、組換開始日と軽減期間を指定し、
組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間利息のみ返済とする返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換える。
図12は、記憶部206に登録されている、組み換え前の返済予定データの例を示す図である。図13は、返済予定組換画面の表示例を示す図である。図14は、組み換え後の返済予定データの例を示す図である。
図13の返済予定組換画面において、組換区分として、「3:一定期間軽減(利息のみ返済」を選択した場合には、組換開始日、軽減期間が入力可能となり、オペレータは、組換開始日、軽減期間を指定する。契約No、組換時残高(月々)は自動表示され(変更不可)、それ以外の項目は、入力不可に制御される。
同図に示す例では、オペレータにより、顧客No「345」、組換開始日「2023/03/15」、軽減期間「4ヶ月」が指定されている。顧客No「345」をキーとして、図12の返済予定データが参照されて、組換時残高(月々)「34,699,700」が自動表示される。返済予定作成ボタンが押下されると、返済予定エリアに返済予定の組み換えが計算されて展開される。
具体的には、図14に示すように、組換開始日、軽減期間が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間利息のみ返済とする返済予定を計算し、この場合、元金返済はないため、残高は減らず、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換える。この場合、組換前の最終返済日よりも組み換え後の最終返済日が延びる。
不図示の登録ボタンを押下すると、図14に示すような組み換え後の返済予定データが記憶部206に登録される。
(II)元金+利息の返済を行う(元金の返済額を軽減する)場合
図15~図17を参照して、一定期間返済額軽減して、元金と利息の返済を行う場合を説明する。
返済予定組換部102cは、返済予定組換画面において、組換区分として、元金と利息の返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、組換開始日、軽減期間、軽減時月々返済額が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間1回あたりの返済額を軽減時月々返済額とした返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換える。
図15は、記憶部206に登録されている、組み換え前の返済予定データの例を示す図である。図16は、返済予定組換画面の表示例を示す図である。図17は、組み換え後の返済予定データの例を示す図である。
図16の返済予定組換画面において、組換区分として、「4:一定期間軽減(元金+利息」を選択した場合には、組換開始日、軽減期間、軽減時月々返済額が入力可能となり、オペレータは、組換開始日、軽減期間、軽減時月々返済額を指定する。契約No、組換時残高(月々)は自動表示され(変更不可)、それ以外の項目は、入力不可に制御される。
同図に示す例では、オペレータにより、顧客No「404」、組換開始日「2023/03/15」、軽減期間「4ヶ月」、軽減時月々返済額「50,000」が指定されている。顧客No「404」をキーとして、図15の返済予定データが参照されて、組換時残高(月々)「34,699,700」が自動表示される。返済予定作成ボタンが押下されると、返済予定エリアに返済予定の組み換えが計算されて展開される。
具体的には、図17に示すように、組換開始日、軽減期間、軽減時月々返済額が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間1回あたりの返済額を軽減時月々返済額とした返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換える。この場合、組換前の最終返済日よりも組み換え後の最終返済日が延びる。
不図示の登録ボタンを押下すると、図17に示すような組み換え後の返済予定データが記憶部206に登録される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換える返済予定組換部102cを備えているので、債務者の事情に応じて柔軟に返済予定データの組み換えを行うことが可能となる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、融資管理システム100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、融資管理システム100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて融資管理システム100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、融資管理システム100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、融資管理システム100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、融資管理システム100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 融資管理システム
102 制御部
102a 申込入力部
102b 入金処理部
102c 返済予定組換部
102d 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
300 ネットワーク

Claims (8)

  1. 制御部を備えた融資管理システムであって、
    前記制御部は、
    顧客番号、返済回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、月々の融資残高、ボーナスの融資残高、融資利率を含む返済予定データにアクセス可能に構成されており、
    返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換える返済予定組換手段を備えたことを特徴とする融資管理システム。
  2. 前記組換区分は、ボーナス返済無からボーナス返済有、ボーナス返済有からボーナス返済無、利息のみの返済を行う一定期間返済額軽減、又は元金と利息の返済を行う一定期間返済額軽減を含むことを特徴とする請求項1に記載の融資管理システム。
  3. 前記返済予定組換手段は、前記組換区分として、ボーナス返済無からボーナス返済有が指定された場合には、前記返済予定組換画面において、組換開始日、月々の組換後残高、ボーナス月が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降の残高を月々分とボーナス分に分割して返済予定を再計算し、この際、月々分の最終返済日までに何回ボーナス分の支払いが到来するかを予め計算しておき、ボーナス時の1回辺りの返済額を逆算して、返済予定データを組み換えることを特徴とする請求項2に記載の融資管理システム。
  4. 前記返済予定組換手段は、前記組換区分として、ボーナス返済有からボーナス返済無が指定された場合には、前記返済予定組換画面において、組換開始日が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日時点のボーナス分の残高を月々分の残高へ合算し、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることを特徴とする請求項2に記載の融資管理システム。
  5. 前記返済予定組換手段は、前記組換区分として、利息のみの返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、前記返済予定組換画面において、組換開始日、軽減期間が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間利息のみ返済とする返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることを特徴とする請求項1に記載の融資管理システム。
  6. 前記返済予定組換手段は、前記組換区分として、元金と利息の返済を行う一定期間返済額軽減が指定された場合には、前記返済予定組換画面において、組換開始日、軽減期間、軽減時月々返済額が指定されると、組換開始日前の返済予定はそのままとして、組換開始日以降、軽減期間1回あたりの返済額を軽減時月々返済額とした返済予定を計算し、軽減期間終了後、組換前の月々返済額をもとに返済予定を再計算して、返済予定データを組み換えることを特徴とする請求項1に記載の融資管理システム。
  7. 制御部を備えた情報処理装置で実行される融資管理方法であって、
    前記制御部は、
    顧客番号、返済回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、月々の融資残高、ボーナスの融資残高、融資利率を含む返済予定データにアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において実行される、
    返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換える返済予定組換工程を含むことを特徴とする融資管理方法。
  8. 制御部を備えた情報処理装置に実行させるための融資管理プログラムであって、
    前記制御部は、
    顧客番号、返済回数、返済予定日、返済額、元金返済額、利息返済額、月々の融資残高、ボーナスの融資残高、融資利率を含む返済予定データにアクセス可能に構成されており、
    前記制御部において実行される、
    返済予定組換画面において、対象の顧客番号について、組換区分と組換開始日が指定されると、指定される組換区分及び組換開始日に基づいて、対象の顧客番号の返済予定データを組み換える返済予定組換工程を実行するための融資管理プログラム。
JP2022197412A 2022-12-09 融資管理システム、融資管理方法、及び融資管理プログラム Pending JP2024083094A (ja)

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