JP2024082583A - ブレードケース - Google Patents

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智洋 金子
和馬 田中
昌照 木村
歩 岡野
知之 長田
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Abstract

【課題】ハブタイプブレードとワッシャータイプブレードとを兼用で収容でき、ブレードケースにワッシャータイプブレードを収容してもワッシャータイプブレードが破損してしまうことを防止できるブレードケースを提供すること。【解決手段】ブレードケース1は、底板11と底板11の外周縁から立設した側壁12を有し、ハブタイプブレードの装着穴に嵌合する凸部16を備えた収容部10と、天板と天板21の外周縁から垂下した側壁22とを有する蓋部20と、収容部10と蓋部20とを開閉可能に連結するヒンジ30と、を備え、ワッシャータイプブレード210を収容するときは、収容部10に緩衝部材40を備え、緩衝部材40の上にワッシャータイプブレード210を載置し、収容部10と蓋部20を閉止状態にしたときにワッシャータイプブレード210が緩衝部材40と蓋部20によって挟持される。【選択図】図11

Description

本発明は、ブレードケースに関する。
IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスが表面に複数形成されたウェーハは、裏面が研削されて所定の厚みに形成された後、切削装置によって個々のデバイスに分割され、携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
切削装置に使用される切削ブレードは、ワッシャータイプのブレードや基台にめっきで電着されたハブタイプのブレード等が使用される。
一般に、上記切削ブレードは、運搬中の破損を防止するために、ブレードケースに収容されて、慎重に取り扱われている。
ここで、現状は、ワッシャータイプブレードとハブタイプブレードは、それぞれ別々の専用のブレードケースに収容されて、運搬されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2006-082817号公報 特開2008-280073号公報
そのため、客先の要望などにより、ワッシャータイプブレードをハブタイプブレードのブレードケースを使用して運搬する場合、ブレードケース内でワッシャーブレードが動いてしまい、ブレードが破損するという問題が発生する。
本発明の目的は、ハブタイプブレードとワッシャータイプブレードとを兼用で収容でき、ブレードケースにワッシャータイプブレードを収容してもワッシャータイプブレードが破損してしまうことを防止できるブレードケースを提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のブレードケースは、回転軸に装着する装着穴を備えた環状基台と、該環状基台の一側面外周縁に露出して砥粒を固定して形成された切刃と、を有するハブタイプブレードを収容するとともに砥粒を結合材で固定して形成されたワッシャータイプブレードを収容するブレードケースであって、底板と、該底板の外周縁から立設して形成された側壁を有し、該ハブタイプブレードの環状基台の装着穴に嵌合する凸部を中央に備えた収容部と、天板と、該天板の外周縁から垂下して形成された側壁とを有する蓋部と、該収容部と該蓋部とを開閉可能に連結するヒンジと、を備えており、該ハブタイプブレードを収容できる構成となっており、該ワッシャータイプブレードを収容するときは、該収容部に緩衝部材を備え、該緩衝部材の上に該ワッシャータイプブレードを載置し、該収容部と該蓋部を閉止状態にしたときに、該ワッシャータイプブレードが、該緩衝部材と該蓋部によって挟持されることを特徴とする。
本発明は、ハブタイプブレードとワッシャータイプブレードとを兼用で収容でき、ブレードケースにワッシャータイプブレードを収容してもブレードが破損してしまうことを防止できるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るブレードケースの構成例を示す斜視図である。 図2は、図1に示されたブレードケースに収容されるハブタイプブレードが装着される切削装置の切削ユニットを分解して示す斜視図である。 図3は、図1に示されたブレードケースの収容部にハブタイプブレードを収容した状態を示す断面図である。 図4は、図3に示されたブレードケースの収容部と蓋部とが閉止状態に位置付けられた状態を示す断面図である。 図5は、図1に示されたブレードケースに収容されるワッシャータイプブレードを示す斜視図である。 図6は、図1に示されたブレードケースに緩衝部材を取り付ける状態を示す斜視図である。 図7は、図1に示されたブレードケースに緩衝部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 図8は、図7に示された緩衝部材上にワッシャータイプブレードを載置する状態を示す斜視図である。 図9は、図7に示された緩衝部材上にワッシャータイプブレードを載置した状態を示す斜視図である。 図10は、図7に示された緩衝部材上にワッシャータイプブレードを載置した状態を示す断面図である。 図11は、図10に示されたブレードケースの収容部と蓋部とが閉止状態に位置付けられた状態を示す断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係るブレードケースを図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係るブレードケースの構成例を示す斜視図である。図2は、図1に示されたブレードケースに収容されるハブタイプブレードが装着される切削装置の切削ユニットを分解して示す斜視図である。図3は、図1に示されたブレードケースの収容部にハブタイプブレードを収容した状態を示す断面図である。図4は、図3に示されたブレードケースの収容部と蓋部とが閉止状態に位置付けられた状態を示す断面図である。図5は、図1に示されたブレードケースに収容されるワッシャータイプブレードを示す斜視図である。
(ハブタイプブレード)
実施形態1に係る図1に示すブレードケース1は、ハブタイプブレード200を収容するケースである。実施形態1に係るブレードケース1により収容されるハブタイプブレード200は、図2に示された切削装置100の切削ユニット101の回転軸であるスピンドル102に装着される。切削装置100は、被加工物に切削加工を施す加工装置である。
切削装置100の加工対象の被加工物は、例えば、シリコン、ガリウムヒ素、SiC(炭化ケイ素)又はサファイアなどを母材とする円板状の半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハである。被加工物は、表面に格子状に形成された複数の分割予定ラインによって格子状に区画された領域にデバイスが形成されている。
デバイスは、例えば、IC(Integrated Circuit)又はLSI(Large Scale Integration)等の集積回路、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサ、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)又は各種のメモリ(半導体記憶装置)である。
また、切削装置100が切削加工する被加工物は、中央部が薄化され、外周部に厚肉部が形成された所謂TAIKO(登録商標)ウエーハでもよく、ウエーハの他に、樹脂により封止されたデバイスを複数有した矩形状のQFN(Quad Flat No leaded)パッケージ基板等の樹脂パッケージ基板、セラミックス基板、フェライト基板、又はニッケル及び鉄の少なくとも一方を含む基板、ガラス基板等でも良い。
図2に示された切削装置100は、図示しない保持テーブルに保持された被加工物を切削加工する切削ユニット101を備えている。切削ユニット101は、ハブタイプブレード200がスピンドル102に装着され、保持テーブルに保持された被加工物を切削加工する加工ユニットである。
切削ユニット101は、図2に示すように、スピンドルハウジング103と、スピンドル102と、スピンドル102の先端に固定されるブレードマウント104と、ナット105とを備える。スピンドルハウジング103は、切削装置の図示しない割り出し送りユニット及び切り込み送りユニットにより軸心方向及び鉛直方向に移動自在に設けられている。
スピンドル102は、スピンドルハウジング103に軸心回りに回転自在に設けられかつ図示しないスピンドルモータにより軸心回りに回転される。スピンドル102は、先端がスピンドルハウジング103の先端面から突出している。
ブレードマウント104は、スピンドル102の先端に固定される。ブレードマウント104は、ハブタイプブレード200が挿入される円筒状のボス部106と、ボス部106のスピンドルハウジング103寄りの一端部の外周に形成されたブレード支持部107とを有する。ボス部106は、直線状に延在し、外径が全長に亘ってハブタイプブレード200の後述する装着穴201の内径と略等しく形成されている。なお、ボス部106の外径がハブタイプブレード200の装着穴201の内径と略等しいとは、ボス部106の外周面と装着穴201の内周面とが少なくとも複数個所で互いに接触することが可能な程度に外径と内径とが等しいことを示している。
ブレード支持部107は、ボス部106のスピンドルハウジング103寄りの一端から径方向に沿って外周方向に突出してボス部106の外径よりも大径な円環状に形成されている。ブレード支持部107は、外周縁部に設けられかつハブタイプブレード200と接触して、ハブタイプブレード200を支持する環状の端面108を含む。ボス部106とブレード支持部107とは、同軸に配置されている。また、ブレードマウント104は、ボス部106の他端部の外周に雄ネジ109が形成されている。ナット105は、雄ネジ109の外周に螺合して、ボス部106を装着穴201内に通したハブタイプブレード200をブレードマウント104との間で挟んで固定する。
ハブタイプブレード200は、略リング形状を有する極薄の切削砥石である。実施形態1において、ハブタイプブレード200は、図1及び図3に示すように、中央にボス部106が挿入される装着穴201を備えた円環状の環状基台202と、環状基台202の周縁から外周へ突出して形成されて、被加工物を切削する円環状の切刃203と、を有する。
環状基台202は、外径が軸心方向に変化する扁平な裁頭円錐状と裁頭円錐部204と、裁頭円錐部の小径側に連なった円環状の円環部205とを一体に備えている。裁頭円錐部204と円環部205とは、互いに同軸に設けられ、中央に装着穴201が貫通している。
装着穴201は、内側にボス部106が挿入されて、ブレードマウント104にハブタイプブレード200を装着するための孔である。装着穴201が内側にボス部106が挿入されることで、ブレードマウント104を介してハブタイプブレード200をスピンドル102に装着する。
切刃203は、環状基台202の裁頭円錐部204の大径側の一側面206の外周縁に露出して設けられ、外径が環状基台202の大径側の一側面206の外径よりも大径の円環状に形成されている。切刃203は、環状基台202の一側面206の周縁から全周に亘って外周に突出して形成されている。切刃203は、ダイヤモンドやCBN(Cubic Boron Nitride)等の砥粒がNiメッキ等で固定して形成されて、所定厚みに形成されている。ハブタイプブレード200は、環状基台202、装着穴201及び切刃203が互いに同軸に配置されている。
前述した構成のハブタイプブレード200は、装着穴201内にボス部106が挿入され、端面108に環状基台202の一側面206を接触させた状態で、端面108により支持され、ナット105がボス部106に形成された雄ネジ109の外周に螺合することにより、ブレードマウント104のブレード支持部107とナット105とによって挟持されて、ブレードマウント104に固定される。
なお、ハブタイプブレード200は、切削ユニット101のスピンドル102に装着されると、スピンドル102の軸心と同軸に位置付けられる。
(ブレードケース)
次に、ブレードケース1を説明する。ブレードケース1は、前述したハブタイプブレード200を収容するものである。ブレードケース1は、図1、図3及び図4に示すように、収容部10と、蓋部20と、ヒンジ30とを備えている。
収容部10は、平坦な平板状の底板11と、底板11の外周縁から立設して形成された側壁12とを有して、側壁12の底板11から離れた側の縁で囲まれた開口13が形成された扁平な箱状に形成されている。底板11は、表面上にハブタイプブレード200が載置される。実施形態1では、側壁12は、底板11の外周縁から全周に亘って立設して、外周面に平坦な平坦面14と曲面の湾曲面15とが形成されている。
また、収容部10は、底板11の中央に平面形が円形の凸部16を備え、凸部16の外周にリング状の受け止め凸部17を備えている。凸部16,17は、底板11の表面から凸に形成され、互いに同軸となる位置に配置されている。凸部16は、外径が装着穴201の内径と等しい。凸部16は、図3に示すように、ハブタイプブレード200の環状基台202の装着穴201内に侵入して、装着穴201に嵌合する。凸部16は、装着穴201に嵌合して収容部10内にハブタイプブレード200を位置決めする。
受け止め凸部17は、底板11の表面からの突出量が凸部16の底板11の表面からの突出量よりも小さい。受け止め凸部17は、凸部16に装着穴201が嵌合したハブタイプブレード200の環状基台202の一側面206に接触して、ハブタイプブレード200の切刃203が、底板11及び側壁12に接触することを規制する。
蓋部20は、天板21と、天板21の外周縁から垂下して形成された側壁22とを有する。天板21は、平面形状が底板11と同形状の平板上に形成されている。側壁22は、天板21の外周縁から全周に亘って垂下して、外周面に平坦な平坦面24と曲面の湾曲面25が形成されている。
ヒンジ30は、収容部10の側壁12と天板21の側壁22とを連結し、収容部10と蓋部20とを開閉可能に連結している。実施形態1では、ブレードケース1は、合成樹脂等で構成され、収容部10と、蓋部20と、ヒンジ30とが一体に形成され、ヒンジ30が収容部10及び蓋部20よりも薄く形成されて、可撓性を有している。実施形態1では、ヒンジ30は、収容部10と蓋部20の外周面に湾曲面15,25が形成された側壁12,22から最も離れた外周面に平坦面14,24が形成された側壁12,22同士を連結している。
ヒンジ30は、底板11と、天板21とが互いに重なることなく収容部10の開口13が開放された図3に示す開放状態と、底板11と、天板21とが互いに間隔をあけて重なりでかつ蓋部20が収容部10の開口13を閉止した図4に示す閉止状態とに亘って、収容部10と蓋部20とを変位自在に連結している。閉止位置では、収容部10の側壁12の外周面と蓋部20の側壁22の外周面とが略同一平面上に位置する。
また、ブレードケース1は、閉止状態において互いに係合する係合部18,28が収容部10と蓋部20とに設けられている。収容部10は、側壁12,22のヒンジ30から最も離れた位置即ち外周面に湾曲面15,25が形成された側壁12,22に設けられている。
ブレードケース1は、凸部16が図3に示すように装着穴201に嵌合し、受け止め凸部17が環状基台202の一側面206に接触して、収容部10内にハブタイプブレード200を収容する。また、ブレードケース1は、例えば、ヒンジ30により収容部10に対して蓋部20が回転されて、収容部10と蓋部20とが図4に示すように閉止状態に位置付けられて係合部18,28が互いに係合して、ハブタイプブレード200を内側に収容する。このように、ブレードケース1は、ハブタイプブレード200を収容できる構成となっている。
また、実施形態1に係るブレードケース1は、図5に示すワッシャータイプブレード210も収容する。ワッシャータイプブレード210は、砥粒を結合材で固定して形成されたリング状の切刃213のみからなる切削ブレードである。実施形態1に係るワッシャータイプブレード210は、中央にスピンドル102に装着される円形の装着穴211を備えている。実施形態1では、ワッシャータイプブレード210の装着穴211の内径は、ブレードケース1に収容されるハブタイプブレード200の装着穴201の内径よりも大きく、ワッシャータイプブレード210の外径は、ブレードケース1に収容されるハブタイプブレード200の切刃203の外径よりも小さい。
(ワッシャータイプブレードの収容方法)
次に、前述した構成のブレードケース1にワッシャータイプブレード210を収容する収容方法を説明する。図6は、図1に示されたブレードケースに緩衝部材を取り付ける状態を示す斜視図である。図7は、図1に示されたブレードケースに緩衝部材を取り付けた状態を示す斜視図である。図8は、図7に示された緩衝部材上にワッシャータイプブレードを載置する状態を示す斜視図である。図9は、図7に示された緩衝部材上にワッシャータイプブレードを載置した状態を示す斜視図である。図10は、図7に示された緩衝部材上にワッシャータイプブレードを載置した状態を示す断面図である。図11は、図10に示されたブレードケースの収容部と蓋部とが閉止状態に位置付けられた状態を示す断面図である。
ブレードケース1がワッシャータイプブレード210を収容するときには、開放状態において収容部10に図6に示す緩衝部材40を取り付ける。即ち、ブレードケース1がワッシャータイプブレード210を収容するときには、収容部10に緩衝部材40を備える。実施形態1において、緩衝部材40は、ウレタン樹脂、ゴム、スポンジ状の部材等の変形自在な材質により構成され、中央に設けられた嵌合穴41の内径が凸部16の外径と等しく外径がワッシャータイプブレード210の外径よりも大きな円環状に形成されている。また、実施形態1において、緩衝部材40は、厚みが閉止状態の受け止め凸部17と天板21との間隔からワッシャータイプブレード210の厚みを引いた値以上に形成されている。
ブレードケース1は、図7及び図8に示すように、開放状態において収容部10の凸部16が緩衝部材40の嵌合穴41の内側に侵入して嵌合穴41に嵌合して、緩衝部材40を底板11上に位置付けて受け止め凸部17に接触させて、緩衝部材40を収容部10に収容する。ブレードケース1がワッシャータイプブレード210を収容するときには、開放状態において、ブレードケース1は、図9及び図10に示すように、装着穴211内に凸部16を位置付けられた状態で緩衝部材40上に載置されて、ワッシャータイプブレード210を収容部10内に収容する。
ブレードケース1は、例えば、ヒンジ30により収容部10に対して蓋部20が回転されて、収容部10と蓋部20とが図11に示すように閉止状態に位置付けられて係合部18,28が互いに係合して、ハブタイプブレード200を内側に収容する。すると、緩衝部材40が前述した厚みであるので、ワッシャータイプブレード210が緩衝部材40と蓋部20とによって挟持されて、ワッシャータイプブレード210の切刃213の先端が収容部10及び蓋部20から間隔あけた位置に、ワッシャータイプブレード210がブレードケース1内で位置決めされる。
このように、実施形態1に係るブレードケース1は、ワッシャータイプブレード210を収容するときは、収容部10に緩衝部材40を備え、緩衝部材40の上にワッシャータイプブレード210を載置し、収容部10と蓋部20を閉止状態にしたときに、ワッシャータイプブレード210が、緩衝部材40と該蓋部20によって挟持される。
以上説明したように、実施形態1に係るブレードケース1は、ハブタイプブレード200を収容するものであるとともに、収容部10に緩衝部材40を備えることで、ワッシャータイプブレード210を切刃213の先端が収容部10及び蓋部20から間隔をあけた位置に位置決めして収容することができる。このために、実施形態1に係るブレードケース1は、ワッシャータイプブレード210を収容してもワッシャータイプブレード210が破損してしまうことを防止できるという効果を奏する。
その結果、実施形態1に係るブレードケース1は、ハブタイプブレード200とワッシャータイプブレード210とを兼用で収容でき、ブレードケース1にワッシャータイプブレード210を収容してもワッシャータイプブレード210が破損してしまうことを防止できるという効果を奏する。
なお、実施形態1では、以下のワッシャータイプブレードの収容方法が得られる。
(付記1)
回転軸に装着する装着穴を備えた環状基台と、該環状基台の一側面外周縁に露出して
砥粒をNiめっきで固定して形成された切刃と、を有するハブタイプブレードを収容するブレードケースに砥粒を結合材で固定して形成されたワッシャータイプブレードを収容するワッシャータイプブレードの収容方法であって、
ブレードケースの底板と該底板の外周縁から立設して形成された側壁を有し該ハブタイプブレードの環状基台の装着穴に嵌合する凸部を中央に備えた収容部に変形自在な材質で構成された緩衝部材を取り付け、
該緩衝部材の上に該ワッシャータイプブレードを載置し、該収容部と該蓋部を閉止状態にして、該ワッシャータイプブレードを該緩衝部材と該蓋部によって挟持する
ことを特徴とするワッシャータイプブレードの収容方法。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。なお、実施形態1では、ワッシャータイプブレード210は、切刃213のみで構成されているが、本発明では、切刃213が円環状の基台に貼り付けた所謂貼付ブレードでも良い。即ち、本発明では、貼付ブレードをブレードケース1に収容する際に、収容部10に緩衝部材40を取り付けて、緩衝部材40の上に載置し、収容部10と蓋部20を閉止状態にして、緩衝部材40と蓋部20によって挟持しても良い。
1 ブレードケース
10 収容部
11 底板
12 側壁
16 凸部
20 蓋部
21 天板
22 側壁
30 ヒンジ
40 緩衝部材
102 スピンドル(回転軸)
200 ハブタイプブレード
201 装着穴
202 環状基台
203 切刃
206 一側面
210 ワッシャータイプブレード

Claims (1)

  1. 回転軸に装着する装着穴を備えた環状基台と、該環状基台の一側面外周縁に露出して
    砥粒を固定して形成された切刃と、を有するハブタイプブレードを収容するとともに砥粒を結合材で固定して形成されたワッシャータイプブレードを収容するブレードケースであって、
    底板と、該底板の外周縁から立設して形成された側壁を有し、該ハブタイプブレードの環状基台の装着穴に嵌合する凸部を中央に備えた収容部と、
    天板と、該天板の外周縁から垂下して形成された側壁とを有する蓋部と、
    該収容部と該蓋部とを開閉可能に連結するヒンジと、を備えており、
    該ハブタイプブレードを収容できる構成となっており、
    該ワッシャータイプブレードを収容するときは、該収容部に緩衝部材を備え、
    該緩衝部材の上に該ワッシャータイプブレードを載置し、該収容部と該蓋部を閉止状態にしたときに、該ワッシャータイプブレードが、該緩衝部材と該蓋部によって挟持される
    ことで収容されるブレードケース。
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